JP2003289996A - ベッド - Google Patents
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- JP2003289996A JP2003289996A JP2002101098A JP2002101098A JP2003289996A JP 2003289996 A JP2003289996 A JP 2003289996A JP 2002101098 A JP2002101098 A JP 2002101098A JP 2002101098 A JP2002101098 A JP 2002101098A JP 2003289996 A JP2003289996 A JP 2003289996A
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- bed
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- cover
- peripheral frame
- frame portion
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-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A47—FURNITURE; DOMESTIC ARTICLES OR APPLIANCES; COFFEE MILLS; SPICE MILLS; SUCTION CLEANERS IN GENERAL
- A47C—CHAIRS; SOFAS; BEDS
- A47C27/00—Spring, stuffed or fluid mattresses or cushions specially adapted for chairs, beds or sofas
- A47C27/14—Spring, stuffed or fluid mattresses or cushions specially adapted for chairs, beds or sofas with foamed material inlays
- A47C27/15—Spring, stuffed or fluid mattresses or cushions specially adapted for chairs, beds or sofas with foamed material inlays consisting of two or more layers
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A47—FURNITURE; DOMESTIC ARTICLES OR APPLIANCES; COFFEE MILLS; SPICE MILLS; SUCTION CLEANERS IN GENERAL
- A47C—CHAIRS; SOFAS; BEDS
- A47C27/00—Spring, stuffed or fluid mattresses or cushions specially adapted for chairs, beds or sofas
- A47C27/14—Spring, stuffed or fluid mattresses or cushions specially adapted for chairs, beds or sofas with foamed material inlays
- A47C27/148—Spring, stuffed or fluid mattresses or cushions specially adapted for chairs, beds or sofas with foamed material inlays of different resilience
Landscapes
- Mattresses And Other Support Structures For Chairs And Beds (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 使用者の好みに応じたベッドの使用ができ
る共に、ベッドの部分交換が可能であり、更に組立、分
解及び搬送が容易となるベッドを提供すること。 【解決手段】 夫々合成樹脂の発泡体からなる前後側枠
４，５及び左右側枠６，６の端部どうしを切り離し可能
に連結して周枠部７を形成し、この周枠部７内に、合成
樹脂の発泡体からなる複数個に分割形成された主体部８
を嵌め込んでベッド本体２を形成し、このベッド本体２
を開閉可能な袋状カバー３によって被包してなる。
る共に、ベッドの部分交換が可能であり、更に組立、分
解及び搬送が容易となるベッドを提供すること。 【解決手段】 夫々合成樹脂の発泡体からなる前後側枠
４，５及び左右側枠６，６の端部どうしを切り離し可能
に連結して周枠部７を形成し、この周枠部７内に、合成
樹脂の発泡体からなる複数個に分割形成された主体部８
を嵌め込んでベッド本体２を形成し、このベッド本体２
を開閉可能な袋状カバー３によって被包してなる。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明はベッドに関するもの
である。
である。
【０００２】
【従来の技術】従来のベッドとして、座板部をバネで支
持してクッション性をもたせたバネ式のベッドがある
が、このバネ式のベッドは、廃棄処分する際にバネが処
分の困難な金属製産業廃棄物となることから、近年で
は、バネを使用せず、ベッド本体のほとんど全部をウレ
タンフォーム（ポリウレタンの発泡体）のみで形成した
ベッドが主流となっている。
持してクッション性をもたせたバネ式のベッドがある
が、このバネ式のベッドは、廃棄処分する際にバネが処
分の困難な金属製産業廃棄物となることから、近年で
は、バネを使用せず、ベッド本体のほとんど全部をウレ
タンフォーム（ポリウレタンの発泡体）のみで形成した
ベッドが主流となっている。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】上記のようにベッド本
体がウレタンフォームのみからなる従来のベッドでは、
ベッド本体全体が同じ材質であることから、例えば、使
用者の腰及びその近辺には他の部分より硬いものが要求
されるような場合、あるいはダブルベッドを夫婦で使用
するに際し、例えば旦那さんの方は体重が可成り重いた
め硬めがよいが、体重の軽い奥さんは軟らかめの方が良
いような場合に、上記のような従来のベッドによって
は、それらの要求に応じることができなかった。
体がウレタンフォームのみからなる従来のベッドでは、
ベッド本体全体が同じ材質であることから、例えば、使
用者の腰及びその近辺には他の部分より硬いものが要求
されるような場合、あるいはダブルベッドを夫婦で使用
するに際し、例えば旦那さんの方は体重が可成り重いた
め硬めがよいが、体重の軽い奥さんは軟らかめの方が良
いような場合に、上記のような従来のベッドによって
は、それらの要求に応じることができなかった。
【０００４】本発明は、上記の問題点に鑑み、一つのベ
ッドに、硬い部分と軟らかい部分、あるいは反発性の高
い部分と低い部分と云ったような材質の異なる複数のベ
ッド部分の並設が可能で、使用者の好みに応じたベッド
の使用が可能になる共に、必要によってベッドの部分交
換が可能になり、更に組立、分解及び輸送が容易となる
ベッドを提供することを目的とする。
ッドに、硬い部分と軟らかい部分、あるいは反発性の高
い部分と低い部分と云ったような材質の異なる複数のベ
ッド部分の並設が可能で、使用者の好みに応じたベッド
の使用が可能になる共に、必要によってベッドの部分交
換が可能になり、更に組立、分解及び輸送が容易となる
ベッドを提供することを目的とする。
【０００５】
【課題を解決するための手段】請求項１に係る発明は、
夫々合成樹脂の発泡体からなる前後側枠４，５及び左右
側枠６，６の端部どうしを切り離し可能に連結して周枠
部７を形成し、この周枠部７内に、合成樹脂の発泡体か
らなる複数個に分割形成された主体部８を嵌め込んでベ
ッド本体２を形成し、このベッド本体２を開閉可能な袋
状のカバー３によって被包してなることを特徴とする。
夫々合成樹脂の発泡体からなる前後側枠４，５及び左右
側枠６，６の端部どうしを切り離し可能に連結して周枠
部７を形成し、この周枠部７内に、合成樹脂の発泡体か
らなる複数個に分割形成された主体部８を嵌め込んでベ
ッド本体２を形成し、このベッド本体２を開閉可能な袋
状のカバー３によって被包してなることを特徴とする。
【０００６】請求項２は、請求項１に記載のベッドにお
いて、前記周枠部７を形成する前後側枠４，５及び左右
側枠６，６の端部どうしは、対向端部に夫々装着されて
いて、互いに係止可能な係止布９，１０によって切り離
し可能に連結されることを特徴とする。
いて、前記周枠部７を形成する前後側枠４，５及び左右
側枠６，６の端部どうしは、対向端部に夫々装着されて
いて、互いに係止可能な係止布９，１０によって切り離
し可能に連結されることを特徴とする。
【０００７】請求項３は、請求項１又は２に記載のベッ
ドにおいて、前記袋状カバー３は、ベッド本体２の外周
面側及び底面側を被うカバー本体３ａと、ベッド本体２
の上面側を被う上面カバー部３ｂとからなり、カバー本
体３ａと上面カバー部３ｂとは、スライドファスナー１
３によって開閉可能に接合されるようになっていること
を特徴とする。
ドにおいて、前記袋状カバー３は、ベッド本体２の外周
面側及び底面側を被うカバー本体３ａと、ベッド本体２
の上面側を被う上面カバー部３ｂとからなり、カバー本
体３ａと上面カバー部３ｂとは、スライドファスナー１
３によって開閉可能に接合されるようになっていること
を特徴とする。
【０００８】請求項４は、請求項１〜３の何れかに記載
のベッドにおいて、前記周枠部７を形成する各側枠４，
５，６は、合成樹脂の発泡体によって形成された側枠本
体４ａ，５ａ，６ａと、この側枠本体４ａ，５ａ，６ａ
を被包する側枠カバー材４ｂ，５ｂ，６ｂとからなるこ
とを特徴とする。
のベッドにおいて、前記周枠部７を形成する各側枠４，
５，６は、合成樹脂の発泡体によって形成された側枠本
体４ａ，５ａ，６ａと、この側枠本体４ａ，５ａ，６ａ
を被包する側枠カバー材４ｂ，５ｂ，６ｂとからなるこ
とを特徴とする。
【０００９】
【発明の実施の形態】図１は本発明に係るベッド１の使
用時の状態を示す外観斜視図、図２は使用時の状態から
袋状カバー３を開放している状態を示すベッド１の外観
斜視図であり、また図３の（Ａ）はベッド１を長手方向
と直交する方向に沿って断面した拡大断面図、（Ｂ）は
ベッド１をその長手方向に沿って断面した拡大断面図で
ある。図４はベッド本体２の分解斜視図、図５は袋状カ
バー３の分解斜視図である。このベッド１は、ダブルサ
イズのもので、ベッド本体２と、このベッド本体２を被
包する開閉可能な可撓性の袋状カバー３とから構成され
る。図１及び図２において、Ｋはベッド１を設置するベ
ッド設置台で、ベッド支持用台板ｋを有する。
用時の状態を示す外観斜視図、図２は使用時の状態から
袋状カバー３を開放している状態を示すベッド１の外観
斜視図であり、また図３の（Ａ）はベッド１を長手方向
と直交する方向に沿って断面した拡大断面図、（Ｂ）は
ベッド１をその長手方向に沿って断面した拡大断面図で
ある。図４はベッド本体２の分解斜視図、図５は袋状カ
バー３の分解斜視図である。このベッド１は、ダブルサ
イズのもので、ベッド本体２と、このベッド本体２を被
包する開閉可能な可撓性の袋状カバー３とから構成され
る。図１及び図２において、Ｋはベッド１を設置するベ
ッド設置台で、ベッド支持用台板ｋを有する。
【００１０】ベッド本体２は、図４から分かるように、
夫々合成樹脂の発泡体からなる前側枠４、後側枠５及び
左右側枠６，６の端部どうしを切り離し可能に連結して
周枠部７を形成し、この周枠部７内に、夫々合成樹脂の
発泡体からなる複数個に分割形成された主体部８を嵌め
込むことによって形成されるものである。
夫々合成樹脂の発泡体からなる前側枠４、後側枠５及び
左右側枠６，６の端部どうしを切り離し可能に連結して
周枠部７を形成し、この周枠部７内に、夫々合成樹脂の
発泡体からなる複数個に分割形成された主体部８を嵌め
込むことによって形成されるものである。
【００１１】前記周枠部７を形成する各側枠４，５，６
は、夫々例えば比較的硬質のポリウレタンフォーム（ポ
リウレタンの発泡体）によって厚板状に形成された側枠
本体４ａ，５ａ，６ａと、所要の布地で袋状に形成され
ていて、各側枠本体４ａ，５ａ，６ａを被包する側枠カ
バー材４ｂ，５ｂ，６ｂと、から構成される。
は、夫々例えば比較的硬質のポリウレタンフォーム（ポ
リウレタンの発泡体）によって厚板状に形成された側枠
本体４ａ，５ａ，６ａと、所要の布地で袋状に形成され
ていて、各側枠本体４ａ，５ａ，６ａを被包する側枠カ
バー材４ｂ，５ｂ，６ｂと、から構成される。
【００１２】この周枠部７を形成する前後側枠４，５及
び左右側枠６，６の端部どうしは、図４に示すように、
これら側枠４〜６の対向端部に夫々装着されていて、互
いに係止可能な係止布９，１０によって切り離し可能に
連結されるようになっている。この係止布９，１０は、
一般に、マジックテープ（登録商標名）と呼ばれてい
る。
び左右側枠６，６の端部どうしは、図４に示すように、
これら側枠４〜６の対向端部に夫々装着されていて、互
いに係止可能な係止布９，１０によって切り離し可能に
連結されるようになっている。この係止布９，１０は、
一般に、マジックテープ（登録商標名）と呼ばれてい
る。
【００１３】前記周枠部７内に嵌め込まれる主体部８
は、その一例を図４に示すように、周枠部７によって形
成される箱状空間部の下部側に嵌め込まれる例えば６個
の正方形厚板状分割体１１と、上記箱状空間部の上部側
に嵌め込まれて、上記６個の矩形体状分割体１１の上に
重合配置される例えは２個の長方形厚板状分割体１２
と、から構成される。
は、その一例を図４に示すように、周枠部７によって形
成される箱状空間部の下部側に嵌め込まれる例えば６個
の正方形厚板状分割体１１と、上記箱状空間部の上部側
に嵌め込まれて、上記６個の矩形体状分割体１１の上に
重合配置される例えは２個の長方形厚板状分割体１２
と、から構成される。
【００１４】上記のように周枠部７内の下部側に嵌め込
まれる各正方形厚板状分割体１１は、比較的硬質で且つ
低反発性のポリウレタンフォームによって形成されてお
り、そしてこれら分割体１１の上側に配置される２個の
長方形厚板状分割体１２のうちの一方の分割体１２ａ
は、比較的硬質のポリウレタンフォームによって形成さ
れ、他方の長方形厚板状分割体１２ｂは、比較的軟質の
ポリウレタンフォームによって形成されている。
まれる各正方形厚板状分割体１１は、比較的硬質で且つ
低反発性のポリウレタンフォームによって形成されてお
り、そしてこれら分割体１１の上側に配置される２個の
長方形厚板状分割体１２のうちの一方の分割体１２ａ
は、比較的硬質のポリウレタンフォームによって形成さ
れ、他方の長方形厚板状分割体１２ｂは、比較的軟質の
ポリウレタンフォームによって形成されている。
【００１５】この実施形態のベッド１では、周枠部７内
に嵌め込まれる主体部８の下層部が比較的硬質で且つ低
反発性のポリウレタンフォームからなる複数の分割体１
１によって形成されているから、その上層側の２つの分
割体１２，１２を適当な弾性力でもって安定良く支持す
ることができ、また上層側の２つの分割体１２，１２の
うちの一方が比較的硬質のポリウレタンフォームからな
り、他方が比較的軟質のポリウレタンフォームからなる
ため、このベッド１をダブルベッドとして夫婦で使用す
るに際し、例えば、体重の重い旦那さんの方は上記一方
の分割体１２ａ側を使用し、体重の軽い奥さんの方は上
記他方の分割体１２ｂ側を使用する、と云ったような使
い分けができる。勿論、下部側の複数の分割体１１も、
比較的軟質で適当な弾性力を有するものによって形成し
てもよく、この場合、使用者の体重や体質等の使用条件
によって、硬軟おり交ぜて使用勝手の良いように選択し
て使用することができる。
に嵌め込まれる主体部８の下層部が比較的硬質で且つ低
反発性のポリウレタンフォームからなる複数の分割体１
１によって形成されているから、その上層側の２つの分
割体１２，１２を適当な弾性力でもって安定良く支持す
ることができ、また上層側の２つの分割体１２，１２の
うちの一方が比較的硬質のポリウレタンフォームからな
り、他方が比較的軟質のポリウレタンフォームからなる
ため、このベッド１をダブルベッドとして夫婦で使用す
るに際し、例えば、体重の重い旦那さんの方は上記一方
の分割体１２ａ側を使用し、体重の軽い奥さんの方は上
記他方の分割体１２ｂ側を使用する、と云ったような使
い分けができる。勿論、下部側の複数の分割体１１も、
比較的軟質で適当な弾性力を有するものによって形成し
てもよく、この場合、使用者の体重や体質等の使用条件
によって、硬軟おり交ぜて使用勝手の良いように選択し
て使用することができる。
【００１６】前記ベッド本体２を被包する袋状のカバー
３は、図３及び図５から分かるように、ベッド本体２の
外周面側及びその底面側を被うカバー本体３ａと、ベッ
ド本体２の上面側を被う上面カバー部３ｂとからなるも
ので、これらカバー本体３ａと上面カバー部３ｂとは、
周知構造のスライドファスナー１３によって開閉可能に
接合される。
３は、図３及び図５から分かるように、ベッド本体２の
外周面側及びその底面側を被うカバー本体３ａと、ベッ
ド本体２の上面側を被う上面カバー部３ｂとからなるも
ので、これらカバー本体３ａと上面カバー部３ｂとは、
周知構造のスライドファスナー１３によって開閉可能に
接合される。
【００１７】カバー本体３ａは、図５に示すように、所
要の布地によって、前後側面覆い部１４，１５と左右側
面覆い部１６，１６と底面覆い部１７とからなる有底箱
状に形成され、前後及び左右側面覆い部１４，１５，１
６，１６の上端部に沿ってスライドファスナー１３の雄
条部１３ａ（又は雌条部１３ｂ）が条設されている。上
面カバー部３ｂは、カバー本体３ａと同様な布地によっ
て図５に示すような平面状に形成されたもので、その周
縁部に沿って、前記雄条部１３ａと係合可能な雌条部１
３ｂ（又は雄条部１３ａ）が条設され、しかしてこれら
雄条部１３ａと雌条部１３ｂとが係脱操作用のスライダ
ー１８により係合又は離脱操作されて、カバー本体３ａ
と上面カバー部３ｂとが開閉するようになっている。
要の布地によって、前後側面覆い部１４，１５と左右側
面覆い部１６，１６と底面覆い部１７とからなる有底箱
状に形成され、前後及び左右側面覆い部１４，１５，１
６，１６の上端部に沿ってスライドファスナー１３の雄
条部１３ａ（又は雌条部１３ｂ）が条設されている。上
面カバー部３ｂは、カバー本体３ａと同様な布地によっ
て図５に示すような平面状に形成されたもので、その周
縁部に沿って、前記雄条部１３ａと係合可能な雌条部１
３ｂ（又は雄条部１３ａ）が条設され、しかしてこれら
雄条部１３ａと雌条部１３ｂとが係脱操作用のスライダ
ー１８により係合又は離脱操作されて、カバー本体３ａ
と上面カバー部３ｂとが開閉するようになっている。
【００１８】上記のような構成よりなるベッド１の組立
にあたっては、図４に示すように、先ず、前後側枠４，
５及び左右側枠６，６の端部どうしを、夫々係止布９，
１０により連結して、箱枠状の周枠部７を形成する。こ
の周枠部７内に、ベッド本体２の下側部分を構成する６
個の正方形厚板状分割体１１を嵌め込んだ後、その上側
にベッド本体２の上側部分を構成する２個の長方形厚板
状分割体１２嵌め込んで、ベッド本体２を形成する。こ
うして形成したベッド本体２を、袋状カバー３のカバー
本体３ａで被包し、その上側に上面カバー部３ｂを被せ
て、この上面カバー部３ｂとカバー本体３ａとをスライ
ドファスナー１３で接合することによって、図１に示す
ようなベッド１が出来上がる。
にあたっては、図４に示すように、先ず、前後側枠４，
５及び左右側枠６，６の端部どうしを、夫々係止布９，
１０により連結して、箱枠状の周枠部７を形成する。こ
の周枠部７内に、ベッド本体２の下側部分を構成する６
個の正方形厚板状分割体１１を嵌め込んだ後、その上側
にベッド本体２の上側部分を構成する２個の長方形厚板
状分割体１２嵌め込んで、ベッド本体２を形成する。こ
うして形成したベッド本体２を、袋状カバー３のカバー
本体３ａで被包し、その上側に上面カバー部３ｂを被せ
て、この上面カバー部３ｂとカバー本体３ａとをスライ
ドファスナー１３で接合することによって、図１に示す
ようなベッド１が出来上がる。
【００１９】上記のようにして組み立てたベッド１を、
例えば引っ越しのために分解する時は、スライドファス
ナー１３を開閉操作用スライダー１８により開放操作し
て、袋状カバー３の上面カバー部３ｂを取り外し、この
状態で周枠部７内にある主体部８の分割体１１，１２を
上側から順に抜き取り、その後に周枠部７を形成してい
る前後側枠４，５及び左右側枠６，６を互いに切り離す
ことによって、このベッド１の構成部材を個々に細かく
分離・分解することができるから、輸送が非常に容易と
なる。
例えば引っ越しのために分解する時は、スライドファス
ナー１３を開閉操作用スライダー１８により開放操作し
て、袋状カバー３の上面カバー部３ｂを取り外し、この
状態で周枠部７内にある主体部８の分割体１１，１２を
上側から順に抜き取り、その後に周枠部７を形成してい
る前後側枠４，５及び左右側枠６，６を互いに切り離す
ことによって、このベッド１の構成部材を個々に細かく
分離・分解することができるから、輸送が非常に容易と
なる。
【００２０】また、最初に組み立てられたベッド１で
は、例えば寝心地が悪いために、主体部８の一部を材質
の異なるものと交換したい場合は、袋状カバー３を開放
して、その上面カバー部３ｂを図２に示すように捲くり
上げた状態で、例えば分割体１２の一方１２ａを、これ
とは材質の異なる所望の分割体１２ａと取り替えればよ
い。主体部８を構成する他の分割体１１を交換したい場
合も、上記同様な要領で簡単容易に取り替えることがで
きる。
は、例えば寝心地が悪いために、主体部８の一部を材質
の異なるものと交換したい場合は、袋状カバー３を開放
して、その上面カバー部３ｂを図２に示すように捲くり
上げた状態で、例えば分割体１２の一方１２ａを、これ
とは材質の異なる所望の分割体１２ａと取り替えればよ
い。主体部８を構成する他の分割体１１を交換したい場
合も、上記同様な要領で簡単容易に取り替えることがで
きる。
【００２１】この発明のベッド１においては、周枠部７
を設けて、この周枠部７内に複数個に分割形成された分
割体１１を嵌め込むようにしているため、これら複数の
分割体１１からなる主体部８を所定形状に保持すること
ができる。また、この場合、周枠部７が夫々合成樹脂の
発泡体からなる互いに切り離し可能な前後側枠４，５及
び左右側枠６，６によって構成されるから、組立、分解
及び持ち運びが簡単容易に行えると共に、各側枠４，
５，６が主体部８と同様な合成樹脂の発泡体からなるた
めに主体部８との馴染みが良く、使用時の体の感触を損
なうようなことがなく、使い心地が良い。
を設けて、この周枠部７内に複数個に分割形成された分
割体１１を嵌め込むようにしているため、これら複数の
分割体１１からなる主体部８を所定形状に保持すること
ができる。また、この場合、周枠部７が夫々合成樹脂の
発泡体からなる互いに切り離し可能な前後側枠４，５及
び左右側枠６，６によって構成されるから、組立、分解
及び持ち運びが簡単容易に行えると共に、各側枠４，
５，６が主体部８と同様な合成樹脂の発泡体からなるた
めに主体部８との馴染みが良く、使用時の体の感触を損
なうようなことがなく、使い心地が良い。
【００２２】また、周枠部７を形成する各側枠４，５，
６が、合成樹脂の発泡体からなる側枠本体４ａ，５ａ，
６ａと、各側枠本体４ａ，５ａ，６ａを夫々被包する側
枠カバー材４ｂ，５ｂ，６ｂとによって構成されている
ため、各側枠本体４ａ，５ａ，６ａが側枠カバー材４
ｂ，５ｂ，６ｂで保護されて、傷ついたり、破損するこ
とが少なく、ベッド寿命を延ばすことができる。
６が、合成樹脂の発泡体からなる側枠本体４ａ，５ａ，
６ａと、各側枠本体４ａ，５ａ，６ａを夫々被包する側
枠カバー材４ｂ，５ｂ，６ｂとによって構成されている
ため、各側枠本体４ａ，５ａ，６ａが側枠カバー材４
ｂ，５ｂ，６ｂで保護されて、傷ついたり、破損するこ
とが少なく、ベッド寿命を延ばすことができる。
【００２３】以上説明した実施形態では、ベッド本体２
の主体部８を、周枠部７内の下部側に嵌め込まれる６個
の正方形厚板状分割体１１と、これら矩形体状分割体１
１の上に重合配置される２個の長方形厚板状分割体１２
とによって形成しているが、これはあくまでも実施の一
例であって、硬さ、通気性、反発性（弾力性）などの材
質ならびに大きさの種々異なる所望な複数の分割体によ
って、主体部８を構成することができるものである。
の主体部８を、周枠部７内の下部側に嵌め込まれる６個
の正方形厚板状分割体１１と、これら矩形体状分割体１
１の上に重合配置される２個の長方形厚板状分割体１２
とによって形成しているが、これはあくまでも実施の一
例であって、硬さ、通気性、反発性（弾力性）などの材
質ならびに大きさの種々異なる所望な複数の分割体によ
って、主体部８を構成することができるものである。
【００２４】尚、ベッド本体２の主体部８は、図３に示
すように、周枠部７内の空間部に嵌め込んだ状態で周枠
部７の上端面から若干上方へ突出するような高さに形成
することが望ましく、そうすることによって、ベッド使
用時に主体部８を有効に使用できて寝心地が良くなると
共に、周枠部７を傷めることが少なくなって、ベッド寿
命を延ばすことにもなる。
すように、周枠部７内の空間部に嵌め込んだ状態で周枠
部７の上端面から若干上方へ突出するような高さに形成
することが望ましく、そうすることによって、ベッド使
用時に主体部８を有効に使用できて寝心地が良くなると
共に、周枠部７を傷めることが少なくなって、ベッド寿
命を延ばすことにもなる。
【００２５】また、ベッド使用者が例えばアトピー性皮
膚炎を患っているような場合には、ベッド本体２を被包
する袋状カバー３及び周枠部７の各側枠４〜６を被包す
る側枠カバー材４ｂ，５ｂ，６ｂのカバー材料として、
例えばノーアレルギー性の生地を使用するようにしても
よい。また、ベッド使用者が冷え性である場合には、遠
赤外線シートをベッド本体２の主体部８間に介在させる
ようにしてもよい。
膚炎を患っているような場合には、ベッド本体２を被包
する袋状カバー３及び周枠部７の各側枠４〜６を被包す
る側枠カバー材４ｂ，５ｂ，６ｂのカバー材料として、
例えばノーアレルギー性の生地を使用するようにしても
よい。また、ベッド使用者が冷え性である場合には、遠
赤外線シートをベッド本体２の主体部８間に介在させる
ようにしてもよい。
【００２６】
【発明の効果】請求項１に係る発明のベッドによれば、
周枠部内に、合成樹脂の発泡体からなる複数個に分割形
成された主体部を嵌め込んでベッド本体を形成している
から、１つのベッドに、例えば硬い部分と軟らかい部
分、あるいは反発性の高い部分と低い部分と云ったよう
な材質の異なる複数のベッド部分の並設が可能となっ
て、使用者の好みに応じたベッドの使用ができる。
周枠部内に、合成樹脂の発泡体からなる複数個に分割形
成された主体部を嵌め込んでベッド本体を形成している
から、１つのベッドに、例えば硬い部分と軟らかい部
分、あるいは反発性の高い部分と低い部分と云ったよう
な材質の異なる複数のベッド部分の並設が可能となっ
て、使用者の好みに応じたベッドの使用ができる。
【００２７】また、当初組み立てられたベッドでは、例
えば寝心地が悪いために、主体部の一部の分割体を他の
材質の分割体と交換したい場合には、袋状カバーを開放
することによって、その使用者に最適な材質の分割体と
簡単に取り替えることができ、それにより快適なベッド
の使用が可能となる。
えば寝心地が悪いために、主体部の一部の分割体を他の
材質の分割体と交換したい場合には、袋状カバーを開放
することによって、その使用者に最適な材質の分割体と
簡単に取り替えることができ、それにより快適なベッド
の使用が可能となる。
【００２８】また、この発明のベッドは、組立が簡単且
つ容易であると共に、袋状カバーを開放すれば、ベッド
の構成部材を個々に分離・分解することができるから、
従来のベッドと比べて、輸送が非常に容易となる大きな
効果がある。
つ容易であると共に、袋状カバーを開放すれば、ベッド
の構成部材を個々に分離・分解することができるから、
従来のベッドと比べて、輸送が非常に容易となる大きな
効果がある。
【００２９】この発明のベッドにあっては、周枠部を設
けて、この周枠部内に複数個に分割形成された主体部を
嵌め込むようにしているため、これら複数の分割体から
なる主体部を所定形状に保持することができる。この場
合、周枠部が夫々合成樹脂の発泡体からなる互いに切り
離し可能な前後側枠及び左右側枠によって構成されるか
ら、組立、分解及び持ち運びが簡単容易に行えると共
に、各側枠が主体部と同様な合成樹脂の発泡体からなる
ために主体部との馴染みが良く、周枠部と主体部とがし
っくりと結合し易く、またベッド使用時の体の感触を損
なうようなことがなく、使い心地が良くなる。
けて、この周枠部内に複数個に分割形成された主体部を
嵌め込むようにしているため、これら複数の分割体から
なる主体部を所定形状に保持することができる。この場
合、周枠部が夫々合成樹脂の発泡体からなる互いに切り
離し可能な前後側枠及び左右側枠によって構成されるか
ら、組立、分解及び持ち運びが簡単容易に行えると共
に、各側枠が主体部と同様な合成樹脂の発泡体からなる
ために主体部との馴染みが良く、周枠部と主体部とがし
っくりと結合し易く、またベッド使用時の体の感触を損
なうようなことがなく、使い心地が良くなる。
【００３０】請求項２に係る発明のベッドによれば、周
枠部を形成する前後側枠及び左右側枠の端部どうしが、
互いに係止可能な係止布によって切り離し可能に連結さ
れるから、周枠部の組立及び分解が非常に簡単となる。
枠部を形成する前後側枠及び左右側枠の端部どうしが、
互いに係止可能な係止布によって切り離し可能に連結さ
れるから、周枠部の組立及び分解が非常に簡単となる。
【００３１】請求項３に係る発明のベッドによれば、袋
状カバーが、ベッド本体の外周面側及び底面側を被うカ
バー本体と、ベッド本体の上面側を被う上面カバー部と
からなり、そしてカバー本体と上面カバー部とがスライ
ドファスナーによって開閉可能に接合されるようになっ
ているから、ベッド本体の被包作業及び袋状カバーの開
閉作業が容易となる。
状カバーが、ベッド本体の外周面側及び底面側を被うカ
バー本体と、ベッド本体の上面側を被う上面カバー部と
からなり、そしてカバー本体と上面カバー部とがスライ
ドファスナーによって開閉可能に接合されるようになっ
ているから、ベッド本体の被包作業及び袋状カバーの開
閉作業が容易となる。
【００３２】請求項４に係る発明のベッドによれば、周
枠部を形成する各側枠が袋状の側枠カバー材によって被
包されているから、各側枠本体が側枠カバー材で保護さ
れ、傷ついたり、破損することが少なく、ベッド寿命を
延ばすことができる。
枠部を形成する各側枠が袋状の側枠カバー材によって被
包されているから、各側枠本体が側枠カバー材で保護さ
れ、傷ついたり、破損することが少なく、ベッド寿命を
延ばすことができる。
【図１】 本発明に係るベッドの使用状態を示す外観斜
視図である。
視図である。
【図２】 図１の使用時の状態から袋状カバーを開放し
ている状態を示すベッドの外観斜視図である。
ている状態を示すベッドの外観斜視図である。
【図３】 （Ａ）はベッドを長手方向と直交する方向に
沿って断面した拡大断面図、（Ｂ）はベッドを長手方向
に沿って断面した拡大断面図である。
沿って断面した拡大断面図、（Ｂ）はベッドを長手方向
に沿って断面した拡大断面図である。
【図４】 ベッド本体の分解斜視図である。
【図５】 袋状カバーの分解斜視図である。
１ ベッド
２ ベッド本体
３ 袋状カバー
４，５，６ 周枠部の側枠
７ ベッド本体の周枠部
８ ベッド本体の主体部
９，１０ 係止布
１１，１２ 分割体
１３ スライドファスナー
Claims (4)
- 【請求項１】 夫々合成樹脂の発泡体からなる前後側枠
及び左右側枠の端部どうしを切り離し可能に連結して周
枠部を形成し、この周枠部内に、合成樹脂の発泡体から
なる複数個に分割形成された主体部を嵌め込んでベッド
本体を形成し、このベッド本体を開閉可能な袋状のカバ
ーによって被包してなるベッド。 - 【請求項２】 前記周枠部を形成する前後側枠及び左右
側枠の端部どうしは、対向端部に夫々装着されていて、
互いに係止可能な係止布によって切り離し可能に連結さ
れる請求項１に記載のベッド。 - 【請求項３】 前記袋状カバーは、ベッド本体の外周面
側及び底面側を被うカバー本体と、ベッド本体の上面側
を被う上面カバー部とからなり、カバー本体と上面カバ
ー部とは、スライドファスナーによって開閉可能に接合
されるようになっている請求項１又は２に記載のベッ
ド。 - 【請求項４】 前記周枠部を形成する各側枠は、合成樹
脂の発泡体によって形成された側枠本体と、この側枠本
体を被包する側枠カバー材とからなる請求項１〜３の何
れかに記載のベッド。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2002101098A JP2003289996A (ja) | 2002-04-03 | 2002-04-03 | ベッド |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2002101098A JP2003289996A (ja) | 2002-04-03 | 2002-04-03 | ベッド |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2003289996A true JP2003289996A (ja) | 2003-10-14 |
Family
ID=29241646
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2002101098A Withdrawn JP2003289996A (ja) | 2002-04-03 | 2002-04-03 | ベッド |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2003289996A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2007130475A (ja) * | 2005-11-10 | 2007-05-31 | Maquet Gmbh & Co Kg | 手術台の患者ベッド用パッド要素 |
| JP2010253103A (ja) * | 2009-04-27 | 2010-11-11 | Aisin Seiki Co Ltd | マットレス及びそれに装填される弾性ユニット |
-
2002
- 2002-04-03 JP JP2002101098A patent/JP2003289996A/ja not_active Withdrawn
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2007130475A (ja) * | 2005-11-10 | 2007-05-31 | Maquet Gmbh & Co Kg | 手術台の患者ベッド用パッド要素 |
| KR101227276B1 (ko) * | 2005-11-10 | 2013-01-28 | 마쿠에트 게엠베하 운트 코.카게 | 수술대의 환자 베드용 지지요소 |
| JP2010253103A (ja) * | 2009-04-27 | 2010-11-11 | Aisin Seiki Co Ltd | マットレス及びそれに装填される弾性ユニット |
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Legal Events
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|---|---|---|---|
| A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20050607 |