JP2003310529A - 内視鏡システム - Google Patents
内視鏡システムInfo
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- JP2003310529A JP2003310529A JP2002118152A JP2002118152A JP2003310529A JP 2003310529 A JP2003310529 A JP 2003310529A JP 2002118152 A JP2002118152 A JP 2002118152A JP 2002118152 A JP2002118152 A JP 2002118152A JP 2003310529 A JP2003310529 A JP 2003310529A
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- Instruments For Viewing The Inside Of Hollow Bodies (AREA)
- Compressor (AREA)
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 複数のポンプを採用した場合にも、小型/軽
量化して消音ができ、携帯使用にも適した内視鏡システ
ムを提供する。 【解決手段】 内視鏡システムに用いられるポンプユニ
ット5は、消音ケース52に内蔵された送気送水ポンプ
50と、消音ケース52の外部に配置される吸引ポンプ
51とを有し、吸引ポンプ51における内視鏡側に接続
されない送出口65をチューブ64介して消音ケース5
2の孔63に接続し、消音ケース52の外部に配置され
る吸引ポンプ51に対しても消音ケース52で消音する
ことにより、消音の機能を持ち、複数のポンプ50、5
1を備えた場合にも、小型、軽量化でき、、携帯使用に
も適した構造にした。
量化して消音ができ、携帯使用にも適した内視鏡システ
ムを提供する。 【解決手段】 内視鏡システムに用いられるポンプユニ
ット5は、消音ケース52に内蔵された送気送水ポンプ
50と、消音ケース52の外部に配置される吸引ポンプ
51とを有し、吸引ポンプ51における内視鏡側に接続
されない送出口65をチューブ64介して消音ケース5
2の孔63に接続し、消音ケース52の外部に配置され
る吸引ポンプ51に対しても消音ケース52で消音する
ことにより、消音の機能を持ち、複数のポンプ50、5
1を備えた場合にも、小型、軽量化でき、、携帯使用に
も適した構造にした。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は複数のポンプを備
え、内視鏡検査を行う内視鏡システムに関する。
え、内視鏡検査を行う内視鏡システムに関する。
【0002】
【従来の技術】近年、内視鏡は医療用分野及び工業用分
野において、広く採用されるようになった。この場合、
内視鏡で内視鏡検査を行う場合には、光源装置等が必要
になり、内視鏡及び光源装置等からなる内視鏡装置或い
は内視鏡システムとして使用される。
野において、広く採用されるようになった。この場合、
内視鏡で内視鏡検査を行う場合には、光源装置等が必要
になり、内視鏡及び光源装置等からなる内視鏡装置或い
は内視鏡システムとして使用される。
【0003】一方、野外等において、内視鏡検査を行う
ような場合には、携帯使用に適した内視鏡システムが望
まれる。例えば、特開2000−171730号公報に
は、携帯使用に適したバッテリ駆動方式の内視鏡システ
ムが開示されている。この従来例では、光源ユニットが
操作部に装着される。
ような場合には、携帯使用に適した内視鏡システムが望
まれる。例えば、特開2000−171730号公報に
は、携帯使用に適したバッテリ駆動方式の内視鏡システ
ムが開示されている。この従来例では、光源ユニットが
操作部に装着される。
【0004】この従来例では肉眼観察を行う方式であ
り、最近は撮像素子を用いて表示手段に表示される内視
鏡画像を観察する内視鏡システムのニーズが高く、この
場合には、さらに撮像素子に対する信号処理を行う信号
処理装置と、表示装置が必要になる。また、体腔内に挿
入して観察する場合には、観察視野の確保等のため、送
気送水や吸引を行う手段も望まれる。
り、最近は撮像素子を用いて表示手段に表示される内視
鏡画像を観察する内視鏡システムのニーズが高く、この
場合には、さらに撮像素子に対する信号処理を行う信号
処理装置と、表示装置が必要になる。また、体腔内に挿
入して観察する場合には、観察視野の確保等のため、送
気送水や吸引を行う手段も望まれる。
【0005】野外等で携帯使用に適した状態で内視鏡検
査を行う従来例では送気送水や吸引を行う手段が殆ど考
慮されたいなかった。また、据え置き型の場合において
は、送気送水や吸引を行うポンプを光源装置等に設けて
いる。
査を行う従来例では送気送水や吸引を行う手段が殆ど考
慮されたいなかった。また、据え置き型の場合において
は、送気送水や吸引を行うポンプを光源装置等に設けて
いる。
【0006】例えば、従来は特開2000−14009
1号公報に開示されているようなポンプユニットを設け
ている。このポンプユニットはポンプが騒音を発生する
ので、その騒音を抑える工夫が施されている。
1号公報に開示されているようなポンプユニットを設け
ている。このポンプユニットはポンプが騒音を発生する
ので、その騒音を抑える工夫が施されている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】従来例ではポンプ単体
における消音の工夫はなされているが、送気送水と共に
吸引を行おうとするような複数のポンプを必要とする場
合、複数のポンプを総合して消音する開示をしていな
い。
における消音の工夫はなされているが、送気送水と共に
吸引を行おうとするような複数のポンプを必要とする場
合、複数のポンプを総合して消音する開示をしていな
い。
【0008】特に携帯型の場合、如何に小型/軽量化す
るかが課題であり、各ポンプ毎に消音用のケースを用い
ると大型化してしまう。また、一つのケースに全てのポ
ンプを収納しようとすると、ポンプの配置が変わる毎に
ケースを作り直す必要があり、融通がきかない。
るかが課題であり、各ポンプ毎に消音用のケースを用い
ると大型化してしまう。また、一つのケースに全てのポ
ンプを収納しようとすると、ポンプの配置が変わる毎に
ケースを作り直す必要があり、融通がきかない。
【0009】(発明の目的)本発明は、上述した点に鑑
みてなされたもので、複数のポンプを採用した場合に
も、小型/軽量化して消音ができ、携帯使用にも適した
内視鏡システムを提供することを目的とする。
みてなされたもので、複数のポンプを採用した場合に
も、小型/軽量化して消音ができ、携帯使用にも適した
内視鏡システムを提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】内視鏡検査を行う内視鏡
と、複数のポンプとを有する内視鏡システムにおいて、
少なくとも1つのポンプを消音用のケース内に設置し、
前記ケース外に設置したポンプの内視鏡側に延出しない
方の通気口を前記ケースに接続したことにより、ケース
に収納しないポンプに対しても消音を行えるようにして
小型/軽量化を可能にしている。
と、複数のポンプとを有する内視鏡システムにおいて、
少なくとも1つのポンプを消音用のケース内に設置し、
前記ケース外に設置したポンプの内視鏡側に延出しない
方の通気口を前記ケースに接続したことにより、ケース
に収納しないポンプに対しても消音を行えるようにして
小型/軽量化を可能にしている。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の実
施の形態を説明する。 (第1の実施の形態)図1ないし図5は本発明の第1の
実施の形態に係り、図1は第1の実施の形態の内視鏡シ
ステムの全体構成を示し、図2は光源部の構成及び動作
説明図を示し、図3はポンプユニットの外装ケース内部
の構成を示し、図4は送水ボトルをスライド自在に保持
した構成を示し、図5は操作部に設けたスイッチ部の構
成及びポンプ出力の制御動作の説明図を示す。
施の形態を説明する。 (第1の実施の形態)図1ないし図5は本発明の第1の
実施の形態に係り、図1は第1の実施の形態の内視鏡シ
ステムの全体構成を示し、図2は光源部の構成及び動作
説明図を示し、図3はポンプユニットの外装ケース内部
の構成を示し、図4は送水ボトルをスライド自在に保持
した構成を示し、図5は操作部に設けたスイッチ部の構
成及びポンプ出力の制御動作の説明図を示す。
【0012】図1に示す内視鏡システム1は、体腔内に
挿入され、撮像手段を内蔵した内視鏡2と、この内視鏡
2が着脱自在に接続され、撮像手段に対する信号処理を
行うビデオプロセッサ3と、このビデオプロセッサ3と
共に例えばベルト4にフック等で固定され、送気送水及
び吸引を行うポンプユニット5と、ビデオプロセッサ3
から無線で送信される画像信号を受信し、表示部で表示
する術者のヘッドにマウントが可能な表示ユニット6
と、ビデオプロセッサ3から無線で送信される画像信号
を受信して画像のファイリング等を行う、例えばネット
ワーク7に接続されたパソコン8とからなる。
挿入され、撮像手段を内蔵した内視鏡2と、この内視鏡
2が着脱自在に接続され、撮像手段に対する信号処理を
行うビデオプロセッサ3と、このビデオプロセッサ3と
共に例えばベルト4にフック等で固定され、送気送水及
び吸引を行うポンプユニット5と、ビデオプロセッサ3
から無線で送信される画像信号を受信し、表示部で表示
する術者のヘッドにマウントが可能な表示ユニット6
と、ビデオプロセッサ3から無線で送信される画像信号
を受信して画像のファイリング等を行う、例えばネット
ワーク7に接続されたパソコン8とからなる。
【0013】内視鏡2は体腔内に挿入し易いように細長
に形成した挿入部11と、この挿入部11の後端に設け
られ、術者が把持操作する操作部12とを有する。
に形成した挿入部11と、この挿入部11の後端に設け
られ、術者が把持操作する操作部12とを有する。
【0014】挿入部11はその先端に形成された先端部
13と、この先端部13の後端に設けられた湾曲自在の
湾曲部14と、この湾曲部14の後端から操作部12の
前端まで長尺に形成された可撓部15とを有し、湾曲部
14は操作部12に設けた湾曲ノブ16を回動操作する
ことによって、所望とする方向に湾曲することができ
る。
13と、この先端部13の後端に設けられた湾曲自在の
湾曲部14と、この湾曲部14の後端から操作部12の
前端まで長尺に形成された可撓部15とを有し、湾曲部
14は操作部12に設けた湾曲ノブ16を回動操作する
ことによって、所望とする方向に湾曲することができ
る。
【0015】挿入部11内部には照明光を伝送するライ
トガイド17が送通され、このライトガイド17の後端
は操作部12内部で光源部18に接続されている。光源
部18の照明光はライトガイド17により伝送され、先
端部13の照明窓に固定された先端面から出射され、体
腔内の患部等の被写体を照明する。
トガイド17が送通され、このライトガイド17の後端
は操作部12内部で光源部18に接続されている。光源
部18の照明光はライトガイド17により伝送され、先
端部13の照明窓に固定された先端面から出射され、体
腔内の患部等の被写体を照明する。
【0016】先端部13には照明窓に隣接して観察(撮
像)窓が設けてあり、その観察窓には対物レンズが取り
付けられ、その結像位置にはCCD19等の撮像素子が
配置されている。
像)窓が設けてあり、その観察窓には対物レンズが取り
付けられ、その結像位置にはCCD19等の撮像素子が
配置されている。
【0017】このCCD19は図示しない信号線を介し
て、操作部12の後端のコネクタ部20に接続され、こ
のコネクタ部20にはビデオプロセッサ3に接続された
ケーブル&チューブ21の端部のコネクタ22が着脱自
在に接続される。
て、操作部12の後端のコネクタ部20に接続され、こ
のコネクタ部20にはビデオプロセッサ3に接続された
ケーブル&チューブ21の端部のコネクタ22が着脱自
在に接続される。
【0018】このケーブル&チューブ21におけるケー
ブルはビデオプロセッサ3と接続され、ビデオプロセッ
サ3の内部のCCD駆動回路及び映像信号処理回路と接
続される。なお、本実施の形態では、ビデオプロセッサ
3の内部の映像信号処理回路は、無線回路を備え、映像
信号を(画像信号)を変調して無線で送信する機能を備
えている。
ブルはビデオプロセッサ3と接続され、ビデオプロセッ
サ3の内部のCCD駆動回路及び映像信号処理回路と接
続される。なお、本実施の形態では、ビデオプロセッサ
3の内部の映像信号処理回路は、無線回路を備え、映像
信号を(画像信号)を変調して無線で送信する機能を備
えている。
【0019】また、このビデオプロセッサ3は電源とし
てバッテリを内蔵し、ビデオプロセッサ3の内部のCC
D駆動回路及び映像信号処理回路に動作に必要な電力を
供給する。また、このバッテリはケーブル内部の電源線
を介して内視鏡2側と接続され、光源部18等に動作に
必要な電力を供給する。
てバッテリを内蔵し、ビデオプロセッサ3の内部のCC
D駆動回路及び映像信号処理回路に動作に必要な電力を
供給する。また、このバッテリはケーブル内部の電源線
を介して内視鏡2側と接続され、光源部18等に動作に
必要な電力を供給する。
【0020】また、内視鏡2の挿入部11内には送気及
び送水を行う送気送水管路と吸引を行う吸引管路とが設
けてあり、これらは操作部12のコネクタ部20におい
て、ケーブル&チューブ21の端部のコネクタ22と接
続される。そして、ケーブル&チューブ21のビデオプ
ロセッサ3側に近い端部で、チューブはケーブルと分岐
し、そのチューブの端部のコネクタ24をポンプユニッ
ト5に着脱自在に接続することができる。このコネクタ
24からさらにチューブが延出され、送水用ボトル25
と吸引用ボトル26とに接続される。
び送水を行う送気送水管路と吸引を行う吸引管路とが設
けてあり、これらは操作部12のコネクタ部20におい
て、ケーブル&チューブ21の端部のコネクタ22と接
続される。そして、ケーブル&チューブ21のビデオプ
ロセッサ3側に近い端部で、チューブはケーブルと分岐
し、そのチューブの端部のコネクタ24をポンプユニッ
ト5に着脱自在に接続することができる。このコネクタ
24からさらにチューブが延出され、送水用ボトル25
と吸引用ボトル26とに接続される。
【0021】送水ボトル25に接続されるチューブ及び
吸引用ボトル26から延出されたチューブ27はポンプ
ユニット4内部で送気送水用ポンプと吸引用ポンプにそ
れぞれ接続される。
吸引用ボトル26から延出されたチューブ27はポンプ
ユニット4内部で送気送水用ポンプと吸引用ポンプにそ
れぞれ接続される。
【0022】なお、ポンプユニット4の上部には送気送
水の流量や吸引の吸引量等を設定するスイッチ部28が
設けてある。また、内視鏡2の操作部12には送気及び
送水と、吸引操作を行うための2つのスイッチ部29が
設けてあり、スイッチ部29の操作により送気送水及び
吸引の制御を行うことができる。
水の流量や吸引の吸引量等を設定するスイッチ部28が
設けてある。また、内視鏡2の操作部12には送気及び
送水と、吸引操作を行うための2つのスイッチ部29が
設けてあり、スイッチ部29の操作により送気送水及び
吸引の制御を行うことができる。
【0023】上記CCD18に対する信号処理等を行う
ビデオプロセッサ3の例えば上面にはスイッチ操作等を
行う操作スイッチ部30が設けてある。また、このビデ
オプロセッサ3の内部には画像データを記録する記録装
置が内蔵されている。
ビデオプロセッサ3の例えば上面にはスイッチ操作等を
行う操作スイッチ部30が設けてある。また、このビデ
オプロセッサ3の内部には画像データを記録する記録装
置が内蔵されている。
【0024】また、術者のヘッドに装着される表示ユニ
ット6は、頭部に装着する装着用アームの先端に例えば
液晶モニタ31が設けられ、また装着用アームの基端か
ら音声入力用アームが延出され、その先端に音声入力す
るマイク32が取り付けられている。
ット6は、頭部に装着する装着用アームの先端に例えば
液晶モニタ31が設けられ、また装着用アームの基端か
ら音声入力用アームが延出され、その先端に音声入力す
るマイク32が取り付けられている。
【0025】なお、装着用アームの基端には、ビデオプ
ロセッサ3から送信される無線による画像信号を受信し
て復調して液晶モニタ31で表示する信号に変換する回
路機能と、マイク32による音声信号を変調して無線で
ビデオプロセッサ3の無線回路に送信する無線回路部3
3が設けてある。
ロセッサ3から送信される無線による画像信号を受信し
て復調して液晶モニタ31で表示する信号に変換する回
路機能と、マイク32による音声信号を変調して無線で
ビデオプロセッサ3の無線回路に送信する無線回路部3
3が設けてある。
【0026】本実施の形態では、マイク32からの音声
操作を行えるように、ビデオプロセッサ3の内部には音
声認識する音声認識回路も内蔵し、音声によるコマンド
等に対応して色調の変更や明るさ(輝度レベル)の変更
等を行えるようにしている。また、本実施の形態では、
上述のようにビデオプロセッサ3と表示ユニット6とを
無線で信号の送受信を行う構成にしたが、有線、つまり
信号線でビデオプロセッサ3と接続するような構成にし
ても良い。
操作を行えるように、ビデオプロセッサ3の内部には音
声認識する音声認識回路も内蔵し、音声によるコマンド
等に対応して色調の変更や明るさ(輝度レベル)の変更
等を行えるようにしている。また、本実施の形態では、
上述のようにビデオプロセッサ3と表示ユニット6とを
無線で信号の送受信を行う構成にしたが、有線、つまり
信号線でビデオプロセッサ3と接続するような構成にし
ても良い。
【0027】次に内視鏡システム1の各部の構成等を説
明する。図2(A)は光源部18の構成を示す。この光
源部18は、例えば赤(R)、緑(G)、青(B)の各
波長域でそれぞれ発光するLED41R、41G、41
Bと、LED41R、41G、41Bによる各光を集光
してライトガイド17の後端面に照射する3つの集光レ
ンズ42とからなる。
明する。図2(A)は光源部18の構成を示す。この光
源部18は、例えば赤(R)、緑(G)、青(B)の各
波長域でそれぞれ発光するLED41R、41G、41
Bと、LED41R、41G、41Bによる各光を集光
してライトガイド17の後端面に照射する3つの集光レ
ンズ42とからなる。
【0028】LED41R、41G、41Bは駆動線4
3を介してビデオプロセッサ3内部の図示しないLED
駆動回路と接続され、このLED駆動回路はスイッチ部
30のスイッチ操作によりLED41R、41G、41
Bを図2(B)に示すように順次に発光させたり、図2
(C)に示すように同時に発光させたりすることができ
るようにしている。
3を介してビデオプロセッサ3内部の図示しないLED
駆動回路と接続され、このLED駆動回路はスイッチ部
30のスイッチ操作によりLED41R、41G、41
Bを図2(B)に示すように順次に発光させたり、図2
(C)に示すように同時に発光させたりすることができ
るようにしている。
【0029】つまり、図2(B)に示すようにLED4
1R、41G、41Bを順次に発光させることにより、
被写体側をR、G、Bの面順次照明光で照明することが
できる。この場合には、R、G、Bの面順次照明光に同
期して、CCD19を駆動し、面順次で撮像されたR、
G、B信号をビデオプロセッサ3内部の映像信号処理回
路のメモリに一時格納し、同時に読み出すことによりカ
ラーの映像信号を生成する。
1R、41G、41Bを順次に発光させることにより、
被写体側をR、G、Bの面順次照明光で照明することが
できる。この場合には、R、G、Bの面順次照明光に同
期して、CCD19を駆動し、面順次で撮像されたR、
G、B信号をビデオプロセッサ3内部の映像信号処理回
路のメモリに一時格納し、同時に読み出すことによりカ
ラーの映像信号を生成する。
【0030】一方、図2(C)に示すようにLED41
R、41G、41Bを同時に発光させることにより、ラ
イトガイド17にはR、G、Bを混合した白色光とな
り、被写体を白色光で照明することができる。
R、41G、41Bを同時に発光させることにより、ラ
イトガイド17にはR、G、Bを混合した白色光とな
り、被写体を白色光で照明することができる。
【0031】その他に、スイッチ部30の操作で例えば
Bで発光するLED41Bのみを発光させ、その光を蛍
光観察する場合の励起光を被写体側に照射し、被写体側
からの蛍光による観察も行うことができる。
Bで発光するLED41Bのみを発光させ、その光を蛍
光観察する場合の励起光を被写体側に照射し、被写体側
からの蛍光による観察も行うことができる。
【0032】このように本実施の形態では、携帯型に適
した内視鏡2においても、様々な用途に対応できるよう
にすると共に、小型かつ低消費電力で様々な撮像方式に
対応できる光源部を実現している。
した内視鏡2においても、様々な用途に対応できるよう
にすると共に、小型かつ低消費電力で様々な撮像方式に
対応できる光源部を実現している。
【0033】次に図3を参照してポンプユニット5の構
成を説明する。図5(A)はポンプユニットの外装ケー
ス内部の構造を平面断面図で示し、図5(B)は側面断
面図で示す。このポンプユニット5は、その外装ケース
の内部に送気送水用ポンプ50と吸引用ポンプ51を内
蔵しているが、この場合一方のポンプ、具体的には送気
送水用ポンプ50のみを消音ケース52の内部に収納
し、他方の吸引用ポンプ51は消音ケースには内蔵しな
い構造にして、2つのポンプ50,51を備えたポンプ
ユニット5を小型かつ軽量にしている。
成を説明する。図5(A)はポンプユニットの外装ケー
ス内部の構造を平面断面図で示し、図5(B)は側面断
面図で示す。このポンプユニット5は、その外装ケース
の内部に送気送水用ポンプ50と吸引用ポンプ51を内
蔵しているが、この場合一方のポンプ、具体的には送気
送水用ポンプ50のみを消音ケース52の内部に収納
し、他方の吸引用ポンプ51は消音ケースには内蔵しな
い構造にして、2つのポンプ50,51を備えたポンプ
ユニット5を小型かつ軽量にしている。
【0034】消音ケース52は上部密封ケース52aと
下部密封ケース52bとからなり、この内部に収納され
る送気送水用ポンプ50は4箇所の防振部材53により
下部密封ケース52bに固定されている。
下部密封ケース52bとからなり、この内部に収納され
る送気送水用ポンプ50は4箇所の防振部材53により
下部密封ケース52bに固定されている。
【0035】つまり、送気送水用ポンプ50は円錐を上
下方向に連ねた形状の弾性体で形成された防振部材53
を介して複数箇所で下部密封ケース52bに固定されて
いる。
下方向に連ねた形状の弾性体で形成された防振部材53
を介して複数箇所で下部密封ケース52bに固定されて
いる。
【0036】各防振部材53の下端は下部密閉ケース5
2bの底面から下方に突出し、外装ケースに固定され
る。
2bの底面から下方に突出し、外装ケースに固定され
る。
【0037】また、上部密閉ケース52aと接合される
下部密閉ケース52bの外周には、上部密閉ケース52
aより一回り大きな段差が設けてあり、その段差の内部
に気密部材54を介して上部密閉ケース52aが嵌め込
まれ図示しないネジで締結される。
下部密閉ケース52bの外周には、上部密閉ケース52
aより一回り大きな段差が設けてあり、その段差の内部
に気密部材54を介して上部密閉ケース52aが嵌め込
まれ図示しないネジで締結される。
【0038】送気送水用ポンプ50は、例えば隣接する
ように設けた2つの通気口、具体的には吸引を行う吸引
口55と送出を行う送出口56とを有し、吸引口55は
これに対向する消音ケース52の開口部分に取り付けた
連結部材57に設けた接続管58aの内部側管口に接続
されている。
ように設けた2つの通気口、具体的には吸引を行う吸引
口55と送出を行う送出口56とを有し、吸引口55は
これに対向する消音ケース52の開口部分に取り付けた
連結部材57に設けた接続管58aの内部側管口に接続
されている。
【0039】この接続管a58の外部に臨む外部側管口
にはチューブ(管路)59の一端が接続され、そのチュ
ーブ59の他端は、正面側、具体的には連結部材57
(或いは吸引口55と送出送出口56)側の消音ケース
52部分と反対側となる消音ケース52の背面に設けた
孔(開口)60に取り付けられている。
にはチューブ(管路)59の一端が接続され、そのチュ
ーブ59の他端は、正面側、具体的には連結部材57
(或いは吸引口55と送出送出口56)側の消音ケース
52部分と反対側となる消音ケース52の背面に設けた
孔(開口)60に取り付けられている。
【0040】つまり、送気送水用ポンプ50は、その一
方の通気口としての吸引口55は接続管58aにより消
音ケース52の外部に臨み、その外部に臨む開口部分は
消音ケース52の外部に配置されたチューブ59を介し
て消音ケース52の背面の孔60に連通するように接続
している。
方の通気口としての吸引口55は接続管58aにより消
音ケース52の外部に臨み、その外部に臨む開口部分は
消音ケース52の外部に配置されたチューブ59を介し
て消音ケース52の背面の孔60に連通するように接続
している。
【0041】このような構造にして、送気送水用ポンプ
50における吸引口55の内部のダイヤフラム部で発生
した機械音を、チューブ59等による長い管路部分で消
音させて再び消音ケース52内部に戻すようにしてい
る。
50における吸引口55の内部のダイヤフラム部で発生
した機械音を、チューブ59等による長い管路部分で消
音させて再び消音ケース52内部に戻すようにしてい
る。
【0042】また、送気送水用ポンプ50における他方
の通気口としての送出口56は連結部材57に設けた接
続管58bの内部側管口に接続され、その他端の外部側
管口に接続された配管用のチューブ61により送水ボト
ル25及び送水ボトル25と分岐したチューブを介して
内視鏡2側に接続し、内視鏡2側に送気及び送水ができ
るようにしている。
の通気口としての送出口56は連結部材57に設けた接
続管58bの内部側管口に接続され、その他端の外部側
管口に接続された配管用のチューブ61により送水ボト
ル25及び送水ボトル25と分岐したチューブを介して
内視鏡2側に接続し、内視鏡2側に送気及び送水ができ
るようにしている。
【0043】また、この消音ケース52の例えば上面に
は、断面がすり鉢状の通気用孔(開口)62が設けてあ
り、この通気用孔62から吸気を行う。そして、消音ケ
ース52内で脈動を緩和することで、騒音を抑える。こ
の通気孔62は上記のようにすり鉢状とすることによ
り、消音ケース52内部に吸気される空気が耳障りな音
を発生することなく、吸気できるようにしている。
は、断面がすり鉢状の通気用孔(開口)62が設けてあ
り、この通気用孔62から吸気を行う。そして、消音ケ
ース52内で脈動を緩和することで、騒音を抑える。こ
の通気孔62は上記のようにすり鉢状とすることによ
り、消音ケース52内部に吸気される空気が耳障りな音
を発生することなく、吸気できるようにしている。
【0044】また、この消音ケース52の側面部分に
は、孔(開口)63が設けてあり、この孔63に一端が
接続されたチューブ64を介して吸引ポンプ51の送出
口65と接続されている。この吸引ポンプ51の吸引口
66は吸引ボトル26に接続されたチューブ27を介し
て内視鏡2側と接続され、内視鏡2側で吸引した体液等
を吸引ボトル26内に収納できるようにしている。
は、孔(開口)63が設けてあり、この孔63に一端が
接続されたチューブ64を介して吸引ポンプ51の送出
口65と接続されている。この吸引ポンプ51の吸引口
66は吸引ボトル26に接続されたチューブ27を介し
て内視鏡2側と接続され、内視鏡2側で吸引した体液等
を吸引ボトル26内に収納できるようにしている。
【0045】このように本実施の形態では、消音ケース
52の内部に配置しない吸引ポンプ51における内視鏡
2側に接続されない通気口、この場合には送出口65を
接続用管路部材としてのチューブ64を介して消音ケー
ス52の内部に連通させている。そして、この吸引ポン
プ51におけるダイヤフラム部で発生する機械音をチュ
ーブ64で低減すると共に、さらに消音ケース52に接
続してその音を大幅に低減化できるようにしている。
52の内部に配置しない吸引ポンプ51における内視鏡
2側に接続されない通気口、この場合には送出口65を
接続用管路部材としてのチューブ64を介して消音ケー
ス52の内部に連通させている。そして、この吸引ポン
プ51におけるダイヤフラム部で発生する機械音をチュ
ーブ64で低減すると共に、さらに消音ケース52に接
続してその音を大幅に低減化できるようにしている。
【0046】なお、吸引ポンプ51は防振部材68によ
りポンプユニット5を覆う外装ケースに固定される。な
お、下記のように消音ケース52の外部に配置されるポ
ンプ、この場合には吸引ポンプ51を消音ケース52の
上面や側面等に防振部材68等で固定して、より小型化
しても良い。
りポンプユニット5を覆う外装ケースに固定される。な
お、下記のように消音ケース52の外部に配置されるポ
ンプ、この場合には吸引ポンプ51を消音ケース52の
上面や側面等に防振部材68等で固定して、より小型化
しても良い。
【0047】このような構成にすることにより、一つの
消音ケース52で複数のポンプ50、51の騒音対策を
兼ねることができ、コスト削減と、小型及び軽量化を実
現でき、携帯型の内視鏡装置に適したポンプユニット5
を実現できる効果がある。
消音ケース52で複数のポンプ50、51の騒音対策を
兼ねることができ、コスト削減と、小型及び軽量化を実
現でき、携帯型の内視鏡装置に適したポンプユニット5
を実現できる効果がある。
【0048】なお、2つのポンプの大きさが異なる時に
は、トータルで小型化することを考えて、小さい方のポ
ンプの周囲を消音ケースで囲み、大きいポンプはそのケ
ースの上面や側面等に防振部材(弾性ゴムなど)を介し
て固定し、一体化するとさらによい。なお、通気孔と配
管用孔は、トータルで小型化できるように適宜に変形し
ても良い。
は、トータルで小型化することを考えて、小さい方のポ
ンプの周囲を消音ケースで囲み、大きいポンプはそのケ
ースの上面や側面等に防振部材(弾性ゴムなど)を介し
て固定し、一体化するとさらによい。なお、通気孔と配
管用孔は、トータルで小型化できるように適宜に変形し
ても良い。
【0049】また、本実施の形態ではポンプユニット5
では図4(A)に示すように送水ボトル25がポンプユ
ニット5の本体を覆う外装ケース71の側面に設けたス
トッパ付きスライドレール72で昇降自在のボトルホル
ダ(ボトル置き)73に取り付けられるようにしてい
る。
では図4(A)に示すように送水ボトル25がポンプユ
ニット5の本体を覆う外装ケース71の側面に設けたス
トッパ付きスライドレール72で昇降自在のボトルホル
ダ(ボトル置き)73に取り付けられるようにしてい
る。
【0050】そして、保管時には図4(A)に示すよう
にポンプユニット5を保管台74等に載置すると、スト
ッパ付きスライドレール72により送水ボトル25を保
持したボトルホルダ73の下面もポンプユニット5の下
面と共に保管台74に揃えて載せることができる。この
ように保管時には、送水ボトル25側と外装ケースの低
面が同一面上に配置され、安定する。
にポンプユニット5を保管台74等に載置すると、スト
ッパ付きスライドレール72により送水ボトル25を保
持したボトルホルダ73の下面もポンプユニット5の下
面と共に保管台74に揃えて載せることができる。この
ように保管時には、送水ボトル25側と外装ケースの低
面が同一面上に配置され、安定する。
【0051】また、使用時には、図4(B)に示すよう
に送水ボトル25を保持したボトルホルダ73はその自
重で下がり、ポンプユニット5の外装ケース71よりも
ストッパで規制された位置まで下側に下がる。従って、
送水ボトル25の水がポンプユニット5の外装ケース7
1内部に逆流することを防止できる。
に送水ボトル25を保持したボトルホルダ73はその自
重で下がり、ポンプユニット5の外装ケース71よりも
ストッパで規制された位置まで下側に下がる。従って、
送水ボトル25の水がポンプユニット5の外装ケース7
1内部に逆流することを防止できる。
【0052】なお、この外装ケース71の側面に送水タ
ンク25や吸引タンク26を取り付けるフックを設け、
直接取り付けられるようにしてもよい。また、フックは
図4のようなストッパー付スライドレール72の方がさ
らによい。
ンク25や吸引タンク26を取り付けるフックを設け、
直接取り付けられるようにしてもよい。また、フックは
図4のようなストッパー付スライドレール72の方がさ
らによい。
【0053】図5(A)は操作部12に設けたスイッチ
部29の構造を示す。図1に示した内視鏡2の操作部1
2には図5(A)に示すスイッチ部29が設けてある。
このスイッチ部29は操作部12に設けた凹部にコイル
状スプリング76で外部に突出するように付勢された押
圧操作用のスイッチ77をその奥に配置された圧力セン
サ78に対向するように収納し、このスイッチ77の先
端は圧力センサ78の圧力感知部78aに近接してい
る。
部29の構造を示す。図1に示した内視鏡2の操作部1
2には図5(A)に示すスイッチ部29が設けてある。
このスイッチ部29は操作部12に設けた凹部にコイル
状スプリング76で外部に突出するように付勢された押
圧操作用のスイッチ77をその奥に配置された圧力セン
サ78に対向するように収納し、このスイッチ77の先
端は圧力センサ78の圧力感知部78aに近接してい
る。
【0054】この圧力センサ78は、動作用の電源電圧
Vcc、GND、そして検出圧力を出力信号(図5
(A)ではOUTと略記)を出力する信号線と接続され
ている。この出力信号は、ポンプユニット5内部に設け
た制御回路79に接続される。そして、圧力センサ78
はスイッチ77の押圧操作により、その場合に検知した
圧力に応じた出力信号を制御回路79に出力する。
Vcc、GND、そして検出圧力を出力信号(図5
(A)ではOUTと略記)を出力する信号線と接続され
ている。この出力信号は、ポンプユニット5内部に設け
た制御回路79に接続される。そして、圧力センサ78
はスイッチ77の押圧操作により、その場合に検知した
圧力に応じた出力信号を制御回路79に出力する。
【0055】制御回路79はこの出力信号の値により、
送気送水ポンプ50或いは吸引ポンプ51の出力を制御
する。ポンプユニット5におけるポンプ出力を制御する
場合、アナログ的に変化させてもよいが、本実施の形態
では、基本的には離散的に変化するように制御するよう
にしている。
送気送水ポンプ50或いは吸引ポンプ51の出力を制御
する。ポンプユニット5におけるポンプ出力を制御する
場合、アナログ的に変化させてもよいが、本実施の形態
では、基本的には離散的に変化するように制御するよう
にしている。
【0056】また、図1に示すポンプユニット5の上面
に設けたスイッチ部28にはポンプ出力の設定(制御)
を強、中、弱で選択設定するSWが設けてある。また、
操作部12のスイッチ部29のスイッチ77を押し、そ
の検出圧力が一定以上になれば、送気、送水、或いは吸
引を開始する。この場合、最初は図5(B)に示すよう
に検出出力が検出範囲のMAX近辺に設定されている出
力開始圧力の値になるまでスイッチ77を押さなければ
開始しないようにしている。
に設けたスイッチ部28にはポンプ出力の設定(制御)
を強、中、弱で選択設定するSWが設けてある。また、
操作部12のスイッチ部29のスイッチ77を押し、そ
の検出圧力が一定以上になれば、送気、送水、或いは吸
引を開始する。この場合、最初は図5(B)に示すよう
に検出出力が検出範囲のMAX近辺に設定されている出
力開始圧力の値になるまでスイッチ77を押さなければ
開始しないようにしている。
【0057】このように設定することにより、誤ってス
イッチ77に触れてそれを少し押してしまったような場
合があっても、送気、送水、或いは吸引を行わないよう
にしている。
イッチ77に触れてそれを少し押してしまったような場
合があっても、送気、送水、或いは吸引を行わないよう
にしている。
【0058】また、スイッチ77の押しこみ量(検出圧
力値)によって、ポンプ出力が図5(B)或いは図5
(C)に示すように離散的に変化する。但し、ポンプユ
ニット5(筐体)側のポンプ出力の設定を行うスイッチ
部28で設定された出力のMAXを超えることはない。
力値)によって、ポンプ出力が図5(B)或いは図5
(C)に示すように離散的に変化する。但し、ポンプユ
ニット5(筐体)側のポンプ出力の設定を行うスイッチ
部28で設定された出力のMAXを超えることはない。
【0059】例えば、スイッチ部28でポンプ出力を例
えば弱に設定した場合には、図5(C)に示すポンプ出
力が、0から弱で示すポンプ出力を越えて出力されるよ
うなことはなく、設定(選択)した弱のモードに対応し
たポンプ出力で動作を行うようにしている。中、強の場
合も同様である。
えば弱に設定した場合には、図5(C)に示すポンプ出
力が、0から弱で示すポンプ出力を越えて出力されるよ
うなことはなく、設定(選択)した弱のモードに対応し
たポンプ出力で動作を行うようにしている。中、強の場
合も同様である。
【0060】また、本実施の形態では、スイッチ77を
押しこむ時と離す時で、ポンプ出力が変化するように制
御回路79は制御する。このため、制御回路79は例え
ば圧力センサ78の検出出力に対して押しこむ時と離す
時でのポンプ出力を決定するしきい値を切り替え、切り
替えた場合のしきい値の比較結果でポンプ出力を決定す
るようにしている。このようにすることにより、図5
(B)の実線と点線で示すように押しこむ時と離す時で
のポンプ出力を変更している。
押しこむ時と離す時で、ポンプ出力が変化するように制
御回路79は制御する。このため、制御回路79は例え
ば圧力センサ78の検出出力に対して押しこむ時と離す
時でのポンプ出力を決定するしきい値を切り替え、切り
替えた場合のしきい値の比較結果でポンプ出力を決定す
るようにしている。このようにすることにより、図5
(B)の実線と点線で示すように押しこむ時と離す時で
のポンプ出力を変更している。
【0061】また、図5(B)に示すように圧力値があ
る値より小さくなれば、ポンプ出力は内視鏡2側には出
力されなくなる(ポンプが停止するとは限らない)。ま
た、圧力値がある値より小さくなり、設定された時間内
で圧力値が増加した場合は、上述した最初の出力開始圧
力の値よりも低い圧力値でも出力を開始する。この時の
出力値は検出圧力値に準ずる。このようにすることによ
り、使用時での操作性を確保している。
る値より小さくなれば、ポンプ出力は内視鏡2側には出
力されなくなる(ポンプが停止するとは限らない)。ま
た、圧力値がある値より小さくなり、設定された時間内
で圧力値が増加した場合は、上述した最初の出力開始圧
力の値よりも低い圧力値でも出力を開始する。この時の
出力値は検出圧力値に準ずる。このようにすることによ
り、使用時での操作性を確保している。
【0062】なお、ポンプ出力の制御法としては、例え
ば、ダイヤフラムポンプであれば電圧制御、リニアポン
プであれば、位相角制御、その他、弁によってリーク量
を変化させる方法が考えられる。
ば、ダイヤフラムポンプであれば電圧制御、リニアポン
プであれば、位相角制御、その他、弁によってリーク量
を変化させる方法が考えられる。
【0063】このような構成及び作用を備えた本実施の
形態によれば、そのポンプユニット5を複数のポンプを
使用した場合にも、消音の機能を備えてしかも小型かつ
軽量化できる効果がある。従って、携帯使用するような
内視鏡システム1の場合に適したポンプユニットを実現
できる。
形態によれば、そのポンプユニット5を複数のポンプを
使用した場合にも、消音の機能を備えてしかも小型かつ
軽量化できる効果がある。従って、携帯使用するような
内視鏡システム1の場合に適したポンプユニットを実現
できる。
【0064】図6は第2の実施の形態における携帯型の
内視鏡に適した使い捨て(ディスポ)タイプのシース
(以下、ディスポシースという)を示す。上述したよう
に携帯型の内視鏡2の場合、その洗浄、消毒の手間を減
らす目的で、内視鏡2の挿入部11等に図6(A)に示
すような滅菌済みの清浄なディスポシース80Aをかぶ
せてから検査をするようにしてもよい。
内視鏡に適した使い捨て(ディスポ)タイプのシース
(以下、ディスポシースという)を示す。上述したよう
に携帯型の内視鏡2の場合、その洗浄、消毒の手間を減
らす目的で、内視鏡2の挿入部11等に図6(A)に示
すような滅菌済みの清浄なディスポシース80Aをかぶ
せてから検査をするようにしてもよい。
【0065】ディスポシース80Aはその先端に設けた
シース先端部81は硬質プラスチック等で形成され、シ
ース先端部81に続く筒状のシース挿入部82とその後
端の拡径にしたシース操作部83部分はウレタン,シリ
コンなどの軟性(弾性)プラスチックなどからできてい
る。
シース先端部81は硬質プラスチック等で形成され、シ
ース先端部81に続く筒状のシース挿入部82とその後
端の拡径にしたシース操作部83部分はウレタン,シリ
コンなどの軟性(弾性)プラスチックなどからできてい
る。
【0066】図6(A)に示すディスポシース80A
は、内視鏡2への装着性又は抜去性を良くするために、
シース操作部83側から内視鏡2の挿入部82を挿入し
た後、シース挿入部82の長手方向に予め取り付けた生
体適合性のある粘着テープ84を周方向に貼り付けて挿
入部11の外周面にフィットさせた状態で完全に覆うこ
とができるようにしている。
は、内視鏡2への装着性又は抜去性を良くするために、
シース操作部83側から内視鏡2の挿入部82を挿入し
た後、シース挿入部82の長手方向に予め取り付けた生
体適合性のある粘着テープ84を周方向に貼り付けて挿
入部11の外周面にフィットさせた状態で完全に覆うこ
とができるようにしている。
【0067】内視鏡検査に使用した後、このディスポシ
ース80Aを取り外す時には、シース挿入部82におけ
る粘着テープ84による貼り合わせ部より内側でシース
挿入部82の長手方向に予め取り付けたひも85の手元
側の端部を先端側に引張ることによって、粘着テープ8
4による貼り合わせ部を簡単に外れるようにしている。
ース80Aを取り外す時には、シース挿入部82におけ
る粘着テープ84による貼り合わせ部より内側でシース
挿入部82の長手方向に予め取り付けたひも85の手元
側の端部を先端側に引張ることによって、粘着テープ8
4による貼り合わせ部を簡単に外れるようにしている。
【0068】このような構成にしているので、ディスポ
シース80Aの内視鏡2への装着、取り外しを簡単かつ
時間の短縮化を図れるという効果を有する。また、図6
(B)に示すディスポシース80Bも、そのシース挿入
部86は内視鏡2の挿入部11の径よりも大きな円筒状
であり、内視鏡2を挿入した後、シース挿入部86を水
に漬けたり、熱を加えるとシース挿入部86が化学反応
等で径方向に縮む特性にしている。
シース80Aの内視鏡2への装着、取り外しを簡単かつ
時間の短縮化を図れるという効果を有する。また、図6
(B)に示すディスポシース80Bも、そのシース挿入
部86は内視鏡2の挿入部11の径よりも大きな円筒状
であり、内視鏡2を挿入した後、シース挿入部86を水
に漬けたり、熱を加えるとシース挿入部86が化学反応
等で径方向に縮む特性にしている。
【0069】この場合にも、シース挿入部86の長手方
向にひも85が取り付けてあり、このひも85を引っ張
ることにより、シース挿入部86を長手方向に破り簡単
に内視鏡2をディスポシース80Bから取り外せるよう
にしている。
向にひも85が取り付けてあり、このひも85を引っ張
ることにより、シース挿入部86を長手方向に破り簡単
に内視鏡2をディスポシース80Bから取り外せるよう
にしている。
【0070】また、図6(C)に示すディスポシース8
0Cは、そのシース挿入部87は内視鏡2の挿入部11
の径よりも大きく、予め蛇腹状にして短く設定してあ
り、内視鏡2の挿入部11を挿入していくと、挿入部1
1の挿入に応じて蛇腹状にされたシース挿入部87が共
に伸びるようにしている。また、取り外しの場合には図
6(B)と同様である。
0Cは、そのシース挿入部87は内視鏡2の挿入部11
の径よりも大きく、予め蛇腹状にして短く設定してあ
り、内視鏡2の挿入部11を挿入していくと、挿入部1
1の挿入に応じて蛇腹状にされたシース挿入部87が共
に伸びるようにしている。また、取り外しの場合には図
6(B)と同様である。
【0071】[付記]
1.医療機器と共に使用され、水の圧送若しくは吸引を
行うためのポンプをポンプユニット本体に設けた医療用
ポンプユニットにおいて、送水用の水が入るボトル又は
吸引ボトルを有し、送水用の水が入るボトル又は吸引ボ
トルは上下にスライド可能な部材を介してポンプユニッ
ト本体に設置されることを特徴とする医療用ポンプユニ
ット。
行うためのポンプをポンプユニット本体に設けた医療用
ポンプユニットにおいて、送水用の水が入るボトル又は
吸引ボトルを有し、送水用の水が入るボトル又は吸引ボ
トルは上下にスライド可能な部材を介してポンプユニッ
ト本体に設置されることを特徴とする医療用ポンプユニ
ット。
【0072】2.付記1において、ポンプと接続される
医療機器の口金部よりボトルの上部が、低い位置まで下
方にスライドすることを特徴とする。 3.付記1,2において、ボトルの底面が筐体の底面よ
り高い位置まで上方にスライドすることを特徴とする。
医療機器の口金部よりボトルの上部が、低い位置まで下
方にスライドすることを特徴とする。 3.付記1,2において、ボトルの底面が筐体の底面よ
り高い位置まで上方にスライドすることを特徴とする。
【0073】(付記1〜3の背景)従来は筐体(ポンプ
ユニット)がカートに設置され、ボトルはカートまたは
筐体に設置されていた。ボトルの水面が筐体に接続され
た内視鏡部より高い位置にあると、筐体の配管内に水が
逆流する可能性がある。携帯型では筐体を可能な限り小
型である必要があるが、ボトルの底面が筐体の底面より
低い位置にあると、保存時の安定性が悪い。逆に底面同
士を同じ高さに設定すると水面が内視鏡接続部より低い
位置に設定する為に、筐体の高さが必要になり、小型化
が損なわれる。そこで、これらの問題点を解消できる医
療用ポンプユニットを提供することを目的として、医療
用ポンプユニットを付記1〜3のようにスライド式にし
た。
ユニット)がカートに設置され、ボトルはカートまたは
筐体に設置されていた。ボトルの水面が筐体に接続され
た内視鏡部より高い位置にあると、筐体の配管内に水が
逆流する可能性がある。携帯型では筐体を可能な限り小
型である必要があるが、ボトルの底面が筐体の底面より
低い位置にあると、保存時の安定性が悪い。逆に底面同
士を同じ高さに設定すると水面が内視鏡接続部より低い
位置に設定する為に、筐体の高さが必要になり、小型化
が損なわれる。そこで、これらの問題点を解消できる医
療用ポンプユニットを提供することを目的として、医療
用ポンプユニットを付記1〜3のようにスライド式にし
た。
【0074】4.波長が異なる複数の発光素子を配置
し、同波長の発光素子単位で点灯を制御可能にしたこと
を特徴とする光源装置。
し、同波長の発光素子単位で点灯を制御可能にしたこと
を特徴とする光源装置。
【0075】5.付記4において、同波長の発光素子毎
に異なる電力を供給するようにしたことを特徴とする光
源装置。 6.付記4、5において、少なくとも赤、緑、青の発光
素子を有し、内視鏡に設置されたCCDの撮像タイミン
グに同期して、順次点灯および消灯を繰り返すようにし
たことを特徴とする光源装置。 7.付記4、5において、特定の波長を有する発光素子
のみを点灯させるようにしたことを特徴とする光源装
置。
に異なる電力を供給するようにしたことを特徴とする光
源装置。 6.付記4、5において、少なくとも赤、緑、青の発光
素子を有し、内視鏡に設置されたCCDの撮像タイミン
グに同期して、順次点灯および消灯を繰り返すようにし
たことを特徴とする光源装置。 7.付記4、5において、特定の波長を有する発光素子
のみを点灯させるようにしたことを特徴とする光源装
置。
【0076】(付記4〜7の背景)携帯型内視鏡は主に
バッテリで駆動することを意図しているが、特開200
0−171730のような従来例での光源はハロゲンラ
ンプ、キセノンランプが想定されるが、消費電力が大き
く、バッテリ化に向いていない。近年LEDの光量が向
上し、消費電力が従来のランプに対して小さいことから
注目されている。このため特開2001−215420
の従来例では、波長帯域の異なる複数のLEDを用いて
白色光を得ることに着目している。内視鏡で使用されて
いるCCDの撮像方式には、同時にR,G,Bの情報を
取得する同時式と、R,G,Bの情報を順番に取得する
面順次式がある。同時式では白色光源、面順次式では白
色光源からの光をR,G,Bフィルタを介して照射す
る。
バッテリで駆動することを意図しているが、特開200
0−171730のような従来例での光源はハロゲンラ
ンプ、キセノンランプが想定されるが、消費電力が大き
く、バッテリ化に向いていない。近年LEDの光量が向
上し、消費電力が従来のランプに対して小さいことから
注目されている。このため特開2001−215420
の従来例では、波長帯域の異なる複数のLEDを用いて
白色光を得ることに着目している。内視鏡で使用されて
いるCCDの撮像方式には、同時にR,G,Bの情報を
取得する同時式と、R,G,Bの情報を順番に取得する
面順次式がある。同時式では白色光源、面順次式では白
色光源からの光をR,G,Bフィルタを介して照射す
る。
【0077】また、フィルタを介して、ある特定の波長
の光を照射し、撮像する特殊観察も行われてきている。
フィルタを使用すると小型化の面で不利であり、またフ
ィルタを駆動する為のモーターが必要となる為、消費電
力も大きくなってしまう。携帯型内視鏡でもこのような
様々な用途に対応できることが求められる。小型かつ低
消費電力で様々な撮像方式に対応できる光源が望まれ、
それを実現することを目的として付記4〜7の構成にし
た。
の光を照射し、撮像する特殊観察も行われてきている。
フィルタを使用すると小型化の面で不利であり、またフ
ィルタを駆動する為のモーターが必要となる為、消費電
力も大きくなってしまう。携帯型内視鏡でもこのような
様々な用途に対応できることが求められる。小型かつ低
消費電力で様々な撮像方式に対応できる光源が望まれ、
それを実現することを目的として付記4〜7の構成にし
た。
【0078】8.請求項3において、ケース壁面に設け
られた通気孔の断面は、ケース外面から内面にかけて面
積が小さくなる方向でテーパーが設けられていることを
特徴とする。 9.請求項1において、複数のポンプにおける大きさが
異なる場合には、小さい方のポンプを前記ケース内に配
置し、大きい方を前記ケースの周囲の面に防振部材を介
して固定した。 10.請求項1において、前記複数のポンプは送気送水
を行うポンプと吸引を行うポンプとを含む。
られた通気孔の断面は、ケース外面から内面にかけて面
積が小さくなる方向でテーパーが設けられていることを
特徴とする。 9.請求項1において、複数のポンプにおける大きさが
異なる場合には、小さい方のポンプを前記ケース内に配
置し、大きい方を前記ケースの周囲の面に防振部材を介
して固定した。 10.請求項1において、前記複数のポンプは送気送水
を行うポンプと吸引を行うポンプとを含む。
【0079】11.内視鏡の操作部に押付け力に応じた
電気信号を発生する信号発生器と、前記信号発生器に押
付け力を加える入力部とを設け、送気、送水又は吸引を
行うためのポンプと、前記信号発生器からの電気信号に
応じ、前記ポンプから発せられる流体の流量或いは圧力
を可変する制御部を有した内視鏡システムにおいて、前
記制御部は離散的に制御することを特徴とする内視鏡シ
ステム。
電気信号を発生する信号発生器と、前記信号発生器に押
付け力を加える入力部とを設け、送気、送水又は吸引を
行うためのポンプと、前記信号発生器からの電気信号に
応じ、前記ポンプから発せられる流体の流量或いは圧力
を可変する制御部を有した内視鏡システムにおいて、前
記制御部は離散的に制御することを特徴とする内視鏡シ
ステム。
【0080】12.付記11において、離散的に制御す
るうえでのピッチに相当する押付け力が前記信号発生器
に加えられると、ポンプ出力が開始するようにしたこと
を特徴とする。 13.付記11、12において、前記入力部の押付け力
が増加する時と減少する時で、ポンプが発生する流量若
しくは圧力が変化するしきい値が異なることを特徴とす
る。 14.付記12において、前記入力部の押付け力がポン
プ出力が零になる押付け力の値より小さくなった後、事
前に設定された時間内に、前記押付け力が増加した時
は、ポンプ出力が零になる押付け力をポンプ出力開始の
しきい値にしたことを特徴とする。
るうえでのピッチに相当する押付け力が前記信号発生器
に加えられると、ポンプ出力が開始するようにしたこと
を特徴とする。 13.付記11、12において、前記入力部の押付け力
が増加する時と減少する時で、ポンプが発生する流量若
しくは圧力が変化するしきい値が異なることを特徴とす
る。 14.付記12において、前記入力部の押付け力がポン
プ出力が零になる押付け力の値より小さくなった後、事
前に設定された時間内に、前記押付け力が増加した時
は、ポンプ出力が零になる押付け力をポンプ出力開始の
しきい値にしたことを特徴とする。
【0081】(付記11〜14の背景)特開昭56−7
5131にはポンプから内視鏡に供給される流体の圧
力、流量を内視鏡の操作部に設けられたSWからの電気
信号に応じて変化させる実施例が開示されているが、操
作者は常に同じ押しこみ量の状態を維持できるわけでは
ないので、そのままでは発振してしまう。また、単純に
SWの電気信号に応じて、ポンプを制御すると、誤って
SWに触った場合でも反応してしまう。つまり、操作者
の意図を確実に反映させた制御方法が望まれる。このた
め、操作者の意図を確実に反映させた制御手段或いは方
法を提供するため、付記11〜14の構成にした。基本
的には、離散的制御による発振の防止、またあるところ
まで電気信号が増大しないと制御を開始しないなどして
操作者の意図を反映した操作性の良い制御を行えるよう
にした。
5131にはポンプから内視鏡に供給される流体の圧
力、流量を内視鏡の操作部に設けられたSWからの電気
信号に応じて変化させる実施例が開示されているが、操
作者は常に同じ押しこみ量の状態を維持できるわけでは
ないので、そのままでは発振してしまう。また、単純に
SWの電気信号に応じて、ポンプを制御すると、誤って
SWに触った場合でも反応してしまう。つまり、操作者
の意図を確実に反映させた制御方法が望まれる。このた
め、操作者の意図を確実に反映させた制御手段或いは方
法を提供するため、付記11〜14の構成にした。基本
的には、離散的制御による発振の防止、またあるところ
まで電気信号が増大しないと制御を開始しないなどして
操作者の意図を反映した操作性の良い制御を行えるよう
にした。
【0082】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、内
視鏡検査を行う内視鏡と、複数のポンプとを有する内視
鏡システムにおいて、少なくとも1つのポンプを消音用
のケース内に設置し、前記ケース外に設置したポンプの
内視鏡側に延出しない方の通気口を前記ケースに接続し
たことによって、このケースに収納しないポンプに対し
ても消音を行えるようにすると共に、小型/軽量化を実
現できる。
視鏡検査を行う内視鏡と、複数のポンプとを有する内視
鏡システムにおいて、少なくとも1つのポンプを消音用
のケース内に設置し、前記ケース外に設置したポンプの
内視鏡側に延出しない方の通気口を前記ケースに接続し
たことによって、このケースに収納しないポンプに対し
ても消音を行えるようにすると共に、小型/軽量化を実
現できる。
【図1】本発明の第1の実施の形態の内視鏡システムの
全体構成図。
全体構成図。
【図2】光源部の構成及び動作説明図。
【図3】ポンプユニットの外装ケース内部の構成を示す
図。
図。
【図4】送水ボトルをスライド自在に保持した構成を示
す図。
す図。
【図5】操作部に設けたスイッチ部の構成及びポンプ出
力の制御動作の説明図。
力の制御動作の説明図。
【図6】本発明の第2の実施の形態におけるディスポシ
ースの構成を示す図。
ースの構成を示す図。
1…内視鏡システム
2…内視鏡
3…ビデオプロセッサ
4…ベルト
5…ポンプユニット
6…表示ユニット
8…パソコン
11…挿入部
12…操作部
13…先端部
17…ライトガイド
18…光源部
19…CCD
25、26…ボトル
28…スイッチ部
29…スイッチ部
50…送気送水ポンプ
51…吸引ポンプ
52…消音ケース
53…防振部材
55、66…吸引口
56、65…送出口
58a、58b…接続管
59…チューブ
60…孔
61…チューブ
62…通気用孔
63…孔
64…チューブ
─────────────────────────────────────────────────────
フロントページの続き
Fターム(参考) 2H040 BA00 CA02 CA09 CA11 CA23
DA21 DA51 DA57 GA02 GA10
GA11
3H003 AA04 AB07 AC01 AD03 BA00
BB06 CD01 CF07
4C061 GG13 HH02 HH04 HH05 MM03
NN01 NN10 QQ02 QQ07 QQ09
RR04 RR26 SS09 WW17
Claims (3)
- 【請求項1】 内視鏡検査を行う内視鏡と、複数のポン
プとを有する内視鏡システムにおいて、 少なくとも1つのポンプを消音用のケース内に設置し、
前記ケース外に設置したポンプの内視鏡側に延出しない
方の通気口を前記ケースに接続したことを特徴とする内
視鏡システム。 - 【請求項2】 前記ケース内に設置されたポンプの内視
鏡に接続されない方の通気口に一端を接続する管路と、
前記管路を挿通する第1の開口部と、前記第1の開口部
よりケース外部に延出された前記管路の他端部を接続す
る第2の開口部とを設けたことを特徴とする請求項1記
載の内視鏡システム。 - 【請求項3】 前記ケースには、ケース外に設置したポ
ンプの通気口が接続された壁面および、前記第2の開口
部が設けられた面とは異なる壁面に通気孔が設けられて
いることを特徴とする請求項1又は2記載の内視鏡シス
テム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002118152A JP2003310529A (ja) | 2002-04-19 | 2002-04-19 | 内視鏡システム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002118152A JP2003310529A (ja) | 2002-04-19 | 2002-04-19 | 内視鏡システム |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2003310529A true JP2003310529A (ja) | 2003-11-05 |
Family
ID=29535135
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2002118152A Withdrawn JP2003310529A (ja) | 2002-04-19 | 2002-04-19 | 内視鏡システム |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2003310529A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006341088A (ja) * | 2005-05-13 | 2006-12-21 | Ethicon Endo Surgery Inc | 内視鏡用の改良型シース |
JP2016130666A (ja) * | 2015-01-13 | 2016-07-21 | エナジーサポート株式会社 | 酸素濃度測定装置 |
-
2002
- 2002-04-19 JP JP2002118152A patent/JP2003310529A/ja not_active Withdrawn
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006341088A (ja) * | 2005-05-13 | 2006-12-21 | Ethicon Endo Surgery Inc | 内視鏡用の改良型シース |
JP2016130666A (ja) * | 2015-01-13 | 2016-07-21 | エナジーサポート株式会社 | 酸素濃度測定装置 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20050705 |