JP2003293929A - 風車式発電装置 - Google Patents

風車式発電装置

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JP2003293929A JP2002103601A JP2002103601A JP2003293929A JP 2003293929 A JP2003293929 A JP 2003293929A JP 2002103601 A JP2002103601 A JP 2002103601A JP 2002103601 A JP2002103601 A JP 2002103601A JP 2003293929 A JP2003293929 A JP 2003293929A
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毅 東本
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Higashimoto Kikai Co Ltd
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    • F03DWIND MOTORS
    • F03D7/00Controlling wind motors 
    • F03D7/02Controlling wind motors  the wind motors having rotation axis substantially parallel to the air flow entering the rotor
    • F03D7/022Adjusting aerodynamic properties of the blades
    • F03D7/0224Adjusting blade pitch
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F05INDEXING SCHEMES RELATING TO ENGINES OR PUMPS IN VARIOUS SUBCLASSES OF CLASSES F01-F04
    • F05BINDEXING SCHEME RELATING TO WIND, SPRING, WEIGHT, INERTIA OR LIKE MOTORS, TO MACHINES OR ENGINES FOR LIQUIDS COVERED BY SUBCLASSES F03B, F03D AND F03G
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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
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Abstract

(57)【要約】 【課題】小型の風車式発電装置において、高い風速のと
き、発生トルクが大きくなりすぎないようにし、さら
に、取り出される電力を的確に制御し、しかも、ブレー
ドの回転数をできるだけ抑え、振動および騒音がいちじ
るしく増大しないようにする。 【解決手段】スプリングがブレード1に作用し、ブレー
ドはその長さ方向軸Yのまわりに弾性付勢され、風向き
Xに対し所定の傾斜角度γをもって起立し、ブレードの
回転数の増大にともない、ウエイトが遠心力を受け、ブ
レードがその長さ方向軸のまわりを揺動し、傾倒し、制
御装置22が発電機7に接続され、最大トルク追従方式
によって負荷トルクが制御される。

Description

【発明の詳細な説明】 【0001】 【産業上の利用分野】この発明は、風車式発電装置に関
するものである。 【0002】 【従来技術とその問題点】一般に、風車式発電装置で
は、ブレードを有するロータがシャフトに設けられ、ブ
レードはロータの半径方向にのび、風力を受け、ロータ
およびシャフトと一体的に回転する。さらに、発電機が
シャフトに連結され、シャフトによって発電機が駆動さ
れる。 【0003】ところで、風車式発電装置は大型のものと
小型のものに大別することができる。大型のものは火力
や原子力発電設備に対抗する大容量の風車式発電装置で
あり、風車式発電装置において、風力によってブレード
が回転するようにするには、ブレードを風向きに対し適
宜の傾斜角度をもって配置することが重要であるが、大
型の風車式発電装置の場合、ブレードはその長さ方向軸
のまわりを揺動可能であり、センサによって風速、ロー
タの回転数などの緒元が検出され、サーボモータによっ
てブレードが揺動し、その傾斜角度が調整され、変化す
ることは周知のとおりである。普通、大型の風車式発電
装置は電力系統と連係し、センサの検出信号にもとづ
き、取り出される電力が最適値に制御され、電力系統に
供給されることも周知のとおりである。 【0004】一方、小型の風車式発電装置の場合、構造
およびコスト上の制約があり、普通、センサおよびサー
ボモータはなく、風速、ロータの回転数などの緒元は検
出されず、ブレードの傾斜角度は調整されない。このた
め、高い風速のとき、発生トルクが大きくなりすぎるき
らいがある。発生トルクが大きくなりすぎると、それに
よって発電機が駆動されたとき、その発生電圧が高くな
りすぎ、発生電力をそのまま取り出し、供給することが
できず、好ましくない。発生トルクによって装置全体が
破損するおそれもある。したがって、構成が複雑で、コ
ストの高いセンサおよびサーボモータを使用せず、機械
的手段によってこの問題を解決することが要望されてい
る。 【0005】さらに、小型の風車式発電装置を電力系統
と連係させ、発生電力を電力系統に供給することも要望
されている。この場合、センサの検出信号ではなく、他
の制御手段によって取り出される電力を制御する必要が
あり、太陽電池発電装置の電力変換技術を小型の風車式
発電装置に利用することが試みられているが、太陽電池
発電装置の場合、その電力変換技術は最大電力追従方式
であり、最大電力は発生トルクと回転数の関数である。
このため、太陽電池発電装置の電力変換技術をそのまま
適用すると、ブレードの回転数が大きくなりすぎるとい
う問題がある。特に、小型の風車式発電装置の場合、そ
れが比較的身近に設置されることが多く、安全および環
境に配慮することが重要であるが、ブレードの回転数が
大きくなりすぎると、振動および騒音がいちじるしく増
大し、好ましくない。 【0006】 【発明の目的】したがって、この発明は、小型の風車式
発電装置において、高い風速のとき、発生トルクが大き
くなりすぎないようにすること、取り出される電力を的
確に制御すること、およびブレードの回転数をできるだ
け抑え、振動および騒音がいちじるしく増大しないよう
にすることを目的としてなされたものである。 【0007】 【発明の構成】この発明によれば、ロータがシャフトに
設けられ、ブレードがロータと組み合わされる。ブレー
ドはロータの半径方向にのび、風力を受け、ロータおよ
びシャフトと一体的に回転する。さらに、ブレードはそ
の長さ方向軸のまわりを揺動可能であり、スプリングが
ブレードと組み合わされ、ブレードはその長さ方向軸の
まわりに弾性付勢され、風向きに対し所定の傾斜角度を
もって起立する。さらに、ウエイトがブレードと組み合
わされ、ブレードの回転数の増大にともない、ウエイト
が遠心力を受け、これがスプリングに対抗し、ブレード
がその長さ方向軸のまわりを揺動し、傾倒する。さら
に、発電機がシャフトに連結され、制御装置が発電機に
接続される。そして、最大トルク追従方式によって負荷
トルクが制御される。 【0008】 【実施例の説明】以下、この発明の実施例を説明する。 【0009】図1はこの発明にかかる装置を示す。この
装置は小型の風車式発電装置であり、一般家庭、一般施
設または一般組織毎に設置するためのもので、3枚のブ
レード1を有し、ロータ2がシャフト3に設けられ、固
定されており、ブレード1はロータ2と組み合わされて
いる。シャフト3は水平方向にのび、ハウジング4に支
持され、回転可能に案内されており、図2に示すよう
に、ブレード1は120°の角度間隔を置いて配置さ
れ、ロータ2の半径方向にのび、風力を受け、ロータ2
およびシャフト3と一体的に回転する。 【0010】さらに、ハウジング4はテール5を有し、
ポスト6のまわりを旋回可能であり、ポスト6は垂直方
向にのびる。したがって、風力がテール5に作用し、ハ
ウジング4がポスト6のまわりを旋回し、シャフト3は
風向きXに平行の方向に配置され、ブレード1は風向き
Xに直角の面A内に配置される。したがって、風向きX
に関係なく、ブレード1に風力を受けさせ、風力によっ
てブレード1を回転させることができる。さらに、発電
機7がハウジング4に内蔵され、シャフト3に連結され
ており、シャフト3によって発電機7が駆動される。 【0011】さらに、ブレード1はその長さ方向軸Yの
まわりを揺動可能であり、スプリング8がブレード1と
組み合わされ、ブレード1はその長さ方向軸Yのまわり
に弾性付勢され、図3に示すように、ブレード1は風向
きXに対し所定の傾斜角度γをもって起立する。したが
って、低い風速でも、風力が効果的に作用し、ブレード
1に大きいトルクが発生し、これによってブレード1、
ロータ2およびシャフト3が回転する。傾斜角度γはピ
ッチ角度と呼ばれているところのものである。 【0012】たとえば、この実施例では、ブレード1は
本体と支軸9からなり、本体は支軸9に連結され、固定
されている。さらに、ハブ10がロータ2に形成され、
支軸9がハブ10にはめ合わされ、回転可能に支持され
ており、ブレード1はその長さ方向軸Yのまわりを揺動
することができる。スプリング8については、この装置
は3本のスプリング8を有する。スプリング8はねじり
スプリングからなり、各ブレード1の角度位置におい
て、各スプリング8がロータ2に内蔵され、その一端が
ブロック11に固定され、他端は支軸9に固定されてお
り、ブロック11はロータ2およびシャフト3に固定さ
れている。したがって、スプリング8がブレード1に作
用し、ブレード1がその長さ方向軸Yのまわりに弾性付
勢され、風向きXに対し所定のピッチ角度γをもって起
立するものである。 【0013】さらに、この装置では、ウエイト12がブ
レード1と組み合わされ、ブレード1の回転数の増大に
ともない、ウエイト12が遠心力を受け、これがスプリ
ング8に対抗し、ブレード1がその長さ方向軸Yのまわ
りを揺動し、傾倒する。この実施例では、ウエイト12
にねじ棒状のものが使用され、これがカラー13にねじ
合わされ、カラー13は支軸9にはめ合わされ、固定さ
れており、ウエイト12は支軸9に垂直の方向にのび
る。さらに、ブレード1は風向きXに直角の面A内に配
置され、その面Aに沿って回転するが、ウエイト12は
回転面Aに垂直の方向または斜めの方向にのびる。した
がって、ブレード1の回転数の増大にともない、遠心力
がウエイト12に作用し、ブレード1の長さ方向軸Yの
まわりにおいて、ウエイト12が回転面Aに向かって引
き寄せられ、旋回し、ブレード1が図3の時計方向に揺
動し、傾倒するものである。これによってピッチ角度γ
が変化し、減少する。ウエイト12およびカラー13を
支軸9のまわりに回転させ、これによってその方向を調
整し、遠心力を増大または減少させることもできる。 【0014】図4は他の実施例を示す。この実施例で
は、スプリング14がブレード1と組み合わされ、ブレ
ード1はその長さ方向軸Yのまわりに弾性付勢され、図
1の実施例と同様、ブレード1は風向きXに対し所定の
傾斜角度γをもって起立する。図5に示すように、スプ
リング14はコイルスプリングからなり、各ブレード1
に共通のもので、シャフト3に同心に配置され、ロータ
2に内蔵され、可動プレート15と固定プレート16間
に設けられており、シャフト3は可動プレート15およ
びスプリング14を貫通し、固定プレート16はシャフ
ト3の先端に固定されている。さらに、ロータ2内にお
いて、アーム17が支軸9に固定され、ロッド18およ
びリンク19によって可動プレート15とアーム17が
連結されている。したがって、スプリング14によって
可動プレート15、ロッド18、リンク19およびアー
ム17が押され、ブレード1がその長さ方向軸Yのまわ
りに弾性付勢され、風向きXに対し所定の傾斜角度をも
って起立する。 【0015】さらに、図4および図5の実施例では、シ
ャフト3の半径方向両側において、それぞれウエイト2
0が設けられ、リンク21によってウエイト20、可動
プレート15および固定プレート16が連結されてい
る。したがって、ウエイト20がブレード1と組み合わ
されているものであり、ブレード1の回転数の増大にと
もない、ウエイト20が遠心力を受け、これがスプリン
グ14に対抗し、ウエイト20およびリンク21によっ
て可動プレート15、ロッド18、リンク19およびア
ーム17が引っ張られ、図1の実施例と同様、ブレード
1がその長さ方向軸Yのまわりを揺動し、傾倒する。こ
れによってピッチ角度γが変化し、減少するものであ
る。 【0016】図1の装置の場合、図6に示すように、ブ
レード1の回転数がおよそ100rpmに達するまで、
ピッチ角度γはおよそ20°に保たれるが、その後、回
転数の増大にともない、ピッチ角度γは漸次減少する。
さらに、回転数がおよそ250rpmのとき、ピッチ角
度γは0°になり、その後、ピッチ角度γはマイナスに
転じる。図4の装置も同様である。 【0017】この結果、図7に示すように、風速がおよ
そ3m/sのとき、ブレード1に所要トルクが発生し、
これによってブレード1が回転し、その後、風速の増大
にともない、発生トルクが急激に増大する。そして、風
速がおよそ10m/sに達したとき、発生トルクは40
0Nmを越えるが、回転数の増大にともない、ウエイト
12,20が遠心力を受け、ウエイト12,20によっ
てブレード1が傾倒し、そのピッチ角度γが減少する関
係上、その後、風速がさらに増大しても、発生トルクは
それ以上増大せず、漸次減少する。発生トルクの特性曲
線については、そのピークは比較的シャープである。一
方、発生電力は発生トルクと回転数の関数であり、所定
の特性曲線を描き、およそ10kwに達する。そのピー
クは比較的なだらかである。 【0018】したがって、この装置の場合、低い風速で
も、ブレード1に大きいトルクを発生させ、これによっ
てブレード1、ロータ2およびシャフト3を回転させる
ことができ、シャフト3によって発電機7を駆動するこ
とができる。しかも、高い風速のとき、発生トルクが大
きくなりすぎることはなく、それによって発電機7が駆
動されたとき、その発生電力が高くなりすぎることはな
い。したがって、その発生電力をそのまま取り出し、供
給することができる。発生トルクによって装置全体が破
損するおそれもない。 【0019】なお、図7の特性曲線において、その回転
数については、発電機7が負荷トルクをもち、発生トル
クが負荷トルクとバランスし、これによって回転数が決
定される。したがって、発生トルクだけではなく、負荷
トルクも回転数に影響する。 【0020】さらに、この装置では、制御装置22が発
電機7に接続されている。制御装置22は最大トルク追
従方式のもので、インバーダを有する。そして、最大電
力追従方式ではなく、最大トルク追従方式によってイン
バーダが制御され、その入力電流が変化し、負荷トルク
が制御される。最大トルク追従方式とは、各風速におい
て、その都度ブレード1の発生トルクが変化するが、そ
の最大トルクを電気的に探査し、最大トルクに見合うよ
う負荷トルクを制御する方式のことであり、その原理は
最大電力追従方式と同様である。最大電力追従方式と
は、最大電力を電気的に探査する方式のことであり、そ
の原理は一般に知られ、使用されているところのもので
ある。たとえば、特開平6−54448号公報にその一
例が記載されている。 【0021】したがって、小型の風車式発電装置を電気
系統と連係させ、取り出される電力を的確に制御し、こ
れを電力系統に供給することができる。しかも、この装
置の場合、最大トルク追従方式によって負荷トルクが制
御され、発生トルクと負荷トルクが互いにバランスし、
これによって回転数が決定される。その回転数が図7の
回転数である。そして、発生電力は発生トルクと回転数
の関数であるが、発生トルクは回転数とは直接関係のな
い値であり、この関係上、一般に、最大トルクは最大電
力よりも低い回転数で発生することは周知のとおりであ
る。この結果、回転数をできるだけ抑えることができ、
この装置を一般家庭、一般施設または一般組織毎に設置
したとき、回転数が大きくなりすぎ、振動および騒音が
いちじるしく増大することはない。しかも、発生電力の
特性曲線については、そのピークは比較的なだらかであ
るが、発生トルクの特性曲線の場合、そのピークは比較
的シャープであることは前述したとおりである。したが
って、最大トルクを電気的に探査するとき、これを容易
に正確に探査することができる。この結果、負荷トルク
を的確に制御することができ、好ましい。 【0022】 【発明の効果】以上説明したように、この発明によれ
ば、小型の風車式発電装置において、高い風速のとき、
発生トルクが大きくなりすぎることはなく、それによっ
て発電機が駆動されたとき、その発生電圧が高くなりす
ぎることはない。したがって、その発生電力をそのまま
取り出し、供給することができる。発生トルクによって
装置全体が破損するおそれもない。さらに、この発明に
よれば、小型の風車式発電装置を電力系統と連係させ、
取り出される電力を的確に制御し、これを電気系統に供
給することができる。しかも、回転数をできるだけ抑え
ることができ、小型の風車式発電装置を一般家庭、一般
施設または一般組織毎に設置したとき、回転数が大きく
なりすぎ、振動および騒音がいちじるしく増大すること
もなく、所期の目的を達成することができるものであ
る。
【図面の簡単な説明】 【図1】この発明の実施例を示す側面図である。 【図2】図1の装置のロータおよびブレードの横断面図
である。 【図3】図1の装置の風向きに対するブレードのピッチ
角度を示す説明図である。 【図4】他の実施例を示す横断面図である。 【図5】図4の装置のロータの縦断面図である。 【図6】図1および図4の装置の回転数に対するブレー
ドのピッチ角度を示すグラフである。 【図7】図1および図4の装置の風速に対するトルク、
回転数および電力を示すグラフである。 【符号の説明】 1 ブレード 2 ロータ 3 シャフト 7 発電機 8,14 スプリング 12,20 ウエイト 22 制御装置

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 【請求項1】シャフトに設けられたロータと、前記ロー
    タと組み合わされ、前記ロータの半径方向にのび、風力
    を受け、前記ロータおよびシャフトと一体的に回転し、
    長さ方向軸のまわりを揺動可能であるブレードと、前記
    ブレードと組み合わされ、前記ブレードを前記長さ方向
    軸のまわりに弾性付勢し、風向きに対し所定の傾斜角度
    をもって起立させるスプリングと、前記ブレードと組み
    合わされ、前記ブレードの回転数の増大にともない、遠
    心力を受け、前記スプリングに対抗し、前記ブレードを
    前記長さ方向軸のまわりに揺動させ、傾倒させるウエイ
    トと、前記シャフトに連結された発電機と、前記発電機
    に接続され、最大トルク追従方式によって負荷トルクを
    制御する制御装置とからなる風車式発電装置。
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