JP2003304931A - 理美容用ワゴン - Google Patents
理美容用ワゴンInfo
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- Chairs For Special Purposes, Such As Reclining Chairs (AREA)
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Abstract
を安定して保持させることができる理美容用ワゴンを提
供する。 【解決手段】 理美容院において用いられる理美容用ワ
ゴン1であって,引き出し2,3,4を備えるワゴン本
体5の上部に,前後両方に引き出し自在にスライド板6
を装着し,ワゴン本体5から引き出されるスライド板6
の前後端の一方と他方に,理美容用器具を差し込んで保
持するホルダ孔30,31,32,33を適宜振り分け
て形成した。
Description
用いられる理美容用ワゴンに関する。
座った客の近くにワゴンを置き,このワゴンにドライヤ
やブラシ,コーム,染毛剤を充填した容器などといった
理美容用器具をおいて作業を行っている。従来,このよ
うに美容院などで用いられるワゴンには,スチール製の
ものが一般に利用されており,ドライヤ,ブラシ等の理
美容用器具は,そのようなワゴンの上面に直接載せられ
ている。
ンの上面にドライヤ,ブラシ等を載せた場合,それらが
滑りやすく,作業がしにくいという問題があった。特に
染毛剤を充填した容器などを載せたままワゴンを移動さ
せた場合,ワゴンの上面でそれらが滑り,染毛剤を飛散
させて周囲を汚す心配があった。また,熱くなったドラ
イヤをワゴンに載せた場合,ドライヤの熱でワゴンが熱
くなることもあった。
などといった理美容用器具を安定して保持させることが
できる理美容用ワゴンを提供することである。
に,本発明にあっては,理美容院において用いられる理
美容用ワゴンであって,引き出しを備えるワゴン本体の
上部に,前後両方に引き出し自在にスライド板を装着
し,ワゴン本体から引き出されるスライド板の前後端の
一方と他方に,理美容用器具を差し込んで保持するホル
ダ孔を適宜振り分けて形成したことを特徴としている。
ライド板の一方には,例えばドライヤを差し込んで保持
するドライヤホルダ孔が形成され,他方には,例えば染
毛剤の容器を差し込んで保持する容器ホルダ孔が形成さ
れている。また,これらドライヤホルダ孔や容器ホルダ
孔の他に,ブラシやコームなどを保持するブラシホルダ
孔や毛払いブラシ用のブラシホルダ孔などが形成されて
いても良い。また,少なくともスライド板は木製である
ことが好ましい。
を図面を参照して説明する。図1は,本発明の実施の形
態にかかる理美容用ワゴン1の斜視図である。この理美
容用ワゴン1は,理美容院において用いられるものであ
り,上下3段の引き出し2,3,4を備えるワゴン本体
5の上部に,スライド板6を装着した構成になってい
る。
した状態を示しており,図2は,引き出し2,3,4と
スライド板6を取り外したワゴン本体5の斜視図であ
り,図3は,ワゴン本体5から取り外した引き出し2,
3,4の斜視図であり,図4は,ワゴン本体5から取り
外したスライド板6の斜視図である。
に平行に垂直に立てられた左右一対の側板10,10の
間に,複数枚の水平な横板11,12,13,14,1
5,16を上下に適当な間隔をあけて取り付けた構成に
なっている。最も上にある横板11は,左右の側板1
0,10の上端よりも僅かに下方に取り付けてあり,こ
れにより,左右の側板10,10の上端が,横板11の
上面よりも僅かに上方に突出している。
て設けられた左右の側板10,10の上端同士の間に
は,取っ手17が渡してある。また,この横板11の上
面には,クリップ,ピンなどの小物を収納するための凹
部18が形成されている。また,左右の側板10,10
の外面(即ち,ワゴン本体5の左右外側面)には,図示
しないフックなどを係合させることが可能なサイドホー
ル19が適当な箇所に設けてある。
板12との間には,後述するスライド板6を挿入可能な
隙間が形成されている。上から3番目の横板13は,上
から2番目の横板12から適当な隙間を離して下方に配
置されている。これら横板12と横板13の間には,鏡
などを収納しておくことができる。また,上から3番目
の横板13と上から4番目の横板14(即ち,下から3
目の横板14)との間,下から3番目の横板14と下か
ら2番目の横板15との間,及び下から2番目の横板1
5と最も下にある横板16との間には,後に説明する引
き出し2,3,4を挿入可能な隙間がそれぞれ形成され
ている。
0,10のそれぞれの下端に取り付けてある。この横板
16の下面(即ち,ワゴン本体5の下面)の四隅には無
指向キャスター25が取り付けてある。これら無指向キ
ャスター25を利用することにより,ワゴン本体5を床
面上で走行させ,任意の方向に容易に移動させることが
できる。なお,このようにワゴン本体5を床面上で走行
させる際には,前述のように左右の側板10,10の上
端同士の間に取り付けられた取っ手17を持つことによ
り,容易に操作できるようになっている。また,図示は
しないが,各無指向キャスター25はストッパー機構を
それぞれ備えており,それらストッパー機構を操作する
ことにより,床面上の任意の位置において,ワゴン本体
5を停止させておくことができるようになっている。
は,底板20の左右に側板21,21を立設し,底板2
0の前後に側板22,22を立設することにより,下面
と四方側面が閉塞され,上面が開放された箱形状に形成
されている。底板20には,適当な箇所にスリット23
が形成してあり,引き出し2,3,4内に入った髪の毛
などが,このスリット23を通って落下できるようにな
っている。また,前後の側板22,22には,U字型の
孔24,24がそれぞれ設けられている。
き出し2,3,4を,先に説明したワゴン本体5におい
て,横板13と横板14との間,横板14と横板15と
の間,及び横板15と横板16との間に,それぞれ挿入
することにより,各引き出し2,3,4は,ワゴン本体
5の前後両方に引き出し自在に装着されている。なお,
そのように引き出し2,3,4をワゴン本体5の前後に
引き出したりする際には,各引き出し2,3,4の前後
の側板22,22に設けられたU字型の孔24,24に
指を挿入すると操作がしやすい。特に,人差し指,中
指,薬指をU字型に沿って挿入しやすく,この3本の指
をU字型の上部に引掛けると,各引き出し2,3,4の
引き出しを円滑に行うことができる。
6aと後端6bが緩やかな凸曲面に形成された略長方形
状をなしている。このスライド板6の前端6aと後端6
bには,理美容用器具を差し込んで保持するためのホル
ダ孔30,31,32,33が適宜振り分けて形成され
ている。図示の例では,スライド板6の前端6aには,
ドライヤを差し込んで保持するドライヤホルダ孔30が
1ヶ所に形成され,このドライヤホルダ孔30の横に,
ブラシやコームなどを保持するブラシホルダ孔31が複
数箇所に形成されている。一方,スライド板6の後端6
bには,染毛剤の容器を差し込んで保持する容器ホルダ
孔32が2ヶ所に形成され,これら容器ホルダ孔32の
間に毛払いブラシ用のブラシホルダ孔33が形成されて
いる。
6を,先に説明したワゴン本体5において,横板11と
横板12との間に挿入することにより,スライド板6
は,ワゴン本体5の前後両方に引き出し自在に装着され
ている。
し2,3,4及びスライド板6と,無指向キャスター2
5を除くワゴン本体5の各部(即ち,左右の側板10,
10及び横板11,12,13,14,15,16と取
っ手17)が,木材で構成されている。この場合,図示
の形態では,木材として杉材などの天然木を使用してい
る。
態にかかる理美容用ワゴン1にあっては,各引き出し
2,3,4に理美容器具を収納して移動させることがで
き,理美容院において好適に用いることが可能である。
は,図5に示すように,ワゴン本体5の前方にスライド
板6を引き出し,スライド板6の前端6aをワゴン本体
5の前方に突出させる。こうして,スライド板6の前端
6aに形成されたドライヤホルダ孔30とブラシホルダ
孔31をワゴン本体5の前方に引き出せば,これらドラ
イヤホルダ孔30とブラシホルダ孔31に適宜ドライヤ
40とブラシ41を挿入して保持させることができるの
で,作業がしやすい。
場合は,熱くなったドライヤ40をドライヤホルダ孔3
0に挿入することもあるが,前述のようにスライド板6
などが杉材等の天然木で構成されていれば,熱くなった
ドライヤ40をドライヤホルダ孔30に挿入した場合で
も,合板などでないので有害なガス等が発生しないとい
った利点がある。
示すように,ワゴン本体5の後方にスライド板6を引き
出し,スライド板6の後端6bをワゴン本体5の後方に
突出させる。こうして,スライド板6の後端6bに形成
された容器ホルダ孔32とブラシホルダ孔33をワゴン
本体5の後方に引き出せば,染毛剤の容器45を容器ホ
ルダ孔32に挿入して保持させたり,図示しない毛払い
ブラシをブラシホルダ孔33に挿入して保持させること
ができるので,作業がしやすい。
を示したが,本発明はここに例示した形態に限定されな
い。例えば,各引き出し2,3,4の大きさは,それぞ
れ異なっていても良い。また,引き出しは1段もしくは
2段でも良いし,4段以上でも良い。なお,木材として
杉間伐材を使用すれば,廃材の有効利用にもなる。ま
た,木材にはニスやウレタン塗装などをせず,オイル仕
上げにすると良い。
間に,浅い箱形状に形成された引き出し48を収納して
も良い。この引き出し48は,引き出し2,3,4と同
様に底板20及び左右の低い側板21,21,前後の低
い側板22,22から構成される。この引き出し48を
ワゴン本体5の前方又は後方に引き出せば,理美容器具
を載置する台として用いることができ,便利である。ま
た,底板20の周囲に立設されている側板21,22
が,底板20上から理美容器具が落下することを防止す
る。もちろん,引き出し48は,鏡などの理美容器具を
収納しておく引き出しとして利用しても良い。さらにま
た,図8に示すように,引き出し48の底板20に鏡5
0を張付けても良い。この場合,引き出し48をワゴン
本体5から取り外して鏡として使用できる。もちろん,
鏡50を張った場合も,理美容器具を載置する台とした
り,理美容器具の収納として利用可能である。なお,側
板21,22の適当な箇所に孔51をそれぞれ設けるこ
とが好ましい。そうすれば,引き出し48をワゴン本体
5から引き出し,取り外し,又は鏡として手に持って掲
げる際などに,孔51に指を挿入でき,取り扱いやす
い。
美容用器具を直接ワゴンの上に載せる場合に比べ,安定
して保持させることができ,作業がしやすい。
斜視図である。
の斜視図である。
ある。
である。
孔とブラシホルダ孔をワゴン本体の前方に引き出した状
態の説明図である。
ブラシホルダ孔をワゴン本体の後方に引き出した状態の
説明図である。
る。
Claims (3)
- 【請求項1】 理美容院において用いられる理美容用ワ
ゴンであって,引き出しを備えるワゴン本体の上部に,
前後両方に引き出し自在にスライド板を装着し,ワゴン
本体から引き出されるスライド板の前後端の一方と他方
に,理美容用器具を差し込んで保持するホルダ孔を適宜
振り分けて形成したことを特徴とする,理美容用ワゴ
ン。 - 【請求項2】 ワゴン本体から引き出されるスライド板
の前後端の一方に,ドライヤを差し込んで保持するドラ
イヤホルダ孔が形成され,他方に,染毛剤の容器を差し
込んで保持する容器ホルダ孔が形成されていることを特
徴とする,請求項1に記載の理美容用ワゴン。 - 【請求項3】 少なくともスライド板が木製であること
を特徴とする,請求項1又は2に記載の理美容用ワゴ
ン。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002113022A JP4028750B2 (ja) | 2002-04-16 | 2002-04-16 | 理美容用ワゴン |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002113022A JP4028750B2 (ja) | 2002-04-16 | 2002-04-16 | 理美容用ワゴン |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2003304931A true JP2003304931A (ja) | 2003-10-28 |
JP4028750B2 JP4028750B2 (ja) | 2007-12-26 |
Family
ID=29395319
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2002113022A Expired - Lifetime JP4028750B2 (ja) | 2002-04-16 | 2002-04-16 | 理美容用ワゴン |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP4028750B2 (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2010194056A (ja) * | 2009-02-24 | 2010-09-09 | Toyo Riken Kk | ヘアドライヤーホルダー |
JP2011139852A (ja) * | 2010-01-08 | 2011-07-21 | Paramount Bed Co Ltd | ベッドサイドキャビネット |
JP2016198510A (ja) * | 2015-04-07 | 2016-12-01 | 裕樹 森田 | 器具収納スタンド |
-
2002
- 2002-04-16 JP JP2002113022A patent/JP4028750B2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2010194056A (ja) * | 2009-02-24 | 2010-09-09 | Toyo Riken Kk | ヘアドライヤーホルダー |
JP2011139852A (ja) * | 2010-01-08 | 2011-07-21 | Paramount Bed Co Ltd | ベッドサイドキャビネット |
JP2016198510A (ja) * | 2015-04-07 | 2016-12-01 | 裕樹 森田 | 器具収納スタンド |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP4028750B2 (ja) | 2007-12-26 |
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