JP2003295801A - 動画を含む広告配信システム、広告配信用サーバ、クライアント、携帯端末および広告配信方法 - Google Patents

動画を含む広告配信システム、広告配信用サーバ、クライアント、携帯端末および広告配信方法

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JP2003295801A
JP2003295801A JP2002096762A JP2002096762A JP2003295801A JP 2003295801 A JP2003295801 A JP 2003295801A JP 2002096762 A JP2002096762 A JP 2002096762A JP 2002096762 A JP2002096762 A JP 2002096762A JP 2003295801 A JP2003295801 A JP 2003295801A
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Takashi Tani
宇 谷
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 動画のように訴求力の高い広告情報だけを街
頭で表示しても、商品の勾配には結び付ける商品説明な
どのテキスト情報がない。 【解決手段】 動画情報と商品の説明や販売店などの詳
細情報を別々に管理し、サーバコンピュータ20からク
ライアントコンピュータ30に配信する。クライアント
コンピュータ30では、動画をビデオプロジェクタ90
によりスクリーンに表示すると共に、ニュースや商品広
告などの詳細情報を二次配信サーバコンピュータ50に
送ってここから近距離無線通信により、近距離に存在す
る携帯端末70,80に送る。この結果、訴求力のある
動画を目にした人は、その動画による広告に関する詳細
情報を入手でき、購買行動に結びつき易い。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ネットワークを介
して広告を配信するシステムおよびその関連技術に関
し、詳しくは、少なくとも動画をネットワークを介して
配信することが可能なシステムおよびその関連技術に関
する。
【0002】
【従来の技術】ネットワーク技術の発展により、従来テ
レビやラジオなどのような放送を用いて行なわれてきた
広告を、ネットワークを利用して行なうことにより、一
層地域的にきめ細かに行なうことが可能となった。具体
的には、放送では、ローカル局といっても数キロの範囲
で同一の広告が流されてしまうのに対して、ネットワー
クを用いた場合には、特定の店舗や特定の看板などに、
その地域に独自の広告を配信することができる。
【0003】特に最近では、ネットワークの通信容量の
大規模化が進み、動画のようにデータ量の大きな情報
も、問題なく配信できるようになってきた。動画は、人
の注意を引きやすく、いわゆるアイキャッチとして用い
ることができるので、広告においても頻繁に用いられ
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、人の注
意を引きやすいとはいえ、動画の場合、広告しようとし
ている商品の商品情報が伝わりにくいと言う問題があっ
た。商品情報とは、その商品の値段、販売値、販売期
間、販売店、キャンペーンの有無等の情報であり、通
常、テキストや静止画として構成された情報である。動
画の場合、こうした商品情報は伝えにくい。かといって
これをテロップや静止画の形で動画に最初から組み込ん
だのでは、地域別や配信時間が変わるたびに動画自体を
変更しなければならず、広告の配信に膨大な手間を要し
てしまう。他方、地域別や配信時間の違いによらず同じ
商品情報を含んだ動画を配信したのでは、ネットワーク
を利用した広告の特徴を生かすことができない。
【0005】本発明の装置は、こうした問題を解決し、
動画と商品情報とを効率よく配信することを、その目的
の一つとする。
【0006】
【課題を解決するための手段およびその作用・効果】上
記課題の少なくとも一部を解決する本発明の広告配信シ
ステムは、少なくとも動画をネットワークを介して配信
するサーバと、該サーバからネットワークを介して前記
少なくとも動画を含む広告の配信を受けるクライアント
からなる広告配信システムであって、前記サーバは、前
記広告に関連した動画を記憶する動画記憶手段と、該記
憶した動画を前記クライアントに配信する動画配信手段
と、商品に関する情報であるテキストおよび/または静
止画を、前記動画に関連付ける関連情報と共に記憶する
商品情報記憶手段と、該記憶されたテキストおよび/ま
たは静止画からなる商品情報を、前記動画を配信したク
ライアントに、前記関連情報と共に配信する商品情報配
信手段とを備え、前記クライアントは、前記配信された
動画を再生する動画再生手段と、前記配信された商品情
報を、前記関連情報に従って、前記動画と関連づけて表
示する表示手段とを備えたことを要旨とする。
【0007】また、この広告配信システムに対応した広
告配信方法の発明は、少なくとも動画をネットワークを
介して配信するサーバと、該サーバからネットワークを
介して前記少なくとも動画を含む広告の配信を受けるク
ライアントとを用いて広告を配信する方法であって、前
記広告に関連した複数の動画と、商品に関する情報であ
るテキストおよび/または静止画と、該テキストおよび
/または静止画からなる商品情報を前記動画に関連付け
る関連情報とを、前記サーバ側に記憶し、該記憶した動
画のうちの一つを前記クライアントに配信すると共に、
前記商品情報を、前記動画を配信したクライアントに、
前記関連情報と共に配信し、前記配信された動画を、前
記クライアント側で再生すると共に、前記配信された商
品情報を、前記関連情報に従って、前記動画と関連づけ
て表示することを要旨としている。
【0008】こうした広告配信システムおよび方法によ
れば、サーバに記憶した広告に関連した動画をクライア
ントに配信して再生させると共に、商品に関する情報で
あるテキストおよび/または静止画を商品情報として、
動画に関連付ける関連情報と共にクライアントに配信
し、クライアント側で、動画と関連づけて表示する。こ
のため、人目に付きやすい動画と、購買行動に結びつけ
易い商品情報とを、関連づけて必要な場所に配信・表示
することができる。
【0009】かかる広告配信システムおよび方法の発明
は、広告配信用サーバや広告配信用クライアントとして
構成することもできる。例えば、広告配信用サーバの発
明は、少なくとも動画をネットワークを介してクライア
ントに配信する広告配信用サーバであって、前記広告に
関連した動画を記憶する動画記憶手段と、該記憶した動
画を前記クライアントに配信する動画配信手段と、商品
に関する情報であるテキストおよび/または静止画を、
前記動画に関連付ける関連情報と共に記憶する商品情報
記憶手段と、該記憶されたテキストおよび/または静止
画からなる商品情報を、前記動画を配信したクライアン
トに、前記関連情報に従って表示するように配信する商
品情報配信手段とを備えことを要旨とする。
【0010】また、広告配信用クライアントの発明は、
サーバからネットワークを介して、少なくとも動画を含
む広告の配信を受ける広告配信用クライアントであっ
て、前記サーバ側から動画の配信を受けて動画を再生す
る動画再生手段と、商品に関する情報であるテキストお
よび/または静止画を、前記動画に関連付ける関連情報
と共に、前記サーバから受け取り、該テキストおよび/
または静止画からなる商品情報を、前記関連情報に従っ
て、前記動画と関連づけて表示する表示手段とを備えた
ことを要旨とする。
【0011】本発明は、こうしたサーバやクライアント
をコンピュータ上で実現するサーバコンピュータ用プロ
グラムやクライアントコンピュータ用プログラムとして
把握することもできる。また、そのプログラムを記録し
た記録媒体としても把握することができる。
【0012】こうした広告配信システム、広告配信用サ
ーバまたはクライアントでは、商品に関する情報である
テキストおよび/または静止画を動画に関連付ける関連
情報は、商品情報を動画に関連づける時間、場所、表示
の態様のうちの少なくとも一つを含むものとすることが
できる。関連情報が時間であれば、その時間に動画に関
連付けて商品情報をクライアント側で表示することがで
きる。また、関連情報が場所であれば、指定された場所
で動画と商品情報を関連付けて表示することができる。
場所とは、クライアントの位置や動画の再生場所、ある
いは商品情報の表示箇所の情報とすることができる。ま
た、関連情報が表示の態様であれば、商品情報をどのよ
うな態様で表示するかを指定することができる。例え
ば、動画にテロップとして挿入して表示するとか、他の
表示装置に単独で表示するとか、プリンタから打ち出し
てチラシとして配布するなど、種々の表示の態様の指定
が可能である。
【0013】更に、こうした商品情報の二次的に利用と
して、クライアントが、商品情報を、所定地域内に存在
する携帯端末に、関連情報に従って配信する構成を考え
ることができる。携帯端末としては、携帯電話機の他
に、電子手帳などのいわゆるPDAなども想定すること
ができる。こうした携帯端末に商品情報を単に配信する
だけでなく、その地域で再生されている動画に関連付け
て配信するので、例えば動画が目視できる範囲にいる人
に、その動画に関連付けられた商品情報を配信すれば、
商品情報を受け取った人は、動画との関連においてその
商品情報を理解するので、購買行動などに結びつけやす
いという利点が得られる。
【0014】なお、こうした携帯端末への商品情報の配
信は、クライアントから直接行なっても良いが、クライ
アントに接続された二次配信サーバを設け、クライアン
トから、商品情報をこの二次配信サーバに送り、この二
次配信サーバから、携帯端末に近距離無線通信により配
信を行なうものとしても良い。こうすれば、携帯端末へ
のデータの配信を効率的に行なうことができる。
【0015】かかるシステムにおいて用いられる携帯端
末の発明は、所定距離範囲で無線通信を行なう近距離無
線通信機能を有する携帯端末であって、広告しようとす
る商品に関連した動画を再生している装置の近傍で、前
記近距離無線通信機能により、前記動画に関連付けられ
たテキストおよび/または静止画を受け取る手段と、該
受け取ったテキストおよび/または静止画を、前記商品
についての商品情報として表示する表示手段とを備えた
ことを要旨としている。
【0016】かかる携帯端末は、商品に関連した動画が
再生している装置の近傍でのみ、近距離無線通信によっ
て動画に関連付けられたテキストおよび/または静止画
を受け取り、これを商品についての商品情報として表示
するので、携帯端末の所有者は、受け取った商品情報
を、動画と容易に結びつけることができる。
【0017】また、上記の発明において、商品情報と共
に、ニュース情報を配信するものとし、商品情報と共に
あるいは商品と情報に代えて、ニュースを表示するもの
としても良い。ニュースを見たいという要求は、一般に
高いので、これを商品情報の表示と共に、あるいは商品
情報の表示に代えて行なうものとすれば、結果的に、商
品情報も含めて、このシステムの利用者の認識率は高ま
る。
【0018】
【発明の実施の形態】次に、本発明の実施の形態を、実
施例を用いて説明する。 (1)広告配信システムKHの全体構成:図1は本発明
の実施例である広告配信システムKHの概要を示す説明
図である。図示するように、このシステムKHは、イン
ターネットなどのネットワークNWに接続されたサーバ
コンピュータ20、地域の店舗SHに置かれたクライア
ントコンピュータ30、このクライアントコンピュータ
30から二次的なデータの配信を受ける店舗SHに設置
された二次配信サーバコンピュータ50、およびこの二
次配信サーバコンピュータ50からデータの配信を受け
る携帯端末70,80等から構成されている。携帯端末
70は携帯電話機であり、携帯端末80はPDAであ
る。図示するように、クライアントコンピュータ30、
二次配信サーバコンピュータ50は、本実施例では、店
舗SHに、後述するビデオプロジェクタ90やスクリー
ンPRと共に設置したが、複数の店舗で一つの二次配信
サーバコンピュータ50を共有するといった構成など、
それらの設置個所については他の構成を採用することも
可能である。
【0019】ネットワークNWには、広告情報源として
のコンピュータ10も接続されている。このコンピュー
タ10は、予め制作した広告情報(動画、静止画、広告
テキスト、ニュース、天気予報データなど)が保存され
ている。サーバ20は、このコンピュータ10に保存さ
れた広告情報から適宜必要な情報を取り出して加工し、
広告配信システムKHの利用に供する。このコンピュー
タ10や、サーバコンピュータ20,クライアントコン
ピュータ30などは、ネットワークNWに接続され、F
TPなどのファィル交換プロトコルを利用して、相互に
自由にデータのやり取りが可能である。他方、クライア
ントコンピュータ30と二次配信サーバコンピュータ5
0とは、同一店舗SH内程度の範囲をカバーするローカ
ルネットワークLANで相互に接続されており、両者の
間では、同様に自由にデータ交換を行なうことができ
る。もとより、セキュリティ上の問題などがなければ、
二次配信サーバコンピュータ50も、インターネットな
どのネットワークNWに直接接続し、クライアントコン
ピュータ30との間のデータ交換を行なっても差し支え
ない。
【0020】広告配信システムKHを構成するサーバ,
クライアントなどについては、サーバを構成するサーバ
コンピュータ20の内部構成を図2に、二次配信サーバ
50を構成する二次配信サーバコンピュータ50の内部
構成を図3に、携帯端末70の内部構成を図4に、それ
ぞれブロック図として示した。以下、これらの図面を参
照しつつ、広告配信システムKHのハードウェア構成に
ついて説明する。図2に示すように、サーバコンピュー
タ20は、モデムやルータ18を介してネットワーク1
0越しのデータのやり取りを制御するネットワークイン
タフェース(NT−I/F)21、処理を行なうCPU
22、処理プログラムや固定的なデータを記憶するRO
M23、ワークエリアとしてのRAM24、時間を管理
するタイマ25、モニタ29への表示を司る表示回路2
6、後述する各種のデータを蓄積するハードディスク
(HD)27、キーボード11やマウス12とのインタ
フェースを司る入力インタフェース(I/F)28等を
備える。
【0021】このサーバコンピュータ20のハードディ
スク27には、広告情報源となるコンピュータ10から
予め受信した複数種類の動画が保存されている。また、
この動画と関連付けられた商品情報も関連情報と共に記
憶されている。これらの情報の構造や関係については、
後でまとめて説明する。なお、ハードディスク27は、
固定式のものとして記載したが、着脱式のものでも良い
し、着脱式の記憶装置(例えばCD−ROM、CD−
R、CD−RW、DVD、フレキシブルディスクなど)
を併用することも可能である。また、この実施例では、
サーバコンピュータ20の処理プログラムは、ROM2
3内に記憶されているものとしたが、ハードディスク2
7に記憶しておき、起動時にRAM24上に展開して実
行するものとしても良い。あるいは、上述した着脱式の
記録媒体から読み込むものとしても良い。更には、ネッ
トワークNWを介して、他のサーバコンピュータから読
み込んで実行するものとしても良い。
【0022】次に、クライアントコンピュータ30につ
いて説明する。クライアントコンピュータ30は、図2
に示したサーバコンピュータ20と、その内部構成はほ
ぼ同一であり、ハードディスク27に、サーバコンピュ
ータ20から、後述する手法で取得した動画やテキスト
あるいは静止画を保存している。また、クライアントコ
ンピュータ30では、その表示回路26は、ビデオプロ
ジェクタ90に接続されており、クライアントコンピュ
ータ30は、合成した広告画像を、50インチといった
大型スクリーンPRに投影する。この大型スクリーンP
Rは、店舗SHのガラス窓などに貼付された特殊スクリ
ーンで、内部から投影された画像が、店舗外部からは映
像として視認でき、かつ映像の投影が行なわれていない
ときには、店舗の外部から店舗内を見ることができる透
過性の高い特殊素材からできたスクリーンである。な
お、ビデオプロジェクタ90に代えて、ビルの外壁に設
けられた大型ビジョンといったものを用いても良い。も
ちろん液晶やプラズマを用いた大型テレビを用いても良
い。
【0023】次に、二次配信サーバコンピュータ50に
ついて説明する。二次配信サーバコンピュータ50は、
図3に示すように、CPU51と、このCPU51とバ
スにより相互に接続されたROM52,RAM53,広
告に関連する情報を記憶するハードディスク54,ディ
スプレイコントローラ55,入出力コントローラ56,
現在の日時を計時する内蔵時計65,ネットワークイン
タフェース57等を備える。ディスプレイコントローラ
55にはCRT等の表示装置59が接続され、入出力コ
ントローラ56にはキーボードやマウス,プリンタ等の
入出力装置60が接続される。
【0024】続いて、携帯端末70,80の内部構成に
ついて説明する。図4に示すように、携帯端末70,8
0は、CPU71と、このCPU71とバスにより相互
に接続されたROM72,RAM73,バックアップR
AM74,ディスプレイコントローラ75,入出力コン
トローラ76,無線通信インタフェース78等の各部
と、ディスプレイコントローラ75と接続されたディス
プレイ79,入出力コントローラ76と接続された操作
キー等の入出力装置82,無線通信インタフェース78
と接続されたアンテナ81とを備える。
【0025】RAM73は、CPU71で各種演算処理
を実行するのに必要な各種データを一時的に格納するた
めのメモリであり、携帯端末70,80の通電が遮断さ
れることによりリフレッシュされる。このRAM73に
は、二次配信サーバコンピュータ50から配信された広
告やニュースの情報が一時的に格納される。広告やニュ
ースは、後述するように、本実施例では別々に扱われる
が、図4では、まとめて広告情報CT1〜CTnとして
示した。ROM72には、CPU71が実行する各種の
プログラムが予め格納されている。
【0026】バックアップRAM74は、データの書き
込みや記憶が可能なメモリであり、携帯端末70,80
の非通電状態においてもデータを保存する。このバック
アップRAM74には、携帯端末70,80についての
各種特性が記述された特性情報QTや前述した広告情報
CT1〜CTn等の各種のデータを保存することができ
る。なお、本実施例では、バックアップRAM74とし
て、記憶内容の消去および書き直しの可能な読み出し専
用メモリであるEEPROMを用いている。勿論、EE
PROM以外のメモリ、例えば、記憶内容の全てを一挙
に消去可能なフラッシュメモリや、機器への通電の有無
に拘わらず内蔵電池により記憶内容が保持されるRAM
等をバックアップRAMとしても差し支えない。
【0027】図1に示したように、携帯端末70,80
は、アンテナ81および無線通信インタフェース78を
介して、二次配信サーバコンピュータ50との間で、デ
ータの交換を行なうことができる。本実施例では、携帯
端末70,80と二次配信サーバコンピュータ50との
間の無線通信方式として、2.4GHz帯域を用い、1
0〜100m程度の通信範囲を有する近距離無線通信方
式を利用している。従って、携帯端末70,80や二次
配信サーバコンピュータ50の無線通信インタフェース
78,58は、こうした近距離無線通信方式に対応する
ように構成されている。なお、このような近距離間での
無線通信を行なう方式として、無線LAN(Local
Area Network)やPHS(Person
al Handyphone System)のような
他の通信方式を採用しても差し支えない。例えば、PH
Sを採用した場合には、各エリアごとに設置された基地
局を介して、携帯端末70,80と二次配信サーバコン
ピュータ50との間の近距離無線通信が実現される。通
信方式としては、FM帯域やマイクロ波を用いたもの、
あるいは赤外線通信を利用したもの、更にはスベクトラ
ム拡散方式などを利用したものなども採用可能である。
【0028】(2)広告配信の概要:以上説明した広告
配信システムKHでのデータの大まかな流れについて説
明する。広告情報源となるコンピュータ10には、例え
ば広告代理店などから、種々の広告情報源が保存され
る。広告の配信を行なおうとするものは、サーバコンピ
ュータ20側からこのコンピュータ10に保存された広
告情報源を利用して、クライアントコンピュータ30に
は配信しようとする広告を制作する。本実施例では、広
告は、二つの態様で制作される。一つは、広告に付加さ
れるニュースデータであり、もう一つは広告に付加され
る商品広告データである。図5は、ニュースデータNN
の構成を示す説明図、図6は、商品広告CCとしての動
画とその商品情報との構成を示す説明図である。
【0029】図5に示したように、ニュースデータNN
は、ヘッドラインHDとニース詳細NDとから構成され
る。ニュース詳細NDは、更に、テキストデータである
ニュース本文NTと、静止画像である画像NGとから構
成される。これらのデータには、動画自体は含まれな
い。これらのデータのうちヘッドラインは、広告の動画
に組み込んでテロップとして表示されるデータであり、
ニュース詳細NDは、携帯端末70,80に配信される
データである。
【0030】配信用の広告データCCは、図6に示した
ように、商品広告自体である商品広告動画CMDと商品
情報の詳細CIDとから構成される。商品情報の詳細
は、更に、テキストデータである商品の説明文CTと、
商品に関する写真などの画像CGとから構成されてい
る。これらのデータのうち商品広告動画は、クライアン
トコンピュータ30からビデオプロジェクタ90に出力
され、スクリーンPRに表示される。商品情報の詳細C
IDは、携帯端末70,80に配信されるデータであ
る。
【0031】クライアントコンピュータ30は、サーバ
コンピュータ20から配信された商品広告動画CMD
を、別途受け取ったタイムテーブルTTに従ってビデオ
プロジェクタ90から投影しスクリーンPR上で再生す
る。このタイムテーブルTTの一例を図7に示した。図
示するように、このタイムテーブルTTは、放映の日時
を示す日付データDD、放映の時間を示す時間データT
D、その時間に放映される商品広告データCCおよびニ
ュースデータからなる。商品広告データとニュースデー
タとを示す欄には、複数のデータが記載可能であり、そ
の記載順が放映順となっている。また、もとより、一つ
のデータに対して一つの放映時間を定義するようにして
も良い。
【0032】(3)クライアントコンピュータ30にお
ける処理:クライアントコンピュータ30が実行する処
理について図8のフローチャートに示した。図示する処
理が開始されると、クライアントコンピュータ30は、
サーバコンピュータ20からダウンロードすべきデータ
があるか否かの問い合わせを、サーバコンピュータ20
に対して行なう(ステップS100)。サーバコンピュ
ータ20は、各クライアントコンピュータ30に対して
配信する新しいデータを用意すると、サイトの所定の場
所にアップデートの必要を示すデータを置くので、クラ
イアントコンピュータ30はこれを参照するだけで、新
たな広告情報などをダウロードすべきか否かを容易に知
ることができる。そこで、新たにダウンロードすべきデ
ータがあると判断すると(ステップS110)、FTP
プロトコルを利用して、サーバコンピュータ20から新
たなデータをダウンロードする処理和行なう(ステップ
S120)。かかるダウンロード処理によりクライアン
トコンピュータ30は、図5に示したニュースデータと
商品広告データおよびタイムテーブルTTについて最新
のものを入手することができる。
【0033】クライアントコンピュータ30は、次にタ
イマ25を監視して、タイムテーブルTTに規定された
時間枠に至ったかを判断し(ステップS150)、その
時間枠に至ったと判断すると、時間枠内の商品データC
CとニュースデータNNから、順に 次の商品広告動画CMDと詳細情報CID、 次のヘッドラインHDと詳細情報ND、 を、それぞれ抽出する処理を行なう(ステップS16
0)。図7に示したように、一つの時間枠には、複数の
動画や情報が含まれるから、これを順に読み出すのであ
る。読み出した情報のうち、詳細情報CIDおよびND
については、これを二次配信サーバコンピュータ50に
送信する処理を行なう(ステップS170)。この結
果、二次配信サーバコンピュータ50は、その時間枠に
配信すべき詳細データを受け取ることになる。二次配信
サーバコンピュータ50における処理については、後述
する。
【0034】その後、クライアントコンピュータ30
は、ステップS160で抽出した商品広告動画CMDに
ヘッドラインHDを組み込んで、これをビデオプロジェ
クタ90により再生する処理を行なう(ステップS18
0)。この結果、図9に例示したように、スクリーンP
R上には、商品についての広告用動画CMDが再生され
る。なお、スクリーンPR上の映像は大きくは4つに分
割されており、左上の最大面積の部分に商品動画CMD
が表示され、その下部の領域に、ニュースのヘッドライ
ンHDがテロップの形態で表示される。動画の再生領域
の右側には、図示しない天気予報サーバから配信された
天気予報のデータがアイコンを用いて表示される。ま
た、その下、即ち画面の右下の小さい領域には現在の時
刻が表示される。
【0035】動画の再生およびテロップの表示を行ない
つつ、クライアントコンピュータ30は、現在再生中の
動画の放送終了時間になったか否かの判断を行なう(ス
テップS200)。放映終了時間になったと判断した場
合には、二次配信サーバコンピュータ50に対して、先
に送信した詳細情報の配信の終了の指示を出力する(ス
テップS210)。その後、ステップS160に戻っ
て、次の放送内容の読み出しから処理を継続する。他
方、ステップS200で放映終了時間になっていないと
判断した場合には、次に、放送時間枠の終了時刻になっ
ているか否かの判断を行なう(ステップS220)。こ
の判断も、タイムテーブルTTを参照しながら行なうも
のである。現在の放映時間枠が終了していなければ、ス
テップS160に戻って詳細情報の抽出や動画の再生,
テロップの表示などを繰り返す。時間が経過して、現在
の放送時間枠が経過した場合には、タイムテーブルTT
の全時間枠の放映を完了したか否かの判断を行ない(ス
テップS230)、総ての放映予定を完了していれば、
「END」に抜けて本ルーチンを一旦終了する。この場
合には、この処理ルーチンを頭から再開して、新たなタ
イムテーブルTTのダウンロードから処理を実行するこ
とになる。他方、タイムテーブルTTの総ての時間枠の
放映を完了していなければ(ステップS230)、タイ
ムテーブルTTにおける時間枠を一つ進めた上で(ステ
ップS240)、ステップS160に戻り、新たな時間
枠についての各種情報の読出から処理を継続する。
【0036】以上の処理により、クライアントコンピュ
ータ30は、サーバコンピュータ20が用意したタイム
テーブルTTに従って、商品の広告動画CMDとこれに
挿入されたニュースのヘッドラインHDとをビデオプロ
ジェクタ90によりスクリーンPR上に再生することが
できる。動画は、極めて人目に付きやすいので、スクリ
ーンPR上に表示された商品の広告動画は、ニュースと
のテロップという訴求力高い情報と相俟って、店舗SH
の周囲を通りがかかる人に強く訴える。
【0037】かかるクライアントコンピュータ30の処
理を受けて、二次配信サーバコンピュータ50は、図1
0に示す処理を実行する。この処理が開始されると、二
次配信サーバコンピュータ50は、クライアントコンピ
ュータ30から送信された詳細情報ND,CIDがある
か否かの判断を行ない(ステップS300)、詳細情報
を入手していなければ、何も行なわず、本ルーチンを終
了する。他方、クライアントコンピュータ30から届い
た詳細情報があれば、二次配信サーバコンピュータ50
は、無線通信インタフェース58を利用して、通信相手
を捜すメッセージをブロードキャストする処理を行なう
(ステップS310)。この処理は、無線通信インタフ
ェース58による無線通信の到達範囲内にある総ての携
帯端末70,80に対して、呼びかけを行なう処理であ
る。
【0038】上述した呼びかけに対して、引き続き、携
帯端末70,80から応答があるか否かの判断を行ない
(ステップS330)、返事がなければ、所定時間(本
実施例では、100ミリセカンド)程度待機してから
(ステップS320)、ステップS310に戻って、再
度ブロードキャストを繰り返す。二次配信サーバコンピ
ュータ50からのブロードキャストが行なわれると、こ
れを受けた携帯端末70,80は、図11に示した処理
を繰り返しており、通信相手を探すメッセージが送られ
てきたか否かを判断し(ステップS400)、このメッ
セージを確認すると、自分が二次配信サーバコンピュー
タ50からの呼びかけの通信範囲に存在することを、二
次配信サーバコンピュータ50に返信する処理を行なう
(ステップS410)。返信には、この携帯端末70,
80を特定する情報(ID)やこの携帯端末70,80
の機種などを特定する情報が含まれている。
【0039】携帯端末70,80からの返事を受けた二
次配信サーバコンピュータ50は、通信相手の機種など
から、通信相手が、広告情報を受け取る受信用アプリケ
ーションを有しているか否かの判断を行なう(図10、
ステップS340)。もとより、携帯端末70,80が
有する問い合わせ言語を用いて、かかる受信サービスに
対応しているかを問い合わせるものとしても良い。な
お、本実施例では、採用した近距離無線通信のチャンネ
ル機能を利用して、最大9台までの携帯端末70,80
からの返事を受け取ることができる。
【0040】返事をした携帯端末70,80が広告デー
タの配信を受け取る受信用アプリケーションプログラム
を備えていると判断した場合には、この携帯端末70,
80を特定するIDを、管理テーブルに登録し(ステッ
プS350)、「NEXT」に抜けて本ルーチンを一旦
終了する。専用アプリケーションを有していない場合に
は、何も行なわず、ステップS310に戻って、通信相
手を探す処理から繰り返す。なお、本実施例では、携帯
端末が専用のアプリケーションを持っていない場合、何
も行なわないものとしたが、携帯端末側にアプリケーシ
ョンの自動ダウンロードの機能があれば、専用アプリケ
ーションを持たない端末には、必要なアプリケーション
のダウンロードを指示して、専用アプリケーションをダ
ウンロードさせるものとしても良い。
【0041】管理テーブルにIDが登録された携帯端末
70,80に対しては、その後、図12に示した二次配
信サーバコンピュータ50の別のスレッドにおいて、管
理テーブルからIDを読み出し(ステップS500)、
現在クライアントコンピュータ30から送信されている
詳細情報ND,CIDを、管理テーブルに登録された総
ての携帯端末70,80に送信する処理を繰り返す(ス
テップS510,S520)。また、詳細情報の送信終
了時間が来ているか否かの判断を行ない(ステップS5
30)、送信終了時間がきたものについては、詳細情報
の終了メッセージを送信する処理を行なう(ステップS
540)。
【0042】携帯端末70,80の側では、二次配信サ
ーバコンピュータ50に返事をした後(図11、ステッ
プS410)、二次配信サーバコンピュータ50から送
信される詳細情報ND,CIDを受信する処理を行なう
(ステップS420)。こうして詳細情報を受け取った
携帯端末70,80は、その後、この受け取った詳細情
報を、使用者の求めに応じて、あるいは時間経過と共に
次々と表示する処理を行なうことになるが、その情報の
表示の終了のタイミングは、二次配信サーバコンピュー
タ50から詳細情報の終了メッセージを受け取った時
(ステップS430)か、二次配信サーバコンピュータ
50を探すメッセージを送信しても、二次配信サーバコ
ンピュータ50からの返事が受け取れなくなったとき
(ステップS440,450)である。後者は、携帯端
末70,80の使用者が、無線通信インタフェース58
による通信の可能範囲から出た場合に生じる。こうした
場合には、もはや携帯端末70,80側で表示すべき詳
細情報はない(その表示期間は終了した)と判断し、
「END」に抜けて、図11に示したルーチンを終了す
る。
【0043】以上説明した本実施例の広告配信システム
によれば、商品に関連した動画、例えば広告動画CMD
を、ビデオプロジェクタ90を利用して店舗SHの窓な
どに設置された大型スクリーンPRに表示すると共に、
この動画に、ニュースのような訴求力の高い情報をテロ
ップの形で表示する。しかも、これに合わせて、この動
画を視認できる程度の範囲に存在する携帯端末70,8
0に対して、近距離無線通信を利用して、商品の広告の
詳細情報CIDとして、商品の説明文CTと、その画像
CGを送信する。従って、動画のような目に付きやすい
情報を店舗SHの窓などのスクリーンPRで見かけた人
は、その広告動画に関連する商品の詳細情報を、自らの
携帯端末70,80で簡単に確認することができる。こ
の結果、動画のように人目に付きやすい情報と、商品の
具体的な購買行動などに結び付け易い商品の説明や価
格、販売店舗名あるいは商品の静止画像などの情報と
を、有機的なかつ地域的に結びつけて配信することがで
きる。しかも、単に商品の広告に関する情報だけでな
く、ニュースのように訴求力の高い情報をこれに添付す
るので、スクリーン上のテロップのみならず、携帯端末
70,80に配信された情報についても、携帯端末7
0,80の使用者に対してこれを読もうとする気持ちを
生じさせやすいという利点も得られる。
【0044】以上本発明の一実施例について説明した
が、この実施例で説明した広告配信システムKHには、
サーバコンピュータ20,クライアントコンピュータ3
0,二次配信サーバコンピュータ50,携帯端末70,
80が含まれており、それぞれ単独の実施例としての説
明も兼用した。もとより、本発明は、二次配信サーバコ
ンピュータ50や携帯端末70,80を含まない形態で
実施することも可能である。この場合には、商品の詳細
情報を、スクリーンPR上の動画と合わせて表示するよ
うにしても良いし、動画を表示するスクリーンPRの近
傍に別個に設けられた表示装置を利用して、商品の詳細
情報などを表示しても良い。また、動画と商品情報との
関連情報は、放映時間に限らず、両者の放映場所の限定
などの情報であっても良い。例えば携帯端末70,80
の使用者がある経路に沿って歩いていることが二次配信
サーバコンピュータ50とのやり取りから判断できれ
ば、この携帯端末70,80の使用者の移動先を予測し
て、その地域に、継続して同じ内容の広告や、同傾向の
広告を配信するといったことも可能である。また、街角
などにおける人出の状況をモニタし、歩行者などが少な
い場合と多い場合で、異なる商品広告を行なうなどの関
連づけを採ることも差し支えない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例としての広告配信システムK
Hの概略構成図である。
【図2】サーバコンピュータ20の内部構成を示すブロ
ック図である。
【図3】二次配信サーバコンピュータ50の内部構成を
示すブロック図である。
【図4】携帯端末70,80の内部構成を示すブロック
図である。
【図5】配信されるニュースデータNNの構成を示す説
明図である。
【図6】配信される商品広告データCCの構成を示す説
明図である。
【図7】放映される広告などのタイムテーブルTTの一
例を示す説明図である。
【図8】クライアントコンピュータ30における処理の
一例を示すフローチャートである。
【図9】ビデオプロジェクタ90から投影される動画の
構成例を示す説明図である。
【図10】二次配信サーバコンピュータ50における処
理の一例を示すフローチャートである。
【図11】携帯端末70,80における処理の一例を示
すフローチャートである。
【図12】二次配信サーバコンピュータ50が実行する
他のスレッドの内容を例示するフローチャートである。
【符号の説明】
10…コンピュータ 11…キーボード 12…マウス 18…ルータ 20…サーバコンピュータ 21…アンテナ 22…CPU 23…ROM 24…RAM 25…タイマ 26…表示回路 27…ハードディスク 29…モニタ 30…クライアントコンピュータ 50…二次配信サーバコンピュータ 51…CPU 52…ROM 53…RAM 54…ハードディスク 55…ディスプレイコントローラ 56…入出力コントローラ 57…ネットワークインタフェース 58…無線通信インタフェース 59…表示装置 60…入出力装置 65…内蔵時計 70,80…携帯端末 71…CPU 72…ROM 73…RAM 74…バックアップRAM 75…ディスプレイコントローラ 76…入出力コントローラ 78…無線通信インタフェース 79…ディスプレイ 80…携帯端末 81…アンテナ 82…入出力装置 90…ビデオプロジェクタ NW…ネットワーク

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 少なくとも動画をネットワークを介して
    配信するサーバと、該サーバからネットワークを介して
    前記少なくとも動画を含む広告の配信を受けるクライア
    ントからなる広告配信システムであって、 前記サーバは、 前記広告に関連した動画を記憶する動画記憶手段と、 該記憶した動画を前記クライアントに配信する動画配信
    手段と、 商品に関する情報であるテキストおよび/または静止画
    を、前記動画に関連付ける関連情報と共に記憶する商品
    情報記憶手段と、 該記憶されたテキストおよび/または静止画からなる商
    品情報を、前記動画を配信したクライアントに、前記関
    連情報と共に配信する商品情報配信手段とを備え、 前記クライアントは、 前記配信された動画を再生する動画再生手段と、 前記配信された商品情報を、前記関連情報に従って、前
    記動画と関連づけて表示する表示手段とを備えた広告配
    信システム。
  2. 【請求項2】 前記関連情報は、前記商品情報を前記動
    画に関連づける時間、場所、表示の態様のうちの少なく
    とも一つを含む請求項1記載の広告配信システム。
  3. 【請求項3】 前記商品情報は、前記動画にテロップの
    形態で関連づけられる請求項1または請求項2記載の
    広告配信システム 。
  4. 【請求項4】 請求項1ないし請求項3のいずれか記載
    の広告配信システムであって、 前記クライアントは、前記商品情報を、所定地域内に存
    在する携帯端末に、前記関連情報に従って配信する商品
    情報配信手段を備えた広告配信システム。
  5. 【請求項5】 請求項4記載の 広告配信システム であ
    って、 前記商品情報配信手段は、前記クライアントに接続され
    た二次配信サーバであり、前記クライアントから、前記
    商品情報を受け取って、前記携帯端末に近距離無線通信
    により配信を行なう広告配信システム 。
  6. 【請求項6】 請求項1ないし請求項5のいずれか記載
    の広告配信システムであって、 前記サーバの商品情報配信手段は、商品情報と共に、ニ
    ュース情報を配信する手段を備え、 前記クライアントの表示手段は、前記商品情報と共にあ
    るいは前記商品と情報に代えて、前記ニュースを表示す
    る手段を有する広告配信システム。
  7. 【請求項7】 少なくとも動画をネットワークを介して
    配信するサーバと、該サーバからネットワークを介して
    前記少なくとも動画を含む広告の配信を受けるクライア
    ントとを用いて広告を配信する方法であって、 前記広告に関連した動画と、商品に関する情報であるテ
    キストおよび/または静止画と、該テキストおよび/ま
    たは静止画からなる商品情報を前記動画に関連付ける関
    連情報とを、前記サーバ側に記憶し、 該記憶した動画の一つを前記クライアントに配信すると
    共に、前記商品情報を、前記動画を配信したクライアン
    トに、前記関連情報と共に配信し、 前記配信された動画を、前記クライアント側で再生する
    と共に、前記配信された商品情報を、前記関連情報に従
    って、前記動画と関連づけて表示する広告配信方法。
  8. 【請求項8】 少なくとも動画をネットワークを介して
    クライアントに配信する広告配信用サーバであって、 前記広告に関連した動画を記憶する動画記憶手段と、 該記憶した動画を前記クライアントに配信する動画配信
    手段と、 商品に関する情報であるテキストおよび/または静止画
    を、前記動画に関連付ける関連情報と共に記憶する商品
    情報記憶手段と、 該記憶されたテキストおよび/または静止画からなる商
    品情報を、前記動画を配信したクライアントに、前記関
    連情報に従って表示するように配信する商品情報配信手
    段とを備え広告配信用サーバ。
  9. 【請求項9】 サーバからネットワークを介して、少な
    くとも動画を含む広告の配信を受ける広告配信用クライ
    アントであって、 前記サーバ側から動画の配信を受けて動画を再生する動
    画再生手段と、 商品に関する情報であるテキストおよび/または静止画
    を、前記動画に関連付ける関連情報と共に、前記サーバ
    から受け取り、該テキストおよび/または静止画からな
    る商品情報を、前記関連情報に従って、前記動画と関連
    づけて表示する表示手段とを備えた広告配信用クライア
    ント。
  10. 【請求項10】 サーバとして機能する仕組みを備えた
    コンピュータに読み取り可能な形態で記録媒体に記録さ
    れたプログラムであって広告に関連した動画を記憶手段
    に記憶する機能と、 該記憶した動画を、ネットワークを介して他のコンピュ
    ータに配信する機能と、 商品に関する情報であるテキストおよび/または静止画
    を、前記動画に関連付ける関連情報と共に、メモリに記
    憶する機能と、 該記憶されたテキストおよび/または静止画からなる商
    品情報を、前記動画を配信したコンピュータに、前記関
    連情報に従って表示するように配信する機能とをコンピ
    ュータにより実現するサーバコンピュータ用プログラ
    ム。
  11. 【請求項11】 クライアントとして機能する仕組みを
    備えたコンピュータに読み取り可能な形態で、記録媒体
    に記録されたプログラムであって、 ネットワークを介して他のコンピュータから動画の配信
    を受けて動画を再生する機能と、 商品に関する情報であるテキストおよび/または静止画
    を、前記動画に関連付ける関連情報と共に、ネットワー
    クを介して受け取り、該テキストおよび/または静止画
    からなる商品情報を、前記関連情報に従って、前記動画
    と関連づけて表示する機能とをコンピュータにより実現
    するクライアントコンピュータ用プログラム。
  12. 【請求項12】 所定距離範囲で無線通信を行なう近距
    離無線通信機能を有する携帯端末であって、 広告しようとする商品に関連した動画を再生している装
    置の近傍で、前記近距離無線通信機能により、前記動画
    に関連付けられたテキストおよび/または静止画を受け
    取る手段と、 該受け取ったテキストおよび/または静止画を、前記商
    品についての商品情報として表示する表示手段とを備え
    た携帯端末。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005204172A (ja) * 2004-01-16 2005-07-28 Rinjiro Minezaki 情報通信システム
JP2010171658A (ja) * 2009-01-21 2010-08-05 Mitsubishi Electric Corp 旅客案内システム、旅客案内装置、および旅客案内方法
JP2014220679A (ja) * 2013-05-09 2014-11-20 株式会社エヌケービー ニュース配信システム

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