JP2003314489A - 流体機械のサージ防止方法 - Google Patents

流体機械のサージ防止方法

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 流体機械の被駆動軸の回転速度の変動または
流体機械に吸い込まれる流体の吸込温度の変動による特
性変化に対応してサージングを防止することができる流
体機械のサージ防止方法を提供することを目的とする。 【解決手段】 所定の基準回転速度Nsに対応して流体
機械1に吸い込まれる流体の吸込容積流量と等エントロ
ピーヘッドとからなるサージ防止曲線SL1を予め設定
し、流体機械1の吸込容積流量FIおよび回転速度SI
を計測し、流体機械1の等エントロピーヘッドHを演算
し、計測された吸込容積流量FIおよび演算された等エ
ントロピーヘッドHを流体機械1の回転速度SIにより
補正して基準回転速度Nsに対応する補正吸込容積流量
Qsと補正等エントロピーヘッドHsを算出し、これら
の計算結果とサージ防止曲線SL1の値とを比較して流
体機械1のサージングを防止すべくなしてある。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、流体を圧送する送
風機および圧縮機などの流体機械のサージ防止方法に関
する。
【0002】
【従来技術】従来より、流体を圧送する送風機および圧
縮機などの流体機械では、流体機械に吸い込まれる流体
の流量が少なくなるとサージングが発生し、流体機械の
運転が不安定になるという問題がある。
【0003】このような問題に対して多くの提案がなさ
れ、例えば、特公平7−88830号公報では、流体機
械に吸い込まれる流体の吸込容積流量と流体機械の被駆
動軸の回転速度との比および流体機械の圧縮比(昇圧能
力)をパラメータとしてサージ防止曲線を設定してサー
ジング防止を計っている。
【0004】特開平10−89287号公報では、流体
機械の被駆動軸の回転速度により流体機械のサージング
を防止し、流体機械から圧送される流体の吐出圧力が所
定の値を超えたときに放風弁が開くように構成されてい
る。
【0005】実開平6−34195号公報では、流体機
械の被駆動軸の回転速度と流体機械に吸い込まれる流体
の吸込温度とを考慮して流体機械のサージングの防止を
計っている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、特公平
7−88830号公報では、予め設定されるサージ防止
曲線に流体機械に吸い込まれる流体の吸込温度の変動に
よる流体機械の圧縮比の変動が考慮されていない。ま
た、特開平10−89287号公報では、流体機械から
圧送される流体の吐出圧力のみに基づいて流体機械のサ
ージングが防止されており、流体機械の被駆動軸の回転
速度および流体機械に吸い込まれる流体の吸込温度の変
化に対応していない。また、実開平6−34195号公
報では、流体機械から圧送される流体の吐出側の運転状
態が考慮されておらず、実質的には流体機械に吸い込ま
れる流体の吸込流量のみで流体機械のサージングを防止
している。
【0007】以上のように、流体機械に対して多くのサ
ージ防止方法が提案されているが、これらは、流体機械
の被駆動軸の回転速度の変動および流体機械に吸い込ま
れる流体の吸込温度の変動に対応していない。そのた
め、流体機械のサージングを防止するために設定される
サージ防止曲線に大きな余裕を持つ必要がある。その結
果、流体機械の運転可能な範囲が狭くなるといった問題
点がある。
【0008】本発明は、以上の問題点に鑑みてなされた
ものであり、流体機械の被駆動軸の回転速度の変動およ
び流体機械に吸い込まれる流体の吸込温度の変動による
特性変化に対応してサージングを防止することができる
流体機械のサージ防止方法を提供することを目的とす
る。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記の課題を
解決するために、流体機械の被駆動軸の基準回転速度に
対応して、流体機械に吸い込まれる流体の吸込容積流量
と、前記流体機械が前記流体を圧縮することによって得
られる前記流体機械の等エントロピーヘッドとからなる
サージ防止曲線を予め設定し、流体機械に吸い込まれる
流体の吸込容積流量および流体機械の被駆動軸の回転速
度を計測し、流体機械が流体を圧縮することによって得
られる流体機械の等エントロピーヘッドを演算し、これ
らの吸込容積流量と等エントロピーヘッドとを、計測さ
れた回転速度により補正し、基準回転速度に対応する補
正吸込容積流量と補正等エントロピーヘッドとを算出
し、これらの計算結果とサージ防止曲線の値とを比較し
て流体機械のサージング防止制御を行うべくなしてあ
る。ここで、「等エントロピーヘッド」とは、流体機械
に吸い込まれる流体が等エントロピー圧縮される過程に
おいて加えられる流体の単位重量あたりの最少仕事量で
ある。
【0010】本発明は、流体機械の被駆動軸の回転速度
が一定の下では、流体機械に吸い込まれる流体の吸込容
積流量と等エントロピーヘッドとからなる特性曲線が、
流体機械固有のものであることと、流体機械に吸い込ま
れる流体の吸込温度に影響されないことと、等エントロ
ピーヘッドが流体機械の被駆動軸の回転速度比の略2乗
に比例することと、吸込容積流量が流体機械の被駆動軸
の回転速度比に略比例することとに着目してなされたも
のである。
【0011】そこで、本発明では、上記の特性曲線とし
て、流体機械の被駆動軸の基準回転速度に対応する流体
機械に吸い込まれる流体の吸込容積流量と等エントロピ
ーヘッドとからなるサージ防止曲線を使用している。ま
た、該サージ防止曲線の条件と合わせるために、計測さ
れた流体機械に吸い込まれた流体の吸込容積流量と、演
算された等エントロピーヘッドとを、計測された流体機
械の被駆動軸の回転速度によって補正し、上記の基準回
転速度に対応する補正吸込容積流量と補正等エントロピ
ーヘッドとを算出している。これにより、流体機械の被
駆動軸の回転速度の変動および流体機械に吸い込まれる
流体の吸込温度が変動する場合であっても、常に一定の
基準(予め作成されたサージ防止曲線)に基づいて流体
機械のサージング防止制御が行われる。さらに、流体機
械に吸い込まれる流体の吸込温度に影響されないサージ
防止曲線を使用して判断しているので、流体機械がサー
ジングを起こす限界付近までその運転を行うことができ
る。
【0012】なお、上記の「吸込容積流量」は、オリフ
ィスなどの流量計測器から算出される質量流量を流体機
械に吸い込まれる流体の吸込温度、吸込圧力などにより
換算するものでもよい。また、上記の「等エントロピー
ヘッド」は、流体機械に吸い込まれる流体の吸込圧力お
よび吸込温度並びに流体機械から圧送する吐出圧力とか
ら演算される。
【0013】さらに、本発明は、流体機械のサージング
防止制御をその吐出側に設けられた放風弁の開度制御に
よって行うことができる。
【0014】この構成によれば、流体機械のサージング
が発生する前に流体機械の吐出側に設けられた放風弁が
開くので、流体機械から圧送される流体の一部を放風弁
を介して大気中などに放出することができる。その結
果、流体機械に吸い込まれる流体の流量が所定量確保さ
れ、流体機械のサージングが発生することを防止するこ
とができる。なお、ここでは、流体機械の吐出側に放風
弁を取り付け、ここから流体を放出することにより流体
機械のサージングを回避しているが、その他の方法であ
っても構わない。例えば、流体機械から圧送される流体
の一部を流体機械の吸込側に戻すように構成することも
可能である。
【0015】
【発明の実施の形態】別紙図面に基づいて、本発明の実
施の形態について説明する。
【0016】図1は、本発明に係る流量制御方法が適用
される流体機械およびその制御系を示す系統図である。
【0017】流体機械1は、ケーシング11を有し、そ
の中に、回転することによって流入する流体を昇圧する
羽根車12が収納されている。該羽根車12には、被駆
動軸13が接続され、該被駆動軸13には駆動機14が
接続されている。該被駆動軸13には、回転速度計34
が設けられている。ケーシング11の略中央部には、流
入通路15が接続され、この流入通路15には、流量計
測器30、圧力計測器31および温度計測器32が設け
られている。また、ケーシング11には、流出通路16
が接続され、該流出通路16には、圧力計測器33が設
けられている。さらに、流出通路16の途中から排気通
路17が分岐され、該排気通路17には放風弁18が設
けられている。該放風弁18には、アクチュエータ18
aが取り付けられている。これらの計測器30〜34
は、それぞれ回線51〜55を介して制御器50に接続
されている。また、放風弁18のアクチュエータ18a
は、回線56を介して制御器50に接続されている。
【0018】この構成によれば、駆動機14により被駆
動軸13を介して羽根車12を回転させると、図1の矢
符GINが示すように、流体が流入通路15を介して羽
根車12に吸い込まれる。その後、羽根車12によって
昇圧された流体は、図1の矢符GOUTが示すように流
出通路16を介して流出する。この際、流体機械1の被
駆動軸13の回転速度SIは回転速度計34により計測
され、流体機械1に吸い込まれる流体の吸込容積流量F
I、吸込圧力PI、吸込温度TIは、流量計測器30、
圧力計測器31および温度計測器32によりそれぞれ計
測され、流体機械1から圧送される流体の吐出圧力PO
は圧力計測器33によって計測される。これらの計測結
果は、制御器50に送信され、該制御器50において演
算された後、その演算結果が放風弁18のアクチュエー
タ18aに送信され、放風弁18の開度が制御される。
該放風弁18が開閉することによって、流体機械1から
圧送される流体の一部は、図1の矢符GEXTが示すよ
うに、排気通路17を介して大気中に排気する。このよ
うに「放風弁の開度制御」を行うことによって、流体機
械1の「サージング防止制御」を行っている。なお、こ
こでは、排気通路17のみ設ける場合について示してい
るが、さらに流出通路16と流入通路15とを連絡する
通路(図示せず)を設け、流出通路16内を流れる流体
の一部を流入通路15に還流するようにしても構わな
い。
【0019】以上のように構成される流体機械1のサー
ジ防止方法について図1および図2を参照しながら以下
に説明する。
【0020】図2は、本発明に係るサージ防止方法のフ
ローチャートである。まず、ステップA1では、流量計
測器30、圧力計測器31および温度計測器32用い
て、流体機械1に吸い込まれる流体の吸込容積流量F
I、吸込圧力PIおよび吸込温度TIをそれぞれ計測す
る。同様に、流体機械1から圧送される流体の吐出圧力
POおよび流体機械1の被駆動軸13の回転速度SIを
それぞれ計測する。
【0021】その後、ステップA2では、ステップA1
において計測された吸込温度TI、吸込圧力PIおよび
吐出圧力POから等エントロピーヘッドHが〔数1〕に
基づいて算出される。
【0022】
【数1】
【0023】ここで、g:重力加速度、n:等エントロ
ピー体積指数、R:ガス定数である。
【0024】その後、ステップA3およびステップA4
では、〔数2〕および〔数3〕を用いて、吸込容積流量
FIと等エントロピーヘッドHとが流体機械1の被駆動
軸13の回転速度SIによって補正され、流体機械1の
被駆動軸13の基準回転速度Nsに対応する補正吸込容
積流量Qsと補正等エントロピーヘッドHsとが算出さ
れる。
【0025】
【数2】Hs=H・(Ns/SI)2
【0026】
【数3】Qs=FI・(Ns/SI) ここで、流体機械1の被駆動軸13の基準回転速度Ns
は、流体機械1の性能試験に使用される回転速度であ
り、例えば、流体機械1の設計回転速度が使用される。
【0027】その後、ステップA5では、流体機械1に
応じて予め設定された吸込容積流量と等エントロピーヘ
ッドとからなるサージ防止曲線より、ステップA4で算
出された補正吸込容積流量Qsに対応する等エントロピ
ーヘッドHtが算出される。または、これに代わって、
ステップA4において算出された補正等エントロピーヘ
ッドHsに対応する吸込容積流量Qtを算出することも
できる。
【0028】ステップA5が終了した後、ステップA6
において、Qs−QtまたはHs−Htを算出する。Q
s<QtまたはHs>Htである場合には、ステップA
7のように放風弁18を開き、Qs>QtまたはHs<
Htである場合には、ステップA8のように放風弁18
を閉める。なお、放風弁18の開閉は、流体機械1から
圧送される流体の吐出圧力POが変動しないように制御
器50により制御される。もちろん、その他の方法を用
いて流体機械1から圧送される流体の吐出圧力POを変
動しないように制御しても構わない。
【0029】これにより、流体機械1内を流れる流体の
流量が、流体機械1がサージングを起こさない流量に維
持され、流体機械1のサージングを回避することができ
る。
【0030】その後、ステップA1に戻り、再びステッ
プA1〜A8が繰り返し実行される。これらの一連のス
テップをフィードバック制御することにより、流体機械
1のサージング発生を防止する。
【0031】ところで、上記の「サージ防止曲線」は、
流体機械1の性能試験により予め設定される。その一例
を図3に示す。
【0032】図3の横軸は流体機械1に吸い込まれる流
体の吸込容積流量である。また、図3の縦軸は、等エン
トロピーヘッドである。図中の右側の特性曲線CV1
は、流体機械1の可変案内羽根(図示せず)が全開状態
の場合を示し、図中の左側の特性曲線CV2は、流体機
械1の可変案内羽根が全閉状態の場合を示している。こ
れらの特性曲線CV1、CV2の上端を繋ぐ曲線がサー
ジ限界曲線SL2である。該サージ限界曲線SL2の上
側の領域(サージング領域SA2)では、流体機械1が
サージングを起こし不安定な運転となる。一方、特性曲
線CV1、CV2とサージ限界曲線SL2とに囲まれる
領域(安定運転領域SA1)では、流体機械1が安定に
運転される。そして、サージ防止曲線SL1は、サージ
限界曲線SL2に小さな余裕を取り設定されている。な
お、図3に示すサージ防止曲線SL1は一例であり、流
体機械1の特性に応じて図4(a)に示すような折れ線
状または図4(b)に示すような曲線状など各種形式で
作成することができる。また、サージ防止曲線SL1
は、関数式またはデータ形式などで作成しても構わな
い。これらは、上記の制御器50に記憶されている。
【0033】また、これらの特性曲線は、一定の回転速
度(本実施の形態では、上記の基準回転速度Nsであ
る)に対して固有のものであり、一定の回転速度の下で
は、流体機械1に吸い込まれる流体の吸込温度TIによ
らず一定である。一方、ステップA3、A4で示したよ
うに、本実施の形態では、「等エントロピーヘッドが回
転速度比の2乗に比例する」関係と「吸込容積流量が回
転速度比に比例する」関係を関数で設定したことによ
り、計測された流体機械1の被駆動軸13の回転速度S
Iに対応した吸込容積流量FIと等エントロピーヘッド
Hとから、基準回転速度Nsに対応する補正吸込容積流
量Qsと補正等エントロピーヘッドHsを容易に算出す
ることができる。従って、流体機械1に吸い込まれる流
体の吸込温度TIおよび流体機械1の被駆動軸13の回
転速度SIが変動する場合であっても、基準回転速度N
sに対応する1つの特性曲線に基づいて流体機械1の運
転状態を判断することができる。
【0034】以上より、本実施の形態に示すサージ防止
曲線SL1は、流体機械1に吸い込まれる流体の吸込温
度TIおよび流体機械1の被駆動軸13の回転速度SI
の変動を考慮した大きな余裕を設ける必要がなく、サー
ジ限界曲線SL2の近傍に設けることができる。具体的
には、例えば、流体機械1に吸い込まれる流体の吸込容
積流量に対して、等エントロピーヘッドに5%程度の余
裕を持つのみでよい。これにより、流体機械1の運転可
能な範囲を広げることができる。
【0035】
【発明の効果】本発明に係るサージ防止方法は、流体機
械に吸い込まれる流体の吸込容積流量と等エントロピー
ヘッドとを流体機械の被駆動軸の回転速度によって補正
し、予め設定したサージ防止曲線の値と比較することに
より、流体機械の被駆動軸の回転速度の変動または流体
機械に吸い込まれる流体の吸込温度の変動による特性変
化に対応してサージングを防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明に係る流量制御方法が適用される流体
機械およびその制御系を示す系統図である。
【図2】 本発明に係るサージ防止方法のフローチャー
トである。
【図3】 本発明に係るサージ防止方法が適用される流
体機械のサージ防止曲線の一例を示す図である。
【図4】 本発明に係るサージ防止方法が適用される流
体機械のサージ防止曲線のその他の例を示す図である。
【符号の説明】
1 流体機械 12 羽根車 13 被駆動軸 14 駆動機 18 放風弁 30 流量計測器 31 圧力計測器 32 温度計測器 33 圧力計測器 34 回転速度計 50 制御器 SI 回転速度 Ns 基準回転速度 FI 吸込容積流量 Qs 補正吸込容積流量 H 等エントロピーヘッド Hs 補正等エントロピーヘッド
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 3H021 AA01 BA25 CA03 CA04 CA06 DA14 EA07 EA11 3H045 AA06 AA09 AA12 AA26 BA41 CA06 CA09 CA19 DA18 EA04 EA34 EA36

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 流体機械の被駆動軸の基準回転速度に対
    応して、前記流体機械に吸い込まれる流体の吸込容積流
    量と、前記流体機械が前記流体を圧縮することによって
    得られる前記流体機械の等エントロピーヘッドとからな
    るサージ防止曲線を予め設定し、 前記流体機械に吸い込まれる前記流体が吸込容積流量お
    よび前記流体機械の被駆動軸の回転速度を計測し、 前記流体機械が前記流体を圧縮することによって得られ
    る前記流体機械の等エントロピーヘッドを演算し、 これらの吸込容積流量と等エントロピーヘッドとを、計
    測された回転速度により補正し、前記基準回転速度に対
    応する補正吸込容積流量と補正等エントロピーヘッドと
    を算出し、 これらの計算結果と前記サージ防止曲線の値とを比較し
    て前記流体機械のサージング防止制御を行う流体機械の
    サージ防止方法。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の流体機械のサージ防止方
    法において、 前記サージング防止制御が、前記流体機械の吐出側に設
    けられた放風弁の開度制御によって行われることを特徴
    とする流体機械のサージング防止方法。
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