JP2003307572A - 上載せ及び自立型金属検知機 - Google Patents

上載せ及び自立型金属検知機

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JP2003307572A
JP2003307572A JP2002146972A JP2002146972A JP2003307572A JP 2003307572 A JP2003307572 A JP 2003307572A JP 2002146972 A JP2002146972 A JP 2002146972A JP 2002146972 A JP2002146972 A JP 2002146972A JP 2003307572 A JP2003307572 A JP 2003307572A
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metal detector
sensor coil
sensor
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carrier
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JP2002146972A
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English (en)
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Kaoru Takamoto
薫 高本
Kazuyuki Matsuda
和幸 松田
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Suncorporation
Original Assignee
Sun Electronics Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 既存のベルコン多種にセッッティング可能な
金属検知機とし、工場内における使い勝手や経済性を高
める。また検出エラーを減少させる。 【解決手段】 非空芯の棒状センサーコイルを使用し、
既存のベルコンそれぞれに横から挿し込めるようにす
る。また跨いで設置するようにする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】ベルコン等の搬送機と組み合
わせて使用する食品等の金属検知機に関する。また磁気
ノイズによる検出エラー防止に関する。
【0002】
【従来の技術】(イ)従来機の主だったセンサーコイル
は、ループ状の空芯コイルを使用する。したがってベル
コン等の搬送部は、ループの内部を丸ごと貫通させる必
要がある。このため、ベルトと金属検知機は鎖でつなが
った状態で一体となっているものが多い。また往復する
上下のベルトを丸ごとループに通している場合がある。 (ロ)被検体に含まれる金属による検出信号と周辺の磁
気ノイズによる信号の区別が不能なため、ノイズの多い
現場では検出エラーが多い。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】(イ)空芯コイル内に
ベルトを通す手間をなくす。(ロ)一つの検知機を他の
多くのベルコン機と組合せ使用できるようにする。
(ハ)また組合せるときの、作業を軽減する。(ニ)搬
送機の振動がセンサーコイルに伝わらないようにする。
(ホ)検出エラーを減少させる。
【0004】
【課題を解決するための手段】請求項1対応。着地部ま
たは搬送機体への取付け部と、立上がり部と、立ち上が
り部から横方向に突き出した張出し梁に装着したセンサ
ーコイル部と、制御解析部でなり、センサーコイルの装
着形態は、一本又は複数のセンサーコイルを水平方向又
は縦方向に位置させて静止固定させる。「着地部」でな
るものは「自立型」、「搬送機への取付け」でなるもの
は、「上載せ型」と呼ぶ。なおセンサーコイル二本使用
の場合は、ベルトとともに被検体を上下方向に挟んだ状
態で内部を移動通過させる。又は両横で被検体を挟んだ
状態で内部を移動させる。一本の場合は下や横を移動さ
せる。なお本発明は、棒状のセンサーコイルを使用する
ことで成りたつもので、一方が開いたコの字状の二本の
センサーコイルの間にベルコン等の搬送部や、ベルト上
にある被検体を挟むことが可能となる。使用するセンサ
ーコイル及び制御解析部は、概ね特願2000−316
84、2002−75959に記載されているものであ
る。
【0005】請求項2対応。着地または搬送機体の一部
へ取付けてベルト等の搬送部を跨ぐ略門型構造のフレー
ムと、梁に装着したセンサーコイル部と、制御解析部と
でなり、センサーコイルの装着形態は、一本又は複数の
センサーコイルを水平方向又は縦方向に位置させて静止
固定させる。
【0006】請求項3対応。センサーコイルの位置や方
向等の調整機能を設けたことを特徴とする請求項1又は
2に記載の金属検知機とする。なお「位置や方向等の調
整」とは、搬送部上の被検体を効率よく検知するため
に、地上高や横方向や二本のセンサーコイルの間隔や傾
きを調整することをいう。
【0007】請求4対応。被検体に含まれる磁性体の磁
化装置を設けたことを特徴とする請求項1、2、3に記
載の金属検知機とする。
【0008】請求5対応。被検体の移動する方向にセン
サーコイルを複数配置し、センサーコイル間の距離と通
過時間の関係を解析し、被検体に含まれる金属異物の検
出信号と周囲の磁気ノイズによる信号とを区別し、前者
の信号のみを知らせるようにする。
【0009】請求6対応。請求項5に記載の検出エラー
防止装置を、請求項1、2、3、4に記載の金属検出機
に装備する。
【0010】
【発明の実施の形態】図1のA参照。「自立式の横挿し
型」である。センサーコイル1はコの字状に上下二本で
なり2セット配置しているもので、「検出エラー防止機
能」をもつ。これは2セット間を移動する被検体の時間
を計測して、ノイズによる検出エラーを防止するもので
ある。被検体に含まれる異物から生じる信号は、前に在
るセンサーコイル1と後ろに在るセンサーコイル1とで
は検出の時間差がでる。これに対し何らかの原因により
周辺環境から発する磁気ノイズの場合は、前後のセンサ
ーコイル1が同時に検出する。この両者の違いを解析
し、被検体に異物が含まれる場合のみ検出を知らせるよ
うに解析制御する機能を備える。
【0011】ベルト6と被検体であるアルミ包材8を挟
むようにしており、移動するアルミ包材8を上下から効
率よく検知することができる。本機は、一部を搬送部と
一体固定することはあるものの基本的には自立型であ
り、搬送機とは被接触で安定固定するものである。従っ
て、既存の搬送機の横から本機を差込んでセッティング
することができる。なお二本のセンサーコイル1の間隔
は、被検体の高さに応じて調整可能とする。また既存の
搬送機のベルトの高さに応じて地上高を調整できるよう
にする。また横方向への突き出し長も調整できるように
する。またベルト6の幅に合わせてセンサーコイル1の
長さも調整出来るようにするとよい。
【0012】磁化装置2は、被検体に含まれる異物を検
知しやすくするためのもので、磁石を使用し混入異物の
磁性を高める作用をする。必要に応じて上下いずれか一
本としてもよい。またフーチング部4は、ガタツキ調整
機能や車輪をつけて移動の便利なようにしておくとよ
い。
【0013】図1のB参照。4本足の「自立式の門型」
を略して図表現している。既存の搬送機を跨いで設置で
きるようにしているものである。上梁9から二本のセン
サーコイル1を吊り下げている。センサーコイル1の地
上高の調整は、吊軸7または支柱5や上梁9自体の上下
移動でできるようにする。またベルト幅方向の位置や二
本のセンサーコイル1の間隔も調整できるようにしてお
くとよい。磁化装置やセンサーコイルの2セット配置に
ついては前記同様とする。
【0014】図2のC参照。基本的にAと同じである
が、センサーコイル1が1本の場合を示す。矢印は移動
調整の方向を示す。
【0015】図2のD参照。基本的にBと同じである
が、中梁10を設けてこれにセンサーコイル1を取り付
けるようにしている。センサーコイル1は、上下方向と
ベルト幅方向と二本の間隔が調整できるようにする。
【0016】図2のE参照。基本的にはBと同じである
が、センサーコイル1を横方向に一本配置したものであ
る。既存機それぞれのベルト幅に合わせられるよう、セ
ンサーコイル1を横方向に回転させるようにしてもよ
い。また複数のセンサーコイルの一部をラップさせて一
本としておき、ラップ長を調整することによりセンサー
コイル全体の長さを変えて対象とするベルト幅に対応さ
せてもよい。
【0017】図2のF参照。基本的にはEと同じである
が、中梁10にセンサーコイル1を取り付けたものであ
る。
【0018】図2のG参照。基本的にはCと同じである
が、張出し梁11にセンサーコイル1を縦方向に取り付
けたものである。
【0019】図3のH参照。「上載せ式の横挿し型」で
ある。図1はフーチング部4で自立しているのに対し、
本図は取付け部12で搬送機体13に一体化している。
上下二本の張出し梁11に取付けたセンサーコイル1
は、上方のベルト及びベルト上の被検体を挟む状態で検
知できる。本検知機を採用にあたり、既存の搬送機体を
軽易な改造で利用できる特長がある。
【0020】I図参照。基本的にはH図と同じで、取付
け部12が搬送機体13のを跨ぐようにしているので安
定がよい。
【0021】J図参照。張出し梁11とセンサーコイル
1が各1本の場合を示す。
【0022】K図参照。センサーコイル1二本を縦方向
に取り付けた場合を示す。ボトルなどの背の高い被検体
に使用すると効率的である。
【0023】L、M図参照。「上載せ式の門型」であ
る。図1のB、図2のD、E、Fは着地による自立型で
あるのに対し、本図は搬送機体13の上に載せて取付け
固定しているものである。
【0024】図4参照。「上載せ式の横挿し型」であ
る。取付け部12のプレートをベルト上下の間に挿し込
んでセットしている。このため既存搬送機の軽易な改造
で一体とすることができる。搬送機の架台の上部には防
振ゴム15を取付けてセンサーコイルへの振動伝播を軽
減している。センサーコイル1は、上下二本組を2セッ
ト配置して「検出エラー防止機能」も装備している。上
部の箱状の内部には、センサーコイル1と磁化装置と制
御解析装置を内蔵している。タッチパネル14は、検出
機としての操作盤である。
【0025】
【発明の効果】請求項1に対して。既存機それぞれに専
用の検知機を一体固定することなく、工場内に既存する
多種のベルコン等搬送機に横から差し込んで固定するだ
けで機能する。一部は改造を要するものもあるが既存の
ベルコンの多くが活用できるので経済的である。またセ
ットにあたり、作業が軽減されるので経済的である。
【0026】請求項2に対して。上記同様で、既存のベ
ルコンを跨がせることによりセットが可能となる。
【0027】請求項3に対して。センサーコイルの位置
や方向等が調整できるので、サイズ規格の異なる既存の
多種ベルコンそれぞれに対応しやすくなる。このこと
は、既存ベルコンの活用が容易となる経済性とともに、
ベストな状態での検知が可能となる。
【0028】請求項4に対して。混入磁性体異物の磁気
を高め、検知精度が向上する。
【0029】また自立型の場合は、搬送機とは非接触と
なるので搬送機の振動がセンサーコイルに伝わらない。
このためノイズエラーが生じにくくなる。
【0030】横挿し型の場合は、センサー部分の解体な
どの必要がなくベルト脱着が軽易となる。
【0031】請求項5、6に対して。動作周辺の磁気ノ
イズによる検出エラーがなくなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】「自立式の横挿し型と門型」の金属検知機を示
す。
【図2】図1の応用型を示す。
【図3】「上載せ式の横挿し型と門型」の各タイプを示
す。
【図4】「上載せ式の横挿し型」のイメージ図を示す。
【符号の説明】
1 センサーコイル 2 磁化装置 3 制御解析部 4 フーチング部 5 支柱 6 ベルト 7 吊軸 8 アルミ包材 9 上梁 10 中梁 11 張出し梁 12 取付け部 13 搬送機体 14 タッチパネル 15 防振ゴム
フロントページの続き (72)発明者 松田 和幸 三重県伊勢市船江4丁目4番9号 Fターム(参考) 2G053 AA02 AA13 BA00 BB03 BB11 CA03 DB02

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 着地部または搬送機体への取付け部と、
    立上がり部と、立ち上がり部から横方向に突き出した張
    出し梁に装着したセンサーコイル部と、制御解析部でな
    り、センサーコイルの装着形態は、一本又は複数のセン
    サーコイルを水平方向や縦方向に位置させて静止固定し
    たことを特徴とする金属検知機。
  2. 【請求項2】 着地または搬送機体の一部へ取付けてベ
    ルト等の搬送部を跨ぐ略門型構造のフレームと、梁に装
    着したセンサーコイル部と、制御解析部とでなり、セン
    サーコイルの装着形態は、一本又は複数のセンサーコイ
    ルを水平方向又は縦方向に位置させて静止固定したこと
    を特徴とする金属検知機。
  3. 【請求項3】 センサーコイルの位置や方向等の調整機
    能を設けたことを特徴とする請求項1又は2に記載の金
    属検知機。
  4. 【請求項4】 被検体に含まれる磁性体の磁化装置を設
    けたことを特徴とする請求項1、2、3に記載の金属検
    知機。
  5. 【請求項5】 被検体の移動する方向にセンサーコイル
    を複数配置し、センサーコイル間の距離と通過時間の関
    係を解析し、被検体の検出信号と周囲の磁気ノイズによ
    る信号とを区別する検出エラー防止装置を備えたことを
    特徴とする金属検出機。
  6. 【請求項6】 請求項5に記載の検出エラー防止装置を
    備えたことを特徴とする、請求項1、2、3、4に記載
    の金属検出機。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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WO2017057738A1 (ja) * 2015-10-01 2017-04-06 株式会社イシダ 異物検査装置

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