JP2003304327A - 電話制御装置、電話制御方法、電話制御用サーバ装置、インターネット電話判別方法、インターネット電話発呼元情報通知方法および電話制御システム - Google Patents

電話制御装置、電話制御方法、電話制御用サーバ装置、インターネット電話判別方法、インターネット電話発呼元情報通知方法および電話制御システム

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JP2003304327A
JP2003304327A JP2002109339A JP2002109339A JP2003304327A JP 2003304327 A JP2003304327 A JP 2003304327A JP 2002109339 A JP2002109339 A JP 2002109339A JP 2002109339 A JP2002109339 A JP 2002109339A JP 2003304327 A JP2003304327 A JP 2003304327A
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telephone
internet
call
address
calling
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Daisuke Urata
大輔 浦田
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 電話機にて公衆回線電話とインターネット電
話での通話の2種類の電話番号を管理しなければなら
ず、また、事前に明示的に回線を選択する必要があるた
め、使用方法が面倒だった。 【解決手段】 発呼側電話制御装置2にて発呼側電話機
1からの発呼10をインターネット電話用サーバ装置3
に格納されたインターネット電話対応情報30を利用し
て適宜インターネット電話または公衆回線電話に切り換
えることができるため、利用者は明示的にインターネッ
ト電話への切り換えを指示する必要がなくなり、インタ
ーネット電話を掛ける際の操作を簡素化することが可能
になる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電話制御装置、電
話制御方法、電話制御用サーバ装置、インターネット電
話判別方法、インターネット電話発呼元情報通知方法お
よび電話制御システムに関し、特に、公衆回線電話とイ
ンターネット電話とを自動的に切り替える電話制御装
置、電話制御方法、電話制御用サーバ装置、インターネ
ット電話判別方法、インターネット電話発呼元情報通知
方法および電話制御システムに関する。
【0002】
【従来の技術】従来のインターネット電話は、電話機に
電話制御装置を接続し、この電話制御装置とサーバ装置
とをインターネット回線にて接続する。そして、電話機
から発呼する前に、電話機から電話制御装置に対してイ
ンターネット電話、すなわち、VoIP通信による通話
への切り替えを指示する回線切替コードを出力し、電話
制御装置はこの回線切替コードに基づいてVoIP通信
による通話を選択して切り替える。ここで、電話制御装
置はサーバ装置に電話機からの電話番号に基づいてイン
ターネット電話を行なうIPアドレスを取得し、この取
得したIPアドレスによって発呼をインターネット回線
に接続する。また、電話制御装置の着呼時機能について
は、接続する電話機に依存しており、電話制御装置とし
ての着呼専用機能は備えていない。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
た従来の技術によれば、電話機にて公衆回線電話とイン
ターネット電話での通話の2種類の電話番号を管理しな
ければならず、また、事前に明示的に回線を選択する必
要があるため、使用方法が面倒だった。また、インター
ネット電話での着呼時に発呼側の情報を取得する手段が
IPアドレスしかないため、電話を受ける前に発呼側を
特定するのが困難だった。
【0004】本発明は、上記課題にかんがみてなされた
もので、1つの電話番号で自動的に回線を切り替えるこ
とが可能であるとともに、着呼時に発呼側の情報をより
認識し易い電話番号もしくは名称で提示させることが可
能な電話制御装置、電話制御方法、電話制御用サーバ装
置、インターネット電話判別方法、インターネット電話
発呼元情報通知方法および電話制御システムの提供を目
的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、請求項1にかかる発明は、電話番号とインターネッ
ト電話可能なIPアドレスとの対応情報を格納するサー
バ装置に相互通信可能なネットワークを介して接続され
る電話制御装置であって、接続する電話機から発呼され
た電話番号を入力する電話番号入力手段と、上記入力し
た電話番号を上記サーバ装置に通知して上記対応情報に
同電話番号に対応するIPアドレスが存在するか否かを
判別させる判別手段と、上記電話番号に対応するIPア
ドレスが存在すると判別された場合に同IPアドレスを
取得しつつ上記発呼を同IPアドレスに基づいてインタ
ーネット回線に接続可能に切り替えるとともに、同電話
番号に対応するIPアドレスが存在しないと判別された
場合に同発呼を公衆電話回線に接続可能に切り替える接
続制御手段とを具備する構成としてある。すなわち、サ
ーバ装置に格納された対応情報に基づいて電話機の発呼
を接続制御手段にて自動的にインターネット回線と、公
衆電話回線とに切り替えることによって、利用者は切り
替えを意識する必要がなくなり、操作の利便性を向上さ
せることが可能になる。
【0006】電話制御装置に配置して好適な機能の一例
として、請求項2にかかる発明は、上記請求項1に記載
の電話制御装置において、上記接続制御手段は、上記イ
ンターネット回線に接続可能に切り替えるに際して、上
記電話機から出力される音声信号をインターネット電話
可能なデータパケットに変換する変換手段を有する構成
としてある。すなわち、インターネット電話を行なう際
には音声信号をデータパケットに変換する必要があるた
め、この機能を当該電話制御装置に搭載させる。
【0007】一度入力された電話番号がどちらの回線に
接続されたかの履歴を取って置けば、再度、同じ電話番
号が発呼された場合にサーバ装置に通知する必要がなく
好適である。そこで、請求項3にかかる発明は、上記請
求項1または請求項2のいずれかに記載の電話制御装置
において、上記判別手段は、上記電話番号入力手段にて
入力した電話番号についての判別結果を履歴情報として
記憶する電話番号履歴手段を有し、上記電話番号入力手
段にて入力した電話番号をサーバ装置に通知する前に上
記電話番号履歴手段を参照して、同電話番号がインター
ネット電話可能であるか否かの判別を行なう構成として
ある。すなわち、履歴情報に記憶されている電話番号に
ついては、この履歴情報に基づいて回線の切り替え制御
を行なうことにより、切り替え処理を高速化することが
可能になる。
【0008】履歴情報の一例として、請求項4にかかる
発明は、上記請求項3に記載の電話制御装置において、
上記電話番号履歴手段は、上記インターネット回線に接
続可能と判別された電話番号とIPアドレスとを対応さ
せた履歴情報を記憶する構成としてある。すなわち、過
去にインターネット回線に接続した電話番号を履歴して
おき、この電話番号が発呼された場合は、サーバ装置を
経由しないで直ぐにインターネット回線に接続制御す
る。
【0009】履歴情報の他の一例として、請求項5にか
かる発明は、上記請求項3に記載の電話制御装置におい
て、上記電話番号履歴手段は、公衆電話回線に接続可能
と判別された電話番号の履歴情報を記憶する構成として
ある。すなわち、過去に公衆電話回線に接続した電話番
号を履歴しておき、この電話番号が発呼された場合は、
サーバ装置を経由しないで直ぐに公衆電話回線に接続制
御する。
【0010】利用者が明示的に所望の回線への切り替え
を指示できると好適である。そこで、請求項6にかかる
発明は、上記請求項1〜請求項5のいずれかに記載の電
話制御装置において、上記発呼を上記インターネット回
線に接続可能にするか上記公衆電話回線に接続可能にす
るかを指示する回線指示手段を備え、上記接続制御手段
は、上記回線指示手段による指示に基づいて上記電話機
からの発呼の接続を切り替える構成としてある。すなわ
ち、利用者は回線指示手段にて何れかの回線を指示する
ことにより、発呼を所望の回線に接続制御することが可
能になる。
【0011】一つの電話番号で複数の相手先に接続でき
ると好適である。そこで、請求項7にかかる発明は、上
記請求項1〜請求項6のいずれかに記載の電話制御装置
において、上記対応情報は、一つの電話番号に対して複
数のIPアドレスが対応して格納されているとともに、
上記接続制御手段は、上記電話番号に対応するIPアド
レスが存在すると判別された場合に同複数のIPアドレ
スを取得しつつ上記発呼を同複数のIPアドレスに基づ
いてインターネット回線に接続可能に切り替える構成と
してある。すなわち、一つの電話番号を発呼することに
よって、複数のインターネット回線と接続して通信可能
にする。
【0012】一つの電話番号の発呼により複数のインタ
ーネット回線に接続する場合に好適な利用態様の一例と
して、請求項8にかかる発明は、上記請求項1〜請求項
7のいずれかに記載の電話制御装置において、上記接続
制御手段は、インターネット回線に接続可能にするに際
して、上記発呼を接続先の電話機側にて強制的に音声発
信させる設定を実行する強制発呼手段を備える構成とし
てある。また、かかる場合に好適な着呼側の構成とし
て、請求項9にかかる発明は、上記請求項8に記載の電
話制御装置において、上記強制発呼手段にて強制的な音
声発信が設定された発呼を着呼した場合に、上記音声発
信に基づく音声を強制的に出力する音声出力手段を備え
る構成としてある。すなわち、一方的な音声発信による
自動音声出力により、重要な情報を受話動作なく聞くこ
とが可能になる。
【0013】対応情報に着呼側の状態を示す情報が格納
されると、発呼側にて参照し適宜接続制御することがで
きて好適である。そこで、請求項10にかかる発明は、
上記請求項1〜請求項9のいずれかに記載の電話制御装
置において、上記対応情報には、上記インターネット電
話の着呼先からの設定による着呼先状態情報が格納され
るとともに、上記接続制御手段は、この着呼先状態情報
に基づいて、インターネット回線への接続を制御する構
成としてある。すなわち、事前に着呼側の状態を確認す
ることによって接続するか否かを制御することが可能に
なる。ここで、上述した着呼先状態情報は特に限定され
るものではなく、多忙を示す情報や、留守を示す情報等
など着呼し難い状態を示すものであっても良い。
【0014】インターネット電話はIPアドレスに基づ
いて行なわれるので、発呼側を識別するにはIPアドレ
スを覚えるしかなく不便である。そこで、請求項11に
かかる発明は、インターネット電話の発呼元を示すIP
アドレスと同IPアドレスの発呼元を認識可能な所定の
発呼元情報との対応情報を格納するサーバ装置に相互通
信可能なネットワークを介して接続される電話制御装置
であって、着呼したインターネット電話のIPアドレス
を取得するIPアドレス取得手段と、上記取得したIP
アドレスを上記サーバ装置に通知して上記対応情報に基
づいて同IPアドレスに対応する上記発呼元情報を抽出
させる発呼元情報抽出手段と、上記抽出された発呼元情
報を取得する発呼元情報取得手段と、上記取得した発呼
元情報を視認可能に表示する発呼元情報表示手段とを具
備する構成としてある。すなわち、サーバ装置にインタ
ーネット電話の発呼元を認識可能な発呼元情報を格納さ
せておき、着呼時にこの発呼元情報を参照しつつ表示さ
せることにより、利用者は発呼した者が誰であるかを受
話前に特定することが可能になる。
【0015】発呼元情報の一例として、請求項12にか
かる発明は、上記請求項11に記載の電話制御装置にお
いて、上記IPアドレスの発呼先を認識可能な発呼元情
報は、上記発呼元の電話番号にて形成される構成として
ある。さらに、発呼元情報の他の一例として、請求項1
3にかかる発明は、上記請求項11に記載の電話制御装
置において、上記IPアドレスの発呼先を認識可能な発
呼元情報は、上記発呼元の名称情報にて形成される構成
としてある。すなわち、着呼側の利用者は電話番号や名
称にてインターネット電話の発呼側が誰であるかを特定
することが可能になる。
【0016】ここで、上述した相互通信可能なネットワ
ークを介して接続されるサーバ装置に格納される電話番
号とインターネット電話可能なIPアドレスとの対応情
報に基づいて、電話機の発呼をインターネット回線およ
び公衆電話回線の何れか一方に切り替える手法や、相互
通信可能なネットワークを介して接続されるサーバ装置
に格納されるインターネット電話の発呼元を示すIPア
ドレスと同IPアドレスの発呼元を認識可能な所定の発
呼元情報との対応情報に基づいて、インターネット電話
の発呼元を表示させる手法は装置に限定されない。そこ
で、請求項14および請求項15にかかる発明は、上述
した請求項1および請求項10と同等の効果を奏する電
話制御方法として構成している。すなわち、必ずしも実
体のある装置に限らず、その方法としても有効であるこ
とに相違はない。
【0017】また、上述してきた技術思想は電話機側の
電話制御装置に限定されず、サーバ装置側の構成として
も成立する。そこで、請求項16にかかる発明は、発呼
側からの要求に基づいて同発呼された電話番号がインタ
ーネット電話可能であるか否かを判別する電話制御用サ
ーバ装置であって、上記発呼側から発呼された電話番号
を入力する電話番号入力手段と、上記インターネット電
話可能な電話番号とインターネット電話を接続する際の
IPアドレスとの対応情報を格納する対応情報格納手段
と、上記電話番号入力手段にて入力した電話番号に基づ
いて上記対応情報格納手段に格納されている対応情報を
検索し同電話番号がインターネット電話可能であるか否
かを判別する対応情報判別手段と、上記対応情報判別手
段にて判別された結果を上記発呼側に通知する判別結果
通知手段とを具備する構成としてある。すなわち、発呼
された電話番号が何れの回線に対応するものであるかを
判別可能な電話制御用サーバ装置を提供する。
【0018】そして、請求項17にかかる発明は、イン
ターネット電話の着呼側からの要求に基づいて発呼側を
認識可能な発呼元情報を抽出する電話制御用サーバ装置
であって、上記着呼側からインターネット電話にかかる
IPアドレスを入力するIPアドレス入力手段と、上記
インターネット電話可能なIPアドレスの発呼元を認識
可能な所定の発呼元情報を格納する発呼元情報格納手段
と、上記IPアドレス入力手段にて入力したIPアドレ
スに基づいて上記発呼元情報を検索し上記発呼元情報を
抽出する発呼元情報抽出手段手段と、上記抽出した発呼
元情報を上記着呼側に通知する発呼元情報通知手段とを
具備する構成としてある。すなわち、着呼されたインタ
ーネット電話の発呼元情報を着呼側に知らせることが可
能な電話制御用サーバ装置を提供する。
【0019】上述した各電話制御用サーバ装置における
機能を実現する手法は装置に限定されない。そこで、請
求項18および請求項19にかかる発明は、上述した請
求項16および請求項17と同等の効果を奏するインタ
ーネット電話判別方法およびインターネット電話発呼元
情報通知方法として構成している。すなわち、必ずしも
実体のある装置に限らず、その方法としても有効である
ことに相違はない。
【0020】本発明にかかる技術思想は、サーバ装置と
電話制御装置とから構成される電話制御システムとして
も成立する。そこで、請求項20にかかる発明は、電話
機から発呼された電話番号を電話機制御装置からサーバ
装置に入力させ、同サーバ装置にて発呼された電話番号
がインターネット電話可能であるか否かを判別し、この
判別に基づいて上記電話制御装置にて上記発呼のインタ
ーネット電話および公衆回線電話への接続を制御する電
話制御システムであって、上記電話制御装置は、上記発
呼された電話番号を上記サーバ装置に通知する電話番号
通知手段と、上記サーバ装置での判別結果を入力し、同
入力した判別結果に基づいて上記発呼をインターネット
電話回線あるいは公衆電話回線の何れか一方に接続する
接続制御手段とを有し、上記サーバ装置は、上記電話番
号とインターネット電話可能なIPアドレスとの対応情
報を格納する対応情報格納手段と、上記電話番号通知手
段にて通知された電話番号を入力する電話番号入力手段
と、上記通知された電話番号に基づいて上記対応情報を
検索し同電話番号がインターネット電話可能か否かを判
別する電話番号判別手段と、上記判別結果を上記電話制
御装置に通知する判別結果通知手段とを有する構成とし
てある。
【0021】また、請求項21にかかる発明は、インタ
ーネット電話を着呼した電話制御装置からこの着呼した
IPアドレスをサーバ装置に入力し、同サーバ装置にて
着呼したIPアドレスを認識可能な所定の発呼元情報を
抽出して上記電話制御装置にて同発呼元情報を表示させ
る電話制御システムであって、上記電話制御装置は、上
記着呼したインターネット電話のIPアドレスを上記サ
ーバ装置に通知するIPアドレス通知手段と、上記サー
バ装置にて抽出された上記発呼元情報を取得する発呼元
情報取得手段と、上記サーバ装置から取得した発呼元情
報を視認可能に表示する発呼元情報表示手段とを有し、
上記サーバ装置は、上記インターネット電話にかかるI
PアドレスとこのIPアドレスの発呼元を認識可能な上
記発呼元情報との対応情報を格納する対応情報格納手段
と、上記通知されたIPアドレスに基づいて上記対応情
報を検索し同IPアドレスに対応する上記発呼元情報を
抽出する発呼元情報抽出手段と、上記抽出した発呼元情
報を上記電話制御装置にて取得可能に通知する発呼元情
報通知手段とを有する構成としてある。
【0022】
【発明の効果】以上説明したように請求項1,請求項1
4,請求項20にかかる発明によれば、自動的にインタ
ーネット回線と公衆電話回線との接続を切り替え可能な
電話制御装置、電話制御方法および電話制御システムを
提供することができる。また、請求項2にかかる発明に
よれば、音声をインターネット電話に対応したデータに
変換を実行することが可能になる。さらに、請求項3に
かかる発明によれば、切り替え処理を高速化することが
可能になる。さらに、請求項4にかかる発明によれば、
インターネット回線への接続を高速化することができ
る。
【0023】さらに、請求項5にかかる発明によれば、
公衆電話回線への接続を高速化することができる。さら
に、請求項6にかかる発明によれば、利用者は明示的に
所望の回線に接続することが可能になる。さらに、請求
項7にかかる発明によれば、一つの電話番号を発呼する
ことによって、複数のインターネット回線と接続して通
信可能になる。さらに、請求項8,請求項9にかかる発
明によれば、複数のインターネット電話先に強制的な音
声発信をすることが可能になる。さらに、請求項10に
かかる発明によれば、着呼先の状態に応じて接続制御を
実行することが可能になる。
【0024】さらに、請求項11〜請求項13,請求項
15,請求項21にかかる発明によれば、インターネッ
ト電話の発呼元を電話番号情報や名称情報の表示によっ
て認識することが可能な電話制御装置、電話制御方法お
よび電話制御システムを提供することができる。さら
に、請求項16,請求項18にかかる発明によれば、発
呼された電話番号に基づいてインターネット電話の発呼
先を判別可能な電話制御用サーバ装置およびインターネ
ット電話判別方法を提供することができる。さらに、請
求項17,請求項19にかかる発明によれば、着呼した
インターネット電話の発呼元を認識可能な情報を通知可
能な電話制御用サーバ装置およびインターネット電話発
呼元情報通知方法を提供することができる。
【0025】
【発明の実施の形態】ここでは、下記の順序に従って本
発明の実施形態について説明する。 (1)第1実施形態の電話制御システムの構成: (2)発呼側電話制御装置の構成: (3)インターネット電話対応情報の構成: (4)発呼側電話制御装置の内部動作: (5)起動時処理の処理内容: (6)自動認識発呼処理の処理内容: (7)第2実施形態の電話制御システムの構成: (8)まとめ:
【0026】(1)第1実施形態の電話制御システムの
構成:図1は、本発明にかかる第1実施形態の電話制御
システムの構成を示したシステム構成図である。この第
1実施形態では、発呼側電話機から発呼された電話番号
をインターネット電話と公衆回線電話との何れか一方に
自動的に切り換える電話制御システムについて説明す
る。同図において、電話制御システム100は、複数の
発呼側電話機1と、各発呼側電話機1に対応して設置さ
れる発呼側電話制御装置2と、インターネット電話用サ
ーバ装置3と、複数の着呼側電話機5と、各着呼側電話
機5に対応して設置される着呼側電話制御装置4とから
構成されている。ここで、発呼側電話制御装置2とイン
ターネット電話用サーバ装置3と着呼側電話制御装置4
とは、インターネット回線網6を介して相互にインター
ネット電話可能に接続されるとともに、発呼側電話制御
装置2と着呼側電話制御装置4とは、公衆回線網7を介
して相互に公衆回線電話可能に接続されている。また、
インターネット電話用サーバ装置3には、インターネッ
ト電話可能な電話番号とIPアドレス等とを対応させた
インターネット電話対応情報が格納されている。
【0027】かかる構成において、利用者が発呼側電話
機1にて電話番号のダイアルによる発呼10を実施する
と、この発呼10が発呼側電話制御装置2に入力され
る。発呼10が発呼側電話制御装置2に入力されると、
発呼側電話制御装置2は、インターネット電話用サーバ
装置3に対して発呼された電話番号に基づいたIPアド
レス検索指示11を出力する。インターネット電話用サ
ーバ装置3は、このIPアドレス検索指示11を入力す
ると、このIPアドレス検索指示11における電話番号
に基づいて上述したインターネット電話対応情報を検索
する。そして、発呼側電話制御装置2に対して着呼側電
話番号検索結果12を出力する。この着呼側電話番号検
索結果12は、発呼側電話機1から発呼された電話番号
がインターネット電話に対応するか公衆回線電話に対応
するかを判別した結果を通知するものであり、この着呼
側電話番号検索結果12を入力した発呼側電話制御装置
2は、同着呼側電話番号検索結果12に基づいて、発呼
側電話機1の発呼10をインターネット回線網6に接続
したり、公衆回線網7に接続したりする。
【0028】すなわち、発呼側電話制御装置2は発呼1
0にかかる電話番号がインターネット電話可能なもので
あれば、発呼10をインターネット回線網6に接続する
し、インターネット電話不可能で公衆回線電話可能なも
のである場合は、公衆回線網7に接続する。インターネ
ット回線網6に接続された場合、発呼側電話機1と着呼
側電話機5とは、発呼側電話制御装置2および着呼側電
話制御装置4を介在させて、VoIP通信13にて相互
に通話可能となる。一方、公衆回線網7に接続された場
合、発呼側電話機1と着呼側電話機5とは、発呼側電話
制御装置2および着呼側電話制御装置4を介在させて、
公衆回線通話14にて相互に通話可能となる。このと
き、着呼側電話制御装置4は、インターネット回線網6
および公衆回線網7を介してインターネット電話あるい
は公衆回線電話の着呼を受けると、この着呼を着呼15
として着呼側電話機5に通知する。これにより、着呼側
電話機5の利用者は発呼側電話機1の利用者と通話可能
になる。
【0029】本実施形態においては、発呼側を発呼側電
話機1、発呼側電話制御装置2にて構成し、着呼側を着
呼側電話機5、着呼側電話制御装置4にて構成したが、
むろん、発呼側が着呼側になる場合もあれば、着呼側が
発呼側になる場合もあることは言うまでもない。従っ
て、相互に同等の構成を備えるものである。
【0030】(2)発呼側電話制御装置の構成:図2
は、上述した発呼側電話制御装置2の内部構成を示した
ブロック構成図である。同図において、発呼側電話制御
装置2は、外部とのインターフェースとして、電話機接
続端子21aと、公衆回線網接続端子21bと、インタ
ーネット回線網接続端子21cとを有している。そし
て、電話機接続端子21aを介して発呼側電話機1が接
続され、公衆回線網接続端子21bを介して公衆回線網
7に接続され、インターネット回線網接続端子21cを
介してインターネット回線網6に接続されている。ま
た、内部構成として、DTMF信号認識部22と、DT
MF信号生成部23と、回線接続切換部24と、VoI
P/音声変換部25と、内部にCPUやメモリを備える
制御部26とを有している。
【0031】回線接続切換部24は、内部に切換スイッ
チ部24aを有し、この切換スイッチ部24aは、電話
機側端子24a1と、公衆回線網側端子24a2と、イ
ンターネット回線網側端子24a3と、スイッチ24a
4とから構成されている。このスイッチ24a4は、制
御部26の切換制御に基づいて、電話機側端子24a1
と公衆回線網側端子24a2とを接続したり、電話機側
端子24a1とインターネット回線網側端子24a3と
を接続する。スイッチ24a4にて電話機側端子24a
1と公衆回線網側端子24a2とが接続された場合は、
発呼側電話機1からの発呼10は公衆回線網7に接続さ
れ公衆回線電話可能となり、電話機側端子24a1とイ
ンターネット回線網側端子24a3に接続された場合
は、発呼側電話機1からの発呼10はインターネット回
線網6に接続されインターネット電話可能となる。ここ
で、DTMF信号認識部22は、電話機接続端子21a
を介してDTMF信号を入力するとともにこのDTMF
信号を認識して制御部26にて識別可能なDTMF信号
データに変換して同制御部26に入力する。
【0032】制御部26は内部にCPUやROM,RA
M等のメモリを備え、ROMに格納された切換制御プロ
グラムをRAMをワークエリアとしつつ実行する。この
切換制御プログラムが実行されると、概略、入力したD
TMF信号データをインターネット回線網6を介してイ
ンターネット電話用サーバ装置3に入力し、同DTMF
信号に基づく電話番号がインターネット電話可能である
か否かを判別させる。そして、この判別結果に基づいて
回線接続切換部24の切換スイッチ部24aを切換制御
する。このとき、インターネット電話の場合は、音声信
号をVoIP/音声変換部25にてVoIP通信可能な
データパケットに変換させるとともに、公衆回線電話の
場合は、DTMF信号データをDTMF信号生成部23
に出力し、このDTMF信号生成部23にDTMF信号
を生成させて、公衆回線網7に対して発呼させる。この
ように、発呼された電話番号に基づいて当該発呼側電話
制御装置2にてインターネット電話と公衆回線電話とを
自動切り換えすることが可能になる。
【0033】一方、着呼側電話制御装置4は、図示して
いないがインターネット回線網6および公衆回線網7を
接続する端子を備え、各端子にてインターネット回線網
6および公衆回線網7に接続している。また、着呼側電
話機5を接続する端子を備え、この端子にて着呼側電話
機5を接続している。そして、インターネット回線網6
および公衆回線網7を接続する端子にてインターネット
電話あるいは公衆回線電話を着呼すると、着呼側電話機
5を接続する端子を介してこの着呼を着呼側電話機5に
通知する。これにより、発呼側電話機1から出力される
音声信号が着呼側電話機5にて受話可能になる。
【0034】(3)インターネット電話対応情報の構
成:ここで、上述したインターネット電話用サーバ装置
3に格納されるインターネット電話対応情報について説
明する。図3は、このインターネット電話対応情報のデ
ータ構成を示した構成図である。同図において、インタ
ーネット電話対応情報30は、データフィールドとして
機器固有番号31と、公衆回線電話番号32と、インタ
ーネット電話番号33と、IPアドレス34と、発呼種
別35とを有している。機器固有番号31は、各発呼側
電話制御装置2および着呼側電話制御装置4にユニーク
に付与されるものである。公衆回線電話番号32は、発
呼側電話制御装置2および着呼側電話制御装置4の公衆
回線電話番号が格納される。インターネット電話番号3
3は、発呼側電話制御装置2および着呼側電話制御装置
4のインターネット電話番号が格納される。IPアドレ
ス34は、発呼側電話制御装置2および着呼側電話制御
装置4のIPアドレスが格納される。発呼種別35に
は、インターネット電話時の発呼種別(「通常通話」
「音声通話」)が格納される。
【0035】(4)発呼側電話制御装置の内部動作:こ
こで、発呼側電話制御装置2の内部動作について説明す
る。図4は、ダイヤル時における当該発呼側電話制御装
置2の内部動作を示した動作図である。同図において、
発呼側電話制御装置2は、上述したように発呼側電話機
1から発呼された電話番号を電話機接続端子21aから
入力する。そして、DTMF信号認識部22にてDTM
F信号を認識しDTMF信号データに変換する。この変
換されたDTMF信号データは、制御部26を介してD
TMF信号生成部23に入力される。このDTMF信号
生成部23に入力されたDTMF信号データは、再度、
DTMF信号に変換されて発呼側電話機1に戻される。
このように、発呼側電話制御装置2はダイヤル時に発呼
側電話機1のダイヤル動作に連動して動作する。
【0036】図5は、発呼側電話機1にてダイヤルされ
た電話番号がインターネット電話に対応する場合に、こ
の電話番号に基づいてインターネット回線網6に接続さ
れた後に、VoIP通信が実行される発呼側電話制御装
置2の内部動作を示した動作図である。同図において、
発呼側電話制御装置2では、制御部26の切換制御によ
って、スイッチ24a4が電話機側端子24a1とイン
ターネット回線網側端子24a3とに接続され、インタ
ーネット電話可能になる。そして、発呼側電話機1から
出力される音声信号は回線接続切換部24を介してVo
IP/音声変換部25に入力される。このVoIP/音
声変換部25に入力された音声信号はインターネット通
信可能なデータパケットに変換されて制御部26を介し
てインターネット回線網接続端子21cからインターネ
ット回線網6に出力される。そして、このデータパケッ
トは、着呼側電話制御装置4に送出され、着呼側電話機
5にて受話可能となる。
【0037】図6は、発呼側電話機1にてダイヤルされ
た電話番号が公衆回線電話に対応する場合に、この電話
番号に基づいて公衆回線網7に接続された後に、公衆回
線通信が実行される発呼側電話制御装置2の内部動作を
示した動作図である。同図において、発呼側電話制御装
置2では、制御部26の切換制御によって、スイッチ2
4a4が電話機側端子24a1と公衆回線網側端子24
a2とに接続され、公衆回線電話可能になる。そして、
発呼側電話機1から出力される音声信号は回線接続切換
部24を介して公衆回線網接続端子21bに接続され
る。これにより、発呼側電話機1から出力される音声信
号を公衆回線網7を介して着呼側電話制御装置4に送出
され、着呼側電話機5にて受話可能となる。ここで、発
呼側電話制御装置4は、着呼側電話機5にて受話可能と
するに際して、制御部26から出力されるDTMF信号
データに基づいてDTMF信号生成部23にて変換、生
成されたDTMF信号による電話番号にて公衆回線網7
に対して発呼し、発呼側電話制御装置2と着呼側電話制
御装置4とを接続し、発呼側電話機1から出力される音
声信号を着呼側電話機5にて受話可能にする。
【0038】(5)起動時処理の処理内容:ここで、発
呼側電話制御装置2と着呼側電話制御装置4とを相互に
送受話可能にするに際しては、接続される機器を特定す
る必要がある。そこで、発呼側電話制御装置2,着呼側
電話制御装置4にはユニークな機器固有番号が付与され
ており、この機器固有番号はインターネット電話用サー
バ装置3のインターネット電話対応情報30に格納され
る。そして、この機器固有番号には一体一でIPアドレ
スが付与され、発呼された電話番号に基づいてIPアド
レスが特定され、このIPアドレスに接続することによ
って、インターネット電話が可能になる。かかるIPア
ドレスはインターネット電話用サーバ装置3によって動
的に付与されるものであり、この動的な付与は、発呼側
電話制御装置2,着呼側電話制御装置4の起動時に実行
される起動時処理にて行なわれる。図7は、発呼側電話
制御装置2,着呼側電話制御装置4を起動したときに実
行されるこの起動時処理の処理内容を示したフローチャ
ートである。同図において、発呼側電話制御装置2,着
呼側電話制御装置4は電源立ち上げあるいはリセット動
作によって起動された場合、インターネット電話用サー
バ装置3に対して起動状態信号を出力する(ステップS
100)。
【0039】この起動状態信号を入力したインターネッ
ト電話用サーバ装置3は、発呼側電話制御装置2,着呼
側電話制御装置4に対して動的にIPアドレスを割り振
る。発呼側電話制御装置2,着呼側電話制御装置4は、
このIPアドレスを取得して設定する(ステップS10
5)。発呼側電話制御装置2,着呼側電話制御装置4
は、IPアドレスを取得すると、発呼側電話制御装置
2,着呼側電話制御装置4にユニークに付与されている
機器固有番号をインターネット電話用サーバ装置3に通
知する。インターネット電話用サーバ装置3は、IPア
ドレスおよび機器固有番号に基づいて格納するインター
ネット電話対応情報30を更新する(ステップS11
0)。そして、発呼側電話制御装置2,着呼側電話制御
装置4は、発呼待ちまたは着呼待ちのフェーズに移る
(ステップS115)。以上の処理によって、インター
ネット電話対応情報30は発呼側電話制御装置2,着呼
側電話制御装置4の起動状態に対応して適宜更新される
ことになる。
【0040】(6)自動認識発呼処理の処理内容:発呼
側電話制御装置2は発呼待ちのフェーズに移行すると、
発呼側電話機1からの電話番号の発呼を待機する。そし
て、発呼側電話機1から電話番号が発呼されると、この
発呼を適宜インターネット電話と公衆回線電話とに切り
換える自動認識発呼処理を開始する。図8は、この自動
認識発呼処理の処理内容を示したフローチャートであ
る。同図において、発呼側電話機1の受話器が上げられ
オフフックとなると、当該発呼側電話機1から所定時
間、電話番号の入力待ち状態となる。そして、所定時間
がタイムアウトしたか否かを判別する(ステップS20
0)。ここで、この所定時間の間に電話番号の入力がな
い場合は、タイムアウトとなってオンフック状態とする
(ステップS205)。一方、ステップS200の所定
時間内に電話番号の入力があった場合(ステップS21
0)、インターネット電話用サーバ装置3に同電話番号
を通知して、後述するサーバ照合処理を実行させ、当該
電話番号がインターネット電話に対応しているか否かを
照合させる(ステップS215)。
【0041】そして、このサーバ照合処理の照合結果を
判別し(ステップS220)、OK(上記電話番号にて
インターネット電話可能)の場合は、インターネット電
話用サーバ装置3に格納されているインターネット電話
対応情報30の該当するIPアドレスの発呼種別35を
「通常通話」「音声通話」の何れか一方に設定するサー
バ発呼登録処理を実行する(ステップS225)。この
サーバ発呼登録処理は、発呼側電話制御装置2に「通常
通話」と「音声通話」とを切り替え設定する所定のスイ
ッチが配設されている場合、このスイッチの切り替え状
態に応じて「通常通話」と「音声通話」とを切り替えて
設定する。スイッチが配設されていない場合は「通常通
話」を設定する。このサーバ発呼登録処理が終了する
と、VoIP通信にてインターネット回線網6を介して
着呼側電話制御装置4に対して発呼し、発呼側電話機1
と着呼側電話機5との間にてVoIP通話可能とする
(ステップS230)。そして、VoIP通話による通
話が終了するとオンフック状態に移行させ(ステップS
235)、インターネット電話用サーバ装置3に格納さ
れているインターネット電話対応情報30の発呼種別3
5を「なし」に設定するサーバ発呼解除処理を実行する
(ステップS240)。
【0042】一方、ステップS220での照合結果がN
G(上記電話番号にてインターネット電話不能)の場合
は、公衆回線網7に発呼し(ステップS245)、発呼
側電話機1と着呼側電話機5との間にて公衆回線電話通
話可能とする(ステップS250)。そして、同公衆回
線電話による通話が終了するとオンフック状態に移行さ
せる(ステップS255)。このように、本実施形態に
おいては、発呼側電話制御装置2に発呼側電話機1から
電話番号の入力があると、同発呼側電話制御装置2がイ
ンターネット電話用サーバ装置3の照合に基づいて、同
電話番号による発呼をインターネット電話あるいは公衆
回線電話の何れか一方に自動的に接続するため、発呼側
電話機1の利用者は明示的に何れか一方の回線への接続
を指示する必要がなく、操作性を向上させることが可能
になる。
【0043】次に、上述した自動認識発呼処理のステッ
プS215において、インターネット電話用サーバ装置
3にて実行されるサーバ照合処理について説明する。図
9は、このサーバ照合処理の処理内容を示したフローチ
ャートである。同図において、発呼側電話制御装置2か
ら電話番号の通知を受け付けると、この電話番号を入力
して当該電話番号に基づいて、インターネット電話対応
情報30のインターネット電話番号33を検索する。そ
して、一致するインターネット電話番号33が存在する
か否かを判別する(ステップS300)。ここで、一致
するインターネット電話番号が無い場合もしくは複数の
インターネット電話番号33の存在が判別された場合は
判別結果NGを発呼側電話制御装置2に通知して当該サ
ーバ照合処理を終了する(ステップS305)。
【0044】一方、ステップS300にて一致するイン
ターネット電話番号33の存在が判別された場合は、対
応するIPアドレス34をチェックする(ステップS3
10)、ここで、IPアドレス34に無効アドレス(オ
ール0)が設定されている場合は判別結果NGを発呼側
電話制御装置2に通知して当該サーバ照合処理を終了す
る(ステップS3315)。ステップS310にて対応
するIPアドレス34が有効アドレスと判別された場合
は、対応する機器固有番号31を発呼側電話制御装置2
に通知して、同発呼側電話制御装置2に、この機器固有
番号31と当該発呼側電話制御装置2の機器固有番号が
一致するか否かを確認する存在確認処理を行わせる(ス
テップS320)。ここで、図10のフローチャートは
発呼側電話制御装置2が実行する上記存在確認処理の処
理内容を示している。
【0045】同図においては、最初にサーバ照合処理の
ステップS315にて通知される機器固有番号31を入
力する(ステップS400)。次に、発呼側電話制御装
置2のROM等の所定の記憶領域に格納されている機器
固有番号を読み出して、入力した機器固有番号31と一
致するか否かを判別する(ステップS405)。ここ
で、機器固有番号31と読み出した機器固有番号とが一
致する場合は、インターネット電話用サーバ装置3に一
致した旨の結果を通知する(ステップS410)。一
方、機器固有番号31と読み出した機器固有番号とが一
致しない場合は、インターネット電話用サーバ装置3に
不一致の旨の結果を通知する(ステップS415)。
【0046】ここで、インターネット電話用サーバ装置
3にて実行されているサーバ照合処理に戻る。インター
ネット電話用サーバ装置3は、存在確認処理におけるス
テップS410およびS415にて発呼側電話制御装置
2から通知された結果を入力し、この結果が一致である
か不一致であるかを判別する(ステップS325)。結
果が一致である場合は、照合結果OKを発呼側電話制御
装置2に出力する(ステップS330)。一方、結果が
不一致の場合は、照合結果NGを発呼側電話制御装置2
に出力するとともに(ステップS335)、機器固有番
号31に対応するIPアドレス34に無効アドレスを設
定する(ステップS340)。そして、上述したように
発呼側電話制御装置2は、この照合結果に基づいて上記
自動認識発呼処理のステップS220にてインターネッ
ト電話への発呼と、公衆回線電話への発呼とを切り換え
る。
【0047】(7)第2実施形態の電話制御システムの
構成:図11は、本発明にかかる第2実施形態の電話制
御システムの構成を示したシステム構成図である。この
第2実施形態では、発呼側電話機1から発呼されたイン
ターネット電話を着呼した場合に、着呼側にて発呼側を
識別可能な所定の情報を表示するとともに、発呼種別に
応じて、通話方法を切り換える電話制御システムについ
て説明する。同図において、電話制御システム100
は、図1と同様に、複数の発呼側電話機1と、各発呼側
電話機1に対応して設置される発呼側電話制御装置2
と、インターネット電話用サーバ装置3と、複数の着呼
側電話機5と、各着呼側電話機5に対応して設置される
着呼側電話制御装置4とから構成されている。そして、
発呼側電話制御装置2とインターネット電話用サーバ装
置3と着呼側電話制御装置4とは、インターネット回線
網6を介して相互にインターネット電話可能に接続され
るとともに、発呼側電話制御装置2と着呼側電話制御装
置4とは、公衆回線網7を介して相互に公衆回線電話可
能に接続されている。また、インターネット電話用サー
バ装置3には、インターネット電話可能な電話番号とI
Pアドレス等とを対応させたインターネット電話対応情
報30が格納されている。
【0048】かかる構成において、利用者が発呼側電話
機1にてインターネット電話に対応する電話番号をダイ
アルすると、インターネット回線網6に接続され、発呼
側電話機1と着呼側電話機5とは、発呼側電話制御装置
2および着呼側電話制御装置4を介在させて、VoIP
通信13にて相互に通話可能となる。このとき、着呼側
電話制御装置4は、インターネット回線網6を介してイ
ンターネット電話の着呼を受けると、この着呼を着呼1
5として着呼側電話機5に通知する。これにより、着呼
側電話機5の利用者は発呼側電話機1の利用者と通話可
能になる。ここで、着呼側電話制御装置4は、VoIP
通信13の着呼を受け付けると、VoIP通信されるデ
ータパケットに含まれている発呼側電話制御装置2に動
的に付与されたIPアドレスを取得する。
【0049】着呼側電話制御装置4は、この取得したI
Pアドレスに基づいてインターネット電話用サーバ装置
3に対し発呼元情報要求16を出力する。この発呼元情
報要求16を入力したインターネット電話用サーバ装置
3は、当該発呼元情報要求16のIPアドレスに基づい
て、インターネット電話対応情報30を検索する。この
第2実施形態においては、図12に示すように、インタ
ーネット電話対応情報30に発呼元の名称情報36を追
加して格納する。そして、インターネット電話用サーバ
装置3は、インターネット電話対応情報30から当該I
Pアドレスに対応する各電話番号32,33と、発呼種
別35と、名称情報36とを抽出し、抽出した内容を発
呼元情報通知17として着呼側電話制御装置4に出力す
る。着呼側電話制御装置4は、この発呼元情報通知17
を入力して、当該着呼側電話制御装置4または着呼側電
話機5に発呼元情報を表示し、着呼側の利用者に発呼元
を認識可能にする。
【0050】図13は、着呼側電話制御装置4にて実行
される着呼時制御処理の処理内容を示したフローチャー
トである。同図において、インターネット回線網6を介
してインターネット電話を着呼すると、VoIP通信の
データパケットに含まれている発呼側電話制御装置2に
付与されたIPアドレスを取得する(ステップS50
0)。そして、この取得したIPアドレスをインターネ
ット電話用サーバ装置3に通知してインターネット電話
対応情報30を検索させるとともに、検索結果としての
発呼元情報を取得する。この発呼元情報には、上述した
ように各電話番号32,33と、発呼種別35と、発呼
元の名称情報36とが含まれている(ステップS50
5)。次に、発呼種別35が「なし」であるか「通常通
話」であるか「音声通報」であるかを判別する(ステッ
プS510)。
【0051】発呼種別35が「なし」の場合は、オンフ
ック状態にして通話を切断する(ステップS515)。
一方、発呼種別35が「通常通話」の場合は、発呼側電
話機1と着呼側電話機5とを接続して相互にインターネ
ット電話にて通話可能にする(ステップS520)。そ
して、このインターネット電話による通話が終了した
ら、オンフック状態にして通話を切断する(ステップS
525)。また、発呼種別35が「音声通報」の場合
は、図14に示すように、着呼側電話制御装置4のスピ
ーカから発呼側電話機1から出力された音声信号を強制
的に音声出力18を出力する(ステップS530)。そ
して、この強制的な音声出力が終了したら、オンフック
状態にして通話を切断する(ステップS535)。ここ
で、この着呼時制御処理のステップS505にて取得さ
れた発呼元情報に基づいて表示される発呼元情報の一例
を図15に示す。
【0052】この表示は着呼側電話制御装置4または着
呼側電話機5に接続される表示装置によって異なる。本
実施形態においては一例として表示内容を公衆回線電話
番号「0123456789」、インターネット電話番
号「4444」、名称「山田太郎(ヤマタ゛ タロウ)」として
いる。1.は半角2行表示可能な場合を示している。か
かる場合は上段に公衆回線電話番号あるいはインターネ
ット電話番号を表示し、下段に名称を半角で表示する。
2.は半角1行表示可能な場合を示している。かかる場
合は名称の半角表示、公衆回線電話番号、インターネッ
ト電話番号を交互に表示する。3.は発呼元の電話番号
が非通知設定されている場合を示している。かかる場合
は名称を半角表示する。4.は公衆回線電話の着呼の場
合を示している。かかる場合は公衆回線を示す表示を行
なう。ここで、5.のように全角表示可能な場合は名称
を全角で表示したりすることが可能になる。
【0053】(8)まとめ:このように、発呼側電話制
御装置2にて発呼側電話機1からの発呼10をインター
ネット電話用サーバ装置3に格納されたインターネット
電話対応情報30を利用して適宜インターネット電話ま
たは公衆回線電話に切り換えることができるため、利用
者は明示的にインターネット電話への切り換えを指示す
る必要がなくなり、インターネット電話を掛ける際の操
作を簡素化することが可能になる。また、インターネッ
ト電話の発呼元を識別可能な名称情報36をインターネ
ット電話対応情報30に含めることによって、着呼側電
話制御装置4にてインターネット電話の着呼時に当該名
称情報を表示させることができ、受話前に相手先を確認
することがより容易になる。また、一方的な音声発信に
よる自動音声出力によって、重要な情報を受話動作なく
聞くことが可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明にかかる第1実施形態の電話制御システ
ムの構成を示したシステム構成図である。
【図2】発呼側電話制御装置2の内部構成を示したブロ
ック構成図である。
【図3】インターネット電話対応情報のデータ構成を示
した構成図である。
【図4】ダイヤル時における当該発呼側電話制御装置2
の内部動作を示した動作図である。
【図5】VoIP通信が実行される発呼側電話制御装置
2の内部動作を示した動作図である。
【図6】公衆回線通信が実行される発呼側電話制御装置
2の内部動作を示した動作図である。
【図7】起動時処理の処理内容を示したフローチャート
である。
【図8】自動認識発呼処理の処理内容を示したフローチ
ャートである。
【図9】サーバ照合処理の処理内容を示したフローチャ
ートである。
【図10】存在確認処理の処理内容を示したフローチャ
ートである。
【図11】第2実施形態の電話制御システムの構成を示
したシステム構成図である。
【図12】インターネット電話対応情報のデータ構成を
示した構成図である。
【図13】着呼時制御処理の処理内容を示したフローチ
ャートである。
【図14】強制的に音声出力する際の電話制御システム
の構成を示したシステム構成図である。
【図15】発呼元情報の表示の一例を示した図である。
【符号の説明】
100…電話制御システム 1…発呼側電話機 2…発呼側電話制御装置 3…インターネット電話用サーバ装置 4…着呼側電話制御装置 5…着呼側電話機 6…インターネット回線網 7…公衆回線網 10…発呼 11…IPアドレス検索指示 12…着呼側電話番号検索指示 13…VoIP通信 14…公衆回線通話 15…着呼
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 浦田 大輔 愛知県名古屋市北区清水五丁目37−21− 102 Fターム(参考) 5K051 AA08 BB01 CC01 CC02 FF11 GG03 GG06 JJ04 5K101 LL00 MM06 QQ09 QQ11 RR04

Claims (21)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電話番号とインターネット電話可能なI
    Pアドレスとの対応情報を格納するサーバ装置に相互通
    信可能なネットワークを介して接続される電話制御装置
    であって、 接続する電話機から発呼された電話番号を入力する電話
    番号入力手段と、 上記入力した電話番号を上記サーバ装置に通知して上記
    対応情報に同電話番号に対応するIPアドレスが存在す
    るか否かを判別させる判別手段と、 上記電話番号に対応するIPアドレスが存在すると判別
    された場合に同IPアドレスを取得しつつ上記発呼を同
    IPアドレスに基づいてインターネット回線に接続可能
    に切り替えるとともに、同電話番号に対応するIPアド
    レスが存在しないと判別された場合に同発呼を公衆電話
    回線に接続可能に切り替える接続制御手段とを具備する
    ことを特徴とする電話制御装置。
  2. 【請求項2】 上記接続制御手段は、上記インターネッ
    ト回線に接続可能に切り替えるに際して、上記電話機か
    ら出力される音声信号をインターネット電話可能なデー
    タパケットに変換する変換手段を有することを特徴とす
    る上記請求項1に記載の電話制御装置。
  3. 【請求項3】 上記判別手段は、上記電話番号入力手段
    にて入力した電話番号についての判別結果を履歴情報と
    して記憶する電話番号履歴手段を有し、上記電話番号入
    力手段にて入力した電話番号をサーバ装置に通知する前
    に上記電話番号履歴手段を参照して、同電話番号がイン
    ターネット電話可能であるか否かの判別を行なうことを
    特徴とする上記請求項1または請求項2のいずれかに記
    載の電話制御装置。
  4. 【請求項4】 上記電話番号履歴手段は、上記インター
    ネット回線に接続可能と判別された電話番号とIPアド
    レスとを対応させた履歴情報を記憶することを特徴とす
    る上記請求項3に記載の電話制御装置。
  5. 【請求項5】 上記電話番号履歴手段は、公衆電話回線
    に接続可能と判別された電話番号の履歴情報を記憶する
    ことを特徴とする上記請求項3に記載の電話制御装置。
  6. 【請求項6】 上記発呼を上記インターネット回線に接
    続可能にするか上記公衆電話回線に接続可能にするかを
    指示する回線指示手段を備え、上記接続制御手段は、上
    記回線指示手段による指示に基づいて上記電話機からの
    発呼の接続を切り替えることを特徴とする上記請求項1
    〜請求項5のいずれかに記載の電話制御装置。
  7. 【請求項7】 上記対応情報は、一つの電話番号に対し
    て複数のIPアドレスが対応して格納されているととも
    に、上記接続制御手段は、上記電話番号に対応するIP
    アドレスが存在すると判別された場合に同複数のIPア
    ドレスを取得しつつ上記発呼を同複数のIPアドレスに
    基づいてインターネット回線に接続可能に切り替えるこ
    とを特徴とする上記請求項1〜請求項6のいずれかに記
    載の電話制御装置。
  8. 【請求項8】 上記接続制御手段は、インターネット回
    線に接続可能にするに際して、上記発呼を接続先の電話
    機側にて強制的に音声発信させる設定を実行する強制発
    呼手段を備えることを特徴とする上記請求項1〜請求項
    7のいずれかに記載の電話制御装置。
  9. 【請求項9】 上記強制発呼手段にて強制的な音声発信
    が設定された発呼を着呼した場合に、上記音声発信に基
    づく音声を強制的に出力する音声出力手段を備えること
    を特徴とする上記請求項8に記載の電話制御装置。
  10. 【請求項10】 上記対応情報には、上記インターネッ
    ト電話の着呼先からの設定による着呼先状態情報が格納
    されるとともに、上記接続制御手段は、この着呼先状態
    情報に基づいて、インターネット回線への接続を制御す
    ることを特徴とする上記請求項1〜請求項9のいずれか
    に記載の電話制御装置。
  11. 【請求項11】 インターネット電話の発呼元を示すI
    Pアドレスと同IPアドレスの発呼元を認識可能な所定
    の発呼元情報との対応情報を格納するサーバ装置に相互
    通信可能なネットワークを介して接続される電話制御装
    置であって、 着呼したインターネット電話のIPアドレスを取得する
    IPアドレス取得手段と、 上記取得したIPアドレスを上記サーバ装置に通知して
    上記対応情報に基づいて同IPアドレスに対応する上記
    発呼元情報を抽出させる発呼元情報抽出手段と、 上記抽出された発呼元情報を取得する発呼元情報取得手
    段と、 上記取得した発呼元情報を視認可能に表示する発呼元情
    報表示手段とを具備することを特徴とする電話制御装
    置。
  12. 【請求項12】 上記IPアドレスの発呼先を認識可能
    な発呼元情報は、上記発呼元の電話番号にて形成される
    ことを特徴とする上記請求項11に記載の電話制御装
    置。
  13. 【請求項13】 上記IPアドレスの発呼先を認識可能
    な発呼元情報は、上記発呼元の名称情報にて形成される
    ことを特徴とする上記請求項11に記載の電話制御装
    置。
  14. 【請求項14】 相互通信可能なネットワークを介して
    接続されるサーバ装置に格納される電話番号とインター
    ネット電話可能なIPアドレスとの対応情報に基づい
    て、電話機の発呼をインターネット回線および公衆電話
    回線の何れか一方に切り替える電話制御方法であって、 接続する電話機から発呼された電話番号を入力する電話
    番号入力工程と、 上記入力した電話番号を上記サーバ装置に通知して上記
    対応情報に同電話番号に対応するIPアドレスが存在す
    るか否かを判別させる判別工程と、 上記電話番号に対応するIPアドレスが存在すると判別
    された場合に同IPアドレスを取得しつつ上記発呼を同
    IPアドレスに基づいてインターネット回線に接続可能
    に切り替えるとともに、同電話番号に対応するIPアド
    レスが存在しないと判別された場合に同発呼を公衆電話
    回線に接続可能に切り替える接続制御工程とを具備する
    ことを特徴とする電話制御方法。
  15. 【請求項15】 相互通信可能なネットワークを介して
    接続されるサーバ装置に格納されるインターネット電話
    の発呼元を示すIPアドレスと同IPアドレスの発呼元
    を認識可能な所定の発呼元情報との対応情報に基づい
    て、インターネット電話の発呼元を表示させる電話制御
    方法であって、 着呼したインターネット電話のIPアドレスを取得する
    IPアドレス取得工程と、 上記取得したIPアドレスを上記サーバ装置に通知して
    上記対応情報に基づいて同IPアドレスに対応する上記
    発呼元情報を抽出させる発呼元情報抽出工程と、 上記抽出された発呼元情報を取得する発呼元情報取得工
    程と、 上記取得した発呼元情報を視認可能に表示する発呼元情
    報表示工程とを具備することを特徴とする電話制御方
    法。
  16. 【請求項16】 発呼側からの要求に基づいて同発呼さ
    れた電話番号がインターネット電話可能であるか否かを
    判別する電話制御用サーバ装置であって、 上記発呼側から発呼された電話番号を入力する電話番号
    入力手段と、 上記インターネット電話可能な電話番号とインターネッ
    ト電話を接続する際のIPアドレスとの対応情報を格納
    する対応情報格納手段と、 上記電話番号入力手段にて入力した電話番号に基づいて
    上記対応情報格納手段に格納されている対応情報を検索
    し同電話番号がインターネット電話可能であるか否かを
    判別する対応情報判別手段と、 上記対応情報判別手段にて判別された結果を上記発呼側
    に通知する判別結果通知手段とを具備することを特徴と
    する電話制御用サーバ装置。
  17. 【請求項17】 インターネット電話の着呼側からの要
    求に基づいて発呼側を認識可能な発呼元情報を抽出する
    電話制御用サーバ装置であって、 上記着呼側からインターネット電話にかかるIPアドレ
    スを入力するIPアドレス入力手段と、 上記インターネット電話可能なIPアドレスの発呼元を
    認識可能な所定の発呼元情報を格納する発呼元情報格納
    手段と、 上記IPアドレス入力手段にて入力したIPアドレスに
    基づいて上記発呼元情報を検索し上記発呼元情報を抽出
    する発呼元情報抽出手段手段と、 上記抽出した発呼元情報を上記着呼側に通知する発呼元
    情報通知手段とを具備することを特徴とする電話制御用
    サーバ装置。
  18. 【請求項18】 発呼側からの要求に基づいて、同発呼
    された電話番号がインターネット電話可能であるか否か
    を判別するインターネット電話判別方法であって、 上記発呼側から発呼された電話番号を入力する電話番号
    入力工程と、 上記電話番号入力工程にて入力した電話番号に基づい
    て、格納される上記インターネット電話可能な電話番号
    とインターネット電話を接続する際のIPアドレスとの
    対応情報を検索し同電話番号がインターネット電話可能
    であるか否かを判別する対応情報判別工程と、 上記対応情報判別工程にて判別された結果を上記発呼側
    に通知する判別結果工程とを具備することを特徴とする
    インターネット電話判別方法。
  19. 【請求項19】 インターネット電話の着呼側からの要
    求に基づいて発呼側を認識可能な発呼元情報を抽出し、
    同発呼元情報を着呼側に通知するインターネット電話発
    呼元情報通知方法であって、 上記着呼側からインターネット電話にかかるIPアドレ
    スを入力するIPアドレス入力工程と、 上記インターネット電話可能なIPアドレスの発呼元を
    認識可能な所定の発呼元情報を格納する発呼元情報格納
    手段と、 上記IPアドレス入力工程にて入力したIPアドレスに
    基づいて、格納される上記インターネット電話可能なI
    Pアドレスの発呼元を認識可能な所定の発呼元情報を検
    索し上記発呼元情報を抽出する発呼元情報抽出工程と、 上記抽出した発呼元情報を上記着呼側に通知する発呼元
    情報通知工程とを具備することを特徴とするインターネ
    ット電話発呼元情報通知方法。
  20. 【請求項20】 電話機から発呼された電話番号を電話
    機制御装置からサーバ装置に入力させ、同サーバ装置に
    て発呼された電話番号がインターネット電話可能である
    か否かを判別し、この判別に基づいて上記電話制御装置
    にて上記発呼のインターネット電話および公衆回線電話
    への接続を制御する電話制御システムであって、 上記電話制御装置は、 上記発呼された電話番号を上記サーバ装置に通知する電
    話番号通知手段と、 上記サーバ装置での判別結果を入力し、同入力した判別
    結果に基づいて上記発呼をインターネット電話回線ある
    いは公衆電話回線の何れか一方に接続する接続制御手段
    とを有し、 上記サーバ装置は、 上記電話番号とインターネット電話可能なIPアドレス
    との対応情報を格納する対応情報格納手段と、 上記電話番号通知手段にて通知された電話番号を入力す
    る電話番号入力手段と、 上記通知された電話番号に基づいて上記対応情報を検索
    し同電話番号がインターネット電話可能か否かを判別す
    る電話番号判別手段と、 上記判別結果を上記電話制御装置に通知する判別結果通
    知手段とを有することを特徴とする電話制御システム。
  21. 【請求項21】 インターネット電話を着呼した電話制
    御装置からこの着呼したIPアドレスをサーバ装置に入
    力し、同サーバ装置にて着呼したIPアドレスを認識可
    能な所定の発呼元情報を抽出して上記電話制御装置にて
    同発呼元情報を表示させる電話制御システムであって、 上記電話制御装置は、 上記着呼したインターネット電話のIPアドレスを上記
    サーバ装置に通知するIPアドレス通知手段と、 上記サーバ装置にて抽出された上記発呼元情報を取得す
    る発呼元情報取得手段と、 上記サーバ装置から取得した発呼元情報を視認可能に表
    示する発呼元情報表示手段とを有し、 上記サーバ装置は、 上記インターネット電話にかかるIPアドレスとこのI
    Pアドレスの発呼元を認識可能な上記発呼元情報との対
    応情報を格納する対応情報格納手段と、 上記通知されたIPアドレスに基づいて上記対応情報を
    検索し同IPアドレスに対応する上記発呼元情報を抽出
    する発呼元情報抽出手段と、 上記抽出した発呼元情報を上記電話制御装置にて取得可
    能に通知する発呼元情報通知手段とを有することを特徴
    とする電話制御システム。
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