JP2003289950A - 照明装置付き学習机 - Google Patents
照明装置付き学習机Info
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- JP2003289950A JP2003289950A JP2002096012A JP2002096012A JP2003289950A JP 2003289950 A JP2003289950 A JP 2003289950A JP 2002096012 A JP2002096012 A JP 2002096012A JP 2002096012 A JP2002096012 A JP 2002096012A JP 2003289950 A JP2003289950 A JP 2003289950A
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- shelf
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- plate
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- Arrangement Of Elements, Cooling, Sealing, Or The Like Of Lighting Devices (AREA)
- Tables And Desks Characterized By Structural Shape (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 天板の広範囲を略一様な照度で照らすことが
でき、最も使用頻度の高い天板前部を効果的に照らすこ
とができるにも係らず、着座者にとって眩しくなく、ま
た照度の調節も可能な照明装置付き学習机を提供する。 【解決手段】 天板1の後部に、左右側板4と背板と棚
板6とを備えた机上棚2を設け、机上棚に照明装置3を
取付けてなる照明装置付き学習机であって、照明装置
が、机上棚の背板の背面に基部を取付け、上方から前方
へ延びた支持アーム12と、支持アームの先端部に設け
た灯具13とからなり、天板に対する灯具の高さを60
0〜1000mmの範囲に設定してなる。
でき、最も使用頻度の高い天板前部を効果的に照らすこ
とができるにも係らず、着座者にとって眩しくなく、ま
た照度の調節も可能な照明装置付き学習机を提供する。 【解決手段】 天板1の後部に、左右側板4と背板と棚
板6とを備えた机上棚2を設け、机上棚に照明装置3を
取付けてなる照明装置付き学習机であって、照明装置
が、机上棚の背板の背面に基部を取付け、上方から前方
へ延びた支持アーム12と、支持アームの先端部に設け
た灯具13とからなり、天板に対する灯具の高さを60
0〜1000mmの範囲に設定してなる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、照明装置付き学習
机に係わり、更に詳しくは着座者が眩しくなく、机上の
前部寄り位置を効率良く照らすことが可能な照明装置付
き学習机に関するものである。
机に係わり、更に詳しくは着座者が眩しくなく、机上の
前部寄り位置を効率良く照らすことが可能な照明装置付
き学習机に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来から、図6に示すように、学習机1
00の天板101の後部に、左右側板と背板と棚板とを
備えた机上棚102を設け、該机上棚に照明装置103
を取付けてなる照明装置付き学習机は各種提供されてい
る。また、前記照明装置103の灯具104は、机上棚
102の上段棚板105の下面に沿って配置されている
ことが一般的である。
00の天板101の後部に、左右側板と背板と棚板とを
備えた机上棚102を設け、該机上棚に照明装置103
を取付けてなる照明装置付き学習机は各種提供されてい
る。また、前記照明装置103の灯具104は、机上棚
102の上段棚板105の下面に沿って配置されている
ことが一般的である。
【0003】ここで、前記灯具104は、上段棚板10
5に対する書籍等の出し入れに支障がないように、該上
段棚板の前縁から大きく前方へ突出しないように設定さ
れている。また、前記学習机は、学童が使用することを
前提としているため、机上棚の上段棚板の高さは600
mm程度に設計されている。必然的に、前記灯具は、上
段棚板よりも低い位置に設けられるので、該灯具の高さ
は500mm程度に設定されている。
5に対する書籍等の出し入れに支障がないように、該上
段棚板の前縁から大きく前方へ突出しないように設定さ
れている。また、前記学習机は、学童が使用することを
前提としているため、机上棚の上段棚板の高さは600
mm程度に設計されている。必然的に、前記灯具は、上
段棚板よりも低い位置に設けられるので、該灯具の高さ
は500mm程度に設定されている。
【0004】従って、図6に示すように、前記灯具10
4は、着座者を基準とすれば、目の高さと同程度か、若
干高い位置の前方に位置することになる。そこで、最も
使用頻度の高い天板前部を照らすには、灯具をやや前方
へ傾斜させれば良いが、その場合には光が直接目に入る
こともあって眩しく感じられる。そのため、最も使用頻
度の高い天板前部を照らすことを犠牲にして、眩しくな
いように天板の中央部から後部を照らすように灯具の角
度を調節して使用しているのが現状である。
4は、着座者を基準とすれば、目の高さと同程度か、若
干高い位置の前方に位置することになる。そこで、最も
使用頻度の高い天板前部を照らすには、灯具をやや前方
へ傾斜させれば良いが、その場合には光が直接目に入る
こともあって眩しく感じられる。そのため、最も使用頻
度の高い天板前部を照らすことを犠牲にして、眩しくな
いように天板の中央部から後部を照らすように灯具の角
度を調節して使用しているのが現状である。
【0005】尚、本出願人は、特許第3014996号
にて、机上棚の背板の裏側で照明装置の支持アームの基
部を支持するとともに、該支持アームの先端部に設けた
灯具が背板の表側に位置するように配置した照明装置付
き学習机を提供している。
にて、机上棚の背板の裏側で照明装置の支持アームの基
部を支持するとともに、該支持アームの先端部に設けた
灯具が背板の表側に位置するように配置した照明装置付
き学習机を提供している。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】本発明が前述の状況に
鑑み、解決しようとするところは、天板の広範囲を略一
様な照度で照らすことができ、最も使用頻度の高い天板
前部を効果的に照らすことができるにも係らず、着座者
にとって眩しくなく、また照度の調節も可能な照明装置
付き学習机を提供する点にある。
鑑み、解決しようとするところは、天板の広範囲を略一
様な照度で照らすことができ、最も使用頻度の高い天板
前部を効果的に照らすことができるにも係らず、着座者
にとって眩しくなく、また照度の調節も可能な照明装置
付き学習机を提供する点にある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、前述の課題解
決のために、天板の後部に、左右側板と背板と棚板とを
備えた机上棚を設け、該机上棚に照明装置を取付けてな
る照明装置付き学習机であって、前記照明装置が、前記
机上棚の背板の背面に基部を取付け、上方から前方へ延
びた支持アームと、該支持アームの先端部に設けた灯具
とからなり、前記天板に対する灯具の高さを600〜1
000mmの範囲に設定してなる照明装置付き学習机を
構成した。
決のために、天板の後部に、左右側板と背板と棚板とを
備えた机上棚を設け、該机上棚に照明装置を取付けてな
る照明装置付き学習机であって、前記照明装置が、前記
机上棚の背板の背面に基部を取付け、上方から前方へ延
びた支持アームと、該支持アームの先端部に設けた灯具
とからなり、前記天板に対する灯具の高さを600〜1
000mmの範囲に設定してなる照明装置付き学習机を
構成した。
【0008】ここで、前記灯具の中心点から天板上に垂
直に降ろした線と該天板とが交差する点を照射基準位置
とし、前記天板前縁から照射基準位置までの距離が、前
記天板の奥行幅の1/4〜1/2の範囲であることがよ
り好ましい。
直に降ろした線と該天板とが交差する点を照射基準位置
とし、前記天板前縁から照射基準位置までの距離が、前
記天板の奥行幅の1/4〜1/2の範囲であることがよ
り好ましい。
【0009】更に、前記灯具が、下方に対する照度と上
方に対する照度の比を調節可能な構造であることも好ま
しい。ここで、「照度」とは、測定点での光束をその面
積で割ったものであるので、光源からの距離によって変
化するが、本発明において灯具の上下方向の明るさを比
較するときには、灯具から同じ距離にある単位面積の仮
想面上での照度で比較する。具体的には、灯具から上下
方向に同じ距離だけ離れた位置での照度計による測定値
で比較する。
方に対する照度の比を調節可能な構造であることも好ま
しい。ここで、「照度」とは、測定点での光束をその面
積で割ったものであるので、光源からの距離によって変
化するが、本発明において灯具の上下方向の明るさを比
較するときには、灯具から同じ距離にある単位面積の仮
想面上での照度で比較する。具体的には、灯具から上下
方向に同じ距離だけ離れた位置での照度計による測定値
で比較する。
【0010】また、本発明は、天板の後部に、左右側板
と背板と棚板とを備えた机上棚を設け、該机上棚に照明
装置を取付けてなる照明装置付き学習机であって、前記
照明装置が、前記机上棚に基部を取付け、上方から前方
へ延びた支持アームと、該支持アームの先端部に設けた
灯具とからなり、該灯具が、下方に対する照度と上方に
対する照度の比を調節可能な構造である照明装置付き学
習机を構成した。
と背板と棚板とを備えた机上棚を設け、該机上棚に照明
装置を取付けてなる照明装置付き学習机であって、前記
照明装置が、前記机上棚に基部を取付け、上方から前方
へ延びた支持アームと、該支持アームの先端部に設けた
灯具とからなり、該灯具が、下方に対する照度と上方に
対する照度の比を調節可能な構造である照明装置付き学
習机を構成した。
【0011】
【発明の実施の形態】次に本発明の実施の形態を添付図
面に基づき更に詳細に説明する。図1〜図3は、本発明
の照明装置付き学習机に係る実施形態を示し、図中符号
Aは学習机、1は天板、2は机上棚、3は照明装置をそ
れぞれ示している。
面に基づき更に詳細に説明する。図1〜図3は、本発明
の照明装置付き学習机に係る実施形態を示し、図中符号
Aは学習机、1は天板、2は机上棚、3は照明装置をそ
れぞれ示している。
【0012】本発明に係る学習机Aは、天板1の後部
に、左右側板4,4と背板5と棚板6とを備えた机上棚
2を設け、該机上棚2に照明装置3を取付けたものであ
る。本実施形態の机上棚2は、下部棚2Aと上部棚2B
とで上下分離可能な構造となっているが、本発明は机上
棚2の構造には限定されない。
に、左右側板4,4と背板5と棚板6とを備えた机上棚
2を設け、該机上棚2に照明装置3を取付けたものであ
る。本実施形態の机上棚2は、下部棚2Aと上部棚2B
とで上下分離可能な構造となっているが、本発明は机上
棚2の構造には限定されない。
【0013】前記下部棚2Aは、左右側板4A,4Aと
背板5Aと下部棚板6Aとを備え、更に前記下部棚板6
Aの上面に複数の仕切板7,…を設け、隣接する仕切板
7,7間の下部に載置板8を渡設し、該載置板8の下方
の空間に引出し9をそれぞれ設けている。前記上部棚2
Bは、左右側板4B,4Bと背板5Bと上部棚板6Bと
を備え、更に両側板4B,4Bの後方上部間にガイドバ
ー10を横設し、該ガイドバー10に対して横方向移動
可能に単又は複数の仕切部材11,…を設けている。そ
して、前記下部棚2Aの両側板4A,4Aと背板5Aの
上端に、前記上部棚2Bの両側板4B,4Bと背板5B
の下端を載置接合している。
背板5Aと下部棚板6Aとを備え、更に前記下部棚板6
Aの上面に複数の仕切板7,…を設け、隣接する仕切板
7,7間の下部に載置板8を渡設し、該載置板8の下方
の空間に引出し9をそれぞれ設けている。前記上部棚2
Bは、左右側板4B,4Bと背板5Bと上部棚板6Bと
を備え、更に両側板4B,4Bの後方上部間にガイドバ
ー10を横設し、該ガイドバー10に対して横方向移動
可能に単又は複数の仕切部材11,…を設けている。そ
して、前記下部棚2Aの両側板4A,4Aと背板5Aの
上端に、前記上部棚2Bの両側板4B,4Bと背板5B
の下端を載置接合している。
【0014】前記照明装置3は、前記机上棚2の背板5
の背面に基部を取付け、上方から前方へ延びた支持アー
ム12と、該支持アーム12の先端部に設けた灯具13
とからなっている。前記支持アーム12の基部を机上棚
2の背板5の背面に取付ける構造は、特に限定は不要で
あるが、図示したものは、支持アーム12の支柱部を固
定金具12A,12Aで背板5に直接取付けている。
尚、前記支持アーム12の支柱部を背板5の前面、ある
いは側板4や棚板6に取付けても良い。ここで、前記支
持アーム12を机上棚2の背板5に取付ける際に、上下
方向の取付位置を調節して前記灯具13の高さを調節し
たり、また支持アーム12の支柱部そのものが伸縮する
構造とすることで同様に前記灯具13の高さを調節でき
ることが望ましい。
の背面に基部を取付け、上方から前方へ延びた支持アー
ム12と、該支持アーム12の先端部に設けた灯具13
とからなっている。前記支持アーム12の基部を机上棚
2の背板5の背面に取付ける構造は、特に限定は不要で
あるが、図示したものは、支持アーム12の支柱部を固
定金具12A,12Aで背板5に直接取付けている。
尚、前記支持アーム12の支柱部を背板5の前面、ある
いは側板4や棚板6に取付けても良い。ここで、前記支
持アーム12を机上棚2の背板5に取付ける際に、上下
方向の取付位置を調節して前記灯具13の高さを調節し
たり、また支持アーム12の支柱部そのものが伸縮する
構造とすることで同様に前記灯具13の高さを調節でき
ることが望ましい。
【0015】前記支持アーム12は、本実施形態では、
前記机上棚2の背後から上方へ延び、更に前方へ湾曲し
て延びた形状のものであり、左右一対を互い連結した構
造となっている。そして、前記支持アーム12の上方先
端部に前記灯具13を取付けて照明装置3を構成してい
る。そして、前記天板1に対する灯具13の高さを60
0〜1000mmの範囲に設定している。ここで、前記
天板1に対する灯具13の高さが、600mmよりも低
いと、従来のものとの差が少なくなり、また1000m
mよりも高いと、天板1の上面の照度が十分に確保でき
ないので好ましくない。
前記机上棚2の背後から上方へ延び、更に前方へ湾曲し
て延びた形状のものであり、左右一対を互い連結した構
造となっている。そして、前記支持アーム12の上方先
端部に前記灯具13を取付けて照明装置3を構成してい
る。そして、前記天板1に対する灯具13の高さを60
0〜1000mmの範囲に設定している。ここで、前記
天板1に対する灯具13の高さが、600mmよりも低
いと、従来のものとの差が少なくなり、また1000m
mよりも高いと、天板1の上面の照度が十分に確保でき
ないので好ましくない。
【0016】更に、前記灯具13の中心点から天板1上
に垂直に降ろした線と該天板1とが交差する点を照射基
準位置P(図1参照)とし、前記天板1の前縁から照射
基準位置Pまでの距離が、前記天板1の奥行幅の1/4
〜1/2の範囲に設定している。つまり、天板1の奥行
幅をLとすれば、天板1の前縁から照射基準位置Pまで
の距離Dは、L/4≦D≦L/2となる。ここで、前記
距離Dが、L/4よりも短いと、灯具13が頭上に位置
して、天板1の上面に頭の影が生じ、またL/2よりも
長いと、従来のものとの差が少なくなって好ましくな
い。
に垂直に降ろした線と該天板1とが交差する点を照射基
準位置P(図1参照)とし、前記天板1の前縁から照射
基準位置Pまでの距離が、前記天板1の奥行幅の1/4
〜1/2の範囲に設定している。つまり、天板1の奥行
幅をLとすれば、天板1の前縁から照射基準位置Pまで
の距離Dは、L/4≦D≦L/2となる。ここで、前記
距離Dが、L/4よりも短いと、灯具13が頭上に位置
して、天板1の上面に頭の影が生じ、またL/2よりも
長いと、従来のものとの差が少なくなって好ましくな
い。
【0017】前記灯具13は、図4及び図5に示すよう
に、下方に対する照度と上方に対する照度の比を調節可
能な構造である。つまり、前記灯具13のカバー14
は、上下方向に開放又は透明な部分で覆われものであ
り、その内部に2本の蛍光灯15,15が平行に配置さ
れている。そして、前記蛍光灯15,15の周囲に、円
弧状の反射面を有するシェード16,16をそれぞれ回
転変移可能に設けている。ここで、前記シェード16の
可動機構には限定されないが、本実施形態では蛍光灯1
5の上位に位置し、その反射面が下方を向いている状態
(図4(a)及び図5(a)の状態)から、蛍光灯15
の側方に位置し、その反射面が内方を向いている状態
(図4(b)及び図5(b)の状態)を経て、蛍光灯1
5の下位に位置し、その反射面が上方を向いている状態
(図4(c)及び図5(c)の状態)まで、180度回
転変移可能となしている。尚、蛍光灯15は、3本以上
設けることも可能であり、更に蛍光灯にも限定されず、
LED素子を用いた光源でも良い。
に、下方に対する照度と上方に対する照度の比を調節可
能な構造である。つまり、前記灯具13のカバー14
は、上下方向に開放又は透明な部分で覆われものであ
り、その内部に2本の蛍光灯15,15が平行に配置さ
れている。そして、前記蛍光灯15,15の周囲に、円
弧状の反射面を有するシェード16,16をそれぞれ回
転変移可能に設けている。ここで、前記シェード16の
可動機構には限定されないが、本実施形態では蛍光灯1
5の上位に位置し、その反射面が下方を向いている状態
(図4(a)及び図5(a)の状態)から、蛍光灯15
の側方に位置し、その反射面が内方を向いている状態
(図4(b)及び図5(b)の状態)を経て、蛍光灯1
5の下位に位置し、その反射面が上方を向いている状態
(図4(c)及び図5(c)の状態)まで、180度回
転変移可能となしている。尚、蛍光灯15は、3本以上
設けることも可能であり、更に蛍光灯にも限定されず、
LED素子を用いた光源でも良い。
【0018】図4において、灯具13による下方への照
度をS1とし、上方への照度をS2とすれば、図4及び
図5における(a)の状態では、S1:S2=9:1、
(b)の状態では、S1:S2=5:5、(c)の状態
では、S1:S2=1:9となるような特性を有してい
る。但し、S1とS2の比の最大値、最小値は、前述の
例に何ら限定されるものではない。当然、前記シェード
16の位置を、前述の3状態とは異なる状態に設定すれ
ば、S1:S2は異なる比に調節することができる。従
って、着座者の好みにより、また机上での作業の種類に
応じて、前記シェード16を調節することにより、天板
1の上面での明るさを調節することができる。また、前
記灯具13の天板1からの高さを調節することを併用す
れば、更に細かな照度の調節が可能となる。
度をS1とし、上方への照度をS2とすれば、図4及び
図5における(a)の状態では、S1:S2=9:1、
(b)の状態では、S1:S2=5:5、(c)の状態
では、S1:S2=1:9となるような特性を有してい
る。但し、S1とS2の比の最大値、最小値は、前述の
例に何ら限定されるものではない。当然、前記シェード
16の位置を、前述の3状態とは異なる状態に設定すれ
ば、S1:S2は異なる比に調節することができる。従
って、着座者の好みにより、また机上での作業の種類に
応じて、前記シェード16を調節することにより、天板
1の上面での明るさを調節することができる。また、前
記灯具13の天板1からの高さを調節することを併用す
れば、更に細かな照度の調節が可能となる。
【0019】
【発明の効果】以上にしてなる請求項1に係る発明の照
明装置付き学習机は、天板の後部に、左右側板と背板と
棚板とを備えた机上棚を設け、該机上棚に照明装置を取
付けてなる照明装置付き学習机であって、前記照明装置
が、前記机上棚の背板の背面に基部を取付け、上方から
前方へ延びた支持アームと、該支持アームの先端部に設
けた灯具とからなり、前記天板に対する灯具の高さを6
00〜1000mmの範囲に設定してなるので、天板の
広範囲を略一様な照度で照らすことができ、しかも着座
者にとって眩しくないようにすることができる。
明装置付き学習机は、天板の後部に、左右側板と背板と
棚板とを備えた机上棚を設け、該机上棚に照明装置を取
付けてなる照明装置付き学習机であって、前記照明装置
が、前記机上棚の背板の背面に基部を取付け、上方から
前方へ延びた支持アームと、該支持アームの先端部に設
けた灯具とからなり、前記天板に対する灯具の高さを6
00〜1000mmの範囲に設定してなるので、天板の
広範囲を略一様な照度で照らすことができ、しかも着座
者にとって眩しくないようにすることができる。
【0020】請求項2によれば、前述の効果に加えて、
最も使用頻度の高い天板前部を効果的に照らすことがで
きるにも係らず、着座者にとって眩しくないようにする
ことができる。
最も使用頻度の高い天板前部を効果的に照らすことがで
きるにも係らず、着座者にとって眩しくないようにする
ことができる。
【0021】請求項3によれば、前述の効果に加えて、
着座者の好みにより、また机上での作業の種類に応じ
て、天板の上面での明るさを調節することができる。
着座者の好みにより、また机上での作業の種類に応じ
て、天板の上面での明るさを調節することができる。
【0022】請求項4によれば、着座者の好みにより、
また机上での作業の種類に応じて、天板の上面での明る
さを調節することができる。
また机上での作業の種類に応じて、天板の上面での明る
さを調節することができる。
【図1】本発明の照明装置付き学習机の簡略側面図であ
る。
る。
【図2】照明装置を装着した机上棚の縦断面図である。
【図3】同じく机上棚の正面図である。
【図4】灯具の照度を調節した使用状態を示し、(a)
は天板上面が最も明るい状態、(b)は中間の明るさの
状態、(c)は最も暗い状態をそれぞれ示している。
は天板上面が最も明るい状態、(b)は中間の明るさの
状態、(c)は最も暗い状態をそれぞれ示している。
【図5】灯具の照度調節機構を示し、(a)は図4
(a)の状態に対応し、(b)は図4(b)の状態に対
応し、(c)は図4(c)の状態に対応した簡略説明図
である。
(a)の状態に対応し、(b)は図4(b)の状態に対
応し、(c)は図4(c)の状態に対応した簡略説明図
である。
【図6】従来の照明装置付き学習机の簡略側面図であ
る。
る。
【符号の説明】
A 学習机
1 天板
2 机上棚
2A 下部棚
2B 上部棚
3 照明装置
4、4A、4B 側板
5、5A、5B 背板
6 棚板
6A 下部棚板
6B 上部棚板
7 仕切板
8 載置板
9 引出し
10 ガイドバー
11 仕切部材
12 支持アーム
12A 固定金具
13 灯具
14 カバー
15 蛍光灯
16 シェード
P 照射基準位置
L 天板の奥行幅
D 天板前縁から照射基準位置Pまでの距離
S1 下方への照度
S2 上方への照度
Claims (4)
- 【請求項1】 天板の後部に、左右側板と背板と棚板と
を備えた机上棚を設け、該机上棚に照明装置を取付けて
なる照明装置付き学習机であって、前記照明装置が、前
記机上棚の背板の背面に基部を取付け、上方から前方へ
延びた支持アームと、該支持アームの先端部に設けた灯
具とからなり、前記天板に対する灯具の高さを600〜
1000mmの範囲に設定してなることを特徴とする照
明装置付き学習机。 - 【請求項2】 前記灯具の中心点から天板上に垂直に降
ろした線と該天板とが交差する点を照射基準位置とし、
前記天板前縁から照射基準位置までの距離が、前記天板
の奥行幅の1/4〜1/2の範囲である請求項1記載の
照明装置付き学習机。 - 【請求項3】 前記灯具が、下方に対する照度と上方に
対する照度の比を調節可能な構造である請求項1又は2
記載の照明装置付き学習机。 - 【請求項4】 天板の後部に、左右側板と背板と棚板と
を備えた机上棚を設け、該机上棚に照明装置を取付けて
なる照明装置付き学習机であって、前記照明装置が、前
記机上棚に基部を取付け、上方から前方へ延びた支持ア
ームと、該支持アームの先端部に設けた灯具とからな
り、該灯具が、下方に対する照度と上方に対する照度の
比を調節可能な構造であることを特徴とする照明装置付
き学習机。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002096012A JP2003289950A (ja) | 2002-03-29 | 2002-03-29 | 照明装置付き学習机 |
Applications Claiming Priority (1)
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Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN104544967A (zh) * | 2015-01-05 | 2015-04-29 | 惠州莫思特科技有限公司 | 照明办公桌 |
CN104544968A (zh) * | 2015-01-05 | 2015-04-29 | 惠州莫思特科技有限公司 | 照明工作台 |
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2002
- 2002-03-29 JP JP2002096012A patent/JP2003289950A/ja active Pending
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