JP2003315274A - シート表皮の商品性評価方法及び商品性評価システム - Google Patents

シート表皮の商品性評価方法及び商品性評価システム

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JP2003315274A
JP2003315274A JP2002119705A JP2002119705A JP2003315274A JP 2003315274 A JP2003315274 A JP 2003315274A JP 2002119705 A JP2002119705 A JP 2002119705A JP 2002119705 A JP2002119705 A JP 2002119705A JP 2003315274 A JP2003315274 A JP 2003315274A
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JP
Japan
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texture
skin
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color pattern
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JP2002119705A
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English (en)
Inventor
Yoshio Yamada
嘉夫 山田
Hiroko Kamisaki
浩子 上▲崎▼
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Toyota Motor Corp
Original Assignee
Toyota Motor Corp
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Publication date
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  • Investigating Materials By The Use Of Optical Means Adapted For Particular Applications (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【課題】シート表皮の商品性は、見た目の質感、手触り
感、色柄の好感度などの官能評価が行われており、評価
基準が曖昧であった。 【解決手段】質感定量化部10において繊維の粗密度を
質感指数に換算し、色柄定量化部20においてシート表
皮のベース色、同系色及び異系色の各面積割合をもとに
色柄指数を設定し、肌触り定量化部40においてシート
表皮の摩擦状態を肌触りの好感度指数に換算する。この
ような評価システムを構成することで、シート表皮の商
品性評価の3要素となるシート表皮の質感、色柄好感度
及び肌触り感について、それぞれ定量的に評価すること
が可能となる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、車両或いは列車な
どのシートや内装等に使用するシート表皮の商品性を評
価する、シート表皮の商品性評価方法及び商品性評価シ
ステムに関する。
【0002】
【従来の技術】車両のシート表皮には様々な種類が存在
しており、例えば車両の高級感を演出する場合などにシ
ート表皮も大きな役割を担っているため、このような各
種のシート表皮の商品性を把握することが重要となる。
従来から行われているシート表皮の評価方法としては、
目視による質感の程度を段階評価したり、手触りの良し
悪しを段階評価するなど、いわゆる官能評価が一般的に
行われてきた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、このような官
能評価では、評価者の主観に大きく作用されてしまい、
評価基準が曖昧となっていた。そこで、評価者の主観に
依らず、シート表皮の商品性を客観的に、すなわち定量
的に評価することが望まれているが、従来、このような
シート表皮の商品性を定量的に評価する手法は存在しな
かった。なお、特開平11−94767号公報には、不
織布等のシートの品質を示す繊維の分布状態を、定量的
に評価する手法が開示されているが、単に、繊維分布の
均一度をもって、シート表皮の商品性を評価できるもの
ではない。
【0004】本発明は、このような課題を解決すべく成
されたものであり、その目的は、シート表皮の商品性を
定量的に評価し得るシート表皮の商品性評価方法及び商
品性評価システムを提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】請求項1にかかるシート
表皮の商品性評価方法は、コンピュータを用いて、シー
ト表皮の商品性を評価するシート表皮の商品性評価方法
であって、評価対象となるシート表皮に表出した繊維の
粗密度を求め、この求めた粗密度を、シート表皮の質感
を評価する質感指数に換算する質感評価ステップ、評価
対象となるシート表皮について、このシート表皮のベー
ス色となる色が施されたシート表皮の面積割合と、この
ベース色と同系色の色柄が施された面積割合と、このベ
ース色と異系色の色柄が施された面積割合とをそれぞれ
求め、前記ベース色、同系色及び異系色の各面積割合を
もとに、シート表皮の色柄好感度を評価する色柄指数と
して設定する色柄評価ステップ、シート表皮の摩擦状態
とシート表皮の肌触り感との関係を示す相関データをも
とに、測定されたシート表皮の摩擦状態を、シート表皮
の肌触り感を評価する肌触り指数に換算する肌触り評価
ステップのうち、少なくとも1つの評価ステップを備え
る。
【0006】シート表皮の商品性を評価する際には、シ
ート表皮の質感、色柄好感度、肌触り感のいずれか単独
の評価結果をもって、或いは複数の評価結果を総合的に
勘案して評価する場合がある。そこで、シート表皮の質
感を評価する質感評価ステップ、色柄の好感度を評価す
る色柄評価ステップ、シート表皮の肌触り感を評価する
肌触り評価ステップのち、少なくともいずれかの評価ス
テップを実施し、その結果を、シート表皮の商品性を評
価する際の指標とする。
【0007】質感評価ステップでは、繊維の粗密度とシ
ート表皮の質感との間の相関関係をもとに質感について
の定量化を図る。また、色柄評価ステップでは、シート
表皮に施された色の面積割合をもとに色柄の好感度につ
いての定量化を図る。さらに肌触り評価ステップでは、
シート表皮の摩擦状態をもとに肌触り感について定量化
を図る。
【0008】なお、このように実施するシート表皮の商
品性評価方法は、前述した3つ評価ステップの全てが存
在することを必ずしも前提とするものではなく、評価対
象となる評価ステップのみを単独で実施する場合も含む
ものとする。
【0009】請求項2にかかるシート表皮の商品性評価
方法は、請求項1記載のシート表皮の商品性評価方法に
おいて、質感評価ステップ、色柄評価ステップ及び肌触
り評価ステップのうち、少なくとも2つの評価ステップ
を備えており、この少なくとも2つの評価ステップによ
って得られる各指数の重み付け和をもとに、シート表皮
の商品性を評価する商品性評価ステップをさらに備え
る。
【0010】複数の観点からシート表皮の商品性を評価
した場合、商品性に与える影響度の大小を考慮して総合
的に評価することで、商品性の程度をより正確に定量化
できる。そこでこのような商品性に与える影響度に応じ
て、各評価ステップによって得られる各指数に重み付け
を施すこととし、商品性評価ステップでは、この重み付
け和をもってシート表皮の商品性を評価する。
【0011】なお、この重み付けは、商品性評価ステッ
プにおいて実施するか、或いは、商品性評価ステップ以
外の各評価ステップにおいて予め重み付けを施して指数
化してもよい。
【0012】請求項3にかかるシート表皮の商品性評価
方法は、請求項2記載のシート表皮の商品性評価方法に
おいて、質感評価ステップ、色柄評価ステップ及び肌触
り評価ステップを備えており、商品性評価ステップは、
質感指数>肌触り指数>色柄指数となるような重み付け
がなされた、質感指数、肌触り指数及び色柄指数の重み
付け和をもとに、シート表皮の商品性を評価する。
【0013】シート表皮の商品性を判断する際には、シ
ート表皮の質感にもっとも重きを置いており、次いで肌
触り感、色柄感の順であることを見出した。そこで、求
めた質感指数、色柄指数及び肌触り指数に対して、質感
指数>肌触り指数>色柄指数となるような重み付けを施
した重み付け和を得ることにより、商品性評価ステップ
では、このような重み付け和をもとにシート表皮の商品
性を総合的に評価する。
【0014】請求項4にかかるシート表皮の商品性評価
システムは、シート表皮の商品性を評価するシート表皮
の商品性評価システムであって、評価対象となるシート
表皮に表出した繊維の粗密度を、シート表皮の質感を評
価する質感指数に換算する質感定量化部、評価対象とな
るシート表皮について、このシート表皮のベース色とな
る色が施されたシート表皮の面積割合と、このベース色
と同系色の色柄が施された面積割合と、このベース色と
異系色の色柄が施された面積割合とをもとに、このシー
ト表皮の色柄の好感度を評価する色柄指数に換算する色
柄定量化部、シート表皮の摩擦状態とシート表皮の肌触
り感との関係を示す相関データをもとに、測定されたシ
ート表皮の摩擦状態を、シート表皮の肌触り感を評価す
る肌触り指数に換算する肌触り定量化部のうち、少なく
ともいずれかの定量化部を備えて構成する。
【0015】シート表皮の商品性を評価する際には、シ
ート表皮の質感、色柄好感度、肌触り感のいずれか単独
の評価結果をもって、或いは複数の評価結果を総合的に
勘案して評価する場合がある。そこで、シート表皮の質
感を定量化する質感定量化部、色柄の好感度を定量化す
る色柄定量化部、シート表皮の肌触り感を定量化する肌
触り定量化部のうち、少なくともいずれかの定量化部を
備えることとし、この定量化部において換算された指数
を、シート表皮の商品性を評価する際の指標とする。
【0016】請求項5にかかるシート表皮の商品性評価
システムは、請求項4にかかるシート表皮の商品性評価
システムにおいて、質感定量化部、色柄定量化部及び肌
触り定量化部のうち、少なくとも2つの定量化部を備え
ており、この少なくとも2つの定量化部から得られる各
指数の重み付け和をもとに、シート表皮の商品性を評価
する商品性評価部をさらに備えて構成する。
【0017】複数の観点からシート表皮の商品性を評価
した場合、商品性に与える影響度の大小を考慮して総合
的に評価することで、商品性の程度をより正確に定量化
できる。そこでこのような商品性に与える影響度に応じ
て、各定量化部において得られる各指数に重み付けを施
すこととし、商品性定量化部では、この重み付け和をも
ってシート表皮の商品性を評価する。
【0018】なお、この重み付けは、商品性定量化部に
おいて実施するか、或いは、商品性定量化部以外の各定
量化部において予め重み付けを施して指数化してもよ
い。
【0019】請求項6にかかるシート表皮の商品性評価
システムは、請求項5にかかるシート表皮の商品性評価
システムにおいて、質感定量化部、色柄定量化部及び肌
触り定量化部を備えており、商品性評価部は、質感指数
>肌触り指数>色柄指数となるような重み付けが施され
た、質感指数、肌触り指数、色柄指数の重み付け和をも
とに、シート表皮の商品性を評価する。
【0020】シート表皮の商品性を判断する際には、シ
ート表皮の質感にもっとも重きを置いており、次いで肌
触り感、色柄感の順であることを見出した。そこで、各
定量化部において定量化された質感指数、色柄指数及び
肌触り指数に対して、質感指数>肌触り指数>色柄指数
となるような重み付けを施した重み付け和を得ることに
より、商品性定量化部では、このような重み付け和をも
とにシート表皮の商品性を総合的に評価する。
【0021】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態につい
て、添付図面を参照して説明する。
【0022】図1に実施形態にかかるシート表皮の商品
性評価システムの構成を概略的に示す。このシート表皮
の商品性評価システムは、シート表皮の商品性に関し、
シート表皮の質感、肌触り感及び色柄好感度の3つの要
素から、シート表皮の商品性を定量的に評価するコンピ
ュータシステムであり、質感定量化部10、肌触り定量
化部20、色柄定量化部30等を備えている。
【0023】まず、質感定量化部10について説明す
る。質感定量化部10はシート表皮の質感を定量的に評
価する処理部であり、入力部40から入力される繊維の
粗密状態を示す数値、又はカメラ50で撮像されたシー
ト表皮表面の撮像結果をもとに質感の定量化を実施す
る。
【0024】シート表皮の種類としては、タテ糸とヨコ
糸とを規則的に交錯させて平面状に織り上げた平面織物
と、このような平面織にパイル糸(輪奈や切毛)を立体
的に織り込むことで、起毛を形成したパイル織物とに大
別することができる。そして単位面積当たりのシート表
皮に表出する繊維の粗密状態を粗密度と称すると、この
ような平面織物とパイル織物のそれぞれの特徴を踏まえ
て、平面織物に関する粗密度の算出方法とパイル織物に
関する粗密度の算出方法とを、個々に規定している。
【0025】平面織物は、前述したようにタテ糸とヨコ
糸とが平面的に織り込まれて構成されていることから、
単位面積当たりのシート表皮表面に現れている糸の本数
と糸の太さとをもとに粗密度Aを、「粗密度A=タテ糸
密度*ヨコ糸密度」として算出することとする。
【0026】例えば図2に模式的に示すように、シート
表皮における所定の大きさの評価領域(例えば1インチ
四方の領域)内において、何本のタテ糸Iが横方向に沿
って配列しているかを数計する。その結果、1インチ
(=25.4mm)内にN1本のタテ糸Iが配列してい
る場合には、タテ糸Iの太さをd1mmとすると、この
評価領域内における繊維の横密度GWはGW=N1*d
1/25.4として求めることができる。ヨコ糸Wに関
しても同様にして、この同じ評価領域内において何本の
ヨコ糸Wが縦方向に沿って配列しているかを数計し、そ
の結果、1インチ(=25.4mm)内にN2本のヨコ
糸Wが配列している場合には、ヨコ糸Wの太さをd2m
mとすると、この評価領域内における繊維の縦密度GI
はGI=N2*d2/25.4として求めることができ
る。これらの結果より、この正方形の評価領域内におけ
る粗密度Aは、粗密度A=GW*GIとして求められ
る。
【0027】これに対しパイル織物は、図3に示すよう
にタテ糸Iとヨコ糸Wと交錯させて織り上げた平面織り
に対して、さらにパイル糸Pが起毛するような状態に織
り込まれており、1本のパイル糸は、フィラメントと呼
ばれる細径の繊維が、例えば36本、46本などの所定
本数集まって構成されている。市場調査の結果、パイル
織物に関しては、1本のパイル糸Pを構成するフィラメ
ント数が多いほど、パイル糸Pの本数密度が高いほど、
またパイル糸Pの毛足が長いほど、シート表皮の質感が
高いと評価される傾向にあることが見出された。そこ
で、パイル織物に関する粗密度Bは、「粗密度B=パイ
ル糸の縦方向密度*パイル糸の横方向密度*パイル糸の
長さ*フィラメント数」として算出することとする。こ
のようにして求める粗密度Bは、単位面積当たりのシー
ト表皮表面に現れている総フィラメント量を概算的に求
めた値として設定されることになる。なお「パイル糸の
縦方向密度*パイル糸の横方向密度」は単位面積当たり
に織り込まれたパイル糸の総数に対応するため、例えば
1インチ四方の評価領域内に何本のパイル糸Pが織り込
まれているかを実際に数計し、その数計結果を面積(1
インチ*1インチ)で割ることで求めても良い。
【0028】従って質感定量化部10には、評価対象が
平面織物かパイル織物かを示す織物の種類情報と、前述
のようにして算出された粗密度A又はBの値が、入力部
30から与えられ、質感定量化部10では、粗密度A又
はBの値をシート表皮の質感を評価する質感指数に換算
する。質感定量化部10には、例えば図4、図5にグラ
フ化して示すような、粗密度A、Bの値をシート表皮の
質感を評価する質感指数に換算する変換関数が備えられ
ており、このような変換関数をもとに粗密度A、Bの値
を質感指数に変換する。このシート表皮の質感は、シー
ト表皮の商品性評価に関して、後述する肌触り感、色柄
感に比べて重要視されることが市場調査の結果明らかに
なったため、質感指数に対しては「3」の重み付けを施
すこととしており、図4、図5に示すように質感指数は
「0」から「3」の範囲の値を取り得る。
【0029】なお、入力部30から粗密度A、Bの値を
直接入力する以外にも、シート表皮の仕様書などをもと
に、粗密度A、Bの算出に必要な数値を入力部30から
入力し、質感定量化部10において粗密度A、Bを求め
る演算処理を実行させても良い。また、平面織物及びパ
イル織物の表面を撮像した参照画像データを各粗密度に
応じて備えることとし、入力部30から与えられる織物
の種類情報と、カメラ50によって撮像された、評価対
象となるシート表皮の画像データをもとに、予め備えた
参照画像データと比較することで、該当する粗密度を判
定する手法を採用することもできる。
【0030】次に、肌触り定量化部20について説明す
る。肌触り定量化部20はシート表皮の肌触り感を定量
的に評価する処理部であり、入力部30から入力され
る、シート表皮の摩擦状態を示す数値をもとに肌触り感
の定量化を実施する。
【0031】このシート表皮の摩擦状態は、例えば次の
ようにして測定する。図6に模式的に示すように、平坦
な検査台100の上に、評価対象となるシート表皮11
0を、そのおもて面が上になるように固定し、このシー
ト表皮110の上に、予め定められた所定形状で所定の
重さを有する基準おもり120を乗せる。そして、この
状態から検査台100の傾斜が大きくなるように検査台
100を徐々に傾動させ、基準おもり120がシート表
皮110上を滑り出す際の検査台100の傾斜角度を
「摩擦角θ」として測定する。従って測定結果となる摩
擦角θの値が低いほど、評価対象となったシート表皮の
摩擦が低いことになる。
【0032】肌触り定量化部20は、このような測定手
法によって測定された摩擦角θをもとに、肌触り感の定
量化を実施するが、この定量化を行うため、肌触り感の
良し悪しを示す指標となる肌触り指数(肌触りの好感度
指数)と、シート表皮の摩擦状態を示す摩擦角θとの関
係を規定した変換チャートを備えている。
【0033】この変換チャートは次のようにして作成さ
れたものである。まず、図6に示した手法によって測定
した摩擦角θがそれぞれ異なる、例えば8枚のシート表
皮を用意し、被験者50人に各シート表皮を触ってもら
い、肌触り感(手触り感)が良いと答えたシート表皮の
順に、8点、7点、6点・・・・1点と評価点を与える
こととし、全被験者による評価点を各シート表皮毎に集
計し、この処理を平面織物とパイル織物についてそれぞ
れ実施した。そして、各シート表皮の摩擦状態(静摩
擦)を示す摩擦角θと、それぞれのシート表皮に関する
肌触り感の評価点の集計値との関係をまとめると、図7
のグラフに示すような結果となった。そこで図7に示す
グラフを、測定した摩擦角θを肌触り指数に変換する変
換チャートとして用いることとしたものである。シート
表皮の肌触り感は、シート表皮の商品性評価に関して、
前述したシート表皮の質感に次いで重要視されることが
市場調査の結果明らかになったため、肌触り指数に対し
ては「2」の重み付けを施すこととし、肌触り感の評価
点数の集計値が最も大きかった値を、肌触り指数「2」
として規定した。そして、評価点数の集計値の最小値
は、50人全ての被験者が最低評価の1点として評価し
た場合の「50」であり、最大と最小との間の肌触り指
数を一次線形補間によって設定して、図7における肌触
り指数を示す縦軸とした。なお、図示は省略したが、図
7の結果を、摩擦角θのタンジェント値を横軸に、評価
点数の集計値を縦軸として示すと、タンジェント値1.
2を中央値とした正規分布となる。
【0034】肌触り定量化部20は、このようにして規
定された図7の変換チャートを備えており、評価対象が
平面織物かパイル織物かを示す織物の種類情報と、測定
された摩擦角θとが入力部30から肌触り定量化部20
に与えられ、肌触り定量化部20では、織物の種類に応
じた摩擦角θを、シート表皮の肌触り感を評価する肌触
り指数に換算することで、シート表皮の肌触り感の定量
化を実施している。
【0035】次に、シート表皮に施された色柄に対する
好感度を定量的に評価する、色柄定量化部40について
説明する。市場調査の結果、シート表皮の色柄に関して
は、シート表皮のベース色に対して、異系色であって大
柄の色柄よりも、同系色であって小柄の色柄が好まれる
傾向があることが分かった。この結果を踏まえ、色柄定
量化部40では、シート表皮のベース色の面積割合、ベ
ース色と同系色の色柄が施された面積割合、ベース色と
異系色の色柄が施された面積割合をもとに、シート表皮
の色柄の好感度を定量的に評価することとした。
【0036】従って色柄定量化部40では、カメラ50
で撮像されたシート表皮表面の撮像結果などをもとに、
シート表皮に施された色柄に対する好感度の定量化を実
施する。なお、後述する、ベース色領域210が占める
面積割合、同系色柄領域220が占める面積割合、異系
色柄領域230が示す面積割合を、例えばパイル糸の本
数を数えるなどの他の手法によって求めた場合にには、
その結果を入力部30から入力するようにしても良い。
【0037】図8に、カメラ50で撮像されたシート表
皮表面の撮像結果を模式的に示す。参照符号200とし
て示す正方形の領域が、カメラ50で撮像されたシート
表皮表面の撮影映像の全面を示しており、この撮影映像
200内に白地で示す領域はこのシート表皮のベース色
が施されたベース色領域210を示しており、ハッチン
グを付して示した領域はこのベース色に対して同系色が
施された同系色柄領域220を示し、またクロスハッチ
ングを付して示した領域はこのベース色に対して異系色
が施された異系色柄領域230を示している。
【0038】色柄定量化部40では、図8で示すような
シート表皮表面の撮影映像200を解析することで、所
定の色で構成される画素数を色毎に積算するなどにより
色相の分布割合を求め、その結果、撮影映像全面に対し
て、ベース色領域210が占める面積割合、同系色柄領
域220が占める面積割合、異系色柄領域230が示す
面積割合をそれぞれ算出する。そして、図8に示す撮影
映像200を画像解析した結果、例えば、ベース色領域
210が占める面積割合が81%、同系色柄領域220
が占める面積割合が11%、異系色柄領域230が占め
る面積割合が8%であったとすると、色柄定量化部40
では、求められたベース色領域210が占める面積割合
81%に対して、同系色柄領域220が占める面積割合
11%を加算すると共に、異系色柄領域230が占める
面積割合8%を減算することで、面積割合の合計値を、
81+11−8=84(%)=0.84として求めるこ
ととする。シート表皮の色柄好感度は、シート表皮の商
品性評価に関して、前述した質感や肌触り感に比べて、
重要度が低いことが市場調査の結果明らかになったた
め、色柄指数に対しては、重み付けを「1」に設定して
おり、このため求められた面積割合の合計値0.84の
値が、シート表皮の色柄好感度を示す色柄指数としてそ
のまま設定される。
【0039】なお、面積割合の合計値の算出方法は、こ
のほかにも、ベース色領域210が占める面積割合と、
同系色柄領域220が占める面積割合とをもとに、ベー
ス色を基準色とした同系色を含む面積の合計値として算
出してもよく、前述した例では、ベース色領域210が
占める面積割合81%に対して、同系色柄領域220が
占める面積割合11%を加算することで、その合計値が
81+11=92(%)=0.92となり、この0.9
2の値をシート表皮の色柄好感度を示す色柄指数として
設定する手法を採用することも可能である。
【0040】また、同系色・異系色の判断手法として
は、例えば図9に示すような一般的な色相−明度チャー
トを用いることができる。具体例としては、このチャー
トの高さとなる、明度0%〜100%の長さを「1」と
すると、直径をこの1/6とする判定円300の円内に
入る色同士であれば同系色として判定し、この判定円3
00内の色と判定円300外の色同士は異系色として判
定する。なお、このような判定円300を用いる手法以
外にも、任意定めた範囲内の色同士を同系色として判断
しても良い。
【0041】このような質感定量化部10、肌触り定量
化部20及び色柄定量化部40でそれぞれ定量化された
質感指数、肌触り指数及び色柄指数は、全て商品性評価
部60に与えられ、商品性評価部60では、各定量化部
からそれぞれ与えらた質感指数、肌触り指数及び色柄指
数の和を演算することにより、その結果を商品性評価指
数として設定し、その結果を表示部70に与える。この
商品性評価指数は、質感指数、肌触り指数及び色柄指数
に対して、それぞれ3,2,1として規定した重み付け
の値から、シート表皮の商品性を6点満点で示す指数と
なっている。
【0042】表示部70は、質感指数、肌触り指数、色
柄指数及び商品性評価指数を、表形式にして画面上に表
示するモニターで構成される。また、表示部70はこの
ようなモニター以外にも、各指数を一覧表形式にして紙
面上に印刷する印刷機構部や、このような印刷機構部に
おいて出力された、各指数を表示した図表自体も含むも
のとする。
【0043】表示部70で表示される表示形式の一例を
図10に示す。図10は、モニターや印刷結果などとし
て表示される、図表の構成例を示しており、質感指数、
肌触り指数、色柄指数及び商品性評価指数が記載される
記載欄をそれぞれ備えている。このような表示形式を採
用することにより、シート表皮の商品性の判断要素とな
る、質感指数、肌触り指数及び色柄指数に関する指数
が、どのような組み合わせになっているのかが直ちに把
握でき、しかも、シート表皮の商品性の程度が商品性評
価指数によって直ちに定量的に把握することが可能とな
る。
【0044】また、図10に示すような図表は、商品性
の評価結果を示す場合に用いられる以外にも、シート表
示を製作する製作者側に対して、発注者側からの要望を
伝える、シート表皮の発注伝票としても用いることがで
きる。この場合、シート表皮の製作者側は、例えばシー
ト表皮の質感指数に記載された数値をもとに、発注者側
がどの程度の質感のシート表皮を要望しているのかを定
量的に把握することが可能となる。
【0045】以上説明した実施形態では、質感指数:肌
触り指数:色柄指数の重み付けを3:2:1として説明
したが、この例に限定するものではなく、例えば流行、
季節などに応じて、この配分を適宜変更することができ
る。
【0046】また、以上説明した実施形態では、シート
表皮の商品性を評価する際に、質感定量化部10、肌触
り定量化部20及び色柄定量化部40において3つの観
点から定量化する場合を例示したが、この構成に限定す
るものではない。例えば、質感定量化部10、肌触り定
量化部20及び色柄定量化部40のうち、いずれか1つ
又は2つの定量化部を備えると共に、この定量化部から
の定量化結果をもとに、商品性評価部60においてシー
ト表皮の商品性を評価することも可能である。
【0047】また、質感指数、肌触り指数及び色柄指数
についても、各定量化部10,20及び40において重
み付けを施す場合を例示したが、この他にも、各定量化
部10,20及び40ではそれぞれ「0」〜「1」の範
囲で指数化し、商品性評価部60において各定量化指数
に対して所定の重み付けを施した後に、互いの和を求め
るなどの演算処理を実施してもよい。
【0048】さらに、以上説明した実施形態では、質感
指数、肌触り指数及び色柄指数について、重み付け和を
求める場合について例示したが、必ずしも重み付けを施
す必要はなく、質感、肌触り感及び色柄好感度の個々に
ついて、例えば全て10点満点で定量化し、その結果を
モニターや紙面上に、図表として表示或いはプリントア
ウトしてもよい。
【0049】
【発明の効果】以上説明したように請求項1にかかるシ
ート表皮の商品性評価方法は、シート表皮の繊維の粗密
度を質感指数に換算する質感評価ステップ、各色の面積
割合を色柄指数に換算する色柄評価ステップ、シート表
皮の摩擦状態を肌触り感指数に換算する肌触り評価ステ
ップのうち、少なくともいずれかの評価ステップを実施
することとした。これにより、シート表皮の商品性の評
価要素となる、シート表皮の質感、肌触り感、色柄感の
少なくともいずれかについて定量化できるため、この結
果を、シート表皮の商品性を定量的に評価する際の指標
として利用することができる。
【0050】請求項2にかかるシート表皮の商品性評価
方法は、質感評価ステップ、色柄評価ステップ及び肌触
り評価ステップのうち、少なくとも2つの評価ステップ
から得られる得られる各指数の重み付け和をもとに、シ
ート表皮の商品性を評価する商品性評価ステップをさら
に備えることとした。これにより、商品性に与える影響
度の大小を考慮して、商品性の程度をより正確に定量化
することができる。
【0051】請求項3にかかるシート表皮の商品性評価
方法によれば、商品性評価ステップにおいて、質感指数
>肌触り指数>色柄指数となるような重み付けがなされ
た、各指数の重み付け和をもとに、シート表皮の商品性
を評価することとしたので、官能評価における評価者の
感覚に一致するような評価結果を、定量的に示すことが
可能となる。
【0052】請求項4にかかるシート表皮の商品性評価
システムによれば、シート表皮の繊維の粗密度を質感指
数に換算する質感定量化部、各色の面積割合を色柄指数
に換算する色柄定量化部、シート表皮の摩擦状態を肌触
り感指数に換算する肌触り定量化部のうち、少なくとも
いずれかの定量化部を備えるので、シート表皮の商品性
の評価要素となる、シート表皮の質感、肌触り感、色柄
感の少なくともいずれかについて定量化できるため、こ
の結果を、シート表皮の商品性を定量的に評価する際の
指標として利用することができる。
【0053】請求項5にかかるシート表皮の商品性評価
システムによれば、少なくとも2つの定量化部から得ら
れる各指数の重み付け和をもとに、シート表皮の商品性
を評価する商品性評価部を備えるので、複数の観点から
シート表皮の商品性を評価する場合に、商品性に与える
影響度の大小を考慮して総合的に評価することが可能と
なり、商品性の程度をより正確に定量化できる。
【0054】請求項6にかかるシート表皮の商品性評価
システムによれば、質感指数>肌触り指数>色柄指数と
なるような重み付けが施された、各指数の重み付け和を
もとにシート表皮の商品性を評価する商品性評価部を備
えるので、官能評価における評価者の感覚に一致するよ
うな評価結果を、定量的に示すことが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】シート表皮の商品性評価システムの構成を概略
的に示すブロック図である。
【図2】平面織物におけるタテ糸とヨコ糸の交錯状態を
模式的に示す説明図である。
【図3】パイル織物におけるタテ糸、ヨコ糸及びパイル
糸の交錯状態を模式的に示す説明図である。
【図4】平面織物に関する繊維の粗密度Aと質感指数と
の関係を示すグラフである。
【図5】パイル織物に関する繊維の粗密度Bと質感指数
との関係を示すグラフである。
【図6】摩擦角θの測定方法を模式的に示す説明図であ
る。
【図7】摩擦角θと、評価点の集計値及び肌触り指数と
の関係を示すグラフである。
【図8】シート表皮表面の撮影映像を概略的に示す図で
ある。
【図9】色相−明度チャートを示す図である。
【図10】質感指数、肌触り指数、色柄指数及び商品性
評価指数の表示形式の一例を示す図表である。
【符号の説明】
10…質感定量化部、20…肌触り定量化部 30…入力部、40…色柄定量化部、50…カメラ 60…商品性評価部、70…表示部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 2G051 AA40 AB20 CA04 EA12 EA17 3B154 AB20 AB24 AB27 AB34 BA53 BB21 BB77 CA00 CA02 CA05 CA11 CA13 CA21 CA23 CA27 CA29 CA50 DA13 DA30 5L096 AA02 CA02 FA35 FA59 GA40 GA41

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 コンピュータを用いて、シート表皮の商
    品性を評価するシート表皮の商品性評価方法であって、 評価対象となるシート表皮に表出した繊維の粗密度を求
    め、この求めた粗密度を、シート表皮の質感を評価する
    質感指数に換算する質感評価ステップ、 評価対象となるシート表皮について、このシート表皮の
    ベース色となる色が施されたシート表皮の面積割合と、
    このベース色と同系色の色柄が施された面積割合と、こ
    のベース色と異系色の色柄が施された面積割合とをそれ
    ぞれ求め、前記ベース色、同系色及び異系色の各面積割
    合をもとに、シート表皮の色柄好感度を評価する色柄指
    数として設定する色柄評価ステップ、 シート表皮の摩擦状態とシート表皮の肌触り感との関係
    を示す相関データをもとに、測定されたシート表皮の摩
    擦状態を、シート表皮の肌触り感を評価する肌触り指数
    に換算する肌触り評価ステップ、のうち、少なくともい
    ずれかの評価ステップを備えるシート表皮の商品性評価
    方法。
  2. 【請求項2】 前記質感評価ステップ、色柄評価ステッ
    プ及び肌触り評価ステップのうち、少なくとも2つの評
    価ステップを備えており、 この少なくとも2つの評価ステップによって得られる前
    記各指数の重み付け和をもとに、シート表皮の商品性を
    評価する商品性評価ステップをさらに備える請求項1記
    載のシート表皮の商品性評価方法。
  3. 【請求項3】 前記質感評価ステップ、色柄評価ステッ
    プ及び肌触り評価ステップを備えており、 前記商品性評価ステップは、質感指数>肌触り指数>色
    柄指数となるような重み付けが施された、前記質感指
    数、肌触り指数、色柄指数の重み付け和をもとに、シー
    ト表皮の商品性を評価する請求項2記載のシート表皮の
    商品性評価方法。
  4. 【請求項4】 シート表皮の商品性を評価するシート表
    皮の商品性評価システムであって、 評価対象となるシート表皮に表出した繊維の粗密度を、
    シート表皮の質感を評価する質感指数に換算する質感定
    量化部、 評価対象となるシート表皮について、このシート表皮の
    ベース色となる色が施されたシート表皮の面積割合と、
    このベース色と同系色の色柄が施された面積割合と、こ
    のベース色と異系色の色柄が施された面積割合とをもと
    に、このシート表皮の色柄の好感度を評価する色柄指数
    に換算する色柄定量化部、 シート表皮の摩擦状態とシート表皮の肌触り感との関係
    を示す相関データをもとに、測定されたシート表皮の摩
    擦状態を、シート表皮の肌触り感を評価する肌触り指数
    に換算する肌触り定量化部、のうち、少なくともいずれ
    かの定量化部を備えるシート表皮の商品性評価システ
    ム。
  5. 【請求項5】 前記質感定量化部、色柄定量化部及び肌
    触り定量化部のうち、少なくとも2つの定量化部を備え
    ており、 この少なくとも2つの定量化部から得られる前記各指数
    の重み付け和をもとに、シート表皮の商品性を評価する
    商品性評価部をさらに備える請求項4記載のシート表皮
    の商品性評価システム。
  6. 【請求項6】 前記質感定量化部、色柄定量化部及び肌
    触り定量化部を備えており、 前記商品性評価部は、質感指数>肌触り指数>色柄指数
    となるような重み付けが施された、前記質感指数、肌触
    り指数、色柄指数の重み付け和をもとに、シート表皮の
    商品性を評価する請求項5記載のシート表皮の商品性評
    価システム。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009144310A (ja) * 2007-12-12 2009-07-02 Hyundai Motor Co Ltd 車両用内装表皮材の感性等級の評価方法

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2009144310A (ja) * 2007-12-12 2009-07-02 Hyundai Motor Co Ltd 車両用内装表皮材の感性等級の評価方法
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