JP2003289603A - 配線覆いの取り付け構造 - Google Patents

配線覆いの取り付け構造

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JP2003289603A
JP2003289603A JP2002090158A JP2002090158A JP2003289603A JP 2003289603 A JP2003289603 A JP 2003289603A JP 2002090158 A JP2002090158 A JP 2002090158A JP 2002090158 A JP2002090158 A JP 2002090158A JP 2003289603 A JP2003289603 A JP 2003289603A
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JP
Japan
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wiring cover
hinge
wiring
mounting structure
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JP2002090158A
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English (en)
Inventor
Junichi Takagi
淳一 高木
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Kawamura Electric Inc
Original Assignee
Kawamura Electric Inc
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明は、分電盤の覆い立て取り付け面の強
度や、分電盤の設置場所に関わらず、配線覆いの片下が
りを防止する配線覆いの取り付け構造を提供することを
目的とする。 【解決手段】 配線覆いは、覆い立て6によって支持さ
れ、覆い立て6は少なくとも上下2カ所に設け、それぞ
れの覆い立て6に蝶番を取り付け、配線覆いを本体に蝶
着し、上部蝶番7aを支持蝶番とし、配線覆いは上部の
覆い立て6に吊り下げて取り付け、下部の覆い立て6
は、配線覆いの荷重がかからないように蝶着されて、覆
い立て6の取り付け面の強度や、分電盤の設置場所に関
わらず、覆い立て6が外側にゆがみにより移動すること
抑制することで、配線覆い6の片下がりを防止する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】各種電気機器を箱体に載置し
た分電盤の、箱体の開口部に電気機器を被覆するように
取り付けられる配線覆いの取り付け構造に関する。
【0002】
【従来の技術】従来技術における配線覆いの取り付け構
造は、図6に示すように、分電盤31の少なくとも上下
二カ所、一直線上に覆い立て32a、32bを取り付
け、それぞれの覆い立て32a、32bに配線覆い33
をねじ34で固定していた。しかし、施工時には配線覆
い33を外して作業するため、それぞれのねじ34を緩
めたり、作業後に配線覆い35を取り付け直すためにね
じ34を締めたり、大変手間が掛かっていた。そこで施
工性向上のため、実用新案登録第2586125号公報
に示されるような配線覆いの取り付け構造が考案され
た。それは図7に示すように、分電盤36の少なくとも
上下二カ所に覆い立て37a、37bに蝶番38a、3
8bを取り付け、配線覆い35を蝶着していた。配線覆
い35の荷重は蝶番38bにかかっていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記図7
に示す従来技術における配線覆いの取り付け構造では、
特に下部の覆い立て32b、37bに配線覆いの荷重が
かかり、覆い立て37bや、覆い立て37bを支持する
蝶番38bまたは取り付け台に歪みが生じ、覆い立て3
7bが外側に傾斜するため、下部に荷重がかかることに
より配線覆いの閉じられる位置に大きな差が生じ、図8
に示すように、配線覆い39が片下がりして、配線覆い
39が内部に載置されている機器40に触れたりするこ
とで、開閉に支障を来す虞があった。
【0004】
【課題を解決するための手段】そこで本発明は、覆い立
て取り付け面の強度や、分電盤の設置場所に関わらず、
配線覆いの片下がりを防止する配線覆いの取り付け構造
を提供することを目的とし、その構造は、配線覆いは、
覆い立てによって支持され、覆い立ては少なくとも上下
2カ所に設け、それぞれの覆い立てに蝶番を取り付け、
上部蝶番を支持蝶番とし、配線覆いは上部の覆い立てに
吊り下げて取り付け、下部の覆い立ては、配線覆いの荷
重がかからないように蝶着されていることを特徴とす
る。
【0005】また、配線覆いを本体に蝶着し、下部蝶番
を上部蝶番の取り付け位置より内側へずらして取り付け
ることを特徴とする。
【0006】また、下部蝶番の取り付け位置を左右に移
動可能に、蝶番受け金具をスライド移動できるように構
成したことを特徴とする。
【0007】また、上部蝶番は、蝶番部に切り欠きを設
けたことを特徴とする。
【0008】
【発明の実施の形態】本発明に係る分電盤の配線覆いの
取り付け構造は、少なくとも、分電盤の上下二カ所に覆
い立てを設け、覆い立てに配線覆いを蝶着するものであ
る。配線覆いを蝶着するための蝶番は、上部蝶番を支持
蝶番とし、配線覆いを上部蝶番に吊り下げて取り付け、
下部蝶番に荷重がかからないようにし、覆い立てが配線
覆いを支持する位置のズレ幅を少なくする。
【0009】また、下部蝶番は配線覆いのタテ及びヨコ
寸法が一定量を超えると配線覆いが片下がりするため、
本発明の請求項2に係る分電盤の配線覆いの取り付け構
造では、上部蝶番の取り付け位置より内側へずらして取
り付け、覆い立てが外側にゆがむのを抑え、配線覆いに
片下がりが発生しにくい状態となる。
【0010】また、本発明の請求項3に係る分電盤の配
線覆いの取り付け構造では、下部蝶番は、蝶番受け金具
をスライド移動可能に取り付け、分電盤の設置後、分電
盤の取り付け面が水平でない場合が多いので、配線覆い
の片下がりが発生した場合、下部蝶番を外側へずらして
固定し、配線覆いの開閉が常に滑らかに行えるようにす
る。
【0011】また、本発明の請求項4に係る分電盤の配
線覆いの取り付け構造では、配線覆いを覆い立てに取り
付けられている蝶番に組み付けるとき、蝶番部に嵌合さ
せられるように、蝶番部の上部に切り欠きを設けて、工
具等を用いずとも取り付けられるようにする。
【0012】
【実施例】本発明に係る分電盤の配線覆いの取り付け構
造の実施例を図1〜図3の添付図面に基づいて説明す
る。
【0013】分電盤1は、ブレーカ等の電気機器を箱体
2に設けられる取り付け台3に配置し、箱体2の開口4
を配線覆い5で被覆する。本発明は配線覆い5の取り付
け構造に関する。箱体2の取り付け台3に覆い立て6を
立設する。覆い立て6に蝶番7を取り付け、配線覆いを
回動動作により開閉可能に取り付ける。
【0014】覆い立て6は取り付け台3の少なくとも上
下二カ所に立設され、それぞれに上部蝶番7aと下部蝶
番7bを取り付ける。配線覆い5は、上部蝶番7aと下
部蝶番7bに固定するが、上部蝶番7aを支持蝶番と
し、上部蝶番7aに吊り下げられるように形成される。
【0015】配線覆い5は上部蝶番7aに吊り下げ、下
部蝶番に荷重がかからないようにして、覆い立て6が配
線覆い5を支持する位置のズレ幅を少なくする。
【0016】本発明の請求項2においては、下部蝶番7
bは、上部蝶番7aの取り付け位置より内側に取り付け
る。下部蝶番7bは上部蝶番7aより外側に取り付けら
れて配線覆い5を支持するので、覆い立て6が外側に移
動することを抑制し、配線覆い5の片下がりが防止され
る。
【0017】本発明の請求項3に係る分電盤の配線覆い
の取り付け構造の実施例を図4の添付図面に基づいて説
明する。
【0018】下部蝶番(図示せず)の受け金具8は、長
穴形状の固定穴9が設けられ、その範囲内において下部
蝶番の固定位置をスライド移動可能とする。配線覆いに
片下がりが生じてしまったとき、その度合いに合わせて
下部蝶番の取り付け位置を変更でき、片下がりを矯正す
ることができる。
【0019】本発明の請求項4に係る分電盤の配線覆い
の取り付け構造の実施例を図5の添付図面に基づいて説
明する。
【0020】分電盤の配線覆いは、上部蝶番10に吊り
下げるようにして分電盤を被覆する。工具等を用いなく
ても配線覆いの着脱ができるように、上部蝶番10の一
部に切り欠き11、配線覆いを上部蝶番10に嵌合させ
て取り付ける。
【0021】
【発明の効果】以上述べたように本発明に係る分電盤の
配線覆いの取り付け構造は、配線覆いは、覆い立てによ
って支持され、覆い立ては少なくとも上下2カ所に設
け、それぞれの覆い立てに蝶番を取り付け、配線覆いを
本体に蝶着し、上部蝶番を支持蝶番とし、配線覆いは上
部の覆い立てに吊り下げて取り付け、下部の覆い立て
は、配線覆いの荷重がかからないように蝶着されている
ため、覆い立ての取り付け面の強度や、分電盤の設置場
所に関わらず、覆い立てが外側にゆがみにより移動する
こと抑制することで、配線覆いの片下がりを防止するこ
とができる。また、部品点数を削減でき製造コストも抑
えることができる。
【0022】また、下部蝶番を上部蝶番の取り付け位置
より内側へずらして取り付けるため、覆い立ての取り付
け面の強度や、分電盤の設置場所に関わらず、覆い立て
が外側にゆがみにより移動すること抑制することで、配
線覆いの片下がりを防止することができる。また、部品
点数を削減でき製造コストも抑えることができる。
【0023】また、下部蝶番の取り付け位置を左右に移
動可能に、蝶番受け金具をスライド移動できるように構
成したため、配線覆いが片下がりしてしまっても、蝶番
受け金具の位置を移動させることによって、矯正するこ
とができる。
【0024】また、上部蝶番は、蝶番部に切り欠きを設
けたため、組み立て作業が簡単に行え、作業効率を上げ
ることができる。覆い立ての取り付け面の強度や、分電
盤の設置場所に関わらず、配線覆いの片下がりを防止す
ることができる。また、部品点数を削減でき製造コスト
も抑えることができる。
【0025】
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る分電盤の配線覆いの取り付け構造
を示す正面図である。
【図2】本発明に係る分電盤の配線覆いの取り付け構造
を示す側面図である。
【図3】本発明に係る分電盤の配線覆いの取り付け構造
における覆い立てを示す正面図である。
【図4】本発明の請求項2に係る分電盤の配線覆いの取
り付け構造における蝶番部を示す側面図である。
【図5】本発明の請求項3に係る分電盤の配線覆いの取
り付け構造における蝶番受け金具を示す正面図である。
【図6】従来技術における分電盤の配線覆いの取り付け
構造を示す説明図である。
【図7】従来技術における分電盤の配線覆いの取り付け
構造を示す説明図である。
【図8】従来技術における分電盤の配線覆いの取り付け
構造における配線覆いの片下がりの様子を示す説明図で
ある。
【符号の説明】
1 分電盤 2 箱体 3 取り付け台 4 開口 5 配線覆い 6 覆い立て 7a 上部蝶番 7b 下部蝶番 8 受け金具 9 固定穴 10 上部蝶番 11 切り欠き

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 各種電気機器を箱体に載置した分電盤
    の、前記箱体の開口部に前記電気機器を被覆するように
    取り付けられる配線覆いの取り付け構造であって、前記
    配線覆いは、覆い立てによって支持され、該覆い立ては
    少なくとも上下2カ所に設け、それぞれの覆い立てに蝶
    番を取り付け、前記上部蝶番を支持蝶番とし、前記配線
    覆いは上部の覆い立てに吊り下げて取り付け、下部の覆
    い立ては、前記配線覆いの荷重がかからないように蝶着
    されていることを特徴とする配線覆いの取り付け構造。
  2. 【請求項2】 前記配線覆いの取り付け構造であって、
    前記配線覆いを前記本体に蝶着し、下部蝶番を上部蝶番
    の取り付け位置より内側へずらして取り付けることを特
    徴とする請求項1に記載の配線覆いの取り付け構造。
  3. 【請求項3】 前記配線覆いの取り付け構造であって、
    前記下部蝶番の取り付け位置を左右に移動可能に、蝶番
    受け金具をスライド移動できるように構成したことを特
    徴とする請求項1または、請求項2に記載の配線覆いの
    取り付け構造。
  4. 【請求項4】 前記配線覆いの取り付け構造であって、
    前記上部蝶番は、蝶番部に切り欠きを設けたことを特徴
    とする請求項1に記載の配線覆いの取り付け構造。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006238521A (ja) * 2005-02-22 2006-09-07 Kawamura Electric Inc 分電盤の配線覆い蝶番構造

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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