JP2003301756A - ディーゼルエンジン及びディーゼルエンジン運転方法 - Google Patents

ディーゼルエンジン及びディーゼルエンジン運転方法

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JP2003301756A
JP2003301756A JP2002105741A JP2002105741A JP2003301756A JP 2003301756 A JP2003301756 A JP 2003301756A JP 2002105741 A JP2002105741 A JP 2002105741A JP 2002105741 A JP2002105741 A JP 2002105741A JP 2003301756 A JP2003301756 A JP 2003301756A
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solenoid
switch
diesel engine
transistor
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Shoei Okajima
昭英 岡島
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 【解決手段】 燃料を燃焼室に供給する燃料噴射装置に
適用される電磁弁1を開閉することに利用されるソレノ
イド2と、ソレノイド2に直列に接続されるスイッチ6
と、ソレノイド2に直列に接続され、スイッチ6に並列
に接続される定電圧ダイオード8とを具備している。ス
イッチ6が導通から非導通になったときに、ソレノイド
2に蓄積されたエネルギーにより定電圧ダイオード8に
印加される電圧が瞬間的に大きく閾値電圧以上に増加す
る。このとき、定電圧ダイオード8は、電流を流してそ
のエネルギーを消費する。この結果、電磁弁1は、速く
閉じることができ、本発明によるディーゼルエンジン
は、燃費が向上し、アイドリング時の回転速度が安定
し、黒煙の排気を防止する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ディーゼルエンジ
ン及びディーゼルエンジン運転方法に関し、特に、燃料
を燃焼室に供給する燃料噴射装置に電磁弁が適用されて
いるディーゼルエンジン及びディーゼルエンジン運転方
法に関する。
【0002】
【従来の技術】ディーゼルを燃料として回転動力を生成
するディーゼルエンジンが広く用いられている。図6
は、公知のディーゼルエンジンに適用され、燃焼室に燃
料を供給する燃料噴射装置を示している。その燃料噴射
装置50は、電磁弁100、ポンプ51およびノズル5
2を備えている。ポンプ51は、燃料を加圧して電磁弁
100に供給する。電磁弁100は、供給された燃料を
所定の圧力に変換してノズル52に供給する。ノズル5
2は、電磁弁100から所定の圧力で出力される燃料を
図示されていない燃焼室に供給する。ディーゼルエンジ
ンは、供給される燃料を燃焼室で燃焼させたときに発生
する圧力をクランク軸の回転運動に変換する。このよう
な燃料噴射装置50は、燃焼室に燃料を適切な圧力で供
給することが望まれている。
【0003】図7は、電磁弁100を詳細に示してい
る。電磁弁100は、電磁弁100を開閉させるソレノ
イド102が直流電力を供給する電源端子103と接地
端子104とともに設けられている。ソレノイド102
は、電流が流れると、磁界を発生して電磁弁100を開
け、電流が遮断されると電磁弁100を閉じる。電源端
子103の電位は、外部の図示されていない電源から供
給される。接地端子104は電源端子103のリターン
グランドであり、接地端子104の電位は電源端子10
3の電位より24Vだけ低い。電磁弁100は、さら
に、トランジスタ105、回生ダイオード107および
制御装置109を備えている。
【0004】トランジスタ105は、ソレノイド102
と電源端子103との間に介設されている。回生ダイオ
ード107は、トランジスタ105と接地端子104と
の間に介設され、ソレノイド102に並列に接続されて
いる。制御装置109は、トランジスタ105に接続さ
れている。
【0005】トランジスタ105は、制御装置109か
ら送信される信号に基づいて、ソレノイド102と電源
端子103とを接続し、または、遮断するスイッチとし
て使用される。回生ダイオード107は、接地端子10
4の側の電位がトランジスタ105の側の電位より低い
ときに接地端子104とトランジスタ105との間に電
流を流さないで、接地端子104の側の電位がトランジ
スタ105の側の電位より高いときに接地端子104か
らソレノイド102に電流を流す。ソレノイド102
は、電流が遮断された瞬間に、その両端に電圧が大きく
増加するサージが発生する。回生ダイオード107は、
そのサージによる電圧によりトランジスタ105が故障
することを防止する。
【0006】制御装置109は、電磁弁100の動作を
制御し、スイッチング運転と、サージエネルギー吸収運
転とを切り換える。制御装置109は、スイッチング運
転で、図示されていない測定装置を用いてソレノイド1
02に流れる電流Isolを測定し、トランジスタ10
5を用いて電流Isolを制御する。すなわち、制御装
置109は、トランジスタ105を介して電源端子10
3からソレノイド102に流れる電流の導通・遮断を交
互に繰り返して、ソレノイド102に所定範囲の電流I
solを流す。たとえば、制御装置109は、その所定
範囲の上限に達したときに、トランジスタ105に電源
端子103からソレノイド102に流れる電流を遮断さ
せ、所定範囲の下限に達したときにトランジスタ105
に電源端子103からソレノイド102に電流を流れさ
せる。
【0007】制御装置は、サージエネルギー吸収運転で
は、トランジスタ105を介して電源端子103からソ
レノイド102に流れる電流を遮断する。ソレノイド1
02は、電流Isolが遮断された瞬間に、その両端に
電圧が大きく増加するサージが発生する。回生ダイオー
ド107は、電流を流すことにより、そのサージによる
電圧を下降させてトランジスタ105が故障することを
防止する。
【0008】図8は、ソレノイド102に流れる電流を
示している。その電流Isolは、スイッチング運転が
実行されているときには、所定の範囲に属している。さ
らに、電流Isolは、スイッチング運転からサージエ
ネルギー吸収運転に切り換わる時刻toffから下降
し、時刻toffから期間Δt後に0になる。すなわ
ち、電磁弁100は、閉じるときに、期間Δtだけ遅れ
る。このため、ディーゼルエンジンは、燃費が悪くな
り、排気中に黒煙が含まれ、アイドリング時の回転が不
安定になる。ディーゼルエンジンは、燃費が良く、排気
中の黒煙の量が少なく、アイドリング時の回転が安定し
ていることが望まれ、電磁弁は、速く閉じられることが
望まれている。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】本発明の課題は、燃費
を向上させるディーゼルエンジン及びディーゼルエンジ
ン運転方法を提供することにある。本発明の他の課題
は、排気中の黒煙の量を低減するディーゼルエンジン及
びディーゼルエンジン運転方法を提供することにある。
本発明のさらに他の課題は、アイドリング時の回転を安
定させるディーゼルエンジン及びディーゼルエンジン運
転方法を提供することにある。本発明のさらに他の課題
は、電磁弁の発熱をより低減するディーゼルエンジン及
びディーゼルエンジン運転方法を提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】以下に、[発明の実施の
形態]で使用される番号・符号を括弧付きで用いて、課
題を解決するための手段を説明する。これらの番号・符
号は、[特許請求の範囲]の記載と[発明の実施の形
態]の記載との対応を明らかにするために付加されたも
のであり、[特許請求の範囲]に記載されている発明の
技術的範囲の解釈に用いてはならない。
【0011】本発明によるディーゼルエンジンは、燃料
を燃焼室に供給する燃料噴射装置に適用される電磁弁を
開閉することに利用されるソレノイド(2)と、ソレノ
イド(2)に直列に接続されるスイッチ(6)と、ソレ
ノイド(2)に直列に接続され、スイッチ(6)に並列
に接続される定電圧ダイオード(8)とを具備してい
る。定電圧ダイオード(8)は、閾値電圧以上の逆電圧
が印加されたときに電流を流す。
【0012】スイッチ(6)が導通から非導通になった
ときに、ソレノイド(2)に蓄積されたエネルギーによ
り定電圧ダイオード(8)に印加される電圧が瞬間的に
大きく増加する。このとき、定電圧ダイオード(8)
は、電流を流してそのエネルギーを消費する。この結
果、電磁弁(1)は、速く閉じることができ、本発明に
よるディーゼルエンジンは、燃費が向上し、アイドリン
グ時の回転速度が安定し、黒煙の排気を防止する。
【0013】スイッチ(6)は、トランジスタであり、
閾値電圧は、トランジスタが耐えることができる電圧よ
り小さい。このとき、スイッチ(6)は、耐圧より大き
い電圧がかからないで、故障し難い。
【0014】本発明によるディーゼルエンジンは、さら
に、ソレノイド(2)のスイッチ(6)と反対側に直列
に接続される他のスイッチ(5)と、スイッチ(6)が
導通のときにスイッチ(5)の導通非導通を制御してソ
レノイド(2)に流れる電流を所定の範囲に制御する制
御装置(9)とを具備していることが好ましい。スイッ
チ(5)は、スイッチ(6)が遮断されているときに、
遮断される。
【0015】本発明によるディーゼルエンジンは、さら
に、ソレノイド(2)と定電圧ダイオード(8)とに並
列に接続され、スイッチ(5)に直列に接続される回生
ダイオード(7)を具備している。回生ダイオード
(7)は、スイッチ(5)が導通しているときに電流を
流さない。ソレノイド(2)は、電流が遮断された瞬間
に、その両端に電圧が大きく増加するサージを発生させ
る。回生ダイオード(7)は、そのサージによる電圧に
よりスイッチ(5)が故障することを防止する。本発明
によるディーゼルエンジンによれば、ソレノイド(2)
に蓄積されたエネルギーは、この回生ダイオード(7)
のみで消費されるより、速く消費され、さらに、発熱量
が小さい。
【0016】本発明によるディーゼルエンジン運転方法
は、燃料を燃焼室に供給する燃料噴射装置に適用される
電磁弁を開閉することに利用されるソレノイド(2)
と、ソレノイド(2)に並列に接続される第1スイッチ
(6)と、ソレノイド(2)の第1スイッチ(6)と反
対側に直列に接続される第2スイッチ(6)と、ソレノ
イド(2)に直列に接続され、第2スイッチ(6)に並
列に接続される定電圧ダイオード(8)とを備えている
ディーゼルエンジンを用いて実行される。本発明による
ディーゼルエンジン運転方法は、第2スイッチ(6)を
導通させ、第1スイッチ(6)の導通非導通を制御し
て、ソレノイド(2)に流れる電流を所定の範囲に制御
するスイッチング運転と、第2スイッチ(6)を非導通
にし、第1スイッチ(6)を非導通にするサージエネル
ギー吸収運転とを具備している。
【0017】サージエネルギー吸収運転のときに、ソレ
ノイド(2)に蓄積されたエネルギーは、速く消費され
る。この結果、電磁弁(1)は、速く閉じて、燃料の供
給を速く停止することができる。この結果、ディーゼル
エンジンは、燃費が向上し、アイドリング時の回転速度
が安定し、黒煙の排気を防止する。
【0018】閾値電圧は、第2スイッチ(6)が耐える
ことができる電圧より小さい。このとき、スイッチ
(6)は、耐圧より大きい電圧がかかからないで、故障
し難い。
【0019】
【発明の実施の形態】図面を参照して、本発明によるデ
ィーゼルエンジンに適用される電磁弁の実施の形態を説
明する。その電磁弁1は、図1に示されているように、
電磁弁1を開閉させるソレノイド2が直流電力を供給す
る電源端子3と接地端子4とともに設けられている。ソ
レノイド2は、電流が流れると、磁界を発生して電磁弁
1を開け、電流が遮断されると電磁弁1を閉じる。電源
端子3の電位は、外部の図示されていない電源から供給
される。接地端子4は電源端子3のリターングランドで
あり、接地端子4の電位は電源端子3の電位より24V
だけ低い。電磁弁1は、さらに、第1トランジスタ5、
第2トランジスタ6、回生ダイオード7、定電圧ダイオ
ード8および制御装置9を備えている。
【0020】第1トランジスタ5は、ソレノイド2と電
源端子3との間に介設されている。第2トランジスタ6
は、ソレノイド2と接地端子4との間に介設されてい
る。回生ダイオード7は、第1トランジスタ5と接地端
子4との間に介設され、ソレノイド2と第2トランジス
タ6とに並列に接続されている。定電圧ダイオード8
は、ソレノイド2と接地端子4との間に介設され、第2
トランジスタ6に並列に接続されている。制御装置9
は、第1トランジスタ5に接続され、第2トランジスタ
6に接続されている。
【0021】第1トランジスタ5は、制御装置9から送
信される信号に基づいて、ソレノイド2と電源端子3と
を接続し、または、遮断するスイッチとして使用され
る。第2トランジスタ6は、制御装置9から送信される
信号に基づいて、ソレノイド2と接地端子4とを接続
し、または、遮断するスイッチとして使用される。回生
ダイオード7は、接地端子4の側の電位が第1トランジ
スタ5の側の電位より低いときに接地端子4と第1トラ
ンジスタ5との間に電流を流さないで、接地端子4の側
の電位が第1トランジスタ5の側の電位より高いときに
接地端子4からソレノイド2に電流を流す。ソレノイド
2は、電流が遮断された瞬間に、その両端に電圧が大き
く増加するサージが発生する。回生ダイオード7は、そ
のサージによる電圧により第1トランジスタ5が故障す
ることを防止する。
【0022】定電圧ダイオード8は、ソレノイド2の側
の電位が接地端子4の側の電位より高い場合で、ソレノ
イド2の側の電位と接地端子4の側の電位との差がツェ
ナー電圧(たとえば、約90V)以上であるときに電流
を流し、その差がツェナー電圧未満であるときに電流を
流さない。定電圧ダイオード8は、ソレノイド2に蓄積
されたエネルギーを消費して、ソレノイド2に流れる電
流を速く打ち消す。このツェナー電圧は、第2トランジ
スタ6の耐圧より小さい。定電圧ダイオード8は、第2
トランジスタ6が故障することを防止する。
【0023】制御装置9は、図示されていない測定装置
を用いてソレノイド2に流れる電流Isolを測定し、
第1トランジスタ5と第2トランジスタ6とを用いて電
流I solを制御する。すなわち、制御装置9は、第2
トランジスタ6にソレノイド2から接地端子4に電流を
流させ、第1トランジスタ5を介して電源端子3からソ
レノイド2に流れる電流の導通・遮断を交互に繰り返し
て、ソレノイド2に所定範囲の電流Isolを流す。た
とえば、制御装置9は、その所定範囲の上限に達したと
きに、第1トランジスタ5に電源端子3からソレノイド
2に流れる電流を遮断させ、所定範囲の下限に達したと
きに第1トランジスタ5に電源端子3からソレノイド2
に電流を流させる。
【0024】本発明によるディーゼルエンジン運転方法
の実施の形態は、ディーゼルエンジン1を運転する方法
であり、ソレノイド2に流れる電流を所定の範囲に制御
するスイッチング運転と、ソレノイド2に蓄積されたエ
ネルギーを消費するサージエネルギー吸収運転とを備え
ている。
【0025】図2は、第2トランジスタ6の状態を示し
ている。第2トランジスタ6は、ソレノイド2から接地
端子4に電流を流してスイッチング運転を実行し、ソレ
ノイド2から接地端子4に流れる電流を遮断してサージ
エネルギー吸収運転を実行する。すなわち、第2トラン
ジスタ6は、スイッチング運転とサージエネルギー吸収
運転とを切り換える。図2のグラフは、時刻t
offに、第2トランジスタ6がソレノイド2から接地
端子4に流れる電流を遮断して、スイッチング運転から
サージエネルギー吸収運転に切り換わっていることを示
している。
【0026】図3は、第1トランジスタ5の状態を示し
ている。第1トランジスタ5は、スイッチング運転のと
きに、制御装置9により、電源端子3からソレノイド2
に電流を流すことと、その電流を遮断することとを繰り
返して、ソレノイドに流れる電流を所定の範囲に属する
ように制御される。すなわち、第1トランジスタ5は、
時刻t、t…で電源端子3からソレノイド2に電流
を流し、時刻t、t …で電源端子3からソレノイド
2に流れる電流を遮断する。第1トランジスタ5は、時
刻toff以降のサージエネルギー吸収運転のときに、
電源端子3からソレノイド2に流れる電流を遮断する。
【0027】図4は、ソレノイド2と定電圧ダイオード
8との間のノード10の電位を示している。その電位V
は、スイッチング運転のときは、接地端子4の電位V
と等しく、時刻toffで電位Vからツェナー電圧だ
け高い電位Vzまで急激に上昇し、期間Δt後に電位V
に下降する。図4のグラフは、ソレノイド2に蓄積さ
れたエネルギーにより電位Vが上昇し、定電圧ダイオー
ド8と回生ダイオード7とがソレノイド2から接地端子
4に電流を流してそのエネルギーを消費していることを
示している。期間Δtは、回生ダイオード7のみがその
エネルギーを消費するのに必要な期間より短く、電磁弁
1は速く閉じることができることを示している。本発明
による電磁弁によれば、さらに、ソレノイド2に蓄積さ
れたエネルギーは、回生ダイオード7と定電圧ダイオー
ド8とで消費され、発熱量が小さい。
【0028】図5は、ソレノイド2に流れる電流を示し
ている。その電流Isolは、スイッチング運転が実行
されているときには、所定の範囲に属している。すなわ
ち、電流Isolは、時刻t、tから上昇し、時刻
、tから下降する。さらに、電流Isolは、時
刻toffから下降し、時刻toffから期間Δt後に
0になる。期間Δtは、ノード10の電位Vが電位Vz
まで急激に上昇してから電位Vに下降するまでの期間
Δtと一致しており、電磁弁1は速く閉じることができ
ることを示している。
【0029】
【発明の効果】本発明によるディーゼルエンジン及びデ
ィーゼルエンジン運転方法は、燃費を低減し、アイドリ
ング時の回転を安定させ、黒煙を排気することを防止す
ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、本発明によるディーゼルエンジンに適
用されている電磁弁の実施の形態を示す回路図である。
【図2】図2は、第2トランジスタの状態を示すグラフ
である。
【図3】図3は、第1トランジスタの状態を示すグラフ
である。
【図4】図4は、ソレノイドと第2トランジスタとの間
のノードの電位を示すグラフである。
【図5】図5は、ソレノイドを流れる電流を示すグラフ
である。
【図6】図6は、公知のディーゼルエンジンの実施の形
態を示す図である。
【図7】図7は、公知のディーゼルエンジンに適用され
ている電磁弁の実施の形態を示す回路図である。
【図8】図8は、ソレノイドを流れる電流を示すグラフ
である。
【符号の説明】
1 :電磁弁 2 :ソレノイド 3 :電源端子 4 :接地端子 5 :第1トランジスタ 6 :第2トランジスタ 7 :回生ダイオード 8 :定電圧ダイオード 9 :制御装置 10:ノード

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 燃料を燃焼室に供給する燃料噴射装置に
    適用される電磁弁を開閉することに利用されるソレノイ
    ドと、 前記ソレノイドに直列に接続されるスイッチと、 前記ソレノイドに直列に接続され、前記スイッチに並列
    に接続される定電圧ダイオードとを具備し、 前記定電圧ダイオードは、閾値電圧以上の逆電圧が印加
    されたときに電流を流すディーゼルエンジン。
  2. 【請求項2】請求項1において、 前記スイッチは、トランジスタであり、 前記閾値電圧は、前記トランジスタが耐えることができ
    る電圧より小さいディーゼルエンジン。
  3. 【請求項3】請求項2において、更に、 前記ソレノイドの前記スイッチと反対側に直列に接続さ
    れる他のスイッチと、 前記スイッチが導通のときに前記他のスイッチの導通非
    導通を制御して前記ソレノイドに流れる電流を所定の範
    囲に制御する制御装置とを具備するディーゼルエンジ
    ン。
  4. 【請求項4】請求項3において、更に、 前記ソレノイドと前記定電圧ダイオードとに並列に接続
    され、前記他のスイッチに直列に接続される回生ダイオ
    ードを具備し、 前記回生ダイオードは、前記他のスイッチが導通してい
    るときに電流を流さないディーゼルエンジン。
  5. 【請求項5】 燃料を燃焼室に供給する燃料噴射装置に
    適用される電磁弁を開閉することに利用されるソレノイ
    ドと、 前記ソレノイドに並列に接続される第1スイッチと、 前記ソレノイドの前記第1スイッチと反対側に直列に接
    続される第2スイッチと、 前記ソレノイドに直列に接続され、前記第2スイッチに
    並列に接続される定電圧ダイオードとを備えるディーゼ
    ルエンジンを用いて実行されるディーゼルエンジン運転
    方法であり、 前記第2スイッチを導通させ、前記第1スイッチの導通
    非導通を制御して、前記ソレノイドに流れる電流を所定
    の範囲に制御するスイッチング運転と、 前記第2スイッチを非導通にし、前記第1スイッチを非
    導通にするサージエネルギー吸収運転とを具備するディ
    ーゼルエンジン運転方法。
  6. 【請求項6】請求項5において、 前記閾値電圧は、前記第2スイッチが耐えることができ
    る電圧より小さいディーゼルエンジン運転方法。
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