JP2003287543A5 - - Google Patents
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【0006】
上記のように測定項目に応じて、乾式分析素子の種類およびそれへの点着方式が異なり、個々の乾式分析素子にはその測定項目を含む分析情報が、バーコード記録方式等によって付与されている。この乾式分析素子を、搭載装置(以下サンプルトレイという)に直接またはカートリッジを用いて搭載した場合、このサンプルトレイから乾式分析素子を取り出して、情報を読み取り、読み取った情報に基づいて、その乾式分析素子の測定項目に応じた検体の吸引動作を行うように制御している。
上記のように測定項目に応じて、乾式分析素子の種類およびそれへの点着方式が異なり、個々の乾式分析素子にはその測定項目を含む分析情報が、バーコード記録方式等によって付与されている。この乾式分析素子を、搭載装置(以下サンプルトレイという)に直接またはカートリッジを用いて搭載した場合、このサンプルトレイから乾式分析素子を取り出して、情報を読み取り、読み取った情報に基づいて、その乾式分析素子の測定項目に応じた検体の吸引動作を行うように制御している。
【0008】
ところで、上記機乾式分析素子に付与された分析情報の読み取りは、サンプルトレイから取り出された乾式分析素子が点着位置へ搬送される途中の搬送経路に情報読み取り機を設置し、搬送動作に伴って読み取ることが一般に行われている(例えば、特開平11−211721号公報参照)。
ところで、上記機乾式分析素子に付与された分析情報の読み取りは、サンプルトレイから取り出された乾式分析素子が点着位置へ搬送される途中の搬送経路に情報読み取り機を設置し、搬送動作に伴って読み取ることが一般に行われている(例えば、特開平11−211721号公報参照)。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、これでは、搬送経路に取り出された乾式分析素子の表裏、または搬送方向等に誤りがあった場合には、正確な測定が行えないと共に、情報の読み取りが行えないときもあり、読み取り機でワーニング等を発することが行われるが、既に搬送経路にある乾式分析素子を取り出し、搬送し直して情報の読み取りを再度行わなければならず、操作が煩雑であると共に、処理効率の低下を招いていた。また、消耗品不足、検体と測定項目との不一致等がある場合には、一旦測定動作が開始された後にそれらを修正してからの測定のやり直しも煩雑となる。
【発明が解決しようとする課題】
しかし、これでは、搬送経路に取り出された乾式分析素子の表裏、または搬送方向等に誤りがあった場合には、正確な測定が行えないと共に、情報の読み取りが行えないときもあり、読み取り機でワーニング等を発することが行われるが、既に搬送経路にある乾式分析素子を取り出し、搬送し直して情報の読み取りを再度行わなければならず、操作が煩雑であると共に、処理効率の低下を招いていた。また、消耗品不足、検体と測定項目との不一致等がある場合には、一旦測定動作が開始された後にそれらを修正してからの測定のやり直しも煩雑となる。
【0012】
【課題を解決するための手段】
本発明の生化学分析装置は、検体およびその測定に必要な乾式分析素子を搭載する搭載装置と、該搭載装置に搭載した検体を点着ノズルで吸引し乾式分析素子に点着する点着装置とを備えた生化学分析装置において、前記乾式分析素子に付与された測定項目を含む分析情報を読み取る読み取り機を備え、前記検体が吸引位置にある前記搭載装置の状態で、次に使用する乾式分析素子の前記分析情報を読み取り可能に前記読み取り機が設置されていることを特徴とするものである。
【課題を解決するための手段】
本発明の生化学分析装置は、検体およびその測定に必要な乾式分析素子を搭載する搭載装置と、該搭載装置に搭載した検体を点着ノズルで吸引し乾式分析素子に点着する点着装置とを備えた生化学分析装置において、前記乾式分析素子に付与された測定項目を含む分析情報を読み取る読み取り機を備え、前記検体が吸引位置にある前記搭載装置の状態で、次に使用する乾式分析素子の前記分析情報を読み取り可能に前記読み取り機が設置されていることを特徴とするものである。
【0013】
前記乾式分析素子は、1つの検体に対する測定項目に対応した枚数が積み重ねて前記搭載装置に搭載され、下部のものから順に点着位置に搬送されて検体が点着されるものであり、前記読み取り機が、搭載装置の下部に設置され、次に搬送される乾式分析素子の下面に付与された分析情報を読み取るのが好適である。
前記乾式分析素子は、1つの検体に対する測定項目に対応した枚数が積み重ねて前記搭載装置に搭載され、下部のものから順に点着位置に搬送されて検体が点着されるものであり、前記読み取り機が、搭載装置の下部に設置され、次に搬送される乾式分析素子の下面に付与された分析情報を読み取るのが好適である。
【0014】
前記乾式分析素子は素子カートリッジにセットされ、この素子カートリッジが搭載装置に搭載される。素子カートリッジの下部には情報読み取り用の窓部が形成されている。また、複数の検体を1つの搭載装置に乾式分析素子と対をなして搭載するのが好ましい。
前記乾式分析素子は素子カートリッジにセットされ、この素子カートリッジが搭載装置に搭載される。素子カートリッジの下部には情報読み取り用の窓部が形成されている。また、複数の検体を1つの搭載装置に乾式分析素子と対をなして搭載するのが好ましい。
【0015】
搭載装置が、円形で回転動作により、素子取り出し位置と、検体吸引位置とに移動する方式が採用できる。また、搭載装置の移動は、直線動作によって行ってもよい。
搭載装置が、円形で回転動作により、素子取り出し位置と、検体吸引位置とに移動する方式が採用できる。また、搭載装置の移動は、直線動作によって行ってもよい。
【0016】
【発明の効果】
上記のような本発明によれば、乾式分析素子には測定項目を含む分析情報が付与され、該分析情報を読み取る読み取り機を、検体が吸引位置にある搭載装置の状態で、次に使用する乾式分析素子の前記分析情報を読み取り可能に設置したことにより、点着位置にある乾式分析素子に点着する検体の吸引を行うときに、同時に読み取り機によって次の乾式分析素子の分析情報を読み取ることができ、読み取りのための搭載装置の移動が不要となり、シーケンス制御も簡素化でき、効率よく複数項目の分析が行える。
【発明の効果】
上記のような本発明によれば、乾式分析素子には測定項目を含む分析情報が付与され、該分析情報を読み取る読み取り機を、検体が吸引位置にある搭載装置の状態で、次に使用する乾式分析素子の前記分析情報を読み取り可能に設置したことにより、点着位置にある乾式分析素子に点着する検体の吸引を行うときに、同時に読み取り機によって次の乾式分析素子の分析情報を読み取ることができ、読み取りのための搭載装置の移動が不要となり、シーケンス制御も簡素化でき、効率よく複数項目の分析が行える。
【0017】
また、読み取り機を搭載装置の下部に設置したものでは、乾式分析素子を搬送する前に情報が読み取れるために、読み取った情報を元に不具合がある場合にはワーニング等を発することができ、それに伴う修正等も測定動作が実質的に開始されていないために、検体と測定項目の不一致等に対して簡易に対処することができる。
また、読み取り機を搭載装置の下部に設置したものでは、乾式分析素子を搬送する前に情報が読み取れるために、読み取った情報を元に不具合がある場合にはワーニング等を発することができ、それに伴う修正等も測定動作が実質的に開始されていないために、検体と測定項目の不一致等に対して簡易に対処することができる。
【0018】
搭載装置に検体と乾式分析素子を複数セット搭載した場合でも、順次、乾式分析素子の情報読み取り、乾式分析素子の取り出し搬送、検体の吸引点着が効率よく行え、全体としての分析タクトの短縮化が図れる。
搭載装置に検体と乾式分析素子を複数セット搭載した場合でも、順次、乾式分析素子の情報読み取り、乾式分析素子の取り出し搬送、検体の吸引点着が効率よく行え、全体としての分析タクトの短縮化が図れる。
【0020】
生化学分析装置1は、搭載装置としてのサンプルトレイ2、点着部3、第1のインキュベータ4、第2のインキュベータ5、点着装置6、素子搬送機構7、移送機構8、チップ廃却部9、素子廃却機構10などを備えてなる。
生化学分析装置1は、搭載装置としてのサンプルトレイ2、点着部3、第1のインキュベータ4、第2のインキュベータ5、点着装置6、素子搬送機構7、移送機構8、チップ廃却部9、素子廃却機構10などを備えてなる。
Claims (2)
- 検体およびその測定に必要な乾式分析素子を搭載する搭載装置と、該搭載装置に搭載した検体を点着ノズルで吸引し乾式分析素子に点着する点着装置とを備えた生化学分析装置において、
前記乾式分析素子に付与された測定項目を含む分析情報を読み取る読み取り機を備え、 前記検体が吸引位置にある前記搭載装置の状態で、次に使用する乾式分析素子の前記分析情報を読み取り可能に前記読み取り機が設置されていることを特徴とする生化学分析装置。 - 前記乾式分析素子は、1つの検体に対する測定項目に対応した枚数が積み重ねて前記搭載装置に搭載され、下部のものから順に点着位置に搬送されて検体が点着されるものであり、前記読み取り機が、搭載装置の下部に設置され、次に搬送される乾式分析素子の下面に付与された分析情報を読み取ることを特徴とする請求項1に記載の生化学分析装置。
Priority Applications (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002089030A JP3682029B2 (ja) | 2002-03-27 | 2002-03-27 | 生化学分析装置 |
US10/397,262 US20030186447A1 (en) | 2002-03-27 | 2003-03-27 | Biochemical analysis method and apparatus |
US11/588,292 US7306164B2 (en) | 2002-03-27 | 2006-10-27 | Biochemical analysis method and apparatus |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002089030A JP3682029B2 (ja) | 2002-03-27 | 2002-03-27 | 生化学分析装置 |
Publications (3)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2003287543A JP2003287543A (ja) | 2003-10-10 |
JP2003287543A5 true JP2003287543A5 (ja) | 2005-02-24 |
JP3682029B2 JP3682029B2 (ja) | 2005-08-10 |
Family
ID=29234732
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2002089030A Expired - Fee Related JP3682029B2 (ja) | 2002-03-27 | 2002-03-27 | 生化学分析装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3682029B2 (ja) |
-
2002
- 2002-03-27 JP JP2002089030A patent/JP3682029B2/ja not_active Expired - Fee Related
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