JP2003299727A - イヌ類の精液分取装置 - Google Patents

イヌ類の精液分取装置

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JP2003299727A
JP2003299727A JP2002108088A JP2002108088A JP2003299727A JP 2003299727 A JP2003299727 A JP 2003299727A JP 2002108088 A JP2002108088 A JP 2002108088A JP 2002108088 A JP2002108088 A JP 2002108088A JP 2003299727 A JP2003299727 A JP 2003299727A
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syringe
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Toshihiko Nakagawa
稔彦 中川
Kazuya Ikefuchi
一也 池渕
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Taiho Pharmaceutical Co Ltd
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Taiho Pharmaceutical Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 第一〜第三液に区分けされるビーグル犬の精
液から第二液を簡単かつ確実に分取する。 【解決手段】 精液を分取するロート2と、該ロート2
に接続されれる可撓性を有し、かつ透明または半透明で
通過精液の状態を外部確認できる確認用チューブ3と、
該確認用第一チューブに第一脚部4aが接続される三方
活栓4と、三方活栓4の第二脚部4bに接続される補助
チューブ5と、該補助チューブに接続され、精液中の第
一液を分取するための第一シリンジ6と、三方活栓4の
第三脚部4cに接続され、目的とする第二液を分取する
ための第二シリンジ7とを備え、確認用チューブ3を通
過する精液の液状態を確認しつつ、三方活栓4の切換え
で第二シリンジ7に第二液を分取するようにした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は反復投与毒性試験に
おいて精巣の毒性評価をする際に使用されるイヌ類の精
液分取装置に係る。
【0002】
【従来技術】今日、新規な医療用医薬品の安全性を評価
する目的で、動物を用いた各種の毒性試験が実施されて
いるが、このような試験として、具体的には、単回投与
毒性試験、反復投与毒性試験、生殖発生毒性試験、変異
原性試験、皮膚感作性試験等がある。これらのうち、反
復投与毒性試験は、被験物質を哺乳動物に繰り返し投与
したときに、明らかな毒性変化を惹起する用量とその変
化の内容、及び毒性変化の認められない容量を求めるこ
とを目的としている。この試験で使用される動物は、
「医薬品非臨床試験ガイドライン」によると、げっ歯類
1種と、ウサギ以外の非げっ歯類1種の2種を使用する
ことが求められており、実際には、ラットおよびイヌの
組み合わせで使用されることが多い。反復投与毒性試験
において、雄動物の生殖器、特に精巣の精子形成に対す
る毒性(以下精巣毒性)の確認については、精巣の病理
組織学検査(例えば、ブアン固定、パラフィン包埋、精
巣の2−4ミクロンの横断切片、PASおよびヘマトキ
シリン・エオジン染色等)が最も感度の高い方法である
とされている。しかし、病理組織学的検査は、動物から
臓器を摘出しなければならないため、経時的な毒性変化
を確認するためには多数の動物を使用することになり、
動物愛護あるいは経済的な観点から、必要以上に行うこ
とは好ましくない。一方、反復投与毒性試験の病理組織
学的検査によっては検出できない機能的影響を検討する
ため精子検査を行うことがある。これは、精液を採取
し、そこから得られる精子数等のデータを検討し毒性評
価を行うもので、病理組織学的検査よりも動物に対する
安全性が高く、有用である。この精子検査には主にイヌ
が使用される。この理由としては、ラット等を使用して
精子検査を行う際は、解剖して精子を採取する方法が一
般的であり、動物愛護の観点から好ましくないが、イヌ
は精子採取の際、苦痛を伴う方法(例えば電気刺激的射
精法)を使用せずに採取することが可能であり、さらに
経時的に検査することにより病理組織学的検査では不可
能な同一個体の毒性変化をとらえることができるためで
ある。イヌは通常ビーグル犬を用いることが多い。イヌ
の精液は、第一液、第二液、第三液の3種類の体液が分
離されて射出される。第一液は勃起後10〜25秒で、
球尿道腺から透明な少量の液(0.4〜2.9mL)と
して射出され、第二液は陰茎が完全に勃起した後20〜
50秒間に亘って、精巣上体から多数の精子を含む白色
の濃厚な液(0.7〜2.5mL)として射出され、そ
して第三液は第二液を射出してから10〜50秒後に前
立腺から透明な液(10〜20mL)として約15分間
に亘って連続的に射出されることが知られている(「実
験用ビーグルの研究」51頁 ソフトサイエンス社19
76)。この3種類の体液の中で精子を含むのは第二液
のみであり、精巣毒性を評価する上で最も重要な分画で
ある。従って、第二液のみを分取し、その精液量、精子
濃度、精子数、精子運動性、精子形状等を評価すること
は、当業者にとってきわめて好ましいものであるといえ
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】このように、イヌの第
二液の精液量は非常に簡便に評価できる毒性指標の対象
であると考えられるが、従来、イヌの精液を採取するに
は、図3に示すように、精液を受けるロート11と、第
二液を分画分取するスピッツ管12とを用いていたが、
第二液が分画として射出されてくる際において、第一液
との間隔が瞬間的であるが故、第二液に第一液の一部が
混在してしまう、又は第二液の一部を取り損ねる等、第
二液のみを正確に分取するのは熟練者であっても非常に
困難な作業であった。従って本発明の目的は、イヌの精
液の第二液を簡便かつ正確に分取するための精液分取装
置を提供することにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、上記課題
を解決するために鋭意研究を行い、イヌの精液分取の
際、第一液と第二液の間隔が瞬間的であっても簡便かつ
正確に第二液を分取できる精液分取装置を発明した。つ
まり本発明は、第一〜第三液に区別される精液のなかか
ら第二液を分取するための精液分取装置であって、該精
液分取装置は、射出された精液を受ける受け部材と、該
受け部材に基端部が接続され、通過する精液の液状態の
確認が外部からできる確認流路と、該確認流路の先端部
に接続され、該確認流路を通過する精液を第一分取流路
から第二分取流路に切換えできる切換え部材と、前記第
一分取流路に接続され、第一液を分取する第一分取部材
と、第二分取流路に接続され、第二液を分取する第二分
取部材とを備えて構成されていることを特徴とするイヌ
類の精液分取装置である。そしてこのようにすることに
より、確認流路を流れる精液が第一液ではなく第二液で
あること確認し、これが切換え部材にまで到達した場合
に、該切換え部材を切換え、第二分取部材によって第二
液を分取することで簡単に精液から第二液の分取ができ
ることになって、操作性、作業性が著しく向上する。こ
のものにおいて、第一分取部材と第二分取部材とは、吸
引分取できる部材で構成されていることを特徴とするこ
とができ、このようにしたときには、現場での精液分取
作業が容易になる。さらにこれらのものにおいて、確認
流路は、可撓性を有した透明または半透明のチューブ材
で構成されていることを特徴とすることができ、このよ
うにしたときには、現場での精液分取作業のさらなる容
易化が計れる。これらのものにおいて、第一分取流路
は、切換え部材と第一分取部材とのあいだに可撓性を有
した透明または半透明のチューブ材を介装して形成され
ていることを特徴とすることができ、このようにしたと
きには、第一分取部材と第二分取部材との区別が視覚に
よってできる。さらにこれらにおいて、第二分取流路
は、切換え部材に第二分取部材を接続することで形成さ
れていることを特徴とすることができ、このようにする
ことで、より精度の高い第二液の分取が可能となる。ま
たこれらにおいて、切換え部材は、確認流路、第一分取
流路、第二分取流路に接続される三方活栓であることを
特徴とすることができ、このようにすることで、流路切
換えが容易になる。これらにおいて、第一、第二分取部
材は、対応する体液を吸引分取するシリンジであること
を特徴とすることができ、このようにすることで、分取
装置を簡単に構成することができる。
【0005】
【発明の実施の形態】次ぎに、本発明の実施の形態につ
いて図面を用いて説明する。図1において、1はビーグ
ル犬の精液分取装置であって、該精液分取装置1は、イ
ヌの精液を受けるロート2、該ロート2の先端部に基端
部が接続されていてロート2からの精液が流れる確認用
チューブ3、該確認用チューブ3の先端部に第一脚4a
が接続される三方活栓(三方コック、三方切換え弁)
4、該三方活栓4の第二脚4bに基端部が接続される補
助チューブ5、該補助チューブ5の先端部に接続される
第一シリンジ6、三方活栓4の第三脚4cに先端部が接
続される第二シリンジ7とを用いて構成されている。そ
して本実施の形態においては、第一シリンジ6に精液の
第一液を、第二シリンジ7に精液の第二液を吸引分取し
て採取する設定になっている。
【0006】さらに具体的には、ロート2は、本発明の
精液の受部材に相当するものであって、ガラスまたはプ
ラスチック製で、透明あるいは半透明性のものが、受け
た精液の液状態(透明、白濁色)の認識(確認)ができ
るので好適である。そしてビーグル犬の平均的精液量か
ら勘案して、ロート2としては、口径(最大径部の直
径)が60〜90mm(ミリメートル)、足外径(直
径)が7〜9mmのものが好適である。
【0007】また、確認用チューブ3は本発明の確認流
路を構成しているが、該確認用チューブ3は、前記ロー
ト2で受けた精液が流れる際に、前記精液の液状態の確
認を外部から目視でして第一、第二液の分取をするため
の機能が要求されるため、透明であることが好適である
が、チューブ外から液状態の目視での確認ができるもの
であれば半透明であっても勿論よい。そして材質として
は、取り扱いの容易性の関係から可撓性があることが好
ましく、そのためシリコーンチューブ等の各種の軟質プ
ラスチックチューブから任意に選択されたものを採用す
ることができる。因みに、確認用チューブ3の長さは、
短すぎると液状態の確認が難しくなり、長すぎると作業
効率が悪くなるもので、好適には5〜30cm、より好
適には10〜20cmである。一方、補助チューブ5に
ついては、精液の液状態の確認作業は必ずしも必要がな
いため不透明のものでもよいが、確認用チューブ3と同
様、液状確認が可能なものである方がより好適である。
そしてこのものも、取り扱いの容易性の関係から可撓性
があるものが好適である。そして第一液を分取する第一
シリンジ6は補助チューブ5に接続されているため、目
的とする第二液を分取するための第二シリンジ7と第一
シリンジ6とは補助チューブ5の有無により明確に区別
され、この結果、分取に際し、シリンジ6、7の取り違
いをしてしまうことを回避できる。また、第二シリンジ
は、直接的に三方活栓4に接続されていて、第一シリン
ジ6のようにあいだに補助チューブ5の介装がないもの
であるため、部品点数の低減が計れることになる。しか
も精液がチューブに付着して採取量が少なくなることを
防止する効果も期待できる。ところでこれらチューブ
3、5の径は、イヌの第一、第二液の精液量、並びにロ
ート2の先端部の外径、三方活栓4の差込部の外径によ
って決定されるが、外径が3〜6mm、内径が2〜4m
mのものが一般には好適である。
【0008】さらに三方活栓4は、本発明の切換え部材
に相当するものであって、コック4dの切換え操作によ
り第一脚4aから第二脚4bを通過して補助チューブ5
に至る第一分取流路と、第一脚4aから第三脚4cを通
過して第二シリンジ7に至る第二分取流路とに任意に切
換え可能な活栓であるが、実際にはこのような流路切換
えができる活栓(切換えコック、切換え弁)であれば充
分であって、例えば四方活栓を代用することができる。
そしてこのような活栓としては、その材質を透明または
半透明のものとして液状態の確認が外部からできるもの
とすることが、切換えのタイミングをより正確にするた
めには好適である。
【0009】最後に第一シリンジ6は本発明の第一分取
部材に相当するものであって、精液のうちの第一液を吸
引分取するもので、その容量は、第一液の液量に相当す
るものが必要になるが、補助チューブ5内に残存する第
一液の液量も勘案して設定できることはいうまでもな
い。これに対し、第二シリンジ7は、本発明の第二分取
部材に相当するもので、精液の中から目的とする第二液
を吸引分取するものであって、その容量は第二液の液量
に少なくとも相当することが必要となる。これらシリン
ジ6、7は、分取状態を把握するため、分取液体の状態
を確認できるよう透明、半透明であることが好ましいと
いえるが、これに限定されるものではない。さらにま
た、本発明における第一、第二分取部材は、精液を吸引
分取すればよいものであるため、必ずしもシリンジに限
定されるものではなく、例えば筒状または袋状になった
分取液溜りを備え、該分取液溜りに吸引具(例えば吸引
ポンプ、ピペッター等)を接続したものとしても構成で
きることはいうまでもない。
【0010】叙述の如く構成された本発明の実施の形態
において、ビーグル犬の精液から第二液を分取するに
は、三方活栓4を、閉状態にするか、確認用チューブ3
と補助チューブ5とが連通になる第一分取流路連通状態
にし、この状態で、マッサージ法により射出せしめた精
液をロート2で受け、そして三方活栓4を閉状態であっ
たときには第一分取流路連通状態となるよう切換えたう
えで、第一シリンジ6のピストン6aの引き作業をして
第一液を第一シリンジ6に吸引分取していく。この第一
液の分取が進行していくと、確認用チューブ3には白濁
した第二液が流れることになるが、これは確認用チュー
ブ3を通して外部から目視により確認することができ、
そして第二液が三方活栓4に達し、しかもその切換え位
置に到達したと判断されたとき、該三方活栓4を確認用
チューブ3と第二シリンジ7とが連通する第二分取流路
を連通状態に切換えた後、第二シリンジ7のピストン7
aの吸引作業をして第二液を第二シリンジ7に吸引分取
する。そして第二液に続いて透明な第三液が確認用チュ
ーブ3で確認された場合に、該第三液が三方活栓4の切
換え位置まで到達した時点で第二シリンジ7の吸引作業
をやめ、三方活栓4を閉じ、これによって第二液の分取
作業が完了する。
【0011】本発明は、イヌの精液の第二液のみを分取
する場合であれば、用途は精巣毒性評価だけにとどまら
ず、人工授精等の用途にも使用できる。次にまた、精巣
毒性試験に使用されるイヌはビーグル犬が多いことは先
に述べたが、これに限定されず、イヌ類であれば同様に
使用できる。
【0012】
【実施例】次に、前記精液分取装置1を用いて実際にイ
ヌの精液から第二液を採取する実施例を挙げ、本発明を
さらに詳しく説明するが、本発明は以下の実施例に何ら
制約されるものではない。
【0013】[使用動物]イヌは、CRP−MI(Co
vance Research Product−Mi
chigan)産の28〜29ヶ月齢のビーグル犬を使
用した。該ビーグル犬は、温度20〜26℃、湿度30
〜70%に空調され、照明時間12時間(午前6時点
灯、午後6時消灯)、換気回数で10回以上/時に設定
された飼育室でステンレス製個別ケージに1頭ずつ収容
した。ビーグル犬には、固形飼料約300gを1日1回
ほぼ一定時刻に与え、飲み水として、水道水を自動給水
装置より自由に接取させた。
【0014】[採取方法]精液採取はマッサージ法で行
った。すなわち、採取者が雄の亀頭球の基部を強く握
り、摩擦刺激により陰茎を勃起させ、射出を待った。イ
ヌが透明な第一液の射精を開始したら、前記本発明装置
(図1)1のロート2に受け、補助者が確認用チューブ
3と第一分取流路とを連通状態となるよう三方活栓4を
切換えたうえで、第一シリンジ6のピストン6aの引き
作業をして第一液を第一シリンジ6に吸引分取した。こ
の第一液の分取が進行し、第一液に続いて白濁した第二
液が三方活栓4に達し、しかもその切換え位置に到達し
たとき、該三方活栓4を確認用チューブ3と第二シリン
ジ7とが連通する第二分取流路を連通状態に切換え、第
二シリンジ7のピストン7aの吸引作業をして第二液を
第二シリンジ7に吸引分取した。そして第二液に続いて
透明な第三液が確認用チューブ3で確認され、第三液が
三方活栓4の切換え位置まで到達した時点で第二シリン
ジ7の吸引作業を止め、三方活栓4を閉じた。これによ
って、第二液を第二シリンジ7に分取した。上記採取を
6頭のビーグル犬(No.1〜6)について1回/週の
頻度で5回行い、該採取第二液精液量(mL)を測定
し、その平均液量(mL)と標準偏差を算出した。その
結果を図2の表図に示す。この結果から、分取されたビ
ーグル犬の第二液精液量の標準偏差は小さく、分取作業
時における採取量のバラツキが抑えられていることが確
認された。
【0015】
【効果】以上要するに、本発明は叙述のごとく構成され
たことにより、第一液〜第三液に分画されるイヌの精液
から精子を含有する第二液を分取することが、簡単な装
置でありながら簡便かつ正確にできることになり、反復
投与毒性試験において精巣の毒性評価をする際の精子検
査法の信頼性向上に多いに寄与でき、当業者にとって非
常に有益である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明装置が実施された全体斜視図である。
【図2】ビーグル犬の分取した第二液精液量を示す表図
である。
【図3】従来の精液採取装置を示す斜視図である。
【符号の説明】
1 精液分取装置 2 ロート 3 確認用チューブ 4 三方活栓 4a、4b、4c 活栓脚部 5 補助チューブ 6 第一シリンジ 6a 第一シリンジのピストン 7 第二シリンジ 7a 第二シリンジのピストン

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 第一〜第三液に区別される精液のなかか
    ら第二液を分取するための精液分取装置であって、該精
    液分取装置は、射出された精液を受ける受け部材と、該
    受け部材に基端部が接続され、通過する精液の液状態の
    確認が外部からできる確認流路と、該確認流路の先端部
    に接続され、該確認流路を通過する精液を第一分取流路
    から第二分取流路に切換えできる切換え部材と、前記第
    一分取流路に接続され、第一液を分取する第一分取部材
    と、第二分取流路に接続され、第二液を分取する第二分
    取部材とを備えて構成されていることを特徴とするイヌ
    類の精液分取装置。
  2. 【請求項2】 請求項1において、第一分取部材と第二
    分取部材とは、吸引分取できる部材で構成されているこ
    とを特徴とするイヌ類の精液分取装置。
  3. 【請求項3】 請求項1または2において、確認流路
    は、可撓性を有した透明または半透明のチューブ材で構
    成されていることを特徴とするイヌ類の精液分取装置。
  4. 【請求項4】 請求項1、2または3において、第一分
    取流路は、切換え部材と第一分取部材とのあいだに可撓
    性を有した透明または半透明のチューブ材を介装して形
    成されていることを特徴とするイヌ類の精液分取装置。
  5. 【請求項5】 請求項1、2、3または4において、第
    二分取流路は、切換え部材に第二分取部材を接続するこ
    とで形成されていることを特徴とするイヌ類の精液分取
    装置。
  6. 【請求項6】 請求項1、2、3、4または5におい
    て、切換え部材は、確認流路、第一分取流路、第二分取
    流路に接続される三方活栓であることを特徴とするイヌ
    類の精液分取装置。
  7. 【請求項7】 請求項1、2、3、4、5または6にお
    いて、第一、第二分取部材は、対応する体液を吸引分取
    するシリンジであることを特徴とするイヌ類の精液分取
    装置。
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