JP2003312024A - 廃液カートリッジ及びそれを用いた廃液貯蔵装置 - Google Patents

廃液カートリッジ及びそれを用いた廃液貯蔵装置

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JP2003312024A
JP2003312024A JP2002119791A JP2002119791A JP2003312024A JP 2003312024 A JP2003312024 A JP 2003312024A JP 2002119791 A JP2002119791 A JP 2002119791A JP 2002119791 A JP2002119791 A JP 2002119791A JP 2003312024 A JP2003312024 A JP 2003312024A
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absorber
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cartridge
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Kenichiro Arai
健一郎 荒井
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Abstract

(57)【要約】 【課題】小型化が可能な廃液カートリッジ及びそれを用
いた廃液貯蔵装置を提供すること。 【解決手段】廃液カートリッジ200は、廃液を吸収す
る第1吸収体204と、第1吸収体204から溢れた廃
液が流入する第2吸収体206とを備えるケース202
を有している。第2吸収体206は廃液が吸収されると
膨張する高分子吸収体で構成されており、第2吸収体の
膨張を検出するスイッチ420が設けられている。第2
吸収体に廃液が溜まるとスイッチ420によって検出さ
れる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、廃液を貯蔵する廃
液カートリッジ及びそれを用いた廃液貯蔵装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来より、インクジェットプリンタ等で
は、印字ヘッドから排出される廃液(廃インク)を、高
分子ポリマー等からなる吸収体を用いて吸収する廃液カ
ートリッジが用いられている。廃液カートリッジの吸収
体の容量は限られているため、使用し続けると吸収体に
吸収しきれなくなった廃液は廃液カートリッジから溢れ
出し、機器に多大な影響を与える。そのため吸収体が吸
収できる廃液量を検出し、廃液が漏れ出す前に交換させ
る必要があり、廃液量を検出する方法として吸収体の表
面状態を光学的に観測する方法が提案されている(特開
2000−108382)。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
吸収体の表面を光学的に観測する方法では、吸収体への
廃液の染み込み方に斑があるため吸収体の吸収容量能力
を100%使うことは困難であった。そのため、廃液カ
ートリッジを小型化しようとすれば交換頻度が増し、交
換頻度を減らそうとすると廃液カートリッジを大きくし
なければならなかった。廃液カートリッジのサイズが大
きくなると、それが取り付けられる機器(例えばインク
ジェットプリンタ)のサイズも大きくなるという問題が
あった。加えて、吸収体の表面を光学的に観測するた
め、廃液カートリッジを透明にする必要があり、本来な
ら見せたくない廃液が見えてしまう欠点があった。
【0004】従って本発明は、小型化が可能な廃液カー
トリッジ及びそれを用いた廃液貯蔵装置を提供すること
を目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、廃液を吸収す
る第1の吸収体と、第1の吸収体から溢れた廃液を吸収す
る第2の吸収体と、第2の吸収体の状態を検出するため
の検出手段と、を備えて構成される。
【0006】このように、第1の吸収体から溢れた廃液
を検出するための検出手段を設けるようにすれば、廃液
カートリッジが一杯になる前に交換することが可能にな
り、従って、必要以上に大きな吸収体を用いる必要がな
くなる。これにより、廃液カートリッジを小型化するこ
とが可能になる。
【0007】尚、本発明においては、前記第1の吸収体
と前記第2の吸収体を格納したケースであって、前記第
1の吸収体を格納した第1区画と、当該第1区画から廃
液が流入可能に設けられた廃液通路と、前記廃液通路か
ら廃液が流入可能に設けられた前記第2の吸収体を格納
した第2区画が設けられていることが好ましい。
【0008】又、本発明においては、前記ケースの第2
区画に、移動可能な可動部材を更に備えることが好まし
い。
【0009】更に、本発明においては、前記第2の吸収
体は、前記廃液通路と前記可動部材間に配置されている
ことことが好ましい。この場合、前記第2の吸収体は、
廃液を吸収し、膨張する高分子吸収体を含むことが好ま
しい。
【0010】更に、本発明においては、前記第2の吸収
体は伸縮可能な袋に収納されていることが好ましい。
【0011】加えて、本発明においては、前記検出手段
が、前記可動部材であって、当該可動部材が前記第2の
吸収体に流入した廃液によって変化するよう構成された
ものであることが好ましい。又、前記検出手段が、袋部
材であって、当該袋部材が前記第2の吸収体に流入した
廃液によって変化するよう構成されたものであることが
好ましい。
【0012】本発明は、又、上述した廃液カートリッジ
を装着する装着部と、前記廃液カートリッジの前記検出
手段と協働して、前記廃液カートリッジの前記吸収体に
おける廃液の溢れの有無を判断する手段と、を備えて構
成される。
【0013】
【発明の実施の形態】以下に、図面を参照しつつ実施の
形態に基づいて本発明を更に詳しく説明する。図1は、
本実施の形態に係る廃液カートリッジを用いたプリンタ
システム100の基本構成を示す図である。プリンタシ
ステム100は、インクジェットプリンタであるプリン
タ102と、このプリンタ102とは別体として設けら
れた廃液貯蔵装置104とを備えている。このシステム
では、プリンタ102の印字ヘッド等から排出された廃
液を、プリンタ102内部の小タンク(サブタンク)に
一旦保持したのち、チューブ等を介して廃液貯蔵装置1
04に給送し、そこで貯蔵するようになっている。この
廃液貯蔵装置104には、本実施の形態に係る廃液カー
トリッジ200が着脱可能に装着されるようになってい
る。
【0014】図2及び図3は、本実施の形態に係る廃液
カートリッジ200の分解斜視図及び断面図である。図
2に示したように、廃液カートリッジ200は、一面が
開放された箱形のケース202を備えており、その内部
には、廃液を吸収する第1吸収体204と、この第1吸
収体204から溢れた廃液を吸収する第2吸収体206
及びスライド板207、圧縮ばね208とが格納されて
いる。ケース202の開放側の面(図中上面)には、シ
ール部材209を介して、カバー板210が取り付けら
れている。
【0015】尚、廃液カートリッジ200は、廃液貯蔵
装置104(図1)に対し、図2に矢印Aで示した方向
を下にして(すなわち、横置きで)装着することも、矢
印Bで示した方向を下にして(すなわち、縦置きで)装
着することもできるものである。
【0016】ケース202は、長方形形状の底板300
と、この底板300の4辺に沿って形成された側板30
2a,302b,302c,302dとを備えている。
側板302aには、注入口304が形成されており、プ
リンタ102(図1)からの廃液を給送するチューブが
装着されるようになっている。以下では、ケース202
の注入口304側を「前方」とし、その反対側を「後
方」とする。
【0017】図3に示したように、ケース202の内部
には、前方の側板302aを除く各側板(側板302
b,302c,302d)とそれぞれ所定間隔をおいて
対向するように、仕切板306b,306c,306d
が設けられている。これら仕切板306b,306c,
306d及び前方の側板302aに囲まれた区画は、第
1吸収体204を格納するための第1区画310とな
る。更に、側板302bと仕切板306bとの間には、
第2吸収体206、スライド板207、圧縮ばね208
を格納するための第2区画312が形成され、第1区画
310と第2区画312はスリット状の廃液通路410
でつながっている。また側板302bにはスライド板2
07に形成された突起207aが一定範囲移動可能な切
欠き302eが形成されている。
【0018】第1吸収体204は、一定の限界量の廃液
を吸収するまでは溢れが生じないような材料、例えばフ
ェルトにより構成されている。第1吸収体204は、第
1区画310に収まるような略直方体形状を有してお
り、その側周面のうち、注入口304に対抗する部分だ
けが凹状に形成されている。
【0019】第2吸収体206は、廃液を吸収すると膨
張する高分子ポリマー等からなる高分子吸収体により構
成されている。この第2吸収体206は、第1吸収体2
04から溢れた廃液を吸収するためのものであり、体積
は第1吸収体204よりも小さく、第2区画312の廃
液通路410側に配置されている。更に第2区画312
には、第2吸収体206に接するように第2区画312
内をスライド可能なスライド板207が、スライド板2
07を第2吸収体206側(矢印C方向)に付勢する圧
縮ばね208が配置されている。圧縮ばね208のばね
力は第2吸収体が廃液を吸収し膨張する膨張力より小さ
く設定されている。
【0020】図2に示したように、カバー板210は、
例えば3つのネジ212によってケース202に取り付
けられ、ケース202の図中上面の全体を覆うようにな
っている。カバー板210とケース202との間に介在
するシール部材209は、カバー板210とほぼ同じ平
面形状を有するシート状部材である。シール部材209
は、ケース202の側板302a〜302d及び仕切板
306b〜306dのそれぞれの図中上端面に当接し
て、第1区画310、第2区画312の一部及びケース
202全体をシールする。
【0021】図4は、ケース202の第2区画312の
近傍を示す平面図である。スイッチ420はレバー42
0aが、スライド板207のケース202から突出する
よう形成された突起207aと接触する位置で、オフ状
態になるよう取り付けられている。スイッチ420は、
ケース202に取り付けられるものでもよいし、廃液貯
蔵装置104(図1)に取り付けられるものでもよい。
後者の場合には、廃液カートリッジ200を廃液貯蔵装
置104に装着すると、スイッチ420のレバー420
aと、スライド板207の突起207aと接触する位置
とする。廃液貯蔵装置104(図1)の図示しない制御
部は、スイッチ420がオフ状態かオン状態かに基づ
き、廃液が満杯になったか否かを判断する。
【0022】次に、本実施の形態に係る廃液カートリッ
ジ200の作用について説明する。廃液カートリッジ2
00は、第1吸収体204に廃液が全く吸収されていな
い状態で、図1に示した廃液貯蔵装置104に装着され
る。
【0023】プリンタ102からチューブを介して給送
される廃液は、廃液カートリッジ200の注入口304
からケース202内に注入される。ケース202内に注
入された廃液は、ケース202の第1区画310内に格
納された第1吸収体204に吸収される。この第1吸収
体204では、一定の限界量の廃液が吸収されるまで
は、廃液の溢れが生じない。この状態(図4(a))に
おいては、スイッチ420はオフ状態であるため、廃液
貯蔵装置104の制御部は、廃液の漏れが生じていない
と判断する。
【0024】第1吸収体204が廃液を一定の限界量ま
で吸収すると、この第1吸収体204からの廃液の溢れ
が生じる。溢れた廃液は、廃液通路410を通り第2吸
収体206に吸収される。廃液を吸収した第2吸収体2
06は膨張し圧縮ばね208を撓めながらスライド板2
07を反矢印C方向に移動させる。
【0025】このとき、スライド板207の突起部20
7aはスイッチ420のレバー420aを反矢印C方向
に移動させスイッチ420をオン状態に変化させる(図
4(b))。廃液貯蔵装置104の制御部は、スイッチ
420がオン状態になると、第1吸収体204が廃液吸
収能力を超えたと判断する。この場合、制御部は、例え
ば使用者に廃液カートリッジ200の交換を促すような
処理を行う。第1吸収体204から溢れた廃液は、第2
吸収体206に吸収されるため、使用者が廃液カートリ
ッジ200を交換するまでの間に、廃液カートリッジ2
00から廃液が漏れることはない。
【0026】図5は、本発明の他の実施形態を示すケー
ス202の第2区画312の近傍を示す平面図である。
図4との違いはスィッチ420がフォトインタラプタ4
21になっていることである。フォトインタラプタ42
1は光軸421aに遮るものが何もないとオフ信号を、
光軸421aを遮るとオン信号を出力するようになって
おり、通常状態では光軸を遮らない状態で取り付けられ
ている(図5(a))。
【0027】次に、本実施の形態に係る廃液カートリッ
ジ200の作用について説明する。廃液カートリッジ2
00は、第1吸収体204に廃液が全く吸収されていな
い状態で、図1に示した廃液貯蔵装置104に装着され
る。
【0028】ケース202の第1区画310内に格納さ
れた第1吸収体204に廃液が吸収される。この第1吸
収体204では、一定の限界量の廃液が吸収されるまで
は、廃液の溢れが生じない。この状態(図5(a))に
おいては、フォトインタラプタ421はオフ状態である
ため、廃液貯蔵装置104の制御部は、廃液の漏れが生
じていないと判断する。第1吸収体204が廃液を一定
の限界量まで吸収すると、この第1吸収体204からの
廃液の溢れが生じる。溢れた廃液は、廃液通路410を
通り第2吸収体206に吸収される。廃液を吸収した第
2吸収体206は膨張し圧縮ばね208を撓めながらス
ライド板207を反矢印C方向に移動させる。このと
き、スライド板207の突起部207aはフォトインタ
ラプタ421の光軸421a遮り、フォトインタラプタ
421をオン状態に変化させる(図5(b))。廃液貯
蔵装置104の制御部は、フォトインタラプタ421が
オン状態になると、第1吸収体204が廃液吸収能力を
超えたと判断する。この場合、制御部は、例えば使用者
に廃液カートリッジ200の交換を促すような処理を行
う。第1吸収体204から溢れた廃液は、第2吸収体2
06に吸収されるため、使用者が廃液カートリッジ20
0を交換するまでの間に、廃液カートリッジ200から
廃液が漏れることはない。
【0029】図6は、本発明の更に他の実施形態を示す
ケース202の第2区画312の近傍を拡大して示す平
面図である。第2区画312には、第2吸収体216が
内蔵された伸縮可能な袋217が格納され、袋217と
第2吸収体216の一端がケース202の仕切版306
bとブロック302fに狭持され、ケース202の廃液
通路410と接する部分には袋217はなく第2吸収体
216が直接廃液に接するようになっている。第2吸収
体216は、廃液を吸収すると膨張する高分子ポリマー
等からなる高分子吸収体により構成されている。スイッ
チ422はレバー422aが、ケース202の切欠き3
02eから第2区画312内に突出した状態で、且つ、
オフ状態になるよう取り付けられている(図6
(a))。
【0030】次に、本実施の形態に係る廃液カートリッ
ジ200の作用について説明する。廃液カートリッジ2
00は、第1吸収体204に廃液が全く吸収されていな
い状態で、図1に示した廃液貯蔵装置104に装着され
る。
【0031】ケース202の第1区画310内に格納さ
れた第1吸収体204に廃液が吸収される。この第1吸
収体204では、一定の限界量の廃液が吸収されるまで
は、廃液の溢れが生じない。この状態(図6(a))に
おいては、スイッチ422はオフ状態であるため、廃液
貯蔵装置104の制御部は、廃液の漏れが生じていない
と判断する。第1吸収体204が廃液を一定の限界量ま
で吸収すると、この第1吸収体204からの廃液の溢れ
が生じる。溢れた廃液は、廃液通路410を通り第2吸
収体216に吸収される。廃液を吸収した第2吸収体2
16は膨張し袋217を膨らます。このとき、袋217
の膨張はスイッチ422のレバ−422aを外側に押し
出すよう作用しスイッチ421をオン状態に変化させる
(図6(b))。廃液貯蔵装置104の制御部は、スイ
ッチ422がオン状態になると、第1吸収体204が廃
液吸収能力を超えたと判断する。この場合、制御部は、
例えば使用者に廃液カートリッジ200の交換を促すよ
うな処理を行う。第1吸収体204から溢れた廃液は、
第2吸収体216に吸収されるため、使用者が廃液カー
トリッジ200を交換するまでの間に、廃液カートリッ
ジ200から廃液が漏れることはない。
【0032】以上説明したように、本実施の形態では、
第1吸収体204からの廃液の溢れを検出するようにし
たので、廃液カートリッジ200の吸収能力を100%
活用することが可能になる。従って、廃液カートリッジ
200を必要以上に大きくすることがなくなり、廃液カ
ートリッジ200を小型化することができる。
【0033】更に、第2吸収体206(216)の廃液
吸収による膨張を検出するようにしたので、第1吸収体
204から溢れた廃液を確実に検出することができる。
又、第1吸収体204から溢れた廃液を第2吸収体20
6(216)により保持するようにしたので、廃液カー
トリッジ200を交換するまでの間、廃液を漏れないよ
うに保持することができる。
【0034】加えて、検出方法をスイッチ420(42
2)やフォトインタラプタ421方式にしたことによ
り、ケースを不透明な素材で形成でき、使用者には見せ
たくない廃液を隠すことができる。
【0035】更に、第1吸収体204をフェルトとした
ので、第1吸収体204が廃液を完全に吸収するまで廃
液の溢れを生じさせないようにすることができる。
【0036】以上、本発明の一実施形態を図面に沿って
説明したが、本発明は前記実施形態において示された事
項に限定されず、特許請求の範囲及び発明の詳細な説明
の記載、並びに周知の技術に基づいて、当業者がその変
更・応用を行うことができる範囲が含まれる。
【0037】例えば、本実施の形態に係る廃液カートリ
ッジ200は、図1に示したように、プリンタ102と
は別の廃液貯蔵装置104に装着されるものとしたが、
本発明は、プリンタ自体に装着される廃液カートリッジ
に適用してもよい。この場合、プリンタの制御部等が、
廃液カートリッジにおける廃液の溢れを判断するように
してもよい。更に、本発明は、インクカートリッジと一
体化された廃液カートリッジに適用してもよい。
【0038】又、本発明は、インクジェットプリンタ以
外の用途のために用いられる廃液カートリッジに適用す
ることも可能である。
【0039】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によると、
廃液カートリッジに、吸収体から溢れた廃液を検出する
ための検出手段を設けるようにしたので、廃液カートリ
ッジが一杯になる前に交換することが可能になり、従っ
て、必要以上に大きな吸収体を用いる必要がなくなる。
これにより、廃液カートリッジを小型化することが可能
になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態に係る廃液カートリッジが使
用されるプリンタシステムの基本構成を示す概略図であ
る。
【図2】本発明の実施形態に係る廃液カートリッジの分
解斜視図である。
【図3】図2に示した廃液カートリッジの断面図であ
る。
【図4】図2に示した廃液カートリッジの要部を拡大し
て示す断面図である。
【図5】本発明の他の実施形態に係る廃液カートリッジ
の要部を示す断面図である。
【図6】本発明の更に他の実施形態に係る廃液カートリ
ッジの要部を示す断面図である。
【符号の説明】
100 プリンタシステム 102 プリンタ 104 廃液貯蔵装置 200 廃液カートリッジ 202 ケース 204 第1吸収体 206、216 第2吸収体 207 スライド板 208 圧縮ばね 209 シール部材 210 カバー板 217 袋 300 底板 302a,302b,302c,302d 側板 306b,306c,306d 仕切板 310 第1区画 312 第2区画 410 廃液通路 420,422 スイッチ 421 フォトインタラプタ

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 廃液を吸収する第1の吸収体と、 前記第1の吸収体から溢れた廃液を吸収する第2の吸収
    体と、 前記第2の吸収体の状態を検出するための検出手段と、
    を備えたことを特徴とする廃液カートリッジ。
  2. 【請求項2】 前記第1の吸収体と前記第2の吸収体を
    格納したケースであって、前記第1の吸収体を格納した
    第1区画と、当該第1区画から廃液が流入可能に設けら
    れた廃液通路と、前記廃液通路から廃液が流入可能に設
    けられた前記第2の吸収体を格納した第2区画が設けら
    れていることを特徴とする請求項1に記載の廃液カート
    リッジ。
  3. 【請求項3】 前記ケースの第2区画に、移動可能な可
    動部材が設けられていることを特徴とする請求項2に記
    載の廃液カートリッジ。
  4. 【請求項4】 前記第2の吸収体は、前記廃液通路と前
    記可動部材間に配置されていることを特徴とする請求項
    3に記載の廃液カートリッジ。
  5. 【請求項5】 前記第2の吸収体は、廃液を吸収し、膨
    張する高分子吸収体を含むことを特徴とする請求項2〜
    4のいずれか1に記載の廃液カートリッジ。
  6. 【請求項6】 前記第2の吸収体は伸縮可能な袋部材に
    収納されていることを特徴とする請求項2に記載の廃液
    カートリッジ。
  7. 【請求項7】 前記検出手段が、前記可動部材であっ
    て、当該可動部材が前記第2の吸収体に流入した廃液に
    よって変化するよう構成されたものであることを特徴と
    する請求項2〜5のいずれか1に記載の廃液カートリッ
    ジ。
  8. 【請求項8】 前記検出手段が、前記袋部材であって、
    当該袋部材が前記第2の吸収体に流入した廃液によって
    変化するよう構成されたものであることを特徴とする請
    求項6に記載の廃液カートリッジ。
  9. 【請求項9】 請求項1〜8のいずれか1に記載の廃液
    カートリッジを装着する装着部と、前記廃液カートリッ
    ジの前記検出手段と協働して、前記廃液カートリッジに
    おける廃液の溢れの有無を判断する手段と、を備えたこ
    とを特徴とする廃液貯蔵装置。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7187017B2 (en) 2003-06-30 2007-03-06 Rohm Co., Ltd. Image sensor and method for forming isolation structure for photodiode

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7187017B2 (en) 2003-06-30 2007-03-06 Rohm Co., Ltd. Image sensor and method for forming isolation structure for photodiode

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