JP2003303114A - セキュリティ保全システム及びusbキー - Google Patents

セキュリティ保全システム及びusbキー

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JP2003303114A
JP2003303114A JP2002317984A JP2002317984A JP2003303114A JP 2003303114 A JP2003303114 A JP 2003303114A JP 2002317984 A JP2002317984 A JP 2002317984A JP 2002317984 A JP2002317984 A JP 2002317984A JP 2003303114 A JP2003303114 A JP 2003303114A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明は、コンピュータウィルスの侵入防止
のために、ブラウザー及びメーラーの設定をセキュリテ
ィのレベルに応じて容易に変更でき、パソコンの状態に
応じてセキュリティホールの状況を診断し、そのセキュ
リティホールに対して容易にパッチを当てることができ
るセキュリティ保全システム及びUSBキーを提供す
る。 【解決手段】 USBキー内のプログラムが、ブラウザ
ー及びメーラーの設定をセキュリティのレベルに応じて
変更し、またPCの状態をチェックしてWebサーバ3
に出力し、Webサーバ3は、当該PC状態に応じて最
新のパッチが当てられているか否かを診断してPC向け
に表示し、パッチが当てられていなければガイダンスに
従ってパッチを当てるよう促すセキュリティ保全システ
ム及びUSBキーである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、USB(Universa
l Serial Bus)キーを用いたセキュリティ保全システム
に係り、特に、ブラウザー及びメーラーの設定を簡易に
変更することでコンピュータウィルスの侵入を防止する
と共に、パソコンのOS(Operating System)における
セキュリティホールにパッチを当てることを手助けする
セキュリティ保全システム及びUSBキーに関する。
【0002】
【従来の技術】インターネットにアクセスした際に、パ
ーソナルコンピュータ(パソコン:PC)のセキュリテ
ィホールを狙って、コンピュータウィルスが侵入するこ
とがある。このため、OS提供会社は、コンピュータウ
ィルスの侵入を防ぐために、そのセキュリティホールに
パッチを当てるための情報及びパッチ用プログラムを提
供している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、OS提
供会社の提供する情報に従ったブラウザー及びメーラー
の設定変更は、パソコン初心者には難しく、設定変更を
うまく行うことができないという問題点があった。ま
た、セキュリティホールにパッチを当てるプログラムは
提供されているものの、実際のパッチを当てる作業はパ
ソコン初心者には難しく、容易にパッチを当てることが
できないという問題点があった。更に、PCユーザは、
定期的にOS提供会社の情報にアクセスして自機を最新
のセキュリティ保全状態としなければならず、メンテナ
ンスが面倒であるとの問題点があった。
【0004】本発明は上記実情に鑑みて為されたもの
で、コンピュータウィルスの侵入を防ぐために、パソコ
ン初心者でもブラウザー及びメーラーの設定をセキュリ
ティのレベルに応じて容易に変更できるUSBキーを提
供することを目的とする。
【0005】また、本発明の別の目的は、パソコンの状
態に応じてセキュリティホールの状況を診断し、そのセ
キュリティホールに対してパソコン初心者でも容易にパ
ッチを当てることができるセキュリティ保全システム及
びUSBキーを提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記従来例の問題点を解
決するための本発明は、コンピュータのUSBポートに
接続されるUSBキーにおいて、USBポートにUSB
キーが差し込まれた状態で、コンピュータに搭載されて
いるブラウザー又はメーラー若しくは双方のセキュリテ
ィに関する設定ファイルを退避し、予め用意されたセキ
ュリティを向上させる設定ファイルに変更し、USBキ
ーをUSBポートから抜き出す際の処理において変更し
た設定ファイルを前記退避した設定ファイルに戻すコン
ピュータプログラムを記録するものであり、当該USB
キーでブラウザー、メーラーの設定ファイルを容易にセ
キュリティを向上させるための設定ファイルに変更で
き、更にUSBキーを抜き出す際には、設定を簡単に元
に戻すことができる。
【0007】本発明は、上記USBキーにおいて、変更
可能な設定ファイルが、ユーザの指定により設定事項を
セキュリティの程度に応じて変更可能としたものであ
り、セキュリティの程度によって細かく設定事項をユー
ザが指定できる。
【0008】本発明は、コンピュータのUSBポートに
接続されるUSBキーにおいて、USBポートにUSB
キーが差し込まれた状態で、コンピュータに搭載された
OSの状態をチェックし、当該OSに関する情報を予め
記憶するURLのサイトに接続し、その情報を当該サイ
トのウェブサーバに出力するコンピュータプログラムを
記憶するものであり、USBキーが挿入されたコンピュ
ータのOSの状態をウェブサーバに容易に提供できる。
【0009】本発明は、セキュリティ保全システムにお
いて、上記USBキーから提供されたOSに関する情報
に対して、ウェブサーバが、当該OSのセキュリティホ
ールに最新のパッチが当てられているか否かを診断し、
最新のパッチが当てられていればその旨を表示し、最新
のパッチが当てられていなければ当該パッチを当てるた
めのガイダンスを表示するものであり、ウェブサーバに
よるコンピュータのOSの状態を診断することで、ユー
ザはコンピュータの安全性を容易に認識でき、コンピュ
ータを常に最新のセキュリティ状態としておくことがで
きる。
【0010】本発明は、上記セキュリティ保全システム
において、USBキーがコンピュータのUSBポートに
差し込まれている状態で、当該コンピュータの電源がオ
ンとなると、コンピュータはUSBキー内のURLにア
クセスしてOSに関する情報をウェブサーバに提供する
ものであり、コンピュータの電源オン時には必ずOSの
状態が診断され、コンピュータのセキュリティを向上さ
せることができる。
【0011】本発明は、上記セキュリティ保全システム
において、ウェブサーバが、表示の際に、セキュリティ
ホールに関する情報、コンピュータウィルス及びワクチ
ンソフトに関する情報も表示するものであり、ユーザは
コンピュータの安全性を容易に認識できるだけでなく、
セキュリティに関連する情報もウェブサイトから得るこ
とができる。
【0012】本発明は、コンピュータのUSBポートに
接続されるUSBキーであって、USBポートにUSB
キーが差し込まれた状態で、コンピュータに搭載されて
いるブラウザー又はメーラー若しくは双方のセキュリテ
ィに関する設定ファイルをコピーし、当該USBキー内
に記憶するURLにアクセスして当該コンピュータのO
Sに関する情報及びコピーした設定ファイルをウェブサ
ーバに提供し、OSに関する情報とコピーした設定ファ
イルからウェブサーバが用意したセキュリティに関する
設定ファイルをコンピュータで使用可能とするコンピュ
ータプログラムを記録するものであり、コンピュータの
OSの状態とセキュリティの設定ファイルの内容から適
正な設定ファイルをウェブサーバより取得できる。
【0013】本発明は、セキュリティ保全システムにお
いて、請求項7記載のUSBキーから提供されたOSに
関する情報及びコピーした設定ファイルに対して、当該
OSに関する情報に対して当該コピーした設定ファイル
がセキュリティ確保できる内容であるか判断し、セキュ
リティ確保できないものであれば、セキュリティ確保で
きる設定ファイルをコンピュータに対して提供するウェ
ブサーバを有するものであり、コンピュータにおけるセ
キュリティをチェックしてセキュリティを確保できる。
【0014】本発明は、上記セキュリティ保全システム
において、USBキーがコンピュータのUSBポートに
差し込まれている状態で、当該コンピュータの電源がオ
ンとなると、コンピュータはUSBキー内に記憶するU
RLにアクセスしてOSに関する情報及びコピーしたセ
キュリティに関する設定ファイルをウェブサーバに提供
するものであり、コンピュータの電源オン時には必ずO
Sの状態及びセキュリティに関する設定ファイルの内容
が診断され、コンピュータのセキュリティを向上させる
ことができる。
【0015】本発明は、上記USBキーにおいて、変更
する設定ファイルの設定内容は、規定値としてセキュリ
ティが最高レベルとなるよう設定されているものであ
り、コンピュータウィルス感染を防止できる。
【0016】本発明は、上記USBキーにおいて、新規
プロセスが発生すると、当該プロセスがレジストリに正
規に登録されているか否かを検索し、正規に登録されて
いれば当該プロセスを動作させ、正規に登録されていな
ければ当該プロセスを動作させないプロセス監視機能を
備えたものであり、コンピュータウィルス感染を防止で
きる。
【0017】本発明は、上記USBキーにおいて、OS
に関する情報の問い合わせに対してOSに関する情報の
出力を停止するロック機能を備えたものであり、コンピ
ュータウィルスの侵入を防止できる。
【0018】本発明は、上記USBキーにおいて、特定
サイトにアクセスし、ファイルのウィルス感染をチェッ
クし、当該ファイルをオンラインバックアップする機能
を備えたものであり、コンピュータウィルス感染が予想
されるファイルをチェックでき、感染の予想される若し
くは感染したファイルをオンラインで外部に記憶させる
ことで、コンピュータを保全できる。
【0019】本発明は、上記USBキーにおいて、コン
ピュータのシステム領域への不正アクセスを禁止する機
能と、新規ファイルの自動作成を禁止する機能と、コン
ピュータの記憶装置内のファイルへの不正アクセスを禁
止する機能とを備えたものであり、コンピュータウィル
ス感染を防止できる。
【0020】本発明は、上記USBキーにおいて、コン
ピュータのメモリ常駐を不許可とした上で、ファイル内
容をテキストに変換してコンピュータで表示させる機能
を備えたものであり、コンピュータウィルスに感染した
ファイルの内容をテキストで確認できる。
【0021】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態について図面
を参照しながら説明する。本発明の実施の形態に係るU
SBキーは、パソコン(PC)に搭載されたブラウザー
及びメーラーの設定を、コンピュータウィルスの侵入を
防止するよう変更するプログラムを記憶しており、US
BポートにそのUSBキーが差し込まれている時は、そ
のプログラムに従ってPCが動作してブラウザー等の設
定を変更し、USBキーを抜き出す際には、変更前の設
定に戻すものであり、USBキー挿入時に設定変更を容
易に行い、セキュリティを向上させることができるもの
である。
【0022】また、本発明の実施の形態に係るUSBキ
ーを用いたセキュリティ保全システムは、USBキー内
のプログラムがPCの状態をチェックしてWebサーバ
3に出力し、Webサーバ3は、当該PC状態に応じて
最新のパッチが当てられているか否かを診断してPC向
けに表示し、パッチが当てられていなければガイダンス
に従ってパッチを当てるよう促すようにしているので、
ユーザはPCの最新状況を知ることができ安心であり、
また、ガイダンスに従うと容易にパッチを当てることが
でできるものである。
【0023】本発明の実施の形態に係るセキュリティ保
全システムの構成について図1を参照しながら説明す
る。図1は、本発明の実施の形態に係るセキュリティ保
全システムの構成ブロック図である。本発明の実施の形
態に係るセキュリティ保全システム(本システム)は、
図1に示すように、USBキー1と、パソコン(PC)
2と、ウェブ(Web)サーバ3とを有している。US
Bキー1は、PC2のUSBポートに挿入されるもので
ある。PC2は、インターネットを介してWebサーバ
3に接続可能となっている。
【0024】本システムにおける各部を具体的に説明す
る。USBキー1は、以下に説明するプログラムとデー
タを記憶している。USBキー1に記憶されているプロ
グラムは、(1)ブラウザー及びメーラーの設定変更を
行うためのプログラム、(2)Webサーバ3にアクセ
スするための制御を行うプログラム、(3)自PCの状
態をチェックし、その情報をWebサーバ3に出力する
プログラムである。また、USBキー1に記憶されてい
るデータは、(1)ブラウザー及びメーラーの設定ファ
イル、(2)WebサーバにアクセスするためのURL
(UniformResource Locator)であり、また、設定変更
前の元の設定ファイルが一時的に記憶される。
【0025】PC2は、USBキー1内のプログラムを
動作させるコンピュータで、ブラウザー及びメーラーの
設定ファイルを変更し、また、自機のOS状態をチェッ
クして、その状態に関するデータを、インターネットを
介してWebサーバ3にアクセスして出力する。
【0026】Webサーバ3は、OS提供会社のセキュ
リティホールに関する情報、コンピュータウィルス及び
ワクチンソフトに関する情報を提供する。また、Web
サーバ3は、PC2からそのOSの状態に関するデータ
を受け取ると、そのOSが最新のセキュリティ状態とな
っているか否かを判断(診断)し、OS提供会社からパ
ッチ用プログラムが提供されているにも拘わらず、その
OSにはパッチ用プログラムが当てられていない(最新
のセキュリティ状態ではない)ものであると、パッチ用
プログラムでパッチを当てる操作をWeb上でガイダン
ス表示する。
【0027】従って、Webサーバ3は、PC2のOS
の種類に応じて診断を行い、またOSの状態に応じたガ
イダンス表示を行う。PC2のユーザは、当該ガイダン
スに従ってパッチ用プログラムをPC2にダウンロード
してパッチを当てるようにすれば、初心者でも容易にそ
の作業を行うことができる。
【0028】次に、本システムの動作について図2〜図
4を参照しながら説明する。図2は、ブラウザー及びメ
ーラーの設定変更の処理を示すフロー図であり、図3
は、OS状態をチェックして提供する処理を示すフロー
図であり、図4は、Webサーバ3における処理を示す
フロー図である。
【0029】図2に示すように、USBキー1内のブラ
ウザー及びメーラーの設定ファイルを変更するプログラ
ムは、PC2内で起動し(S1)、設定変更用のインタ
ーフェースを表示する(S2)。次に、PC2のユーザ
によって設定指示の入力が行われ(S3)、現在の設定
ファイルをUSBキー1内に退避する(S4)。
【0030】次に、処理S3における指示に従って変更
された設定ファイルで書き替える(S5)。書き替え
は、予めUSBキー1内に変更用の設定ファイルが記憶
されており、処理S3によってユーザがセキュリティの
程度に応じて設定事項を指定して変更用の設定ファイル
を作成し、その変更用の設定ファイルとブラウザー等に
既に記憶されている設定ファイルとを置き換えるという
ものである。
【0031】そして、PC2からプログラム終了の指示
が入力されると(S6)、処理S4でUSBキー1内に
退避した元の設定ファイルに戻す処理を行う(S7)。
そして、プログラムが終了する(S8)。このようにし
て、PC2内のブラウザー及びメーラーの設定ファイル
の変更を初心者でも容易に行うことができる。
【0032】次に、図3を用いてPC2のOS状態チェ
ック及びそのデータの提供について説明する。図3に示
すように、USBキー1内のOS状態チェック及びデー
タ提供のプログラムが起動されると(S11)、OSの
状態をチェックする(S12)。OS状態チェックは、
当該プログラムがOSの種類、バージョンアップされた
ファイル等を参照し、PC2の現在のOSに関するデー
タ(PC状態情報)を取得し、USBキー1内に一時的
に記憶する。
【0033】そして、PC2は、USBキー1内に記憶
しているURLにインターネット経由でアクセスし(S
13)、Webサーバ3に一時的に記憶したPC状態情
報を提供する(S14)。これで、PC2側の処理を終
了する(S15)。ここで、Webサーバ3へのアクセ
スは、PC2にUSBキー1が挿入された状態で、PC
2の電源がオンになると、自動的に行うようにしてもよ
いし、PC2でUSBキー1内のプログラムを起動して
手動にて行うようにしてもよい。
【0034】次に、PC2からPC状態情報を入力した
Webサーバ3の処理について図4を用いて説明する。
図4に示すように、PC2からPC状態情報を入力した
Webサーバ3は処理を開始し(S21)、PC状態情
報に示されたPC状態(当該PCのOSの状態)に応じ
た情報を参照する(S22)。具体的には、提供される
PC状態情報からOSの種類、バージョンアップ状況を
認識し、当該PCにおける現在のOSに関するセキュリ
ティホール及びパッチに関する情報を参照する。
【0035】そして、PC状態情報からPC2における
OSの全てのセキュリティホールにパッチが当てられて
いるか否かを判断(診断)し(S23)、パッチが当て
られていなければ(Noの場合)、パッチが当てられて
いないセキュリティホールにパッチを当てるガイダンス
を出力し(S24)、そのガイダンスに従ってユーザに
はパッチ当てを行わせる。また、パッチが当てられてい
れば(Yesの場合)、パッチが当てられている旨をP
C2向けに表示する(S25)。
【0036】このように、PC2は、USBキー1が差
し込まれている状態であれば、Webサーバ3にアクセ
スして当該PCの状態を報告し、Webサーバ3では、
報告(提供)されたPC状態から現在の状況が最新の状
態にてパッチが当てられているか否かを知らせることが
でき、パッチが当てられていなければ、操作ガイダンス
に従ってパッチを当てる作業を容易に行うことができ
る。つまり、ユーザは、PC2のOSに対して安全性を
容易に認識できるものである。
【0037】尚、Webサーバ3にアクセスした時に
は、PC2の状態の診断結果を表示するだけでなく、関
連するコンピュータウィルス及びワクチンソフトウェア
の最新情報も表示すると、PCユーザにとってネットワ
ークのセキュリティ関連の最新情報を知ることができて
便利である。
【0038】また、本発明の別の実施の形態に係るセキ
ュリティ保全システム(別のシステム)について説明す
る。この別のシステムは、構成としては図1のものと同
様であるが、USBキー1内のプログラムの動作が本シ
ステムのものと異なっている。別のシステムは、USB
キー1がPC2に挿入された状態で、USBキー1内の
プログラムを動作させると、そのプログラムがUSBキ
ー1内に記述されたURL及びUSBキー1の装置ID
を読み込み、更にPC2におけるOSに関する情報とセ
キュリティに関する設定ファイルのコピーを読み込み、
上記URLの示すサイトにアクセスしてUSBキーの装
置ID、OSに関する情報及び設定ファイルのコピーを
送信する。
【0039】サイトを管理するサーバ3は、PC2から
受信したUSBキー1の装置IDから登録されたユーザ
を特定し、サーバ3で管理するユーザのOSに関する情
報と受信したOSに関する情報とを比較し、OSの状態
に変化があったか否かをチェックする。
【0040】また、サーバ3は、受信した設定ファイル
のコピーを参照し、OSの状態の関係からセキュリティ
上で問題のない設定ファイルであるか否かチェックす
る。セキュリティ上問題があれば、適正な設定ファイル
をPC2にダウンロード可能とする。若しくは、適正な
設定ファイルの内容となるようサイト上でガイダンス表
示を行い、ユーザ自身に設定ファイルの内容を変更させ
ることもできる。
【0041】別のシステムにおけるUSBキー1内に記
憶された起動プログラムについて図5を参照しながら説
明する。図5は、本発明の実施の形態に係る別のセキュ
リティ保全システムのUSBキー内における起動プログ
ラムの処理の流れを示すフローチャートである。別のシ
ステムにおけるUSBキー1に記憶された起動プログラ
ムは、図5に示すように、起動される(S31)と、U
SBキー1内に記憶されたURL、USBキー1内の装
置IDを読み込み(S32)、更にPC2のハードディ
スクにアクセスしてOSに関する情報を取得し(S3
3)、セキュリティの設定ファイルをコピーする(S3
4)。
【0042】次に、プログラムは、読み込んだURLで
サーバ3へのアクセスを行い(S35)、サーバ3へ装
置のID、OSに関する情報、それにコピーした設定フ
ァイルを提供する(S36)。
【0043】そして、プログラムは、サーバ3から提供
された設定ファイルをダウンロードして(S37)、U
SBキー1内に記憶する。このようにして、サーバ3に
対する処理を終了する(38)。
【0044】そして、プログラムは、PC2内に設定さ
れているセキュリティの設定ファイルを退避し、そのダ
ウンロードした設定ファイルを用いてインターネットへ
のアクセス、またメールの送受信を行う。
【0045】これに対して、サーバ3での処理について
図6を参照しながら説明する。図6は、本発明の別の実
施の形態に係るセキュリティ保全システムにおけるサー
バ3での処理の流れを示すフローチャートである。サー
バ3は、図6に示すように、PC2からアクセスされ
(S41)、装置ID、OSに関する情報、セキュリテ
ィの設定ファイルのコピーを受信する(S42)と、当
該装置IDからユーザを特定し(S43)、サーバ3で
管理するユーザのOSに関する情報と受信したOSに関
する情報を比較し(S44)、一致するか否かの判定を
行う(S45)。
【0046】OSのバージョンアップが為されていれ
ば、不一致が生じるので、不一致の場合(Noの場
合)、サーバ3で管理しているユーザのOSに関する情
報を受信したOSに関する情報で更新する(S46)。
尚、一致する場合(Yesの場合)、情報の更新は行わ
ない。
【0047】次に、不一致の場合に更新されたOSに関
する情報、若しくは一致の場合は更新されないOSに関
する情報に基づいて、サーバ3はセキュリティの設定フ
ァイルの内容を参照し、当該OSに対する十分なセキュ
リティが確保されているか判断する(S47)。その設
定ファイルでセキュリティが確保されていれば(Yes
の場合)、ユーザのPC2の画面に十分なセキュリティ
であり、ダウンロード不要の旨を表示させる(S4
8)。十分なセキュリティが確保されていなければ(N
oの場合)、セキュリティが確保された安全な設定ファ
イルをユーザのPC2にダウンロード可能に提供する
(S49)。そして、処理を終了する。
【0048】上記別のシステムでは、PC2で現在使用
されているセキュリティの設定ファイルをそのOSに関
する情報との関連でセキュリティが確保されているか否
かをサーバ3が判断しているので、USBキー1を装着
したPC2では、現在の利用状況に対するセキュリティ
を確保でき、新たに登場するOSのセキュリティホール
を突いた攻撃に対応できる。
【0049】尚、上記別のシステムでは、USBキー1
内のプログラムをユーザが動作させることでセキュリテ
ィの確保を実現しているが、PC2にUSBキー1が挿
入された状態でPC2が電源オンとなった時に、オート
ラン機能を用いて自動的に当該プログラムを起動するよ
うにしてもよい。これにより、PC2の電源投入(オ
ン)時に、PC2のOSの状態及び設定ファイルの内容
を診断でき、セキュリティ確保された設定ファイルをP
C2に提供可能となるものである。
【0050】また、OSに関する情報との関係で、サー
バ3に提供したコピーのセキュリティに関する設定ファ
イルでは十分なセキュリティを確保できない場合に、安
全な設定ファイルに置き換えられるようダウンロード可
能としているが、サーバ3のサイトの画面上で、ユーザ
がセキュリティ関連の項目を選択しながらセキュリティ
の設定ファイルを作成するようにしてもよい。
【0051】尚、上記処理では、プログラムがサーバ3
にセキュリティの設定ファイルのコピーを送信するよう
にしているが、コピーを送信せず、OSに関する情報だ
けで、対応するセキュリティの設定ファイルをダウンロ
ード可能としてもよい。
【0052】
【実施例】次に、本発明の実施の形態に係るUSBキー
の一実施例を説明する。USBキー1には、PC2のU
SBポートに差し込んだ際に、セキュリティ設定に関す
るプログラムが自動的に起動するようプログラム化され
ている。自動起動によって図7に示す画面が表示され
る。図7は、本発明の実施の形態に係るセキュリティ設
定の画面の概略図である。
【0053】図7に示すように、セキュリティ設定の画
面は、複数のセキュリティに関する「チェックボック
ス」「セキュリティの選択バー」、それに「tmp read」
「拡張機能」「終了」のボタンが表示される。チェック
ボックスの「マクロ」は、オフィスソフトの機能を制限
し、マクロ型ウィルスの感染を防止するためのものであ
り、「スプリクト」は、Java(登録商標)スクリプトと
VBスクリプトの動作を制限するためのものであり、「JA
VA(登録商標)」は、その機能を停止するためのもので
あり、「cookie(登録商標)」は、その全ての機能を停
止するためのものであり、「memory」は、不正メモリア
クセスを禁止するためのものである。
【0054】また、「セキュリティの選択バー」は、バ
ーを「高」又は「低」方向に動かすことで、チェックボ
ックスの設定を自動的に行うものである。例えば、選択
バーが「低」であれば、チェックボックスの全てを制限
しないよう設定し、選択バーを「高」に動かすことで、
「マクロ」「スクリプト」の順に機能制限を設定し、選
択バーが「高」でチェックボックスの全てを制限する設
定にするものである。
【0055】セキュリティ設定の規定値は、選択バーが
「高」の位置、すなわち、チェックボックスの全ての機
能が制限された状態としている。これにより、ウィルス
対策が万全となるものである。
【0056】また、セキュリティ設定画面における「tm
p read」とは、ウィルスに感染していると思われるファ
イルの内容をテキストに変換して表示する機能である。
この機能を実行する際には、(1)システム領域への不
正アクセスを禁止し、(2)新規ファイルの自動作成を
禁止し、(3)ハードディスク(HDD)等の記憶装置
内のファイルへの不正アクセスを禁止して、メモリ常駐
を不許可とした上で、対象ファイルの内容をテキストと
して表示するものである。
【0057】上記(1)〜(3)の禁止機能は、本実施
例のUSBキー1の基本機能であり、USBキー1をP
C2のUSBポートに差し込んだ時に、それら機能が動
作するようになっている。この3つの禁止機能によっ
て、ウィルス感染を防止している。
【0058】次に、USBキー1の別の機能を説明す
る。USBキー1のセキュリティ関連のプログラムに
は、プロセス監視機能を備えている。プロセス監視機能
とは、正規にレジストリに登録されたプログラムをチェ
ックし、新規プロセスが発生すると、レジストリ内をサ
ーチし、正規プロセスか否かを判定し、正規プロセスで
なければ、そのプロセスを動作させないようにしたもの
である。これにより、正規でないプロセスの動作を停止
でき、ウィルス感染を防止できる。
【0059】また、USBキー1のセキュリティ関連の
プログラムには、ロック機能を備えている。ロック機能
とは、ウィルスが侵入してくる際に、PC2のOSのバ
ージョン情報を問い合わせてくることがあるが、その問
い合わせにOS情報を提供しないようにロックするもの
である。これにより、ウィルス侵入を防止できる。
【0060】また、USBキー1のセキュリティ関連の
プログラムには、メールに添付されたファイルやユーザ
が指定したファイルのウィルス感染をインターネットの
特定サイトにアクセスしてチェックを行い、そのファイ
ルをオンラインバックアップする機能を備えている。こ
の機能は、図7における「拡張機能」に含まれるもので
ある。これにより、ウィルス感染の予想されるファイル
をチェックでき、感染の予想される若しくは感染したフ
ァイルをオンラインで外部に記憶させることができ、P
C2を安全に保つことができる。
【0061】また、「拡張機能」の一つとして、オンラ
インウィルス駆除の機能がある。この機能を選択する
と、特定サイトにオンラインアクセスし、PC2のウィ
ルス駆除を行い、レポートを提供するものである。
【0062】また、USBキー1のセキュリティ関連の
プログラムには、最新のシステムとワクチンに関する情
報を提供するサイトにアクセス可能となっており、その
サイトのガイダンスに従うと簡単な操作でシステムとワ
クチンの更新ができるようになっている。
【0063】
【発明の効果】本発明によれば、USBポートにUSB
キーが差し込まれた状態で、コンピュータに搭載されて
いるブラウザー又はメーラー若しくは双方のセキュリテ
ィに関する設定ファイルを退避し、予め用意されたセキ
ュリティを向上させる設定ファイルに変更し、USBキ
ーをUSBポートから抜き出す際の処理において変更し
た設定ファイルを前記退避した設定ファイルに戻すコン
ピュータプログラムを記録するUSBキーとしているの
で、当該USBキーでブラウザー、メーラーの設定ファ
イルを容易にセキュリティを向上させるための設定ファ
イルに変更でき、更にUSBキーを抜き出す際には、設
定を簡単に元に戻すことができる効果がある。
【0064】本発明によれば、変更可能な設定ファイル
が、ユーザの指定により設定事項をセキュリティの程度
に応じて変更可能とした上記USBキーとしているの
で、セキュリティの程度によって細かく設定事項をユー
ザが指定できる効果がある。
【0065】本発明によれば、USBポートにUSBキ
ーが差し込まれた状態で、コンピュータに搭載されたO
Sの状態をチェックし、当該OSに関する情報を予め記
憶するURLのサイトに接続し、その情報を当該サイト
のウェブサーバに出力するコンピュータプログラムを記
憶するUSBキーとしているので、USBキーが挿入さ
れたコンピュータのOSの状態をウェブサーバに容易に
提供できる効果がある。
【0066】本発明によれば、上記USBキーから提供
されたOSに関する情報に対して、ウェブサーバが、当
該OSのセキュリティホールに最新のパッチが当てられ
ているか否かを診断し、最新のパッチが当てられていれ
ばその旨を表示し、最新のパッチが当てられていなけれ
ば当該パッチを当てるためのガイダンスを表示するセキ
ュリティ保全システムとしているので、ウェブサーバに
よるコンピュータのOSの状態を診断することで、ユー
ザはコンピュータの安全性を容易に認識でき、コンピュ
ータを常に最新のセキュリティ状態としておくことがで
きる効果がある。
【0067】本発明によれば、USBキーがコンピュー
タのUSBポートに差し込まれている状態で、当該コン
ピュータの電源がオンとなると、コンピュータはUSB
キー内のURLにアクセスしてOSに関する情報をウェ
ブサーバに提供する上記セキュリティ保全システムとし
ているので、コンピュータの電源オン時には必ずOSの
状態が診断され、コンピュータのセキュリティを向上さ
せることができる効果がある。
【0068】本発明によれば、ウェブサーバが、表示の
際に、セキュリティホールに関する情報、コンピュータ
ウィルス及びワクチンソフトに関する情報も表示する上
記セキュリティ保全システムとしているので、ユーザは
コンピュータの安全性を容易に認識できるだけでなく、
セキュリティに関連する情報もウェブサイトから得るこ
とができる効果がある。
【0069】本発明によれば、コンピュータのUSBポ
ートに接続されるUSBキーであって、USBポートに
USBキーが差し込まれた状態で、コンピュータに搭載
されているブラウザー又はメーラー若しくは双方のセキ
ュリティに関する設定ファイルをコピーし、当該USB
キー内に記憶するURLにアクセスして当該コンピュー
タのOSに関する情報及びコピーした設定ファイルをウ
ェブサーバに提供し、OSに関する情報とコピーした設
定ファイルからウェブサーバが用意したセキュリティに
関する設定ファイルをコンピュータで使用可能とするコ
ンピュータプログラムを記録するものであり、コンピュ
ータのOSの状態とセキュリティの設定ファイルの内容
から適正な設定ファイルをウェブサーバより取得できる
効果がある。
【0070】本発明によれば、請求項7記載のUSBキ
ーから提供されたOSに関する情報及びコピーした設定
ファイルに対して、当該OSに関する情報に対して当該
コピーした設定ファイルがセキュリティ確保できる内容
であるか判断し、セキュリティ確保できないものであれ
ば、セキュリティ確保できる設定ファイルをコンピュー
タに対して提供するウェブサーバを有するセキュリティ
保全システムとしているので、コンピュータにおけるセ
キュリティをチェックしてセキュリティを確保できる効
果がある。
【0071】本発明によれば、USBキーがコンピュー
タのUSBポートに差し込まれている状態で、当該コン
ピュータの電源がオンとなると、コンピュータはUSB
キー内に記憶するURLにアクセスしてOSに関する情
報及びコピーしたセキュリティに関する設定ファイルを
ウェブサーバに提供する上記セキュリティ保全システム
としているので、コンピュータの電源オン時には必ずO
Sの状態及びセキュリティに関する設定ファイルの内容
が診断され、コンピュータのセキュリティを向上させる
ことができる効果がある。
【0072】本発明によれば、変更する設定ファイルの
設定内容は、規定値としてセキュリティが最高レベルと
なるよう設定されている上記USBキーとしているの
で、コンピュータウィルス感染を防止できる効果があ
る。
【0073】本発明によれば、新規プロセスが発生する
と、当該プロセスがレジストリに正規に登録されている
か否かを検索し、正規に登録されていれば当該プロセス
を動作させ、正規に登録されていなければ当該プロセス
を動作させないプロセス監視機能を備えた上記USBキ
ーとしているので、コンピュータウィルス感染を防止で
きる効果がある。
【0074】本発明によれば、OSに関する情報の問い
合わせに対してOSに関する情報の出力を停止するロッ
ク機能を備えた上記USBキーとしているので、コンピ
ュータウィルスの侵入を防止できる効果がある。
【0075】本発明によれば、特定サイトにアクセス
し、ファイルのウィルス感染をチェックし、当該ファイ
ルをオンラインバックアップする機能を備えた上記US
Bキーとしているので、ウィルス感染が予想されるファ
イルをチェックでき、コンピュータウィルス感染の予想
される若しくは感染したファイルをオンラインで外部に
記憶させることで、コンピュータを保全できる効果があ
る。
【0076】本発明によれば、コンピュータのシステム
領域への不正アクセスを禁止する機能と、新規ファイル
の自動作成を禁止する機能と、コンピュータの記憶装置
内のファイルへの不正アクセスを禁止する機能とを備え
た上記USBキーとしているので、コンピュータウィル
ス感染を防止できる効果がある。
【0077】本発明によれば、コンピュータのメモリ常
駐を不許可とした上で、ファイル内容をテキストに変換
してコンピュータで表示させる機能を備えた上記USB
キーとしているので、コンピュータウィルスに感染した
ファイルの内容をテキストで確認できる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態に係るセキュリティ保全シ
ステムの構成ブロック図である。
【図2】ブラウザー及びメーラーの設定変更の処理を示
すフロー図である。
【図3】OS状態をチェックして提供する処理を示すフ
ロー図である。
【図4】Webサーバ3における処理を示すフロー図で
ある。
【図5】本発明の実施の形態に係る別のセキュリティ保
全システムのUSBキー内における起動プログラムの処
理の流れを示すフローチャートである。
【図6】本発明の別の実施の形態に係るセキュリティ保
全システムにおけるサーバでの処理の流れを示すフロー
チャートである。
【図7】本発明の実施の形態に係るセキュリティ設定の
画面の概略図である。
【符号の説明】
1…USBキー、 2…PC、 3…Webサーバ

Claims (15)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 コンピュータのUSBポートに接続され
    るUSBキーであって、 前記USBポートに前記USBキーが差し込まれた状態
    で、前記コンピュータに搭載されているブラウザー又は
    メーラー若しくは双方のセキュリティに関する設定ファ
    イルを退避し、予め用意されたセキュリティを向上させ
    る設定ファイルに変更し、前記USBキーを前記USB
    ポートから抜き出す際の処理において変更した設定ファ
    イルを前記退避した設定ファイルに戻すコンピュータプ
    ログラムを記録することを特徴とするUSBキー。
  2. 【請求項2】 変更可能な設定ファイルが、ユーザの指
    定により設定事項をセキュリティの程度に応じて変更可
    能であることを特徴とする請求項1記載のUSBキー。
  3. 【請求項3】 コンピュータのUSBポートに接続され
    るUSBキーであって、 前記USBポートに前記USBキーが差し込まれた状態
    で、コンピュータに搭載されたOSの状態をチェック
    し、当該OSに関する情報を予め記憶するURLのサイ
    トに接続し、前記情報を前記サイトのウェブサーバに出
    力するコンピュータプログラムを記憶することを特徴と
    するUSBキー。
  4. 【請求項4】 請求項3記載のUSBキーから提供され
    たOSに関する情報に対して、当該OSのセキュリティ
    ホールに最新のパッチが当てられているか否かを診断
    し、最新のパッチが当てられていればその旨を表示し、
    最新のパッチが当てられていなければ当該パッチを当て
    るためのガイダンスを表示するウェブサーバを有するこ
    とを特徴とするセキュリティ保全システム。
  5. 【請求項5】 USBキーがコンピュータのUSBポー
    トに差し込まれている状態で、当該コンピュータの電源
    がオンとなると、前記コンピュータは前記USBキー内
    に記憶するURLにアクセスしてOSに関する情報をウ
    ェブサーバに提供することを特徴とする請求項4記載の
    セキュリティ保全システム。
  6. 【請求項6】 ウェブサーバは、表示の際に、セキュリ
    ティホールに関する情報、コンピュータウィルス及びワ
    クチンソフトに関する情報も表示することを特徴とする
    請求項4又は5記載のセキュリティ保全システム。
  7. 【請求項7】 コンピュータのUSBポートに接続され
    るUSBキーであって、 前記USBポートに前記USBキーが差し込まれた状態
    で、前記コンピュータに搭載されているブラウザー又は
    メーラー若しくは双方のセキュリティに関する設定ファ
    イルをコピーし、当該USBキー内に記憶するURLに
    アクセスして当該コンピュータのOSに関する情報及び
    コピーした設定ファイルをウェブサーバに提供し、前記
    OSに関する情報と前記コピーした設定ファイルから前
    記ウェブサーバが用意したセキュリティに関する設定フ
    ァイルを前記コンピュータで使用可能とするコンピュー
    タプログラムを記録することを特徴とするUSBキー。
  8. 【請求項8】 請求項7記載のUSBキーから提供され
    たOSに関する情報及びコピーした設定ファイルに対し
    て、当該OSに関する情報に対して当該コピーした設定
    ファイルがセキュリティ確保できる内容であるか判断
    し、セキュリティ確保できないものであれば、セキュリ
    ティ確保できる設定ファイルをコンピュータに対して提
    供するウェブサーバを有することを特徴とするセキュリ
    ティ保全システム。
  9. 【請求項9】 USBキーがコンピュータのUSBポー
    トに差し込まれている状態で、当該コンピュータの電源
    がオンとなると、前記コンピュータは前記USBキー内
    に記憶するURLにアクセスしてOSに関する情報及び
    コピーしたセキュリティに関する設定ファイルをウェブ
    サーバに提供することを特徴とする請求項8記載のセキ
    ュリティ保全システム。
  10. 【請求項10】 変更する設定ファイルの設定内容は、
    規定値としてセキュリティが最高レベルとなるよう設定
    されていることを特徴とする請求項1又は2記載のUS
    Bキー。
  11. 【請求項11】 新規プロセスが発生すると、当該プロ
    セスがレジストリに正規に登録されているか否かを検索
    し、正規に登録されていれば当該プロセスを動作させ、
    正規に登録されていなければ当該プロセスを動作させな
    いプロセス監視機能を備えたことを特徴とする請求項1
    又は2、若しくは請求項10のいずれか記載のUSBキ
    ー。
  12. 【請求項12】 OSに関する情報の問い合わせに対し
    てOSに関する情報の出力を停止するロック機能を備え
    たことを特徴とする請求項11記載のUSBキー。
  13. 【請求項13】 特定サイトにアクセスし、ファイルの
    ウィルス感染をチェックし、当該ファイルをオンライン
    バックアップする機能を備えたことを特徴とする請求項
    11又は12記載のUSBキー。
  14. 【請求項14】 コンピュータのシステム領域への不正
    アクセスを禁止する機能と、新規ファイルの自動作成を
    禁止する機能と、コンピュータの記憶装置内のファイル
    への不正アクセスを禁止する機能とを備えたことを特徴
    とする請求項1又は2、若しくは請求項11乃至13の
    いずれか記載のUSBキー。
  15. 【請求項15】 コンピュータのメモリ常駐を不許可と
    した上で、ファイル内容をテキストに変換してコンピュ
    ータで表示させる機能を備えたことを特徴とする請求項
    14記載のUSBキー。
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