JP2003288540A - サービス提供方法及び決済システム - Google Patents

サービス提供方法及び決済システム

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JP2003288540A
JP2003288540A JP2002090660A JP2002090660A JP2003288540A JP 2003288540 A JP2003288540 A JP 2003288540A JP 2002090660 A JP2002090660 A JP 2002090660A JP 2002090660 A JP2002090660 A JP 2002090660A JP 2003288540 A JP2003288540 A JP 2003288540A
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Shinya Suzuki
信也 鈴木
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 携帯電話等の携帯端末を用いて商品購入やゲ
ート通過等のサービスの提供を可能にするとともに、そ
の際の認証および決済処理を迅速に行うことのできるサ
ービス提供方法及び決済システムを実現する。 【解決手段】 自動販売機101が、自動販売機101
の所定の伝達エリアに存在する携帯電話103に関する
テーブルを作成し、携帯電話103からの認証が要求さ
れた場合に、この作成されたテーブルに基づいて携帯電
話の認証を行い、商品の販売を許可し、決済を行う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、携帯端末を用いて
サービスの提供や決済を行うことのできるサービス提供
方法及び決済システムに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、サービスの提供や決済を行う場
合、現金やプリペイドカードを用いていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
ような従来技術の場合には、サービスの提供や決済を行
う場合、小銭を用意しなくてはならなかったり、現金の
持ち合わせがない場合には、サービスの提供や決済が困
難になるという問題点を有していた。
【0004】この点について、携帯端末を電子財布とし
て用いることによりサーバで決済を行うシステムが各種
提案されている。
【0005】このようなシステムでは、自動販売機の場
合を例にすると、自動販売機に対面した利用者が所持し
た携帯端末と自動販売機に設けられた通信手段との間で
無線または光による交信が行われ、自動販売機側または
これに接続されたサーバで認証処理が行われると、自動
販売機は利用者が希望する商品を排出する仕組みとなっ
ていた。
【0006】しかし、自動販売機の前に多数の利用者が
集まってきた場合、認証処理の順番をどのようにするか
については従来技術は何ら解決策を提示してはいなかっ
た。
【0007】さらに、従来技術では、ランダムに領域に
入ってくる利用者に対してどの利用者の端末装置から利
用要求が発信されるかが予想できないため、利用要求が
発信されてから認証処理を行うまでの時間が長くかかる
ことになり、円滑なサービス提供や商品販売が難しくな
り、かえって利用者に敬遠されてしまうおそれもあっ
た。
【0008】本発明はこのような点に鑑みてなされたも
のであり、携帯電話等の携帯端末を用いて商品購入やゲ
ート通過等のサービスの提供を可能にするとともに、そ
の際の認証および決済処理を迅速に行うことのできるサ
ービス提供方法及び決済システムを実現することを技術
的課題とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明に係るサービス提供方法は、サービス提供装
置と、このサービス提供装置によるサービスを享有する
サービス享有主体が所持する携帯端末との交信によって
認証処理するサービス提供方法であって、前記サービス
提供装置は、該サービス提供装置に設けられた認識手段
が当該サービス提供装置の認識範囲としてあらかじめ設
定された所定領域内に前記携帯端末の進入を認識する
と、前記携帯端末の進入順に携帯端末と前記サービス提
供装置とを関係付けて関係付け情報を生成し、前記携帯
端末からサービス要求を受信したときには、前記関係付
け情報を利用して認証処理を行い、該認証処理の結果に
基づいてサービスの提供を実行する。
【0010】また、本発明に係るサービス提供方法は、
前記サービス提供装置は自動販売機であり、前記サービ
スの提供は携帯端末からの要求に基づく商品の排出であ
ることを特徴とする。
【0011】また、本発明に係るサービス提供方法は、
前記携帯端末は、前記サービス提供装置に対して端末I
Dを送信し、前記サービス提供装置は、前記携帯端末か
ら送信された端末IDをサーバに送信し、前記サーバ
は、前記サービス提供装置から送信された端末IDに基
づいて、前記携帯端末に対応した認証情報及び購入可能
額を前記サービス提供装置に送信し、前記サービス提供
装置は、前記サーバから送信された認証情報及び購入可
能額に基づいて前記携帯端末のテーブルを前記関係付け
情報として生成し、前記携帯端末を所持するサービス享
有主体がサービスを選択し、サービス購入のための認証
情報を前記サービス享有主体が前記サービス提供装置に
入力した場合に、該入力された認証情報が前記作成され
たテーブルの認証情報と一致することが確認され、か
つ、サービスの額が前記テーブルの購入可能額の範囲内
である場合には、前記選択されたサービスの購入を許可
し、購入されたサービスの額を前記サーバに送信し、前
記サーバは、前記サービス提供装置から送信された購入
されたサービスの額に基づいて、格納している前記携帯
端末の購入可能額を更新する。
【0012】さらに、本発明に係る決済システムは、サ
ービス提供装置と、このサービス提供装置によるサービ
スを享有するサービス享有主体が所持する携帯端末と、
前記サービス享有主体の購入可能金額を格納するサーバ
とを備え、前記サービス提供装置によるサービスの提供
の決済を行う決済システムであって、前記サービス提供
装置は、当該サービス提供装置の認識範囲としてあらか
じめ設定された所定領域内への前記携帯端末の進入を認
識する認識手段と、前記携帯端末の進入順に携帯端末と
前記サービス提供装置とを関係付ける関係付け情報を生
成する生成手段と、前記携帯端末からサービス要求を受
信したときには、前記関係付け情報を利用して認証処理
を行う認証手段と、該認証処理の結果に基づいてサービ
スの提供を実行する提供手段と、該サービスの提供の結
果を前記サーバに送信する送信手段とを備え、前記サー
バは、前記サービス提供装置から送信された前記サービ
スの提供の結果に基づいて前記サービス享有主体の購入
可能金額を更新する更新手段を備える。
【0013】また、本発明に係る決済システムは、前記
サービス提供装置は自動販売機であり、前記サービスの
提供は携帯端末からの要求に基づく商品の排出である。
【0014】また、本発明に係る決済システムは、前記
携帯端末は、前記サービス提供装置に対して端末IDを
送信する端末ID送信手段を備え、前記サービス提供装
置は、前記携帯端末から送信された端末IDをサーバに
送信するID送信手段を備え、前記サーバは、前記サー
ビス提供装置から送信された端末IDに基づいて、前記
携帯端末に対応した認証情報及び購入可能額を前記サー
ビス提供装置に送信するサーバ送信手段を備え、前記サ
ービス提供装置の生成手段は、前記サーバから送信され
た認証情報及び購入可能額に基づいて前記携帯端末のテ
ーブルを前記関係付け情報として生成し、前記サービス
提供装置の提供手段は、前記携帯端末を所持するサービ
ス享有主体がサービスを選択し、サービス購入のための
認証情報を前記サービス享有主体が前記サービス提供装
置に入力した場合に、該入力された認証情報が前記作成
されたテーブルの認証情報と一致することが確認され、
かつ、サービスの額が前記テーブルの購入可能額の範囲
内である場合には、前記選択されたサービスの購入を許
可し、前記サービス提供装置の送信手段は、購入された
サービスの額を前記サーバに送信し、前記サーバの更新
手段は、前記サービス提供装置から送信された購入され
たサービスの額に基づいて、格納している前記携帯端末
の購入可能額を更新する。
【0015】
【発明の実施の形態】以下に図面を参照して、この発明
の好適な実施の形態を例示的に詳しく説明する。ただ
し、この実施の形態に記載されている構成部品の寸法、
材質、形状、その相対配置などは、特に特定的な記載が
ない限りは、この発明の範囲をそれらのみに限定する趣
旨のものではない。
【0016】また、以下の図面において、既述の図面に
記載された部材と同様の部材には同じ番号を付す。ま
た、以下に説明する本発明に係る決済システムの各実施
形態の説明は、本発明に係るサービス提供方法の各実施
形態の説明を兼ねる。
【0017】(決済システムの第1の実施形態)本発明
に係る決済システムの第1の実施形態について図面を参
照して説明する。まず、図1に、本発明に係る決済シス
テムの第1の実施形態の全体概略図を示す。
【0018】図1に示される決済システムの第1の実施
形態は、自動販売機101と、サーバ102と、基地局
104に対して電波を送受信する携帯電話103とを備
えている。
【0019】自動販売機101、サーバ102及び携帯
電話103はそれぞれネットワーク105により接続さ
れている。このネットワーク105は、例えばTCP/
IPによるインターネットや独自プロトコルの専用線な
どであってよい。もちろん、本実施形態のネットワーク
の種類や数は限定されるものではなく任意のネットワー
クを組み合わせることができる。また、このネットワー
クは、無線、有線又はこれらの任意の組み合わせであっ
て良い。
【0020】また、自動販売機101と携帯電話103
とは例えばBluetooth(商標)のような無線通
信などその他の無線又は有線の通信手段により直接情報
の授受を行うことができる。
【0021】また、図1に示される自動販売機101、
サーバ102及び携帯電話103の数は1つに限定され
るものではなく、1以上の任意の数であって良い。
【0022】次に、図1に示される各装置の機能につい
て図2、図3及び図4を参照して説明する。図2は、図
1に示される自動販売機101の機能ブロック図、図3
は、図1に示されるサーバ102の機能ブロック図、図
4は、図1に示される携帯電話103の機能ブロック図
である。
【0023】(自動販売機101の機能)図2に示され
るように、自動販売機101は、携帯電話103からの
情報を受信すると共に、情報をサーバ102に送信する
送受信部201と、送受信部201が受信した情報に基
づいて情報を作成する情報作成部202とを備える。
【0024】さらに、自動販売機101は、情報作成部
202により作成された情報を格納する格納部203
と、この格納部203に格納された情報に基づいて携帯
電話の認証を行う認証部204とを備える。
【0025】認証部204の認証方法として以下の実施
形態ではパスワードによる認証を例に挙げるが、本発明
に係る認証方法としてはパスワードを用いる方法に限定
されるものではなく、その他にも、顔、目の網膜、指
紋、声紋や目の虹彩等の個体情報に基づいて認証を行う
バイオメトリクス認証方法に代えて又はこれらを任意に
組み合わせても良い。
【0026】(サーバ102の機能)図3に示される、
サーバ102は、ネットワーク105に対して情報を送
受信する送受信部301と、受信した情報に基づいて情
報を作成する情報作成部302と、作成された情報など
を格納する格納部303とを備えている。
【0027】(携帯電話103の機能)また、図4に示
されるように、携帯電話103は、自動販売機101に
送信する情報を格納する格納部401と、この格納部4
01に格納された情報を自動販売機101に送信した
り、情報を受信するための送受信部402とを備える。
【0028】なお、図2、図3及び図4に示される自動
販売機、サーバ及び携帯電話の備える各部は、それぞれ
の装置のCPUが、単体で、その他の各部材と共に又は
主記憶装置や補助記憶装置に記憶されているプログラム
と協働することにより実現されるとして良い。
【0029】また、図2、図3及び図4に示される自動
販売機、サーバ及び携帯電話はそれぞれの図に示される
部のみではなく、その他の機能を実現するための部も適
宜備える。
【0030】また、自動販売機101及びサーバ102
の格納部203及び格納部303は、ROM、RAM、
ハードディスク等を組み合わせて実現することができる
し、携帯電話103の格納部401も、ROM、RAM
などを組み合わせて実現することができる。
【0031】次に、図1に示される決済システムの第1
の自動販売機の動作について図5を参照して説明する。
図5は、図1に示される決済システムの動作の概略図で
ある。
【0032】図5に示されるように、本発明に係る決済
システムの第1の自動販売機は、初期登録動作(ステッ
プ501)、代金チャージ(代金入金、代金補充)動作
(ステップ502)及び購入動作(ステップ502)の
3つの動作を主たる動作としている。
【0033】初期登録動作(ステップ501)は、携帯
電話を用いて物を購入する者の情報をサーバに登録する
ための動作である。代金チャージ動作(ステップ50
2)は、物を購入するための代金をチャージするための
動作である。購入動作(ステップ503)は、自動販売
機から物を購入する動作である。以下、これらの動作に
ついて順次説明する。
【0034】(初期登録動作)図6を参照して、図5に
示される初期登録動作について説明する。図6は、図5
に示される初期登録動作のフローチャートである。
【0035】図6に示されるように、初期登録動作で
は、まず、携帯電話103のユーザがサーバ102に送
信する情報を携帯電話103に入力する(ステップ60
1)。
【0036】この場合にユーザが携帯電話103に入力
する情報としては、例えば、支払方法、希望パスワー
ド、住所、年齢、性別などがあるが、これらの情報は適
宜増減することができる。
【0037】そして、携帯電話103はこれら入力され
た情報をサーバ102に送信する(ステップ602)。
【0038】携帯電話103からの情報を受信したサー
バ102は、受信した情報をデータベースに登録し、ユ
ーザに関するテーブルを作成する(ステップ603)。
【0039】ここで、ステップ603の登録動作時に、
サーバ102で作成されるテーブルの一例について図7
を参照して説明する。図7は、図6に示されるステップ
603の登録動作時に、サーバ102で作成されるテー
ブルの概念図である。
【0040】図7に示されるように、初期登録時にサー
バ102に作成されるテーブルには、端末IDを主キー
として、会員番号、パスワード、住所、性別、年齢など
が要素として含まれる。
【0041】次に、図6のフローチャートの説明にもど
る。図6のフローチャートにおいて、テーブルを作成し
たサーバ102は、携帯電話103に情報を送信する
(ステップ604)。この情報を受信した携帯電話10
3は、受信した情報を格納する(ステップ605)。
【0042】この際に携帯電話103に送信される情報
は、パスワードや会員番号である。ここで、パスワード
や会員番号が送信された際に携帯電話103に格納され
る情報について図8を参照して説明する。図8は、図6
に示されるステップ605の格納動作時に、サーバ10
2から情報を受信した携帯電話103が作成するテーブ
ルの概念図である。
【0043】図8に示されるように、携帯電話103が
作成するテーブルには、サービスIDを主キーとしてパ
スワードや会員番号を要素として含まれている。ここ
で、図8に示されるテーブルは携帯電話103が必ず作
成しなければならないというものではないが、もし図8
に示されるテーブルを作成しなかった場合、ユーザがパ
スワードや会員番号を記憶しておかねばならない。
【0044】また図8に示されるサービスIDは、本決
済システムにおいて提供されるサービスを一意に識別す
るためのIDである。
【0045】なお、図6に示される携帯電話103とサ
ーバ102との間の情報のやりとりはたとえば携帯電話
事業者の通信網を使用して行われる。以上のようにし
て、本発明の決済システムの第1の実施形態において初
期登録動作が行われる。
【0046】ただし、本発明に係る決済システムでは、
初期登録動作は携帯電話を必ず用いなければならないわ
けではなく、その他にも、郵送による情報の送付、イン
ターネット上での登録などを用いることができる。
【0047】(代金チャージ動作)次に、図5に示され
る代金チャージ動作について図9を参照して説明する。
図9は、図5に示される代金チャージ動作のフローチャ
ートである。
【0048】代金チャージを行う場合、図9に示される
ように、携帯電話103は端末IDを自動販売機101
に送信する(ステップ901)。この送信動作は、Bl
uetooth(商標)を用いて行われる。
【0049】そして、端末IDを受信した自動販売機1
01はこの受信した端末IDをサーバ102に送信する
(ステップ902,903)。
【0050】次に、端末IDを受信したサーバ102
は、この端末IDから携帯電話103に関する情報を検
索し、パスワードを抽出する(ステップ904)。
【0051】サーバ102により抽出されたパスワード
は、自動販売機101に送信される(ステップ90
5)。
【0052】一方、携帯電話103ユーザは、端末ID
を送信した後、パスワードを自動販売機101に入力す
る(ステップ906)。
【0053】このパスワードの入力は、サーバ102か
ら抽出されたパスワードが送信される前でも後でも良
い。
【0054】そして、自動販売機101は、ユーザによ
り入力されたパスワード及びサーバ102から送信され
たパスワードの照合を行う(ステップ907)。
【0055】自動販売機101は、パスワードの照合結
果に基づいてユーザからの入金の許可を行う(ステップ
908)。ここで、入金を許可しない場合の例として、
ユーザからの入金そのものを許可しない場合やユーザか
らの入金を無効とする場合とを挙げることができる。す
なわち、自動販売機101による入金の許可はユーザに
よる入金動作の前であっても後であっても良い。
【0056】次に、ユーザは自動販売機101に入金を
行う(ステップ909)。自動販売機101は、入金さ
れた金額に基づいて入金額の情報を算出し、この情報を
入金情報としてサーバ102に送信する(ステップ91
0)。
【0057】入金情報を受信したサーバ102は、この
受信した入金情報に基づいてデータベース中のテーブル
を更新する(ステップ911)。
【0058】また、テーブルを更新したサーバ102は
更新された情報を携帯電話103に送信する(ステップ
912)。
【0059】サーバ102からの情報を受信した携帯電
話103は、格納されている情報の更新を行う(ステッ
プ913)
【0060】ここで、図9に示されるステップ911の
動作によりサーバ102において更新されるテーブルに
ついて図10を参照して説明する。図10は、図9に示
されるステップ911の動作によりサーバ102におい
て更新されるテーブルの概念図である。
【0061】図10に示されるように、サーバ102の
テーブルには、端末IDを主キーとして、会員番号、パ
スワードのほか入金情報に基づいて更新された金額が要
素として含まれている。
【0062】また、図9に示されるステップ913の動
作により携帯電話103に送信された情報に基づいて携
帯電話103において更新されるテーブルについて図1
1を参照して説明する。図11は、図9に示されるステ
ップ913の動作により携帯電話103に送信された情
報に基づいて携帯電話103において更新されるテーブ
ルの概念図である。
【0063】また、図11に示されるように、携帯電話
103のテーブルには、サービスIDを主キーとして、
会員番号、パスワードのほかサーバ102から送信され
た情報に基づいて更新された金額が要素として含まれて
いる。
【0064】以上のような代金チャージ動作により、携
帯電話103のユーザは自動販売機101で物を購入す
ることが可能となる。
【0065】(購入動作)次に、図5に示される購入動
作(ステップ503)について図12を参照して説明す
る。図12は、本発明に係る決済システムの第1の実施
形態における購入動作を説明するための全体概略図であ
る。
【0066】図12に示されるように、本発明に係る決
済システムの第1の実施形態は、BT(Bluetoo
th(商標))アンテナ111を備える自動販売機10
1と、少なくとも1以上の携帯電話103a,103
b,103c,103d,103eとを備えている。こ
れらの各携帯電話は、ユーザにより携帯されている。
【0067】もちろん、本発明の決済システムは、例え
ば図1に示されるような、自動販売機の数が1つで、携
帯電話の数が5つの場合に限定されるものではなく、こ
れらの数はその他の数であって良い。
【0068】本実施形態では、自動販売機101は、所
定の伝達エリア110を設定し、この伝達エリア110
の範囲内に入ってきた携帯電話に関するテーブルを作成
する。この際に作成されるテーブルについては後述す
る。
【0069】ここで、伝達エリア110の範囲は、例え
ば、自動販売機101が所定範囲を設定し、携帯電話の
位置を把握してこの所定範囲内にある携帯電話から情報
を受信するとしても良いし、携帯電話から送信された情
報が自動販売機101に到達する範囲(到達可能範囲)
により必然的に設定されるとしても良い。
【0070】携帯電話から送信された情報が自動販売機
101に到達する範囲により必然的に設定される場合に
は、例えば携帯電話から自動販売機101に送信される
電波の到達範囲により、伝達エリア110が設定される
場合がある。
【0071】携帯電話から送信された情報が自動販売機
101に到達する範囲により必然的に設定されるとした
場合、自動販売機101が、携帯電話の位置を検出する
必要がなくなり、システムを簡便にすることができる。
【0072】次に図12に示される決済システムにより
購入動作を行う場合の動作について図13を参照して説
明する。図13は、図12に示される決済システムにお
ける購入動作を示すフローチャートである。
【0073】図13に示されるように、本発明に係る決
済システムの第1の実施形態における購入動作は、テー
ブル作成動作(ステップ1301)、パスワード入力動
作(ステップ1302)及びユーザによる被購入対象
(以下では簡単のため商品という。)の取得動作(ステ
ップ1303)からなる。
【0074】テーブル作成動作(ステップ1301)
は、自動販売機101により行われる動作であり、携帯
電話103が自動販売機101で購入動作を行うために
必要なテーブルを作成するための動作である。
【0075】パスワード入力動作(ステップ1302)
は、携帯電話103のユーザによる自動販売機101へ
のパスワード入力動作である。
【0076】取得動作(ステップ1303)は、自動販
売機101から排出された商品を携帯電話103のユー
ザが取得する動作である。
【0077】(テーブル作成動作)まず、図13に示さ
れるテーブル作成動作について図14を参照して説明す
る。図14は、図12に示される自動販売機101がテ
ーブルを作成する際の動作(図13に示されるステップ
1301の動作)のフローチャートである。
【0078】図14に示されるように、自動販売機10
1がテーブルを作成する場合、まず自動販売機101は
携帯電話103から送信された端末IDを受信する(ス
テップ1401,1402)。
【0079】この端末IDは、例えばBluetoot
h(商標)を用いて、例えば常時若しくは一定時間間隔
で自動販売機101に対して送信される。
【0080】自動販売機101は、この受信した端末I
Dをサーバに送信する(ステップ1403)。
【0081】サーバ102は、受信した端末IDに基づ
いてデータベース内のテーブルを検索し、受信した端末
IDに対応したパスワード、購入可能金額を抽出する
(ステップ1404)。
【0082】サーバ102は、抽出したパスワード、購
入可能金額を端末IDと共に自動販売機101に送信す
る(ステップ1405)。
【0083】自動販売機101はサーバ102から送信
されたパスワード、購入可能金額に基づいて、受信した
端末IDに対応したテーブルを作成する(ステップ14
06)。
【0084】ここで、ステップ1406の動作により、
自動販売機101において作成されるテーブルについて
図15を参照して説明する。図15は、図14に示され
るステップ1406の動作により自動販売機101にお
いて作成されるテーブルの概念図である。
【0085】図15に示されるように、自動販売機10
1により作成されるテーブルには、端末IDを主キーと
して、パスワード、購入可能金額が要素として含まれ
る。
【0086】(パスワード入力動作、取得動作)次に、
図13に示されるパスワード入力動作(ステップ130
2)及び被購入対象の取得動作(ステップ1303)に
ついて図16を参照して説明する。図16は、図13に
示されるパスワード入力動作(ステップ1302)及び
被購入対象の取得動作(ステップ1303)のフローチ
ャートである。
【0087】まず、購入動作を行う場合、携帯電話10
3のユーザは自動販売機101にパスワードを入力する
(ステップ1601)。
【0088】自動販売機101は、格納されているテー
ブル中のパスワードとユーザから入力されたパスワード
とに基づいて認証を行い、購入の許可を行う(ステップ
1602,1603)。
【0089】購入を許可された携帯電話103のユーザ
は、商品を選択する(ステップ1604)。
【0090】自動販売機101は、ユーザの選択にした
がい商品を販売する(ステップ1605)。
【0091】そして、ユーザは選択した商品を取得する
(ステップ1606)。一方、商品を販売した自動販売
機101は、購入したユーザの端末ID、購入された商
品の種別、個数及び日付などの情報をサーバ102に送
信する(ステップ1607)。
【0092】サーバ102は、自動販売機101から送
信された情報を格納する(ステップ1608)。この
際、サーバ102が、格納されているユーザの購入可能
金額を更新することにより決済を行うとしても良い。
【0093】以上のように、本発明に係る決済システム
の第1の実施形態によれば、自動販売機101が携帯電
話103を用いてユーザの認証を行うと共に、予めチャ
ージされた代金で自動販売機から商品を購入することが
できる。
【0094】(決済システムの第2の実施形態)次に、
本発明に係る決済システムの第2の実施形態について図
17を参照して説明する。図17は、本発明に係る決済
システムの第2の実施形態の全体概略図である。
【0095】ゲート1701、サーバ102及び携帯電
話103はそれぞれネットワーク105により接続され
ている。このネットワーク105は、例えばTCP/I
Pによるインターネットや独自プロトコルの専用線など
であってよい。もちろん、本実施形態のネットワークの
種類や数は限定されるものではなく任意のネットワーク
を組み合わせることができる。また、このネットワーク
105は、無線、有線又はこれらの任意の組み合わせで
あって良い。
【0096】また、ゲート1701と携帯電話103と
は例えばBluetooth(商標)のような無線通信
などその他の無線又は有線の通信手段により直接情報の
授受を行うことができる。
【0097】図17に示されるように、本発明に係る決
済システムの第2の実施形態の構成は、前述の本発明に
係る決済システムの第1の実施形態の構成と略同様であ
る。そして、本実施形態と第1の実施形態との相違点
は、図1に示される自動販売機101が図17ではゲー
ト1701に置き換わっている点でありその他の点は同
様であるので以下この相違点に関して説明する。
【0098】図17に示されるゲート1701が備える
機能について図18を参照して説明する。図18は、図
17に示されるゲート1701の機能ブロック図であ
る。
【0099】図18に示されるように、ゲート1701
の機能は、前述の自動販売機101の機能と同様であ
る。
【0100】すなわち、ゲート1701は、携帯電話1
03からの情報を受信すると共に、情報をサーバ102
に送信する送受信部1801と、送受信部201が受信
した情報に基づいて情報を作成する情報作成部1802
とを備える。
【0101】さらに、ゲート1701は、情報作成部1
802により作成された情報を格納する格納部1803
と、この格納部1803に格納された情報に基づいて携
帯電話の認証を行う認証部1804とを備える。
【0102】なお、図18に示されるゲート1701の
備える各部は、CPUが、単体で、その他の各部材と共
に又は主記憶装置や補助記憶装置に記憶されているプロ
グラムと協働することにより実現されるとして良い。
【0103】また、ゲート1701の格納部1803
は、ROM、RAM、ハードディスク等を組み合わせて
実現することができる。
【0104】次に、図17に示される決済システムの動
作について図19を参照して説明する。図19は、図1
7に示される決済システムの動作の概略図である。
【0105】図19に示されるように、本発明に係る決
済システムの第2の実施形態は、初期登録動作(ステッ
プ1901)、代金チャージ動作(ステップ1902)
及び通過動作(ステップ1903)の3つの動作を主た
る動作としている。
【0106】ここで、初期登録動作(ステップ190
1)及び代金チャージ動作(ステップ1902)は、前
述の図5に示されるフローチャートの初期登録動作(ス
テップ501)及び代金チャージ動作(ステップ50
2)と同様であるため省略する。したがって、以下では
図19に示される通過動作(ステップ1903)につい
て説明する。
【0107】(通過動作)図19に示される本実施形態
の通過動作(ステップ1903)について図20を参照
して説明する。図20は、本発明に係る決済システムの
第2の実施形態の通過動作の全体概略図である。
【0108】図20に示されるように、本発明に係る決
済システムの第2の実施形態は、少なくとも1以上の携
帯電話103f、103g、103h、103i、10
3jを備える。
【0109】また、本発明に係る決済システムの第2の
実施形態は少なくとも1以上の認証機能を持つゲート2
001、2002、2003を備えている。
【0110】もちろん、本発明の決済システムは携帯電
話の数が5つでゲートの数が3つの場合に限定されるも
のではなく、これらの数はその他の数であって良い。
【0111】また、それぞれのゲートはそれぞれサーバ
とネットワークを介して接続されているが、図20に示
される例では簡単のためゲート2001に接続されてい
るサーバ102のみを図示している。
【0112】また、それぞれのゲートはそれぞれ伝達エ
リア110を有しており、この伝達エリアは前述の第1
の実施形態の伝達エリア110と同じである。
【0113】また、本実施形態では、人が流れると同時
にこの人に携帯されている携帯電話が伝達エリア110
から外れる若しくは入ると、ゲートはその外れた若しく
は入った携帯電話に関するテーブルの情報を削除若しく
は生成する。
【0114】次に図20に示される決済システムにより
通過動作を行う場合の動作について図21を参照して説
明する。図21は、図20に示される決済システムにお
ける通過動作を示すフローチャートである。
【0115】図21に示されるように、本発明に係る決
済システムの第2の実施形態における通過動作はテーブ
ル作成動作(ステップ2101)、パスワード入力動作
(ステップ2102)及び通過動作(ステップ210
3)からなる。
【0116】テーブル作成動作(ステップ2101)
は、ゲート1701により行われる動作であり、携帯電
話103がゲート1701において通過動作を行うため
に必要なテーブルを作成するための動作である。
【0117】パスワード入力動作(ステップ2102)
は、携帯電話103のユーザによるゲート1701への
パスワード入力動作である。
【0118】通過動作(ステップ2103)は、携帯電
話103を携帯しているユーザがゲート1701を通過
する動作である。
【0119】(テーブル作成動作)次に、図21に示さ
れるテーブル作成動作(ステップ2101)について図
22を参照して説明する。図22は、図21に示される
ゲート1701がテーブルを作成する際の動作(図21
に示されるステップ2101の動作)のフローチャート
である。
【0120】図22に示されるように、ゲート1701
がテーブルを作成する場合、まず携帯電話103から送
信された端末IDをゲート1701が受信する(ステッ
プ2201,2202)。
【0121】ゲート1701は、この受信した端末ID
をサーバ102に送信する(ステップ2203)。
【0122】サーバ102は、受信した端末IDに基づ
いてデータベース内のテーブルを検索し、受信した端末
IDに対応したパスワード、通過のために用いることの
可能な額を抽出する(ステップ2204)。
【0123】サーバ102は、抽出したパスワード、通
過のために用いることの可能な額を端末IDと共にゲー
ト1701に送信する(ステップ2205)。
【0124】ゲート1701はサーバ102から送信さ
れたパスワード、通過のために用いることの可能な額に
基づいて、受信した端末IDに対応したテーブルを作成
する(ステップ2206)。
【0125】ここで、ステップ2206の動作によりゲ
ート1701において作成されるテーブルについて図2
3を参照して説明する。図23は、図22に示されるス
テップ2206の動作によりゲート1701において作
成されるテーブルの概念図である。
【0126】図23に示されるようにゲート1701に
より作成されるテーブルには、端末IDを主キーとし
て、パスワード、金額が要素として含まれる。このテー
ブルの金額は、ゲート1701の通過のために用いるこ
とが可能な額であり通過可能度数の役割をも果たすこと
ができる。
【0127】(パスワード入力動作、通過動作につい
て)次に、図21に示されるパスワード入力動作(ステ
ップ2102)及び通過動作(ステップ2103)につ
いて図24を参照して説明する。図24は、図21に示
されるパスワード入力動作(ステップ2102)及び通
過動作(ステップ2103)のフローチャートである。
【0128】まず、通過動作を行う場合、携帯電話10
3のユーザはゲート1701にパスワードを入力する
(ステップ2401)。
【0129】ゲート1701は、格納されているテーブ
ル中のパスワードとユーザから入力されたパスワードと
に基づいて認証を行い通過の許可を行う(ステップ24
02,2403)。
【0130】通過を許可された携帯電話103のユーザ
はゲート1701を通過する(ステップ2404)。
【0131】一方、ユーザを通過させたゲート1701
は、通過したユーザの端末ID、通過した日付などの情
報をサーバ102に送信する(ステップ2405)。
【0132】サーバ102は、ゲート1701から送信
された情報を格納する(ステップ2406)。この際、
サーバ102は、格納されているユーザの金額を更新す
ることにより決済を行うとしても良い。
【0133】以上のように、本発明に係る決済システム
の第2の実施形態によれば、携帯電話を用いてユーザの
認証を行うと共に、予めチャージされた代金でユーザが
ゲート1701を通過することができる。
【0134】ここで上記各実施形態において、携帯電話
から自動販売機やゲートへの情報の送信手段として、例
えばBluetooth(商標)等を用いることができ
るが、その他の送信手段を用いても良い。
【0135】また、上記各実施形態において、携帯電話
は、自動販売機やゲートに対して常時情報を送信すると
しても良いし、一定の時間間隔で送信するとしても良い
し、何らかのイベントにより、又はランダムに情報を送
信するとしても良い。
【0136】なお、上記各実施形態では、ユーザが携帯
する本発明の携帯端末として携帯電話を用いたが、本発
明の携帯端末はこれに限定されるものではなく、PD
A、モバイルパソコン等も本発明の携帯端末として用い
ることができる。
【0137】また、本発明の自動販売機が販売する物と
しては、例えばジュース(缶ジュース、ペットボトルな
どを含む)、切符、お菓子、タバコ等であるが、これら
に限定されず、自動販売機により販売できるものであれ
ばどのような物であれば、コンサートや映画のチケッ
ト、旅行の予約等であっても良い。
【0138】また、ゲートが設置される場所としては、
例えば遊園地、水族館、イベント会場、スポーツ競技場
等を例に挙げることができるが、人の通過を制御する必
要のある場所であればこれらに限定されるものではな
い。
【0139】
【発明の効果】以上説明したように、本発明では、携帯
端末を用いてユーザの認証を行い、チャージされた代金
に基づいて、被購入対象の販売、ゲートの通過等のサー
ビスの提供、決済処理を行っているため、ユーザの利便
性を向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る決済システムの第1の実施形態の
全体概略図である。
【図2】図1に示される自動販売機101の機能ブロッ
ク図である。
【図3】図1に示されるサーバ102の機能ブロック図
である。
【図4】図1に示される携帯電話103の機能ブロック
図である。
【図5】図1に示される決済システムの動作の概略図で
ある。
【図6】図5に示される初期登録動作のフローチャート
である。
【図7】図6に示されるステップ603の登録動作時
に、サーバ102で作成されるテーブルの概念図であ
る。
【図8】図6に示されるステップ605の格納動作時
に、サーバ102から情報を受信した携帯電話103が
作成するテーブルの概念図である。
【図9】図5に示される代金チャージ動作のフローチャ
ートである。
【図10】図9に示されるステップ911の動作により
サーバ102において更新されるテーブルの概念図であ
る。
【図11】図9に示されるステップ913の動作により
携帯電話103に送信された情報に基づいて携帯電話1
03において更新されるテーブルの概念図である。
【図12】本発明に係る決済システムの第1の実施形態
における購入動作を説明するための全体概略図である。
【図13】図12に示される決済システムにおける購入
動作を示すフローチャートである。
【図14】図12に示される自動販売機101がテーブ
ルを作成する際の動作(図13に示されるステップ13
01の動作)のフローチャートである。
【図15】図14に示されるステップ1406の動作に
より自動販売機101において作成されるテーブルの概
念図である。
【図16】図13に示されるパスワード入力動作(ステ
ップ1302)及び被購入対象の取得動作(ステップ1
303)のフローチャートである。
【図17】本発明に係る決済システムの第2の実施形態
の全体概略図である。
【図18】図17に示されるゲート1701の機能ブロ
ック図である。
【図19】図17に示される決済システムの動作の概略
図である。
【図20】本発明に係る決済システムの第2の実施形態
の通過動作の全体概略図である。
【図21】図20に示される決済システムにおける通過
動作を示すフローチャートである。
【図22】図21に示されるゲート1701がテーブル
を作成する際の動作(図21に示されるステップ210
1の動作)のフローチャートである。
【図23】図22に示されるステップ2206の動作に
よりゲート1701において作成されるテーブルの概念
図である。
【図24】図21に示されるパスワード入力動作(ステ
ップ2102)及び通過動作(ステップ2103)のフ
ローチャートである。
【符号の説明】
101 自動販売機 102 サーバ 103,103a,103b,103c,103d,1
03e 携帯電話 103f,103g,103h,103i,103j
携帯電話 104 基地局 105 ネットワーク 110 伝達エリア 111 アンテナ 201 送受信部 202 情報作成部 203 格納部 204 認証部 301 送受信部 302 情報作成部 303 格納部 401 格納部 402 送受信部 1701 ゲート 1801 送受信部 1802 情報作成部 1803 格納部 1804 認証部 2001,2002,2003 ゲート
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G07F 7/10 G07F 7/10

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 サービス提供装置と、このサービス提供
    装置によるサービスを享有するサービス享有主体が所持
    する携帯端末との交信によって認証処理するサービス提
    供方法であって、 前記サービス提供装置は、該サービス提供装置に設けら
    れた認識手段が当該サービス提供装置の認識範囲として
    あらかじめ設定された所定領域内に前記携帯端末の進入
    を認識すると、 前記携帯端末の進入順に携帯端末と前記サービス提供装
    置とを関係付けて関係付け情報を生成し、 前記携帯端末からサービス要求を受信したときには、前
    記関係付け情報を利用して認証処理を行い、該認証処理
    の結果に基づいてサービスの提供を実行するサービス提
    供方法。
  2. 【請求項2】 前記サービス提供装置は自動販売機であ
    り、前記サービスの提供は携帯端末からの要求に基づく
    商品の排出であることを特徴とする請求項1記載のサー
    ビス提供方法。
  3. 【請求項3】 前記携帯端末は、前記サービス提供装置
    に対して端末IDを送信し、 前記サービス提供装置は、前記携帯端末から送信された
    端末IDをサーバに送信し、 前記サーバは、前記サービス提供装置から送信された端
    末IDに基づいて、前記携帯端末に対応した認証情報及
    び購入可能額を前記サービス提供装置に送信し、 前記サービス提供装置は、前記サーバから送信された認
    証情報及び購入可能額に基づいて前記携帯端末のテーブ
    ルを前記関係付け情報として生成し、 前記携帯端末を所持するサービス享有主体がサービスを
    選択し、サービス購入のための認証情報を前記サービス
    享有主体が前記サービス提供装置に入力した場合に、該
    入力された認証情報が前記作成されたテーブルの認証情
    報と一致することが確認され、かつ、サービスの額が前
    記テーブルの購入可能額の範囲内である場合には、前記
    選択されたサービスの購入を許可し、購入されたサービ
    スの額を前記サーバに送信し、 前記サーバは、前記サービス提供装置から送信された購
    入されたサービスの額に基づいて、格納している前記携
    帯端末の購入可能額を更新する請求項1又は2に記載の
    サービス提供方法。
  4. 【請求項4】 サービス提供装置と、このサービス提供
    装置によるサービスを享有するサービス享有主体が所持
    する携帯端末と、前記サービス享有主体の購入可能金額
    を格納するサーバとを備え、前記サービス提供装置によ
    るサービスの提供の決済を行う決済システムであって、 前記サービス提供装置は、 当該サービス提供装置の認識範囲としてあらかじめ設定
    された所定領域内への前記携帯端末の進入を認識する認
    識手段と、 前記携帯端末の進入順に携帯端末と前記サービス提供装
    置とを関係付ける関係付け情報を生成する生成手段と、 前記携帯端末からサービス要求を受信したときには、前
    記関係付け情報を利用して認証処理を行う認証手段と、 該認証処理の結果に基づいてサービスの提供を実行する
    提供手段と、 該サービスの提供の結果を前記サーバに送信する送信手
    段とを備え、 前記サーバは、前記サービス提供装置から送信された前
    記サービスの提供の結果に基づいて前記サービス享有主
    体の購入可能金額を更新する更新手段を備える決済シス
    テム。
  5. 【請求項5】 前記サービス提供装置は自動販売機であ
    り、前記サービスの提供は携帯端末からの要求に基づく
    商品の排出である請求項4記載の決済システム。
  6. 【請求項6】 前記携帯端末は、前記サービス提供装置
    に対して端末IDを送信する端末ID送信手段を備え、 前記サービス提供装置は、前記携帯端末から送信された
    端末IDをサーバに送信するID送信手段を備え、 前記サーバは、前記サービス提供装置から送信された端
    末IDに基づいて、前記携帯端末に対応した認証情報及
    び購入可能額を前記サービス提供装置に送信するサーバ
    送信手段を備え、 前記サービス提供装置の生成手段は、前記サーバから送
    信された認証情報及び購入可能額に基づいて前記携帯端
    末のテーブルを前記関係付け情報として生成し、 前記サービス提供装置の提供手段は、前記携帯端末を所
    持するサービス享有主体がサービスを選択し、サービス
    購入のための認証情報を前記サービス享有主体が前記サ
    ービス提供装置に入力した場合に、該入力された認証情
    報が前記作成されたテーブルの認証情報と一致すること
    が確認され、かつ、サービスの額が前記テーブルの購入
    可能額の範囲内である場合には、前記選択されたサービ
    スの購入を許可し、 前記サービス提供装置の送信手段は、購入されたサービ
    スの額を前記サーバに送信し、 前記サーバの更新手段は、前記サービス提供装置から送
    信された購入されたサービスの額に基づいて、格納して
    いる前記携帯端末の購入可能額を更新する請求項4又は
    5に記載の決済システム。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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