JP2003288220A - ジョブネットの関連近傍ジョブネットの導出及びその表示方法 - Google Patents
ジョブネットの関連近傍ジョブネットの導出及びその表示方法Info
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Abstract
る全ての先行・後続関連のジョブネットを指定した範囲
内から抽出し、また、日間隔が違う複数のジョブネット
が存在した場合でも、夫々のジョブネットを明確に表示
することができるようにする。 【解決手段】 メインフレームから取得されるジョブネ
ット単位の詳細情報並びに先行・後続関連情報を基に、
基点となるジョブネットの先行・後続関連情報と指定さ
れた表示範囲の情報から辿ることができるジョブネット
を抽出し、これらのジョブネットを構成要素として持つ
ネットグループ(即ち、ダミーネットグループ)を作成
し、表示に必要な情報をクライアントへ送信することに
より、基点となるジョブネットCとこれに先行,後続す
る関連近傍ジョブネットA,B,D〜Iを、互いに関連
付けて表示する。
Description
ネットと日間隔を含めた先行後続関連にあるジョブネッ
ト、及びそのジョブネットの近傍ジョブネットの導出方
法、及びその関連図をGUI(Graphical User Interfa
ce)で表示する方法に関するものである。
関連をリンク線を用いて明確に表示する手法は、一般的
に行なわれている。しかしながら、大量のジョブネット
が複雑に関連し合った運用管理システムの場合、その全
体図から1つのジョブネットに対する先行後続関連を拾
い出すことは容易ではない。
て、日付をまたがった先行後続関連、即ち、日間隔を含
む先行後続関連を考慮に入れた先行後続関連図を表示す
る手法は行なわれていない。
務に必要なジョブネットを抽出し、そのジョブネットの
集合を1単位とするネットグループという概念を導入
し、そのネットグループに所属するジョブネット間の先
行後続関連を表示する手法が考案されたが、ネットグル
ープに所属するジョブネットに対して、該当するネット
グループに所属していないジョブネットから先行後続関
連があった場合には、ジョブネットのアイコンに外部関
連を示す印を設ける、また、日間隔及び外部関連にある
ジョブネットに関しては、リスト形式でそのジョブネッ
ト名を表示するなどして、その表現を行なっていた。
来の手法による表示方法では、目的のジョブネットに対
する先行後続関連情報の全てを一操作で取得することが
できず、また、先行後続関連先のジョブネットに対する
関連情報を取得するためには、そのジョブネットに対し
ても一連の操作が必要となり、複雑なシステムの場合、
目的のジョブネットに関わる関連情報を取得することは
コストのかかる作業となる。
点となるジョブネットから辿ることができる全ての先行
後続関連のジョブネットを指定した範囲内から抽出し、
また、日付をまたがった、即ち、日間隔を有する先行・
後続関連ジョブネットに対しても、指定した範囲内から
抽出し、目的となるジョブネットの先行後続関連を明確
に、かつ分かり易く表示することができるようにしたジ
ョブネットの関連近傍ジョブネットの導出及びその表示
方法を提供することにある。
に、本発明は、メインフレームから取得されるジョブネ
ット単位の詳細情報並びに先行・後続関連情報を格納す
る工程と、基点となるジョブネットの先行・後続関連情
報と指定された表示範囲の情報から辿ることができるジ
ョブネットを抽出し、これらのジョブネットを構成要素
として持つネットグループ(以下、ダミーネットグルー
プという)を作成し、表示に必要な情報をクライアント
へ送信する工程と、送信された情報を元に、GUIで表
示する工程とを備えたものである。
参照して具体的に説明する。
傍ジョブネットの導出及びその表示方法に係るシステム
の概要を示すブロック図であって、1はメインフレー
ム、11はマスタファイル、12はモニタファイル、2
はサーバ、21はメインフレーム管理下情報ファイル、
22はサーバ管理下情報ファイル、3はクライアント、
31は端末装置である。
レーム1とメインフレームと連携するサーバ2とクライ
アント3とで構成されている。
るジョブネットのマスタ情報及びスケジュール情報の元
となるマスタファイル11とモニタファイル12を有し
ている。サーバ2は、メインフレーム1上の情報を反映
したメインフレーム管理下情報ファイル21とジョブネ
ットと関連する情報を確保するサーバ管理下情報ファイ
ル22とを有している。クライアント3は、サーバ2へ
の要求を行なうための入力装置やサーバ2から取得した
情報から基点ジョブネットの先行・後続関連図を表示す
るためのディスプレイ装置などを備えた端末装置31を
有している。
ョブネット単位の詳細情報並びに先行・後続関連情報を
格納する工程について説明する。
ネットに関連する情報、即ち、ジョブネットのマスタ情
報及びその先行・後続関連情報、ジョブネットのスケジ
ュール情報及びその先行・後続関連情報を取得し、メイ
ンフレーム管理下情報ファイル21に格納する。その取
得方法としては、例えば、システム起動時の一括ダウン
ロード及び一定サイクルで変更された情報のみを取得す
るジャーナル処理などの方法がある。
格納する情報は、図2(a),(b)に示すようなジョ
ブネットマスタ情報110とジョブネット関連マスタ情
報120と、図3(a),(b)に示すようなジョブネ
ットスケジュール情報150とジョブネット関連スケジ
ュール情報160とから構成されている。
フレーム1上のマスタファイル11に格納されているジ
ョブネットの情報と関連付けられたものであって、図2
(a)で示すように、ジョブネット名111とジョブネ
ット詳細情報112とを有している。ジョブネット関連
マスタ情報120はジョブネットマスタ情報110の先
行・後続関連情報と関連付けられたもので、図2(b)
で示すように、先行ジョブネット名121と後続ジョブ
ネット名122と日間隔123とを有している。ジョブ
ネットスケジュール情報150は、メインフレーム1上
のモニタファイル12に格納されているジョブネットの
情報と関連付けられたもので、図3(a)で示すよう
に、当初予定日151とジョブネット名152とジョブ
ネット詳細情報153とを有している。ジョブネット関
連スケジュール情報160は、ジョブネットスケジュー
ル情報150の先行・後続関連情報と関連付けられたも
のであって、図3(b)で示すように、当初予定日16
1と先行ジョブネット名162と後続ジョブネット名1
63と日間隔164を有している。
続関連情報と指定された表示範囲の情報から辿ることが
できるジョブネットを抽出し、これらのジョブネットを
構成要素として持つネットグループ(即ち、ダミーネッ
トグループ)を作成し、表示に必要な情報をクライアン
ト3へ送信する工程について、図4〜図8を用いて説明
する。
ジョブネット表示処理を行なったときのクライアント3
ーサーバ2間の通信手順を示すシーケンス図である。
サーバ2に対してダミーネットグループ作成要求200
が行なわれる(ステップS101)。このダミーネット
グループ作成要求200では、図5(a)に示すプロト
コルにより、クライアント3からサーバ2への情報通信
が行なわれるものであって、即ち、図5(a)に図示す
る基点ジョブネット名201、該当ジョブネットの当初
予定日202、先行範囲として指定された指定先行数2
03、後続範囲として指定された指定後続数204、近
傍範囲として指定された指定近傍数205、日間隔の範
囲として指定された指定日間隔数206の計6項目の情
報がクライアント3からサーバ2へ送信されるものであ
る。ここで、当初予定日202は省略可能であって、マ
スタ情報に対する要求の際は省略される。サーバ2で
は、かかる情報からダミーネットグループが作成され、
そのダミーネットグループを一意に示すダミーネットグ
ループ名207(図5(a))の項目1つからなる情報
がクライアント3へ送信される(ステップS102)。
ネットグループ名を基に、ダミーネットグループ構成要
素ジョブネット情報取得要求210を行なう(ステップ
S103)。このダミーネットグループ構成要素ジョブ
ネット情報取得要求210では、図5(b)に示すプロ
トコルによりクライアント3ーサーバ2間の情報通信が
行なわれるものであって、即ち、図5(b)に図示する
ネットグループ名211と当初予定日212との計2項
目の情報がクライアント3からサーバ2へ送信される。
ここで、当初予定日212は省略可能であって、マスタ
情報に対する要求の際には省略される。サーバ2では、
これらの情報をキーとして、図1に示すメインフレーム
管理下情報ファイル21とサーバ管理下情報ファイル2
2とから該当するジョブネットの情報が抽出され、図5
(b)に示すジョブネット名213,X座標214,Y
座標215,ジョブネット詳細情報216の計4項目の
ジョブネットの情報が要求210に対する応答としてク
ライアント3へ送信される(ステップS104)。この
とき、送信されるレコード数は、ダミーネットグループ
の構成要素となるジョブネット数分となる。
ネットの情報から上記の該当ジョブネットに対する先行
ジョブネット情報取得要求220を行なう(ステップS
105)。この先行ジョブネット情報取得要求220で
は、図5(c)に示すプロトコルによりクライアント3
ーサーバ2間の情報通信が行なわれるものであって、即
ち、図5(c)に図示するジョブネット名221と当初
予定日222の計2項目の情報がクライアント3からサ
ーバ2へ送信される。ここで、当初予定日222は省略
可能であって、マスタ情報に対する要求の際には省略さ
れる。サーバ2では、これらの情報をキーとして、メイ
ンフレーム管理下情報ファイル21から該当する先行ジ
ョブネットの情報を抽出し、図5(c)に示す先行ジョ
ブネット名223と日間隔224の計2項目の情報が要
求220に対する応答としてクライアント3へ送信され
る(ステップS106)。このとき、送信されるレコー
ド数は、指定されたジョブネットの先行数分となる。
ネットの情報から上記の該当ジョブネットに対する後続
ジョブネット情報取得要求230を行なう(ステップS
107)。この後続ジョブネット情報取得要求230で
は、図5(d)に示すプロトコルによりクライアント3
ーサーバ2間の情報通信が行なわれるものであって、即
ち、図5(d)に図示するジョブネット名231と当初
予定日232の計2項目のジョブネットの情報がクライ
アント2からサーバ2へ送信される。ここで、当初予定
日232は省略可能であって、マスタ情報に対する要求
の際には省略される。サーバ2では、これらジョブネッ
トの情報をキーとして、メインフレーム管理下情報ファ
イル21から該当する後続ジョブネットの情報が抽出さ
れ、後続ジョブネット名233と日間隔234の計2項
目の情報が要求230に対する応答としてクライアント
3へ送信される(ステップS108)。このとき、送信
されるレコード数は、指定されたジョブネットの後続数
分となる。
することにより、クライアント3は必要な情報の全てを
取得することができ、基点となるジョブネットの関連近
傍ジョブネットを表示することができる。
要素の作成手順を示すフロ−チャ−トである。
その構成要素の作成手順としては、まず、サーバ2にお
いて、クライアント3からの要求200(図4)を受け
てダミーネットグループが作成される(ステップS20
1)。
とができる指定範囲内の先行ジョブネットの情報を取得
する(ステップS202)。取得された先行ジョブネッ
トの情報は一旦メモリ上に確保される。また、この処理
で重複したジョブネットがあった場合には、それらが1
つにまとめられる。同様にして、基点となるジョブネッ
トから辿ることができる指定範囲内の後続ジョブネット
の情報も取得する(ステップS203)。取得された後
続ジョブネットの情報は、先行ジョブの情報と同様に、
一旦メモリ上に確保される。また、この処理で重複した
ジョブネットがあった場合には、それらが1つにまとめ
られる。
ョブネット及び後続ジョブネット全てに対して、辿るこ
とができる指定近傍範囲内の先行ジョブネットの情報を
取得する(ステップS204)。取得された先行ジョブ
ネットの情報は一旦メモリ上に確保される。また、この
処理で重複したジョブネットがあった場合には、それら
を1つにまとめられる。同様にして、取得した辿り先の
先行ジョブネット及び後続ジョブネット全てに対して、
辿ることができる指定近傍範囲内の後続ジョブネットの
情報も取得する(ステップS205)。取得した後続ジ
ョブネットの情報は、一旦メモリ上に確保される。ま
た、この処理で重複したジョブネットがあった場合に
は、それらが1つにまとめられる。
トの情報をサーバ管理下情報ファイル22(図1)に格
納する(ステップS206)。
の構成要素の作成が完了する。
ついて説明する。
処理の詳細について説明する。
トグループの情報は、図1におけるサーバ管理下情報フ
ァイル22に格納される。この格納される情報は、図2
(c)に示すネットグループマスタ情報130と、図3
(c)に示すネットグループスケジュール情報170と
から構成されており、ネットグループマスタ情報130
は、図2(c)で示すように、ネットグループ名131
を有し、ネットグループスケジュール情報170は、図
3(c)で示すように、当初予定日171とネットグル
ープ名172とを有している。
得に関する手順(ステップS202)の一具体例を示す
フロ−チャ−トである。
ットに対する先行ジョブネットの候補を選び出す処理を
ステップS301〜S303で行なう。即ち、まず、判
定の対象となるジョブネット(以下、対象ジョブネット
という)が指定された基点となるジョブネットからの範
囲を超えたか否かを判定する(ステップS301)。指
定された範囲を超えたものと判定された場合には、その
対象ジョブネットに対する処理を終了する。それ以外の
場合には、この対象ジョブネットが既に判定処理がなさ
れたものか否かを判定する(ステップS302)。かか
る判定処理がなされたものと判定された場合には、この
対象ジョブネットに対する先行ジョブネットか否かであ
ることの判定処理を終了する。それ以外の場合には、こ
の対象ジョブネットの情報をメモリに確保して処理済み
にする(ステップS303)。このようにして、先行ジ
ョブネットの候補が選ばれ、これと同時に、かかる先行
ジョブネットの候補の個数(情報数)も検出されてい
る。
トに対する情報(先行ジョブネットの情報)をメインフ
レーム管理下ファイル21(図1)から取得する(ステ
ップS304)。取得した先行ジョブネットの候補の情
報数分、該当する先行ジョブネットかどうかの判定を行
なうために、かかるジョブネットの判定毎にその判定数
をカウンタでカウントしていくが、まず、このカウンタ
のカウント値が取得した情報数(即ち、上記メモリに確
保された対象ジョブネットの個数)に到達したか否かを
判定する(ステップS305)。このカウント値が取得
した情報数に到達した場合には、先行ジョブネットに対
する処理が全て終了する。それ以外の場合には、調査中
の先行範囲を1だけ進め、メモリに確保されている次の
対象ジョブネットを判定対象とする(ステップS30
6)。ここで、この先行ジョブネットの情報取得がマス
タ情報の取得か否かを判定し(ステップS307)、マ
スタ上であれば、そのままステップS309に進むが、
マスタ情報の取得ではなくてスケジュール情報の取得で
あれば、取得した日間隔分、当初予定日を変更し、調査
中の日間隔範囲についても変更し(ステップS30
8)、ステップS309に進む。
踏まえた上で、再帰的に次の先行ジョブネット情報の取
得を行ない、先行ジョブネット情報の取得の再帰処理が
終了した時点で上記カウンタのカウント値を1だけ進め
(ステップS310)、カウンタが取得した情報数に到
達したか否かを判定処理するステップS305へ戻り、
新たな先行ジョブネットの情報について、上記の処理を
繰り返す。
辿ることができる先行ジョブネットの情報を取得するこ
とができる。
6のステップS203での後続ジョブネットの情報の取
得についても、同様である。これにより、基点となるジ
ョブネットから辿ることができる後続ジョブネットの情
報も取得することができる。
先行ジョブネット情報の取得(先行近傍情報取得)に関
する手順(ステップS204)の一具体例を示すフロ−
チャ−トである。
ネットが指定された基点となるジョブネットの近傍の範
囲を超えたか否かを判定する(ステップS401)。こ
れにより、指定された範囲を超えたものと判定された場
合には、その辿り先の先行ジョブネットに対する処理を
終了する。それ以外の場合には、その辿り先の先行ジョ
ブネットが既に図8に示す処理をなされたものか否かを
判定する(ステップS402)。処理されたものと判定
された場合には、その辿り先の先行ジョブネットに対す
る処理を終了する。それ以外の場合には、その辿り先の
先行ジョブネットの調査している範囲が、処理済みの範
囲より大きいか否かを判定する(ステップS403)。
処理済みの範囲より大きいと判定された場合には、その
辿り先の先行ジョブネットに対する処理を終了する。そ
れ以外の場合には、その先行ジョブネットの情報をメモ
リに確保して処理済みにする(ステップS404)。こ
のようにして、各辿り先の先行ジョブネットの上記の判
定処理が順次行なわれて、処理済みの先行ジョブネット
がメモリに確保されていき、また、この場合も、メモリ
に格納される情報数も確保される。
する先行ジョブネットの情報をメインフレーム管理下フ
ァイル21から取得する(ステップS405)。取得し
た先行ジョブネットの情報数分、該当する辿り先の先行
ジョブネットかどうかの判定を行なうために、かかる先
行ジョブネットを判定処理する毎に判定処理数をカウン
タでカウントしていくが、まず、カウンタのカウント値
が取得した情報数に到達したか否かを判定する(ステッ
プS406)。カウント値が取得した情報数に到達した
場合には、その辿り先の先行ジョブネットに対する処理
を終了する。それ以外の場合には、調査中の先行範囲を
1だけ進め、次の先行ジョブネットを処理対象とする
(ステップS407)。ここで、この辿り先の先行ジョ
ブネットの情報取得がマスタ情報か否かを判定し(ステ
ップS408)、マスク情報であれば、そのままステッ
プS410へ進むが、マスタ情報の取得ではなくてスケ
ジュール情報の取得であれば、取得した日間隔分、当初
予定日を変更し、調査中の日間隔範囲についても変更し
(ステップS409)、ステップS410へ進む。
えた上で、再帰的に次の辿り先の先行ジョブネットの情
報取得を行ない、辿り先の先行ジョブネット情報取得の
再帰処理が終了した時点でカウンタのカウント値を1だ
け進め(ステップS411)、取得した情報数にカウン
タのカウント値が到達したか否かを判定処理するステッ
プS406へ戻り、新たな辿り先の先行ジョブネット情
報について、上記の処理を繰り替えす。
ら辿ることができる先行ジョブネットの情報を取得する
ことができる。
6のステップS205の辿り先の後続ジョブネットの情
報取得についても同様である。これにより、辿り先のジ
ョブネットから辿ることができる後続ジョブネットの情
報も取得することができる。
詳細について説明する。
で作成したダミーネットグループとステップS202〜
S205で得られた情報を基に、ネットグループと構成
要素となるジョブネットとの関連情報をサーバ管理下情
報ファイル22(図1)に格納する。この格納する情報
は、ネットグループージョブネット選択マスタ情報14
0とネットグループージョブネット選択スケジュール情
報180とから構成されている。
情報140は、図2(d)で示すように、ネットグルー
プ名141とジョブネット名142とX座標143とY
座標144とを有しており、ネットグループの構成要素
ジョブネットの位置情報として、横方向の位置をX座標
143で表わし、縦方向の位置をY座標144で表わ
す。また、ネットグループージョブネット選択スケジュ
ール情報180は、図3(d)で示すように、当初予定
日181とネットグループ名182とジョブネット名1
83とX座標184とY座標185とを有している。
た情報を基にGUIで表示する工程について図9〜図1
1を用いて説明する。
ョブネットの配置,リンク線の描写及び日間隔の表示か
らなる。
リアの設定を行なう。これは、ジョブネットのアイコン
やリンク線を表示するためのマップエリアMを設定する
ものであり、マップエリアMのサイズは、初期値とし
て、固定の値を用いる。ここでは、一例として、縦寸法
7に対し、横寸法を13としている。
ットの配置を行なう。これは、ダミーネットグループの
構成要素ジョブネット情報取得要求210(図4)によ
り得られたジョブネット名213及びその位置情報21
4,215(図5(b))に基づいて、各ジョブネット
をマップエリアMに配置していくものである。ここで
は、このマップエリアMにジョブネットA〜Fを配置し
た状態を示している。
の描写及び日間隔の表示を行なう。これは、ジョブネッ
トの先行情報取得要求220及びジョブネットの後続情
報取得要求230(図4)により得られた先行・後続関
連情報223,224,233,234(図5(c),
(d))に基づいて、リンク線を描写するものである。
リンク線の矢印の向きは先行ジョブネットから後続ジョ
ブネットへの向きである。また、上記の先行・後続関連
情報からは、先行ジョブネットの日間隔も得られる。日
間隔が0でない場合、その値を先行ジョブネットのアイ
コンに添える。図9(c)では、ジョブネットA,Eの
日間隔を1としている。同一ジョブネット名で日間隔が
異なるジョブネットが複数存在する場合には、添え字と
なる日間隔の値を「,」区切りで表示する。そのとき、
日間隔が0のものも含まれる場合には、添え字に日間隔
の値を追加する。例えば、ジョブネット名「A」のジョ
ブネットが2つ存在し、一方の日間隔が0、他方の日間
隔が1とすると、「A1,1」,「A2」となる。
傍ジョブネットの具体的な表示例を示す図である。
なるジョブネットとし、指定先行数を2に、指定後続数
を2に、指定近傍数を0に夫々設定した場合の基点とな
るジョブネットCの関連近傍ジョブネットを表示したも
のである。
とができる先行・後続ジョブネットのみが表示される。
このため、ジョブネットCの先行ジョブネットA,Bに
別の後続ジョブネットが存在する場合や、ジョブネット
Cの後続ジョブネットD,E,Fに別の先行ジョブネッ
トが存在する場合には、そのジョブネットは表示されな
い(かかる表示されないジョブネットを破線で示してい
る)。
なるジョブネットとし、指定先行数を2に、指定後続数
を2に、指定近傍数を2に夫々設定した場合の基点とな
るジョブネットの関連近傍ジョブネットを表示したもの
である。
ブネットCから直接辿ることができる先行・後続ジョブ
ネットA,B,D,Fから辿ることができる近傍ジョブ
ネットについても表示される(なお、後続ジョブネット
Eには、これから辿ることができるジョブネットがな
い)。このため、ジョブネットCの辿り先ジョブネット
(例えば、ジョブネットB)から指定近傍数の2の数分
先近傍ジョブネット(例えば、ジョブネットK,L,
M)についても表示される。これにより、ジョブネット
Cと関連するジョブネットを画面から把握することが可
能となる。
傍ジョブネットに日間隔を含むジョブネットが存在する
場合の具体的な表示例を示す図である。
なるジョブとし、ジョブネットA,Bをこのジョブネッ
トCから辿る先行ジョブネット、D,E,Fをこのジョ
ブネットCから辿る後続ジョブネットとし、G,Iを夫
々ジョブネットA,Bから辿る後続ジョブネット、Hを
ジョブネットDから辿る先行ジョブネットとしたときの
基点となるジョブネットCの関連近傍ジョブネットを平
面図で表示したものである。
ネットCの関連近傍ジョブネットのうち、日間隔を含む
ジョブネットA,D,Hには、日間隔の値が添え字とし
て表示される。同じジョブネット名のジョブネットが複
数存在する場合には、日間隔の値が「,」区切りで表示
される。例えば、ジョブネットDの場合、「,」の後の
添字「1」が日間隔を表わしている。
の関連近傍ジョブネットを立体図で表示したものであ
る。
(垂直軸)に沿う方向に日間隔を設定して垂直軸方向情
報が先行する方向とし、基点となるジョブネットCの日
間隔を含む関連近傍ジョブネットをより分かり易くなる
ように表示させている。この表示は、平面図による表示
と比較して、ジョブネットの配置の方法が異なる。
軸に垂直な平面を平面POとし、日間隔に応じて、この
平面POに平行な平面をこの平面POの上下に設定する。
例えば、このジョブネットCから見て先行ジョブネット
Aに日間隔がある場合には、この平面POよりも上方に
平面PPを描写し、その平面PPにジョブネットAを配置
する。これら平面PO,PPにおけるジョブネットの位置
は、図11(a)で表示した位置を投影したものを用い
る。
て、例えば、後続ジョブネットFに日間隔がある場合に
は、この平面POよりも下方に平面PSを描写し、この平
面PSにジョブネットFを配置する。この場合も、平面
PSにおけるジョブネットの位置は、図11(a)で表
示した位置を投影したものを用いる。なお、基点となる
ジョブネットCが存在する平面POが水平方向の軸とな
る。
クライアントからジョブネット名及びそのジョブネット
の先行・後続数,近傍数及び日間隔数を指定することに
より、大量かつ複雑に関連したジョブネットの中から目
的となるジョブネットに関わる関連情報だけを取り出す
ことができる。かかる関連情報には、日間隔に対する情
報も含まれており、時間軸を考慮に入れた関連情報を知
ることもできる。また、GUI表示にすることにより、
それらの関連情報が分かり易い形で表現することができ
る。
ットの導出及びその表示方法に係るシステムの概要を示
すブロック図である。
のマスタ情報に関連する情報の一具体例を示す構成図で
ある。
のスケジュール情報に関連する情報の一具体例を示す構
成図である。
ットの導出及びその表示方法の一実施形態における基点
となるジョブネットの関連近傍ジョブネット表示処理を
行なったときのクライアント−サーバ間の通信手順を示
すシーケンス図である。
のプロトコルの一具体例を示す図である。
体例を示すフローチャートである。
具体例を示すフロ−チャ−トである。
具体例を示すフロ−チャ−トである。
理で得られた情報を基になされるGUIによるジョブネ
ットの表示のマップエリアの設定から各ジョブネット間
のリンクセンの描画,日間隔の表示までの処理手中の説
明図である。
ネットの関連近傍ジョブネットの表示の一具体例につい
ての説明図である。
ネットの関連近傍ジョブネットの表示の他の具体例につ
いての説明図である。
Claims (4)
- 【請求項1】 基点となるジョブネットと、該基点とな
るジョブネットに対して日間隔を含めた先行・後続関連
にある先行・後続ジョブネットと、夫々の該ジョブネッ
トから辿ることができる近傍ジョブネットとしての先行
ジョブネット及び後続ジョブネットを、指定した範囲内
から導出することを特徴とするジョブネットの関連近傍
ジョブネットの導出方法。 - 【請求項2】 GUIの表示単位となるジョブネットの
集合からなるネットグループを作成し、該ネットグルー
プを使用した請求項1に記載のジョブネットの関連近傍
ジョブネットの導出方法をもとに得られる基点となるジ
ョブネットの近傍ジョブネットを表示することを特徴と
するジョブネットの関連近傍ジョブネットの表示方法。 - 【請求項3】 請求項2に記載のジョブネットの関連近
傍ジョブネットの導出方法であって、 日間隔を含むジョブネットが存在するときには、該日間
隔の値を添字としてジョブネット間に表示することを特
徴とするジョブネットの関連近傍ジョブネットの表示方
法。 - 【請求項4】 請求項2に記載のジョブネットの関連近
傍ジョブネットの導出方法であって、 日間隔を含むジョブネットが存在するときには、該日間
隔の座標軸を含む立体図で該ジョブネット間の関連を描
写し、同一ジョブネット名で日間隔が異なる複数のジョ
ブネットを該日間隔の座標軸方向の異なる位置に表示す
ることを特徴とするジョブネットの関連近傍ジョブネッ
トの表示方法。
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JP2002089547A JP3908069B2 (ja) | 2002-03-27 | 2002-03-27 | ジョブネットの関連近傍ジョブネットの導出及びその表示方法 |
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Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007164532A (ja) * | 2005-12-14 | 2007-06-28 | Toshiba Corp | タスク表示装置、タスク表示方法及びタスク表示プログラム |
JP2011095874A (ja) * | 2009-10-28 | 2011-05-12 | Hitachi Ltd | フローチャート表示装置、フローチャート表示方法およびプログラム |
JP2013257803A (ja) * | 2012-06-14 | 2013-12-26 | Hitachi Solutions Ltd | ジョブ運用管理システム |
JP2014035654A (ja) * | 2012-08-09 | 2014-02-24 | Hitachi Ltd | ジョブ順序確認方法 |
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- 2002-03-27 JP JP2002089547A patent/JP3908069B2/ja not_active Expired - Fee Related
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