JP2003298458A - 無線通信装置 - Google Patents

無線通信装置

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JP2003298458A
JP2003298458A JP2002100602A JP2002100602A JP2003298458A JP 2003298458 A JP2003298458 A JP 2003298458A JP 2002100602 A JP2002100602 A JP 2002100602A JP 2002100602 A JP2002100602 A JP 2002100602A JP 2003298458 A JP2003298458 A JP 2003298458A
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signal
transmission
circuit
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Yusuke Naganuma
祐資 長沼
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Sony Ericsson Mobile Communications Japan Inc
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 通信に使用される周波数帯域が変化する無線
通信環境において、高効率且つ高い利得を実現できる狭
帯域のアンテナによる無線通信を可能とする。 【解決手段】 高効率且つ高い利得を実現可能な狭帯域
のアンテナ1と、送受信される信号に変復調を施すと共
に周波数ホッピングの処理を行う送受信回路3と、アン
テナ1と送受信回路3のインピーダンスを整合させる整
合回路10とを備える。そして、ホッピングシンセサイ
ザ24の出力電圧を整合回路の可変バラクタキャパシタ
Cvの制御電圧とすることで、周波数ホッピングされる
各周波数毎に整合回路10の特性を制御してアンテナ特
性を最適化している。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、無線による通信を
行う無線通信装置に関し、特に高効率且つ高い利得を実
現できる狭帯域のアンテナを使用する場合に好適な無線
通信装置に関する。
【0002】
【従来の技術】近年は、各種の電子機器において、いわ
ゆるブルートゥース(Bluetooth:商標)方式と呼ばれ
ている近距離無線通信方式を採用することで、各電子機
器間でデータの送受信を行うことが実用化されつつあ
る。
【0003】上記ブルートゥース方式は、2.4GHz
帯の周波数を使用し、複数の電子機器間でアドホックな
無線ネットワーキングを実現するための方式である。こ
のブルートゥース方式は、Bluetooth SIG(Special Int
erest Group)にて策定されたものであり、詳細は“Blu
etooth(TM)Special Interest Group、Bluetooth仕
様書バージョン1.0”に開示されている。
【0004】上記ブルートゥース方式は、スペクトラム
拡散の方式の一つである周波数ホッピング方式を使用し
てデータ通信を行うよう規定されている。周波数ホッピ
ング(Frequency Hopping:FH)方式とは、ある一定の周
期で搬送波の周波数を切り替えて(ホッピングして)通
信を行う方式であり、送信側だけでなく、受信側も同様
に一定周期で受信周波数を変更する。ブルートゥース方
式では、2.4GHz帯の広帯域(2402MHz〜2
480MHzの80MHz幅)の中に、1MHz間隔で
79個のチャネルが設定されており、上記周波数ホッピ
ングにより1秒間に1600回のチャネル切替を行いな
がら通信を行う。これにより、上記ブルートゥース方式
は、周波数干渉による障害に強く、通信の秘匿性を保っ
た状態での通信が可能となっている。
【0005】また、上記ブルートゥース方式は近距離無
線通信に特化しているため、通信モジュールの回路部品
の小型化及び集積化が容易である。このことから、携帯
電話機やノートパソコン、PDA(Personal Digital A
ssistant)などの携帯型電子機器における近距離無線通
信手段として、広く採用されつつある。上記ブルートゥ
ース方式の通信モジュールが携帯型電子機器に搭載され
た場合、アンテナは、上記通信モジュールの近くに内蔵
アンテナとして実装されることになり、小型で且つその
占有面積も少ないことが求められる。そのため、携帯型
電子機器に搭載されるブルートゥース方式のアンテナと
しては、チップ化されたモノポールアンテナ等が使用さ
れている。
【0006】ところで、一般に、無線通信装置は、図1
8に示すように送受信回路103とアンテナ101との
間にキャパシタCとインダクタLからなる整合回路10
2を備えていることが多い。上記整合回路102は、送
受信回路103とアンテナ101の両方のインピーダン
スを整合させるために設けられており、上記送受信回路
103が使用する通信周波数で上記アンテナの周波数特
性が最適になるような回路構成をとる。図18の例で
は、キャパシタンスとインダクタンスの両値が設定され
ている。
【0007】また、無線通信を行う場合において、アン
テナ101は、高効率で且つ高い利得を備えたものであ
ることが望ましい。ここで、携帯型電子機器等にブルー
トゥース方式の無線通信を採用する場合、アンテナが使
用できるスペースは限られる。小型なアンテナに高効率
で且つ高い利得を要求すると、一般的に例えば図19の
利得−周波数特性曲線CFRに示すように、アンテナの
周波数特性が狭くなってしまう。
【0008】上述のような小型で高効率且つ利得の高い
アンテナを用いると共に、そのアンテナの周波数特性を
上記整合回路で調整することは、携帯型電子機器等に上
記ブルートゥース方式の近距離無線通信を採用する場合
も、同様に効果的であると考えられる。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記ブ
ルートゥース方式の場合、前述したように80MHz幅
の帯域内で周波数ホッピングが行われるため、上記狭帯
域のアンテナ101と特定の周波数のみに対応した整合
回路103では、帯域内で常時最適なアンテナ特性を実
現できない。すなわち、80MHz幅のような広い帯域
内で常に高い利得を維持できる周波数特性を備えた小型
のアンテナを実現するのは困難であり、また、周波数ホ
ッピングの各周波数帯域でアンテナの周波数特性を各々
最適化できる整合回路も存在していない。なお、携帯型
電子機器等に内蔵可能な小型アンテナの場合、図19に
示すように、通信に最低限必要な利得RDを維持可能な
周波数帯域幅WNは20MHz程度となっている。した
がって、当該小型アンテナは、上記80MHzの広帯域
幅を使用し且つ通信時に使用される通信周波数が変化す
るようなブルートゥース方式の無線通信には使用できな
い。
【0010】本発明は、このような課題に鑑みてなされ
たものであり、例えばブルートゥース方式の周波数ホッ
ピング方式のように、通信に使用される周波数帯域を変
化させるような無線通信環境において、高効率且つ高い
利得を実現できる狭帯域のアンテナによる無線通信を可
能とし、さらに、そのアンテナの周波数特性を最適化す
ることをも可能とする、無線通信装置を提供することを
目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明の無線通信装置
は、アンテナと、送受信される信号に所定の通信処理を
施す送受信処理部と、アンテナと送受信処理部の間に設
けられる整合部と、所望の周波数に基づいて整合部の周
波数特性を制御する制御部とを有する。
【0012】すなわち本発明によれば、例えば、狭帯域
の周波数特性を持つアンテナを用い、通信に使用される
周波数が変化するような場合において、当該通信に使用
される周波数を所望の周波数とし、その所望の周波数に
基づいて整合部の周波数特性を制御することにより、送
受信信号の全帯域に渡って、アンテナ利得を最大にでき
る。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、本発明が適用される一実施
の形態として、ブルートゥース方式の近距離無線通信機
能を備えた電子機器を例に挙げて説明する。なお、電子
機器は、一例として、携帯電話機やノートパソコン、P
DAなどの携帯型電子機器であるとする。図1には、本
発明実施の形態の無線通信装置の主要部の構成を示す。
【0014】図1において、本実施の形態の無線通信装
置は、少なくとも、アンテナ1と整合回路10と送受信
回路3とディジタル回路4を備えている。なお、図1に
挙げられていない他の構成要素の説明については省略す
る。
【0015】上記アンテナ1は、高効率で高利得を実現
するために狭帯域の特性を有したアンテナとなされ、ま
た、携帯型電子機器のように設置容積が限られたものに
搭載するために小型のアンテナとなされている。当該ア
ンテナ1は、整合回路10の端子71と接続されてい
る。
【0016】整合回路10は、上記アンテナ1と送受信
回路3との間に設けられ、アンテナ1と送受信回路3の
両方のインピーダンスを整合させるために設けられてい
る。本実施の形態の場合、当該整合回路10は、可変バ
ラクタキャパシタCvとインダクタLを備えており、こ
れら可変バラクタキャパシタCvとインダクタLにより
可変バラクタキャパシタダイオードが構成されている。
上記可変バラクタキャパシタCvは、送受信回路3から
供給される制御電圧により、キャパシタンスが変更され
る。すなわち、整合回路10は、上記制御電圧により可
変バラクタキャパシタCvのキャパシタンスを変更する
ことで、所望の周波数帯域で上記アンテナ1と送受信回
路3の両方のインピーダンスを整合させ得るものとなさ
れている。
【0017】ディジタル回路4は、少なくとも、信号送
信時のデータの符号化、信号受信時のデータの復号化、
例えばブルートゥース方式の通信プロトコルに準拠した
送受信データの処理、送信データのD/A(ディジタル
/アナログ)変換、受信信号のA/D(アナログ/ディ
ジタル)変換等を行う。また、ディジタル回路4は、信
号送信時におけるブルートゥース方式等の周波数ホッピ
ングのための送信ホッピング制御信号と、信号受信時に
おける受信ホッピング制御信号を生成する。なお、信号
送信時の送信ホッピング制御信号は、ディジタル回路4
が内部で決定した周波数ホッピングの順序に基づいて生
成され、一方、信号受信時の受信ホッピング制御信号
は、ディジタル回路4が受信信号から検出した受信周波
数に基づいて生成される。さらに、図1のディジタル回
路4は、後述するように、整合回路10の周波数特性を
微調整するための微調整信号も生成する。
【0018】送受信回路3は、変復調部22、拡散逆拡
散部21、ホッピングシンセサイザ24、後述する電圧
微調整部25及びレベル検知部23を備える。なお、送
受信回路3は、図示しない送信アンプ、受信アンプも備
えている。
【0019】上記変復調部22は、送信信号の変調と、
受信信号の復調とを行う。ホッピングシンセサイザ24
は、ディジタル回路4からの送信ホッピング制御信号に
基づいて、送信信号の搬送周波数を一定周期毎に変更す
るための送信ホッピングパターンを生成する。また、ホ
ッピングシンセサイザ24は、ディジタル回路4からの
受信ホッピング制御信号に基づいて、受信信号の受信周
波数を一定周期毎に変更するための受信ホッピングパタ
ーンを生成する。拡散逆拡散部21は、整合回路10の
端子72と接続されており、信号送信時には送信信号の
搬送周波数を上記送信ホッピングパターンに応じて変更
することでスペクトラム拡散を行い、一方、信号受信時
には受信信号の受信周波数を上記受信ホッピングパター
ンに応じて変更することでスペクトラムの逆拡散を行
う。
【0020】図2には、周波数ホッピングにより、一定
周期の各時間(t0,t1,t2,t3〜t10,…)
毎に各周波数(f0,f1,f2,f3〜f10,…)
へ切り替えられていく様子を例示する。すなわち、上記
ホッピングシンセサイザは、信号送信時には、送信信号
の搬送周波数を、時間t0〜t1の間は周波数f1と
し、時間t1〜t2の間は周波数f2とし、時間t2〜
t3の間は周波数f3(以下同様であり省略する)とす
るための送信ホッピングパターンを生成する。一方、信
号受信時には、受信信号の受信周波数を、時間t0〜t
1の間は周波数f1とし、時間t1〜t2の間は周波数
f2とし、時間t2〜t3の間は周波数f3(以下省
略)とするための受信ホッピングパターンを生成する。
なおここでは、説明の都合上、信号送信時と信号受信時
のホッピングパターンを共に同じ図2を用いて説明した
が、一般に信号送信時の送信ホッピングパターンと信号
受信時の受信ホッピングパターンは異なるものである。
また、図3には、スペクトラム拡散前又はスペクトラム
逆拡散後の信号の周波数と、所定時間内での当該信号の
電力密度の平均との関係を表し、図4には、スペクトラ
ム拡散後の信号の周波数と、所定時間内での当該信号の
電力密度の平均との関係を表している。つまり、スペク
トラム拡散前(又はスペクトラム逆拡散後)の信号は、
ある周波数帯域fxに電力密度が集中しているが、スペ
クトラム拡散後の信号は複数の周波数帯域(周波数チャ
ンネルch1,ch2,…)に渡って電力密度が分散さ
れている。
【0021】ここで、本実施の形態の場合、上記拡散逆
拡散部21は、具体的には、PLL(Phase-Locked Loo
p)を備え、当該PLLのVCO(電圧制御発振器)の
共振回路用可変バラクタキャパシタダイオードに供給さ
れた電圧値に応じて周波数を変更するものとなされてい
る。したがって、上記ホッピングシンセサイザ24が出
力する送信ホッピングパターンと受信ホッピングパター
ンは、一定周期毎に電圧値が切り替えられていくような
パターンとなる。すなわち、上記送信ホッピングパター
ン又は受信ホッピングパターンは、図5に示すように、
時間t0〜t1の間は電圧値v1となり、時間t1〜t
2の間は電圧値v2となり、時間t2〜t3の間は電圧
値v3(以下同様であり省略する)となるように、一定
周期毎に電圧値が変化していくパターンとなっている。
【0022】また、本実施の形態の場合、信号送信時及
び信号受信時において、上記送受信回路3のホッピング
シンセサイザ24は、上記送信と受信ホッピングパター
ンに各々対応した各電圧値を、上記整合回路10の可変
バラクタキャパシタCvを制御するための制御電圧とし
て出力するようにもなされている。すなわち本実施の形
態によれば、上記ホッピングシンセサイザ24は、周波
数ホッピングにより一定周期毎に変化する各周波数帯域
において上記整合回路10がアンテナ1と送受信回路3
の両方のインピーダンスを整合させるための制御電圧と
して、上記送信,受信ホッピングパターンに対応した各
電圧値を可変バラクタキャパシタCvへ送るようになさ
れている。これにより、整合回路10は、周波数ホッピ
ングにより周波数帯域が変化する場合であっても、それ
ら各周波数帯域毎に、上記アンテナ1と送受信回路3の
両方のインピーダンスを整合可能となる。
【0023】なお、ホッピングシンセサイザ24が整合
回路10へ向けて出力する各電圧値は、当該ホッピング
シンセサイザ24から上記拡散逆拡散部21へ送られる
各電圧値と同じであっても良いが、好ましくは上記整合
回路10の可変バラクタキャパシタCv及びインダクタ
Lの素子特性に合わせた電圧値の方が良い。このよう
に、整合回路10へ送るための各電圧値と、上記拡散逆
拡散部21へ送るための各電圧値とが異なる値となって
いる場合、ホッピングシンセサイザ24の構成は、一例
として、ディジタル回路4からのホッピング制御信号に
より表される値と、整合回路10へ出力すべき各電圧値
及び拡散逆拡散部21へ出力すべき各電圧値との対応表
を備えたものが考えられる。この例の場合、ホッピング
シンセサイザ24は、上記対応表を参照することで、デ
ィジタル回路4からのホッピング制御信号に応じて、整
合回路10への電圧値と拡散逆拡散部21への電圧値を
生成する。勿論、上述したホッピングシンセサイザ2
4、拡散逆拡散部21,整合回路10の構成は、一例で
あり、本発明はこれらの構成例に限定されるものではな
い。
【0024】さらに、本実施の形態において、上記整合
回路10への制御電圧は微調整することも可能である。
すなわち本実施の形態の無線通信装置は、上記整合回路
10への制御電圧を微調整することで、上記周波数ホッ
ピングの各周波数毎に、整合回路10の周波数特性を微
調整可能となっている。
【0025】本実施の形態の場合、上記送受信回路3
は、整合回路10の周波数特性を微調整するための構成
として、電圧微調整部25とレベル検知部23を備えて
いる。電圧微調整部25は、整合回路10の端子73と
接続されており、ホッピングシンセサイザ24から整合
回路10へ送られる制御電圧を、ディジタル回路4が生
成した微調整信号に応じて微調整する。上記ディジタル
回路4が生成する微調整信号は例えば正又は負の電圧値
となされており、上記電圧微調整部25は、上記ホッピ
ングシンセサイザ24からの制御電圧へ上記正又は負の
電圧値を加算することで、当該制御電圧の微調整を行
う。
【0026】また、本実施の形態の場合、上記整合回路
10の周波数特性の微調整は、特に信号受信時に行われ
る。すなわち、信号受信時において、送受信回路3は、
レベル検知部23で受信信号の受信レベルを検知し、そ
のレベル検知信号をディジタル回路4へ送る。ディジタ
ル回路4は、一例として内部のしきい値レベルと上記レ
ベル検知信号とを比較するなどの処理により、上記受信
レベルが適切であるか否かを判定し、適切でないと判定
したときには上記受信レベルが適切な値になる方向に整
合回路10の周波数特性を調整するための上記微調整信
号を生成する。これにより、整合回路10は、アンテナ
1と送受信回路3の間のインピーダンスを常に最適な状
態に整合させること、つまり、図6に示すアンテナ利得
−周波数特性曲線CFR1,CFR2,CFR3,…よ
うに、図19同様に狭帯域である上記アンテナ1の特性
を、周波数ホッピングにおける各周波数チャンネルch
1,ch2,ch3,…毎に常に最適な状態とすること
で、各周波数チャンネルの全帯域に渡って常に最大のア
ンテナ利得RMを確保可能とし、その結果、常に良好な
受信レベルを維持可能となっている。なお、整合回路1
0の周波数特性の微調整は、信号受信時に特に有効であ
るが、勿論、信号送信時に行っても良い。
【0027】[信号送信時の動作]以下、図1に示した
無線通信装置における信号送信時の動作を図7のフロー
チャートを参照しながら説明する。
【0028】信号送信時において、先ずステップS1の
処理として、ディジタル回路4は、データを符号化し、
その符号化されたデータからブルートゥース方式等の通
信プロトコルに準拠した送信データを生成し、さらにそ
の送信データをD/A変換して送信信号を生成する。ま
た、ディジタル回路4は、周波数ホッピングにおける送
信周波数を決定し、その送信周波数に応じた送信ホッピ
ング制御信号を生成する。そして、ステップS2の処理
として、ディジタル回路4は、上記送信信号と送信ホッ
ピング制御信号を送受信回路3へ送る。当該ディジタル
回路4からの送信信号は、レベル検知部23を通過して
変復調部22へ送られる。また、送信ホッピング制御信
号は、ホッピングシンセサイザ24へ送られる。
【0029】送受信回路3の変復調部22は、ステップ
S3の処理として、上記送信信号により所定の搬送波を
変調し、当該変調後の送信信号を拡散逆拡散部21へ送
る。また、ホッピングシンセサイザ24は、上記送信ホ
ッピング制御信号に基づいて、送信信号の搬送周波数を
一定周期で切り替えるための送信ホッピングパターンを
生成し、その送信ホッピングパターンを拡散逆拡散部2
1へ送る。
【0030】次に、ステップS4の処理として、拡散逆
拡散部21は、上記変調後の送信信号の搬送周波数を、
上記送信ホッピングパターンに応じて切り替えることで
スペクトラム拡散を行う。当該拡散逆拡散部21にてス
ペクトラム拡散がなされた送信信号は、整合回路10へ
送られる。
【0031】次に、ステップS5の処理として、送受信
回路3のホッピングシンセサイザ24からは、整合回路
10の周波数特性を制御するための制御電圧が出力され
る。その制御電圧に応じて可変バラクタキャパシタCv
が制御されることで、整合回路10は、アンテナ1と送
受信回路3の両者のインピーダンスを、周波数ホッピン
グの各周波数毎に最適化する。
【0032】その後、ステップS6の処理として、アン
テナ1から送信信号の電波が送信される。そして、ステ
ップS7の処理として、ディジタル回路4は、全ての信
号の送信が終了したか否か判断し、送信すべき信号が残
っているときにはステップS1へ処理を戻し、送信が終
了したときには当該図7の送信処理を終了する。
【0033】[信号受信時の動作]以下、本実施の形態
の無線通信装置における信号受信時の動作を図8のフロ
ーチャートを参照しながら説明する。
【0034】信号受信時において、先ずステップS10
の処理として、アンテナ1が電波を受信すると、その受
信信号は、整合回路10,送受信回路3を介してディジ
タル回路4へ送られる。ディジタル回路4は、受信信号
をA/D変換し、受信データを復号する。また、ディジ
タル回路4は、ステップS11の処理として、その受信
信号の周波数を判別する。そして、ディジタル回路4
は、ステップS12の処理として、当該受信周波数に応
じた受信ホッピング制御信号を生成し、ステップS13
の処理として、その受信ホッピング制御信号を送受信回
路3へ送る。なお、このときの受信ホッピング制御信号
は、例えば前記図2に示した周波数ホッピングの各周波
数(チャンネル)のうちの1つの周波数(チャンネル)
に対応した信号である。
【0035】送受信回路3のホッピングシンセサイザ2
4は、上記受信ホッピング制御信号を受け取ると、ステ
ップS14の処理として、その受信ホッピング制御信号
に応じた受信ホッピングパターンを生成する。なお、こ
のときの受信ホッピングパターンは、前記図5に示した
複数の電圧値のうちの一つの電圧値に対応したものであ
る。
【0036】次に、拡散逆拡散部22は、ステップS1
5の処理として、受信信号の受信周波数を上記受信ホッ
ピングパターンに応じて切り替える。
【0037】また、ステップS16の処理として、送受
信回路3のホッピングシンセサイザ24からは、整合回
路10の周波数特性を制御するための制御電圧が出力さ
れる。その制御電圧に応じて可変バラクタキャパシタC
vが制御されることで、整合回路10は、アンテナ1と
送受信回路3の両者のインピーダンスを、各受信周波数
毎に整合させる。
【0038】さらに、ステップS17の処理として、送
受信回路3のレベル検知部23は、受信信号のレベルを
検知し、そのレベル検知信号をディジタル回路4へ送
る。
【0039】ディジタル回路4は、ステップS18の処
理として、上記レベル検知信号に基づいて、受信レベル
が適切か否か判定する。そして、ステップS18にて適
切でないと判定したとき、ディジタル回路4は、受信レ
ベルが適切な値になる方向に整合回路10の周波数特性
を調整するための微調整信号を、送受信回路3の電圧微
調整部25に送って制御電圧の微調整を行うことで、整
合回路10の周波数特性を微調整する。一方、ステップ
S18にて適切であると判定したとき、ディジタル回路
4は、全ての信号の受信が終了したか否か判断し、終了
していないと判断したときにはステップS10へ処理を
戻し、受信が終了したときには当該図8の受信処理を終
了する。
【0040】[周波数ホッピング以外の周波数切替を行
う構成]図9は、周波数ホッピング以外の周波数切替を
行う無線通信装置の概略構成を示す。なお、図9におい
て、図1の構成要素と同じ動作を行う部分についてはそ
れぞれ図1と同じ指示符号を付してそれらの動作説明は
省略する。
【0041】図9に示す無線通信装置は、少なくとも、
アンテナ1と整合回路10と送受信回路11とディジタ
ル回路14を備えている。アンテナ1、整合回路10、
送受信回路11のレベル検知部23、電圧微調整部25
は、図1のそれぞれ対応した構成要素と同じ動作をす
る。
【0042】この例において、ディジタル回路14は、
少なくとも、信号送信時のデータの符号化、信号受信時
のデータの復号化、所定の通信プロトコルに準拠した送
受信データの処理、送信データのD/A変換、受信デー
タのA/D変換等を行う。また、ディジタル回路14
は、信号送信時における周波数制御信号と、信号受信時
における周波数制御信号を生成する。なお、この例にお
いて切り替えられる周波数は、少なくとも2つの周波数
であるとする。信号送信時の周波数制御信号は、ディジ
タル回路14が内部で決定した切替タイミングに応じて
生成され、一方、信号受信時の周波数制御信号は、ディ
ジタル回路14が受信信号から検出した受信周波数に基
づいて生成される。また、図9のディジタル回路14
は、前述同様に、整合回路10の周波数特性を微調整す
るための微調整信号も生成する。
【0043】送受信回路11は、変復調部26、周波数
制御部27、電圧微調整部25及びレベル検知部23を
備える。
【0044】周波数制御部27は、ディジタル回路14
からの周波数制御信号に基づいて、送信信号の搬送周波
数を切り替えるための切替制御信号を生成し、また、受
信信号の受信周波数を切り替えるための切替制御信号を
生成する。変復調部26は、周波数制御部27からの切
替制御信号に基づいて、送信信号の搬送周波数又は受信
信号の受信周波数を切り替える。
【0045】また、この図9の例において、信号送信時
及び信号受信時の周波数制御部27は、上記切替制御信
号に対応する電圧値を、上記整合回路10の可変バラク
タキャパシタCvを制御するための制御電圧として出力
する。これにより、整合回路10は、周波数が切り替え
られる場合であっても、それら各周波数帯域毎に、上記
アンテナ1と送受信回路11の両方のインピーダンスを
整合可能となる。なお、この例においても、図1の場合
と同様に、上記整合回路10への制御電圧は、ディジタ
ル回路14が受信レベルに基づいて生成した微調整信号
により微調整される。
【0046】[周波数検出回路を備えた構成]図10
は、受信周波数をディジタル回路が行うのではなく、周
波数検出回路15にて行うようにした無線通信装置の概
略構成を示す。なお、図10において、図1の構成要素
と同じ動作を行う部分についてはそれぞれ図1と同じ指
示符号を付してそれらの動作説明は省略する。また、こ
の図10において、端子31,32は図示しないディジ
タル回路と接続されており、送受信信号は端子31を介
して入出力され、微調整信号は端子32から供給され
る。
【0047】この図10に示す無線通信装置は、受信周
波数を検出するための構成として、結合器13と周波数
検出回路15を備えている。結合器13は、受信信号を
送受信回路3へ送ると共に周波数検出回路15へも送
る。周波数検出回路15は、上記受信信号の周波数を検
出し、例えば受信周波数と制御電圧の対応表を参照する
ことで、当該検出した周波数に応じた制御電圧を生成す
る。この制御電圧は、前述同様の電圧微調整部25を介
して整合回路10の可変バラクタキャパシタCvへ送ら
れる。
【0048】この図10の構成によれば、受信周波数の
検出をディジタル回路で行うのではなく、送受信回路3
の前段(アンテナ側)に設けられている周波数検出回路
15により行うことで、受信周波数検出のタイムラグが
少なくなり、特性制御の応答性を高めることができる。
【0049】[図10での信号受信時の動作]以下、図
10の無線通信装置における信号受信時の動作を図11
のフローチャートを参照しながら説明する。
【0050】信号受信時において、ステップS30の処
理として、アンテナ1にて受信され、整合回路10を介
した受信信号は、結合器13により周波数検出回路15
へ送られる。周波数検出回路15は、ステップS31の
処理として、受信信号の周波数を判別し、さらにステッ
プS32の処理として、その受信周波数に応じた制御電
圧を生成する。
【0051】整合回路10は、ステップS33の処理と
して、上記制御電圧に応じて可変バラクタキャパシタC
vが制御され、これにより、アンテナ1と送受信回路3
の両者のインピーダンスを周波数毎に最適化する。
【0052】さらに、ステップS34の処理として、整
合回路10の周波数特性は前述同様に微調整される。そ
の後、ステップS35の処理として、ディジタル回路
が、全ての信号の受信が終了したか否か判断し、終了し
ていないと判断したときにはステップS30へ処理を戻
し、受信が終了したときには当該図11の受信処理を終
了する。
【0053】[整合回路の他の構成]図12〜図14に
は、前述した整合回路10と等価な別の整合回路の構成
例を示す。なお、図12〜図14において、図1の例と
同じ部分には同一の指示符号を付してそれらの説明は省
略する。
【0054】図12に示す整合回路40は、キャパシタ
Cが固定値となされ、インダクタが前記制御電圧により
調整可能な可変インダクタLvとなされた例である。
【0055】図13に示す整合回路50は、インダクタ
Lが端子71と72の間に直列接続され、可変バラクタ
キャパシタCvが接地側に設けられた例を示している。
【0056】図14に示す整合回路60は、キャパシタ
Cが固定値となされると共に接地側に設けられ、制御電
圧により調整可能な可変インダクタLvが端子71と7
2の間に直列接続された例を示している。
【0057】これら図12〜図14の構成は、それぞれ
図1の整合回路10と略々等価な動作を行うことができ
るが、特に、可変インダクタLvを用いた構成は可変バ
ラクタキャパシタCvを用いた例よりも電力損失が少な
くなる。
【0058】[送受信アンプを制御する構成]図15
は、図1の整合回路10に代えて、送受信アンプ12を
制御電圧により制御する無線通信装置の概略構成を示
す。なお、図15において、図1の構成要素と同じ動作
を行う部分についてはそれぞれ図1と同じ指示符号を付
してそれらの動作説明は省略する。
【0059】この図15において、送受信アンプ12
は、送受信回路3からの送信信号を増幅し、また、アン
テナ1で受信した受信信号を増幅する。なお、一般に
は、送信アンプ、受信アンプは別々に構成されるが、こ
こではまとめて図示している。この図15の例の場合、
送受信回路3から出力される制御電圧(微調整された制
御電圧も含む)は、送受信アンプ12の増幅制御電圧と
なされている。
【0060】この図15の構成によれば、周波数ホッピ
ングの各周波数毎に、送受信アンプ12の増幅制御を行
うことで、狭帯域の上記アンテナ1であっても、送受信
に必要な信号レベルを得ることが可能となる。すなわ
ち、この図15の構成によれば、前述の制御方法を用い
ると、狭帯域の上記アンテナ1であっても、図16に示
すアンテナ端での送信出力−周波数特性曲線、及び、図
17に示す拡散逆拡散部21での受信レベル−周波数特
性曲線のように、帯域内全域で最良の特性を実現でき
る。なお、図16,図17中の指示符号は図6と同じも
のを用いている。
【0061】[実施の形態のまとめ]以上説明したよう
に、本実施の形態の無線通信装置によれば、整合回路の
周波数特性制御や送受信アンプの増幅制御を行うこと
で、高効率且つ高い利得を実現できる狭帯域のアンテナ
1の特性を、例えばブルートゥース方式の周波数ホッピ
ング方式のような各周波数帯域毎に最適化できるため、
常に良好な信号の送受信が可能となり、装置及び通信品
質の信頼性を高めることができる。また、本実施の形態
の無線通信装置は、アンテナ利得を最大に利用できるた
め、通信距離を伸ばすことができ、且つ、ある所定の通
信距離で信号の送受信を行う場合には、従来の無線通信
装置に比べて、消費電力を低減することが可能となる。
さらに、本実施の形態の無線通信装置は、電圧制御によ
り整合回路の特性を調整するため、ディジタル制御によ
り特性調整を行う場合のような複雑な回路が不要であ
り、回路構成を簡略化できると共に装置コストを低減す
ることも可能である。
【0062】なお、上述した実施の形態の説明は、本発
明の一例である。このため、本発明は上述した実施の形
態に限定されることなく、本発明に係る技術的思想を逸
脱しない範囲であれば、設計等に応じて種々の変更が可
能であることはもちろんである。
【0063】例えば、本発明は周波数ホッピング方式に
限定されず、例えばPN(疑似ノイズ)符号系列発生器
により発生した広帯域の信号(疑似ノイズすなわち拡散
符号)を、直接、送信信号に乗算してスペクトル拡散を
行う、いわゆるDS(直接拡散)方式にも適用可能であ
る。
【0064】また、本実施の形態では、整合回路等の周
波数特性の微調整を行う構成を例示しているが、本発明
は微調整を行わず各周波数毎に整合回路等の特性を調整
することのみ行うものであっても良い。さらに、本発明
は、ブルートゥース方式に限定されるものではなく、例
えば、無線LANやその他のアプリケーションにも適用
可能である。
【0065】
【発明の効果】本発明は、アンテナと送受信処理部の間
に設けられる整合部の周波数特性を、所望の周波数に基
づいて制御可能とすることにより、例えば、ブルートゥ
ース方式の周波数ホッピング方式のように、通信に使用
される周波数帯域を変化させるような無線通信環境にお
いて、高効率且つ高い利得を実現できる狭帯域のアンテ
ナの周波数特性を最適化でき、アンテナ利得を送受信信
号の全帯域に渡って最大にできる。したがって、本発明
の無線通信装置は、常に良好な信号の送受信が可能であ
り、通信距離の伸長と消費電力の低減が可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】周波数ホッピングを行う本実施の形態の無線通
信装置の概略構成を示すブロック回路図である。
【図2】周波数ホッピングにより切り替えられる各周波
数の説明に用いる図である。
【図3】スペクトラム拡散前又はスペクトラム逆拡散後
の信号の周波数と、その信号の所定時間内での電力密度
の平均との関係を表す図である。
【図4】周波数ホッピングによるスペクトラム拡散後の
信号の周波数と、その信号の所定時間内での電力密度の
平均との関係を表す図である。
【図5】拡散逆拡散部への電圧パターンと整合回路へ制
御電圧の説明に用いる図である。
【図6】本実施の形態の整合回路により特性調整がなさ
れたときの各周波数毎のアンテナ利得−周波数特性曲線
を示す図である。
【図7】図1の無線通信装置における信号送信時の動作
を示すフローチャートである。
【図8】図1の無線通信装置における信号受信時の動作
を示すフローチャートである。
【図9】周波数ホッピング以外の周波数切替を行う無線
通信装置の概略構成を示すブロック回路図である。
【図10】周波数検出回路にて受信周波数を検出する無
線通信装置の概略構成を示すブロック回路図である。
【図11】図10の無線通信装置における信号受信時の
動作を示すフローチャートである。
【図12】キャパシタが固定値で、インダクタが電圧調
整可能な可変インダクタとなされた整合回路の回路図で
ある。
【図13】インダクタがアンテナと送受信回路との間に
直列接続され、可変バラクタキャパシタが接地側に設け
られた整合回路の回路図である。
【図14】キャパシタが固定値となされると共に接地側
に設けられ、制御電圧によりインダクタンスを調整可能
な可変インダクタがアンテナと送受信回路との間に直列
接続された整合回路の回路図である。
【図15】送受信アンプを制御電圧により制御する無線
通信装置の概略構成を示すブロック回路図である。
【図16】図15の回路のアンテナ端における送信出力
−周波数特性曲線を示す図である。
【図17】図15の回路の拡散逆拡散部における受信レ
ベル−周波数特性曲線を示す図である。
【図18】整合回路を備えた従来の無線通信装置の概略
構成を示すブロック回路図である。
【図19】狭帯域のアンテナの利得−周波数特性曲線を
示す図である。
【符号の説明】
1…アンテナ、3,11…送受信回路、4,14…ディ
ジタル回路、10,40,50,60…整合回路、12
…送受信アンプ、13…結合器、15…周波数検出回
路、21…拡散逆拡散部、22,26…変復調部、23
…レベル検知部、24…ホッピングシンセサイザ、25
…電圧微調整部、27…周波数制御部、Cv…可変バラ
クタキャパシタ、Lv…可変インダクタ

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 無線により信号の送受信を行うためのア
    ンテナと、 上記アンテナを介して送受信される信号に所定の通信処
    理を施す送受信処理部と、 上記アンテナの周波数特性と送受信処理部の周波数特性
    を整合させるための整合部と、 所望の周波数に基づいて上記整合部の周波数特性を制御
    する制御部とを有することを特徴とする無線通信装置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の無線通信装置であって、 信号レベルを検知するレベル検知部と、 上記検知された信号レベルに基づいて上記整合部の周波
    数特性を微調整する微調整部とを備えることを特徴とす
    る無線通信装置。
  3. 【請求項3】 請求項1記載の無線通信装置であって、 上記制御部は、送信する信号の周波数と受信した信号の
    周波数の少なくとも何れかを上記所望の周波数として上
    記整合部の周波数特性を制御することを特徴とする無線
    通信装置。
  4. 【請求項4】 請求項1記載の無線通信装置であって、 上記制御部は、上記送受信部へ入力する受信信号の周波
    数を検出する周波数検出部を備え、当該検出した周波数
    を上記所望の周波数として上記整合部の周波数特性を制
    御することを特徴とする無線通信装置。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009272825A (ja) * 2008-05-02 2009-11-19 Ricoh Co Ltd 無線通信装置、インピーダンス整合方法、プログラム及びその記録媒体
JP2012507190A (ja) * 2008-10-28 2012-03-22 ソニー エリクソン モバイル コミュニケーションズ, エービー 可変インピーダンス整合ネットワークおよびその方法

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