JP2003309457A - 電界効果トランジスタ内の電流を並列検知する回路 - Google Patents
電界効果トランジスタ内の電流を並列検知する回路Info
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Abstract
回路をバイポーラデバイスを用いることなく、FETのみ
で構成された回路で構成する。 【解決手段】パワーFETの電流を並列検知する回路はセ
ンスFETとFETデバイスのみを用いたカレントコンベア回
路を有する。すべてのFETデバイスはMOSFETまたはJFET
とすることができる。センスFETとパワーFETのゲート端
子どうし、およびソース端子どうしを接続する。カレン
トコンベア回路はカレントミラーを備えている。1以上
のカレントミラーを追加して設けてもよい。1以上の追
加のカレントミラーでカスコード接続あるいはその他の
回路技術を用いてカレントミラーの性能の向上、そして
延いては回路全体としての電流検知性能の向上を図るこ
ともできる。
Description
テムに関するものであり、特に集積回路も含めて電流検
知を要する電子回路に関するものである。また、本発明
は集積回路の製造、そして特に電界効果トランジスタ
(FET)デバイス内の電流を検知する方法に関するもの
である。一般的に、FETデバイスは接合型電界効果トラ
ンジスタ(JFET)デバイスまたは酸化金属半導体電界効
果トランジスタ(MOSFET)デバイスのいずれかに分類す
ることができる。本発明はJFETデバイスおよびMOSFETデ
バイスの両者に適用され、またハイブリッド回路や組み
立て基板回路およびその他のFETデバイス内の電流検知
を行うすべての電子回路にも適用される。電流検知を必
要とする回路は電圧・電流源、電圧・電流の基準、およ
び様々な調整回路を含んでいる。
を制御し制限するための手段を備え、該回路自身と負荷
のいずれかまたはその両方を過電流によって起こりうる
損傷から保護している。このような回路としては電圧源
と電流制限保護装置を有する電圧調整器などがある。低
供給電圧およびバッテリ駆動式のシステムの採用の増加
に伴って、そしてまた低降下電圧調整器の出現に伴っ
て、システムへ与える外乱を最小限に保ちつつ電源装置
の電流を検知することの必要性がますます高まってい
る。
路内に挿入した電流検知用抵抗の前後での電圧降下を検
出することである。オームの法則により、電流検出用抵
抗の前後での電圧降下はその抵抗を流れる電流に正比例
する。この電流検知用抵抗を抵抗に相当する特性を有す
る他のデバイスまたは回路で置き換えてもよい。しかし
この方法はいくつかの短所がある。
る出力電流(これは大きい場合もあるが)は、必ず望ま
しくない電力損失または熱放散あるいはその両方を生じ
させる。したがって検知デバイスまたは回路は大量の電
力/熱を放散することができなければならず、これによ
りコストが増え、大型化する。検知デバイスまたは回路
の抵抗を最小化して電力損失を減らすという試みもある
が、そのように小さな抵抗の組み込みおよび制御は難し
い。また、負荷電流路と並列に挿入される検知デバイス
または回路における電圧降下は、たとえば低ドロップア
ウト電圧調整器の場合のように、許容できないケースも
あり、いずれにしても一般的に好ましいものではない。
決しようとする試みは、従来数多くある。米国特許第4,
021,701号公報は、バイポーラトランジスタのベースと
エミッタ端子に縮小型(即ちスケールダウンした)トラ
ンジスタのベースとエミッタを並列に接続して前者のバ
イポーラトランジスタ内の電流を検知することを開示し
ている。電流を測定される側のトランジスタはパワート
ランジスタと呼ばれることが多い。縮小型トランジスタ
の方はセンストランジスタと呼ばれることが多い。これ
はこのトランジスタがパワートランジスタの電流をセン
ス即ち検知するために用いられるからである。この特許
では、パワートランジスタとセンストランジスタとは同
じ型(タイプ)でなければならないとされている。すな
わち、両方ともNPNトランジスタであるか両方ともP
NPトランジスタであるかいずれかでなければならない
ということである。
とは共通のベース端子と共通のエミッタ端子を有するの
で、センストランジスタのエミッタを流れる電流はパワ
ートランジスタのエミッタを流れる電流にほぼ比例す
る。その比例係数は、基本的にセンストランジスタとパ
ワートランジスタの形状因子比によって決まる。形状因
子比の近似となる第1のものは、センストランジスタの
エミッタ面積とパワートランジスタのエミッタ面積の比
である。センストランジスタのコレクタ電流はそのエミ
ッタ電流とほぼ等しい。よって、センストランジスタの
コレクタと直列に抵抗をつなげば、パワートランジスタ
を流れる電流に基本的に比例する電流がその抵抗を流れ
ることになる。よって、その抵抗における電圧降下を測
定すれば、パワーデバイスを流れる電流をモニタするこ
とができる。
Tを流れる電流を、それよりも小さい縮小型MOSFETを用
いて検知することを開示している。この縮小型MOSFETは
センストランジスタあるいはセンスMOSFETと呼ばれてい
る。センストランジスタはパワーMOSFETと同じ型のNMOS
またはPMOSである。センストランジスタのソース端子お
よびゲート端子はそれぞれパワートランジスタのソース
端子、ゲート端子に接続される。
ンとパワーMOSFETのドレインとの間に一つの抵抗器が接
続されている。このような構成により、パワーMOSFETを
流れる電流にほぼ比例する微小電流がセンスMOSFETのド
レイン端子を流れ、延いては抵抗器を流れる。その比例
定数は基本的にセンスMOSFETとパワーMOSFETのスケール
ファクター(scale factor:倍率)によって決まる。第1
の近似としては、このスケールファクターは両トランジ
スタのW/L比(すなわちFETのチャネル幅とチャネル長の
比)に依存する。
る電流に比例した電圧降下を生じさせる。そしてこの電
流はパワーMOSFETを流れる電流にほぼ比例している。し
たがって、この抵抗における電圧降下は、パワーMOSFET
を流れる電流にある定数を乗じた測度として使用でき
る。また同時に、抵抗における電圧降下はパワーFETの
ドレイン電圧とセンスFETのドレイン電圧の差を表して
いる。このことにより、センスFETとパワーFETとは異な
るドレイン−ソース間電圧で動作することになり、カレ
ントミラー効果(電流ミラー効果:current mirror eff
ect)に誤差を生じさせる。ドレイン−ソース間の電圧
が小さくなるにつれて、この誤差はより深刻になってく
る。
第5,867,015号公報に開示されている。この特許は、あ
るMOSFET(ここではパワーMOSFETと呼ぶことにする)を
流れる電流を、このパワーMOSFETのソース端子およびゲ
ート端子に縮小型の(即ちスケールダウンした)MOSFET
のソース端子およびゲート端子をそれぞれ接続して検知
することを開示している。
流測定方法では、センスMOSFETと直列に接続した検知用
抵抗器を必要としない。検知用抵抗の代わりに、カレン
トコンベアといわれる回路を用いている。この回路は要
素Q1,Q2,M3,M4で構成される。カレントコン
ベア回路の第1の端子AはセンスMOSFET M2のドレイン
端子に接続されている。カレントコンベア回路の第2の
端子BはパワーMOSFETM1のドレイン端子に接続されて
いる。カレントコンベア回路の第3の端子Cは、パワー
トランジスタがPMOS型の場合にはグランド(接地)に接
続され、NMOS型の場合には上位供給電圧レールに接続さ
れる。
レイン端子の電圧をセンスMOSFETのドレイン端子に伝達
するために用いられる。カレントコンベア回路はまた同
時に、センスMOSFETのドレイン端子を流れる電流と等し
い電流をカレントコンベア回路の他方の端子Bに流し、
該電流をパワーMOSFETのドレイン端子に流入させる。セ
ンスMOSFETを流れる電流は通常パワーMOSFETを流れる電
流よりも遥かに小さく、その比は基本的にセンスMOSFET
とパワーMOSFETのスケールファクターによって決まる。
第1の近似としてはこのスケールファクターはこれら2
つのデバイスのW/L比によって与えられる。ここでWはチ
ャネル幅であり、Lはチャネル長である。上記電流比は
多くの場合非常に大きいので、パワーMOSFETのドレイン
端子に加わる追加負荷はきわめて小さい電流によるもの
であり、実質的に何の影響も与えない。
トコンベア回路は2つのバイポーラトランジスタとグラ
ンドに基準をとったMOSFETカレントミラーとから成る。
このカレントミラーの基準側(図2のデバイスM3)を
利用して、図2のトランジスタM3およびM5からなる
もうひとつのカレントミラー回路を用いることによっ
て、パワーMOSFETを流れる電流にほぼ比例するまた別の
電流を導くことも可能である。このようにして得た電流
をパワーMOSFETの電流をモニタするために用いることが
できる。またそれは必要に応じて拡大または縮小するこ
とができる。
ワーFETとセンスFET両方のドレイン電圧がほぼ等しいと
いう点において、以前の回路より優れている。点Aにお
ける電圧はトランジスタQ2のベースにおける電圧にト
ランジスタQ2のベース−エミッタ間電圧を加えたもの
に等しい。またトランジスタQ2のベースにおける電圧
は点Bにおける電圧からトランジスタQ1のベース−エ
ミッタ間電圧を引いたものに等しい。カレントミラーM
3−M4により、トランジスタQ1とQ2はほとんど同
じコレクタ電流を有する。したがって、これらのトラン
ジスタのベース−エミッタ間電圧は等しく、これはすな
わち図2の点Aと点Bとが等しい電圧になるということ
である。よって、パワーFETとセンスFETとはほと
んど等しいドレイン−ソース間電圧で動作する。このこ
とにより動作時のドレイン−ソース間電圧が小さくなる
程、M1−M2カレントミラーの性能は向上する。この
ことはますます重要性を増している。
号公報に記載されているカレントコンベア回路内の2つ
のバイポーラトランジスタは完全にフローティング状態
となっていなければならない。即ち、それらのすべての
端子は不定の状態(uncommitted)にあるのでなければ
ならない。CMOSプロセスの大部分は不定状態の端子を有
するバイポーラトランジスタを製造することはできず、
また、この文献に記載されるカレントコンベア回路内の
パイポーラデバイスを単に適宜のMOSFETデバイスに置き
換えただけでは回路は動作しない。本発明はこの問題の
新たな解決手段を提供するものである。
いて、パワーFETと称するFET内の電流を並列検知する回
路であって、センスFETとFETデバイスのみを用いたカレ
ントコンベア回路とを有する回路を提供する。すべての
FETデバイスはMOSFETデバイスまたはJFETデバイスとす
ることができる。本発明では、センスFETおよびパワーF
ETのゲート端子どうし、およびソース端子どうしを接続
する。これによりバイポーラデバイスを用いることな
く、本発明の回路をCMOSプロセスで製造される集積回路
に組み込むことが可能となる。本発明の回路はまた、対
応するプロセスにJFETデバイスが含まれる場合にも適用
することができ、そしたまた、独立した回路として用い
ることもできる。
の電流検知回路を示す。この回路はPMOSのパワーFETに
おいて用いられているが、JFETデバイスを用いた回路お
よび個別のFETデバイスに適用することもできる。この
回路ではパワーFET M1の電流をFET M2を用いて検出
している。カレントコンベア回路はFETのみを用いた回
路であり、素子M3,M4,M7,M8から成る。
M2のゲート端子に接続されている。パワーFET M1の
ソース端子はセンスFET M2のソース端子に接続されて
いる。パワーFET M1のドレイン端子は負荷RLOAD
に接続されている。パワーFET M1のドレイン端子はま
たカレントコンベア回路の基準端子Aにも接続されてい
る。センスFET M2のドレイン端子はカレントコンベア
回路のミラー端子Bに接続されている。カレントコンベ
アはグランド(接地)に基準をとっている。
端子からミラー端子に電圧を伝達することにある。そし
て同時に、そのミラー端子に流入した電流は基準端子に
鏡映(ミラー)される。カレントコンベア回路はパワーFE
T M1のドレイン電圧をセンスFET M2のドレイン端子
に伝達する。即ちカレントコンベア回路により、パワー
FET M1とセンスFET M2とが同じソース−ドレイン間
電圧で動作するようになされる。このことはパワーFET
M1とセンスFET M2からなるカレントミラーの精度に
関して決定的な重要性を有する。
FET M1とセンスFET M2とは飽和状態に近づくか、あ
るいは飽和してしまう。そしてそれらを流れる電流はソ
ース−ドレイン間電圧に多分に依存する。したがって、
この電圧を、パワーFET M1からセンスFET M2のゲー
ト端子に正確に伝達することが重要である。正確に伝達
されない場合、パワーFET M1とセンスFET M2とによ
るカレントミラーはきわめて不正確なものとなる。な
お、低ドロップアウトの応用例やスイッチとして使う場
合などでは、多くのパワーFETデバイスが低電圧および
非常に低いソース−ドレイン間電圧条件で動作する。
ミラーとして動作し、デバイスM7とM8に等しい電流
を流す。パワーFET M1のドレインからデバイスM7へ
とソース−ゲート間電圧降下がある。またデバイスM7
のゲートからセンスFET M2のドレインへとソース−ゲ
ート間電圧上昇がある。デバイスM7とデバイスM8に
は等しい電流が流れ込み、かつそれらは同じ型のデバイ
スであるので、ソース−ゲート間電圧は両方とも等し
い。このことから、センスFET M2のドレイン電圧はパ
ワーFET M1のドレイン電圧と等しくなる。つまり、パ
ワーFET M1とセンスFET M2とは等しいソース−ドレ
イン間電圧で動作する。これらのFETの各端子は同じ電
圧で動作する。このことにより、デバイスM1とデバイ
スM2との間で正確なカレントミラー(電流の鏡映)が成
立するようになる。これは本発明の重要なポイントであ
る。
比は、所望の電流倍率を与えるように選択する。これは
必ずしも整数である必要はない。しかし半導体製造プロ
セスによっては、パワーFET M1とセンスFET M2のサ
イズ比が整数であるほうが電流比を制御しやすい。例え
ば、パワーFET M1とセンスFET M2の両者を、同じタ
イプの反復構造で形成し、パワーFET M1の反復数をセ
ンスFET M2の反復数よりも大きくするように構成して
もよい。
流はパワーFET M1を流れる電流に比例する。そしてセ
ンスFET M2に流入する電流と等しい電流が、カレント
コンベア回路のデバイスM3およびM4からなるカレン
トミラーに流入する。ダイオード接続されたトランジス
タM4を図3のデバイスM4およびM5で構成される更
なる別のカレントミラーの基準(レファレンス)として
用いてもよい。ミラーデバイスM4に流入する電流はカ
レントコンベアのカレントミラーに流入する電流に比例
する。これはセンストランジスタM2を流れる電流に等
しく、それはつまりパワーFET M1を流れる電流に比例
する。つまり、デバイスM5を流れる電流はパワーFET
M1を流れる電流に比例することになる。このデバイスM
5を流れる電流をパワーFET M1を流れる電流のモニタ
および該電流の信号処理に用いることができる。
電流とモニタ電流即ち図3のデバイスM5の電流との間
の比例係数はM1−M2カレントミラーの比および/ま
たはM4−M5カレントミラーの比を調節することで変
えることができる。更に、デバイスM5の電流をもう一
度上位電圧レール(upper voltage rail)に対してミラー
し、以下に続く回路に電流シンクではなく電流源として
与えることもできる。このプロセスは必要なだけ繰り返
すことができるので、モニタ電流の縮尺(倍率)を任意
に設定することができ、また任意の電圧レールに対し
て、電流源としてまたは電流シンクとして任意にレファ
レンスとすることができる。
形態を説明する。この図に示された実施例ではパワーデ
バイスM1がNMOS型のFETである。この回路は上に説明
した図3の回路と同様に動作するが、電圧の符号と極性
が本対象に合わせて変更されている。即ち、NMOSデバイ
スはPMOSデバイスに変更され、PMOSデバイスはNMOSデバ
イスに変更されている。図3と図4において同様の機能
を有するデバイスには同じ参照符号を付している。例え
ばM1はパワーFETであり、M2はセンスFETである、等
である。
示す。この回路では、図4の回路と同様にパワーデバイ
スM1がNMOSのパワーFETである。この回路はカレント
ミラーを除いては図4の回路と同様に動作し、カレント
ミラーはデバイスM3,M3c,M4,M4cから成る
カスコード回路として構成されている。回路に対する出
力電流はまたカスコード接続されたデバイスM5,M5
cから得る。デバイスM5をなくしてデバイスM5cの
みを用いることによって、カスコード構成を用いずに出
力電流を生成してもよい。とはいえ、カレントコンベア
回路内のカスコード接続されたカレントミラーの方がよ
り重要である。なぜなら、それによりデバイスM7,M
8を流れる電流のより高い精度が保証され、したがって
それらデバイスのゲート−ソース間電圧の整合が高めら
れるからである。これはセンスFET M2を正確にバイア
スするために重要であり、とくにセンスFET M2がパワ
ーFET M1の電流を縮小してミラーする際に、そのドレ
イン電圧に関して重要となる。
第5,867,015号公報に記載されたカレントコンベアとは
異なるトポロジーを有することを理解されたい。
M1が独立した別個のデバイスである場合にも適用可能
である。その場合、上に説明した回路の動作との唯一の
違いは、デバイスM2(これは同様に独立したデバイス
であっても集積回路の一部であってもよいが)に応じて
M1−M2カレントミラーのミラー比を計算しなければ
ならないという点である。このことはまた、いくつかの
FETが独立のデバイスであるハイブリッド回路の場合に
も当てはまる。本発明が明らかにした原理は、集積回
路、ハイブリッド回路、ディスクリート回路、それらの
混合体のいずれにおいても等しく適用可能である。
いることなく、電流検知回路をCMOSプロセスで製造され
る集積回路に組み込むことが可能となる。本発明の回路
はまた、対応するプロセスにJFETデバイスが含まれる場
合にも適用することができ、そしたまた、独立した回路
として用いることもできる。
OSFETデバイスの電流を並列検知する従来の回路を示す
回路図である。
OSFETデバイスの電流を並列検知する従来の回路を示す
回路図である。
基準とするカレントコンベア回路を有する電流検知回路
の詳細回路図である。
ルを基準とするカレントコンベア回路を有する電流検知
回路の詳細回路図である。
ルを基準とするカレントコンベア回路およびカスコード
接続されたカレントミラーを有する電流検知回路の詳細
回路図である。
Claims (5)
- 【請求項1】 電界効果トランジスタ即ちFETの電流を
並列検知する回路であって、 電流を検知すべき特定の型のパワーFETと、 前記パワーFETと同型のセンスFETであって、そのゲート
端子は前記パワーFETのゲート端子に接続されそのソー
ス端子は前記パワーFETのソース端子に接続されたセン
スFETと、 FETのみを用いたカレントコンベア回路であって、基準
入力端子とミラー出力端子とを有し、前記基準入力端子
は前記パワーFETのドレイン端子に接続され、前記ミラ
ー出力端子は前記センスFETのドレイン端子に接続され
ているカレントコンベア回路と、 FETのみを用いた1以上のカレントミラー回路であっ
て、前記カレントコンベア回路を流れる電流を基準電流
として利用するカレントミラー回路と、を備えることを
特徴とする回路。 - 【請求項2】 前記パワーFETと前記センスFETとは接合
型電界効果トランジスタ、即ちJFETであることを特徴と
する請求項1記載の回路。 - 【請求項3】 前記パワーFETと前記センスFETとは酸化
金属半導体電界効果トランジスタ、即ちMOSFETであるこ
とを特徴とする請求項1記載の回路。 - 【請求項4】 前記1以上のカレントミラー回路の各々
はカスコード式のカレントミラー回路であることを特徴
とする請求項1記載の回路。 - 【請求項5】 前記パワーFETは、前記センスFETおよび
前記カレントコンベア回路および前記カレントミラー回
路とは分離して存在することを特徴とする請求項1記載
の回路。
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