JP2003300861A - テトラヒドロクルクミノイドとセルフタンニング剤を含むセルフタンニング組成物 - Google Patents
テトラヒドロクルクミノイドとセルフタンニング剤を含むセルフタンニング組成物Info
- Publication number
- JP2003300861A JP2003300861A JP2003090762A JP2003090762A JP2003300861A JP 2003300861 A JP2003300861 A JP 2003300861A JP 2003090762 A JP2003090762 A JP 2003090762A JP 2003090762 A JP2003090762 A JP 2003090762A JP 2003300861 A JP2003300861 A JP 2003300861A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- composition
- derivatives
- group
- composition according
- tanning
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Classifications
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A61—MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
- A61Q—SPECIFIC USE OF COSMETICS OR SIMILAR TOILETRY PREPARATIONS
- A61Q19/00—Preparations for care of the skin
- A61Q19/04—Preparations for care of the skin for chemically tanning the skin
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A61—MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
- A61K—PREPARATIONS FOR MEDICAL, DENTAL OR TOILETRY PURPOSES
- A61K8/00—Cosmetics or similar toiletry preparations
- A61K8/18—Cosmetics or similar toiletry preparations characterised by the composition
- A61K8/30—Cosmetics or similar toiletry preparations characterised by the composition containing organic compounds
- A61K8/33—Cosmetics or similar toiletry preparations characterised by the composition containing organic compounds containing oxygen
- A61K8/35—Ketones, e.g. benzophenone
Landscapes
- Health & Medical Sciences (AREA)
- Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
- Dermatology (AREA)
- Animal Behavior & Ethology (AREA)
- General Health & Medical Sciences (AREA)
- Public Health (AREA)
- Veterinary Medicine (AREA)
- Emergency Medicine (AREA)
- Birds (AREA)
- Epidemiology (AREA)
- Cosmetics (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 自然な日焼けに近い着色を付与する即効性の
あるセルフタンニング製品を提供する。また、セルフタ
ンニング剤を含有する組成物の安定性及び/又は着色性
を改善する。 【解決手段】 化粧品的に許容される支持体中に、式
(I): の特定構造を持つ1,7-ビスフェニルヘプタン-3,5-
ジオンの少なくとも1つの誘導体又は誘導体の混合物と
少なくとも1つのセルフタンニング剤とを含有する化粧
品及び皮膚用の組成物、その使用、及びそれを用いた美
容処理方法を提供する。
あるセルフタンニング製品を提供する。また、セルフタ
ンニング剤を含有する組成物の安定性及び/又は着色性
を改善する。 【解決手段】 化粧品的に許容される支持体中に、式
(I): の特定構造を持つ1,7-ビスフェニルヘプタン-3,5-
ジオンの少なくとも1つの誘導体又は誘導体の混合物と
少なくとも1つのセルフタンニング剤とを含有する化粧
品及び皮膚用の組成物、その使用、及びそれを用いた美
容処理方法を提供する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、化粧品的に許容さ
れる支持体に、特定構造の1,7-ビスフェニルヘプタン
-3,5-ジオンの少なくとも1つの誘導体又は誘導体の
混合物及び少なくとも1つのセルフタンニング剤を含有
する、特に皮膚を人工的に日焼けさせる及び/又は褐色
にすることを意図した化粧品用及び/又は皮膚用組成物
に関する。また本発明は、セルフタンニング剤の着色性
及び/又は安定性を改善するための、特定構造の1,7-
ビスフェニルヘプタン-3,5-ジオンの少なくとも1つ
の誘導体又は誘導体の混合物の使用、及び皮膚を人工的
に日焼けさせる及び/又は褐色にするための美容処理方
法に関する。また、本発明は、皮膚の自然な日焼けに近
い着色を皮膚に付与するための、これらの組成物の用途
に関する。
れる支持体に、特定構造の1,7-ビスフェニルヘプタン
-3,5-ジオンの少なくとも1つの誘導体又は誘導体の
混合物及び少なくとも1つのセルフタンニング剤を含有
する、特に皮膚を人工的に日焼けさせる及び/又は褐色
にすることを意図した化粧品用及び/又は皮膚用組成物
に関する。また本発明は、セルフタンニング剤の着色性
及び/又は安定性を改善するための、特定構造の1,7-
ビスフェニルヘプタン-3,5-ジオンの少なくとも1つ
の誘導体又は誘導体の混合物の使用、及び皮膚を人工的
に日焼けさせる及び/又は褐色にするための美容処理方
法に関する。また、本発明は、皮膚の自然な日焼けに近
い着色を皮膚に付与するための、これらの組成物の用途
に関する。
【0002】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】本特許
出願の目的において、用語「セルフタンニング剤」は、
皮膚、特に顔に塗布した時に、日光(自然の日焼け)又
は紫外線ランプに長時間さらした結果生じうるものと外
見的におおよそ同様の日焼け効果を提供する薬剤を意味
すると理解される。現代では健康的な外見を有すること
が重要であり、日焼けした皮膚は常に良好な健康状態の
印である。しかしながら、自然の日焼けは、皮膚の日焼
けを引き起こす紫外線、特にUV-A線に長時間にわた
ってさらす必要があるが、一方で、特に敏感肌もしくは
絶えず太陽光にさらされている肌の場合には、皮膚の反
応、更には障害;紅斑、ほてり、弾力性の喪失、シワの
出現、早期老化を誘発する傾向があるので、必ずしも望
ましいものではない。従って、このような皮膚の要求に
適合する自然の日焼けに代わるものを見出すことが望ま
れる。
出願の目的において、用語「セルフタンニング剤」は、
皮膚、特に顔に塗布した時に、日光(自然の日焼け)又
は紫外線ランプに長時間さらした結果生じうるものと外
見的におおよそ同様の日焼け効果を提供する薬剤を意味
すると理解される。現代では健康的な外見を有すること
が重要であり、日焼けした皮膚は常に良好な健康状態の
印である。しかしながら、自然の日焼けは、皮膚の日焼
けを引き起こす紫外線、特にUV-A線に長時間にわた
ってさらす必要があるが、一方で、特に敏感肌もしくは
絶えず太陽光にさらされている肌の場合には、皮膚の反
応、更には障害;紅斑、ほてり、弾力性の喪失、シワの
出現、早期老化を誘発する傾向があるので、必ずしも望
ましいものではない。従って、このような皮膚の要求に
適合する自然の日焼けに代わるものを見出すことが望ま
れる。
【0003】皮膚の人工的な日焼けを意図した化粧品の
大部分は、皮膚のアミノ酸との相互作用により着色物質
の生成を可能にするカルボニル誘導体をベースとし、そ
のうちには、モノ-又はポリ-カルボニル化合物、例えば
イサチン、アロキサン、ニンヒドリン、グリセルアルデ
ヒド、メソ酒石酸アルデヒド、グルタルアルデヒド、エ
リトルロース及びジヒドロキシアセトン(DHA)が挙
げられる。DHAは、皮膚の人工日焼け剤として化粧品
に一般的に使用される特に有利な製品であり;皮膚、特
に顔に塗布されたときに、日光(自然の日焼け)又は紫
外線ランプに長時間暴露して生じる外観と同様の日焼け
又は褐色化効果を提供する。
大部分は、皮膚のアミノ酸との相互作用により着色物質
の生成を可能にするカルボニル誘導体をベースとし、そ
のうちには、モノ-又はポリ-カルボニル化合物、例えば
イサチン、アロキサン、ニンヒドリン、グリセルアルデ
ヒド、メソ酒石酸アルデヒド、グルタルアルデヒド、エ
リトルロース及びジヒドロキシアセトン(DHA)が挙
げられる。DHAは、皮膚の人工日焼け剤として化粧品
に一般的に使用される特に有利な製品であり;皮膚、特
に顔に塗布されたときに、日光(自然の日焼け)又は紫
外線ランプに長時間暴露して生じる外観と同様の日焼け
又は褐色化効果を提供する。
【0004】DHAの欠点の一つは、発色が遅いことで
あり:実際には、数時間(一般的には3〜5時間)が必
要となる。皮膚に得られた着色強度及び/又は経時的な
耐久力(洗浄に対する耐性)及び/又は発色速度は、D
HAをベースとしたセルフタンニング組成物の使用者に
とってしばしば不十分であるとされていた。DHAをベ
ースとした組成物が引き起こす他の問題は、それが処方
される媒体の性質に応じて程度の差はあれ述べられてい
る、経時的な分解という不具合な傾向を有していること
である。DHAをベースとした組成物の保管及び/又は
貯蔵に関連するこれらの問題は、一般にこれらの組成物
の望ましくない黄色化によって結果的に反映される。よ
って、自然な日焼けに近い着色を付与する即効性のある
セルフタンニング製品に対する需要が高まっている。
あり:実際には、数時間(一般的には3〜5時間)が必
要となる。皮膚に得られた着色強度及び/又は経時的な
耐久力(洗浄に対する耐性)及び/又は発色速度は、D
HAをベースとしたセルフタンニング組成物の使用者に
とってしばしば不十分であるとされていた。DHAをベ
ースとした組成物が引き起こす他の問題は、それが処方
される媒体の性質に応じて程度の差はあれ述べられてい
る、経時的な分解という不具合な傾向を有していること
である。DHAをベースとした組成物の保管及び/又は
貯蔵に関連するこれらの問題は、一般にこれらの組成物
の望ましくない黄色化によって結果的に反映される。よ
って、自然な日焼けに近い着色を付与する即効性のある
セルフタンニング製品に対する需要が高まっている。
【0005】
【課題を解決するための手段及び発明の実施の形態】本
出願人は、驚くべきことに、また有利なことに、以下に
記載する式(I)の特定構造を持つ1,7-ビスフェニルヘ
プタン-3,5-ジオンの少なくとも1つの誘導体又は誘
導体の混合物を使用すると、セルフタンニング剤を含有
する組成物の安定性及び/又は着色性を改善することを
見出した。得られた着色はより色があり、経時的により
安定で、良好な均質性を示す。本発明に係る組成物は、
化粧品的に許容される支持体に、以下に記載する式(I)
の特定構造を持つ1,7-ビスフェニルヘプタン-3,5-
ジオンの少なくとも1つの誘導体又は誘導体の混合物と
少なくとも1つのセルフタンニング剤を含有する。
出願人は、驚くべきことに、また有利なことに、以下に
記載する式(I)の特定構造を持つ1,7-ビスフェニルヘ
プタン-3,5-ジオンの少なくとも1つの誘導体又は誘
導体の混合物を使用すると、セルフタンニング剤を含有
する組成物の安定性及び/又は着色性を改善することを
見出した。得られた着色はより色があり、経時的により
安定で、良好な均質性を示す。本発明に係る組成物は、
化粧品的に許容される支持体に、以下に記載する式(I)
の特定構造を持つ1,7-ビスフェニルヘプタン-3,5-
ジオンの少なくとも1つの誘導体又は誘導体の混合物と
少なくとも1つのセルフタンニング剤を含有する。
【0006】また、本特許出願の主題は、皮膚を日焼け
させる又は褐色にするための組成物としての本発明に係
る組成物の使用;及び本発明に係る組成物の有効量を皮
膚に塗布することを含む皮膚の日焼け又は褐色化のため
の美容方法にある。最後に、本特許出願はまた、少なく
とも1つのセルフタンニング剤を含有する、皮膚を人工
的に日焼けさせる及び/又は褐色にするための組成物に
おける、前記セルフタンニング剤の着色性及び/又は安
定性を改善する目的での、以下に記載する式(I)の特定
構造を持つ1,7-ビスフェニルヘプタン-3,5-ジオン
の少なくとも1つの誘導体又は誘導体の混合物の使用に
関する。本発明の他の特徴、側面及び利点は、以下の詳
細な記載を読むことにより、明らかになるであろう。
させる又は褐色にするための組成物としての本発明に係
る組成物の使用;及び本発明に係る組成物の有効量を皮
膚に塗布することを含む皮膚の日焼け又は褐色化のため
の美容方法にある。最後に、本特許出願はまた、少なく
とも1つのセルフタンニング剤を含有する、皮膚を人工
的に日焼けさせる及び/又は褐色にするための組成物に
おける、前記セルフタンニング剤の着色性及び/又は安
定性を改善する目的での、以下に記載する式(I)の特定
構造を持つ1,7-ビスフェニルヘプタン-3,5-ジオン
の少なくとも1つの誘導体又は誘導体の混合物の使用に
関する。本発明の他の特徴、側面及び利点は、以下の詳
細な記載を読むことにより、明らかになるであろう。
【0007】本発明に係る1,7-ビスフェニルヘプタン
-3,5-ジオン誘導体は、次の式(I):
-3,5-ジオン誘導体は、次の式(I):
【化6】
〔上式中:R1、R2、R3、R4、R5、R6、
R7、R8、R9及びR10は同一でも又は異なってい
ていてもよく、 (i)水素原子; (ii)直鎖状又は分枝状のC1-C4アルキル基; (iii)OR11基、{ここでR11は水素原子、直
鎖状又は分枝状のC1-C4アルキル基、PO(OX1)
(OX2)基又はSO2(OX3)基から選択され、ここで
X1、X2及びX3は同一でも又は異なっていていても
よく、水素原子又はアルカリ金属カチオン又はNH4 +
を示し、X1とX2は併せて一つの二価の金属カチオン
を示してもよく}; (iv)R12COのアシル基、{ここでR12は、直
鎖状又は分枝状で、飽和又は不飽和の、ヒドロキシル化
された又はヒドロキシル化されておらず、カルボキシル
化された又はカルボキシル化されていないC1-C30
の炭化水素を有する基から選択される}; (v)グリコシル基又はウロニル基; から選択され、R1基からR10基は、それがOR11
基を示す場合、それが結合する芳香環及び隣接基と共に
5又は6の原子を含む環を形成してもよく;OR3及び
OR8基は、それが結合する芳香環及びR2又はR4及
びR7又はR 9基と共に5又は6原子を含む環を形成し
ていてもよく;R1基からR10基の少なくとも1つが
OR11基を示すと解される〕に相当する。
R7、R8、R9及びR10は同一でも又は異なってい
ていてもよく、 (i)水素原子; (ii)直鎖状又は分枝状のC1-C4アルキル基; (iii)OR11基、{ここでR11は水素原子、直
鎖状又は分枝状のC1-C4アルキル基、PO(OX1)
(OX2)基又はSO2(OX3)基から選択され、ここで
X1、X2及びX3は同一でも又は異なっていていても
よく、水素原子又はアルカリ金属カチオン又はNH4 +
を示し、X1とX2は併せて一つの二価の金属カチオン
を示してもよく}; (iv)R12COのアシル基、{ここでR12は、直
鎖状又は分枝状で、飽和又は不飽和の、ヒドロキシル化
された又はヒドロキシル化されておらず、カルボキシル
化された又はカルボキシル化されていないC1-C30
の炭化水素を有する基から選択される}; (v)グリコシル基又はウロニル基; から選択され、R1基からR10基は、それがOR11
基を示す場合、それが結合する芳香環及び隣接基と共に
5又は6の原子を含む環を形成してもよく;OR3及び
OR8基は、それが結合する芳香環及びR2又はR4及
びR7又はR 9基と共に5又は6原子を含む環を形成し
ていてもよく;R1基からR10基の少なくとも1つが
OR11基を示すと解される〕に相当する。
【0008】上記の式(I)において、アルキル基は、特
にメチル、エチル、プロピル、イソプロピル、n-プロ
ピル、ブチル、n-ブチル及びtert-ブチル基を示すこと
ができ;好ましくは、アルキル基はメチル基を示す。上
記の式(I)において、グリコシル基は特にグルコシル基
を示す。上記の式(I)において、ウロニル基は特にマン
ヌロニル又はグルクロニル基を示す。式(I)の化合物は
それ自体公知である。本発明に係るテトラヒドロクルク
ミノイドは、クルクミンを還元することにより得られ、
論文「テトラヒドロクルクミノイドの合成と抗菌活性(S
ynthesis and antibacterial activity of tetrahydroc
urcuminoids);S. Venkateswarlu、M. Rambabu、G. V.
Subbaraju 及び S. Satyanarayana;化学のアジアジャ
ーナル(Asia Journal of Chemistry)、2000、1、
141−144」、「天然クルクミノイド及び関連化合
物の合成;U. Pedersen, P.B. Rasmussen, S.O. Lawess
on;Liebigs Ann. Chem.、1985、1557−156
9」、特許出願JP02051595、JP02069
431、JP02049747及びJP0212813
3、特許US5266344及び特許出願WO00/6
1162に記載されるようにして合成される。
にメチル、エチル、プロピル、イソプロピル、n-プロ
ピル、ブチル、n-ブチル及びtert-ブチル基を示すこと
ができ;好ましくは、アルキル基はメチル基を示す。上
記の式(I)において、グリコシル基は特にグルコシル基
を示す。上記の式(I)において、ウロニル基は特にマン
ヌロニル又はグルクロニル基を示す。式(I)の化合物は
それ自体公知である。本発明に係るテトラヒドロクルク
ミノイドは、クルクミンを還元することにより得られ、
論文「テトラヒドロクルクミノイドの合成と抗菌活性(S
ynthesis and antibacterial activity of tetrahydroc
urcuminoids);S. Venkateswarlu、M. Rambabu、G. V.
Subbaraju 及び S. Satyanarayana;化学のアジアジャ
ーナル(Asia Journal of Chemistry)、2000、1、
141−144」、「天然クルクミノイド及び関連化合
物の合成;U. Pedersen, P.B. Rasmussen, S.O. Lawess
on;Liebigs Ann. Chem.、1985、1557−156
9」、特許出願JP02051595、JP02069
431、JP02049747及びJP0212813
3、特許US5266344及び特許出願WO00/6
1162に記載されるようにして合成される。
【0009】本発明に係る好ましい式(I)の化合物の中
でも次のものが挙げられる:−次の構造のテトラヒドロ
クルクミン(THC)、即ち1,7-ビス(3-ヒドロキシ
-4-メトキシフェニル)ヘプタン-3,5-ジオン:
でも次のものが挙げられる:−次の構造のテトラヒドロ
クルクミン(THC)、即ち1,7-ビス(3-ヒドロキシ
-4-メトキシフェニル)ヘプタン-3,5-ジオン:
【化7】
−次の構造のテトラヒドロデメトキシクルクミン(TH
DC)、即ち1-(3-メトキシ-4-ヒドロキシフェニル)
-7-(4'-ヒドロキシフェニル)ヘプタン-3,5-ジオ
ン:
DC)、即ち1-(3-メトキシ-4-ヒドロキシフェニル)
-7-(4'-ヒドロキシフェニル)ヘプタン-3,5-ジオ
ン:
【化8】
−次の構造のテトラヒドロビス(デメトキシ)クルクミン
(THBDC)、即ち1,7-ビス(4-ヒドロキシフェニ
ル)ヘプタン-3,5-ジオン:
(THBDC)、即ち1,7-ビス(4-ヒドロキシフェニ
ル)ヘプタン-3,5-ジオン:
【化9】
−次の構造の1,7-ビス(3,4-ジヒドロキシフェニル)
ヘプタン-3,5-ジオン:
ヘプタン-3,5-ジオン:
【化10】
及びその混合物。
【0010】本発明のある特定の形態には、式(I)の単
一化合物として1,7-ビス(3-ヒドロキシ-4-メトキシ
フェニル)ヘプタン-3,5-ジオン又はテトラヒドロクル
クミン(THC)を使用することを含む。本発明の他の
特定の形態には:テトラヒドロクルクミン、テトラヒド
ロデメトキシクルクミン、及びテトラヒドロビス(デメ
トキシ)クルクミンからなる式(I)の化合物の混合物の
使用を含む。
一化合物として1,7-ビス(3-ヒドロキシ-4-メトキシ
フェニル)ヘプタン-3,5-ジオン又はテトラヒドロクル
クミン(THC)を使用することを含む。本発明の他の
特定の形態には:テトラヒドロクルクミン、テトラヒド
ロデメトキシクルクミン、及びテトラヒドロビス(デメ
トキシ)クルクミンからなる式(I)の化合物の混合物の
使用を含む。
【0011】特に:
−70〜95重量%のテトラヒドロクルクミン、
−4〜25重量%のテトラヒドロデメトキシクルクミ
ン、及び −0.5〜10重量%のテトラヒドロビス(デメトキシ)
クルクミン、からなる混合物;さらに特別には −75〜90重量%のテトラヒドロクルクミン、 −8〜20重量%のテトラヒドロデメトキシクルクミ
ン、及び −1〜5重量%のテトラヒドロビス(デメトキシ)クルク
ミン、 からなる混合物、例えば特許出願WO00/61162
に記載、合成され、さらにサビンサコーポレーション(S
abinsa Corporation)社からテトラヒドロクルクミノイ
ド(Tetrahydrocurcuminoids)CG又はテトラヒドロクル
クミノイドの商品名で販売される製品が使用されうる。
ン、及び −0.5〜10重量%のテトラヒドロビス(デメトキシ)
クルクミン、からなる混合物;さらに特別には −75〜90重量%のテトラヒドロクルクミン、 −8〜20重量%のテトラヒドロデメトキシクルクミ
ン、及び −1〜5重量%のテトラヒドロビス(デメトキシ)クルク
ミン、 からなる混合物、例えば特許出願WO00/61162
に記載、合成され、さらにサビンサコーポレーション(S
abinsa Corporation)社からテトラヒドロクルクミノイ
ド(Tetrahydrocurcuminoids)CG又はテトラヒドロクル
クミノイドの商品名で販売される製品が使用されうる。
【0012】通常、組成物中に存在する式(I)の化合物
は、組成物の支持体に完全に溶解される。本発明に係る
式(I)の化合物は、化粧品用組成物の全重量に対して、
好ましくは約0.001〜10重量%、より好ましくは
約0.01〜5重量%、更に好ましくは約0.1〜5重
量%に相当する。セルフタンニング剤は、例えばイサチ
ン、アロキサン、ニンヒドリン、グリセルアルデヒド、
メソ酒石酸アルデヒド、グルタルアルデヒド、エリトル
ロース、特許出願FR2466492及びWO97/3
5842に記載されているようなピラゾリン-4,5-ジ
オン誘導体、ジヒドロキシアセトン(DHA)、及び特許
出願EP903342に記載されているような4,4-ジ
ヒドロキシピラゾリン-5-オン誘導体等のモノ-又はポ
リカルボニル化合物から一般的に選択される。好ましく
はDHAが使用される。
は、組成物の支持体に完全に溶解される。本発明に係る
式(I)の化合物は、化粧品用組成物の全重量に対して、
好ましくは約0.001〜10重量%、より好ましくは
約0.01〜5重量%、更に好ましくは約0.1〜5重
量%に相当する。セルフタンニング剤は、例えばイサチ
ン、アロキサン、ニンヒドリン、グリセルアルデヒド、
メソ酒石酸アルデヒド、グルタルアルデヒド、エリトル
ロース、特許出願FR2466492及びWO97/3
5842に記載されているようなピラゾリン-4,5-ジ
オン誘導体、ジヒドロキシアセトン(DHA)、及び特許
出願EP903342に記載されているような4,4-ジ
ヒドロキシピラゾリン-5-オン誘導体等のモノ-又はポ
リカルボニル化合物から一般的に選択される。好ましく
はDHAが使用される。
【0013】DHAは遊離の形態で、及び/又は例えば
特に、特許出願WO97/25970に開示されている
リポソーム等の脂質小胞体等にカプセル化されて使用す
ることができる。これらのセルフタンニング剤は、少な
くとも1つの合成又は天然の直接染料、及び/又は少な
くとも1つのインドール誘導体、例えば特許EP425
324及びEP456545に記載されるものと組み合
わせて使用することができる。これらのセルフタンニン
グ剤は、他の合成又は天然の皮膚着色剤と組み合わせて
使用することができる。本発明の目的において、用語
「皮膚着色剤」は、水又は溶媒の使用により除去され
ず、界面活性剤を含有する溶液での洗浄及び摩擦の双方
に対して耐性があり、長時間持続する非被覆性(すなわ
ち、皮膚を不透明にする傾向を有さない)の着色を皮膚
に付与することができる、皮膚と特定の親和性を有する
任意の化合物を意味する。よって、このような長時間持
続する着色は、例えばメークアップ用顔料によるよう
な、表面的で一時的な着色に寄与するものとは区別され
る。
特に、特許出願WO97/25970に開示されている
リポソーム等の脂質小胞体等にカプセル化されて使用す
ることができる。これらのセルフタンニング剤は、少な
くとも1つの合成又は天然の直接染料、及び/又は少な
くとも1つのインドール誘導体、例えば特許EP425
324及びEP456545に記載されるものと組み合
わせて使用することができる。これらのセルフタンニン
グ剤は、他の合成又は天然の皮膚着色剤と組み合わせて
使用することができる。本発明の目的において、用語
「皮膚着色剤」は、水又は溶媒の使用により除去され
ず、界面活性剤を含有する溶液での洗浄及び摩擦の双方
に対して耐性があり、長時間持続する非被覆性(すなわ
ち、皮膚を不透明にする傾向を有さない)の着色を皮膚
に付与することができる、皮膚と特定の親和性を有する
任意の化合物を意味する。よって、このような長時間持
続する着色は、例えばメークアップ用顔料によるよう
な、表面的で一時的な着色に寄与するものとは区別され
る。
【0014】付加的な着色剤は、例えば植物抽出物、中
でもバフィア属(Baphia)及びシタン属(Pterocarpus)の
レッドウッド(redwoods)の「不溶性」抽出物、例えばコ
ウキシタン(Pterocarpus santalinus)、オスン(Pteroca
rpus osun)、パドック(Pterocarpus soyauxii)、アフリ
カンローズウッド(Pterocarpus erinaceus)、インドシ
タン(Pterocarpus indicus)又はバフィア・ニチダ(Baphi
a nitida)の抽出物、例えば特許出願EP971683
に開示されているものから選択することもできる。付加
的な着色剤は、例えば、モロコシ属(sorgum)の植物体、
茎、種又は葉から得られるソルガム抽出物等の他の植物
抽出物からも選択することができる。モロコシ属の好ま
しい種は、ソルガム(Sorghum bicolor)、ソルガム・コ
ーダタム(Sorghum caudatum)、コウリャン(Sorghum ner
vosum)、アズキモロコシ(Sorghum durra)、ホウキモロ
コシ(Sorghum vulgare)から選択され、例えば特許出願
FR0200251に記載されるもののようにコレトト
リカム・グラミニコーラ(Colletotrichum graminicola)
菌と組合せる。
でもバフィア属(Baphia)及びシタン属(Pterocarpus)の
レッドウッド(redwoods)の「不溶性」抽出物、例えばコ
ウキシタン(Pterocarpus santalinus)、オスン(Pteroca
rpus osun)、パドック(Pterocarpus soyauxii)、アフリ
カンローズウッド(Pterocarpus erinaceus)、インドシ
タン(Pterocarpus indicus)又はバフィア・ニチダ(Baphi
a nitida)の抽出物、例えば特許出願EP971683
に開示されているものから選択することもできる。付加
的な着色剤は、例えば、モロコシ属(sorgum)の植物体、
茎、種又は葉から得られるソルガム抽出物等の他の植物
抽出物からも選択することができる。モロコシ属の好ま
しい種は、ソルガム(Sorghum bicolor)、ソルガム・コ
ーダタム(Sorghum caudatum)、コウリャン(Sorghum ner
vosum)、アズキモロコシ(Sorghum durra)、ホウキモロ
コシ(Sorghum vulgare)から選択され、例えば特許出願
FR0200251に記載されるもののようにコレトト
リカム・グラミニコーラ(Colletotrichum graminicola)
菌と組合せる。
【0015】着色剤は、基本粒子の平均サイズが100
nm未満である酸化鉄のナノ顔料、例えば特許出願EP
966953に開示されているものであってもよい。セ
ルフタンニング剤は、本発明に係る組成物中に、一般に
組成物の全重量に対して0.1〜10重量%、好ましく
は組成物の全重量に対して0.2〜8重量%の範囲の割
合で存在する。本発明に係るセルフタンニング用組成物
は、クリーム、ミルク、ゲル、クリームゲル、水中油型
エマルジョン、小胞体分散液、液体ローション、特に蒸
発可能な液体ローションの形態、又は化粧品、特にセル
フタンニング用化粧品組成物に通常適したものに用いら
れる任意の他の形態でありうる。本発明に係るセルフタ
ンニング組成物は、標準的な化粧品用アジュバント、特
に、脂肪物質、有機溶媒、イオン性又は非イオン性の増
粘剤、軟化剤、湿潤剤、乳濁剤、安定剤、柔軟剤、シリ
コーン類、消泡剤、昆虫忌避剤、香料、防腐剤、アニオ
ン性、カチオン性、非イオン性、双性イオン又は両性の
界面活性剤、サブスタンスPアンタゴニスト、CGRP
アンタゴニスト、フィラー、ポリマー類、噴射剤、酸性
化又は塩基性剤、又は化粧品及び/又は皮膚科学におい
て、特にエマルジョンの形態のセルフタンニング用組成
物の製造において通常使用されている任意の他の成分か
ら選択される従来からの化粧品用アジュバントをさらに
含有してもよい。
nm未満である酸化鉄のナノ顔料、例えば特許出願EP
966953に開示されているものであってもよい。セ
ルフタンニング剤は、本発明に係る組成物中に、一般に
組成物の全重量に対して0.1〜10重量%、好ましく
は組成物の全重量に対して0.2〜8重量%の範囲の割
合で存在する。本発明に係るセルフタンニング用組成物
は、クリーム、ミルク、ゲル、クリームゲル、水中油型
エマルジョン、小胞体分散液、液体ローション、特に蒸
発可能な液体ローションの形態、又は化粧品、特にセル
フタンニング用化粧品組成物に通常適したものに用いら
れる任意の他の形態でありうる。本発明に係るセルフタ
ンニング組成物は、標準的な化粧品用アジュバント、特
に、脂肪物質、有機溶媒、イオン性又は非イオン性の増
粘剤、軟化剤、湿潤剤、乳濁剤、安定剤、柔軟剤、シリ
コーン類、消泡剤、昆虫忌避剤、香料、防腐剤、アニオ
ン性、カチオン性、非イオン性、双性イオン又は両性の
界面活性剤、サブスタンスPアンタゴニスト、CGRP
アンタゴニスト、フィラー、ポリマー類、噴射剤、酸性
化又は塩基性剤、又は化粧品及び/又は皮膚科学におい
て、特にエマルジョンの形態のセルフタンニング用組成
物の製造において通常使用されている任意の他の成分か
ら選択される従来からの化粧品用アジュバントをさらに
含有してもよい。
【0016】脂肪物質は、油又はロウ又はそれらの混合
物からなり得る。「油」という用語は、室温で液状の化
合物を意味する。「ロウ」という用語は、室温で固体又
は実質的に固体であり、その融点が一般的に35℃を越
える化合物を意味する。油としては、鉱物性油(パラフ
ィン);植物性油(スイートアルモンド油、マカダミア
油、クロフサスグリの種油又はホホバ油);合成油、例
えばペルヒドロスクワレン、脂肪アルコール、脂肪酸又
は脂肪エステル類、例えばファインテックス社(Finete
x)から「ファインソルブ(Finsolv)TN」の商品名で販
売されているC12-C15安息香酸アルキル、パルミ
チン酸オクチル、ラノリン酸イソプロピル、カプリン酸
/カプリル酸のものを含むトリグリセリド類、オキシエ
チレン化又はオキシプロピレン化された脂肪エステル類
及びエーテル類;シリコーン油(シクロメチコーン、ポ
リジメチルシロキサン又はPDMS類)又はフッ化油;
ポリアルキレン類及びそれらの混合物を挙げることがで
きる。
物からなり得る。「油」という用語は、室温で液状の化
合物を意味する。「ロウ」という用語は、室温で固体又
は実質的に固体であり、その融点が一般的に35℃を越
える化合物を意味する。油としては、鉱物性油(パラフ
ィン);植物性油(スイートアルモンド油、マカダミア
油、クロフサスグリの種油又はホホバ油);合成油、例
えばペルヒドロスクワレン、脂肪アルコール、脂肪酸又
は脂肪エステル類、例えばファインテックス社(Finete
x)から「ファインソルブ(Finsolv)TN」の商品名で販
売されているC12-C15安息香酸アルキル、パルミ
チン酸オクチル、ラノリン酸イソプロピル、カプリン酸
/カプリル酸のものを含むトリグリセリド類、オキシエ
チレン化又はオキシプロピレン化された脂肪エステル類
及びエーテル類;シリコーン油(シクロメチコーン、ポ
リジメチルシロキサン又はPDMS類)又はフッ化油;
ポリアルキレン類及びそれらの混合物を挙げることがで
きる。
【0017】ロウ状化合物としては、パラフィン、カル
ナウバロウ、ミツロウ及び硬化ヒマシ油を挙げることが
できる。有機溶媒としては、最大で8つの炭素原子を有
するポリオール及び低級アルコールを挙げることができ
る。増粘剤は、特に架橋したポリアクリル酸、変性した
又は未変性のグアーガム及びセルロース、例えばヒドロ
キシプロピルグアーガム、メチルヒドロキシエチルセル
ロース及びヒドロキシプロピルメチルセルロースから選
択することができる。また、本発明に係る組成物は、U
V-A活性及び/又はUV-B活性(吸収)があり、水溶
性、脂溶性、もしくは一般的に使用されている化粧品用
溶媒に不溶性である、少なくとも1つの有機光防御剤及
び/又は少なくとも1つの無機光防御剤をさらに含有さ
せてもよい。紫外線遮蔽剤は、有機UV遮蔽剤及び無機
UV遮蔽剤、又はその混合物から選択することができ
る。
ナウバロウ、ミツロウ及び硬化ヒマシ油を挙げることが
できる。有機溶媒としては、最大で8つの炭素原子を有
するポリオール及び低級アルコールを挙げることができ
る。増粘剤は、特に架橋したポリアクリル酸、変性した
又は未変性のグアーガム及びセルロース、例えばヒドロ
キシプロピルグアーガム、メチルヒドロキシエチルセル
ロース及びヒドロキシプロピルメチルセルロースから選
択することができる。また、本発明に係る組成物は、U
V-A活性及び/又はUV-B活性(吸収)があり、水溶
性、脂溶性、もしくは一般的に使用されている化粧品用
溶媒に不溶性である、少なくとも1つの有機光防御剤及
び/又は少なくとも1つの無機光防御剤をさらに含有さ
せてもよい。紫外線遮蔽剤は、有機UV遮蔽剤及び無機
UV遮蔽剤、又はその混合物から選択することができ
る。
【0018】本発明に係る有機UV遮蔽剤は、水溶性、
脂溶性又は通常の化粧品用溶媒に不溶性でありうる。そ
れらは、特にアントラニル酸類;ケイ皮酸誘導体;ジベ
ンゾイルメタン誘導体;サリチル酸誘導体;ショウノウ
誘導体;トリアジン誘導体、例えば特許出願US436
7390、EP863145、EP517104、EP
570838、EP796851、EP775698、
EP878469及びEP933376に記載されてい
るもの;ベンゾフェノン誘導体、特に特許出願EP-A-
1046391及びDE10012408に記載されて
いるもの;β,β'-ジフェニルアクリラート誘導体;ベ
ンゾトリアゾール誘導体;ベンゾイミダゾール誘導体;
イミダゾリン類;ビスベンゾアゾリル誘導体、例えば特
許EP669323及びUS2463264に記載され
ているもの;p-アミノ安息香酸(PABA)誘導体;
メチレンビス(ヒドロキシフェニルベンゾトリアゾール)
誘導体、例えば特許出願US5237071、US51
66355、GB2303549、DE1972618
4及びEP893119に記載されているもの;遮蔽ポ
リマー及び遮蔽シリコーン、例えば特に特許出願WO9
3/04665に開示されているもの;α-アルキルス
チレンから誘導される二量体、例えば特許出願DE19
855649に開示されているもの、4,4-ジアリール
ブタジエン誘導体、例えば特許出願EP096720
0、DE19755649及びEP133981に開示
されているもの;アミノ置換ヒドロキシベンゾフェノン
類、例えばEP1046391及びEP1133980
に記載される構築物;及びそれらの混合物から選択され
る。
脂溶性又は通常の化粧品用溶媒に不溶性でありうる。そ
れらは、特にアントラニル酸類;ケイ皮酸誘導体;ジベ
ンゾイルメタン誘導体;サリチル酸誘導体;ショウノウ
誘導体;トリアジン誘導体、例えば特許出願US436
7390、EP863145、EP517104、EP
570838、EP796851、EP775698、
EP878469及びEP933376に記載されてい
るもの;ベンゾフェノン誘導体、特に特許出願EP-A-
1046391及びDE10012408に記載されて
いるもの;β,β'-ジフェニルアクリラート誘導体;ベ
ンゾトリアゾール誘導体;ベンゾイミダゾール誘導体;
イミダゾリン類;ビスベンゾアゾリル誘導体、例えば特
許EP669323及びUS2463264に記載され
ているもの;p-アミノ安息香酸(PABA)誘導体;
メチレンビス(ヒドロキシフェニルベンゾトリアゾール)
誘導体、例えば特許出願US5237071、US51
66355、GB2303549、DE1972618
4及びEP893119に記載されているもの;遮蔽ポ
リマー及び遮蔽シリコーン、例えば特に特許出願WO9
3/04665に開示されているもの;α-アルキルス
チレンから誘導される二量体、例えば特許出願DE19
855649に開示されているもの、4,4-ジアリール
ブタジエン誘導体、例えば特許出願EP096720
0、DE19755649及びEP133981に開示
されているもの;アミノ置換ヒドロキシベンゾフェノン
類、例えばEP1046391及びEP1133980
に記載される構築物;及びそれらの混合物から選択され
る。
【0019】有機遮蔽剤の例としては、INCI名で以
下に示すものが挙げられる:パラ-アミノ安息香酸誘導
体: −PABA、 −エチルPABA、 −エチルジヒドロキシプロピルPABA、 −エチルヘキシルジメチルPABA、特に、ISP社か
ら「エスカロール(Escalol)507」の名称で販売され
ている −グリセリルPABA、 −BASF社から「ユビヌル(Uvinul)P25」の名称で
販売されているPEG-25PABA。
下に示すものが挙げられる:パラ-アミノ安息香酸誘導
体: −PABA、 −エチルPABA、 −エチルジヒドロキシプロピルPABA、 −エチルヘキシルジメチルPABA、特に、ISP社か
ら「エスカロール(Escalol)507」の名称で販売され
ている −グリセリルPABA、 −BASF社から「ユビヌル(Uvinul)P25」の名称で
販売されているPEG-25PABA。
【0020】サリチル酸誘導体:
−ロナ(Rona)/EMインダストリーズから「ユーソレッ
クス(Eusolex)HMS」の名称で販売されているホモサ
ラート(homosalate)、 −ハーマンアンドレイマー社(Haarmann and Reimer)か
ら「ネオ・ヘリオパン(NeoHeliopan)OS」の名称で販売
されているサリチル酸エチルヘキシル、 −Scher社から「ディプサル(Dipsal)」の名称で販売さ
れているジプロピレングリコールサリチラート、 −ハーマンアンドレイマー社から「ネオ・ヘリオパンT
S」の名称で販売されているTEAサリチラート。
クス(Eusolex)HMS」の名称で販売されているホモサ
ラート(homosalate)、 −ハーマンアンドレイマー社(Haarmann and Reimer)か
ら「ネオ・ヘリオパン(NeoHeliopan)OS」の名称で販売
されているサリチル酸エチルヘキシル、 −Scher社から「ディプサル(Dipsal)」の名称で販売さ
れているジプロピレングリコールサリチラート、 −ハーマンアンドレイマー社から「ネオ・ヘリオパンT
S」の名称で販売されているTEAサリチラート。
【0021】ジベンゾイルメタン誘導体:
−ブチルメトキシジベンゾイルメタン、特に、ホフマン
ラロシュ社(Hoffmann LaRoche)から「パルソール(Parso
l)1789」の商品名で販売されている −イソプロピルジベンゾイルメタン。 ケイ皮酸誘導体: −メトキシケイ皮酸エチルヘキシル、特にホフマンラロ
シュ社から「パルソールMCX」の商品名で販売されて
いる −メトキシケイ皮酸イソプロピル、 −ハーマンアンドレイマー社から「ネオヘリオパンE1
000」の商品名で販売されているメトキシケイ皮酸イ
ソアミル、 −シンノキサート、 −メトキシケイ皮酸DEA、 −メトキシケイ皮酸ジイソプロピル、 −エチルヘキサン酸ジメトキシケイ皮酸グリセリル。
ラロシュ社(Hoffmann LaRoche)から「パルソール(Parso
l)1789」の商品名で販売されている −イソプロピルジベンゾイルメタン。 ケイ皮酸誘導体: −メトキシケイ皮酸エチルヘキシル、特にホフマンラロ
シュ社から「パルソールMCX」の商品名で販売されて
いる −メトキシケイ皮酸イソプロピル、 −ハーマンアンドレイマー社から「ネオヘリオパンE1
000」の商品名で販売されているメトキシケイ皮酸イ
ソアミル、 −シンノキサート、 −メトキシケイ皮酸DEA、 −メトキシケイ皮酸ジイソプロピル、 −エチルヘキサン酸ジメトキシケイ皮酸グリセリル。
【0022】β,β'-ジフェニルアクリラート誘導体:
−オクトクリレン(Octocrylene)、特に、BASF社か
ら「ユビヌルN539」の商品名で販売されている −エトクリレン(Etocrylene)、特に、BASF社から
「ユビヌルN35」の商品名で販売されている。 ベンゾフェノン誘導体: −BASF社から「ユビヌル400」の商品名で販売さ
れているベンゾフェノン-1、 −BASF社から「ユビヌルD50」の商品名で販売さ
れているベンゾフェノン-2、 −BASF社から「ユビヌルM40」の商品名で販売さ
れているベンゾフェノン-3又はオキシベンゾン、 −BASF社から「ユビヌルMS40」の商品名で販売
されているベンゾフェノン-4、 −ベンゾフェノン-5、 −ノーケイ社(Norquay)から「ヘリソーブ(Helisorb)1
1」の商品名で販売されているベンゾフェノン-6、 −アメリカンシアナミド社(American Cyanamid)社から
「スペクトラ-ソーブ(Spectra-Sorb)UV-24」の商品
名で販売されているベンゾフェノン-8、 −BASF社から「ユビヌルDS-49」の商品名で販
売されているベンゾフェノン-9、 −ベンゾフェノン-12、 −2-(4-ジエチルアミノ-2-ヒドロキシベンゾイル)安
息香酸n-ヘキシル。
ら「ユビヌルN539」の商品名で販売されている −エトクリレン(Etocrylene)、特に、BASF社から
「ユビヌルN35」の商品名で販売されている。 ベンゾフェノン誘導体: −BASF社から「ユビヌル400」の商品名で販売さ
れているベンゾフェノン-1、 −BASF社から「ユビヌルD50」の商品名で販売さ
れているベンゾフェノン-2、 −BASF社から「ユビヌルM40」の商品名で販売さ
れているベンゾフェノン-3又はオキシベンゾン、 −BASF社から「ユビヌルMS40」の商品名で販売
されているベンゾフェノン-4、 −ベンゾフェノン-5、 −ノーケイ社(Norquay)から「ヘリソーブ(Helisorb)1
1」の商品名で販売されているベンゾフェノン-6、 −アメリカンシアナミド社(American Cyanamid)社から
「スペクトラ-ソーブ(Spectra-Sorb)UV-24」の商品
名で販売されているベンゾフェノン-8、 −BASF社から「ユビヌルDS-49」の商品名で販
売されているベンゾフェノン-9、 −ベンゾフェノン-12、 −2-(4-ジエチルアミノ-2-ヒドロキシベンゾイル)安
息香酸n-ヘキシル。
【0023】ベンジリデンショウノウ誘導体:
−シメックス社(Chimex)により「メギゾリル(Mexoryl)
SD」の名称で製造されている3-ベンジリデンショウ
ノウ、 −メルク社(Merck)から「ユーソレックス6300」の
名称で販売されている4-メチルベンジリデンショウノ
ウ、 −シメックス社により「メギゾリルSL」の名称で製造
されているベンジリデンショウノウスルホン酸、 −シメックス社により「メギゾリルSO」の名称で製造
されているメト硫酸ショウノウベンザルコニウム、 −シメックス社により「メギゾリルSX」の名称で製造
されているテレフタリリデンジショウノウスルホン酸、 −シメックス社により「メギゾリルSW」の名称で製造
されているポリアクリルアミドメチルベンジリデンショ
ウノウ。 フェニルベンゾイミダゾール誘導体: −フェニルベンゾイミダゾールスルホン酸、特に、メル
ク社から「ユーソレックス232」の商品名で販売され
ている −ハーマンアンドレイマー社から「ネオ・ヘリオパンA
P」の商品名で販売されている二ナトリウムフェニルジ
ベンゾイミダゾールテトラスルホナート。
SD」の名称で製造されている3-ベンジリデンショウ
ノウ、 −メルク社(Merck)から「ユーソレックス6300」の
名称で販売されている4-メチルベンジリデンショウノ
ウ、 −シメックス社により「メギゾリルSL」の名称で製造
されているベンジリデンショウノウスルホン酸、 −シメックス社により「メギゾリルSO」の名称で製造
されているメト硫酸ショウノウベンザルコニウム、 −シメックス社により「メギゾリルSX」の名称で製造
されているテレフタリリデンジショウノウスルホン酸、 −シメックス社により「メギゾリルSW」の名称で製造
されているポリアクリルアミドメチルベンジリデンショ
ウノウ。 フェニルベンゾイミダゾール誘導体: −フェニルベンゾイミダゾールスルホン酸、特に、メル
ク社から「ユーソレックス232」の商品名で販売され
ている −ハーマンアンドレイマー社から「ネオ・ヘリオパンA
P」の商品名で販売されている二ナトリウムフェニルジ
ベンゾイミダゾールテトラスルホナート。
【0024】トリアジン誘導体:
−チバガイギー社から「チノソーブ(Tinosorb)S」の商
品名で販売されているアニソトリアジン、 −エチルヘキシルトリアゾン、特に、BASF社から
「ユビヌルT150」の商品名で販売されている −シグマ3V社(Sigma 3V)から「ユバソーブ(Uvasorb)
HEB」の商品名で販売されているジエチルヘキシルブ
タミドトリアゾン。 フェニルベンゾトリアゾール誘導体: −ローディア・シミー社(Rhodia Chimie)から「シラトリ
ゾール(Silatrizole)」の名称で販売されているドロメ
トリゾールトリシロキサン、 −フェアマウント・ケミカル(Fairmount Chemical)から
「ミキシム(Mixxim)BB/100」の商品名で固体形態
のものとして、もしくはチバスペシャルティケミカルズ
から「チノソーブ(Tinosorb)M」の商品名で水性分散液
におけるマイクロ化形態のものとして販売されているメ
チレンビス(ベンゾトリアゾリル)テトラメチルブチルフ
ェノール。
品名で販売されているアニソトリアジン、 −エチルヘキシルトリアゾン、特に、BASF社から
「ユビヌルT150」の商品名で販売されている −シグマ3V社(Sigma 3V)から「ユバソーブ(Uvasorb)
HEB」の商品名で販売されているジエチルヘキシルブ
タミドトリアゾン。 フェニルベンゾトリアゾール誘導体: −ローディア・シミー社(Rhodia Chimie)から「シラトリ
ゾール(Silatrizole)」の名称で販売されているドロメ
トリゾールトリシロキサン、 −フェアマウント・ケミカル(Fairmount Chemical)から
「ミキシム(Mixxim)BB/100」の商品名で固体形態
のものとして、もしくはチバスペシャルティケミカルズ
から「チノソーブ(Tinosorb)M」の商品名で水性分散液
におけるマイクロ化形態のものとして販売されているメ
チレンビス(ベンゾトリアゾリル)テトラメチルブチルフ
ェノール。
【0025】アントラニル誘導体:
−ハーマンアンドレイマー社から「ネオ・ヘリオパンM
A」の商品名で販売されているアントラニル酸メンチ
ル。 イミダゾリン誘導体: −エチルヘキシルジメトキシベンジリデンジオキソイミ
ダゾリンプロピオナート。 ベンザルマロナート誘導体: −ホフマンラロシュ社から「パルソールSLX」の商品
名で販売されているポリシリコーン-15のようなベン
ザルマロナート官能基を有するポリオルガノシロキサ
ン。 4,4-ジアリルブタジエン誘導体: −1,1-ジカルボキシ(2,2'-ジメチル-プロピル)-4,
4-ジフェニルブタジエン、及びそれらの混合物。
A」の商品名で販売されているアントラニル酸メンチ
ル。 イミダゾリン誘導体: −エチルヘキシルジメトキシベンジリデンジオキソイミ
ダゾリンプロピオナート。 ベンザルマロナート誘導体: −ホフマンラロシュ社から「パルソールSLX」の商品
名で販売されているポリシリコーン-15のようなベン
ザルマロナート官能基を有するポリオルガノシロキサ
ン。 4,4-ジアリルブタジエン誘導体: −1,1-ジカルボキシ(2,2'-ジメチル-プロピル)-4,
4-ジフェニルブタジエン、及びそれらの混合物。
【0026】特に好ましい有機UV遮蔽剤は、次の化合
物から選択される: −サリチル酸エチルヘキシル、 −ブチルメトキシジベンゾイルメタン、 −メトキシケイ皮酸エチルヘキシル、 −オクトクリレン、 −フェニルベンゾイミダゾールスルホン酸、 −テレフタリリデンジショウノウスルホン酸、 −ベンゾフェノン-3、 −ベンゾフェノン-4、 −ベンゾフェノン-5、 −2-(4-ジエチルアミノ-2-ヒドロキシベンゾイル)安
息香酸n-ヘキシル −4-メチルベンジリデンショウノウ、 −ベンゾイミダジラート、 −アニソトリアジン、 −エチルヘキシルトリアゾン、 −ジエチルヘキシルブタミドトリアゾン、 −メチレンビス(ベンゾトリアゾリル)テトラメチルブチ
ルフェノール、 −ドロメトリゾールトリシロキサン、及びそれらの混合
物。
物から選択される: −サリチル酸エチルヘキシル、 −ブチルメトキシジベンゾイルメタン、 −メトキシケイ皮酸エチルヘキシル、 −オクトクリレン、 −フェニルベンゾイミダゾールスルホン酸、 −テレフタリリデンジショウノウスルホン酸、 −ベンゾフェノン-3、 −ベンゾフェノン-4、 −ベンゾフェノン-5、 −2-(4-ジエチルアミノ-2-ヒドロキシベンゾイル)安
息香酸n-ヘキシル −4-メチルベンジリデンショウノウ、 −ベンゾイミダジラート、 −アニソトリアジン、 −エチルヘキシルトリアゾン、 −ジエチルヘキシルブタミドトリアゾン、 −メチレンビス(ベンゾトリアゾリル)テトラメチルブチ
ルフェノール、 −ドロメトリゾールトリシロキサン、及びそれらの混合
物。
【0027】無機光防御剤は、被覆された又は被覆され
ていない金属酸化物の顔料又はナノ顔料(一次粒子の平
均サイズ:一般に5nm〜100nm、好ましくは10
nm〜50nm)、例えば、酸化チタン(非晶質又はルチ
ル型及び/又はアナターゼ型結晶)、酸化鉄、酸化亜
鉛、酸化ジルコニウム又は酸化セリウムのナノ顔料、及
びその混合物から選択される。さらに、標準的な被覆剤
はアルミナ及び/又はステアリン酸アルミニウムであ
る。このような、被覆された又は被覆されていない金属
酸化物のナノ顔料は、特に特許出願EP518772及
びEP518773に開示されている。光防御剤は、一
般的に組成物の全重量に対して0.1〜20重量%、好
ましくは組成物の全重量に対して0.2〜15重量%の
範囲の割合で、本発明の組成物中に存在する。もちろ
ん、当業者であれば、本発明に係る組み合せに本質的に
関連する有利な特性が、考えられる添加により悪影響を
受けないか、実質的に受けないように留意して、上述し
た任意の付加的な化合物(類)及び/又はその量を選択す
るであろう。
ていない金属酸化物の顔料又はナノ顔料(一次粒子の平
均サイズ:一般に5nm〜100nm、好ましくは10
nm〜50nm)、例えば、酸化チタン(非晶質又はルチ
ル型及び/又はアナターゼ型結晶)、酸化鉄、酸化亜
鉛、酸化ジルコニウム又は酸化セリウムのナノ顔料、及
びその混合物から選択される。さらに、標準的な被覆剤
はアルミナ及び/又はステアリン酸アルミニウムであ
る。このような、被覆された又は被覆されていない金属
酸化物のナノ顔料は、特に特許出願EP518772及
びEP518773に開示されている。光防御剤は、一
般的に組成物の全重量に対して0.1〜20重量%、好
ましくは組成物の全重量に対して0.2〜15重量%の
範囲の割合で、本発明の組成物中に存在する。もちろ
ん、当業者であれば、本発明に係る組み合せに本質的に
関連する有利な特性が、考えられる添加により悪影響を
受けないか、実質的に受けないように留意して、上述し
た任意の付加的な化合物(類)及び/又はその量を選択す
るであろう。
【0028】本発明に係る組成物は、当業者によく知ら
れた技術、特に、水中油型又は油中水型のエマルジョン
の調製のための技術により調製されうる。この組成物
は、特に、単相又は複合エマルジョン(O/W、W/
O、O/W/O又はW/O/W)の形態、例えばクリー
ム又はミルクとして、又はゲル又はクリーム-ゲルの形
態、ローション、パウダー又は固体状チューブの形態で
あってもよく、また、任意にエアゾールとして包装され
てもよく、ムースの泡又はスプレーの形態であってもよ
い。好ましくは、本発明に係る組成物は、水中油型又は
油中水型エマルジョンの形態である。エマルジョンであ
る場合、このエマルジョンの水相は、公知の方法(Bang
ham,Standish及びWatkins、J. Mol. Biol. 13, 238(196
5)、FR2315991及びFR2416008)によ
り調製される非イオン性の小胞体分散液を含有してもよ
い。
れた技術、特に、水中油型又は油中水型のエマルジョン
の調製のための技術により調製されうる。この組成物
は、特に、単相又は複合エマルジョン(O/W、W/
O、O/W/O又はW/O/W)の形態、例えばクリー
ム又はミルクとして、又はゲル又はクリーム-ゲルの形
態、ローション、パウダー又は固体状チューブの形態で
あってもよく、また、任意にエアゾールとして包装され
てもよく、ムースの泡又はスプレーの形態であってもよ
い。好ましくは、本発明に係る組成物は、水中油型又は
油中水型エマルジョンの形態である。エマルジョンであ
る場合、このエマルジョンの水相は、公知の方法(Bang
ham,Standish及びWatkins、J. Mol. Biol. 13, 238(196
5)、FR2315991及びFR2416008)によ
り調製される非イオン性の小胞体分散液を含有してもよ
い。
【0029】また本発明は、上述した化粧品用組成物を
有効量、皮膚に塗布することからなることを特徴とす
る、皮膚を人工的に日焼けさせる及び/又は褐色にする
ための美容処理方法に関する。さらに本発明は、皮膚を
人工的に日焼けさせる及び/又は褐色にするための化粧
品組成物に含有される、上述されるもののようなセルフ
タンニング剤の着色性及び/又は安定性を改善する目的
での、上述した式(I)の1,7-ビスフェニルヘプタン-
3,5-ジオンの少なくとも1つの誘導体又は誘導体の混
合物の使用に関する。
有効量、皮膚に塗布することからなることを特徴とす
る、皮膚を人工的に日焼けさせる及び/又は褐色にする
ための美容処理方法に関する。さらに本発明は、皮膚を
人工的に日焼けさせる及び/又は褐色にするための化粧
品組成物に含有される、上述されるもののようなセルフ
タンニング剤の着色性及び/又は安定性を改善する目的
での、上述した式(I)の1,7-ビスフェニルヘプタン-
3,5-ジオンの少なくとも1つの誘導体又は誘導体の混
合物の使用に関する。
【0030】
【実施例】以下に、具体的であるが限定するものではな
い本発明を例証する実施例を記載する。下記の組成物に
おいて、量はグラムで表示される。 本発明の組成物 量(グラム) ヒドロキシプロピルメチルセルロース 2 グリセロール 5 プロピレングリコール 10 無水エタノール 10 ジヒドロキシアセトン 4 式(I)のテトラヒドロクルクミノイドの混合物 1 (サビンサ社のテトラヒドロクルクミノイドCG) 脱塩水 100g 組成物は長期間分解、変色を生じなかった。また、皮膚
に塗布すると、自然な日焼けに近い着色が得られ、良好
な着色強度、耐久力及び発色速度を有していた。
い本発明を例証する実施例を記載する。下記の組成物に
おいて、量はグラムで表示される。 本発明の組成物 量(グラム) ヒドロキシプロピルメチルセルロース 2 グリセロール 5 プロピレングリコール 10 無水エタノール 10 ジヒドロキシアセトン 4 式(I)のテトラヒドロクルクミノイドの混合物 1 (サビンサ社のテトラヒドロクルクミノイドCG) 脱塩水 100g 組成物は長期間分解、変色を生じなかった。また、皮膚
に塗布すると、自然な日焼けに近い着色が得られ、良好
な着色強度、耐久力及び発色速度を有していた。
─────────────────────────────────────────────────────
フロントページの続き
(51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考)
A61K 7/00 A61K 7/00 N
R
7/02 7/02 N
Fターム(参考) 4C083 AA11 AB231 AC102 AC122
AC211 AC291 AC301 AC441
AC471 AC851 AD282 BB46
CC02 CC05 DD08 DD31 DD41
EE11
Claims (25)
- 【請求項1】 化粧品及び/又は皮膚用の組成物であっ
て、化粧品的に許容される支持体中に、 (i)少なくとも1つのセルフタンニング剤、及び (ii)次の式(I): 【化1】 〔上式中:R1、R2、R3、R4、R5、R6、
R7、R8、R9及びR10は同一でも又は異なってい
ていてもよく、 (i) 水素原子; (ii) 直鎖状又は分枝状のC1-C4アルキル基; (iii) OR11基、{ここでR11は水素原子、直鎖状
又は分枝状のC1-C4アルキル基、PO(OX1)(OX
2)基又はSO2(OX3)基から選択され、ここで
X1、X2及びX3は同一でも又は異なっていていても
よく、水素原子又はアルカリ金属カチオン又はNH4 +
を示し、X1とX2は併せて1つの二価の金属カチオン
を示してもよい}; (iv) R12COのアシル基、{ここでR12は、直鎖
状又は分枝状で、飽和又は不飽和の、ヒドロキシル化さ
れた又はヒドロキシル化されておらず、カルボキシル化
された又はカルボキシル化されていないC1-C30の
炭化水素を有する基から選択される}; (v) グリコシル基又はウロニル基; から選択され、R1基からR10基は、それがOR11
基を示す場合、それが結合する芳香環及び隣接基と共に
5又は6の原子を含む環を形成していてもよく;OR3
及びOR8基は、それが結合する芳香環及びR2又はR
4及びR7又はR 9基と共に5又は6原子を含む環を形
成していてもよく;R1基からR10基の少なくとも1
つがOR11基を示すと解される〕の1,7-ビスフェニ
ルヘプタン-3,5-ジオンの少なくとも1つの誘導体又
は誘導体の混合物、を含有することを特徴とする組成
物。 - 【請求項2】 式(I)の化合物が: −次の構造のテトラヒドロクルクミン(THC)、即ち
1,7-ビス(3-メトキシ-4-ヒドロキシフェニル)ヘプ
タン-3,5-ジオン: 【化2】 −次の構造のテトラヒドロデメトキシクルクミン(TH
DC)、即ち1-(3-メトキシ-4-ヒドロキシフェニル)
-7-(4'-ヒドロキシフェニル)ヘプタン-3,5-ジオ
ン: 【化3】 −次の構造のテトラヒドロビスデメトキシクルクミン
(THBDC)、即ち1,7-ビス(4-ヒドロキシフェニ
ル)ヘプタン-3,5-ジオン: 【化4】 −次の構造の1,7-ビス(3,4-ジヒドロキシフェニル)
ヘプタン-3,5-ジオン: 【化5】 及びその混合物からなる群から選択される、請求項1に
記載の組成物。 - 【請求項3】 1,7-ビス(3-メトキシ-4-ヒドロキシ
フェニル)ヘプタン-3,5-ジオン又はテトラヒドロクル
クミン(THC)を式(I)の単独化合物として含むこと
を特徴とする、請求項2に記載の組成物。 - 【請求項4】 テトラヒドロクルクミン、テトラヒドロ
デメトキシクルクミン、及びテトラヒドロビス(デメト
キシ)クルクミン、からなる式(I)の化合物の混合物を
含むことを特徴とする、請求項1又は2に記載の組成
物。 - 【請求項5】 70〜95重量%のテトラヒドロクルク
ミン、4〜25重量%のテトラヒドロデメトキシクルク
ミン、及び0.5〜10重量%のテトラヒドロビス(デ
メトキシ)クルクミン、からなる式(I)の化合物の混合
物を含むことを特徴とする、請求項4に記載の組成物。 - 【請求項6】 75〜90重量%のテトラヒドロクルク
ミン、8〜20重量%のテトラヒドロデメトキシクルク
ミン、及び1〜5重量%のテトラヒドロビス(デメトキ
シ)クルクミン、からなる式(I)の化合物の混合物を含
むことを特徴とする、請求項5に記載の組成物。 - 【請求項7】 式(I)の化合物が、化粧品用組成物の全
重量に対して0.001〜10重量%、より好ましくは
化粧品用組成物の全重量に対して約0.01〜5重量
%、更に好ましくは約0.1〜5重量%に相当すること
を特徴とする、請求項1ないし6の何れか1項に記載の
組成物。 - 【請求項8】 セルフタンニング剤が、モノ-又はポリ
カルボニル化合物である、請求項1ないし7の何れか1
項に記載の組成物。 - 【請求項9】 セルフタンニング剤が、イサチン、アロ
キサン、ニンヒドリン、グリセルアルデヒド、メソ酒石
酸アルデヒド、グルタルアルデヒド、エリトルロース、
ピラゾリン-4,5-ジオン誘導体、ジヒドロキシアセト
ン(DHA)及び4,4-ジヒドロキシピラゾリン-5-ジオ
ン誘導体からなる群から選択される、請求項8に記載の
組成物。 - 【請求項10】 セルフタンニング剤がDHAである請
求項13に記載の組成物。 - 【請求項11】 セルフタンニング剤の濃度が、組成物
の全重量に対して0.1〜10重量%の範囲である請求
項1ないし10の何れか1項に記載の組成物。 - 【請求項12】 少なくとも1つの合成又は天然の直接
染料、及び/又は少なくとも1つのインドール誘導体を
含むことを特徴とする、請求項1ないし11の何れか1
項に記載の組成物。 - 【請求項13】 バフィア属(Baphia)及びシタン属(Pte
rocarpus)のレッドウッド(redwood)の「不溶性」抽出物
から選択される付加的な着色剤を含む、請求項1ないし
12の何れか1項に記載の組成物。 - 【請求項14】 基本粒子の平均サイズが100nm未
満である酸化鉄のナノ顔料から選択される付加的な着色
剤を含む、請求項1ないし13の何れか1項に記載の組
成物。 - 【請求項15】 脂肪物質、有機溶媒、イオン性又は非
イオン性の増粘剤、軟化剤、湿潤剤、乳濁剤、安定剤、
柔軟剤、シリコーン類、消泡剤、昆虫忌避剤、香料、防
腐剤、アニオン性、カチオン性、非イオン性、双性イオ
ン又は両性の界面活性剤、サブスタンスPアンタゴニス
ト、CGRPアンタゴニスト、フィラー、ポリマー類、
噴射剤、酸性化又は塩基性剤、又は化粧品及び/又は皮
膚科学において通常使用されている任意の他の成分から
選択される少なくとも1つの化粧品用アジュバントを含
有することを特徴とする、請求項1ないし14の何れか
1項に記載の組成物。 - 【請求項16】 UV-A活性及び/又はUV-B活性が
ある、少なくとも1つの有機光防御剤及び/又は少なく
とも1つの無機光防御剤をさらに含有することを特徴と
する、請求項1ないし15の何れか1項に記載の組成
物。 - 【請求項17】 有機光防御剤が、アントラニル酸類;
ケイ皮酸誘導体;ジベンゾイルメタン誘導体;サリチル
酸誘導体;ショウノウ誘導体;トリアジン誘導体;ベン
ゾフェノン誘導体;β,β'-ジフェニルアクリラート誘
導体;ベンゾトリアゾール誘導体;ベンゾイミダゾール
誘導体;イミダゾリン類;ビスベンゾアゾリル誘導体;
p-アミノ安息香酸(PABA)誘導体;メチレンビス
(ヒドロキシフェニルベンゾトリアゾール)誘導体;遮蔽
ポリマー及び遮蔽シリコーン;α-アルキルスチレンか
ら誘導される二量体;4,4-ジアリールブタジエン誘導
体;アミノ置換ヒドロキシベンゾフェノン類;及びそれ
らの混合物から選択される、請求項16に記載の組成
物。 - 【請求項18】 有機光防御剤が: −サリチル酸エチルヘキシル、 −ブチルメトキシジベンゾイルメタン、 −メトキシケイ皮酸エチルヘキシル、 −オクトクリレン、 −フェニルベンゾイミダゾールスルホン酸、 −テレフタリリデンジショウノウスルホン酸、 −ベンゾフェノン-3、 −ベンゾフェノン-4、 −ベンゾフェノン-5、 −2-(4-ジエチルアミノ-2-ヒドロキシベンゾイル)安
息香酸n-ヘキシル、 −4-メチルベンジリデンショウノウ、 −二ナトリウムフェニルジベンゾイミダゾールテトラス
ルホナート、 −アニソトリアジン、 −エチルヘキシルトリアゾン、 −ジエチルヘキシルブタミドトリアゾン、 −メチレンビス(ベンゾトリアゾリル)テトラメチルブチ
ルフェノール、 −ドロメトリゾールトリシロキサン、 −ポリシリコーン-15、 −1,1-ジカルボキシ(2,2'-ジメチル-プロピル)-4,
4-ジフェニルブタジエン、 及びそれらの混合物から選択される、請求項17に記載
の組成物。 - 【請求項19】 無機光防御剤が、被覆された又は被覆
されていない金属酸化物の顔料又はナノ顔料から選択さ
れる、請求項16に記載の組成物。 - 【請求項20】 無機光防御剤が、酸化チタン、酸化
鉄、酸化亜鉛、酸化ジルコニウム又は酸化セリウムの被
覆された又は被覆されていないナノ顔料、及びその混合
物から選択される、請求項19に記載の組成物。 - 【請求項21】 光防御剤が、組成物の全重量に対して
0.1〜20重量%の範囲、好ましくは組成物の全重量
に対して0.2〜15重量%の範囲の割合で、組成物中
に存在する、請求項16ないし20の何れか1項に記載
の組成物。 - 【請求項22】 非イオン性の小胞体分散液、エマルジ
ョン、特に油中水型、水中油型のエマルジョン、クリー
ム又は3相エマルジョン(W/O/W又はO/W/Oエ
マルジョン)、ミルク、ゲル、クリーム-ゲル、懸濁液、
分散体、ムース又はスプレーの形態である、請求項1な
いし21の何れか1項に記載の組成物。 - 【請求項23】 請求項22に記載の組成物の、皮膚を
日焼けさせる又は褐色にするための化粧品用組成物とし
ての使用。 - 【請求項24】 皮膚を日焼けさせる及び/又は褐色に
するための美容処理方法であって、請求項1ないし23
の何れか1項に係る化粧品用組成物を有効量、皮膚に塗
布することを含むことを特徴とする方法。 - 【請求項25】 前記セルフタンニング剤の着色性及び
/又は安定性を改善する目的での、少なくとも1つのセ
ルフタンニング剤を含有する皮膚の人工的な日焼け及び
/又は褐色化用の組成物における、請求項1ないし6の
何れか1項に記載の式(I)の1,7-ビスフェニルヘプタ
ン-3,5-ジオンの少なくとも1つの誘導体又は誘導体
の混合物の使用。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
FR0203934A FR2837701B1 (fr) | 2002-03-28 | 2002-03-28 | Composition autobronzante contenant un tetrahydrocurcuminoide et un agent autobronzant |
FR0203934 | 2002-03-28 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2003300861A true JP2003300861A (ja) | 2003-10-21 |
Family
ID=27799286
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2003090762A Pending JP2003300861A (ja) | 2002-03-28 | 2003-03-28 | テトラヒドロクルクミノイドとセルフタンニング剤を含むセルフタンニング組成物 |
Country Status (3)
Country | Link |
---|---|
EP (1) | EP1348424A1 (ja) |
JP (1) | JP2003300861A (ja) |
FR (1) | FR2837701B1 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2013544283A (ja) * | 2010-11-30 | 2013-12-12 | エヌ・ブイ・ペリコーン・リミテッド・ライアビリティ・カンパニー | メラニン促進局所用組成物 |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2005041817A (ja) * | 2003-07-23 | 2005-02-17 | Japan Science & Technology Agency | クルクミノイド配糖体、及びその製造方法 |
Family Cites Families (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
FR2746391B1 (fr) * | 1996-03-22 | 1998-04-17 | Oreal | Compositions cosmetiques a base de pyrazolin-4,5-diones, nouvelles pyrazolin-4,5 diones, procedes de preparation et utilisations |
FR2768733B1 (fr) * | 1997-09-19 | 1999-10-29 | Oreal | Nouveaux composes 4,4-dihydroxypyrazolin-5-ones ; leurs procedes de preparation et utilisations cosmetiques |
DE19949826A1 (de) * | 1999-10-15 | 2001-04-19 | Beiersdorf Ag | Kosmetische und dermatologische Lichtschutzformulierungen in Form von O/W-Makroemulsionen oder O/W-Mikroemulsionen, mit einem Gehalt an Dihydroxyaceton |
-
2002
- 2002-03-28 FR FR0203934A patent/FR2837701B1/fr not_active Expired - Fee Related
-
2003
- 2003-03-07 EP EP03290564A patent/EP1348424A1/fr not_active Withdrawn
- 2003-03-28 JP JP2003090762A patent/JP2003300861A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2013544283A (ja) * | 2010-11-30 | 2013-12-12 | エヌ・ブイ・ペリコーン・リミテッド・ライアビリティ・カンパニー | メラニン促進局所用組成物 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
EP1348424A1 (fr) | 2003-10-01 |
FR2837701B1 (fr) | 2005-01-28 |
FR2837701A1 (fr) | 2003-10-03 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
EP1277462B1 (fr) | Composition autobronzante contenant un ester N-acyl- d'acide amine | |
EP1441692B1 (fr) | Composition contenant un ester n-acyle d'acide amine et un filtre uv structuree par un polyamide | |
FR2840806A1 (fr) | Compositions autobronzantes colorees comportant au moins un colorant rouge ou orange choisi parmi les fluoranes ou leurs sels de metal alcalin | |
FR2939309A1 (fr) | Utilisation d'un derive ester de 2-pyrrolidinone 4-carboxy comme solvant dans les compositions cosmetiques ; compositions cosmetiques les contenant | |
WO2009016046A2 (en) | Sunless tanning compositions comprising substituted polyamine compounds | |
US6875426B2 (en) | Self-tanning composition containing a tetrahydrocurcuminoid and a self-tanning agent | |
EP1172092B1 (fr) | Compositions comprenant au moins un filtre UV et un sel de flavylium non substitué en position 3 pour la coloration de la peau | |
FR2816836A1 (fr) | Compositions autobronzantes colorees comportant du carmin de cochenille | |
EP1471059B1 (fr) | 2,4,6-tris(4'-amino benzalmalonate de dinéopentyle)-s-triazine, compositions cosmétiques photoprotectrices contenant ce composé et utilisation dudit composé | |
US6740313B2 (en) | Compositions for giving the skin a coloration similar to that of a natural tan, based on a pigment of the monascus type, and uses thereof | |
AU2002302123B2 (en) | Self-tanning composition comprising an amino-substituted 2-hydroxybenzophenone derivative and a self-tanning agent | |
US6699462B2 (en) | Artificial tanning compositions comprising sorghum extracts | |
EP1815886A2 (fr) | Compositions contenant un filtre uv-a du type dérivé de dibenzoylméthane et un dérivé de s-triazine; procédé de photostabilisation | |
EP1815884A2 (fr) | Compositions contenant un filtre uv-b du type ester de l'acide cinnamique, un filtre uv-a du type dibenzoylmethane et un derive de s-triazine ; procede de photostabilisation | |
JP2003300861A (ja) | テトラヒドロクルクミノイドとセルフタンニング剤を含むセルフタンニング組成物 | |
WO2002049594A2 (fr) | Compositions cosmetiques antisolaires a base d'un melange synergique de filtres et utilisations | |
JP2003081803A (ja) | ジベンゾイルメタン誘導体及び1,1,1−トリス(2−メチル−4−ヒドロキシ−5−tert−ブチルフェニル)ブタンを含有する遮蔽用組成物 | |
FR2881047A1 (fr) | Composition photoprotectrice contenant un derive de 1,3,5-triazine, un derive du dibenzoylmethane, et un compose bis-resorcinyl triazine | |
FR2867188A1 (fr) | Derives de s-triazine possedant un groupement para-alcoxyphenyle et au moins un groupement aminobenzalmaloniques greffes ; compositions cosmetiques contenant ces derives; utilisations desdits derives de s-tri | |
FR2830757A1 (fr) | Compositions pour la coloration de la peau proche du bronzage naturel contenant un filtre uv et un pigment du type monascus et utilisations | |
FR2834456A1 (fr) | Composition pour la coloration de la peau comprenant au moins un filtre uv et un extrait de sorgho et utilisations | |
FR2939311A1 (fr) | Utilisation d'un derive diester de pyrrolidinone 4-carboxy comme solvant dans les compositions cosmetiques ; compositions cosmetiques les contenant |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20041221 |
|
A601 | Written request for extension of time |
Effective date: 20050318 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A601 |
|
A602 | Written permission of extension of time |
Effective date: 20050414 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A602 |
|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20051206 |