JP2003288656A - 安否通知装置、安否通知方法、安否通知装置用プログラム、及び安否通知装置用記録媒体 - Google Patents

安否通知装置、安否通知方法、安否通知装置用プログラム、及び安否通知装置用記録媒体

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JP2003288656A
JP2003288656A JP2002092857A JP2002092857A JP2003288656A JP 2003288656 A JP2003288656 A JP 2003288656A JP 2002092857 A JP2002092857 A JP 2002092857A JP 2002092857 A JP2002092857 A JP 2002092857A JP 2003288656 A JP2003288656 A JP 2003288656A
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JP2002092857A
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Kosaku Takahata
耕作 高畑
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NTT Comware Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 介護者(乙)に対して被介護者(丙)の過去
の移動状態を容易に把握させることができ、これによ
り、適切かつ迅速な介護(処置)を行うことができるよ
うにすることを目的としたものである。 【解決手段】 被介護者(丙)宅の各部屋に設置したセ
ンサ5によって、被介護者(丙)の腕に取り付けたリス
トバンドとの無線通信により、被介護者(丙)の滞在場
所を検知する。検知情報収集装置4は、各センサ5から
検知情報を収集して安否通知センタ(甲)の安否通知装
置1に送信する。安否通知装置1では、検知情報を時系
列に滞在時間管理DB12で管理し、この滞在時間が基
準時間管理DB13で管理している基準値を超えた場合
には、配置図データ管理DB14に管理している被介護
者(丙)宅の部屋配置図にこれまでの移動軌跡を重ね合
わせ、介護者(乙)の介護者端末3に送信する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、複数の部屋等の閉
空間内における被介護者の存在をそれぞれ検知する複数
の検知センサから検知情報を収集する検知情報収集装置
及び被介護者の介護を行う介護者の介護者端末に対し、
インターネット等の通信ネットワークを介して通信可能
であり、上記検知情報収集装置から取得した検知情報に
基づいて介護者端末に被介護者の安否を通知する安否通
知装置、安否通知方法、安否通知装置用プログラム、及
び安否通知装置用記録媒体に関する。
【0002】
【従来の技術】日本では、65歳以上の高齢者人口が急
速に増加しつつあり、高齢化に比例して介護を必要とす
る高齢者の人口も2000年に280万人、2025年
には520万人に達するものと予測されている。こうし
た背景において、家族の介護が受けられない独居高齢者
も着実に増加していることから、これらの独居者が寝た
きりにならないように健康に生活してもらえる社会基盤
作りが急務となっている。
【0003】ところが、公的な介護サービスや近隣協力
員への依存も介護費用やマンパワーの点から限界があ
り、高齢者のプライバシーを守りながら、遠隔監視や情
報処理技術等の先端技術を活用し、独居者の日常生活を
集中管理や遠隔診断することにより、介護サービスの充
実や支援をする試みが始まっている。
【0004】従来、このような独居者の生活行動を監視
する装置に関する発明が、公開特許公報(特開2000
−306177号等)において開示されている。この発
明によれば、独居者宅内の各部屋に設置した人検知装置
から検知情報を収集して、遠隔地の介護支援センターに
設置されているセンター装置に送信し、介護支援センタ
ーで被介護者の健康状態を監視することができる。そし
て、被介護者に異常が発生した場合には、介護者にその
旨及びこれまでの被介護者の移動状態を知らせる等の対
応を行う。日常の就寝時間や起床時間の変化、トイレの
使用回数等の被介護者の行動は、健康状態と直接関連す
ることから、これらの過去の移動状態を介護支援センタ
ー側で把握することにより、その後の介護に役立てる等
の適切な処置を行うことができる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
発明によれば、介護者が介護支援センターから、被介護
者の過去の移動状態に関するデータを入手しても、時
刻、回数、所要時間、場所等の文字及び数値データが表
示されているだけで、介護者からすれば適切かつ迅速に
被介護者の過去の移動状態を把握することが困難であっ
た。そのため、被介護者に対して過去の移動状態に基づ
いた適切かつ迅速な介護(処置)を行うことが困難であ
った。
【0006】そこで、本発明は上述した事情を鑑みてな
されたものであり、介護者に対して被介護者の過去の移
動状態を容易に把握させることができ、これにより、適
切かつ迅速な介護(処置)を行うことができるようにす
ることを目的としたものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、請求項1に係る発明は、複数の閉空間内における被
介護者の存在をそれぞれ検知する複数の検知センサから
検知情報を収集する検知情報収集装置及び前記被介護者
の介護を行う介護者の介護者端末に対し、通信ネットワ
ークを介して通信可能であり、前記検知情報収集装置か
ら取得した検知情報に基づいて前記介護者端末に前記被
介護者の安否を通知する安否通知装置であって、前記検
知情報収集装置から取得した検知情報に基づいて、前記
複数の閉空間内における前記被介護者の各滞在時間を時
系列に管理する滞在時間管理手段と、前記閉空間毎に設
定された被介護者の身体を異常と判断するための基準時
間を管理する基準時間管理手段と、前記複数の閉空間の
配置を示した配置図データを管理する配置図データ管理
手段とを有するとともに、前記滞在時間管理手段によっ
て管理する前記被介護者の滞在時間が、前記基準時間管
理手段によって管理する基準時間を超えているか否かに
より、前記被介護者の身体に異常が発生しているか否か
を判断する異常発生判断手段と、前記異常発生判断手段
によって異常が発生していると判断した場合には、前記
滞在時間管理手段によって時系列に管理した滞在時間に
係る閉空間に基づいて、前記配置図データ管理手段によ
って管理した配置図データに係る配置図上に前記被介護
者の過去の移動軌跡を重ね合わせる移動軌跡重畳手段
と、前記移動軌跡重畳手段によって移動軌跡を重ね合わ
せた配置図に係る配置図データを前記介護者端末に送信
する配置図データ送信手段と、を有することを特徴とす
る安否通知装置である。
【0008】ここで、本発明の「安否通知装置」は、1
つのコンピュータによって構築されている場合だけでな
く、各手段(ステップの実行、手段の機能化)を分割し
て2つ以上のコンピュータによって構築されている場合
も含む(以下、同様)。
【0009】また、本発明の「閉空間」には、壁等の有
形の境界により形成された空間だけでなく、任意の町と
隣町の境界のような人為的な取り決めや、無線通信エリ
アのような装置のスペックによって定められた無形の境
界により形成された空間も含まれる(以下、同様)。
【0010】請求項2に係る発明は、複数の閉空間内に
おける被介護者の存在をそれぞれ検知する複数の検知セ
ンサから検知情報を収集する検知情報収集装置及び前記
被介護者の介護を行う介護者の介護者端末に対し、通信
ネットワークを介して通信可能であり、前記検知情報収
集装置から取得した検知情報に基づいて前記介護者端末
に前記被介護者の安否を通知する安否通知装置であっ
て、前記検知情報収集装置から取得した検知情報に基づ
いて、前記複数の閉空間内における前記被介護者の各滞
在時間を時系列に管理する滞在時間管理手段と、前記閉
空間毎に設定された被介護者の身体を異常と判断するた
めの基準時間を管理する基準時間管理手段と、前記複数
の閉空間の配置を示した配置図データを管理する配置図
データ管理手段とを有するとともに、前記滞在時間管理
手段によって管理する前記被介護者の滞在時間が、前記
基準時間管理手段によって管理する基準時間を超えてい
るか否かにより、前記被介護者の身体に異常が発生して
いるか否かを判断する異常発生判断手段と、前記異常発
生判断手段によって異常が発生していると判断した場合
には、前記滞在時間管理手段によって時系列に管理した
滞在時間に係る閉空間に基づいて、前記配置図データ管
理手段によって管理した配置図データに係る配置図内の
異常が発生した閉空間部分の表示形態を変化させる表示
形態変化手段と、前記表示形態変化手段によって変化さ
せた閉空間部分を含む配置図に係る配置図データを前記
介護者端末に送信する配置図データ送信手段と、を有す
ることを特徴とする安否通知装置である。
【0011】請求項3に係る発明は、前記配置図データ
送信手段は、前記介護者端末から警告音を発生させるた
めの警告音発生信号を前記介護者端末に送信することを
特徴とする請求項1又は2に記載の安否通知装置であ
る。
【0012】請求項4に係る発明は、前記配置図データ
送信手段は、前記検知情報収集装置に対しても前記配置
図データを送信することを特徴とする請求項1乃至3の
少なくとも一項に記載の安否通知装置である。
【0013】請求項5に係る発明は、前記配置図データ
送信手段は、前記検知情報収集装置から警告音を発生さ
せるための警告音発生信号を前記検知情報収集装置に送
信することを特徴とする請求項4に記載の安否通知装置
である。
【0014】請求項6に係る発明は、複数の閉空間内に
おける被介護者の存在をそれぞれ検知する複数の検知セ
ンサから検知情報を収集する検知情報収集装置及び前記
被介護者の介護を行う介護者の介護者端末に対し、通信
ネットワークを介して通信可能であり、前記検知情報収
集装置から取得した検知情報に基づいて前記介護者端末
に前記被介護者の安否を通知する安否通知装置を使用し
て、前記被介護者に前記介護者の安否を通知する安否通
知方法であって、前記検知情報収集装置から取得した検
知情報に基づいて、前記複数の閉空間内における前記被
介護者の各滞在時間を時系列に滞在時間管理部で管理す
る滞在時間管理ステップと、前記閉空間毎に設定された
被介護者の身体を異常と判断するための基準時間を基準
時間管理部で管理する基準時間管理ステップと、前記複
数の閉空間の配置を示した配置図データを配置図データ
管理部で管理する配置図データ管理ステップと、前記滞
在時間管理部に管理する前記被介護者の滞在時間が、前
記基準時間管理部に管理する基準時間を超えているか否
かにより、前記被介護者の身体に異常が発生しているか
否かを判断する異常発生判断ステップと、前記異常発生
判断ステップによって異常が発生していると判断した場
合には、前記滞在時間管理ステップによって時系列に管
理した滞在時間に係る閉空間に基づいて、前記配置図デ
ータ管理部に管理した配置図データに係る配置図上に前
記被介護者の過去の移動軌跡を重ね合わせる移動軌跡重
畳ステップと、前記移動軌跡重畳ステップによって移動
軌跡を重ね合わせた配置図に係る配置図データを前記介
護者端末に送信する配置図データ送信ステップと、を前
記安否通知装置に実行させることを特徴とする安否通知
方法である。
【0015】請求項7に係る発明は、複数の閉空間内に
おける被介護者の存在をそれぞれ検知する複数の検知セ
ンサから検知情報を収集する検知情報収集装置及び前記
被介護者の介護を行う介護者の介護者端末に対し、通信
ネットワークを介して通信可能であり、前記検知情報収
集装置から取得した検知情報に基づいて前記介護者端末
に前記被介護者の安否を通知する安否通知装置を使用し
て、前記被介護者に前記介護者の安否を通知する安否通
知方法であって、前記検知情報収集装置から取得した検
知情報に基づいて、前記複数の閉空間内における前記被
介護者の各滞在時間を時系列に滞在時間管理部で管理す
る滞在時間管理ステップと、前記閉空間毎に設定された
被介護者の身体を異常と判断するための基準時間を基準
時間管理部で管理する基準時間管理ステップと、前記複
数の閉空間の配置を示した配置図データを配置図データ
管理部で管理する配置図データ管理ステップと、前記滞
在時間管理部に管理する前記被介護者の滞在時間が、前
記基準時間管理部に管理する基準時間を超えているか否
かにより、前記被介護者の身体に異常が発生しているか
否かを判断する異常発生判断ステップと、前記異常発生
判断ステップによって異常が発生していると判断した場
合には、前記滞在時間管理部に時系列に管理した滞在時
間に係る閉空間に基づいて、前記配置図データ管理部に
管理した配置図データに係る配置図内の異常が発生した
閉空間部分の表示形態を変化させる表示形態変化ステッ
プと、前記表示形態変化ステップによって変化させた閉
空間部分を含む配置図に係る配置図データを前記介護者
端末に送信する配置図データ送信ステップと、を前記安
否通知装置に実行させることを特徴とする安否通知方法
である。
【0016】請求項8に係る発明は、前記配置図データ
送信ステップは、前記介護者端末から警告音を発生させ
るための警告音発生信号を前記介護者端末に送信するこ
とを特徴とする請求項6又は7記載の安否通知方法であ
る。
【0017】請求項9に係る発明は、前記配置図データ
送信ステップは、前記検知情報収集装置に対しても前記
配置図データを送信することを特徴とする請求項6乃至
8の少なくとも一項に記載の安否通知方法である。
【0018】請求項10に係る発明は、前記配置図デー
タ送信ステップは、前記検知情報収集装置から警告音を
発生させるための警告音発生信号を前記検知情報収集装
置に送信することを特徴とする請求項9に記載の安否通
知方法である。
【0019】請求項11に係る発明は、複数の閉空間内
における被介護者の存在をそれぞれ検知する複数の検知
センサから検知情報を収集する検知情報収集装置及び前
記被介護者の介護を行う介護者の介護者端末に対し、通
信ネットワークを介して通信可能であり、前記検知情報
収集装置から取得した検知情報に基づいて前記介護者端
末に前記被介護者の安否を通知する安否通知装置で用い
られる安否通知装置用プログラムであって、前記検知情
報収集装置から取得した検知情報に基づいて、前記複数
の閉空間内における前記被介護者の各滞在時間を時系列
に管理する滞在時間管理手段と、前記閉空間毎に設定さ
れた被介護者の身体を異常と判断するための基準時間を
管理する基準時間管理手段と、前記複数の閉空間の配置
を示した配置図データを管理する配置図データ管理手段
とを有するとともに、前記滞在時間管理手段によって管
理する前記被介護者の滞在時間が、前記基準時間管理手
段によって管理する基準時間を超えているか否かによ
り、前記被介護者の身体に異常が発生しているか否かを
判断する異常発生判断手段と、前記異常発生判断手段に
よって異常が発生していると判断した場合には、前記滞
在時間管理手段によって時系列に管理した滞在時間に係
る閉空間に基づいて、前記配置図データ管理手段によっ
て管理した配置図データに係る配置図上に前記被介護者
の過去の移動軌跡を重ね合わせる移動軌跡重畳手段と、
前記移動軌跡重畳手段によって移動軌跡を重ね合わせた
配置図に係る配置図データを前記介護者端末に送信する
配置図データ送信手段と、を安否通知装置に機能させる
ことを特徴とする安否通知装置用プログラムである。
【0020】ここで、本発明における「プログラム」と
は、安否通知装置(コンピュータ)による処理に適した
命令の順番付けられた列からなるものをいい、コンピュ
ータのHDD、CD−RW等にインストールされている
ものや、CD−ROM、DVD、FD、コンピュータの
HDD等の各種記録媒体に記録されているものや、イン
ターネット等を介して配信されるものも含まれる(以
下、同様)。
【0021】請求項12に係る発明は、複数の閉空間内
における被介護者の存在をそれぞれ検知する複数の検知
センサから検知情報を収集する検知情報収集装置及び前
記被介護者の介護を行う介護者の介護者端末に対し、通
信ネットワークを介して通信可能であり、前記検知情報
収集装置から取得した検知情報に基づいて前記介護者端
末に前記被介護者の安否を通知する安否通知装置で用い
られる安否通知装置用プログラムであって、前記検知情
報収集装置から取得した検知情報に基づいて、前記複数
の閉空間内における前記被介護者の各滞在時間を時系列
に管理する滞在時間管理手段と、前記閉空間毎に設定さ
れた被介護者の身体を異常と判断するための基準時間を
管理する基準時間管理手段と、前記複数の閉空間の配置
を示した配置図データを管理する配置図データ管理手段
とを有するとともに、前記滞在時間管理手段によって管
理する前記被介護者の滞在時間が、前記基準時間管理手
段によって管理する基準時間を超えているか否かによ
り、前記被介護者の身体に異常が発生しているか否かを
判断する異常発生判断手段と、前記異常発生判断手段に
よって異常が発生していると判断した場合には、前記滞
在時間管理手段によって時系列に管理した滞在時間に係
る閉空間に基づいて、前記配置図データ管理手段によっ
て管理した配置図データに係る配置図内の異常が発生し
た閉空間部分の表示形態を変化させる表示形態変化手段
と、前記表示形態変化手段によって変化させた閉空間部
分を含む配置図に係る配置図データを前記介護者端末に
送信する配置図データ送信手段と、を安否通知装置に機
能させることを特徴とする安否通知装置用プログラムで
ある。
【0022】請求項13に係る発明は、前記配置図デー
タ送信手段は、前記介護者端末から警告音を発生させる
ための警告音発生信号を前記介護者端末に送信すること
を特徴とする請求項11又は12に記載の安否通知装置
用プログラムである。
【0023】請求項14に係る発明は、前記配置図デー
タ送信手段は、前記検知情報収集装置に対しても前記配
置図データを送信することを特徴とする請求項11乃至
13の少なくとも一項に記載の安否通知装置用プログラ
ムである。
【0024】請求項15に係る発明は、前記配置図デー
タ送信手段は、前記検知情報収集装置から警告音を発生
させるための警告音発生信号を前記検知情報収集装置に
送信することを特徴とする請求項14に記載の安否通知
装置用プログラムである。
【0025】請求項16に係る発明は、請求項11乃至
15の少なくとも一項に記載の安否通知装置用プログラ
ムを記録したことを特徴とする安否通知装置で読み取り
可能な安否通知装置用記録媒体である。
【0026】ここで、本発明における「記録媒体」と
は、安否通知装置(コンピュータ)で各処理を実現する
ためのプログラムの読み取りに使用することができれば
よく、情報を媒体の物理的特性を利用してどのように記
録するか等の物理的な記録方法には依存しない。例え
ば、FD、CD−ROM(R、RW)、DVD−ROM
(RAM、R、RW)、MO、MD、磁気テープ等が該
当する。
【0027】
【発明の実施の形態】以下に、図面を用いて本発明に係
る一実施形態を説明する。
【0028】図1は、本実施形態に係る安否通知装置1
を利用して検知情報収集装置4から検知情報(i1)を取得
するとともに、介護者(乙)の介護者端末3に被介護者
(丙)の健康状態を通知するための通信インフラストラ
クチャ(Infrastructure)を示している。
【0029】図1に示すように、安否通知装置1は安否
通知センタ(甲)に設置されており、安否通知装置1が
一つのサーバ・コンピュータによって構成されている場
合を示している。また、安否通知装置1は、インターネ
ット2を介して介護者(乙)の介護者端末3及び被介護
者(丙)宅の検知情報収集装置4と相互通信可能な通信
機能を有している。このうち、介護者端末3は、PC(P
ersonal Computer:パソコン)、PDA(Personal Digit
al Assistant:携帯情報端末)等である。介護者(乙)
は、被介護者(丙)を介護するホームヘルパー、医師、
看護婦等である。また、被介護者(丙)は、老人等の独
居者である。
【0030】また、被介護者(丙)宅の各部屋には、電
波送受信機としてのセンサ5(5,5,5
)が設置されている。これらの各センサ5は、被介
護者(丙)の腕に取り付けた電波送受信機としてのリス
トバンド6と電波通信を行うことによって、被介護者
(丙)の滞在場所を把握するために使用される。
【0031】また、安否通知装置1には、後述のステッ
プ(S2〜S10)を実行するためのプログラム(p)が
記録されている。更に、システム1内の図示していない
HDD(Hard Disk Drive)には、被介護者管理DB(Data
Base)11、滞在時間管理DB12、基準時間管理DB
13、及び配置図データ管理DB14が構築されてい
る。
【0032】このうち、被介護者管理DB11は、図2
に示すようなレイアウトの被介護者管理テーブル11’
によって構成されている。この被介護者管理テーブル1
1’には、被介護者(丙)毎に被介護者(丙)の個人情
報と被介護者(丙)の担当医師の情報を管理すべく、被
介護者ID、被介護者の氏名、被介護者の年齢、被介護
者の性別、被介護者の連絡先(自宅又は携帯電話番号、
住所等)、被介護者の病名、被介護者の担当医師の氏
名、及び、この医師の連絡先(自宅、病院、携帯電話番
号、電子メールアドレス等)に関する情報が関連付けら
れている。
【0033】また、滞在時間管理DB12は、図3に示
すようなレイアウトの滞在時間管理テーブル12’によ
って構成され、被介護者分の数だけ存在している。この
滞在時間管理テーブル12’には、検知情報収集装置4
から取得した検知情報(i1)に基づいて、被介護者(丙)
宅の各部屋内における被介護者(丙)の各滞在時間等を
時系列に管理すべく、滞在日時、滞在場所、滞在ポイン
ト数、健康状態に関する情報が関連付けられている。こ
こでは、滞在場所Aが台所、滞在場所Bがトイレ、滞在
場所Cがリビング、滞在場所Dが風呂の場合を示してい
る。また、滞在ポイント数は、滞在時間をポイント換算
して表したものであり、1分を1ポイントとして表して
いる。更に、健康状態は、通常状態及び異常状態で表す
ことができるとともに、異常状態は、更に異常状態と、
異常状態よりも重病な状態を示す緊急状態に分けて表す
ことができる。この健康状態は、安否通知装置1によっ
て判断された「通常」、「異常」、又は「緊急」の状態
を示すフラグ(「1」)を立てることにより表現され
る。
【0034】また、基準時間管理DB13は、図4に示
すようなレイアウトの基準時間管理テーブル13’によ
って構成されている。この基準期間管理テーブル13’
には、滞在場所毎に予め設定された被介護者(丙)の身
体を異常(緊急を含む)と判断するための基準時間を管
理すべく、滞在場所毎に、異常基準値及び緊急基準値が
関連付けられている。例えば、滞在場所A(台所)の場
合には、滞在ポイント数が120を超えると被介護者
(丙)の身体に異常が発生したと判断し、更に、滞在ポ
イント数が150を超えると緊急事態が発生したと判断
するための基準を示している。これらの基準値は、被介
護者(丙)及び滞在場所毎に異なり、被介護者(丙)の
日常生活の行動パターンに基づき、予め医師等によって
設定されている。
【0035】また、配置図データ管理DB14は、図5
に示すようなレイアウトの配置図データ管理テーブル1
4’によって構成されている。この配置図データ管理テ
ーブル14’には、被介護者(丙)宅における各部屋の
配置(間取り)を示した配置図データを管理すべく、被
介護者IDと配置図データが関連付けられている。
【0036】続いて、図6乃至図8を用い、本実施形態
に係る安否通知装置1を利用して介護者端末3及び検知
情報収集装置4に安否通知としての異常(緊急を含む)
発生情報(i2)を通知する方法を説明する。尚、図6は、
安否通知装置1、介護者端末3、及び検知情報収集装置
4における各処理を含めたシーケンス図である。また、
図7及び図8は、介護者端末3のモニタに表示される画
面イメージを示した図である。
【0037】まず、検知情報収集装置4により、各セン
サ5から検知情報(i1)を収集し、安否通知装置1に送信
する(ステップS1)。この検知情報(i1)には、被介護
者ID、滞在日時、滞在場所、及び滞在時間に関する情
報が含まれている。
【0038】次に、安否通知装置1では、検知情報(i1)
を受信する(ステップS2)。そして、受信した検知情
報(i1)を被介護者(丙)用の滞在時間管理DB12に管
理する(ステップS3)。
【0039】次に、安否通知装置1では、一定時間(例
えば、1分、10分、20分等)毎に、滞在時間管理D
B12に管理する被介護者(丙)の滞在時間が、基準時
間管理DB13に管理する基準時間を超えているか否か
により、被介護者(丙)の身体に異常状態(又は緊急状
態)が発生しているか否かを判断する(ステップS
4)。そして、異常(緊急を含む)であると判断した場
合には、滞在時間管理DB12から、過去の検知情報(i
1)を抽出する(ステップS5)。過去の検知情報(i1)と
しては、例えば、1時間前から現在まで、24時間前か
ら現在まで等に滞在時間管理DB12で管理した検知情
報(i1)である。
【0040】次に、異常(緊急を含む)が発生した被介
護者(丙)の被介護者IDに基づいて、配置図データ管
理DBから被介護者(丙)宅の配置図データを読み出す
(ステップS6)。そして、滞在時間管理DB12に時
系列に管理した滞在時間に係る部屋(A,B,C,D)に基づい
て、配置図データ管理DBに管理した配置図データに係
る配置図上に被介護者(丙)の過去の移動軌跡を重ね合
わせる(ステップS7)。更に、このステップS7にお
ける移動軌跡の重畳処理とともに、異常が発生している
と判断したときに被介護者(丙)が滞在している部屋部
分の表示形態を変化させる(ステップS8)。例えば、
異常の場合には、黄色で部屋を表示し、緊急の場合に
は、赤色で部屋を表示する。
【0041】次に、安否通知装置1では、被介護者管理
DB11から介護者端末3及び検知情報収集装置4の宛
先に関する情報を抽出する(ステップS9)。そして、
この抽出した宛先をもとに、安否通知装置1から介護者
端末3及び検知情報収集装置4に異常発生情報(i2)を送
信する(ステップS10)。この異常発生情報(i2)に
は、異常(緊急を含む)が発生した旨のメッセージ情報
と、上記ステップS7,8によって移動軌跡の重畳及び
表示形態の変化を行った配置図データと、介護者端末3
及び検知情報収集装置4でアラーム(警告)音を発生さ
せるためのアラーム信号が含まれている。
【0042】次に、介護者端末3では、異常発生情報(i
2)を受信する(ステップS11)。そして、介護者端末
3では、アラーム音を発生して、介護者(乙)に被介護
者(丙)の身体に異常が発生したことを告知する(ステ
ップS12)。これにより、介護者(丙)は、図7に示
すように、介護者端末3のモニタに自分が担当する被介
護者の個人情報リストを表示させる。この個人情報リス
トでは、異常が発生した被介護者の個人情報部分がマス
キングされている。そこで、介護者(乙)がマウス等を
操作して、ポインタ20をマスキングされている部分に
移動させて、クリックすると、図8に示すように、被介
護者(丙)宅の部屋の配置図が表示される(ステップS
13)。この配置図には、被介護者(丙)の移動順番と
移動軌跡21が表示されているとともに、異常が発生し
た部屋部分が黄色(緊急の場合は赤色)で表示されてい
る。これにより、介護者(乙)は、被介護者(丙)宅に
電話を掛けて健康状態を聞いたり、被介護者(丙)宅に
行って介護を行う等、迅速な介護を行うことができる。
【0043】一方、検知情報収集装置4においても、上
記異常発生情報(i2)を受信する(ステップS14)。そ
して、上記ステップS12と同様にアラーム音を発生し
て、被介護者(丙)に安否確認を行う(ステップS1
5)。これにより、被介護者(丙)が安否通知センタ
(甲)や介護者(乙)に電話連絡できる健康状態である
場合には、電話を掛けて自分の健康状態を知らせること
ができる。
【0044】以上説明したように、本実施形態によれ
ば、過去の被介護者(丙)の移動軌跡を介護者端末3の
モニタに表示させることにより、視覚的に被介護者
(丙)の過去の移動状態を把握することができるため、
介護者(乙)は被介護者(丙)に対して過去の移動状態
に基づいた適切かつ迅速な介護(処置)を行うことがで
きる。
【0045】また、被介護者(丙)に異常が発生した部
屋部分の表示形態を変化させることにより、視覚的に被
介護者(丙)の滞在場所を把握することができるため、
介護者(乙)は被介護者(丙)が滞在する部屋内に行っ
て迅速に被介護者を見つけ出すことができ、適切かつ迅
速な介護(処置)を行うことができる。
【0046】〔変形例〕本発明に関しては、更に、以下
に示すような変形例も考えられる。
【0047】上記実施形態においては、被介護者(丙)
宅の各部屋にセンサを設置する場合について説明した
が、これに限るものではなく、被介護者(丙)宅の廊下
やベランダ(バルコニー)、玄関、庭等に設置してもよ
い。また、上記各部屋を細分化して一つの部屋に複数の
センサを設置し、より詳細な情報を得るようにしてもよ
い。更に、被介護者(丙)宅に限らず、病院、競技場、
映画館、遊園地等の中を複数の閉空間に分けて各部分に
センサを設置してもよい。例えば、病院にセンサを設置
した場合には、被介護者(丙)である患者がトイレ等に
行って、身体に異常が発生したような場合にも対応する
ことができる。
【0048】また、上記実施形態では、検知情報収集装
置4からアラーム音を発生させて、被介護者(丙)に安
否を確認しているが、これに限るものではなく、被介護
者(丙)が家族と同居している場合には、家族に被介護
者(丙)の身体に異常が発生した旨を知らせることがで
きる。
【0049】更に、上記実施形態では、被介護者(丙)
が滞在している部屋部分の表示形態を変化させる例とし
て、黄色及び赤色で部屋を表示することとしたが、これ
に限るものではなく、どのような色彩を用いてもよい。
また、表示形態の例として、星(☆)等の記号を使用し
たり、「異常」等の文字を使用してもよい。また、上記
移動軌跡21の色を背景色とは異なった色(例えば、赤
色)にしてもよい。これにより、更に移動軌跡21を明
確に把握することができる。
【0050】また、上記実施形態では、被介護者(丙)
の腕にリストバンド6を取り付けることとしたが、被介
護者(丙)の身体に取り付けることが出来る物であれば
よい。例えば、各センサ5と電波通信可能な腕時計、指
輪、ウェアラブル・コンピュータ等が挙げられる。
【0051】更に、上記実施形態では、滞在ポイント数
を1分1ポイントに換算して表しているが、これに限る
ものではなく、1秒1ポイント、10秒1ポイント等で
あってもよい。
【0052】更に、図1に示すように、安否通知装置1
は1つサーバ・コンピュータにより構築されている場合
だけでなく、各手段(ステップの実行、手段の機能化)
を分割して2つ以上のコンピュータによって構築されて
いる場合であってもよい。
【0053】また、図1に示す各DB11,12,1
3,14は、安否通知装置1内に構築されている場合だ
けでなく、別の装置やシステム内に構築されていてもよ
い。この場合、別の装置やシステムは、安否通知装置1
とは別の場所に設置され、安否通知装置1からインター
ネット2や専用線等を介して情報(データ)等の記憶
(管理)又は読み出しを行うことができるようにしても
よい。
【0054】更に、上記実施形態における安否通知装置
1へのプログラム(p)の記録、インストール作業は、シ
ステム1で読み取り可能なプログラム(p)が記録されて
いるCD−ROM等の記録媒体を利用することによって
行うことも可能である。
【0055】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、過
去の被介護者の移動軌跡を介護者端末のモニタに表示さ
せることにより、視覚的に被介護者の過去の移動状態を
把握することができるため、介護者は被介護者に対して
過去の移動状態に基づいた適切かつ迅速な介護(処置)
を行うことができる。
【0056】また、被介護者に異常が発生した閉空間の
表示形態を変化させることにより、視覚的に被介護者の
滞在場所を把握することができるため、介護者は被介護
者が滞在する閉空間内に行って迅速に被介護者を見つけ
出すことができ、適切かつ迅速な介護(処置)を行うこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一本実施形態に係る安否通知装置1を
利用して検知情報収集装置4から検知情報(i1)を取得す
るとともに、介護者(乙)の介護者端末3に被介護者
(丙)の健康状態を通知するための通信インフラストラ
クチャを示した図。
【図2】本発明の被介護者管理DB11(テーブル1
1’)の概念図。
【図3】本発明の滞在時間管理DB12(テーブル1
2’)の概念図。
【図4】本発明の基準時間管理DB13(テーブル1
3’)の概念図。
【図5】本発明の配置図データ管理DB14(テーブル
14’)の概念図。
【図6】安否通知装置1、介護者端末3、及び検知情報
収集装置4における各処理を含めたシーケンス図。
【図7】介護者端末3のモニタに表示される画面イメー
ジを示した図。
【図8】介護者端末3のモニタに表示される画面イメー
ジを示した図。
【符号の説明】
1 安否通知装置 2 インターネット(通信ネットワークの一例) 3 介護者端末 4 検知情報収集装置 5(5,5,5,5) センサ 6 リストバンド 11 被介護者管理DB(被介護者管理部の一例) 12 滞在時間管理DB(滞在時間管理部の一例) 13 基準時間管理DB(基準時間管理部の一例) 14 配置図データ管理DB(配置図データ管理部の一
例) (p) プログラム(安否通知装置用プログラムの一例)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 5C087 AA02 AA03 AA10 AA24 AA25 BB12 BB18 BB74 DD03 DD25 DD26 EE05 EE15 EE18 FF01 FF02 FF04 FF17 FF19 FF20 GG08 GG11 GG12 GG13 GG19 GG21 GG23 GG30 GG31 GG32 GG66 GG67 GG70 GG71 GG83

Claims (16)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の閉空間内における被介護者の存在
    をそれぞれ検知する複数の検知センサから検知情報を収
    集する検知情報収集装置及び前記被介護者の介護を行う
    介護者の介護者端末に対し、通信ネットワークを介して
    通信可能であり、前記検知情報収集装置から取得した検
    知情報に基づいて前記介護者端末に前記被介護者の安否
    を通知する安否通知装置であって、 前記検知情報収集装置から取得した検知情報に基づい
    て、前記複数の閉空間内における前記被介護者の各滞在
    時間を時系列に管理する滞在時間管理手段と、 前記閉空間毎に設定された被介護者の身体を異常と判断
    するための基準時間を管理する基準時間管理手段と、 前記複数の閉空間の配置を示した配置図データを管理す
    る配置図データ管理手段とを有するとともに、 前記滞在時間管理手段によって管理する前記被介護者の
    滞在時間が、前記基準時間管理手段によって管理する基
    準時間を超えているか否かにより、前記被介護者の身体
    に異常が発生しているか否かを判断する異常発生判断手
    段と、 前記異常発生判断手段によって異常が発生していると判
    断した場合には、前記滞在時間管理手段によって時系列
    に管理した滞在時間に係る閉空間に基づいて、前記配置
    図データ管理手段によって管理した配置図データに係る
    配置図上に前記被介護者の過去の移動軌跡を重ね合わせ
    る移動軌跡重畳手段と、 前記移動軌跡重畳手段によって移動軌跡を重ね合わせた
    配置図に係る配置図データを前記介護者端末に送信する
    配置図データ送信手段と、 を有することを特徴とする安否通知装置。
  2. 【請求項2】 複数の閉空間内における被介護者の存在
    をそれぞれ検知する複数の検知センサから検知情報を収
    集する検知情報収集装置及び前記被介護者の介護を行う
    介護者の介護者端末に対し、通信ネットワークを介して
    通信可能であり、前記検知情報収集装置から取得した検
    知情報に基づいて前記介護者端末に前記被介護者の安否
    を通知する安否通知装置であって、 前記検知情報収集装置から取得した検知情報に基づい
    て、前記複数の閉空間内における前記被介護者の各滞在
    時間を時系列に管理する滞在時間管理手段と、 前記閉空間毎に設定された被介護者の身体を異常と判断
    するための基準時間を管理する基準時間管理手段と、 前記複数の閉空間の配置を示した配置図データを管理す
    る配置図データ管理手段とを有するとともに、 前記滞在時間管理手段によって管理する前記被介護者の
    滞在時間が、前記基準時間管理手段によって管理する基
    準時間を超えているか否かにより、前記被介護者の身体
    に異常が発生しているか否かを判断する異常発生判断手
    段と、 前記異常発生判断手段によって異常が発生していると判
    断した場合には、前記滞在時間管理手段によって時系列
    に管理した滞在時間に係る閉空間に基づいて、前記配置
    図データ管理手段によって管理した配置図データに係る
    配置図内の異常が発生した閉空間部分の表示形態を変化
    させる表示形態変化手段と、 前記表示形態変化手段によって変化させた閉空間部分を
    含む配置図に係る配置図データを前記介護者端末に送信
    する配置図データ送信手段と、 を有することを特徴とする安否通知装置。
  3. 【請求項3】 前記配置図データ送信手段は、前記介護
    者端末から警告音を発生させるための警告音発生信号を
    前記介護者端末に送信することを特徴とする請求項1又
    は2に記載の安否通知装置。
  4. 【請求項4】 前記配置図データ送信手段は、前記検知
    情報収集装置に対しても前記配置図データを送信するこ
    とを特徴とする請求項1乃至3の少なくとも一項に記載
    の安否通知装置。
  5. 【請求項5】 前記配置図データ送信手段は、前記検知
    情報収集装置から警告音を発生させるための警告音発生
    信号を前記検知情報収集装置に送信することを特徴とす
    る請求項4に記載の安否通知装置。
  6. 【請求項6】 複数の閉空間内における被介護者の存在
    をそれぞれ検知する複数の検知センサから検知情報を収
    集する検知情報収集装置及び前記被介護者の介護を行う
    介護者の介護者端末に対し、通信ネットワークを介して
    通信可能であり、前記検知情報収集装置から取得した検
    知情報に基づいて前記介護者端末に前記被介護者の安否
    を通知する安否通知装置を使用して、前記被介護者に前
    記介護者の安否を通知する安否通知方法であって、 前記検知情報収集装置から取得した検知情報に基づい
    て、前記複数の閉空間内における前記被介護者の各滞在
    時間を時系列に滞在時間管理部で管理する滞在時間管理
    ステップと、 前記閉空間毎に設定された被介護者の身体を異常と判断
    するための基準時間を基準時間管理部で管理する基準時
    間管理ステップと、 前記複数の閉空間の配置を示した配置図データを配置図
    データ管理部で管理する配置図データ管理ステップと、 前記滞在時間管理部に管理する前記被介護者の滞在時間
    が、前記基準時間管理部に管理する基準時間を超えてい
    るか否かにより、前記被介護者の身体に異常が発生して
    いるか否かを判断する異常発生判断ステップと、 前記異常発生判断ステップによって異常が発生している
    と判断した場合には、前記滞在時間管理ステップによっ
    て時系列に管理した滞在時間に係る閉空間に基づいて、
    前記配置図データ管理部に管理した配置図データに係る
    配置図上に前記被介護者の過去の移動軌跡を重ね合わせ
    る移動軌跡重畳ステップと、 前記移動軌跡重畳ステップによって移動軌跡を重ね合わ
    せた配置図に係る配置図データを前記介護者端末に送信
    する配置図データ送信ステップと、 を前記安否通知装置に実行させることを特徴とする安否
    通知方法。
  7. 【請求項7】 複数の閉空間内における被介護者の存在
    をそれぞれ検知する複数の検知センサから検知情報を収
    集する検知情報収集装置及び前記被介護者の介護を行う
    介護者の介護者端末に対し、通信ネットワークを介して
    通信可能であり、前記検知情報収集装置から取得した検
    知情報に基づいて前記介護者端末に前記被介護者の安否
    を通知する安否通知装置を使用して、前記被介護者に前
    記介護者の安否を通知する安否通知方法であって、 前記検知情報収集装置から取得した検知情報に基づい
    て、前記複数の閉空間内における前記被介護者の各滞在
    時間を時系列に滞在時間管理部で管理する滞在時間管理
    ステップと、 前記閉空間毎に設定された被介護者の身体を異常と判断
    するための基準時間を基準時間管理部で管理する基準時
    間管理ステップと、 前記複数の閉空間の配置を示した配置図データを配置図
    データ管理部で管理する配置図データ管理ステップと、 前記滞在時間管理部に管理する前記被介護者の滞在時間
    が、前記基準時間管理部に管理する基準時間を超えてい
    るか否かにより、前記被介護者の身体に異常が発生して
    いるか否かを判断する異常発生判断ステップと、 前記異常発生判断ステップによって異常が発生している
    と判断した場合には、前記滞在時間管理部に時系列に管
    理した滞在時間に係る閉空間に基づいて、前記配置図デ
    ータ管理部に管理した配置図データに係る配置図内の異
    常が発生した閉空間部分の表示形態を変化させる表示形
    態変化ステップと、 前記表示形態変化ステップによって変化させた閉空間部
    分を含む配置図に係る配置図データを前記介護者端末に
    送信する配置図データ送信ステップと、 を前記安否通知装置に実行させることを特徴とする安否
    通知方法。
  8. 【請求項8】 前記配置図データ送信ステップは、前記
    介護者端末から警告音を発生させるための警告音発生信
    号を前記介護者端末に送信することを特徴とする請求項
    6又は7記載の安否通知方法。
  9. 【請求項9】 前記配置図データ送信ステップは、前記
    検知情報収集装置に対しても前記配置図データを送信す
    ることを特徴とする請求項6乃至8の少なくとも一項に
    記載の安否通知方法。
  10. 【請求項10】 前記配置図データ送信ステップは、前
    記検知情報収集装置から警告音を発生させるための警告
    音発生信号を前記検知情報収集装置に送信することを特
    徴とする請求項9に記載の安否通知方法。
  11. 【請求項11】 複数の閉空間内における被介護者の存
    在をそれぞれ検知する複数の検知センサから検知情報を
    収集する検知情報収集装置及び前記被介護者の介護を行
    う介護者の介護者端末に対し、通信ネットワークを介し
    て通信可能であり、前記検知情報収集装置から取得した
    検知情報に基づいて前記介護者端末に前記被介護者の安
    否を通知する安否通知装置で用いられる安否通知装置用
    プログラムであって、 前記検知情報収集装置から取得した検知情報に基づい
    て、前記複数の閉空間内における前記被介護者の各滞在
    時間を時系列に管理する滞在時間管理手段と、 前記閉空間毎に設定された被介護者の身体を異常と判断
    するための基準時間を管理する基準時間管理手段と、 前記複数の閉空間の配置を示した配置図データを管理す
    る配置図データ管理手段とを有するとともに、 前記滞在時間管理手段によって管理する前記被介護者の
    滞在時間が、前記基準時間管理手段によって管理する基
    準時間を超えているか否かにより、前記被介護者の身体
    に異常が発生しているか否かを判断する異常発生判断手
    段と、 前記異常発生判断手段によって異常が発生していると判
    断した場合には、前記滞在時間管理手段によって時系列
    に管理した滞在時間に係る閉空間に基づいて、前記配置
    図データ管理手段によって管理した配置図データに係る
    配置図上に前記被介護者の過去の移動軌跡を重ね合わせ
    る移動軌跡重畳手段と、 前記移動軌跡重畳手段によって移動軌跡を重ね合わせた
    配置図に係る配置図データを前記介護者端末に送信する
    配置図データ送信手段と、 を安否通知装置に機能させることを特徴とする安否通知
    装置用プログラム。
  12. 【請求項12】 複数の閉空間内における被介護者の存
    在をそれぞれ検知する複数の検知センサから検知情報を
    収集する検知情報収集装置及び前記被介護者の介護を行
    う介護者の介護者端末に対し、通信ネットワークを介し
    て通信可能であり、前記検知情報収集装置から取得した
    検知情報に基づいて前記介護者端末に前記被介護者の安
    否を通知する安否通知装置で用いられる安否通知装置用
    プログラムであって、 前記検知情報収集装置から取得した検知情報に基づい
    て、前記複数の閉空間内における前記被介護者の各滞在
    時間を時系列に管理する滞在時間管理手段と、 前記閉空間毎に設定された被介護者の身体を異常と判断
    するための基準時間を管理する基準時間管理手段と、 前記複数の閉空間の配置を示した配置図データを管理す
    る配置図データ管理手段とを有するとともに、 前記滞在時間管理手段によって管理する前記被介護者の
    滞在時間が、前記基準時間管理手段によって管理する基
    準時間を超えているか否かにより、前記被介護者の身体
    に異常が発生しているか否かを判断する異常発生判断手
    段と、 前記異常発生判断手段によって異常が発生していると判
    断した場合には、前記滞在時間管理手段によって時系列
    に管理した滞在時間に係る閉空間に基づいて、前記配置
    図データ管理手段によって管理した配置図データに係る
    配置図内の異常が発生した閉空間部分の表示形態を変化
    させる表示形態変化手段と、 前記表示形態変化手段によって変化させた閉空間部分を
    含む配置図に係る配置図データを前記介護者端末に送信
    する配置図データ送信手段と、 を安否通知装置に機能させることを特徴とする安否通知
    装置用プログラム。
  13. 【請求項13】 前記配置図データ送信手段は、前記介
    護者端末から警告音を発生させるための警告音発生信号
    を前記介護者端末に送信することを特徴とする請求項1
    1又は12に記載の安否通知装置用プログラム。
  14. 【請求項14】 前記配置図データ送信手段は、前記検
    知情報収集装置に対しても前記配置図データを送信する
    ことを特徴とする請求項11乃至13の少なくとも一項
    に記載の安否通知装置用プログラム。
  15. 【請求項15】 前記配置図データ送信手段は、前記検
    知情報収集装置から警告音を発生させるための警告音発
    生信号を前記検知情報収集装置に送信することを特徴と
    する請求項14に記載の安否通知装置用プログラム。
  16. 【請求項16】 請求項11乃至15の少なくとも一項
    に記載の安否通知装置用プログラムを記録したことを特
    徴とする安否通知装置で読み取り可能な安否通知装置用
    記録媒体。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2008059174A (ja) * 2006-08-30 2008-03-13 Carecom:Kk 徘徊者位置表示システム
WO2020003952A1 (ja) * 2018-06-26 2020-01-02 コニカミノルタ株式会社 コンピューターで実行されるプログラム、情報処理装置、および、コンピューターで実行される方法
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