JP2003307492A - 液晶ディスプレイパネル検査装置用平面光源 - Google Patents
液晶ディスプレイパネル検査装置用平面光源Info
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 本発明の目的は、放射照度の均一な液晶ディ
スプレイパネル検査装置用平面光源を提供することであ
る。 【解決手段】 本発明の請求項１に記載の液晶ディスプ
レイパネル検査装置用平面光源は、透過型の液晶ディス
プレイパネルに対して、パネル背面から光を照射し、各
画素の透過光の強度に基づいて、画像の良否を検査する
液晶ディスプレイパネル検査装置用平面光源において、
上記光を放射する、複数の棒状放電ランプと、上記光を
透過する透過板と、上記透過板をその一側面に備え、上
記棒状放電ランプを収納する箱体と、上記箱体内部の空
気を排気する排気手段とを設け、上記棒状放電ランプの
各々を、上記透過板の表面に対向して配列し、上記透過
板に通風孔を、各棒状放電ランプの各管軸に沿うように
設けたことを特徴としている。
スプレイパネル検査装置用平面光源を提供することであ
る。 【解決手段】 本発明の請求項１に記載の液晶ディスプ
レイパネル検査装置用平面光源は、透過型の液晶ディス
プレイパネルに対して、パネル背面から光を照射し、各
画素の透過光の強度に基づいて、画像の良否を検査する
液晶ディスプレイパネル検査装置用平面光源において、
上記光を放射する、複数の棒状放電ランプと、上記光を
透過する透過板と、上記透過板をその一側面に備え、上
記棒状放電ランプを収納する箱体と、上記箱体内部の空
気を排気する排気手段とを設け、上記棒状放電ランプの
各々を、上記透過板の表面に対向して配列し、上記透過
板に通風孔を、各棒状放電ランプの各管軸に沿うように
設けたことを特徴としている。
Description
【０００１】
【発明が属する技術分野】本発明は、液晶ディスプレイ
パネル検査装置用の平面光源に関し、詳細には、光源の
冷却方法を改善した液晶ディスプレイパネル検査装置用
平面光源に関するものである。
パネル検査装置用の平面光源に関し、詳細には、光源の
冷却方法を改善した液晶ディスプレイパネル検査装置用
平面光源に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】従来、液晶ディスプレイパネルを製造す
る過程において、基板端部の電極に液晶を駆動させるた
めの回路部を実装する前の液晶ディスプレイパネルの良
否を、液晶ディスプレイパネル単体で検査する工程があ
る。この場合、目的の液晶ディスプレイパネルを液晶デ
ィスプレイパネル検査装置にセットし、液晶ディスプレ
イパネルの背面より、蛍光ランプなどの光源で照明し、
その透過光の状態を検査員が目視で、またはカメラ等の
自動認識装置を用いて検査し、液晶ディスプレイパネル
内に塵があるか否か、異物や表示むらなどの表示欠陥が
あるか否かを評価していた。
る過程において、基板端部の電極に液晶を駆動させるた
めの回路部を実装する前の液晶ディスプレイパネルの良
否を、液晶ディスプレイパネル単体で検査する工程があ
る。この場合、目的の液晶ディスプレイパネルを液晶デ
ィスプレイパネル検査装置にセットし、液晶ディスプレ
イパネルの背面より、蛍光ランプなどの光源で照明し、
その透過光の状態を検査員が目視で、またはカメラ等の
自動認識装置を用いて検査し、液晶ディスプレイパネル
内に塵があるか否か、異物や表示むらなどの表示欠陥が
あるか否かを評価していた。
【０００３】以下に、透過型の液晶ディスプレイパネル
の構造、および従来の液晶ディスプレイパネル検査装置
用平面光源について説明する。図１，２は、透過型の液
晶ディスプレイパネルの概略側断面図、および上面図で
ある。図１，２に示す透過型の液晶ディスプレイパネル
３０は、上側透明基板３０ａ及び下側透明基板３０ｂを
有し、夫々の基板３０ａ，３０ｂの内側に互いに直交す
るよう上側透明電極３０ａ１、下側透明電極３０ｂ１が
夫々短冊状に設けられている。また、上側透明基板３０
ａの上面、下側透明基板３０ｂの下面には、偏光板３０
ａ２，３０ｂ２が設けられ、上側透明基板３０ａ及び下
側透明基板３０ｂの間に液晶３０ｃを挟み込み、基板の
周囲に接着されたシール３０ｄによって、液晶３０ｃが
挟持される構造になっている。また、ｎ本の上側透明電
極３０ａ１は上側透明基板３０ａの端部に引き出され、
圧接により電圧印加部２１ａに接続されるようになって
いる。同様に、ｍ本の下側透明電極３０ｂ１は下側透明
基板３０ｂの端部に引き出され、圧接により電圧印加部
２１ｂに接続されるようになっている。そして、上側透
明電極３０ａ１に対して電圧印加部２１ａより，下側透
明電極３０ｂ１に対して電圧印加部２１ｂより、夫々駆
動電圧を印加することによって、特定の電極に挟まれた
液晶セルを駆動し、液晶セルの透過光量を画素ごとに変
化させることができる。
の構造、および従来の液晶ディスプレイパネル検査装置
用平面光源について説明する。図１，２は、透過型の液
晶ディスプレイパネルの概略側断面図、および上面図で
ある。図１，２に示す透過型の液晶ディスプレイパネル
３０は、上側透明基板３０ａ及び下側透明基板３０ｂを
有し、夫々の基板３０ａ，３０ｂの内側に互いに直交す
るよう上側透明電極３０ａ１、下側透明電極３０ｂ１が
夫々短冊状に設けられている。また、上側透明基板３０
ａの上面、下側透明基板３０ｂの下面には、偏光板３０
ａ２，３０ｂ２が設けられ、上側透明基板３０ａ及び下
側透明基板３０ｂの間に液晶３０ｃを挟み込み、基板の
周囲に接着されたシール３０ｄによって、液晶３０ｃが
挟持される構造になっている。また、ｎ本の上側透明電
極３０ａ１は上側透明基板３０ａの端部に引き出され、
圧接により電圧印加部２１ａに接続されるようになって
いる。同様に、ｍ本の下側透明電極３０ｂ１は下側透明
基板３０ｂの端部に引き出され、圧接により電圧印加部
２１ｂに接続されるようになっている。そして、上側透
明電極３０ａ１に対して電圧印加部２１ａより，下側透
明電極３０ｂ１に対して電圧印加部２１ｂより、夫々駆
動電圧を印加することによって、特定の電極に挟まれた
液晶セルを駆動し、液晶セルの透過光量を画素ごとに変
化させることができる。
【０００４】次に、液晶ディスプレイパネル検査装置に
ついて説明する。図３は、液晶ディスプレイパネル検査
装置の概略側断面図である。液晶ディスプレイパネル検
査装置２０は、液晶ディスプレイパネル３０を保持する
保持台２１、液晶ディスプレイパネル検査装置用平面光
源１（後述する。）から放射される光を透過・拡散させ
る光拡散板２２、液晶ディスプレイパネル３０の背面か
ら光を照射する平面光源１、上記保持台２１に保持され
た検査用の液晶ディスプレイパネル３０に、保持台２１
に設けられた電圧印加部２１ａ，２１ｂを介して駆動電
圧を印加し、液晶ディスプレイパネル３０の液晶セルの
駆動を制御する、液晶セル駆動制御部２３、上記平面光
源１の点灯・消灯を制御する、ランプ点灯・消灯制御部
２４とを備え、それぞれフレーム２５に固定されてな
る。
ついて説明する。図３は、液晶ディスプレイパネル検査
装置の概略側断面図である。液晶ディスプレイパネル検
査装置２０は、液晶ディスプレイパネル３０を保持する
保持台２１、液晶ディスプレイパネル検査装置用平面光
源１（後述する。）から放射される光を透過・拡散させ
る光拡散板２２、液晶ディスプレイパネル３０の背面か
ら光を照射する平面光源１、上記保持台２１に保持され
た検査用の液晶ディスプレイパネル３０に、保持台２１
に設けられた電圧印加部２１ａ，２１ｂを介して駆動電
圧を印加し、液晶ディスプレイパネル３０の液晶セルの
駆動を制御する、液晶セル駆動制御部２３、上記平面光
源１の点灯・消灯を制御する、ランプ点灯・消灯制御部
２４とを備え、それぞれフレーム２５に固定されてな
る。
【０００５】次に、上述した液晶ディスプレイパネル検
査装置２０に組み込まれる、従来の液晶ディスプレイパ
ネル検査装置用平面光源の構造について説明する。図４
は、図３の液晶ディスプレイパネル検査装置に組み込ま
れる、従来の液晶ディスプレイパネル検査装置用平面光
源の構造を示す図である。従来の液晶ディスプレイパネ
ル検査装置用平面光源１は、複数の棒状放電ランプ２、
例えば棒状の冷陰極蛍光ランプや低圧水銀ランプと、図
１の紙面に対して上下方向に貫通する開口３ａを有する
枠体３と、枠体３の開口３ａの一方を塞ぐ底板４とを備
える。そして、棒状放電ランプ２の各々は、底板４の表
面に平行に配列され、予め設定された照射領域に対し照
度分布が均一になるように、各棒状放電ランプ２間のピ
ッチが調整されて不図示の手段で枠体３内部に固定され
る。また、上記底板４の棒状放電ランプ２と対向する側
の面には、該ランプ２より放射される光を反射する反射
材５、例えばバックライト用リフレクションフィルムが
設けられており、枠体３の開口３ａの一方に、不図示の
手段で固定される。一方、上記平面光源１の開口３ａの
他方には、スペーサ６が設けられ、該スペーサ６を介し
て、上記平面光源１は、液晶ディスプレイパネル検査装
置２０に備えられた光拡散板２２に固定される。
査装置２０に組み込まれる、従来の液晶ディスプレイパ
ネル検査装置用平面光源の構造について説明する。図４
は、図３の液晶ディスプレイパネル検査装置に組み込ま
れる、従来の液晶ディスプレイパネル検査装置用平面光
源の構造を示す図である。従来の液晶ディスプレイパネ
ル検査装置用平面光源１は、複数の棒状放電ランプ２、
例えば棒状の冷陰極蛍光ランプや低圧水銀ランプと、図
１の紙面に対して上下方向に貫通する開口３ａを有する
枠体３と、枠体３の開口３ａの一方を塞ぐ底板４とを備
える。そして、棒状放電ランプ２の各々は、底板４の表
面に平行に配列され、予め設定された照射領域に対し照
度分布が均一になるように、各棒状放電ランプ２間のピ
ッチが調整されて不図示の手段で枠体３内部に固定され
る。また、上記底板４の棒状放電ランプ２と対向する側
の面には、該ランプ２より放射される光を反射する反射
材５、例えばバックライト用リフレクションフィルムが
設けられており、枠体３の開口３ａの一方に、不図示の
手段で固定される。一方、上記平面光源１の開口３ａの
他方には、スペーサ６が設けられ、該スペーサ６を介し
て、上記平面光源１は、液晶ディスプレイパネル検査装
置２０に備えられた光拡散板２２に固定される。
【０００６】そして、液晶ディスプレイパネル３０の表
示状態（液晶ディスプレイパネル内に塵があるか否か、
異物や表示むらなどの表示欠陥があるか否か等）を以下
の手順に従い検査する。 駆動回路の実装されていない液晶ディスプレイパネル
３０を上記保持台２１に載置する。 液晶ディスプレイパネル３０の上側透明電極３０ａ
１、下側透明電極３０ｂ１に対して電圧印加部２１ａ，
２１ｂを圧接して電気的に接続する。 上記液晶セル駆動制御部２３に備えられた駆動回路
（図示しない）を所定の検査モードで駆動する。 上記ランプ点灯・消灯制御部２４より点灯信号を送
り、不図示の電源より電力を上記平面光源１に供給して
点灯させる。 上記光源１より液晶ディスプレイパネル３０の背面に
向けて光を放射して、液晶ディスプレイパネル３０にテ
スト画像を表示させ、目視検査の場合には検査員Ｓが液
晶ディスプレイパネル３０の表示状態を観察して検査す
る。 ここで、上記平面光源１に用いられる棒状放電ランプ２
は、点灯中高温となるため、冷却が必要である。（放電
ランプは、点灯中の周囲温度が点灯時設定温度以上に高
くなると、最大輝度を得ることができないという性質を
有しているため。） そして、従来の平面光源１においては、スペーサ６を用
いて平面光源１と光拡散板２２を離間して配置している
ので、平面光源１の棒状放電ランプ２は外気に曝され、
これにより棒状放電ランプ２の冷却がなされていた。
示状態（液晶ディスプレイパネル内に塵があるか否か、
異物や表示むらなどの表示欠陥があるか否か等）を以下
の手順に従い検査する。 駆動回路の実装されていない液晶ディスプレイパネル
３０を上記保持台２１に載置する。 液晶ディスプレイパネル３０の上側透明電極３０ａ
１、下側透明電極３０ｂ１に対して電圧印加部２１ａ，
２１ｂを圧接して電気的に接続する。 上記液晶セル駆動制御部２３に備えられた駆動回路
（図示しない）を所定の検査モードで駆動する。 上記ランプ点灯・消灯制御部２４より点灯信号を送
り、不図示の電源より電力を上記平面光源１に供給して
点灯させる。 上記光源１より液晶ディスプレイパネル３０の背面に
向けて光を放射して、液晶ディスプレイパネル３０にテ
スト画像を表示させ、目視検査の場合には検査員Ｓが液
晶ディスプレイパネル３０の表示状態を観察して検査す
る。 ここで、上記平面光源１に用いられる棒状放電ランプ２
は、点灯中高温となるため、冷却が必要である。（放電
ランプは、点灯中の周囲温度が点灯時設定温度以上に高
くなると、最大輝度を得ることができないという性質を
有しているため。） そして、従来の平面光源１においては、スペーサ６を用
いて平面光源１と光拡散板２２を離間して配置している
ので、平面光源１の棒状放電ランプ２は外気に曝され、
これにより棒状放電ランプ２の冷却がなされていた。
【０００７】
【発明が解決しようとする課題】ところで、液晶ディス
プレイパネル３０の表示状態（液晶ディスプレイパネル
内に塵があるか否か、異物や表示むらなどの表示欠陥が
あるか否か等）を精度良く検査するためには、液晶ディ
スプレイパネル３０全面に、平面光源１より放射照度の
均一な光を照射する必要がある。しかしながら、従来の
平面光源１においては、光拡散板２２を介して照射して
いるにも関わらず、放射照度の充分な均一化が図れてい
なかった。
プレイパネル３０の表示状態（液晶ディスプレイパネル
内に塵があるか否か、異物や表示むらなどの表示欠陥が
あるか否か等）を精度良く検査するためには、液晶ディ
スプレイパネル３０全面に、平面光源１より放射照度の
均一な光を照射する必要がある。しかしながら、従来の
平面光源１においては、光拡散板２２を介して照射して
いるにも関わらず、放射照度の充分な均一化が図れてい
なかった。
【０００８】本発明は、以上のような事情に基づいてな
されたものであって、本発明の目的は、放射照度の均一
な液晶ディスプレイパネル検査装置用平面光源を提供す
ることである。
されたものであって、本発明の目的は、放射照度の均一
な液晶ディスプレイパネル検査装置用平面光源を提供す
ることである。
【０００９】
【課題を解決するための手段】本発明者は、最も外側に
配置された棒状放電ランプ２と、中央に配置された棒状
放電ランプ２との間で照度差が顕著に現れていることを
確認し、以下の考察を得た。すなわち、最も外側に配置
された棒状放電ランプ２は、外気を取り入れる隙間、即
ち、光拡散板２２と枠体３の間の、スペーサ６によって
形成された隙間に近い為、外気に曝されて冷却され易
い。また、棒状放電ランプ２の片側にのみ他の棒状放電
ランプ２が配置されているので、他の棒状放電ランプ２
からの放射熱の影響を受けにくい。一方、中央に配置さ
れた棒状放電ランプ２は、外気を取り入れる上記隙間か
ら遠いため、外気にほとんど曝されず冷却されにくい。
また、両隣に多数の棒状放電ランプ２が配置されている
為、他の棒状放電ランプ２からの放射熱の影響を受け易
い。したがって、中央に配置された棒状放電ランプ２の
最大輝度は低下してしまい、中央に配置された棒状放電
ランプ２と最も外側に配置された棒状放電ランプ２との
間で大きな照度差が生じる。
配置された棒状放電ランプ２と、中央に配置された棒状
放電ランプ２との間で照度差が顕著に現れていることを
確認し、以下の考察を得た。すなわち、最も外側に配置
された棒状放電ランプ２は、外気を取り入れる隙間、即
ち、光拡散板２２と枠体３の間の、スペーサ６によって
形成された隙間に近い為、外気に曝されて冷却され易
い。また、棒状放電ランプ２の片側にのみ他の棒状放電
ランプ２が配置されているので、他の棒状放電ランプ２
からの放射熱の影響を受けにくい。一方、中央に配置さ
れた棒状放電ランプ２は、外気を取り入れる上記隙間か
ら遠いため、外気にほとんど曝されず冷却されにくい。
また、両隣に多数の棒状放電ランプ２が配置されている
為、他の棒状放電ランプ２からの放射熱の影響を受け易
い。したがって、中央に配置された棒状放電ランプ２の
最大輝度は低下してしまい、中央に配置された棒状放電
ランプ２と最も外側に配置された棒状放電ランプ２との
間で大きな照度差が生じる。
【００１０】そして、本発明者は、上記の考察により、
配列された複数の棒状放電ランプ２の冷却を均一に行う
ことにより、棒状放電ランプ２の放射照度の均一化を図
ることができることを見出し、かかる知見に基づいて本
発明を完成した。
配列された複数の棒状放電ランプ２の冷却を均一に行う
ことにより、棒状放電ランプ２の放射照度の均一化を図
ることができることを見出し、かかる知見に基づいて本
発明を完成した。
【００１１】すなわち、本発明の請求項１に記載の液晶
ディスプレイパネル検査装置用平面光源は、透過型の液
晶ディスプレイパネルに対して、該パネル背面から光を
照射し、各画素の透過光の強度に基づいて、画像の良否
を検査する液晶ディスプレイパネル検査装置用平面光源
において、上記光を放射する、複数の棒状放電ランプ
と、上記光を透過する透過板と、上記透過板をその一側
面に備え、上記棒状放電ランプを収納する箱体と、上記
箱体内部の空気を排気する排気手段とを設け、上記棒状
放電ランプの各々を、上記透過板の表面に対向して配列
し、上記透過板に通風孔を、各棒状放電ランプの各管軸
に沿うように設けたことを特徴としている。また、本発
明の請求項２に記載の液晶ディスプレイパネル検査装置
用平面光源は、前記通風孔が、前記透過板の、隣り合う
２本の前記棒状放電ランプの間の領域と対向した位置に
配置されていることを特徴としている。更に、本発明の
請求項３に記載の液晶ディスプレイパネル検査装置用平
面光源は、前記通風孔が、前記排気手段に近づくに従
い、前記透過板の単位面積に占める該通風孔の面積の割
合が大きくなるように、前記透過板に配置されているこ
とを特徴としている。また、本発明の請求項４に記載の
液晶ディスプレイパネル検査装置用平面光源は、前記棒
状放電ランプと前記排気手段との間に、仕切り板を設け
たことを特徴としている。加えて、請求項５に記載の液
晶ディスプレイパネル検査装置用平面光源は、光拡散板
を、前記透過板と間隔を置いて平行に配置したことを特
徴としている。
ディスプレイパネル検査装置用平面光源は、透過型の液
晶ディスプレイパネルに対して、該パネル背面から光を
照射し、各画素の透過光の強度に基づいて、画像の良否
を検査する液晶ディスプレイパネル検査装置用平面光源
において、上記光を放射する、複数の棒状放電ランプ
と、上記光を透過する透過板と、上記透過板をその一側
面に備え、上記棒状放電ランプを収納する箱体と、上記
箱体内部の空気を排気する排気手段とを設け、上記棒状
放電ランプの各々を、上記透過板の表面に対向して配列
し、上記透過板に通風孔を、各棒状放電ランプの各管軸
に沿うように設けたことを特徴としている。また、本発
明の請求項２に記載の液晶ディスプレイパネル検査装置
用平面光源は、前記通風孔が、前記透過板の、隣り合う
２本の前記棒状放電ランプの間の領域と対向した位置に
配置されていることを特徴としている。更に、本発明の
請求項３に記載の液晶ディスプレイパネル検査装置用平
面光源は、前記通風孔が、前記排気手段に近づくに従
い、前記透過板の単位面積に占める該通風孔の面積の割
合が大きくなるように、前記透過板に配置されているこ
とを特徴としている。また、本発明の請求項４に記載の
液晶ディスプレイパネル検査装置用平面光源は、前記棒
状放電ランプと前記排気手段との間に、仕切り板を設け
たことを特徴としている。加えて、請求項５に記載の液
晶ディスプレイパネル検査装置用平面光源は、光拡散板
を、前記透過板と間隔を置いて平行に配置したことを特
徴としている。
【００１２】
【作用】本発明の請求項１に記載の液晶ディスプレイパ
ネル検査装置用平面光源によれば、上記箱体内部の空気
を排気する排気手段を設け、上記透過板に通風孔を、各
棒状放電ランプの各管軸に沿うように設けたので、上記
平面光源外部より通風孔を介して各棒状放電ランプに冷
却風が供給され、排気手段により排気される。また、本
発明の請求項２に記載の液晶ディスプレイパネル検査装
置用平面光源によれば、前記透過板の、隣り合う２本の
前記棒状放電ランプ間の領域と対向した位置に前記通風
孔を配置したので、棒状放電ランプの管壁に直接冷却風
が供給されることはない。更に、本発明の請求項３に記
載の液晶ディスプレイパネル検査装置用平面光源によれ
ば、前記排気手段に近づくに従い、該透過板の単位面積
に占める前記通風孔の面積の割合が大きくなるように、
前記透過板に該通風孔を配置したので、排気手段に近づ
くに従い、より多くの冷却風が供給される。また、本発
明の請求項４に記載の液晶ディスプレイパネル検査装置
用平面光源によれば、前記棒状放電ランプと前記排気手
段との間に、仕切り板を設けたので、上記箱体内部の空
気は、仕切り板と透過板との間の、一定の隙間を介して
のみ排気される。
ネル検査装置用平面光源によれば、上記箱体内部の空気
を排気する排気手段を設け、上記透過板に通風孔を、各
棒状放電ランプの各管軸に沿うように設けたので、上記
平面光源外部より通風孔を介して各棒状放電ランプに冷
却風が供給され、排気手段により排気される。また、本
発明の請求項２に記載の液晶ディスプレイパネル検査装
置用平面光源によれば、前記透過板の、隣り合う２本の
前記棒状放電ランプ間の領域と対向した位置に前記通風
孔を配置したので、棒状放電ランプの管壁に直接冷却風
が供給されることはない。更に、本発明の請求項３に記
載の液晶ディスプレイパネル検査装置用平面光源によれ
ば、前記排気手段に近づくに従い、該透過板の単位面積
に占める前記通風孔の面積の割合が大きくなるように、
前記透過板に該通風孔を配置したので、排気手段に近づ
くに従い、より多くの冷却風が供給される。また、本発
明の請求項４に記載の液晶ディスプレイパネル検査装置
用平面光源によれば、前記棒状放電ランプと前記排気手
段との間に、仕切り板を設けたので、上記箱体内部の空
気は、仕切り板と透過板との間の、一定の隙間を介して
のみ排気される。
【００１３】
【発明の実施の形態】上述した液晶ディスプレイパネル
検査装置２０に組み込まれる、本発明の実施例に係る液
晶ディスプレイパネル検査装置用平面光源について説明
する。図５、６は、上述した液晶ディスプレイパネル検
査装置２０に組み込まれる、本発明の実施例に係る液晶
ディスプレイパネル検査装置用平面光源の斜視図および
断面図である。本発明の実施例に係る液晶ディスプレイ
パネル検査装置用平面光源１００は、複数の棒状放電ラ
ンプ２と、図５の紙面に対して上下方向に貫通する開口
３００ａを有する枠体３００と、枠体３００の開口３０
０ａの一方を塞ぐ底板４とを備えている。また、上記底
板４の棒状放電ランプ２と対向する側の面には、該ラン
プ２より放射される光を反射する反射材５、例えばバッ
クライト用リフレクションフィルムが設けられ、上記枠
体３００の側面には、枠体３００と底板４と透過板７
（後述する）とにより形成される空間内部を排気するた
めの排気口３００ｂが設けられている。） そして、棒状放電ランプ２の各々は、底板４の表面に平
行に配列され、予め設定された照射領域に対し照度分布
が均一になるように、各棒状放電ランプ２間のピッチが
調整されて不図示の手段で枠体３００内部に固定されて
いる。
検査装置２０に組み込まれる、本発明の実施例に係る液
晶ディスプレイパネル検査装置用平面光源について説明
する。図５、６は、上述した液晶ディスプレイパネル検
査装置２０に組み込まれる、本発明の実施例に係る液晶
ディスプレイパネル検査装置用平面光源の斜視図および
断面図である。本発明の実施例に係る液晶ディスプレイ
パネル検査装置用平面光源１００は、複数の棒状放電ラ
ンプ２と、図５の紙面に対して上下方向に貫通する開口
３００ａを有する枠体３００と、枠体３００の開口３０
０ａの一方を塞ぐ底板４とを備えている。また、上記底
板４の棒状放電ランプ２と対向する側の面には、該ラン
プ２より放射される光を反射する反射材５、例えばバッ
クライト用リフレクションフィルムが設けられ、上記枠
体３００の側面には、枠体３００と底板４と透過板７
（後述する）とにより形成される空間内部を排気するた
めの排気口３００ｂが設けられている。） そして、棒状放電ランプ２の各々は、底板４の表面に平
行に配列され、予め設定された照射領域に対し照度分布
が均一になるように、各棒状放電ランプ２間のピッチが
調整されて不図示の手段で枠体３００内部に固定されて
いる。
【００１４】更に、上記平面光源１００には、上記枠体
３００の開口３００ａの他方を塞ぎ、棒状放電ランプ２
から放射される光を透過する透過板７、例えばアクリル
樹脂製板、ポリカーボネート樹脂製板（ここで、アクリ
ル樹脂は、放電ランプ２から放射される光の透過率が高
い。一方、ポリカーボネ−ト樹脂は、アクリル樹脂と比
較して透過率は低いものの、耐熱性が高い。）が設けら
れ、該透過板７と枠体３００と底板４とにより形成され
る空間内部を、上記排気口３００ｂを介して排気する、
排気ファン８とが設けられている。そして、上記透過板
７には、複数の通風孔７ａが設けられており、該透過板
７を上記枠体３００の所定の位置に固定した時、隣り合
う２本の棒状放電ランプ２の間の領域と対向した位置
に、該通風孔７ａの各々が位置するように、該透過板７
上の通風孔７ａの位置は定められている。また、該通風
孔７ａの各々は、上記対向した位置において、各棒状放
電ランプ２の各管軸に沿うように上記透過板７上に並ん
で配列されている。更に、該通風孔７ａは、枠体３００
の開口３００ａを挟んでその両側面に設けられた各排気
ファン８に近づくに従い、該透過板７の単位面積に占め
る通風孔７ａの面積の割合が大きくなるように、該透過
板７に設けられている。具体的には、図５において、透
過板７の中央の領域Ａ１（Ａ２）から領域Ｂ１（Ｂ２）
→領域Ｃ１（Ｃ２）→領域Ｄ１（Ｄ２）へと各排気ファ
ン８に近づくに従って、その領域の面積に占める開口７
ａの面積の割合が大きくなるように、各開口７ａを透過
板７上に設けられている。（ここで、図５において、領
域Ｄ２には、開口７ａは描かれていないが、実際には、
領域Ａ１と同様の、複数の開口７ａが設けられてい
る。）
３００の開口３００ａの他方を塞ぎ、棒状放電ランプ２
から放射される光を透過する透過板７、例えばアクリル
樹脂製板、ポリカーボネート樹脂製板（ここで、アクリ
ル樹脂は、放電ランプ２から放射される光の透過率が高
い。一方、ポリカーボネ−ト樹脂は、アクリル樹脂と比
較して透過率は低いものの、耐熱性が高い。）が設けら
れ、該透過板７と枠体３００と底板４とにより形成され
る空間内部を、上記排気口３００ｂを介して排気する、
排気ファン８とが設けられている。そして、上記透過板
７には、複数の通風孔７ａが設けられており、該透過板
７を上記枠体３００の所定の位置に固定した時、隣り合
う２本の棒状放電ランプ２の間の領域と対向した位置
に、該通風孔７ａの各々が位置するように、該透過板７
上の通風孔７ａの位置は定められている。また、該通風
孔７ａの各々は、上記対向した位置において、各棒状放
電ランプ２の各管軸に沿うように上記透過板７上に並ん
で配列されている。更に、該通風孔７ａは、枠体３００
の開口３００ａを挟んでその両側面に設けられた各排気
ファン８に近づくに従い、該透過板７の単位面積に占め
る通風孔７ａの面積の割合が大きくなるように、該透過
板７に設けられている。具体的には、図５において、透
過板７の中央の領域Ａ１（Ａ２）から領域Ｂ１（Ｂ２）
→領域Ｃ１（Ｃ２）→領域Ｄ１（Ｄ２）へと各排気ファ
ン８に近づくに従って、その領域の面積に占める開口７
ａの面積の割合が大きくなるように、各開口７ａを透過
板７上に設けられている。（ここで、図５において、領
域Ｄ２には、開口７ａは描かれていないが、実際には、
領域Ａ１と同様の、複数の開口７ａが設けられてい
る。）
【００１５】更に、該排気ファン８と棒状放電ランプ２
の間を仕切る直線状の仕切り板９が、棒状放電ランプ２
の管軸に沿うように設けられている。すなわち、領域Ｄ
１、Ｄ２に上記仕切り板９が設けられている。（ここ
で、図５の領域Ｄ２に配置される仕切り板９の記載は省
略している。） そして、上記仕切り板９は、両矢印Ｘ方向に、その幅を
変更することが可能に設けられており、これにより、仕
切り板９と透過板７との隙間Ｄの大きさを自在に変更す
ることが可能になっている。
の間を仕切る直線状の仕切り板９が、棒状放電ランプ２
の管軸に沿うように設けられている。すなわち、領域Ｄ
１、Ｄ２に上記仕切り板９が設けられている。（ここ
で、図５の領域Ｄ２に配置される仕切り板９の記載は省
略している。） そして、上記仕切り板９は、両矢印Ｘ方向に、その幅を
変更することが可能に設けられており、これにより、仕
切り板９と透過板７との隙間Ｄの大きさを自在に変更す
ることが可能になっている。
【００１６】そして、上記平面光源１００には、従来の
液晶ディスプレイパネル検査装置用光源１と同様に、ス
ペーサ６（図示しない）が枠体３００の四つ角に設けら
れ、該スペーサ６を介して、液晶ディスプレイパネル検
査装置２０に備えられた光拡散板２２（図示しない）に
固定される。
液晶ディスプレイパネル検査装置用光源１と同様に、ス
ペーサ６（図示しない）が枠体３００の四つ角に設けら
れ、該スペーサ６を介して、液晶ディスプレイパネル検
査装置２０に備えられた光拡散板２２（図示しない）に
固定される。
【００１７】次に、本発明の実施例の作用・効果を説明
する。上記液晶ディスプレイパネル検査装置用平面光源
１００を、上述した液晶ディスプレイパネル検査装置２
０に組み込み、上述の検査手順に従うことにより、晶デ
ィスプレイパネルの表示状態を検査することができる
が、従来の平面光源１と同様に、平面光源１００内の棒
状放電ランプ２は点灯中高温になり、透過板７と枠体３
００と底板４とにより形成される空間内部の温度分布の
均一度も低下し始める。しかしながら、本発明の実施例
に係る液晶ディスプレイパネル検査装置用平面光源１０
０によれば、上記空間を排気する排気ファン８を設け、
上記透過板７に通風孔７ａを、各棒状放電ランプ２の各
管軸に沿うように設けたので、平面光源１００外部より
通風孔７ａを介して各棒状放電ランプ２に冷却風が供給
され、排気ファン８により排気される。すなわち、各棒
状放電ランプ２には冷却風が供給されるので、上記空間
内部の温度分布の均一度の低下を抑制することができ
る。したがって、中央（領域Ａ１，Ａ２）に配置された
棒状放電ランプ２と最も外側（領域Ｄ１，Ｄ２）に配置
された棒状放電ランプ２との間で大きな照度差が生じる
こともないので、放射照度の均一な液晶ディスプレイパ
ネル検査装置用平面光源を提供することができる。
する。上記液晶ディスプレイパネル検査装置用平面光源
１００を、上述した液晶ディスプレイパネル検査装置２
０に組み込み、上述の検査手順に従うことにより、晶デ
ィスプレイパネルの表示状態を検査することができる
が、従来の平面光源１と同様に、平面光源１００内の棒
状放電ランプ２は点灯中高温になり、透過板７と枠体３
００と底板４とにより形成される空間内部の温度分布の
均一度も低下し始める。しかしながら、本発明の実施例
に係る液晶ディスプレイパネル検査装置用平面光源１０
０によれば、上記空間を排気する排気ファン８を設け、
上記透過板７に通風孔７ａを、各棒状放電ランプ２の各
管軸に沿うように設けたので、平面光源１００外部より
通風孔７ａを介して各棒状放電ランプ２に冷却風が供給
され、排気ファン８により排気される。すなわち、各棒
状放電ランプ２には冷却風が供給されるので、上記空間
内部の温度分布の均一度の低下を抑制することができ
る。したがって、中央（領域Ａ１，Ａ２）に配置された
棒状放電ランプ２と最も外側（領域Ｄ１，Ｄ２）に配置
された棒状放電ランプ２との間で大きな照度差が生じる
こともないので、放射照度の均一な液晶ディスプレイパ
ネル検査装置用平面光源を提供することができる。
【００１８】また、放電ランプは、点灯時放電ランプの
管壁温度が設定温度以下に低下すると、過冷却となり、
放電ランプの不点灯や明滅などを引き起こすことがあ
る。しかしながら、本発明の実施例に係る液晶ディスプ
レイパネル検査装置用平面光源１００によれば、通風孔
７ａは、透過板７の、隣り合う２本の棒状放電ランプ２
の間の領域と対向した位置に配置されているので、棒状
放電ランプ２の管壁に直接冷却風が供給されることはな
い。したがって、上記冷却風により、点灯時放電ランプ
の管壁温度が設定温度以下となり、各放電ランプが不点
灯になったり、明滅したりすることを抑制することがで
きるので、放射照度の均一な液晶ディスプレイパネル検
査装置用平面光源を提供することができる。
管壁温度が設定温度以下に低下すると、過冷却となり、
放電ランプの不点灯や明滅などを引き起こすことがあ
る。しかしながら、本発明の実施例に係る液晶ディスプ
レイパネル検査装置用平面光源１００によれば、通風孔
７ａは、透過板７の、隣り合う２本の棒状放電ランプ２
の間の領域と対向した位置に配置されているので、棒状
放電ランプ２の管壁に直接冷却風が供給されることはな
い。したがって、上記冷却風により、点灯時放電ランプ
の管壁温度が設定温度以下となり、各放電ランプが不点
灯になったり、明滅したりすることを抑制することがで
きるので、放射照度の均一な液晶ディスプレイパネル検
査装置用平面光源を提供することができる。
【００１９】更に、透過板７の、領域Ａ１（Ａ２）に設
けられた通風孔７ａより供給された冷却風は、それぞれ
近傍の棒状放電ランプ２を冷却するが、その後、高温と
なって排気ファン８に向かって排気されていくので、そ
の途中に配置された棒状放電ランプ２の冷却を妨げる場
合がある。しかしながら、本発明の実施例に係る液晶デ
ィスプレイパネル検査装置用平面光源１００によれば、
透過板７の中央の領域Ａ１（Ａ２）から領域Ｂ１（Ｂ
２）→領域Ｃ１（Ｃ２）→領域Ｄ１（Ｄ２）へと各排気
ファン８に近づくに従って、その領域の面積に占める開
口７ａの面積の割合が大きくなるように、各通風孔７ａ
は透過板７上に設けられているので、領域Ｂ１（Ｂ２）
→領域Ｃ１（Ｃ２）→領域Ｄ１（Ｄ２）へと各排気ファ
ン８に近づくに従い、より多くの冷却風が供給される。
つまり、中央の領域Ａ１（Ａ２）より流れてくる、高温
となった冷却空気により、冷却を妨げるとしても、透過
板の領域Ｂ１（Ｂ２）、領域Ｃ１（Ｃ２）、領域Ｄ１
（Ｄ２）に設けられた通風孔７ａより供給される冷却風
が、中央の領域Ａ１（Ａ２）よりも多いので、冷却効果
の低下を抑制することができる。したがって、中央（領
域Ａ１，Ａ２）に配置された棒状放電ランプ２と最も外
側（領域Ｄ１，Ｄ２）に配置された棒状放電ランプ２と
の間で大きな照度差が生じることはないので、放射照度
の均一な液晶ディスプレイパネル検査装置用平面光源を
提供することができる。
けられた通風孔７ａより供給された冷却風は、それぞれ
近傍の棒状放電ランプ２を冷却するが、その後、高温と
なって排気ファン８に向かって排気されていくので、そ
の途中に配置された棒状放電ランプ２の冷却を妨げる場
合がある。しかしながら、本発明の実施例に係る液晶デ
ィスプレイパネル検査装置用平面光源１００によれば、
透過板７の中央の領域Ａ１（Ａ２）から領域Ｂ１（Ｂ
２）→領域Ｃ１（Ｃ２）→領域Ｄ１（Ｄ２）へと各排気
ファン８に近づくに従って、その領域の面積に占める開
口７ａの面積の割合が大きくなるように、各通風孔７ａ
は透過板７上に設けられているので、領域Ｂ１（Ｂ２）
→領域Ｃ１（Ｃ２）→領域Ｄ１（Ｄ２）へと各排気ファ
ン８に近づくに従い、より多くの冷却風が供給される。
つまり、中央の領域Ａ１（Ａ２）より流れてくる、高温
となった冷却空気により、冷却を妨げるとしても、透過
板の領域Ｂ１（Ｂ２）、領域Ｃ１（Ｃ２）、領域Ｄ１
（Ｄ２）に設けられた通風孔７ａより供給される冷却風
が、中央の領域Ａ１（Ａ２）よりも多いので、冷却効果
の低下を抑制することができる。したがって、中央（領
域Ａ１，Ａ２）に配置された棒状放電ランプ２と最も外
側（領域Ｄ１，Ｄ２）に配置された棒状放電ランプ２と
の間で大きな照度差が生じることはないので、放射照度
の均一な液晶ディスプレイパネル検査装置用平面光源を
提供することができる。
【００２０】また、上記平面光源１００は、排気ファン
８によって、枠体３００と底板４と透過板７とにより形
成される空間内を強制的に排気しているので、空間内部
の冷却分布を乱す場合がある。しかしながら、本発明の
実施例に係る液晶ディスプレイパネル検査装置用平面光
源１００によれば、棒状放電ランプ２と排気ファン８と
の間に、仕切り板９を設け、仕切り板９と透過板７との
間の、一定の隙間Ｄを介してのみ排気されるので、上記
空間内の冷却温度分布の乱れを抑制することができる。
したがって、上記空間内で大きな照度差が生じることも
ないので、放射照度の均一な液晶ディスプレイパネル検
査装置用平面光源を提供することができる。
８によって、枠体３００と底板４と透過板７とにより形
成される空間内を強制的に排気しているので、空間内部
の冷却分布を乱す場合がある。しかしながら、本発明の
実施例に係る液晶ディスプレイパネル検査装置用平面光
源１００によれば、棒状放電ランプ２と排気ファン８と
の間に、仕切り板９を設け、仕切り板９と透過板７との
間の、一定の隙間Ｄを介してのみ排気されるので、上記
空間内の冷却温度分布の乱れを抑制することができる。
したがって、上記空間内で大きな照度差が生じることも
ないので、放射照度の均一な液晶ディスプレイパネル検
査装置用平面光源を提供することができる。
【００２１】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
放射照度の均一な液晶ディスプレイパネル検査装置用平
面光源を提供することができる。
放射照度の均一な液晶ディスプレイパネル検査装置用平
面光源を提供することができる。
【図１】 透過型の液晶ディスプレイパネルの概略側断
面図である。
面図である。
【図２】 透過型の液晶ディスプレイパネルの上面図で
ある。
ある。
【図３】 液晶ディスプレイパネル検査装置の概略側断
面図である。
面図である。
【図４】 液晶ディスプレイパネル検査装置に組み込ま
れる、従来の液晶ディスプレイパネル検査装置用平面光
源の構造を示す図である。
れる、従来の液晶ディスプレイパネル検査装置用平面光
源の構造を示す図である。
【図５】 液晶ディスプレイパネル検査装置に組み込ま
れる、本発明の実施例に係る液晶ディスプレイパネル検
査装置用平面光源の斜視図である。
れる、本発明の実施例に係る液晶ディスプレイパネル検
査装置用平面光源の斜視図である。
【図６】 液晶ディスプレイパネル検査装置に組み込ま
れる、本発明の実施例に係る液晶ディスプレイパネル検
査装置用平面光源の断面図である。
れる、本発明の実施例に係る液晶ディスプレイパネル検
査装置用平面光源の断面図である。
１，１００ 液晶ディスプレイパネル検査装置用平面光
源 ２ 棒状放電ランプ ３ａ，３００ａ 開口 ３００ｂ 排気口 ３，３００ 枠体 ４ 底板底板 ５ 反射材 ６ スペーサ ７ 透過板 ７ａ 通風孔 ８ 排気ファン ９ 仕切り板 ２０ 液晶ディスプレイパネル検査装置 ２１ 保持台 ２１ａ，２１ｂ 電圧印加部 ２２ 光拡散板 ２３ 液晶セル駆動制御部 ２４ ランプ点灯・消灯制御部 ２５ フレーム ３０ 透過型の液晶ディスプレイパネル ３０ａ 上側透明基板 ３０ａ１ 上側透明電極 ３０ａ２，３０ｂ２ 偏光板 ３０ｂ 下側透明基板 ３０ｂ１ 下側透明電極 ３０ｃ 液晶 ３０ｄ シール Ｄ 隙間 Ｓ 検査員
源 ２ 棒状放電ランプ ３ａ，３００ａ 開口 ３００ｂ 排気口 ３，３００ 枠体 ４ 底板底板 ５ 反射材 ６ スペーサ ７ 透過板 ７ａ 通風孔 ８ 排気ファン ９ 仕切り板 ２０ 液晶ディスプレイパネル検査装置 ２１ 保持台 ２１ａ，２１ｂ 電圧印加部 ２２ 光拡散板 ２３ 液晶セル駆動制御部 ２４ ランプ点灯・消灯制御部 ２５ フレーム ３０ 透過型の液晶ディスプレイパネル ３０ａ 上側透明基板 ３０ａ１ 上側透明電極 ３０ａ２，３０ｂ２ 偏光板 ３０ｂ 下側透明基板 ３０ｂ１ 下側透明電極 ３０ｃ 液晶 ３０ｄ シール Ｄ 隙間 Ｓ 検査員
─────────────────────────────────────────────────────
フロントページの続き
(51)Int.Cl.7 識別記号 ＦＩ テーマコート゛(参考）
Ｇ０９Ｆ 9/00 ３５２ Ｇ０９Ｆ 9/35 ５Ｇ４３５
9/35 Ｆ２１Ｙ 103:00
// Ｆ２１Ｙ 103:00 Ｆ２１Ｓ 1/00 Ｅ
Ｆターム(参考） 2G051 AA73 AA90 AB01 AB02 BA01
BA20 CA03 CA04 CA11 CB02
EA23
2H088 FA12 FA16 FA30 HA28 MA20
2H091 FA42Z FC29 FC30 FD07
FD12 FD22 LA09 LA12 LA18
LA30
3K014 AA02 MA02 MA05 MA08
5C094 AA41 BA01 BA43 CA19 EA05
EB02 GB10 HA08
5G435 AA19 BB12 CC09 EE26 GG25
GG44 KK10 LL06 LL07 LL08
Claims (5)
- 【請求項１】 透過型の液晶ディスプレイパネルに対し
て、該パネル背面から光を照射し、各画素の透過光の強
度に基づいて、画像の良否を検査する液晶ディスプレイ
パネル検査装置用平面光源において、 上記光を放射する、複数の棒状放電ランプと、 上記光を透過する透過板と、 上記透過板をその一側面に備え、上記棒状放電ランプを
収納する箱体と、 上記箱体内部の空気を排気する排気手段とを設け、 上記棒状放電ランプの各々を、上記透過板の表面に対向
して配列し、 上記透過板に通風孔を、各棒状放電ランプの各管軸に沿
うように設けたことを特徴とする液晶ディスプレイパネ
ル検査装置用平面光源。 - 【請求項２】 前記通風孔は、前記透過板の、隣り合う
２本の前記棒状放電ランプの間の領域と対向した位置に
配置されていることを特徴とする請求項１に記載の液晶
ディスプレイパネル検査装置用平面光源。 - 【請求項３】 前記通風孔は、前記排気手段に近づくに
従い、前記透過板の単位面積に占める該通風孔の面積の
割合が大きくなるように、前記透過板に配置されている
ことを特徴とする請求項１、２に記載の液晶ディスプレ
イパネル検査装置用平面光源。 - 【請求項４】 前記棒状放電ランプと前記排気手段との
間に、仕切り板を設けたことを特徴とする請求項１乃至
３に記載の液晶ディスプレイパネル検査装置用平面光
源。 - 【請求項５】 光拡散板を、前記透過板と間隔を置いて
平行に配置したことを特徴とする請求項１乃至４に記載
の液晶ディスプレイパネル検査装置用平面光源。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2002112445A JP4092938B2 (ja) | 2002-04-15 | 2002-04-15 | 液晶ディスプレイパネル検査装置用平面光源 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2002112445A JP4092938B2 (ja) | 2002-04-15 | 2002-04-15 | 液晶ディスプレイパネル検査装置用平面光源 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2003307492A true JP2003307492A (ja) | 2003-10-31 |
| JP4092938B2 JP4092938B2 (ja) | 2008-05-28 |
Family
ID=29394950
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2002112445A Expired - Fee Related JP4092938B2 (ja) | 2002-04-15 | 2002-04-15 | 液晶ディスプレイパネル検査装置用平面光源 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP4092938B2 (ja) |
Cited By (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR100618322B1 (ko) | 2004-12-24 | 2006-08-31 | 주식회사 파이컴 | 분할형 백라이트 장치 |
| JP2006292484A (ja) * | 2005-04-08 | 2006-10-26 | Micronics Japan Co Ltd | 検査装置 |
| WO2009004841A1 (ja) * | 2007-07-04 | 2009-01-08 | Sharp Kabushiki Kaisha | 照明装置、表示装置、テレビ受信装置 |
| WO2009004840A1 (ja) * | 2007-07-04 | 2009-01-08 | Sharp Kabushiki Kaisha | 照明装置、表示装置、テレビ受信装置 |
| WO2009057443A1 (ja) * | 2007-11-01 | 2009-05-07 | Sanyo Electric Co., Ltd. | 照明装置および液晶表示装置 |
| CN109506138A (zh) * | 2018-12-24 | 2019-03-22 | 广州市莱帝亚照明股份有限公司 | 一种带通风功能的平板灯具 |
-
2002
- 2002-04-15 JP JP2002112445A patent/JP4092938B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (12)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR100618322B1 (ko) | 2004-12-24 | 2006-08-31 | 주식회사 파이컴 | 분할형 백라이트 장치 |
| JP2006292484A (ja) * | 2005-04-08 | 2006-10-26 | Micronics Japan Co Ltd | 検査装置 |
| WO2009004841A1 (ja) * | 2007-07-04 | 2009-01-08 | Sharp Kabushiki Kaisha | 照明装置、表示装置、テレビ受信装置 |
| WO2009004840A1 (ja) * | 2007-07-04 | 2009-01-08 | Sharp Kabushiki Kaisha | 照明装置、表示装置、テレビ受信装置 |
| JP4469923B2 (ja) * | 2007-07-04 | 2010-06-02 | シャープ株式会社 | 照明装置、表示装置、テレビ受信装置 |
| JP4469922B2 (ja) * | 2007-07-04 | 2010-06-02 | シャープ株式会社 | 照明装置、表示装置、テレビ受信装置 |
| JPWO2009004840A1 (ja) * | 2007-07-04 | 2010-08-26 | シャープ株式会社 | 照明装置、表示装置、テレビ受信装置 |
| JPWO2009004841A1 (ja) * | 2007-07-04 | 2010-08-26 | シャープ株式会社 | 照明装置、表示装置、テレビ受信装置 |
| WO2009057443A1 (ja) * | 2007-11-01 | 2009-05-07 | Sanyo Electric Co., Ltd. | 照明装置および液晶表示装置 |
| JP5508021B2 (ja) * | 2007-11-01 | 2014-05-28 | 三洋電機システムソリューションズ株式会社 | 照明装置および液晶表示装置 |
| CN109506138A (zh) * | 2018-12-24 | 2019-03-22 | 广州市莱帝亚照明股份有限公司 | 一种带通风功能的平板灯具 |
| CN109506138B (zh) * | 2018-12-24 | 2023-10-10 | 广州市莱帝亚照明股份有限公司 | 一种带通风功能的平板灯具 |
Also Published As
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|---|---|
| JP4092938B2 (ja) | 2008-05-28 |
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