JP2003287350A - 冷蔵庫の製氷装置 - Google Patents

冷蔵庫の製氷装置

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JP2003287350A
JP2003287350A JP2002092028A JP2002092028A JP2003287350A JP 2003287350 A JP2003287350 A JP 2003287350A JP 2002092028 A JP2002092028 A JP 2002092028A JP 2002092028 A JP2002092028 A JP 2002092028A JP 2003287350 A JP2003287350 A JP 2003287350A
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ice
ice making
refrigerator
making device
tray
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JP2002092028A
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English (en)
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Hitoshi Hoshino
仁 星野
Junichi Kubota
順一 久保田
Hideaki Kamiya
英昭 神谷
Hiromichi Mogi
弘道 茂木
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Sanyo Electric Co Ltd
Original Assignee
Sanyo Electric Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 冷蔵庫に組み込まれる製氷装置において、製
氷皿に対して紫外線ランプから紫外線を高効率に照射で
きるようにする。 【解決手段】 製氷装置は冷蔵室16に設けられる給水
タンク1と、冷凍室17に設けられる製氷器10及び貯
氷箱4を備える。製氷器10は製氷皿2を有し、給水タ
ンク1から給水管3を介して適量の水が供給される。こ
の製氷皿2の上方に平面型紫外線ランプ6を設置し、製
氷皿2に紫外線を照射して付着している雑菌等を殺菌す
る。この平面型紫外線ランプ6は、紫外線放射面6aを
製氷皿2の上面に対向させ、しかも紫外線放射面6aの
面積を製氷皿2上面の面積と略等にすることで製氷皿2
に対する紫外線照射効率を高める。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、冷蔵庫の製氷装置
に係り、特に製氷皿及び製氷皿で製氷される氷を殺菌で
きるようにした冷蔵庫の製氷装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、冷蔵庫(又は冷凍冷蔵庫)に組み
込まれる製氷装置特に自動製氷装置が知られている。こ
の種の製氷装置は、例えば図3に示すように給水タンク
1と、製氷皿2と、給水タンク1から製氷皿2に適量の
水を供給するための給水管3と、製氷皿2で製氷された
氷を収納する貯氷箱4等を備えている。
【0003】上記の製氷装置において、給水タンク1か
らポンプ1aにより水が適量吸い上げられて給水管3を
介して製氷皿2に供給される。そして、製氷皿2の上面
に沿って冷気が流れることで水が冷やされて製氷され
る。製氷皿2は脱氷機構5により反転するように構成さ
れており、製氷後に反転と同時に製氷皿2にねじり動作
が加えられることで製氷皿2から脱氷し、貯氷箱4に氷
を落下させる(例えば、特開2001−41620参
照)。
【0004】ところで、冷蔵庫の製氷室には庫内の冷気
が流れるために、冷気中に含まれる臭気成分に起因して
製氷室を開けた際に臭気が漂うことがある。このような
不快な臭気を防止するために、製氷室を脱臭する提案が
なされている(例えば、特開2000−24946
0)。これは光触媒による脱臭効果を利用したもので、
製氷室内に設ける光照射管の周囲の一部又は全周に、光
触媒又は光触媒と吸着材との混合物を塗着した構成とな
っている。
【0005】又、製氷室を流れる冷気中には雑菌が含ま
れていることがあり、この雑菌が製氷皿に付着すると製
氷中に雑菌が混入する恐れがある。上記の光照射管とし
てブラックライトを使用すれば、その紫外線によって殺
菌や防カビ効果も期待できることが開示されている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
光照射管によると、丸型の直管であるため放射光が四方
に広がり、製氷皿に対する照射効率は低下することにな
る。このため、図4に示すように製氷室Aの内壁面に光
反射部材Bを設け、光照射管Cからの放射光を反射させ
ることにより製氷皿Dに対する照射効率を向上させてい
るが、全ての反射光を有効利用できるものではない。
【0007】本発明は、このような従来技術の問題点に
鑑みてなされたもので、光反射部材を用いることなく製
氷皿に対して紫外線を高効率にて照射できるようにした
冷蔵庫の製氷装置を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、請求項1の発明は、冷蔵庫に組み込まれる製氷装
置において、製氷皿の上方に平面型紫外線ランプを設置
したことを特徴とする。これにより、平面型紫外線ラン
プから下方に放射する紫外線を製氷皿の上面に照射する
ことができる。
【0009】又、請求項2の発明は、前記平面型紫外線
ランプは、紫外線放射面を製氷皿の上面に対向させたこ
とを特徴とする。これにより、平面型紫外線ランプから
放射する紫外線を製氷皿の上面に効率良く照射すること
ができる。
【0010】更に、請求項3の発明は、前記平面型紫外
線ランプは、紫外線放射面の面積を製氷皿上面の面積と
略等にしたことを特徴とする。これにより、光反射部材
を用いることなく、平面型紫外線ランプからの紫外線を
ほぼ全部製氷皿の上面に照射することができる。
【0011】
【発明の実施の形態】次に、本発明に係る冷蔵庫の製氷
装置の実施形態について添付図面に基づいて説明する。
本説明において、上記従来と同じ部材は前記と同じ符号
を付ける。図1は、本発明に係る製氷装置を適用した冷
凍冷蔵庫11の正面図で、その正面の扉を取り除いた時
の様子を示す図である。
【0012】冷凍冷蔵庫11は、外箱12と内箱13と
を有し、この間に断熱材14が充填されてなる断熱構造
体で、内箱13の内部には複数の断熱中仕切板15が設
けられて冷蔵室16、冷凍室17、野菜室18等が形成
されている。
【0013】冷蔵室16の下端部には、氷を作るための
水が貯蔵される給水タンク1が設けられ、又冷凍室17
には製氷器10及び貯氷箱4が設けられている。尚、貯
氷箱4は製氷器10の下に設けられて、当該製氷器10
からの氷を受け止めて貯氷するようになっている。
【0014】又、冷凍冷蔵庫11の下端部等には、冷媒
を圧縮する圧縮機、冷媒を絞るキャピラリーチューブ、
ガス状態の冷媒の熱を放熱して凝縮させる凝縮器、内部
で冷媒を気化させて庫内空気を冷却する冷却器等からな
る図示しない冷凍装置が収納されて、庫内空気を強制循
環させながら庫内を冷却している。
【0015】図2は、本発明に係る製氷装置の実施形態
を示す概略図であり、冷蔵室16に設けられた給水タン
ク1と、冷凍室17に設けられた製氷器10及び貯氷箱
4を備えている。又、製氷器10は、製氷皿2と脱氷機
構5を有し、製氷皿2には給水タンク1からポンプ1a
により給水管3を介して適量の水が供給されるようにし
てある。
【0016】この場合、製氷皿2の上方に平面型紫外線
ランプ6が対向して配置され、紫外線放射面6aから紫
外線が製氷皿2の上面に向けて放射される。この平面型
紫外線ランプ6は、比較的短波長例えば254nm近傍
の紫外線を放射するようにしてあり、この程度の波長の
紫外線であれば殺菌作用があり、紫外線照射によって雑
菌等を殺菌することが可能である。
【0017】又、紫外線の波長を185nm近傍にする
と、紫外線だけでなくオゾンを発生させることが可能で
ある。しかしながら、オゾンには毒性があるため、殺菌
力のある濃度の高いオゾンを発生させると、これを無害
化するための機構が必要となる。発生するオゾンの濃度
が5ppm以上であれば実用レベルの殺菌力を得ること
ができるので、オゾン濃度は5ppm程度に抑えること
が好ましい。
【0018】更に、平面型紫外線ランプ6の紫外線放射
面6aの大きさは、紫外線照射効率を高めるために製氷
皿2の上面の大きさに合わせ、即ち紫外線放射面6aの
面積を製氷皿2上面の面積と略等に設定することが好ま
しい。
【0019】平面型紫外線ランプ6と製氷皿2との間の
間隔はなるべく小さいことが好ましいが、脱氷機構5に
よる脱氷時に製氷皿2が反転動作を行うことを考慮し、
且つ給水管3の先端部と交錯しないように適宜の間隔を
設定する。この場合、給水管3の先端部が平面型紫外線
ランプ6から放射される紫外線を阻害しないように、給
水管3の先端部を紫外線が透過する透明部材で形成する
とよい。
【0020】このように構成された製氷装置において、
製氷前に平面型紫外線ランプ6を点灯して紫外線放射面
6aから製氷皿2の上面に向けて紫外線を放射する。紫
外線放射面6aから放射された紫外線は、製氷皿2にお
いて仕切板7(図2)により区分されている複数の凹部
2aの底面、仕切板7の両側面及び製氷皿2の内壁面に
照射される。従って、製氷皿2はほぼ上面全域に渡って
均一に紫外線が照射され、その紫外線の殺菌作用によっ
て製氷皿2に付着している雑菌等を殺菌することができ
る。
【0021】前記のように平面型紫外線ランプ6の紫外
線放射面6aは、製氷皿2の上面とほぼ面積が同じであ
るため、紫外線放射面6aから放射される紫外線のほぼ
全光束を製氷皿2の上面に照射することできる。これに
より、製氷皿2に対する紫外線の照射効率が最大になる
と共に、殺菌効果も最大となる。
【0022】平面型紫外線ランプ6による製氷皿2の除
菌後に、給水タンク1のポンプ1aにより給水タンク1
内の水が吸い上げられ、給水管3を介して製氷皿2に適
量の水が供給される。仕切板7の上縁には切欠部7aが
形成されており、この切欠部7aを介して水が移動する
ことで各凹部2a内にほぼ均一の水量がそれぞれ収納さ
れる。製氷皿2への給水後に平面型紫外線ランプ6を再
度点灯して、水中の雑菌等を殺菌するようにしてもよ
い。
【0023】製氷皿2に供給された水は、製氷皿2の上
面に沿って流れる冷気によって冷やされ、凹部2a内で
製氷される。そして、製氷後は脱氷機構5を作動させて
製氷皿2を反転すると共に、製氷皿にひねりを加えて脱
氷し、脱氷した氷を貯氷箱4内に落下させる。このよう
な製氷サイクルを繰り返し行うことにより、貯氷箱4内
に氷を貯蔵する。
【0024】貯氷箱4には通常、氷の貯蔵量を検出する
センサ(図略)が取り付けられており、このセンサによ
る検出信号を制御装置(図略)に入力し、この制御装置
からの信号により製氷装置を制御するように構成されて
いる。給水タンク1には水道水が自動的に補給される
が、その補給も制御装置により制御される。
【0025】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1の発明に
よれば、冷蔵庫に組み込まれる製氷装置において、製氷
皿の上方に平面型紫外線ランプを設置したことにより、
紫外線を製氷皿に照射して付着している雑菌等を殺菌す
ることができる。
【0026】又、請求項2の発明によれば、前記平面型
紫外線ランプは、紫外線放射面を製氷皿の上面に対向さ
せることにより、光反射部材を用いることなく製氷皿に
紫外線を効率良く照射することができる。
【0027】更に、請求項3の発明によれば、前記平面
型紫外線ランプは、紫外線放射面の面積を製氷皿上面の
面積と略等にすることにより、製氷皿に対する紫外線の
照射効率を最大にすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る製氷装置を冷凍冷蔵庫に適用した
実施形態を示す概略正面図である。
【図2】本発明に係る製氷装置の実施形態を示す概略図
である。
【図3】従来の製氷装置の一例を示す斜視図である。
【図4】製氷室Aの内壁面に光反射部材Bを設けて、光
照射管Cからの放射光を反射させるようにした従来例を
示す説明図である。
【符号の説明】
2…製氷皿 6…平面型紫外線ランプ 6a…紫外線放射面 10…製氷器 11…冷凍冷蔵庫
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 神谷 英昭 大阪府守口市京阪本通2丁目5番5号 三 洋電機株式会社内 (72)発明者 茂木 弘道 大阪府守口市京阪本通2丁目5番5号 三 洋電機株式会社内

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】冷蔵庫に組み込まれる製氷装置において、
    製氷皿の上方に平面型紫外線ランプを設置したことを特
    徴とする冷蔵庫の製氷装置。
  2. 【請求項2】前記平面型紫外線ランプは、紫外線放射面
    を製氷皿の上面に対向させたことを特徴とする請求項1
    記載の冷蔵庫の製氷装置。
  3. 【請求項3】前記平面型紫外線ランプは、紫外線放射面
    の面積を製氷皿上面の面積と略等にしたことを特徴とす
    る請求項1又は請求項2記載の冷蔵庫の製氷装置。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101029373B1 (ko) 2008-03-06 2011-04-13 이재춘 빙수제조장치
WO2019075754A1 (zh) * 2017-10-20 2019-04-25 深圳前海小有技术有限公司 一种冰块模具
WO2019223256A1 (zh) * 2018-05-25 2019-11-28 青岛海尔股份有限公司 具有制冰储水盒的冰箱
WO2022148039A1 (zh) * 2021-01-05 2022-07-14 青岛海尔电冰箱有限公司 冰箱

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KR101029373B1 (ko) 2008-03-06 2011-04-13 이재춘 빙수제조장치
WO2019075754A1 (zh) * 2017-10-20 2019-04-25 深圳前海小有技术有限公司 一种冰块模具
WO2019223256A1 (zh) * 2018-05-25 2019-11-28 青岛海尔股份有限公司 具有制冰储水盒的冰箱
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