JP2003309485A - ソフトウェア更新装置及びソフトウェア更新方法 - Google Patents

ソフトウェア更新装置及びソフトウェア更新方法

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JP2003309485A
JP2003309485A JP2002113893A JP2002113893A JP2003309485A JP 2003309485 A JP2003309485 A JP 2003309485A JP 2002113893 A JP2002113893 A JP 2002113893A JP 2002113893 A JP2002113893 A JP 2002113893A JP 2003309485 A JP2003309485 A JP 2003309485A
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memory
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Tetsuya Ikeda
徹哉 池田
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Panasonic Holdings Corp
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Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 無線端末装置の予期せぬ動作が起こった
場合でも、プログラムの破壊を防ぐことができ、既存プ
ログラムを保証しつつ安全にソフトウェアの更新を行う
ことができるソフトウェア更新装置を提供する。 【解決手段】 無線端末装置10において、更新対象と
なるプログラムの更新時に、ネットワークサーバより更
新対象プログラムを指定する更新メモリ情報を受けるこ
とで、現在不揮発性メモリ15にある更新対象となるプ
ログラムのバックアップをとり、その後、ネットワーク
サーバより更新プログラムの供給を受けている間又は更
新プログラム供給終了後の受信データメモリ14から不
揮発性メモリ15へ更新プログラムを転送している間に
更新対象プログラムを読み出す必要がある場合、当該プ
ログラムを不揮発性メモリ15に替わってバックアップ
メモリ17から読み出す。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ソフトウェアの更
新が可能な無線端末装置に用いて好適なソフトウェア更
新装置及びソフトウェア更新方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、ネットワークサーバから無線端末
装置のソフトウェアを更新するソフトウェア更新方法と
して、例えば特開2001−53891号公報で開示さ
れているものがある。
【0003】図8は、上記公報で開示されたソフトウェ
ア更新機能を有する無線端末装置の概略構成を示すブロ
ック図である。図8において、無線端末装置1は、アン
テナ2、無線通信部3、バッファメモリ4、主メモリ
5、CPU(中央処理装置)6を有して構成される。C
PU6は、無線通信部3を制御して図示せぬ無線ネット
ワーク上に接続された図示せぬネットワークサーバから
制御ソフトウェアを受信してそれをバッファメモリ4に
格納する。制御ソフトウェアをバッファメモリ4に格納
した後には、それを読み出して主メモリ5の制御ソフト
ウェア記憶領域へ転送することで制御ソフトウェアの書
き換え即ち更新を行う。
【0004】図9はCPU6によるソフトウェア更新処
理の詳細を示す図である。この図において、例えば主メ
モリ5におけるモジュールBを更新する場合、ダウンロ
ードした最新のモジュールBのプログラムを一旦バッフ
ァメモリ4に格納する。そして、最新のモジュールBの
プログラムをバッファメモリ4に格納した後、更新ソフ
トウェア7に従い、バッファメモリ4から最新のモジュ
ールBのプログラムを読み出して古いモジュールBのプ
ログラムが格納されているメモリ領域にコピーする。こ
れにより、モジュールBのプログラムの更新が完了す
る。プログラムの更新をモジュール単位で行うことによ
り、バッファメモリ4は最大モジュールが収まるメモリ
容量で済むので、テンポラリのメモリ容量を削減できる
効果がある。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
ソフトウェア更新機能を有する無線端末装置において
は、バッファメモリから主メモリへのプログラム更新処
理中に何等かの理由で無線端末装置の電源が切れると主
メモリのデータが破壊される虞があるという問題があ
る。
【0006】また、プログラム更新処理中に他の割り込
み処理が発生し、その割り込み処理により実行されるプ
ログラムモジュールの一部がモジュールBを呼び出すよ
うな場合、モジュールBに対するプログラム更新処理が
途中であることから、モジュールBが格納されているメ
モリ領域のプログラムが破壊されている虞がある。すな
わち、割り込み後の実行処理が正しく動作しないことが
あるという問題もある。
【0007】本発明は係る点に鑑みてなされたものであ
り、プログラムの更新処理中に無線端末装置にて予期せ
ぬ障害が発生しても、また無線端末装置の如何なる動作
に対しても、安全且つ確実にプログラムの更新を行うこ
とができるソフトウェア更新装置及びソフトウェア更新
方法を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】請求項1に係る発明のソ
フトウェア更新装置は、更新対象となるプログラムを格
納する主メモリと、前記主メモリに記憶されたプログラ
ムをバックアップするバックアップメモリと、外部より
供給される更新プログラムを格納する受信データメモリ
と、前記主メモリに記憶されたプログラムの更新時に前
記外部より更新メモリ情報を受けることで当該プログラ
ムを前記バックアップメモリにコピーし、その後、前記
更新プログラムの供給を受けている間又は前記更新プロ
グラムの供給終了後に前記受信データメモリから前記主
メモリへ前記更新プログラムをコピーしている間に前記
主メモリに格納されているプログラムをアクセスする必
要がある場合には前記主メモリに替わって前記バックア
ップメモリにアクセスする制御手段と、を具備する構成
を採る。
【0009】この構成によれば、更新対象となるプログ
ラムの更新時に、外部より更新対象プログラムを指定す
る更新メモリ情報を受けることで、現在主メモリにある
更新対象となるプログラムのバックアップをとり、その
後、更新プログラムの供給を受けている間又は更新プロ
グラム供給終了後の受信データメモリから主メモリへ更
新プログラムをコピーしている間に更新対象プログラム
をアクセスする(例えばプログラムを読み出す)必要が
ある場合、当該プログラムを主メモリに替わってバック
アップメモリをアクセスするので、主メモリのプログラ
ムが破壊されるようなことがあってもバックアッププロ
グラムにより補償できる。これにより、プログラムの更
新において、通信システムを停止させることなく安全に
行うことが可能となる。
【0010】請求項2に係る発明のソフトウェア更新装
置は、請求項1に係る発明のソフトウェア更新装置にお
いて、前記主メモリは、複数のバンクから構成されてお
り、前記制御手段は、前記更新プログラムに先立って外
部より供給される更新メモリ情報により更新対象となる
バンク番号を確認し、確認したバンク番号によりバンク
単位で前記主メモリに格納されているプログラムの更新
を行う構成を採る。
【0011】この構成によれば,バンク単位でプログラ
ムの更新が可能となるために、受信バッファおよびバッ
クアップメモリ容量を小さくすることが可能となる。
【0012】請求項3に係る発明のソフトウェア更新装
置は、請求項2に係る発明のソフトウェア更新装置にお
いて、前記受信データメモリ及び前記バックアップメモ
リは、夫々最大でも前記主メモリ中の最大メモリ容量の
バンクと同等のメモリ容量を持つ構成を採る。
【0013】この構成によれば、受信データメモリとバ
ックアップメモリそれぞれのメモリ容量を主メモリ中の
最大メモリ容量のバンクと同等のメモリ容量としたの
で、テンポラリのメモリ容量の削減が可能となり、装置
の小型及び低コスト化が可能となる。
【0014】請求項4に係る発明のソフトウェア更新装
置は、請求項1から請求項3のいずれかに係る発明のソ
フトウェア更新装置において、前記主メモリに格納され
ている前記更新対象プログラムを前記バックアップメモ
リにコピーするためのブートプログラムが格納されたブ
ートメモリを具備し、前記制御手段は、前記ブートメモ
リに格納されたブートプログラムに従って前記主メモリ
に格納されている前記更新対象プログラムを前記バック
アップメモリにコピーする構成を採る。
【0015】この構成によれば、ブートプログラムは、
バックアップメモリへのデータ転送だけで良いので、更
新できないプログラムの種類を極力抑えることが可能と
なり、またブートメモリの容量を小さくすることができ
る。
【0016】請求項5に係る発明のソフトウェア更新装
置は、請求項1から請求項4のいずれかに係る発明のソ
フトウェア更新装置において、前記バックアップメモリ
は、電気的に消去及び書き込み可能な不揮発性メモリで
ある構成を採る。
【0017】この構成によれば、バックアップメモリを
不揮発性メモリとすることで、受信データメモリの内容
を主メモリにコピーするときに、装置の電源が切れるな
ど予期せぬ動作が生じて更新中の主メモリの内容が破壊
されても、装置起動時にバックアップメモリにコピーし
た更新前のプログラムを主メモリに戻すことで、プログ
ラムの更新中で破壊した主メモリのデータを回復させる
ことができる。これにより、ダウンロード失敗時のデー
タを補償することができる。
【0018】請求項6に係る発明の無線端末装置は、請
求項1から請求項5のいずれかに係る発明のソフトウェ
ア更新装置を具備する構成を採る。
【0019】この構成によれば、ソフトウェアの更新を
確実に行うことが可能な無線端末装置を提供することが
できる。
【0020】請求項7に係る発明のソフトウェアダウン
ロードシステムは、請求項6に係る発明の無線端末装置
と、前記ソフトウェア更新装置にソフトウェアを供給す
るソフトウェア供給装置とを具備するソフトウェアダウ
ンロードシステムであって、前記ソフトウェア供給装置
は、前記無線端末装置に更新対象となるプログラムを指
定する更新メモリ情報を送信し、この更新メモリ情報の
送信によって前記無線端末装置より返答があると更新プ
ログラムを送信する構成を採る。
【0021】この構成によれば、無線端末装置のソフト
ウェアの更新において、無線端末装置を停止させること
なく安全に行うことが可能となる。
【0022】請求項8に係る発明のソフトウェアダウン
ロードシステムは、請求項7に係る発明のソフトウェア
ダウンロードシステムにおいて、前記ソフトウェア供給
装置は、更新対象となるプログラムを指定する更新メモ
リ情報を含むフレームを送信し、このフレームの送信に
よって前記無線端末装置より返答があると、送信する更
新プログラムのダウンロードデータブロック番号を示す
ヘッダ部と前記ダウンロードデータブロック番号に対応
する更新プログラムが格納されているデータ部とからな
るダウンロードデータフレームを送信する構成を採る。
【0023】この構成によれば、更新プログラムのダウ
ンロードデータブロック番号を示すヘッダ部とダウンロ
ードデータブロック番号に対応する更新プログラムが格
納されているデータ部とからなるダウンロードデータフ
レームとして送信するので、無線端末装置側でダウンロ
ードデータブロック番号を管理することにより、例えば
無線回線状態が悪くなってダウンロードデータの送信が
中断した場合でも、再びダウンロード開始した時にソフ
トウェア供給装置が正しいダウンロードデータブロック
番号を送信するまで、ソフトウェア供給装置からのダウ
ンロードデータを受信データメモリに格納しないように
できるので、受信データメモリにはデータの不足や冗長
のない正しいデータの格納が可能となる。
【0024】請求項9に係る発明のソフトウェア更新方
法は、更新対象となるプログラムを指定する更新メモリ
情報を受信することで、更新対象となるプログラムをバ
ックアップし、その後、更新プログラムを受信している
間又は前記更新プログラムを受信し終えてプログラムを
コピーしている間に前記更新対象となるプログラムをア
クセスする必要がある場合に、当該プログラムに替わっ
てバックアッププログラムにアクセスする。
【0025】この方法によれば、更新対象となるプログ
ラムの更新時に、外部より更新の対象となるプログラム
を指定する更新メモリ情報を受けることで、更新対象と
なるプログラムのバックアップをとり、更新プログラム
の供給を受けている間又は更新プログラムを受信し終え
てプログラムをコピーしている間に更新対象となるプロ
グラムをアクセスする(例えばプログラムを読み出す)
必要がある場合には、主メモリに替わってバックアップ
メモリをアクセスするので、主メモリのプログラムが破
壊されるようなことがあってもバックアッププログラム
により補償できる。これにより、プログラムの更新を安
全に行うことが可能となる。
【0026】請求項10に係る発明のソフトウェア更新
プログラムは、更新対象となるプログラムを指定する更
新メモリ情報を受信する更新メモリ情報受信ステップ
と、受信した前記更新メモリ情報により指定される更新
対象となるプログラムをバックアップするバックアップ
ステップと、前記更新メモリ情報の受信後に更新プログ
ラムを受信する更新プログラム受信ステップと、前記更
新プログラムを受信している間又は前記更新プログラム
を受信し終えてプログラムをコピーしている間に前記更
新対象となるプログラムをアクセスする必要がある場
合、当該プログラムに替わってバックアッププログラム
にアクセスするバックアッププログラムアクセスステッ
プと、前記更新プログラムの受信完了後に前記更新対象
となるプログラムを前記更新プログラムに更新する更新
ステップと、を具備する。
【0027】このプログラムによれば、更新対象となる
プログラムの更新時に、外部より更新の対象となるプロ
グラムを指定する更新メモリ情報を受けることで、更新
対象となるプログラムのバックアップをとり、更新プロ
グラムの供給を受けている間又は更新プログラムを受信
し終えてプログラムをコピーしている間に更新対象とな
るプログラムをアクセスする(例えばプログラムを読み
出す)必要がある場合に、主メモリに替わってバックア
ップメモリをアクセスするので、主メモリのプログラム
が破壊されるようなことがあっても、バックアッププロ
グラムにより補償でき、プログラムの更新を安全に行う
ことが可能となる。
【0028】
【発明の実施の形態】本発明の骨子は、更新対象となる
プログラムの更新時に、ネットワークサーバより更新対
象プログラムを指定する更新メモリ情報を受けること
で、現在主メモリにある更新対象となるプログラムのバ
ックアップをとり、その後、更新プログラムの供給を受
けている間又は更新プログラム供給終了後の受信データ
メモリから主メモリへ更新プログラムをコピーしている
間に更新対象プログラムをアクセスする(プログラム読
み出す)必要がある場合、当該プログラムを主メモリに
替わってバックアップメモリをアクセスすることで、プ
ログラム更新処理中に無線端末装置にて予期せぬ障害が
発生したり、無線端末装置の如何なる動作に対しても、
ソフトウェアの更新を確実に行えるようにすることであ
る。
【0029】以下、本発明の実施の形態について、図面
を参照して詳細に説明する。
【0030】図1は、本発明の実施の形態に係る無線端
末装置の構成を示すブロック図である。図1において、
本実施の形態の無線端末装置10は、アンテナ部11
と、受信部12と、復号化部13と、受信データメモリ
14と、不揮発性メモリ(主メモリ)15と、ブートR
OM(Read Only Memory)16と、バックアップメモリ1
7と、符号化部18と、送信部19と、CPU(中央処
理装置)20とを備えて構成される。
【0031】アンテナ部11は、無線信号の送信及び受
信を行う。受信部12はアンテナ部11で受信された無
線信号から受信データの復調を行う。復号化部13は、
復調された受信データに対して復号を行う。受信データ
メモリ14は、復号化された受信データを蓄積する。
【0032】不揮発性メモリ15は、CPU20の動作
に使用されるソフトウェア(プログラム)を格納する。
この場合、不揮発性メモリ15は、第1のバンク15−
1、第2のバンク15−2、…、第Nのバンク15−N
から構成されており、バンク単位でソフトウェアの更新
が可能になっている。各バンク15−1、15−2、
…、15−Nには、下位領域として数ワード分の空き領
域が設けられており、更新するソフトウェアのプログラ
ムサイズが大きい場合でも更新が可能となっている。な
お、各バンク15−1、15−2、…、15−Nは、幾
つかのモジュール単位毎にプログラムデータを格納して
も良いが、空き領域さえ持たせておけばどのような単位
でプログラムデータを格納しても構わない。
【0033】ブートROM(Read Only Memory)16は、
CPU20が動作するための必要最小限のプログラムで
あって、ダウンロードによるソフトウェア更新が不能な
プログラムを格納する。また、このブートROM16に
は、ダウンロード動作において更新される不揮発性メモ
リ15に格納されているプログラムをバックアップメモ
リ17にコピーするためのプログラムも格納されてい
る。ダウンロードシステムの導入により発生するブート
プログラムは、バックアップメモリ17へのデータ転送
だけで良いので、更新できないプログラムの種類を極力
抑えることが可能となる。また、ブートROM16の容
量を小さくすることができる。
【0034】バックアップメモリ17は、ソフトウェア
更新の際に不揮発性メモリ15に格納されたプログラム
をバックアップする。符号化部18は送信データを符号
化して符号化データを出力する。送信部19は符号化部
18からの符号化データを変調して変調波信号を出力す
る。CPU20は、主に不揮発性メモリ15に格納され
たプログラムに従って装置各部を制御する。
【0035】ここで、図2は、図示せぬネットワークサ
ーバ(ソフトウェア供給装置)から無線端末装置10に
ダウンロードされるダウンロードデータフレームフォー
マットを示す図である。ダウンロードデータフレーム
は、図示のように、ダウンロードデータブロックブロッ
ク番号を示すヘッダ部HPと、更新プログラムが格納さ
れているデータ部DPとから構成されている。
【0036】CPU20は、復号データデコード部20
−1と、メモリアクセス制御部20−2を有している。
復号データデコード部20−1は、ダウンロードデータ
フレームのヘッダ部HPをデコードすることで、ダウン
ロードデータブロック番号フレームを管理する。
【0037】CPU20は、復号データデコード部20
−1でダウンロードデータブロック番号を管理すること
により、無線回線状態が悪くなってダウンロードデータ
の送信が中断した場合でも、再びダウンロード開始した
時にネットワークサーバが正しいダウンロードデータブ
ロック番号を送信するまで、ネットワークサーバからの
ダウンロードデータを受信データメモリ14に格納しな
いようにする。このようにすることで、受信データメモ
リ14にはデータの不足や冗長のない正しいデータの格
納が可能となる。
【0038】メモリアクセス制御部20−2は、復号化
部13からの復号化データをデコードして更新メモリ情
報から更新対象となる不揮発性メモリ15のバンク情報
を取り出す。また、復号化部13からのダウンロードデ
ータフレームをデコードしてダウンロードデータブロッ
ク番号の情報を取り出す。
【0039】図3は、CPU20のソフトウェアのメモ
リマップを示す図である。この図において、h'000
0〜h'0FFFはブートプログラム領域であり、電源
投入時の各種初期値設定を行うプログラムと、無線端末
装置10の動作に最低限必要なプログラムと、ダウンロ
ード動作において更新される不揮発性メモリ15のプロ
グラムをバックアップメモリ17にコピーするためのプ
ログラムとが格納されている。通常、このブートプログ
ラム領域はROMとなっており、ダウンロードによるプ
ログラムの更新は行われないようになっている。
【0040】h'1000〜h'4FFFには、上述した
ブートプログラム以外のプログラム即ち無線制御プログ
ラムやアプリケーションプログラム等の動作プログラム
が格納される。通常、この領域は電気的に書き換えが可
能なメモリ即ち不揮発性メモリ15が使われている。こ
の領域がダウンロードによってソフトウェアの更新が可
能となるプログラム領域である。不揮発性メモリ15
は、上述したように、複数のバンク15−1、15−
2、…、15−Nから構成されており、バンク単位でプ
ログラムの更新が行われる。
【0041】h'5000〜h'6FFFは、ダウンロー
ド動作時にソフトウェアの更新の対象となるバンクの内
容を保存しておくためのバックアップ領域である。バッ
クバックアップメモリ17のメモリ容量は、不揮発性メ
モリ15の最大バンクに合せて決められる。この図で
は、最大のメモリ容量を持つバンクが第2のバンク(h'
2000ワード分)であるため、バックアップメモリ容
量もh'5000〜h'6FFFまでのh'2000ワー
ド分となっている。
【0042】なお、上記受信データメモリ15、揮発性
メモリ15、ブートROM16、バックアップメモリ1
7及びCPU20はソフトウェア更新装置を構成する。
また、CPU20は制御手段に対応する。
【0043】次に、図4を参照して無線端末装置10の
動作について説明する。但し、この動作説明において、
ネットワークサーバ(図示略)と無線端末装置10との
間の無線回線がすでに確立されているものとする。
【0044】図4において、無線端末装置10のCPU
20は、図示せぬネットワークサーバからソフトウェア
の更新要求があって、無線端末装置10がそれに応える
と、ネットワークサーバは、まず無線端末装置10に向
けて(a)更新メモリ情報を乗せたフレームを送信す
る。この更新メモリ情報には不揮発性メモリ15中のど
のバンクに格納されているソフトウェアを更新するかと
いう情報が含まれている。更新メモリ情報はCPU20
の復号データデコード部20−1によってデコードされ
て、更新対象となる不揮発性メモリ15のバンクが判明
する。
【0045】更新対象となるバンクが判明すると、CP
U20は(b)更新対象のバンクのデータをバックアッ
プメモリ17にコピーする。更新対象バンクのデータを
バックアップメモリ17にコピーを終えると、ネットワ
ークサーバに対して(c)ACK(Acknowledgment)を送
信し、ダウンロードデータの受信に備える。ネットワー
クサーバは、無線端末装置10からのACKを受信する
と、(d)ダウンロードデータフレームの送信を開始す
る。この場合、新しいプログラムデータを複数回のフレ
ームに分けて送信する。最初に(e)ダウンロードデー
タブロック#1を送信する。なお、この実施の形態で
は、更新対象バンクへの新しいプログラムデータK回に
分割して送信する。
【0046】ネットワークサーバより送信されたダウン
ロードデータブロック#1が無線端末装置10のアンテ
ナ部11で受信されると、受信された無線信号が受信部
12に入力されて受信データが復調される。そして、復
調された受信データが復号化部13で復号される。CP
U20は、復号化部13で復号化された(f)ダウンロー
ドデータブロック#1を受信データメモリ14に格納す
る。
【0047】ネットワークサーバは、ダウンロードデー
タブロック#1の送信後、無線端末装置10からACK
が返送されてくると、次に(g)ダウンロードデータブ
ロック#2を送信する。無線端末装置10がこのダウン
ロードデータブロック#2を受信すると、無線端末装置
10のCPU20は、ダウンロードデータブロック#1
のときと同様に(h)ダウンロードデータブロック#2
を受信データメモリ14に格納する。
【0048】以後、ネットワークサーバは最後の(i)
ダウンロードデータブロック#Kを送信するまで同様の
処理を行い、無線端末装置10も同様の手順で(j)ダ
ウンロードデータブロック#Kまでの各データを受信デ
ータメモリ14に格納する。無線端末装置10は、ダウ
ンロードデータブロック#Kまでの全てのデータのダウ
ンロードを完了すると、(k)受信データメモリ14の
内容を不揮発性メモリ15の更新対象となるバンクにコ
ピーする。これにより、ソフトウェアの更新が完了す
る。
【0049】次に、図5から図7を用いてダウンロード
動作時における無線端末装置10のソフトウェアの更新
手順について説明する。
【0050】無線端末装置10がソフトウェアの更新を
行う際に次の3つの動作状態をとる。図5に状態遷移の
様子を示す。 状態1:無線端末装置10の電源がOFF状態からON
になったとき、無線端末装置10の起動に必要なプログ
ラムが動作している状態、またはダウンロードによるソ
フトウェアの更新のために、更新対象となるバンクの内
容をバックバックアップメモリ17にコピーしている状
態であり、ブートROM16に記憶されているブートプ
ログラムによって動作している。
【0051】状態2:無線端末装置10が通常動作(デ
ータ送受信中やアプリケーション動作などブートプログ
ラム以外の動作時)している状態であり、ブートROM
16、第1のバンク15−1、第2のバンク15−2、
第3のバンク15−3からプログラムを読み出して動作
している。
【0052】状態3:第2のバンク15−2の新しいプ
ログラムのダウンロード動作状態であり、ブートROM
16、第1のバンク15−1、第3のバンク15−3、
バックアップメモリ17からプログラムを読み出して動
作している。つまり、第2のバンク15−2のプログラ
ムが更新される前の状態で動作している。
【0053】無線端末装置10の状態遷移をもとに図6
を用いて具体的なソフトウェアの更新手順について説明
する。図6で示すように、無線端末装置10が電源OF
Fの状態からブートプログラムの動作により起動すると
(1)の通常動作に入る。このとき、CPU20は、ブ
ートROM16、第1のバンク15−1、第2のバンク
15−2、第3のバンク15−3のログラムを読み出し
て動作する。つまり、状態1から状態2に無線端末装置
10の動作が遷移することになる。
【0054】次に、ネットワークサーバから無線端末装
置10へソフトウェアの更新要求があり、ネットワーク
サーバから送信された更新メモリ情報を受信して更新対
象となるバンクが第2のバンク15−2であること認識
すると、(2)ダウンロードのためのブート動作に入
る。このとき、無線端末装置10は、ブートROM16
に格納されているブートプログラムよって第2のバンク
15−2に格納されている内容をバックアップメモリ1
7にコピーする。つまり、状態2から状態1に無線端末
装置10の動作が遷移することになる。
【0055】次に、バックアップメモリ17へのコピー
が完了すると、無線端末装置10は、(3)ダウンロー
ド動作もしくは通常動作に入る。このとき、無線端末装
置10は、ブートROM16、第1のバンク15−1、
第3のバンク15−3、バックアップメモリ17に格納
されているプログラムを読み出してダウンロードデータ
受信もしくは通常動作をする。つまり、状態1から状態
3の遷移である。この状態3では,更新される前の第2
のバンク15−2に格納されたプログラムを使って見か
け上(1)通常動作と同様にメモリマップとして命令が
実行されることになる。
【0056】この動作を実現するためには、状態3にお
いて第2のバンク15−2へのアクセスがある場合、メ
モリアクセス制御部20−2は、バックアップメモリ1
7からプログラムを読み出すように、プログラムを読み
出すメモリのアドレスを示す命令ポインタを変更する。
これにより、命令ポインタがh'2001番地(第2の
バンク領域)を指す場合には、h'5001番地(バッ
クアップメモリ領域)から読み出すように、h'300
0のオフセットをつける。
【0057】状態3から受信データメモリ14にダウン
ロードデータ(第2のバンクの更新プログラム)が全て
格納されると、(4)プログラムの更新動作に入る。こ
のときブートROM16、第1のバンク15−1、第3
のバンク15−3、バックアップメモリ17に格納され
ているプログラム(第2のバンク15−2に格納されて
いたプログラム)を読み出して、受信データメモリ14
の内容を第2バンク15−2の領域にコピーする。そし
て、メモリアクセス制御部20−2のメモリアクセス制
御信号が通常の信号に戻ると、ソフトウェアの更新が完
了し、状態3から状態2の遷移となる。そして、以降の
動作では、(5)更新後のプログラムによって通常動作
が開始される。
【0058】このように、本実施の形態の無線端末装置
10によれば、ソフトウェアの更新対象となるバンクの
内容を予めバックアップメモリ17にコピーしておくの
で、如何なる状態においてもソフトウェアの更新が完了
するまで、更新前のソフトウェアでプログラムを動作さ
せることができる。これにより、ソフトウェアの更新を
確実に実施することができる。
【0059】また、バックアップメモリ17を不揮発性
メモリとすることで、受信データメモリ14の内容をそ
の不揮発性メモリにコピーするときに、無線端末装置1
0の電源が切れるなど予期せぬ動作が生じて更新中の不
揮発性メモリの内容が破壊されても、無線端末装置10
の起動時にバックアップメモリ17にコピーした更新前
のプログラムを不揮発性メモリに戻すことで(コピーす
ることで)、プログラムの更新中で破壊した不揮発性メ
モリのデータを回復させることができる。これにより、
ダウンロード失敗時のデータを補償できる。
【0060】なお、本実施の形態におけるダウンロード
動作では、受信データメモリ14を不揮発性メモリ15
の最大のバンクと同等のメモリ容量を持つ場合について
説明したが、ダウンロードデータブロック内のデータ量
を格納するだけの容量の受信データメモリを持たせるよ
うにしても良い。以下、図7を参照して、この場合のダ
ウンロード動作について説明する。
【0061】図7において、ネットワークサーバからソ
フトウェアの更新要求があって、無線端末装置10がそ
れに応えると、ネットワークサーバは、まず更新メモリ
情報フレームを送信する。無線端末装置10のCPU2
0は、復号データデコード部20−1で更新メモリ情報
をデコードして更新対象となる不揮発性メモリ15のバ
ンクを認識する。そして、認識したバンクの内容をバッ
クアップメモリ17にコピーする。そして、バックアッ
プメモリ17へのコピーが完了すると、ネットワークサ
ーバに対してACKを通知し、ダウンロードデータの受
信に備える。
【0062】ネットワークサーバは、無線端末装置10
からのACKを受信すると、ダウンロードデータフレー
ムの送信を開始する。プログラムデータのダウンロード
は複数回のフレームに分けて(この図の場合では、K回
に分割して送信する)更新対象となるバンク分のデータ
を送信する。無線端末装置10では、ダウンロードデー
タブロック#1をアンテナ部11で受信し、受信部12
でデータ復調を行い、復号化部13で復号化を行って、
得られた復号化データを受信データメモリ14に蓄積す
る。
【0063】ダウンロードデータブロック#1のデータ
を受信データメモリ14に蓄積した後、蓄積したダウン
ロードデータブロック#1のデータを、更新対象となる
不揮発性メモリ15に書き込んで一部(ダウンロードデ
ータブロック#1のデータに対応する分)を更新する。
ダウンロードデータブロック#1のデータの書き込みが
完了すると、ネットワークサーバに対してACKを返し
て、ダウンロードデータブロック#1のデータの更新が
完了したことを通知する。ネットワークサーバは、無線
端末装置10からのACKを受信すると、次のダウンロ
ードデータブロック#2を送信する。
【0064】無線端末装置10では、ダウンロードデー
タブロック#2に対してもダウンロードデータブロック
#1と同様に、アンテナ部11で受信し、受信部12で
データ復調を行い、復号化部13で復号化を行って、復
号化したダウンロードデータブロック#2のデータを受
信データメモリ14に蓄積する。
【0065】そして、ダウンロードデータブロック#2
のデータを、ダウンロードデータブロック#1の次の番
地から更新対象となる不揮発性メモリ15に書き込んで
更新を行う。ダウンロードデータブロック#2のデータ
の更新が完了すると、ネットワークサーバに対してAC
Kを返してダウンロードデータ#2のデータの更新が完
了したことを通知する。以降、ダウンロードデータブロ
ック#Kまで同様の動作を行い、更新対象となる不揮発
性メモリ15のバンクへのプログラムの更新が完了す
る。
【0066】このように、受信データメモリ14のメモ
リ容量をダウンロードデータフレームに含まれる最大の
データ量だけ確保しておけば良い。つまり、ダウンロー
ドデータが最大転送レートで送信された時のダウンロー
ドデータフレームの中に含まれるデータ量と同等の容量
の受信データメモリを確保しておけば良い。これによ
り、受信データバッファを削減することができ、無線端
末装置10の小型化及び低価格化が可能となる。
【0067】また、図7に示すダウンロード方法は、ラ
ンダムにデータを送信するパケット転送に適しており、
効率よくダウンロードを行うことができる。さらに、誤
り訂正技術の一つで、ネットワークサーバから送信され
たデータに誤りがある場合に、無線端末装置がネットワ
ークサーバに対して再送要求を出して(NACK)再度
データを送るようにした自動再送要求(ARQ:Automa
ticRepeat reQuest)があるが、図7のダウンロードシ
ステムは、ARQの通信システムを利用することで効率
よくダウンロードを行うことが可能となる。W−CDM
A(Wide Band CDMA)通信システムにおいてもハイブリッ
ドARQという再送システムの導入が検討されているこ
とから、この再送システムを利用することで効率よくダ
ウンロードを行うことが可能となる。
【0068】なお、本実施の形態の無線端末装置10
は、如何なる無線通信システムにも適用することが可能
であるし、無線端末装置10のソフトウェア更新機能
は、コンピュータを使用してソフトウェア更新が可能な
電子機器であれば、如何なるものでも適用することがで
きる。
【0069】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、更
新プログラムの受信前に、外部(例えばネットワークサ
ーバ)から報知されるプログラム更新情報より、更新対
象となるプログラムを予めバックアップメモリにコピー
し、更新プログラムの供給を受けている間又は更新プロ
グラム供給終了後の受信データメモリから主メモリへ更
新プログラムをコピーしている間に更新対象プログラム
にアクセスがある場合はバックアップメモリにアクセス
するようにしたので、ダウンロード動作中に無線端末装
置が予期せぬ動作した場合でもプログラムの破壊を防ぐ
ことができ、既存プログラムを保証しつつも確実にソフ
トウェアの更新を行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態に係る無線端末装置の構成
を示すブロック図
【図2】本発明の実施の形態に係る無線端末装置のダウ
ンロードデータフレームフォーマット構成図
【図3】本発明の実施の形態に係る無線端末装置のCP
Uの命令メモリマップ図
【図4】本発明の実施の形態に係る無線端末装置のダウ
ンロード手順を示す図
【図5】本発明の実施の形態に係る無線端末装置の動作
を説明するための遷移図
【図6】本発明の実施の形態に係る無線端末装置のダウ
ンロード手順を示す図
【図7】本発明の実施の形態に係る無線端末装置のダウ
ンロード手順を示す図
【図8】従来の無線端末装置の構成を示すブロック図
【図9】従来の無線端末装置のソフトウェア更新手順を
示す図
【符号の説明】
10 無線端末装置 11 アンテナ部 12 受信部 13 復号化部 14 受信データメモリ 15 不揮発性メモリ 15−1 第1のバンク 15−2 第2のバンク 15−N 第Nのバンク 16 ブートROM 17 バックアップメモリ 18 符号化部 19 送信部 20 CPU 20−1 復号データデコード部 20−2 メモリアクセス制御部

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 更新対象となるプログラムを格納する主
    メモリと、前記主メモリに記憶されたプログラムをバッ
    クアップするバックアップメモリと、外部より供給され
    る更新プログラムを格納する受信データメモリと、前記
    主メモリに記憶されたプログラムの更新時に前記外部よ
    り更新メモリ情報を受けることで当該プログラムを前記
    バックアップメモリにコピーし、その後、前記更新プロ
    グラムの供給を受けている間又は前記更新プログラムの
    供給終了後に前記受信データメモリから前記主メモリへ
    前記更新プログラムをコピーしている間に前記主メモリ
    に格納されているプログラムをアクセスする必要がある
    場合には前記主メモリに替わって前記バックアップメモ
    リにアクセスする制御手段と、を具備することを特徴と
    するソフトウェア更新装置。
  2. 【請求項2】 前記主メモリは、複数のバンクから構成
    されており、前記制御手段は、前記更新プログラムに先
    立って外部より供給される更新メモリ情報により更新対
    象となるバンク番号を確認し、確認した前記バンク番号
    によりバンク単位で前記主メモリに格納されているプロ
    グラムの更新を行うことを特徴とする請求項1記載のソ
    フトウェア更新装置。
  3. 【請求項3】 前記受信データメモリ及び前記バックア
    ップメモリは、夫々最大でも前記主メモリ中の最大メモ
    リ容量のバンクと同等のメモリ容量を持つことを特徴と
    する請求項2記載のソフトウェア更新装置。
  4. 【請求項4】 前記主メモリに格納されている前記更新
    対象プログラムを前記バックアップメモリにコピーする
    ためのブートプログラムが格納されたブートメモリを具
    備し、前記制御手段は、前記ブートメモリに格納された
    ブートプログラムに従って前記主メモリに格納されてい
    る前記更新対象プログラムを前記バックアップメモリに
    コピーすることを特徴とする請求項1から請求項3のい
    ずれかに記載のソフトウェア更新装置。
  5. 【請求項5】 前記バックアップメモリは、電気的に消
    去及び書き込み可能な不揮発性メモリであることを特徴
    とする請求項1から請求項4のいずれかに記載のソフト
    ウェア更新装置。
  6. 【請求項6】 請求項1から請求項5のいずれに記載の
    ソフトウェア更新装置を具備することを特徴とする無線
    端末装置。
  7. 【請求項7】 請求項6記載の無線端末装置と、前記ソ
    フトウェア更新装置にソフトウェアを供給するソフトウ
    ェア供給装置とを具備するソフトウェアダウンロードシ
    ステムであって、前記ソフトウェア供給装置は、前記無
    線端末装置に更新対象となるプログラムを指定する更新
    メモリ情報を送信し、この更新メモリ情報の送信によっ
    て前記無線端末装置より返答があると、更新プログラム
    を送信することを特徴とするソフトウェアダウンロード
    システム。
  8. 【請求項8】 前記ソフトウェア供給装置は、更新対象
    となるプログラムを指定する更新メモリ情報を含むフレ
    ームを送信し、このフレームの送信によって前記無線端
    末装置より返答があると、送信する更新プログラムのダ
    ウンロードデータブロック番号を示すヘッダ部と前記ダ
    ウンロードデータブロック番号に対応する更新プログラ
    ムが格納されているデータ部とからなるダウンロードデ
    ータフレームを送信することを特徴とする請求項7記載
    のソフトウェアダウンロードシステム。
  9. 【請求項9】 更新対象となるプログラムを指定する更
    新メモリ情報を受信することで、更新対象となるプログ
    ラムをバックアップし、その後、更新プログラムを受信
    している間又は前記更新プログラムを受信し終えてプロ
    グラムをコピーしている間に前記更新対象となるプログ
    ラムをアクセスする必要がある場合に、当該プログラム
    に替わってバックアッププログラムにアクセスすること
    を特徴とするソフトウェア更新方法。
  10. 【請求項10】 更新対象となるプログラムを指定する
    更新メモリ情報を受信する更新メモリ情報受信ステップ
    と、受信した前記更新メモリ情報により指定される更新
    対象となるプログラムをバックアップするバックアップ
    ステップと、前記更新メモリ情報の受信後に更新プログ
    ラムを受信する更新プログラム受信ステップと、前記更
    新プログラムを受信している間又は前記更新プログラム
    を受信し終えてプログラムをコピーしている間に前記更
    新対象となるプログラムをアクセスする必要がある場
    合、当該プログラムに替わってバックアッププログラム
    にアクセスするバックアッププログラムアクセスステッ
    プと、前記更新プログラムの受信完了後に前記更新対象
    となるプログラムを前記更新プログラムに更新する更新
    ステップと、を具備することを特徴とするソフトウェア
    更新プログラム。
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