JP2003295446A - Processing method for planographic printing plate - Google Patents

Processing method for planographic printing plate

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JP2003295446A
JP2003295446A JP2002097509A JP2002097509A JP2003295446A JP 2003295446 A JP2003295446 A JP 2003295446A JP 2002097509 A JP2002097509 A JP 2002097509A JP 2002097509 A JP2002097509 A JP 2002097509A JP 2003295446 A JP2003295446 A JP 2003295446A
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Japan
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silver halide
printing plate
organic compound
silver
seconds
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Application number
JP2002097509A
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Japanese (ja)
Inventor
Kenji Hirata
賢治 平田
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Mitsubishi Paper Mills Ltd
Original Assignee
Mitsubishi Paper Mills Ltd
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Publication date
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  • Photosensitive Polymer And Photoresist Processing (AREA)

Abstract

<P>PROBLEM TO BE SOLVED: To provide a processing method for a planographic printing plate capable of always achieving high ink acceptability and high printing resistance independently of difference in sensitization temperature and time with respect to a method for developing a printing plate in which a photographically formed silver halide image is applied as lipophilicity and ink acceptability. <P>SOLUTION: In a method for making a planographic printing plate in which a photographic material having a silver halide emulsion layer is exposed and developed and an undeveloped silver halide image region is selectively made lipophilic and ink-acceptable, the photographic material is processed after the development with a processing solution comprising an organic compound having at least one propyleneoxy group per molecule, an organic compound having a mercapto group and a silver halide solvent, wherein the molar ratio of the organic compound having a mercapto group to the silver halide solvent is 1:1 to 1:8. <P>COPYRIGHT: (C)2004,JPO

Description

【発明の詳細な説明】 【0001】 【発明の属する技術分野】本発明はハロゲン化銀乳剤を
有する写真材料を露光、現像処理後、親油化処理を施
し、未現像のハロゲン化銀像部を、選択的に親油化しイ
ンキ受容性にする平版印刷版の処理方法に関するもので
ある。 【0002】 【従来の技術】平版印刷は、油脂性のインキを受理する
親油性の部分と、インキを受け付けない親水性の部分
に、水とインキの両方を版面に供給して親油性部は着色
性のインキを親水性部は水を選択的に受け入れ、該画線
上のインキを紙などの基質に転写させることによってな
されている。従って、良い印刷物を得るためには表面の
親油性及び親水性の差が充分大きくて、水及びインキを
適用したときに、親油性部は十分量のインキを受け付
け、親水性部はインキを全く受け付けないことが必要で
ある。 【0003】高い感度を有し、かつスペクトル増感でき
るハロゲン化銀乳剤からなる写真材料は印刷版の製造に
好適で、既に幾つかの方法が知られている。写真ゼラチ
ン、ハロゲン化銀乳剤を利用して平版印刷版を作成する
方法を大別すると、次のような方法が知られている。 【0004】(1)タンニング現像を利用する方法で、
親水性ゼラチン、およびハロゲン化銀乳剤をタンニング
現像して現像部のゼラチンを硬化させ親油性、インキ受
理性にする方法(米国特許第3,146,104号)。 【0005】(2)銀塩拡散転写法を応用し、形成され
た表面金属銀模様を親油化し、インキ受理性として利用
する印刷版(米国特許第3,721,559号、同第
3,490,905号、特公昭48−30562号、
J.Phot.Sci,8,26〜32(1960)
A.Rott&L.Dehaes) 【0006】(3)エッチングブリーチを応用し、現像
された銀像部若しくは転写現像によって形成された銀像
部を漂白液で処理し、同時に銀画像部分のゼラチンを破
壊して親油性の表面を露出させることにより平版印刷版
を作成する方法。(米国特許第3,385,701号、
同第3,814,603号、特公昭44−27242
号) 【0007】(4)ハロゲン化銀乳剤層の未現像のハロ
ゲン化銀像部を選択的に親油化インキ受容化する方法
(米国特許第3,454,398号、同3,764,3
23号、同3,099,209号、特公昭57−393
9号、特公昭61−23545号、特開平4−1235
3号、特開平9−304934号、特開平9−3049
35号等)。 【0008】本発明の平版印刷版は上記分類の(4)に
属する。未現像のハロゲン化銀像部を親油性として利用
する平版印刷版としては、例えば、チオール化合物のア
ルカリ液で処理する方法(米国特許第3,099,20
9号)、末端エチニル化合物(米国特許第3,454,
398号)又は、ベンゾトリアゾール化合物(米国特許
第3,764,323号)を含むアルカリ液で処理する
方法などが提案されている。 【0009】一方、ハロゲン化銀溶剤及び銀イオンと反
応して難溶性化合物を形成する有機化合物を含む処理液
(以後感脂化処理液と称す)で親油化処理する方法が提
案されている(特公昭57−3939号)。ここでハロ
ゲン化銀溶剤とはハロゲン化銀に作用して、それよりも
溶解度の高い錯体を形成することのできる化合物であ
り、例えばチオ硫酸塩、チオシアン酸塩、チオ尿素類、
沃化物、臭化物、塩化物などが挙げられている。又ここ
で銀イオンと反応して難溶性化合物を形成する有機化合
物とは、ハロゲン化銀溶剤によって形成された可溶性銀
錯体よりも安定度が高く、且つ溶解度の低い銀錯体化合
物を形成できる有機化合物であり、特に有用な有機化合
物としては、チオール基もしくはチオン基を根幹として
有している複素環化合物などが挙げられている。 【0010】しかしながら従来上記方法によって作成さ
れる平版印刷版は、インキ受容部に於けるインキ受容性
と耐刷力に於いて安定した性能を得られず、特に現像処
理後、未現像のハロゲン化銀像部を選択的に感脂化する
処理工程の中で、感脂化処理の処理時間または処理温度
の条件の差異により、作成された平版印刷版のインキ受
容性と耐刷性の性能に著しく影響を及ぼすことがあり、
まだ実用化には至っていなかった。 【0011】 【発明が解決しようとする課題】従って本発明の目的
は、上記(4)の方法によって作成される平版印刷版の
感脂化処理に於いて、特に処理温度や処理時間等の処理
条件の差異に影響されることなく、高いインキ受容性と
高い耐刷性を安定的に実現できる平版印刷版の作成方法
を提供することにある。 【0012】 【課題を解決するための手段】本発明の上記目的は、ハ
ロゲン化銀乳剤層を有する写真材料を露光し、現像処理
後、未現像のハロゲン化銀像部を選択的に親油化し、イ
ンキ受容性にする平版印刷版の作成に於いて、該写真材
料の現像処理後、分子中に少なくとも一つのプロピレン
オキシ基を有する有機化合物、分子中にメルカプト基を
有する有機化合物及びハロゲン化銀溶剤を含有し、且つ
分子中にメルカプト基を有する有機化合物とハロゲン化
銀溶剤の含有モル比が1:1〜1:8である処理液(以
後感脂化処理液と称す)で処理することを特徴とする平
版印刷版の作成方法によって達成される。 【0013】 【発明の実施の形態】本発明の感脂化処理液に含まれる
分子中に少なくとも一つのプロピレンオキシ基を有する
有機化合物(以後プロピレンオキシ誘導体と称す)、分
子中にメルカプト基を有する有機化合物(以後メルカプ
ト基置換有機化合物と称す)及びハロゲン化銀溶剤の各
々の含有量が、平版印刷版の印刷性に大きく影響する。
本発明の感脂化処理液に含まれるプロピレンオキシ誘導
体の使用量は0.1g/L〜50g/Lの範囲内であ
り、好ましくは0.5〜10g/Lの範囲内にあり、メ
ルカプト基置換有機化合物の使用量は10-4モル/L〜
0.1モル/Lの範囲内が好ましく、且つメルカプト基
置換有機化合物とハロゲン化銀溶剤の含有モル比は1:
1〜1:8の範囲で本発明の効果が発現され、更に前記
含有モル比は1:2〜1:6の範囲がより好ましい。 【0014】本発明の感脂化処理液に含まれるプロピレ
ンオキシ誘導体は、プロピレングリコール、プロピレン
オキシ基を基本骨格とした誘導体、ポリプロピレングリ
コール類、エチレンオキシ基とプロピレンオキシ基の混
合繰り返し基によるグリコール類、プロピレンオキシ基
を含有するポリマー類等が挙げられる。以下に本発明の
プロピレンオキシ誘導体の具体例を挙げるが、これらに
限定されるものではない。尚、本発明のプロピレンオキ
シ誘導体は2種類以上を併用してもよい。 【0015】 【化1】 【0016】 【化2】【0017】本発明の感脂化処理液に含まれるハロゲン
化銀溶剤は、特に銀錯塩拡散転写法(DTR法)を用い
た平版印刷版処理方法に於ける処理系に含まれる事が広
く知られており、本発明に適用できる。本発明のハロゲ
ン化銀溶剤とはハロゲン化銀に作用して、それよりも溶
解度の高い錯体を形成することのできる化合物であり、
本発明に用いられるハロゲン化銀溶剤の具体例として
は、亜硫酸塩(亜硫酸ナトリウム、亜硫酸カリウム
等)、チオ硫酸塩(チオ硫酸ナトリウム等)、チオシア
ン酸塩(チオシアン酸カリウム等)、アミン類(エチレ
ンジアミン等)、アルカノールアミン類(ジエタノール
アミン、N−メチルモノエタノールアミン等)、チオエ
ーテル類(3、6−ジチア−1,8−オクタンジオール
等)、チオ尿素類(テトラメチルチオ尿素等)、沃化物
(沃化カリウム、沃化ナトリウム等)、臭化物(臭化ナ
トリウム等)、塩化物(塩化カリウム等)等が挙げら
れ、特に好ましいハロゲン化銀溶剤としてはチオシアン
酸カリウム、3,6−ジチア−1,8−オクタンジオー
ル、沃化カリウム、沃化ナトリウムが挙げられるが、こ
れらに限定されるものではない。尚、本発明のハロゲン
化銀溶剤は2種類以上を併用してもよい。 【0018】本発明の感脂化処理液に含まれるメルカプ
ト基置換有機化合物とは、銀イオンと反応して難溶性化
合物を形成する物であり、前記のハロゲン化銀溶剤によ
って形成された可溶性銀錯体よりも安定度が高く、且つ
溶解度の低い銀錯体化合物を形成できる有機化合物であ
る。 【0019】本発明の感脂化処理液に含まれるメルカプ
ト基置換有機化合物の好ましい構造は、メルカプト基置
換の芳香族環もしくは含窒素複素環を基本構造とした有
機化合物であり、メルカプト基の置換数は同一分子内に
2つ以上あってもよく、特公昭57−3939号、特公
昭61−23545号に記載されているメルカプト基置
換の有機化合物を用いてもよい。又、本発明のメルカプ
ト基置換有機化合物は2種類以上を併用してもよい。 【0020】ここでメルカプト基置換有機化合物の好ま
しい芳香族環もしくは含窒素複素環としては、ベンゼン
環、ピリジン環、ピリミジン環、ピリダジン環、ピラジ
ン環、イミダゾール環、チアゾール環、オキサゾール
環、テトラゾール環、オキサジアゾール環、チアジアゾ
ール環、トリアゾール環、トリアジン環等が挙げられ
る。本発明の感脂化処理液に含まれるメルカプト基置換
有機化合物の代表的なものについて具体的に例示する
と、5−(n−ヘプチル)−2−メルカプト−1,3,
4−オキサジアゾール、2−メルカプト−5−(n−ペ
ンチル)−1,3,4−オキサジアゾール、チオサリチ
ル酸、2−メルカプト−1,3−ベンツイミダゾール、
2−メルカプト−1,3−ベンゾチアゾール、2−メル
カプトピリジン−N−オキシド、6−ジブチルアミノ−
2,4−ジメルカプト−1,3,5−トリアジン、2,
4,6−トリメルカプト−1,3,5−トリアジン、5
−メルカプト−1−フェニルテトラゾール、1−(n−
ドデカニル)−5−メルカプトテトラゾール、2,5−
ジメルカプト−1,3,4−チアジアゾール、3−メル
カプト−5−フェニル−4−アセトアミド−1,2,4
−トリアゾール、2−メルカプトナフタレン等がある
が、これらに限定される訳ではない。 【0021】本発明の感脂化処理液はハロゲン化銀溶
剤、プロピレンオキシ誘導体、メルカプト基置換有機化
合物を含有しているが、該有機化合物の溶解性を良くす
るために、メタノール、エタノール、プロパノール、エ
チレングリコール、ジエチレングリコール等の水混和性
有機溶媒を含有してもよい。 【0022】本発明の感脂化処理液はpH4〜8の間で
緩衝されていることが好ましい。pHの緩衝剤として
は、酢酸、クエン酸、リン酸等、pKa値が4〜8の酸
と、それらの塩類の中から選択できる。また、該変換液
は各種の他の成分を含んでもよい。例えばヒドロキシエ
チルセルロースなどの水可溶性ポリマー類、コロイダル
シリカなどの表面親水化剤等を含むことができる。 【0023】本発明は未現像のハロゲン化銀をインキ受
容部に変換して平版印刷版を作成する方法であり、用い
るハロゲン化銀材料がネガタイプのときはポジタイプの
印刷版、またポジタイプのハロゲン化銀感光材料のとき
はネガタイプの印刷版が得られる。 【0024】本発明の感脂化処理液には、界面活性剤
(アルギン酸プロピレングリコールエステルなど)、ア
ミノポリカルボン酸塩(エチレンジアミン四酢酸ナトリ
ウムなど)等を一種または二種以上含有してもよく、更
に、感脂化処理のムラを防ぐ目的で、特開平4−123
53号記載のアセチレン系界面活性剤、特開平9−30
4935号記載のアミノ酸系界面活性剤を用いることが
できる。 【0025】本発明において感脂化処理の前に施される
現像処理には、銀錯塩拡散転写現像は含まれない。本発
明に用いる現像液の現像主薬としてはハイドロキノン、
クロロハイドロキノン、ブロモハイドロキノン、イソプ
ロピルハイドロキノン、メチルハイドロキノン、2,3
−ジクロロハイドロキノン、2,5−ジクロロハイドロ
キノン、2,3−ジブロモハイドロキノン、2,5−ジ
メチルハイドロキノン、ハイドロキノンモノスルホネー
トなどがある。 【0026】本発明には上記現像主薬に加えて1−フェ
ニル−3−ピラゾリドン又はその誘導体又は、p−アミ
ノフェノール系現像主薬を加えることができる。具体例
としては1−フェニル−3−ピラゾリドン、1−フェニ
ル−4,4−ジメチル−3−ピラゾリドン、1−フェニ
ル−4−メチル−4−ヒドロキシメチル−3−ピラゾリ
ドン、1−フェニル−5−メチル−3−ピラゾリドン、
1−p−アミノフェニル−4,4−ジメチル−3−ピラ
ゾリドン、1−p−トリル−4,4−ジメチル−3−ピ
ラゾリドンなどがある。本発明に用いるp−アミノフェ
ノール系現像主薬としてはN−メチル−p−アミノフェ
ノール、N−(β−ヒドロキシエチル)−p−アミノフ
ェノール、N−(4−ヒドロキシフェニル)グリシン、
2−メチル−p−アミノフェノール、p−ベンジルアミ
ノフェノール等があるが、なかでもN−メチル−p−ア
ミノフェノールが好ましい。 【0027】現像主薬は通常0.03モル/L〜0.8
モル/Lの量で用いられるのが好ましい。またジヒドロ
キシベンゼン類と1−フェニル−3−ピラゾリドン類又
はp−アミノフェノール類との組合せを用いる場合には
前者を0.1モル/L〜0.5モル/L、後者を0.0
1〜0.1モル/Lの量で用いるのが好ましい。 【0028】本発明に用いる現像主薬の保恒剤としては
亜硫酸塩類、例えば亜硫酸ナトリウム、亜硫酸カリウ
ム、重亜硫酸ナトリウム、メタ重亜硫酸カリウム、ホル
ムアルデヒド重亜硫酸ナトリウムなどがある。使用量は
特に制限されないが好ましくは0.05モル/L〜1.
0モル/Lの範囲で用いられる。 【0029】現像液には、その他必要により緩衝剤(例
えば、炭酸塩、ほう酸塩、アルカノールアミン、スルホ
サリチル酸等)、アルカリ剤(例えば、水酸化ナトリウ
ム、水酸化カリウム、水酸化リチウム等)、溶解助剤
(ポリエチレングリコール類、これらのエステル等)、
pH調整剤(例えば、酢酸の如き有機酸等)、現像促進
剤、界面活性剤、硬膜剤などを含有させることができ
る。 【0030】現像液には更にカブリ防止剤(例えば、5
−ニトロインダゾール、5−ニトロベンツイミダゾー
ル、5−メチルベンゾトリアゾール、5−ニトロベンゾ
トリアゾールの如きベンゾトリアゾール、ベンゾチアゾ
ール、1−フェニル−5−メルカプトテトラゾールの如
きテトラゾール、チアゾール或いは英国特許第1,26
9,268号に記載の化合物など)、キレート化剤(例
えば、エチレンジアミン四酢酸、これらのアルカリ金属
塩、ポリリン酸塩、ニトリロ酢酸塩)を含有させること
ができる。 【0031】上記成分以外に用いられる添加剤として
は、臭化ナトリウム、ヨウ化カリウムのような現像抑制
剤、エチレングリコール、ジエチレングリコール、トリ
エチレングリコール、N,N−ジメチルホルムアミド、
メチルセロソルブ、ヘキシレングリコール、エタノー
ル、メタノールのような有機溶剤を含んでもよく、更に
必要に応じて色調剤、消泡剤、硬水軟化剤などを含んで
もよい。 【0032】この様にして調整された現像液のpH値は
所望の濃度とコントラストをあたえるに充分な程度に選
択されるが、約8〜12の範囲にあることが望ましい。 【0033】本発明の処理において用いることの出来る
自動現像機としては、大日本スクリーン製造(株)製L
D281Q、LD360、LD381、LD480Q、
富士写真フィルム(株)製FG680A、FG950
A、FG710A等があるが自動現像機の種類に限定さ
れない。また、銀塩拡散転写法を利用した平版印刷版の
処理に用いられる自動現像機についても処理に用いるこ
とができる。 【0034】写真材料の現像処理温度及び時間は相互に
関係し、且つ全処理時間との関係において決定され、一
般に約20〜50℃で10秒〜3分であるが、高速迅速
処理の場合には約30〜50℃で10秒から40秒であ
る。 【0035】本発明に用いられる写真材料のハロゲン化
銀は、塩化銀、塩臭化銀、臭化銀で、ヨウ化物を含んで
いてもよい。写真材料の結合剤はゼラチンが好ましい。
しかしその一部又は全部を他のコロイド物質、例えば、
アルブミン、カゼイン、ポリビニルアルコール、ポリビ
ニルアルコール−無水マレイン酸エステル、ポリビニル
アルコール−スチレン無水マレイン酸エステル、アルギ
ン酸塩、セルロース誘導体などで置換してもよい。 【0036】ハロゲン化銀に対する結合剤、好ましくは
ゼラチンの重量比及び結合剤の絶対量は、本発明の印刷
版の製造において、その品質を決定する重要な要素であ
る。硝酸銀として表したハロゲン化銀の量を1とした時
の結合剤の量は0.3〜2.0の間で好適である。結合
剤の比率が0.3以下では乳剤層としての皮膜強度が低
下しやすく、印刷特性として好ましくない結果を生じさ
せやすい。一方、結合剤の比率が高くなると、インキ受
容性が低下することがある。ハロゲン化銀乳剤層は、硝
酸銀量に換算して0.6〜7g/m2、結合剤量に換算し
て0.18〜2.1g/m2で塗布されることが好まし
い。 【0037】本発明の印刷版の製造において、他の重要
な要素は、ハロゲン化銀乳剤層の硬膜にある。少なくと
も印刷前の段階で、十分に硬化されていなければならな
い。硬化剤を通常の乳剤層の硬膜法と同様に乳剤層塗液
中に添加してもよいし、また、現像、製版処理の前もし
くは後の段階で、例えば熱処理などの方法で硬化されて
もよい。安定した効果特性を得るためには硬化剤を含む
ハロゲン化銀乳剤を塗布乾燥後、適度に加温処理される
ことが好ましい。この加温処理は、良好な硬化度を得る
ための処理であり、それは、例えば80〜150℃で数
分もしくは数十分間、あるい30〜50℃で数日間(1
〜20日間位)の処理であってもよい。 【0038】硬化剤としては、通常のハロゲン化銀乳剤
層の硬化剤として使用されている化合物が使用できる。
例えばホルマリン、グリオキザール、グルタールアルデ
ヒド、ムコクロム酸などのアルデヒド系硬化剤、更に、
尿素−ホルマリン縮合物、メラニン−ホルマリン縮合物
も有効であり、また、エポキシ系、アジリジン系化合
物、活性オレフィン類、イソシアネート系化合物、トリ
アジン類などの有機硬化剤、クロム、アルミニウム、ジ
ルコニウムなどの無機多価金属塩類など、写真乳剤の硬
化剤として公知の化合物を単独もしくはいくつかを併用
して使用できる。 【0039】また、ハロゲン化銀乳剤層は、印刷中のコ
ロイドの磨耗を防ぐために、粒子の大きさで約2〜10
μmの径を有する微粒子を含有させるのが良く、シリ
カ、クレー、タルク、シークライト、米でんぷんなどが
使用できるが、特にシリカが好ましい。 【0040】シリカは1平方メートルあたり0.01〜
1gとなる様にハロゲン化銀乳剤中に添加される。シリ
カ粒子濃度が過度に高くなると、印刷中にインキ濃度が
上がりにくくなったりスカミング現象を起こしたりす
る。 【0041】写真鮮鋭度、最終的には印刷物の解像度お
よび鮮鋭度を改良する目的で、いわゆる反射防止染料又
は顔料を適用することが好ましい。これらはハロゲン化
銀乳剤層中、あるいは支持体とハロゲン化銀乳剤層との
間のいわゆる反射防止層中、あるいは支持体をはさんで
ハロゲン化銀乳剤層と反対側の層中に適用することによ
って目的は達成される。 【0042】又、光反射性の顔料、例えば酸化チタン、
硫酸バリウム、酸化マグネシウムなどの白色顔料もしく
は黄色の有機顔料と光吸収性の染料または顔料とを併用
して使用することによっても目的は達成される。 【0043】本発明の印刷版の製造法における写真材料
の最も好ましい態様は、支持体上、反射防止染料もしく
は顔料を有するコロイド下塗層を有し、この下塗り層の
上にハロゲン化銀乳剤層を有するものである。 【0044】この反射防止染料もしくは顔料を有するコ
ロイド下塗層は、好ましくはゼラチンよりなり、前述の
ような粒径2〜10μmの微粒子を含有させる。好適な
微粒子はシリカである。結合剤のゼラチンは、一平方メ
ートル当たり0.5g〜2.5gで、ハロゲン化銀乳剤
層と同様良好に硬化されるべきである。又、シリカは一
平方メートル当たり0.1g〜20gの間で付与され
る。 【0045】本構成におけるような、微粒子を含有する
下塗層は、印刷時におけるコロイドの磨耗性を改良し、
耐刷性を改良する効果をもつ。この場合においては乳剤
層中、微粒子シリカは必ずしも必要ではない。 【0046】ハロゲン化銀乳剤用の支持体は、当技術分
野で普通に使用されている任意の支持体を用いることが
できる。例えば、両側をポリエチレンで被覆した紙、ポ
リエチレンテレフタレートのような樹脂フィルム、金属
シート等を用いることができる。 【0047】その他、塗布性を改良するために界面活性
剤や、写真感光特性を維持するための安定剤、カブリ防
止剤、増感色素、現像剤や、現像促進剤およびハロゲン
化銀乳剤層を着色させる目的で染料、顔料等を、任意に
含有できる。 【0048】 【実施例】以下に実施例を掲げ本発明を更に詳細に説明
するが、これだけに限定されるわけではない。 【0049】(1)写真材料の製造 コロナ状放電加工したポリエチレンテレフタレート樹脂
フィルム上にシリカ粒子(平均粒径5μm)とカーボン
ブラックを含むゼラチン下塗り液を塗布した。又、ゼラ
チン硬化剤としてホルマリンとジメチロール尿素を加え
た。ゼラチンおよびシリカの付着量は一平方メートル当
たりそれぞれ、1.2g、0.7gであった。また、こ
の層は、反射濃度で0.9を示した。続いて、この下塗
り層上にヘリウム−ネオン用増感色素で光学増感され、
ゼラチン硬化剤としてホルマリンとジメチロール尿素を
含む下記の構成のハロゲン化銀乳剤層を塗布して写真材
料を作成した。この写真材料を40℃で3日間加温し
た。 【0050】 ハロゲン化銀組成 塩臭化銀(臭化銀25モル%) ハロゲン化銀の平均粒子サイズ 0.33μm 硝酸銀で表したハロゲン化銀塗布量 1.0g/m2 ゼラチン塗布量 1.0g/m2 シリカ(平均粒径5μm)塗布量 0.1g/m2 【0051】(2)処理方法 上記写真材料をヘリウム−ネオンレーザー光源(633
nm)を有する出力機で画像を露光し、下記処方の現像
液及び感脂化処理液をそれぞれ自動現像機LD221
(大日本スクリーン製)の第1槽及び第2槽に入れ、第
1槽の現像液は35℃に温調し、表2で示される条件で
処理を行い乾燥して平版印刷版を得た。 【0052】 <現像液> 水 600ml EDTA・2Na 1g 水酸化ナトリウム 50g 亜硫酸カリウム 100g ハイドロキノン 55g N−メチル−p−アミノフェノール1/2硫酸塩 0.8g ハイドロキノンモノスルホン酸カリウム 40g 5−メチルベンゾトリアゾール 0.2g 臭化カリウム 4g 水酸化カリウムを用いてpHを11.80に合わせ、水を加えて1リットルにし た。 【0053】 <感脂化処理液> 水 600ml ジエチレングリコール 50g 水酸化ナトリウム 4g リン酸水素2カリウム 25g メルカプト基置換有機化合物(表1では化合物Mと称す)xモル ハロゲン化銀溶剤(表1では銀溶剤と称す) yモル プロピレンオキシ誘導体(表1では化合物Pと称す) zg リン酸(85%)を加えてpHを7.50に合わせ、水
を加えて1リットルにした。表1で示される比較と本発
明の感脂化処理液(表1では感脂化液と称す)を用いて
試験した。 【0054】 【表1】 ────────────────────────────────── 感脂化液 化合物M/x 銀溶剤/y x:y 化合物P/z ────────────────────────────────── A(比較) M1/0.0250 KI/0.1 1:4 B(比較) M1/0.0100 KI/0.1 1:10 P1/5 C M1/0.0167 KI/0.1 1:6 P1/5 D M1/0.0250 KI/0.1 1:4 P1/5 E M1/0.0500 KI/0.1 1:2 P1/5 F M2/0.0250 KI/0.1 1:4 P1/5 G M1/0.0250 KI/0.1 1:4 P2/5 ────────────────────────────────── 【0055】表中に記載している化合物名は以下の通り
である。 <化合物M> M1;5−(n−ヘプチル)−2−メルカプト−1,
3,4−オキサジアゾール M2;6−ジブチルアミノ−2,4−ジメルカプト−
1,3,5−トリアジン <銀溶剤> KI;沃化カリウム <化合物P> P1;トリプロピレングリコール P2;ポリプロピレングリコール(平均分子量=100
0) 【0056】 【表2】 ────────────────────────── 番号 感脂化液 感脂化処理条件(温度/時間) ────────────────────────── 1(比較) A 30℃/30秒 2(比較) A 30℃/45秒 3(比較) A 30℃/60秒 4(比較) A 35℃/30秒 5(比較) B 30℃/30秒 6(比較) B 30℃/45秒 7(比較) B 30℃/60秒 8(比較) B 35℃/30秒 9 C 30℃/30秒 10 C 30℃/45秒 11 C 30℃/60秒 12 C 35℃/30秒 13 D 30℃/30秒 14 D 30℃/45秒 15 D 30℃/60秒 16 D 35℃/30秒 17 E 30℃/30秒 18 E 30℃/45秒 19 E 30℃/60秒 20 E 35℃/30秒 21 F 30℃/30秒 22 F 30℃/45秒 23 F 30℃/60秒 24 F 35℃/30秒 25 G 30℃/30秒 26 G 30℃/45秒 27 G 30℃/60秒 28 G 35℃/30秒 ────────────────────────── 【0057】ついで印刷版をオフセット印刷機にセット
し、下記組成のエッチ液で版面を充分に湿し、下記組成
の給湿液を用いて印刷を行なった。 【0058】 <エッチ液> イソプロパノール 400ml エチレングリコール 50g 2−メルカプト-5-n-ヘプチル−1,3,4−オキサジアゾール 0.1g 水を加えて1lとする。 【0059】<給湿液> 水 8L コハク酸 6g 硫酸ナトリウム 25g エチレングリコール 100g コロイダルシリカ(20%水溶液) 28g 【0060】以下の基準により判定した実施例の印刷結
果を表3に示した。印刷でのインキ受容性、耐刷性試験
の結果を示している。インキ受容性は、十分なインキ濃
度が得られるまでの印刷枚数で評価し、◎;10枚ま
で、○;11〜20枚まで、△;21〜30枚まで、
×;31枚を越えるの4段階で評価した。耐刷力は画像
が欠落して印刷できなくなったときの印刷枚数で、◎;
5万枚以上、○;2万枚以上〜5万枚未満、△;5千枚
以上〜2万枚未満、×;5千枚未満の4段階で評価し
た。 【0061】 【表3】 【0062】 【発明の効果】上記の結果から明らかなように本発明は
比較に比べて感脂化処理の安定性に富み、安定的に高い
インキ受容性と高い耐刷性を有する平版印刷版が得られ
た。
Description: TECHNICAL FIELD The present invention relates to a silver halide emulsion.
Exposure and development of photographic materials
The undeveloped silver halide image area is selectively lipophilic
Pertaining to the method of processing lithographic printing plates to make them acceptable
is there. [0002] Lithographic printing accepts oily inks.
Lipophilic part and hydrophilic part that does not accept ink
The lipophilic portion is colored by supplying both water and ink to the plate
The hydrophilic part selectively receives water,
By transferring the above ink to a substrate such as paper,
Have been. Therefore, to obtain good printed matter,
The difference between lipophilicity and hydrophilicity is sufficiently large,
When applied, the lipophilic part receives a sufficient amount of ink
The hydrophilic part must not accept ink at all.
is there. [0003] High sensitivity and spectral sensitization
Photographic materials consisting of silver halide emulsions
Suitable and already several methods are known. Photo gelatin
Lithographic printing plate using silver halide emulsion
Broadly speaking, the following methods are known. (1) A method using tanning development,
Tanning hydrophilic gelatin and silver halide emulsion
Develops and hardens the gelatin in the developing section to make it lipophilic,
Reasoning method (US Pat. No. 3,146,104). (2) Formed by applying a silver salt diffusion transfer method
Lipophilic surface silver metal pattern used as ink acceptability
Printing plate (US Pat. No. 3,721,559;
3,490,905, JP-B-48-30562,
J. Photo. Sci, 8, 26-32 (1960)
A. Rott & L. (3) Development by applying etching bleach
Silver image part or silver image formed by transfer development
Area with bleaching solution, and at the same time break the gelatin in the silver image area.
Lithographic printing plate by breaking and exposing the lipophilic surface
How to create. (U.S. Pat. No. 3,385,701;
No. 3,814,603, JP-B-44-27242
(4) Undeveloped halo in silver halide emulsion layer
Method for selectively accepting a silver genide image portion as an oleophilic ink
(U.S. Pat. Nos. 3,454,398 and 3,764,3
No. 23, No. 3,099, 209, JP-B-57-393
9, JP-B-61-23545, JP-A-4-1235
No. 3, JP-A-9-304934, JP-A-9-3049
No. 35). The lithographic printing plate of the present invention meets the above classification (4).
Belong. Use of undeveloped silver halide image as lipophilicity
As a lithographic printing plate, for example, thiol compound
A method of treating with a lukari solution (US Pat. No. 3,099,20)
No. 9), a terminal ethynyl compound (US Pat. No. 3,454,
398) or a benzotriazole compound (US Patent
No. 3,764,323).
Methods have been proposed. On the other hand, silver halide solvent and silver ions react with
Treatment solution containing an organic compound that forms a poorly soluble compound in response
(Hereinafter referred to as lipophilization solution) is proposed.
It has been proposed (Japanese Patent Publication No. 57-3939). Here halo
Silver halide solvents act on silver halide,
A compound that can form a complex with high solubility
Thiosulfates, thiocyanates, thioureas,
Iodides, bromides, chlorides and the like are mentioned. Again here
Compounds that react with silver ions to form poorly soluble compounds
Is the soluble silver formed by the silver halide solvent
Silver complex compound with higher stability and lower solubility than the complex
An organic compound that can form a substance, and is a particularly useful organic compound.
Thiol or thione group
Heterocyclic compounds and the like. [0010] However, the conventional method
Lithographic printing plates have an ink-receiving property
And stable printing performance cannot be obtained.
After processing, the undeveloped silver halide image area is selectively sensitized.
The processing time or temperature of the sensitization process in the processing process
Due to differences in the conditions of the lithographic printing plate
Capacity and press life can be significantly affected,
It had not yet been put to practical use. [0011] Accordingly, an object of the present invention.
Is the lithographic printing plate created by the method of (4) above.
In the sensitization treatment, especially treatment such as treatment temperature and treatment time
High ink receptivity and unaffected by differences in conditions
How to make a lithographic printing plate that can stably achieve high printing durability
Is to provide. [0012] The above-mentioned object of the present invention is to achieve the above object.
Exposure and development processing of a photographic material having a silver halide emulsion layer
Thereafter, the undeveloped silver halide image portion is selectively made lipophilic,
In preparing a lithographic printing plate to make it acceptable,
After the development of the material, at least one propylene
Organic compound having oxy group, mercapto group in molecule
Containing an organic compound having a silver halide solvent, and
Organic Compounds Having Mercapto Group in Molecule and Halogenation
A processing solution having a molar ratio of silver solvent of 1: 1 to 1: 8 (hereinafter referred to as a processing solution)
(Hereinafter referred to as post-sensitization treatment liquid).
Achieved by the method of making a printing plate. [0013] The present invention is included in the sensitizing solution of the present invention
Has at least one propyleneoxy group in the molecule
Organic compounds (hereinafter referred to as propyleneoxy derivatives),
Organic compounds having a mercapto group in the
Group-substituted organic compounds) and silver halide solvents
Each content greatly affects the printability of the lithographic printing plate.
Propyleneoxy derivative contained in the sensitizing solution of the present invention
The amount of body used is in the range of 0.1 g / L to 50 g / L.
And preferably within the range of 0.5 to 10 g / L.
The amount of the organic compound substituted with a rucapto group is 10 -Four Mol / L ~
0.1 mol / L is preferable, and the mercapto group
The molar ratio of the substituted organic compound to the silver halide solvent is 1:
The effect of the present invention is expressed in the range of 1-1: 8,
The content molar ratio is more preferably in the range of 1: 2 to 1: 6. [0014] Propylene contained in the sensitizing solution of the present invention
Hydroxy derivatives are propylene glycol, propylene
Derivatives based on oxy groups, polypropylene glycol
Coals, a mixture of ethyleneoxy and propyleneoxy groups
Glycols and propyleneoxy groups by repeating groups
And the like. Hereinafter, the present invention
Specific examples of propyleneoxy derivatives are given below.
It is not limited. The propylene oxide of the present invention
Two or more derivatives may be used in combination. Embedded image Embedded image Halogen contained in the desensitizing solution of the present invention
The silver halide solvent uses a silver complex salt diffusion transfer method (DTR method).
Is widely included in the processing system of the lithographic printing plate processing method.
It is well known and can be applied to the present invention. Halogen of the present invention
A silver halide solvent acts on silver halide and
A compound capable of forming a complex with high resolution,
Specific examples of the silver halide solvent used in the present invention
Is a sulfite (sodium sulfite, potassium sulfite
Thiosulfate (sodium thiosulfate, etc.), thiocyan
Acid salts (such as potassium thiocyanate), amines (ethylene
Diamine, etc.), alkanolamines (diethanol
Amine, N-methylmonoethanolamine, etc.), thioe
-Tels (3,6-dithia-1,8-octanediol
Thioureas (tetramethylthiourea, etc.), iodides
(Potassium iodide, sodium iodide, etc.), bromide (
Thorium, etc.) and chlorides (potassium chloride, etc.)
Thiocyanate is a particularly preferred silver halide solvent.
Potassium salt, 3,6-dithia-1,8-octanediol
, Potassium iodide and sodium iodide.
It is not limited to these. The halogen of the present invention
Two or more silver halide solvents may be used in combination. The mercap contained in the sensitizing solution of the present invention
G-substituted organic compounds react with silver ions to make them less soluble
And a compound that forms a compound with the silver halide solvent described above.
Is more stable than the soluble silver complex formed by
An organic compound that can form a silver complex compound with low solubility.
You. The mercap contained in the sensitizing solution of the present invention
The preferred structure of the organic compound substituted with a mercapto group is a mercapto group
Having a basic structure of a substituted aromatic ring or a nitrogen-containing heterocyclic ring.
And the number of mercapto group substitutions is within the same molecule.
There may be two or more, Japanese Patent Publication No. 57-3939,
Mercapto base described in Sho 61-23545
Alternative organic compounds may be used. Also, the mercap of the present invention
Two or more kinds of organic group-substituted compounds may be used in combination. Here, preferred are mercapto group-substituted organic compounds.
As a new aromatic ring or nitrogen-containing heterocyclic ring, benzene
Ring, pyridine ring, pyrimidine ring, pyridazine ring, pyrazine
Ring, imidazole ring, thiazole ring, oxazole
Ring, tetrazole ring, oxadiazole ring, thiadiazo
Ring, triazole ring, triazine ring, etc.
You. Mercapto group substitution contained in the sensitizing solution of the present invention
Specific examples of typical organic compounds
And 5- (n-heptyl) -2-mercapto-1,3,
4-oxadiazole, 2-mercapto-5- (n-pe
Methyl) -1,3,4-oxadiazole, thiosalithi
Phosphoric acid, 2-mercapto-1,3-benzimidazole,
2-mercapto-1,3-benzothiazole, 2-mer
Captopyridine-N-oxide, 6-dibutylamino-
2,4-dimercapto-1,3,5-triazine, 2,
4,6-trimercapto-1,3,5-triazine, 5
-Mercapto-1-phenyltetrazole, 1- (n-
Dodecanyl) -5-mercaptotetrazole, 2,5-
Dimercapto-1,3,4-thiadiazole, 3-mer
Capto-5-phenyl-4-acetamido-1,2,4
-Triazole, 2-mercaptonaphthalene, etc.
However, the present invention is not limited to these. The sensitizing solution of the present invention contains a silver halide solution.
Agent, propyleneoxy derivative, mercapto group substituted organic
Compound, but improves the solubility of the organic compound.
Methanol, ethanol, propanol,
Water miscibility of Tylene glycol, diethylene glycol, etc.
An organic solvent may be contained. The sensitizing solution of the present invention has a pH of 4 to 8.
It is preferably buffered. As a pH buffer
Are acids having a pKa value of 4 to 8, such as acetic acid, citric acid, phosphoric acid, etc.
And their salts. The conversion solution
May contain various other components. For example, hydroxye
Water-soluble polymers such as chill cellulose, colloidal
It may contain a surface hydrophilizing agent such as silica. In the present invention, undeveloped silver halide is ink-received.
This is a method of creating a lithographic printing plate by converting it to a container.
When the silver halide material is a negative type,
For printing plates and positive silver halide photosensitive materials
Gives a negative-type printing plate. The sensitizing solution of the present invention contains a surfactant.
(Such as propylene glycol alginate),
Minopolycarboxylate (ethylenediaminetetraacetic acid sodium salt)
) May be contained singly or in combination.
In order to prevent unevenness of the sensitization treatment, Japanese Patent Application Laid-Open No. 4-123
No. 53, an acetylene surfactant described in JP-A-9-30
It is possible to use the amino acid surfactant described in No. 4935.
it can. In the present invention, the treatment is performed before the sensitization treatment.
The development process does not include silver complex salt diffusion transfer development. Departure
Hydroquinone, as a developing agent of the developer used for lightening,
Chlorohydroquinone, bromohydroquinone, isop
Ropylhydroquinone, methylhydroquinone, 2,3
-Dichlorohydroquinone, 2,5-dichlorohydro
Quinone, 2,3-dibromohydroquinone, 2,5-di
Methyl hydroquinone, hydroquinone monosulfone
And others. In the present invention, in addition to the developing agent,
Nyl-3-pyrazolidone or a derivative thereof or p-amido
Nophenolic developing agents can be added. Concrete example
1-phenyl-3-pyrazolidone, 1-phenyl
-4,4-dimethyl-3-pyrazolidone, 1-phenyl
4-Methyl-4-hydroxymethyl-3-pyrazoli
Don, 1-phenyl-5-methyl-3-pyrazolidone,
1-p-aminophenyl-4,4-dimethyl-3-pyra
Zolidone, 1-p-tolyl-4,4-dimethyl-3-pi
Lazolidone and the like. P-aminophen used in the present invention
N-methyl-p-aminophen
NOL, N- (β-hydroxyethyl) -p-aminophen
Phenol, N- (4-hydroxyphenyl) glycine,
2-methyl-p-aminophenol, p-benzylamido
There are nophenol and the like, and among them, N-methyl-p-a
Minophenol is preferred. The developing agent is usually 0.03 mol / L to 0.8.
It is preferably used in an amount of mol / L. Also dihydro
Xybenzenes and 1-phenyl-3-pyrazolidones or
Is when a combination with p-aminophenols is used
The former is 0.1 mol / L to 0.5 mol / L, and the latter is 0.0 mol / L.
It is preferably used in an amount of 1 to 0.1 mol / L. As a preservative of the developing agent used in the present invention,
Sulfites, such as sodium sulfite, potassium sulfite
, Sodium bisulfite, potassium metabisulfite,
And sodium aldehyde bisulphite. The amount used
Although not particularly limited, preferably 0.05 mol / L to 1.
It is used in the range of 0 mol / L. In the developing solution, if necessary, a buffering agent (eg,
For example, carbonates, borates, alkanolamines, sulfo
Salicylic acid, etc.), alkaline agents (eg, sodium hydroxide)
, Potassium hydroxide, lithium hydroxide, etc.), dissolution aid
(Polyethylene glycols, their esters, etc.),
pH adjuster (for example, organic acid such as acetic acid), development acceleration
Agent, surfactant, hardener, etc.
You. The developing solution may further contain an antifoggant (for example, 5
-Nitroindazole, 5-nitrobenzimidazo
, 5-methylbenzotriazole, 5-nitrobenzo
Benzotriazole such as triazole, benzothiazo
Or 1-phenyl-5-mercaptotetrazole
Tetrazole, thiazole or British Patent 1,26
No. 9,268), chelating agents (examples)
For example, ethylenediaminetetraacetic acid, these alkali metals
Salt, polyphosphate, nitriloacetate)
Can be. As additives used in addition to the above components,
Is a development inhibitor such as sodium bromide and potassium iodide
Agent, ethylene glycol, diethylene glycol, tri
Ethylene glycol, N, N-dimethylformamide,
Methyl cellosolve, hexylene glycol, ethanol
And organic solvents such as methanol.
Includes toning agent, defoamer, water softener, etc. as needed
Is also good. The pH value of the developer thus adjusted is
Select enough to give the desired density and contrast.
However, it is desirable to be in the range of about 8-12. [0033] It can be used in the process of the present invention.
As an automatic developing machine, L manufactured by Dainippon Screen Mfg. Co., Ltd.
D281Q, LD360, LD381, LD480Q,
FG680A, FG950 manufactured by Fuji Photo Film Co., Ltd.
A, FG710A, etc., but limited to the type of automatic processor
Not. In addition, lithographic printing plates using silver salt diffusion transfer method
Automatic processors used for processing should also be used for processing.
Can be. The development processing temperature and time of the photographic material are mutually
Related and determined in relation to the total processing time,
Generally, it takes 10 seconds to 3 minutes at about 20 to 50 ° C.
In the case of treatment, it is 10 to 40 seconds at about 30 to 50 ° C.
You. Halogenation of photographic material used in the present invention
Silver is silver chloride, silver chlorobromide, silver bromide, including iodide
May be. The binder of the photographic material is preferably gelatin.
However, part or all of the colloidal substance is, for example,
Albumin, casein, polyvinyl alcohol, polyvinyl
Nyl alcohol-maleic anhydride, polyvinyl
Alcohol-styrene maleic anhydride, algi
It may be replaced with a phosphate or a cellulose derivative. Binder for silver halide, preferably
The weight ratio of gelatin and the absolute amount of binder are
An important factor in the production of a plate
You. When the amount of silver halide expressed as silver nitrate is 1
The amount of binder is preferably between 0.3 and 2.0. Join
When the ratio of the agent is 0.3 or less, the film strength as an emulsion layer is low.
Easy to remove and produce undesirable print characteristics.
Easy to do. On the other hand, when the ratio of the binder increases, the ink receiving
Tolerability may be reduced. The silver halide emulsion layer is made of
0.6 to 7 g / m in terms of silver acid amount Two , Converted to the amount of binder
0.18 to 2.1 g / m Two Preferably applied in
No. In the production of the printing plate of the present invention, other important
An important element is the hardened silver halide emulsion layer. At least
Must be fully cured before printing.
No. Emulsion layer coating solution is used in the same manner as the usual emulsion layer hardening method.
May be added during the process or before development and plate making.
Or at a later stage, for example, cured by a method such as heat treatment
Is also good. Includes curing agent for stable effect properties
After coating and drying the silver halide emulsion, it is heated appropriately
Is preferred. This heating treatment gives a good degree of hardening
For example, at 80 to 150 ° C.
Minutes or tens of minutes, or at 30-50 ° C for several days (1
(About 20 days). As a hardening agent, an ordinary silver halide emulsion
The compounds used as curing agents for the layers can be used.
For example, formalin, glyoxal, glutar alde
Aldehyde curing agents such as hide and mucochromic acid,
Urea-formalin condensate, melanin-formalin condensate
Is also effective, and epoxy and aziridine compounds
Products, activated olefins, isocyanate compounds,
Organic curing agents such as azines, chromium, aluminum,
Hardness of photographic emulsions such as inorganic polyvalent metal salts such as ruconium
Known compounds alone or in combination
Can be used. Further, the silver halide emulsion layer is
About 2 to 10 particles in size to prevent roid wear
Fine particles having a diameter of μm should be contained.
Mosquito, clay, talc, seek light, rice starch, etc.
Although it can be used, silica is particularly preferred. Silica is 0.01 to 1 square meter.
It is added to the silver halide emulsion so as to be 1 g. Siri
If the particle concentration is too high, the ink concentration
It is difficult to climb and causes scumming phenomenon
You. Photo sharpness, ultimately the resolution of the printed matter
So-called antireflective dyes or
It is preferable to apply a pigment. These are halogenated
In the silver emulsion layer or between the support and the silver halide emulsion layer
In the so-called anti-reflective layer, or between the supports
By applying it in the layer opposite the silver halide emulsion layer.
The purpose is achieved. Light-reflective pigments such as titanium oxide,
White pigments such as barium sulfate and magnesium oxide
Is a combination of a yellow organic pigment and a light-absorbing dye or pigment
The purpose is also achieved by using it. Photographic material in the method for producing a printing plate of the present invention
The most preferred embodiment is the use of an antireflective dye or
Has a colloidal undercoat layer having a pigment, and the undercoat layer
It has a silver halide emulsion layer thereon. A resin having the antireflection dye or pigment
The Lloyd undercoat layer is preferably made of gelatin, as described above.
Such fine particles having a particle size of 2 to 10 μm are contained. Suitable
The fine particles are silica. The gelatin binder is a square
0.5g to 2.5g per bottle, silver halide emulsion
It should be cured as well as the layer. Also, silica is one
Granted between 0.1g-20g per square meter
You. Contains fine particles as in the present configuration
The undercoat layer improves the abrasion of the colloid during printing,
It has the effect of improving printing durability. In this case the emulsion
In the layer, particulate silica is not necessarily required. The support for the silver halide emulsion is prepared according to the prior art.
Use any support commonly used in the field
it can. For example, paper coated on both sides with polyethylene,
Resin film such as ethylene terephthalate, metal
A sheet or the like can be used. In addition, surface activity is used to improve coating properties.
Agents, stabilizers for maintaining photographic sensitivity, anti-fogging
Stoppers, sensitizing dyes, developers, development accelerators and halogens
Dyes, pigments, etc. are optionally added for the purpose of coloring the silver halide emulsion layer.
Can be included. The present invention will be described in more detail with reference to the following examples.
However, it is not limited to this. (1) Production of photographic material Polyethylene terephthalate resin subjected to corona discharge machining
Silica particles (average particle size 5 μm) and carbon on the film
A gelatin undercoat solution containing black was applied. In addition, Zera
Add formalin and dimethylol urea as tin hardener
Was. The amount of gelatin and silica deposited is equivalent to one square meter.
The rust was 1.2 g and 0.7 g, respectively. Also,
The layer having a reflection density of 0.9. Next, this primer
Optically sensitized with a helium-neon sensitizing dye on the
Formalin and dimethylol urea as gelatin hardeners
Photographic materials coated with a silver halide emulsion layer of the following composition
Created a fee. Heat this photographic material at 40 ° C for 3 days
Was. Silver halide composition Silver chlorobromide (25 mol% of silver bromide) Average grain size of silver halide 0.33 μm Silver halide coating amount represented by silver nitrate 1.0 g / m 2 Two Gelatin coating amount 1.0g / m Two Silica (average particle size 5μm) coating amount 0.1g / m Two (2) Processing method The above photographic material was treated with a helium-neon laser light source (633).
exposing the image with an output machine having the following formula:
Solution and the sensitizing solution are respectively processed by an automatic processor LD221.
(Made by Dainippon Screen) into the first and second tanks,
The temperature of the developer in one tank was adjusted to 35 ° C., and under the conditions shown in Table 2,
After being treated and dried, a lithographic printing plate was obtained. <Developer> Water 600 ml EDTA · 2Na 1 g Sodium hydroxide 50 g Potassium sulfite 100 g Hydroquinone 55 g N-methyl-p-aminophenol 1/2 sulfate 0.8 g Potassium hydroquinone monosulfonate 40 g 5-methylbenzotriazole 0 0.2 g Potassium bromide 4 g The pH was adjusted to 11.80 using potassium hydroxide, and water was added to make up to 1 liter. <Degreasing Solution> Water 600 ml Diethylene glycol 50 g Sodium hydroxide 4 g Dipotassium hydrogen phosphate 25 g Mercapto group-substituted organic compound (referred to as compound M in Table 1) x molar silver halide solvent (in Table 1, silver solvent) Y mol propyleneoxy derivative (referred to as compound P in Table 1) zg Phosphoric acid (85%) was added to adjust the pH to 7.50, and water was added.
To 1 liter. Comparison shown in Table 1 and the present invention
Using a bright sensitizing solution (referred to as a sensitizing solution in Table 1)
Tested. [Table 1] 脂 Sensitized liquid Compound M / x silver Solvent / y x: y Compound P / z A A (comparative) M1 / 0.0250 KI / 0.1 1: 4 B (comparative) M1 / 0.0100 KI / 0.1 1:10 P1 / 5 C M1 / 0.0167 KI / 0.1 1: 6 P1 / 5 D M1 /0.0250 KI / 0.1 1: 4 P1 / 5 E M1 / 0.0500 KI / 0.1 1: 2 P1 / 5 F M2 / 0.0250 KI / 0.1 1: 4 P1 / 5 G M1 / 0.0250 KI / 0.1 1: 4 P2 / 5 ────────────────────────────────── The compounds described in the table As the following things name
It is. <Compound M>M1; 5- (n-heptyl) -2-mercapto-1,
3,4-oxadiazole M2; 6-dibutylamino-2,4-dimercapto-
1,3,5-triazine <silver solvent>KI; potassium iodide <compound P>P1; tripropylene glycol P2; polypropylene glycol (average molecular weight = 100
0) [Table 2] 番号 No. Oil-sensitizing liquid Oil-sensitizing treatment condition (temperature / time) 1 1 (comparison) A 30 ° C / 30 seconds 2 (comparison) A 30 ° C / 45 seconds 3 (comparison) A 30 ° C / 60 seconds 4 (comparison) A 35 ° C / 30 seconds 5 (comparison) B 30 ° C / 30 seconds 6 (comparison) B 30 ° C / 45 seconds 7 (comparison) B 30 ° C / 60 seconds 8 (comparison) B 35 ° C./30 seconds 9 C 30 ° C./30 seconds 10 C 30 ° C./45 seconds 11 C 30 ° C./60 seconds 12 C 35 ° C./30 seconds 13 D 30 ° C./30 seconds 14 D 30 ° C./45 seconds 15 D 30 ° C./60 seconds 16 D 35 ° C./30 seconds 17 E 30 ° C./30 seconds 18 E 30 ° C./45 seconds 19 E 30 ° C./60 seconds 20 E 35 ° C./30 seconds 21 F 30 / 30 seconds 22 F 30 ° C./45 seconds 23 F 30 ° C./60 seconds 24 F 35 ° C./30 seconds 25 G 30 ° C./30 seconds 26 G 30 ° C./45 seconds 27 G 30 ° C./60 seconds 28 G 35 ° C. / 30 seconds────────────────────────── [0057] Then, the printing plate is set on the offset printing press.
And the plate surface was sufficiently wetted with an etchant having the following composition,
The printing was performed using the humidifying solution of the above. <Etch solution> Isopropanol 400 ml Ethylene glycol 50 g 2-mercapto-5-n-heptyl-1,3,4-oxadiazole 0.1 g Water is added to make 1 liter. <Humidifying liquid> Water 8 L Succinic acid 6 g Sodium sulfate 25 g Ethylene glycol 100 g Colloidal silica (20% aqueous solution) 28 g Printing and printing of Examples determined according to the following criteria
The results are shown in Table 3. Ink acceptance and printing durability test in printing
The result is shown. Ink receptivity is sufficient
Evaluation is based on the number of printed sheets until the degree is obtained.
And ○: up to 11 to 20 sheets, Δ: up to 21 to 30 sheets,
X: The evaluation was made in four steps of exceeding 31 sheets. Printing durability is an image
Is the number of prints when printing is not possible due to missing
50,000 or more, ○: 20,000 or more to less than 50,000, △: 5,000
More than ~ 20,000 sheets, ×; Evaluated in four stages of less than 5,000 sheets
Was. [Table 3] As is clear from the above results, the present invention
Higher stability and higher stability of sensitization process than comparison
A lithographic printing plate with ink receptivity and high printing durability was obtained.
Was.

Claims (1)

【特許請求の範囲】 【請求項1】 ハロゲン化銀乳剤層を有する写真材料を
露光し、現像処理後、未現像のハロゲン化銀像部を選択
的に親油化し、インキ受容性にする平版印刷版の作成に
於いて、該写真材料の現像処理後、分子中に少なくとも
一つのプロピレンオキシ基を有する有機化合物、分子中
にメルカプト基を有する有機化合物及びハロゲン化銀溶
剤を含有し、且つ分子中にメルカプト基を有する有機化
合物とハロゲン化銀溶剤の含有モル比が1:1〜1:8
である処理液で処理することを特徴とする平版印刷版の
作成方法。
Claims: 1. A lithographic plate which comprises exposing a photographic material having a silver halide emulsion layer to light and developing, and then selectively lipophilicizing an undeveloped silver halide image to make it ink-receptive. In the production of a printing plate, after development processing of the photographic material, the photographic material contains an organic compound having at least one propyleneoxy group in a molecule, an organic compound having a mercapto group in a molecule, and a silver halide solvent, and The molar ratio of the organic compound having a mercapto group to the silver halide solvent is 1: 1 to 1: 8.
A method for preparing a lithographic printing plate, characterized by treating with a processing solution.
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