JP2003312009A - 有効なアスペクト比を有する固体インクスティック - Google Patents
有効なアスペクト比を有する固体インクスティックInfo
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- JP2003312009A JP2003312009A JP2003118017A JP2003118017A JP2003312009A JP 2003312009 A JP2003312009 A JP 2003312009A JP 2003118017 A JP2003118017 A JP 2003118017A JP 2003118017 A JP2003118017 A JP 2003118017A JP 2003312009 A JP2003312009 A JP 2003312009A
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- ink
- stick
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- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B41—PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
- B41J—TYPEWRITERS; SELECTIVE PRINTING MECHANISMS, i.e. MECHANISMS PRINTING OTHERWISE THAN FROM A FORME; CORRECTION OF TYPOGRAPHICAL ERRORS
- B41J2/00—Typewriters or selective printing mechanisms characterised by the printing or marking process for which they are designed
- B41J2/005—Typewriters or selective printing mechanisms characterised by the printing or marking process for which they are designed characterised by bringing liquid or particles selectively into contact with a printing material
- B41J2/01—Ink jet
- B41J2/17—Ink jet characterised by ink handling
- B41J2/175—Ink supply systems ; Circuit parts therefor
- B41J2/17593—Supplying ink in a solid state
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- Ink Jet (AREA)
- Particle Formation And Scattering Control In Inkjet Printers (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 より柔軟にさらなるインクスティックを挿
入できるインクスティックを提供する。 【解決手段】 相変化インクジェットプリンタに使用す
るインクスティック８３０はプリンタの供給路の長さに
沿う縦寸法８６５と、供給路の長さに実質的に垂直な横
寸法８６９を有する。インクスティックの横寸法８６９
は縦寸法８６５とほぼ同じ大きさである。
入できるインクスティックを提供する。 【解決手段】 相変化インクジェットプリンタに使用す
るインクスティック８３０はプリンタの供給路の長さに
沿う縦寸法８６５と、供給路の長さに実質的に垂直な横
寸法８６９を有する。インクスティックの横寸法８６９
は縦寸法８６５とほぼ同じ大きさである。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、相変化インクプリ
ンタに使用するインクスティックに関する。
ンタに使用するインクスティックに関する。
【０００２】
【従来の技術】従来、固体インクまたは相変化インクプ
リンタは固体でインクを受容し、そのインクを受像媒体
上に噴出させるために液体に変換する。プリンタは供給
路内にペレットまたはインクスティックとして固体イン
クを受容する。固体インクスティックは自然送りまたは
バネ仕掛けにより、供給路を通って加熱プレートに送ら
れる。加熱プレートは固体インクを溶解して液体にす
る。
リンタは固体でインクを受容し、そのインクを受像媒体
上に噴出させるために液体に変換する。プリンタは供給
路内にペレットまたはインクスティックとして固体イン
クを受容する。固体インクスティックは自然送りまたは
バネ仕掛けにより、供給路を通って加熱プレートに送ら
れる。加熱プレートは固体インクを溶解して液体にす
る。
【０００３】特許文献１と特許文献２には、固体インク
スティックを相変化インクプリンタに供給する代表的な
システムが開示されている。
スティックを相変化インクプリンタに供給する代表的な
システムが開示されている。
【０００４】
【特許文献１】米国特許第５７３４４０２号明細書
【特許文献２】米国特許第５８６１９０３号明細書
【０００５】
【発明が解決しようとする課題】ところで、プリンタで
大量に印刷作業を開始する前など、供給路内の固体イン
クスティックの量を補充（インクサプライを「満タン」
に）したい場合がある。そのような場合に、より柔軟に
さらなるインクを挿入できるようにしたいという要望が
ある。
大量に印刷作業を開始する前など、供給路内の固体イン
クスティックの量を補充（インクサプライを「満タン」
に）したい場合がある。そのような場合に、より柔軟に
さらなるインクを挿入できるようにしたいという要望が
ある。
【０００６】そこで、本発明では、より柔軟にさらなる
インクスティックを挿入できるインクスティックを提供
することを目的とする。
インクスティックを挿入できるインクスティックを提供
することを目的とする。
【０００７】
【課題を解決するための手段】相変化インクジェットプ
リンタに使用するインクスティックはプリンタの供給路
の長さに沿う縦寸法と、供給路の長さに実質的に垂直な
横寸法を有する。インクスティックの横寸法は縦寸法と
少なくともほぼ同じ大きさである。
リンタに使用するインクスティックはプリンタの供給路
の長さに沿う縦寸法と、供給路の長さに実質的に垂直な
横寸法を有する。インクスティックの横寸法は縦寸法と
少なくともほぼ同じ大きさである。
【０００８】これにより、供給路の単位長さ当たりの固
体インク密度をより大きくし、できるだけキー状開口に
密接して供給路を充填する能力を増大することができ
る。そして、より柔軟にインクスティックの挿入を行う
ことができる。
体インク密度をより大きくし、できるだけキー状開口に
密接して供給路を充填する能力を増大することができ
る。そして、より柔軟にインクスティックの挿入を行う
ことができる。
【０００９】
【発明の実施の形態】図１に、上面１２と側面１４を有
する外側ハウジングを含む固体インクまたは相変化イン
クプリンタ１０を示す。フロントパネルディスプレー画
面１６のようなユーザインタフェースはプリンタステー
タスとユーザインストラクションに関する情報を表示す
る。プリンタの動作を制御するボタン１８または他の制
御要素はフロントパネルディスプレー画面に隣接してい
る。もちろん、これらの要素は、プリンタの他の位置に
あってもよい。インクジェットプリント機構（図示せ
ず）は、ハウジングの中に入っている。インク供給シス
テムはプリンタハウジングの上面の下に入っており、イ
ンクをプリント機構に供給する。ハウジングの上面は、
図２に示すように、オペレータにインク供給システムへ
アクセスさせるために開くヒンジのついたインクアクセ
スカバー２０を含む。
する外側ハウジングを含む固体インクまたは相変化イン
クプリンタ１０を示す。フロントパネルディスプレー画
面１６のようなユーザインタフェースはプリンタステー
タスとユーザインストラクションに関する情報を表示す
る。プリンタの動作を制御するボタン１８または他の制
御要素はフロントパネルディスプレー画面に隣接してい
る。もちろん、これらの要素は、プリンタの他の位置に
あってもよい。インクジェットプリント機構（図示せ
ず）は、ハウジングの中に入っている。インク供給シス
テムはプリンタハウジングの上面の下に入っており、イ
ンクをプリント機構に供給する。ハウジングの上面は、
図２に示すように、オペレータにインク供給システムへ
アクセスさせるために開くヒンジのついたインクアクセ
スカバー２０を含む。
【００１０】このプリンタでは、インクアクセスカバー
２０にインク装填リンク機構２２が取り付けられてい
る。これは、インクアクセスカバー２０が持ち上げられ
たときに、インク装填リンク機構２２を摺動させ、イン
ク装填位置まで旋回させるためである。図２で分るよう
に、インクアクセスカバー２０を開けるとキー状開口２
４を有するキープレート２６が現れる。各キー状開口２
４Ａ、２４Ｂ、２４Ｃ、２４Ｄは、固体インク供給シス
テムのそれぞれの供給路２８Ａ、２８Ｂ、２８Ｃ、２８
Ｄの挿入端へのアクセスを提供する（図２と３参照）。
２０にインク装填リンク機構２２が取り付けられてい
る。これは、インクアクセスカバー２０が持ち上げられ
たときに、インク装填リンク機構２２を摺動させ、イン
ク装填位置まで旋回させるためである。図２で分るよう
に、インクアクセスカバー２０を開けるとキー状開口２
４を有するキープレート２６が現れる。各キー状開口２
４Ａ、２４Ｂ、２４Ｃ、２４Ｄは、固体インク供給シス
テムのそれぞれの供給路２８Ａ、２８Ｂ、２８Ｃ、２８
Ｄの挿入端へのアクセスを提供する（図２と３参照）。
【００１１】細長い供給路２８のそれぞれは一つの特定
の色のインクスティック１３０を対応する溶解プレート
３２に供給する。各供給路２８は、挿入端から溶解端へ
の長手方向の供給方向を有する。供給路２８の溶解端は
溶解プレート３２に隣接する。溶解プレート３２は固体
インクスティック１３０を液体に溶解する。溶解された
インクは、供給路２８の溶解端と溶解プレート３２との
間隙３３を通って液体インクリザーバ（図示せず）の中
に滴下される。供給路２８は挿入端から溶解端までの長
手方向寸法と、長手方向寸法に実質的に垂直な横方向寸
法を有する。この実施の形態における各供給路２８は、
定荷重バネ３６のような要素または他の駆動力により駆
動されるプッシュブロック３４を含んでいる。そして個
々のインクスティック１３０を細長い供給路２８の長さ
方向に押し、溶解端にある溶解プレート３２に送る。
の色のインクスティック１３０を対応する溶解プレート
３２に供給する。各供給路２８は、挿入端から溶解端へ
の長手方向の供給方向を有する。供給路２８の溶解端は
溶解プレート３２に隣接する。溶解プレート３２は固体
インクスティック１３０を液体に溶解する。溶解された
インクは、供給路２８の溶解端と溶解プレート３２との
間隙３３を通って液体インクリザーバ（図示せず）の中
に滴下される。供給路２８は挿入端から溶解端までの長
手方向寸法と、長手方向寸法に実質的に垂直な横方向寸
法を有する。この実施の形態における各供給路２８は、
定荷重バネ３６のような要素または他の駆動力により駆
動されるプッシュブロック３４を含んでいる。そして個
々のインクスティック１３０を細長い供給路２８の長さ
方向に押し、溶解端にある溶解プレート３２に送る。
【００１２】定荷重バネ３６の張力は、プッシュブロッ
ク３４を供給路２８の溶解端に向かって駆動させる。イ
ンク装填リンク機構２２はヨーク３８に連結され、この
ヨーク３８はプッシュブロック３４の中に嵌められた定
荷重バネ３６に取り付けられている。このように、ヨー
ク３８をインク装填リンク機構２２に取り付けることに
より、インクアクセスカバー２０が持ち上げられてキー
プレート２６が現れたときに、プッシュブロック３４が
供給路の挿入端に向かって引っ張られる。定荷重バネ３
６は、その面が実質的に垂直軸に向いた板バネでもよ
い。図４は供給路２８のセットを備える代表的な供給シ
ュートの断面図である。
ク３４を供給路２８の溶解端に向かって駆動させる。イ
ンク装填リンク機構２２はヨーク３８に連結され、この
ヨーク３８はプッシュブロック３４の中に嵌められた定
荷重バネ３６に取り付けられている。このように、ヨー
ク３８をインク装填リンク機構２２に取り付けることに
より、インクアクセスカバー２０が持ち上げられてキー
プレート２６が現れたときに、プッシュブロック３４が
供給路の挿入端に向かって引っ張られる。定荷重バネ３
６は、その面が実質的に垂直軸に向いた板バネでもよ
い。図４は供給路２８のセットを備える代表的な供給シ
ュートの断面図である。
【００１３】供給システムに使用する代表的な固体イン
クスティック１３０を図５に示す。インクスティック１
３０は三次元のインクスティック体で形成される。イン
クスティック体の表面は平坦である必要はなく、また互
いに平行あるいは垂直である必要はない。しかしなが
ら、これらの描写は、表面が三次元形状を有し、あるい
は互いに角度がついていても、読者の視覚化を助けるで
あろう。図示のインクスティック体は概ね下面１５２で
例示される下部と概ね上面１５４で例示される上部とを
有する。図示のこの下面１５２と上面１５４は実質的に
互いに平行であるが、他の形状および相対関係をもって
いてもよい。インクスティック体は、また側面１５６
Ａ、１５６Ｂ、１６１、１６２のような複数の側端部を
有する。本実施の形態におけるインクスティック体は、
二つの端面１６１、１６２と二つの横側面１５６Ａ、１
５６Ｂとの四つの側面を有している。横側面１５６Ａ、
１５６Ｂの基本要素は互いに実質的に平行であり、上面
１５４および下面１５２に対し実質的に垂直である。端
面１６１、１６２は、また基本的に互いに実質的に平行
であり、上面、下面および横側面に対し実質的に垂直で
ある。端面の一方１６１は先端面であり、他方の端面１
６２は末端面である。基本側面１５６と端面１６１、１
６２は後でより詳細に説明するようにキーおよび他の成
形要素を用いて修正される。インクスティック体は注入
成形、射出成形、圧縮成形、あるいは他の既知の技術に
より形成できる。
クスティック１３０を図５に示す。インクスティック１
３０は三次元のインクスティック体で形成される。イン
クスティック体の表面は平坦である必要はなく、また互
いに平行あるいは垂直である必要はない。しかしなが
ら、これらの描写は、表面が三次元形状を有し、あるい
は互いに角度がついていても、読者の視覚化を助けるで
あろう。図示のインクスティック体は概ね下面１５２で
例示される下部と概ね上面１５４で例示される上部とを
有する。図示のこの下面１５２と上面１５４は実質的に
互いに平行であるが、他の形状および相対関係をもって
いてもよい。インクスティック体は、また側面１５６
Ａ、１５６Ｂ、１６１、１６２のような複数の側端部を
有する。本実施の形態におけるインクスティック体は、
二つの端面１６１、１６２と二つの横側面１５６Ａ、１
５６Ｂとの四つの側面を有している。横側面１５６Ａ、
１５６Ｂの基本要素は互いに実質的に平行であり、上面
１５４および下面１５２に対し実質的に垂直である。端
面１６１、１６２は、また基本的に互いに実質的に平行
であり、上面、下面および横側面に対し実質的に垂直で
ある。端面の一方１６１は先端面であり、他方の端面１
６２は末端面である。基本側面１５６と端面１６１、１
６２は後でより詳細に説明するようにキーおよび他の成
形要素を用いて修正される。インクスティック体は注入
成形、射出成形、圧縮成形、あるいは他の既知の技術に
より形成できる。
【００１４】図５に示すインクスティック１３０は、上
面１５４の上から見た場合に実質的に水平の境界線形状
を有する。この境界線形状は、各インクスティックの色
に対応する供給路のキー状開口２４の形状に対応する
（図２参照）。特定のプリンタに対するインクスティッ
ク１３０の水平境界線形状は、その色毎に異なる。キー
プレート２６にあるキー状開口２４とインクスティック
１３０のキー形状の組合せは、適切な色のインクスティ
ック１３０のみが確実に各供給路２８に挿入されるよう
にする。インクスティックのセットは、色毎に特有の形
状を有する各色のインクスティックで形成される。
面１５４の上から見た場合に実質的に水平の境界線形状
を有する。この境界線形状は、各インクスティックの色
に対応する供給路のキー状開口２４の形状に対応する
（図２参照）。特定のプリンタに対するインクスティッ
ク１３０の水平境界線形状は、その色毎に異なる。キー
プレート２６にあるキー状開口２４とインクスティック
１３０のキー形状の組合せは、適切な色のインクスティ
ック１３０のみが確実に各供給路２８に挿入されるよう
にする。インクスティックのセットは、色毎に特有の形
状を有する各色のインクスティックで形成される。
【００１５】インクスティックの水平境界線形状は、イ
ンクスティック体の水平外側境界線に形成された供給路
に適応するインクスティックを識別できる、視覚的に認
識しうる形を形成する。図６にそのようなインクスティ
ックの代表的なセットを示す。図６に示すインクスティ
ックセットにおいて、このセットの各インクスティック
の実質的に水平な外側境界線は英数字のような視覚認識
可能な記号の形状を形成する。
ンクスティック体の水平外側境界線に形成された供給路
に適応するインクスティックを識別できる、視覚的に認
識しうる形を形成する。図６にそのようなインクスティ
ックの代表的なセットを示す。図６に示すインクスティ
ックセットにおいて、このセットの各インクスティック
の実質的に水平な外側境界線は英数字のような視覚認識
可能な記号の形状を形成する。
【００１６】インクスティック境界線は英数字以外の視
覚的に識別可能（同定可能）な記号に形成してもよい。
図７と図８は、普通のトランプの記号セット３２９Ａ，
３２９Ｂ、３２９Ｃ、３２９Ｄ（図７）が、インクステ
ィックセット３３０Ａ、３３０Ｂ、３３０Ｃ、３３０Ｄ
（図８）の各インクスティック形状の基礎を形成できる
ことを示す。
覚的に識別可能（同定可能）な記号に形成してもよい。
図７と図８は、普通のトランプの記号セット３２９Ａ，
３２９Ｂ、３２９Ｃ、３２９Ｄ（図７）が、インクステ
ィックセット３３０Ａ、３３０Ｂ、３３０Ｃ、３３０Ｄ
（図８）の各インクスティック形状の基礎を形成できる
ことを示す。
【００１７】場合によっては、インクスティックをいく
つかの断片または部分に成形し、供給路に挿入する前に
組立てできると便利である場合がある。そのようないく
つかの部分インクスティックは例えばインクスティック
のサイズが、インクスティック体が形成工程の間に着実
に固まらないようなサイズの場合に有利かも知れない。
図９に示すように、インクスティック４３０は接合線４
３５において共に嵌る二つの部分４３１Ａ、４３１Ｂで
形成されてもよい。図示の実施の形態における接合線４
３５はインクスティック体の先端および末端面４６１、
４６２と交差し、インクスティックを横部分に分ける。
各インクスティック部分４３１Ａ、４３１Ｂは実質的に
水平な境界線（インクスティック部分の上から見て）を
有する。各インクスティック部分の境界線はインクステ
ィックの形状により形成される視覚認識可能な記号の断
片を有している。図示の実施の形態では、左インクステ
ィック部分４３１Ａの境界線の断片は数字「１」の左断
片を形成する境界線区分を有している。右インクスティ
ック部分４３１Ｂの断片は数字「１」の右部分を形成す
る境界線区分を有している。各インクスティック部分４
３１Ａ、４３１Ｂの境界線はまた、継ぎ目境界線区分を
有する。第１のインクスティック部分４３１Ａの継ぎ目
境界線区分は第２のインクスティック部分４３１Ｂの継
ぎ目境界線区分を補間する形状である。こうして、第１
と第２のインクスティック部分が互いに隣り合わせにさ
れるときに、継ぎ目境界線区分は互いに境を接し、接合
線４３５を形成する。二つのインクスティック部分４３
１Ａ、４３１Ｂが共に接合されるときにインクスティッ
ク全体は視覚認識可能な記号である数字「１」を形成す
る境界線を有する。
つかの断片または部分に成形し、供給路に挿入する前に
組立てできると便利である場合がある。そのようないく
つかの部分インクスティックは例えばインクスティック
のサイズが、インクスティック体が形成工程の間に着実
に固まらないようなサイズの場合に有利かも知れない。
図９に示すように、インクスティック４３０は接合線４
３５において共に嵌る二つの部分４３１Ａ、４３１Ｂで
形成されてもよい。図示の実施の形態における接合線４
３５はインクスティック体の先端および末端面４６１、
４６２と交差し、インクスティックを横部分に分ける。
各インクスティック部分４３１Ａ、４３１Ｂは実質的に
水平な境界線（インクスティック部分の上から見て）を
有する。各インクスティック部分の境界線はインクステ
ィックの形状により形成される視覚認識可能な記号の断
片を有している。図示の実施の形態では、左インクステ
ィック部分４３１Ａの境界線の断片は数字「１」の左断
片を形成する境界線区分を有している。右インクスティ
ック部分４３１Ｂの断片は数字「１」の右部分を形成す
る境界線区分を有している。各インクスティック部分４
３１Ａ、４３１Ｂの境界線はまた、継ぎ目境界線区分を
有する。第１のインクスティック部分４３１Ａの継ぎ目
境界線区分は第２のインクスティック部分４３１Ｂの継
ぎ目境界線区分を補間する形状である。こうして、第１
と第２のインクスティック部分が互いに隣り合わせにさ
れるときに、継ぎ目境界線区分は互いに境を接し、接合
線４３５を形成する。二つのインクスティック部分４３
１Ａ、４３１Ｂが共に接合されるときにインクスティッ
ク全体は視覚認識可能な記号である数字「１」を形成す
る境界線を有する。
【００１８】極端に単純化されたインクスティック８３
０を図１０に示す。インクスティック８３０はキー機能
とアライメント機能用の凹凸、凹み、および突起を含む
図５〜１０に示すインクスティックの包を表す。インク
スティック体は、横側面８５６間である幅８６９がイン
クスティック体の縦長さ８６５に近似的に等しいか、あ
るいはそれより大きいアスペクト比を有する。端面８６
１、８６２間のインクスティック体の縦長さ８６５は、
インクスティックが供給路に適切に挿入されるときに、
図２のインクジェットプリンタ１０の供給路２８のよう
な細長い供給路に沿った（アライメントされた）寸法で
ある。インクスティック体の幅８６９は、この長さに垂
直な寸法である。長さ８６５に対するインクスティック
体の幅８６９の比は１．０から１．５の間である。図１
０に示すこの実施の形態において、長さに対する幅の比
は約１．２５である。一つの代表的な実施例において、
インクスティック体８３０の長さ８６５は近似的に１．
２インチ（３０ｍｍ）であり、幅８６９は近似的に１．
５インチ（３８ｍｍ）である。高さは、長さまたは幅よ
りかなり大きくても小さくてもよい。
０を図１０に示す。インクスティック８３０はキー機能
とアライメント機能用の凹凸、凹み、および突起を含む
図５〜１０に示すインクスティックの包を表す。インク
スティック体は、横側面８５６間である幅８６９がイン
クスティック体の縦長さ８６５に近似的に等しいか、あ
るいはそれより大きいアスペクト比を有する。端面８６
１、８６２間のインクスティック体の縦長さ８６５は、
インクスティックが供給路に適切に挿入されるときに、
図２のインクジェットプリンタ１０の供給路２８のよう
な細長い供給路に沿った（アライメントされた）寸法で
ある。インクスティック体の幅８６９は、この長さに垂
直な寸法である。長さ８６５に対するインクスティック
体の幅８６９の比は１．０から１．５の間である。図１
０に示すこの実施の形態において、長さに対する幅の比
は約１．２５である。一つの代表的な実施例において、
インクスティック体８３０の長さ８６５は近似的に１．
２インチ（３０ｍｍ）であり、幅８６９は近似的に１．
５インチ（３８ｍｍ）である。高さは、長さまたは幅よ
りかなり大きくても小さくてもよい。
【００１９】このアスペクト比の配分は供給路内にイン
クを蓄える際に改良された柔軟性をプリンタオペレータ
に提供する。各供給路２８は少なくとも二つのインクス
ティックを保持するのに十分な長さを有する。このイン
クスティック供給路内の溶解プレート３２（図３）に隣
接する先頭のインクスティックは、溶解しながら、プッ
シュブロック３４または重力または他の駆動機構により
インクスティック供給路の長さ方向に沿って金属板の方
へ移動させられる。大量の印刷作業を開始する前のよう
な一定の環境において、オペレータは供給路内の固体イ
ンクスティックの量を補充（インクサプライを「満タ
ン」に）したい場合がある。現在供給路２８にある最後
のインクスティックがキー状開口２４にない場合にの
み、プリンタオペレータはキー状開口を通じて供給路に
新しいインクスティックを挿入することができる。イン
クスティックがその幅より短い縦長さを有する場合、オ
ペレータは、さらなるインクスティックを挿入するのに
より大きな柔軟性を得ることができる。上記のインクス
ティックのアスペクト比は供給路の単位長さ当たりの固
体インク密度をより大きくし、できるだけキー状開口２
４に密接して供給路を充填する能力を増大する。
クを蓄える際に改良された柔軟性をプリンタオペレータ
に提供する。各供給路２８は少なくとも二つのインクス
ティックを保持するのに十分な長さを有する。このイン
クスティック供給路内の溶解プレート３２（図３）に隣
接する先頭のインクスティックは、溶解しながら、プッ
シュブロック３４または重力または他の駆動機構により
インクスティック供給路の長さ方向に沿って金属板の方
へ移動させられる。大量の印刷作業を開始する前のよう
な一定の環境において、オペレータは供給路内の固体イ
ンクスティックの量を補充（インクサプライを「満タ
ン」に）したい場合がある。現在供給路２８にある最後
のインクスティックがキー状開口２４にない場合にの
み、プリンタオペレータはキー状開口を通じて供給路に
新しいインクスティックを挿入することができる。イン
クスティックがその幅より短い縦長さを有する場合、オ
ペレータは、さらなるインクスティックを挿入するのに
より大きな柔軟性を得ることができる。上記のインクス
ティックのアスペクト比は供給路の単位長さ当たりの固
体インク密度をより大きくし、できるだけキー状開口２
４に密接して供給路を充填する能力を増大する。
【００２０】さらに、三つの直交軸の少なくとも一つが
実質的に小さくなった寸法を有するインクスティック体
はインクスティック体のより均一な形成を可能にする。
例えばインクスティックは、鋳型に溶解されたインクを
挿入し、インクを冷却させ、それが冷めて固体化するこ
とにより形成してもよい。インクスティック体が有する
三つの軸の少なくとも一つの寸法が、内部質量が外面に
接近し、従ってインクスティック体がより容易に冷却す
るような寸法である場合、そのような冷却はより均一に
生じ得る。
実質的に小さくなった寸法を有するインクスティック体
はインクスティック体のより均一な形成を可能にする。
例えばインクスティックは、鋳型に溶解されたインクを
挿入し、インクを冷却させ、それが冷めて固体化するこ
とにより形成してもよい。インクスティック体が有する
三つの軸の少なくとも一つの寸法が、内部質量が外面に
接近し、従ってインクスティック体がより容易に冷却す
るような寸法である場合、そのような冷却はより均一に
生じ得る。
【００２１】図１０に示すインクスティックは上記のキ
ーまたは他の同定要素を付けないで示す。しかしなが
ら、上記のキー要素と他の特徴は図１０に示すインクス
ティックに含まれ、あるいは付加されてもよいことは当
業者には明らかであろう。
ーまたは他の同定要素を付けないで示す。しかしなが
ら、上記のキー要素と他の特徴は図１０に示すインクス
ティックに含まれ、あるいは付加されてもよいことは当
業者には明らかであろう。
【００２２】
【発明の効果】以上、説明したように、本発明によれ
ば、柔軟にさらなるインクスティックを挿入できる。
ば、柔軟にさらなるインクスティックを挿入できる。
【図１】 プリンタ上カバーが閉じられた相変化プリン
タを示す斜視図である。
タを示す斜視図である。
【図２】 インクアクセスカバーが開かれた相変化プリ
ンタを示す拡大された部分的上面斜視図であり、供給路
の中に装填されるべき位置にある固体インクスティック
を示す。
ンタを示す拡大された部分的上面斜視図であり、供給路
の中に装填されるべき位置にある固体インクスティック
を示す。
【図３】 図２の線３−３に沿って見た固体インク供給
システムの供給路を示す側面断面図である。
システムの供給路を示す側面断面図である。
【図４】 図２の線４−４に沿って見たインクスティッ
ク供給システムの断面図である。
ク供給システムの断面図である。
【図５】 固体インクスティックの実施例を示す斜視図
である。
である。
【図６】 固体インクスティックのセットを示す上面図
である。
である。
【図７】 固体インクスティックの別のセットに使用す
る記号セットを示す図である。
る記号セットを示す図である。
【図８】 図７の記号を組み入れる固体インクスティッ
クのセットの上面図である。
クのセットの上面図である。
【図９】 固体インクスティックの別の実施例を示す斜
視図である。
視図である。
【図１０】 簡略化されたインクスティック体を示す斜
視図である。
視図である。
８３０ インクスティック、８６５ 縦寸法、縦長さ、
８６９ 横寸法、幅。
８６９ 横寸法、幅。
Claims (2)
- 【請求項１】 インクスティックを受容し、かつインク
スティック供給路を通って縦方向にインクスティックを
移動させる少なくとも一つのインクスティック供給路を
備えるインクスティック供給システムを有する相変化イ
ンクプリンタに使用するインクスティックであって、 横寸法と縦寸法を有しかつ境界線を有する三次元インク
スティック体をインクスティックが備え、 インクスティック体がインクスティック供給路の中に嵌
り、かつインクスティック体の縦寸法がインクスティッ
ク供給路の縦方向に実質的に平行であるように形作ら
れ、 インクスティック体がインクスティック体境界線に形成
された少なくとも一つのキー要素を含み、 インクスティックがインクスティック供給路に挿入され
るときに、インクスティック体の横寸法がインクスティ
ック供給路の縦方向に実質的に垂直であり、 インクスティック体の横寸法がインクスティック体の縦
寸法と少なくともほぼ同じ大きさであることを特徴とす
るインクスティック。 - 【請求項２】 インクスティックを受容し、かつインク
スティック供給路を通って縦方向にインクスティックを
移動する少なくとも一つのインクスティック供給路を備
えるインクスティック供給システムを有する相変化イン
クプリンタに使用するインクスティックであって、 横寸法と縦寸法を有しかつ境界線を有する三次元インク
スティック体をインクスティックが備え、 インクスティック体がインクスティック供給路の中に嵌
り、かつインクスティック体の縦寸法がインクスティッ
ク供給路の縦方向に実質的に平行であるように形作ら
れ、 インクスティック体がインクスティック体境界線に形成
された少なくとも一つのキー要素を含み、 インクスティックがインクスティック供給路に挿入され
るときに、インクスティック体の横寸法がインクスティ
ック供給路の縦方向に実質的に垂直であり、 インクスティック体の横寸法がインクスティック体の縦
寸法より大きいことを特徴とするインクスティック。
Applications Claiming Priority (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| US10/135,050 | 2002-04-29 | ||
| US10/135,050 US20030202066A1 (en) | 2002-04-29 | 2002-04-29 | Solid ink stick with efficient aspect ratio |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2003312009A true JP2003312009A (ja) | 2003-11-06 |
Family
ID=29215635
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
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| Country | Link |
|---|---|
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| EP (1) | EP1359015A1 (ja) |
| JP (1) | JP2003312009A (ja) |
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-
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| Publication number | Publication date |
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| US20030202066A1 (en) | 2003-10-30 |
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|---|---|---|---|
| A300 | Application deemed to be withdrawn because no request for examination was validly filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20060704 |