JP2003304458A - デジタルテレビ受信機およびそれに接続可能な拡張装置 - Google Patents

デジタルテレビ受信機およびそれに接続可能な拡張装置

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JP2003304458A JP2002108132A JP2002108132A JP2003304458A JP 2003304458 A JP2003304458 A JP 2003304458A JP 2002108132 A JP2002108132 A JP 2002108132A JP 2002108132 A JP2002108132 A JP 2002108132A JP 2003304458 A JP2003304458 A JP 2003304458A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 受信機のソフトウェアが全て書き換えられる
ことによって、ユーザにとって必要ない機能が追加され
ることがあることや、記録媒体中に格納されている古い
ソフトウェアの受信機への上書き等の問題点を、解消可
能なソフトウェア選択実行・更新方法を提供すること。 【解決手段】 デジタルテレビ受信機1は、記録媒体3
2を備えた拡張装置31が挿入されたとき、モジュール
管理データ(受信機)30とモジュール管理データ(拡
張装置)40を比較する手段を有するモジュール管理部
21を備え、拡張装置側が新しいモジュールを持ってい
た場合にのみ、カスタマイズメニュー150をユーザに
提示し、モジュール単位でソフトウェアを更新・実行す
る機能を備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、デジタルテレビ受
信機およびそれに接続可能な拡張装置に係り、特に、デ
ジタルテレビ受信機のソフトウェア更新・実行にかかわ
る技術に関するものである。
【0002】
【従来の技術】デジタルテレビ受信機は、ユーザへの利
便性を提供するためEPG(Electronic Program Guid
e)など様々な機能を備えるものが開発されるに至り、
ソフトウェアへの開発比重が高まってきている。この中
で、さらに、地上波放送、BS放送、CS放送など多放
送方式への対応や、インターネット対応など、求められ
る機能が多くなってきている。そこで、デジタルテレビ
受信機に別途追加用のハードウェアや、更新用ソフトウ
ェアを格納した記録媒体を、ユーザに販売し、新しい機
能を提供するといった販促方法も、今後普及してくると
考えられる。
【0003】このような状況は、頻繁にソフトウェア更
新が行われている分野であるパソコンの場合ですでに行
われていることであり、パソコン本体中に装備している
2次記録装置や、通信回線などを用いて、更新すること
ができるようになっている。
【0004】しかし、パソコンの場合、追加ハードウェ
ア導入時には、ドライバソフトウェアを更新することに
なるが、この場合一般には、ユーザが自らのパソコンの
OSのバージョンなどを指定する必要があり、更新用の
ソフトウェアをパソコン本体に取得するまでの操作とし
て、ある程度の知識が求められることになる。さらにこ
の場合、ソフトウェア更新が行われるのはドライバソフ
トウェアだけであって、その更新の結果、あらかじめパ
ソコン本体で保有していたアプリケーションやOSなど
のソフトウェアが更新される必要がある場合について
は、別途ユーザにより新たなソフトウェア更新の手順が
とられなければならない場合も有る。
【0005】一方、パソコンと異なりデジタルテレビ受
信機は、簡単な操作によってソフトウェア更新できるこ
とが求められる。さらに、ソフトウェア更新用の通信回
線や、ハードディスクなどの2次記録装置を、受信機本
体に有しているとは限らない。
【0006】そこで、従来、更新ソフトウェアを格納可
能な記録媒体がデジタルテレビ受信機に接続されること
によって、デジタルテレビ受信機のソフトウェアを更新
するという方法が用いられている。この方法は、前記記
録媒体が接続されると、その中に記録されている更新用
ソフトウェアを、デジタルテレビ受信機が既に保有して
いるソフトウェアとして全て書き換えるという方法であ
る。この方法を用いることによって、デジタルテレビ受
信機のユーザに、簡単なソフトウェア更新操作が提供で
きている。
【0007】しかし、このソフトウェアを全て書き換え
るという方法を用いると、ユーザにとって必要ない機能
が追加されることがあり、その機能を追加することによ
って、デジタルテレビ受信機の処理速度が落ちるという
問題が生じる。さらに、従来のデジタル放送受信機の記
録媒体を用いたソフトウェア更新では、ソフトウェア更
新の度に、新しいソフトウェアを格納した記録媒体を準
備するということもあって、デジタルテレビ受信機より
も新しいソフトウェアを有するものと想定されている。
【0008】ところが、いったん市場に出されてしまっ
た記録媒体には、常にデジタルテレビ受信機本体と比し
て新しいソフトウェアが準備されているとは限らない。
つまり、前記記録媒体が持っている更新ソフトウェア
は、その発売当時の最新版を格納していて、その時点以
降に発売されたデジタルテレビ受信機に接続される場合
は、古いソフトウェアを有している可能性が高い。この
ような場合、前記記録媒体のソフトウェアを全て上書き
してしまうと、デジタルテレビ受信機にとっては古いソ
フトウェアを上書きしてしまうという問題を生じる。こ
のような問題に関する技術として、特開平11−212
775号公報には、情報処理システムにおけるソフトウ
ェアのモジュール選択実行方式が提案されている。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記した公開
公報に開示された技術では、モジュールごとのバージョ
ンは更新する者が認識しており、そのモジュールを交換
するという指定をしなければならない。このため、どの
モジュールを更新するのかを決定するのは、モジュール
自身及び構成についてよく知る者でなければ難しく、こ
れに対して、デジタルテレビ受信機のモジュールの更新
は、モジュール構成について知らないユーザが行うもの
であるため、誤って古いバージョンを上書きしてしまう
という可能性があるという問題や、ある特定のバージョ
ンでのみ動作させることができるデジタルテレビ受信機
に対し、別のバージョンのソフトウェアを上書きしてし
まうなどという問題を残している。
【0010】本発明は、このような問題点を解決するた
めになされたものであり、本発明の目的は、デジタルテ
レビ受信機と拡張装置との接続時に、ユーザに分かりや
すい形でソフトウェアの更新を行えるようにすることに
あり、より具体的には、ソフトウェアによって提供され
る機能の単純な置き換え、追加、バージョンアップでは
なく、外部記録媒体中に用意されたモジュール化したソ
フトウェアを、誤って古いバージョンや、使用中のデジ
タルテレビ受信機では動作しないバージョンを上書きし
ないようにして、有用なもののみを選択的に利用できる
ようにすることにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記した目的を達成する
ため、本発明のデジタルテレビ受信機1は、拡張スロッ
ト2に記録媒体32を有する拡張装置31が接続された
ときに、記録媒体32から読み取り・取得したモジュー
ル管理データ40(拡張装置側のモジュール管理デー
タ)と、受信機側のモジュール管理データ30とを比較
する手段を有するモジュール管理部21を備え、拡張装
置31が前記受信機で動作する新しいモジュールを持っ
ていた場合にのみ、カスタマイズメニュー150をユー
ザに提示して、前記受信機のモジュールを更新・実行す
る機能をもち、また、拡張装置側が古いモジュールを持
っている場合は、自動的に、拡張装置側のモジュールを
前記受信機で動作する範囲で更新する機能をもつよう
に、構成される。
【0012】このように、記録媒体を備え付けた拡張装
置がデジタルテレビ受信機に接続されることによって更
新用のメニューを提示することで、パソコンでの更新方
法のように、別途更新用ソフトウェアを本体に格納する
ための別の手順をとるなどの、ユーザにとっての煩雑な
操作が発生しない。また、従来のデジタルテレビ受信機
の更新方法のように、誤って古いソフトウェアを本体中
に上書きしてしまうこともなく、また、ユーザにとって
必要のない機能については更新するのを避けることがで
きる。さらに、拡張装置側のモジュールも更新すること
により、別のデジタルテレビ受信機に接続される場合等
に役立てることができる。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て、図面を参照しながら詳細に説明する。
【0014】図1は、本発明によるデジタルテレビ受信
機の一実施形態の概略構成図であり、同図に示すよう
に、デジタルテレビ受信機1は、拡張スロット2と、モ
ジュール管理部21と、モジュール読取・取得部22
と、モジュール選択メニュー表示部23と、モジュール
格納部24と、モジュール実行部25とを有している。
【0015】モジュール管理部21は、受信機1側のモ
ジュールの管理データであるモジュール管理データ(受
信機)30を有しており、このモジュール管理データ
(受信機)30は、図5のモジュール管理データの一例
120で表されるように、モジュール名、対応受信機、
バージョン番号、保存サイズ、実行サイズ、説明テキス
ト等の項目から構成されている。また、拡張装置31が
拡張スロット2に挿入されたときには(拡張装置31が
接続されたときには)、モジュール管理データ(受信
機)30と同一のフォーマットで記載されている、拡張
装置31側のモジュールの管理データであるモジュール
管理データ(拡張装置)40を、モジュール読取・取得
部22を介して読み込み、両者30、40の比較を行
う。
【0016】モジュール読取・取得部22は、拡張スロ
ット2に挿入された拡張装置31の記録媒体32に格納
されているモジュールを個別に読み込み、モジュール格
納部24に格納したり、モジュール実行部25に展開す
る。
【0017】モジュール格納部24は、フラッシュメモ
リなどの不揮発メモリから構成され、モジュールはここ
に格納されることで、更新される。モジュール実行部2
5は、RAMで構成され、モジュール格納部24や記録
媒体32からモジュールをここに展開することで、デジ
タルテレビ受信機1はモジュールを実行可能になる。
【0018】図2は、本発明による拡張装置の一実施形
態の概略構成図であり、同図に示すように、拡張装置3
1は、記録媒体32と、デジタルテレビ受信機1とのイ
ンタフェース33とを有している。記録媒体32には、
拡張装置31側のモジュールの管理データであるモジュ
ール管理データ(拡張装置)40と、デジタルテレビ受
信機1への追加・更新候補のモジュールが格納されてい
る。
【0019】図3は、図2で表されるデジタルテレビ受
信機に接続可能な拡張装置の一例としての、カードチュ
ーナーの概略構成図である。図3に示すように、カード
チューナー51は、メモリ媒体52と、チューナー・復
調部53と、カードインタフェース80とを有してい
る。メモリ媒体52には、カードチューナー51側のモ
ジュールの管理データであるモジュール管理データ(カ
ード)70と、デジタルテレビ受信機1への追加・更新
候補のモジュールである、メニューモジュール54と、
EPGモジュール55と、選局モジュール56と、裏番
組データ集計モジュール57と、年末年始風画面データ
モジュール58と、チューナードライバモジュール59
とが、いくつかの対応機種ごとに一つ格納されている。
【0020】カードインタフェース80は、メモリ媒体
52及びチューナー・復調部53からのデータをデジタ
ルテレビ受信機1に渡す。チューナー・復調部53は、
このカードチューナーにより視聴可能になる衛星・地上
波等のチューナー・復調部であって、外部のアンテナに
接続し、ここで取得したデータをカードインタフェース
80を用いて、デジタルテレビ受信機1に渡す。これに
より、デジタルテレビ受信機1の本体のみでは対応して
いない伝送方式で伝送されている信号を受信・復調し、
その復調データをデジタルテレビ受信機1の本体に送出
できるようになっている。
【0021】次に、図11の処理フローを用いて、カー
ドチューナー51がデジタルテレビ受信機1に挿入され
た場合を例にとって、本発明でのモジュール更新・実行
方法についてを説明する。
【0022】まず、ステップ200において、カードチ
ューナー51が拡張スロット2に挿入されると、ステッ
プ201において、デジタルテレビ受信機1は、モジュ
ール読取・取得部22を使用して、メモリ媒体52に格
納されているモジュール管理データ(カード)70を読
み込む。
【0023】次に、ステップ202において、モジュー
ル管理部21は、図8の更新モジュールリスト180の
作成と、拡張装置側(ここでは、カードチューナー51
側)のモジュールの更新を行う。更新モジュールリスト
180は、モジュール名及び更新タイプ及び説明テキス
トから構成されたリストであって、これから述べる処理
で作成された後、ユーザのカスタムメニュー150での
選択結果により更新される。このリストは、図13で述
べるモジュール更新・実行処理を行う際に使用される。
【0024】ここで、図4〜図10、図12を参照し
て、上記した更新モジュールリスト180の作成手順に
ついて説明を行う。ここでは、デジタルテレビ受信機1
の具体例としてSTB1、IDTV2を想定する。
【0025】いま、STB1のモジュール管理データの
一例として、図5のモジュール管理データ120を、I
DTV2のモジュール管理データの一例として、図6の
モジュール管理データ130を、モジュール管理データ
(カード)70の一例として、図4のモジュール管理デ
ータ100を、それぞれ持っていると想定し、以下、S
TB1、IDTV2にカードチューナー51が挿入され
た場合の処理について、図12の処理フローを用いて説
明する。
【0026】ステップ250において、カード側モジュ
ール管理データ100の一番上の行を取得する。
【0027】次に、ステップ251において、モジュー
ル管理データ(受信機)30のモジュール名が、ステッ
プ250で取得したモジュール名と一致する行を取得
し、対応受信機の項目に該当するか否かを確認し、該当
すればステップ252の処理にうつり、そうでなけれ
ば、ステップ258の処理にうつる。例として、STB
1でEPGモジュールを考えた場合、ステップ250で
取得した行は該当している。
【0028】次に、ステップ252において、バージョ
ン番号の大小を比較する。バージョン番号について、モ
ジュール管理データ(カード)70の行の方が大きくな
かった場合は、ステップ253の処理にうつる。また、
モジュール名についてモジュール管理データ(カード)
70だけに存在した場合か、バージョン番号について、
モジュール管理データ(カード)70の行の方が大きか
った場合は、ステップ254の処理にうつる。例えば、
STB1の場合で、EPGモジュールの場合、チューナ
ードライバモジュールの場合、年末年始風画面データモ
ジュールの場合は、ステップ254にうつることにな
る。
【0029】ステップ253に移行した場合は、モジュ
ールが受信機に存在し、カード側のモジュールのほうが
古く、対応機種の変化がない場合であるので、このステ
ップ253では、カード側のモジュールが受信機のモジ
ュールによって置き換えられて、ステップ258の処理
にうつる。ただし当ステップにおいて、メモリ媒体52
中の保存領域が不足する場合には、当然置き換えられな
いが、この場合の判定処理は本発明の要旨に直接関係し
ないため記述しない。当ステップの例としては、IDT
V2のEPGモジュールの場合等が考えられ、IDTV
2のモジュール格納部に格納されているEPGモジュー
ルが、カードチューナー51側のメモリ媒体52のEP
Gモジュール55を置き換えることになる。
【0030】ステップ254においては、モジュール管
理データ(カード)70側の実行サイズの項目を見て、
そのモジュールをモジュール実行部25上で実行するこ
とが可能かどうか、モジュール実行部25の空き容量を
もって判断し、可能であれば、ステップ255の処理に
うつる。そうでなければ、ステップ258の処理にうつ
る。
【0031】ステップ255においては、モジュール管
理データ(カード)70側の保存サイズの項目を見て、
そのモジュールをモジュール格納部24上に更新するこ
とが可能かどうか、モジュール格納部24の空き容量を
持って判断し、可能であれば、ステップ257の処理に
うつる。そうでなければ、ステップ256の処理にうつ
る。
【0032】ステップ256においては、この行のモジ
ュール名で表されているモジュールを実行可能モジュー
ルとして、更新モジュールリスト180に追加する。
【0033】ステップ257においては、この行のモジ
ュール名で表されているモジュールを更新・実行可能モ
ジュールとして、更新モジュールリスト180に追加す
る。
【0034】ステップ258においては、モジュール管
理データ(カード)70の全ての行について処理を行っ
たかどうかを判断し、そうであれば更新モジュールリス
ト180の作成を終了する。そうでなければ、ステップ
250に戻って、次の行を取得し、ステップ251乃至
258の処理を再度行う。以上の処理により、更新モジ
ュールリスト180の作成が完了する。
【0035】例としては、STB1の場合、図9で表さ
れる更新モジュールリスト185が作成され、IDTV
2の場合、図10で表される更新モジュールリスト19
0が作成される。
【0036】続いて、図11の処理フローに戻って説明
を続ける。ステップ203においては、更新モジュール
リスト180が空か否かを判定し、空の場合には処理を
終了する。
【0037】更新モジュールリストが空でない場合に
は、ステップ204において、例えば図7に示すよう
な、カスタマイズメニュー150の作成を行って、これ
をユーザに提示する。ここでの更新モジュールリスト1
80を使用したカスタムメニューの作成法は、現在市販
されているデジタルテレビ受信機の各種メニューの作成
法と同一のものであって、本発明の要旨と直接に関係し
ないので、ここでの説明は省略する。
【0038】次に、ユーザにより、例えばリモコンある
いは本体のボタンでカスタマイズメニュー150を使用
してモジュールが選択されると、更新モジュールリスト
180がユーザの選択したもののみに制限・変更された
後、ステップ205において、ユーザの選択したモジュ
ールの更新・実行が行われる。
【0039】以下、上記したユーザの選択したモジュー
ルの更新・実行についてを、図13の処理フローを用い
て説明する。
【0040】まず、ステップ350において、更新項目
リスト180から最初に選択されたモジュール名を取得
する。次に、ステップ351において、モジュール読取
・取得部22が、選択されたモジュールをメモリ媒体5
2から読み出す。ここで更新・実行可能モジュールとし
て指定されていた場合は、ステップ353に移り、モジ
ュール格納部24を更新するとともに、モジュール管理
データ(受信機)30も更新し、ステップ354に移
る。一方、ステップ352において、更新・実行可能モ
ジュールとして指定されていなかった場合、つまり、実
行可能モジュールとして指定されていた場合は、ステッ
プ354に移る。
【0041】次に、ステップ354においては、ステッ
プ351で読み込んだモジュールを加えることで、モジ
ュール実行部25を更新する。次に、モジュール実行が
ステップ355で行われ、その実行が終了すると、ステ
ップ356に移る。
【0042】次に、ステップ356では、ユーザが選択
した全モジュールについてステップ351乃至ステップ
355の処理が行われているかどうか判断し、そうであ
れば処理を終了し、そうでなければ、ステップ357に
おいて次のモジュール名を読み出し、再度ステップ35
1乃至ステップ356の処理を繰り返す。以上の処理を
もってモジュール更新・実行を完了する。
【0043】以上、本発明を図示した実施形態によって
説明したが、本発明はカードチューナーというある特定
の拡張装置だけでなく、記録媒体32とインタフェース
33を保有する拡張装置であれば、高速通信インタフェ
ースを保有する高速通信カード、画像デコーダを搭載し
たデータ放送カードなど、多種多様な独自の機能を有し
ている拡張装置について適用可能なことは言うまでもな
く、例えば、高速通信インタフェースを保有する高速通
信カードを拡張装置とした場合には、この拡張装置に、
デジタルテレビ受信機の本体のみでは対応していない通
信方式に対応する機能を持たせ、本体とその通信回線間
のデータを仲介させる働きを担わせることもできる。
【0044】
【発明の効果】以上説明したように、本発明のデジタル
テレビ受信機を使用すると、ソフトウェアモジュールを
選択的に更新/実行して使用することができる。また、
メニュー画面等の見た目のカスタマイズも、ユーザが選
択して行うことができる。また、本発明のソフトウェア
更新方式を使用すると、モジュール管理データがモジュ
ール名をあとから増やしても対応可能な方式をとってい
るので、後発リリースのカード、受信機に対応が可能で
あり、様々なバージョンの受信機、カードが存在してい
る場合でも対応が可能となる。
【0045】また、本発明の適用が可能である多種多様
な拡張装置を準備することで、デジタルテレビ受信機の
機能の多様化を図ることができるとともに、デジタルテ
レビ受信機本体に要する機能を縮小することができ、安
価にデジタルテレビ受信機本体を提供できるようにな
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るデジタルテレビ受信機の概略構成
図である。
【図2】本発明に係るデジタルテレビ受信機に接続可能
な拡張装置の概略構成図である。
【図3】図2に示す拡張装置の一例としてのカードチュ
ーナーの概略構成図である。
【図4】カード側のモジュール管理データの一例を示す
説明図である。
【図5】カード側より古いデジタルテレビ受信機側のモ
ジュール管理データの一例を示す説明図である。
【図6】カード側より新しいデジタルテレビ受信機側の
モジュール管理データの一例を示す説明図である。
【図7】カスタマイズメニューの一例を示す説明図であ
る。
【図8】更新モジュールリストの一例を示す説明図であ
る。
【図9】STB1へのカードチューナー挿入時に作成さ
れる更新モジュールリストの一例を示す説明図である。
【図10】IDTV2へのカードチューナー挿入時に作
成される更新モジュールリストの一例を示す説明図であ
る。
【図11】本発明に係るデジタルテレビ受信機のソフト
ウェア更新を示すフローチャートである。
【図12】図11中の更新モジュールリストの作成処理
の詳細を示すフローチャートである。
【図13】図11中のモジュール更新・実行処理の詳細
を示すフローチャートである。
【符号の説明】
1 デジタルテレビ受信機 2 拡張スロット 21 モジュール管理部 22 モジュール読取・取得部 23 モジュール選択メニュー表示部 24 モジュール格納部 25 モジュール実行部 30 モジュール管理データ(受信機) 31 拡張装置 32 記録媒体 33 インターフェイス 40 モジュール管理データ(拡張装置) 51 カードチューナー 52 メモリ媒体 53 チューナー・復調部 54 メニューモジュール 55 EPGモジュール 56 選局モジュール 57 裏番組データ集計モジュール 58 年末年始風画面データモジュール 59 チューナードライバモジュール 70 モジュール管理データ(カード) 80 カードインターフェース

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 記録媒体を備えた拡張装置とのインタフ
    ェースを備えたデジタルテレビ受信機において、 前記記録媒体に保存されている、デジタルテレビ受信機
    の機能毎に分割しモジュール化されたソフトウェアを読
    み込む手段と、 読み込んだソフトウェアを実行する手段と、 読み込んだソフトウェアをデジタルテレビ受信機の保有
    しているものから更新する手段と、 前記実行する手段、更新する手段を選択的に利用できる
    手段とを、備えたことを特徴としたデジタルテレビ受信
    機。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載において、 内部に保有しているモジュール化されたソフトウェアの
    バージョンと、前記拡張装置備え付けの記録媒体中に保
    存されているモジュール化されたソフトウェアのバージ
    ョンとを、モジュールごとに比較する手段を備え、 新しいバージョンが前記記録媒体中に存在した場合に
    は、そのモジュールを選択的に利用させることを特徴と
    したデジタルテレビ受信機。
  3. 【請求項3】 請求項1または2に記載において、 前記記録媒体を備えた拡張装置とのインタフェースとし
    て、カードスロットを持つことを特徴としたデジタルテ
    レビ受信機。
  4. 【請求項4】 請求項1または2または3に記載のデジ
    タルテレビ受信機に接続可能な機能拡張のための拡張装
    置であって、 前記拡張機能を動かすための複数の更新可能なモジュー
    ルを、前記拡張装置内部の記録媒体に格納することを特
    徴とした拡張装置。
  5. 【請求項5】 請求項4に記載において、 複数の更新可能なモジュールごとのバージョンを管理す
    るデータを、内部の前記記録媒体中に格納することを特
    徴とした拡張装置。
  6. 【請求項6】 請求項4または5に記載において、 デジタルテレビ受信機の本体のみでは対応していない伝
    送方式で伝送されている信号を受信・復調し、その復調
    データを前記本体に送る機能を有することを特徴とする
    拡張装置。
  7. 【請求項7】 請求項4または5に記載において、 デジタルテレビ受信機の本体のみでは対応していない通
    信方式に対応し、前記本体とその通信回線間のデータを
    仲介する機能を有することを特徴とする拡張装置。
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