JP2003284745A - エアクッション - Google Patents
エアクッションInfo
- Publication number
- JP2003284745A JP2003284745A JP2002132142A JP2002132142A JP2003284745A JP 2003284745 A JP2003284745 A JP 2003284745A JP 2002132142 A JP2002132142 A JP 2002132142A JP 2002132142 A JP2002132142 A JP 2002132142A JP 2003284745 A JP2003284745 A JP 2003284745A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- air
- air cushion
- cushion
- buttocks
- change
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Invalid Beds And Related Equipment (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】褥創は,ほとんどが自力での体動が困難になっ
た人に生じ,その部位としては,ほとんどが仙骨部に生
じる。これまでの褥創予防に有効とされるクッションは
褥創予防の効果は十分とはいえないため,実際の医療現
場や介護現場では,自分で体動が十分できない人の褥創
を予防するためには,看護婦や介護人が枕や柔らかいも
ので側背部などを支え,定時的に左右の体位変換を行う
のが一般的であるが,看護の人手と労力は大変なものと
なる。定時的に空気圧を調整することにより,少なくと
も臀部の体位変換が可能となるエアクッションの開発を
目的とした。 【解決手段】2つの空気袋からの構成とし,定時的にそ
れぞれ空気を注入,排出することにより,対称に形状を
変化させることを利用すれば,体位変換が可能となる。
た人に生じ,その部位としては,ほとんどが仙骨部に生
じる。これまでの褥創予防に有効とされるクッションは
褥創予防の効果は十分とはいえないため,実際の医療現
場や介護現場では,自分で体動が十分できない人の褥創
を予防するためには,看護婦や介護人が枕や柔らかいも
ので側背部などを支え,定時的に左右の体位変換を行う
のが一般的であるが,看護の人手と労力は大変なものと
なる。定時的に空気圧を調整することにより,少なくと
も臀部の体位変換が可能となるエアクッションの開発を
目的とした。 【解決手段】2つの空気袋からの構成とし,定時的にそ
れぞれ空気を注入,排出することにより,対称に形状を
変化させることを利用すれば,体位変換が可能となる。
Description
【001】
【発明の属する技術分野】この発明は褥創予防のクッシ
ョンの形状に関する。
ョンの形状に関する。
【002】
【従来の技術】褥創は,ほとんどが自力での体動が困難
になった人に生じ,その部位としては,ほとんどが仙骨
部に生じる。これまでの褥創予防に有効とされるクッシ
ョンは定時的に形を変化させるものはない。そして褥創
予防の効果は十分とはいえない。それゆえ,実際の医療
現場や介護現場では,自分で体動が十分できない人の褥
創を予防するためには,看護婦や介護人が枕や柔らかい
もので側背部などを支え,定時的に左右の体位変換を行
うのが一般的であり,現状ではその方法が最も効果的で
あると考えられている。
になった人に生じ,その部位としては,ほとんどが仙骨
部に生じる。これまでの褥創予防に有効とされるクッシ
ョンは定時的に形を変化させるものはない。そして褥創
予防の効果は十分とはいえない。それゆえ,実際の医療
現場や介護現場では,自分で体動が十分できない人の褥
創を予防するためには,看護婦や介護人が枕や柔らかい
もので側背部などを支え,定時的に左右の体位変換を行
うのが一般的であり,現状ではその方法が最も効果的で
あると考えられている。
【003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら,医療現
場でも夜間などは,人手の面や,静寂の保持の面などか
ら褥創患者の体位変換を頻回に行うのは困難であるの
で,従来のエアマットやクッションの効果に頼ってい
た。そこでこの発明は,臀部における左右の体位変換を
可能にするクッションを提供することを課題とする。
場でも夜間などは,人手の面や,静寂の保持の面などか
ら褥創患者の体位変換を頻回に行うのは困難であるの
で,従来のエアマットやクッションの効果に頼ってい
た。そこでこの発明は,臀部における左右の体位変換を
可能にするクッションを提供することを課題とする。
【004】
【課題を解決するための手段】以上の課題を解決するた
めに,請求項1の発明は,定時的に空気圧を変化させる
ことで,褥創予防のための体位変換が可能となるエアク
ッションである。また,請求項2の発明は,形は傾斜状
の空気袋を2つ組み合わせたものにし,電動コンプレッ
サーからのコードはコンパクトに2本つなぐだけとし,
容易に持ち運び可能なことを特徴とするエアクッション
である。
めに,請求項1の発明は,定時的に空気圧を変化させる
ことで,褥創予防のための体位変換が可能となるエアク
ッションである。また,請求項2の発明は,形は傾斜状
の空気袋を2つ組み合わせたものにし,電動コンプレッ
サーからのコードはコンパクトに2本つなぐだけとし,
容易に持ち運び可能なことを特徴とするエアクッション
である。
【005】
【発明の実施の形態】この発明の一実施形態を,図1に
示す。エアクッションの本体1は2つの空気袋からなっ
ており,この本体1の側面には空気を注入,排出するた
めのコード2が2本,一体的に設けられている。このコ
ード2は電動コンプレッサーと連結している。
示す。エアクッションの本体1は2つの空気袋からなっ
ており,この本体1の側面には空気を注入,排出するた
めのコード2が2本,一体的に設けられている。このコ
ード2は電動コンプレッサーと連結している。
【006】「実施形態の効果」この実施形態によれば,
定時的に一方のコードに空気を注入した際,他方のコー
ドは空気を排出させると,このエアクッションは対称に
形状を変化させることが出来る。このエアクッションを
最も褥創が生じる部位である仙骨部を中心に敷いておけ
ば,少なくとも臀部は左右の体位変換が可能となる。
定時的に一方のコードに空気を注入した際,他方のコー
ドは空気を排出させると,このエアクッションは対称に
形状を変化させることが出来る。このエアクッションを
最も褥創が生じる部位である仙骨部を中心に敷いておけ
ば,少なくとも臀部は左右の体位変換が可能となる。
【007】「他の実施形態」図1の実施形態では,エア
クッションの形は2つの傾斜状の袋を連結させたもので
あるが,他の実施形態では,エアクッションの形は,対
称に形状が変化できるものであれば良い。
クッションの形は2つの傾斜状の袋を連結させたもので
あるが,他の実施形態では,エアクッションの形は,対
称に形状が変化できるものであれば良い。
【008】
【発明の効果】以上説明したように,この発明によれ
ば,クッションにより臀部の体位変換が可能となるた
め,看護婦や介護人の労力を軽減できる他,夜間などの
体位変換が困難であった時間帯も体位変換が可能とな
る。
ば,クッションにより臀部の体位変換が可能となるた
め,看護婦や介護人の労力を軽減できる他,夜間などの
体位変換が困難であった時間帯も体位変換が可能とな
る。
【009】また,持ち運びが可能な座布団程度の大きさ
なので,車椅子の時間帯が長い下半身不随など人にも,
臀部の下に敷くことで褥創予防の効果が期待できる。
なので,車椅子の時間帯が長い下半身不随など人にも,
臀部の下に敷くことで褥創予防の効果が期待できる。
【図1】この発明の一実施形態を示す斜視図(両方のコ
ードから空気を注入したところ)である。
ードから空気を注入したところ)である。
【図2】この発明の一実施形態を示す斜視図(片方のコ
ードのみ空気を注入したところ)である。
ードのみ空気を注入したところ)である。
1 エアクッション本体 2 コード
3 電動コンプレッサー
Claims (2)
- 【請求項1】定時的に空気圧を変化させることで,臀部
の褥創予防のための体位変換が可能となることを特徴と
するエアクッション - 【請求項2】エアクッションを段階的な傾斜状にし,電
動コンプレッサーからのコードはコンパクトに2本つな
ぐだけとし,容易に持ち運び可能なことを特徴とする請
求項1記載の装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002132142A JP2003284745A (ja) | 2002-03-28 | 2002-03-28 | エアクッション |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002132142A JP2003284745A (ja) | 2002-03-28 | 2002-03-28 | エアクッション |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2003284745A true JP2003284745A (ja) | 2003-10-07 |
Family
ID=29244074
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2002132142A Pending JP2003284745A (ja) | 2002-03-28 | 2002-03-28 | エアクッション |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2003284745A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN109173107A (zh) * | 2018-11-16 | 2019-01-11 | 铜仁学院 | 一种免电气垫及组合式气垫 |
-
2002
- 2002-03-28 JP JP2002132142A patent/JP2003284745A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN109173107A (zh) * | 2018-11-16 | 2019-01-11 | 铜仁学院 | 一种免电气垫及组合式气垫 |
CN109173107B (zh) * | 2018-11-16 | 2023-12-05 | 铜仁学院 | 一种免电气垫及组合式气垫 |
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