JP2003283675A - インターネット電話方式および方法 - Google Patents

インターネット電話方式および方法

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JP2003283675A
JP2003283675A JP2002088437A JP2002088437A JP2003283675A JP 2003283675 A JP2003283675 A JP 2003283675A JP 2002088437 A JP2002088437 A JP 2002088437A JP 2002088437 A JP2002088437 A JP 2002088437A JP 2003283675 A JP2003283675 A JP 2003283675A
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恵一 岩田
Katsuyuki Fujii
克之 藤井
Kazuhiko Azuma
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Abstract

(57)【要約】 【課題】PSTN側1台の端末に対して複数台のIP端
末が通話できるようにすることにある。 【解決手段】MG2は、端末1とIP端末4−1との通
話中に通話中の端末1からIP端末4−2の電話番号の
乗ったPB信号を受信すると、IP端末4−2に対して
呼接続を行いIP端末4−1からIP端末4−2に切り
替えて通話状態にし、MGC3は、接続先状態情報30
3に対して、IP端末4−2の端末識別番号を登録する
と共にIP端末4−2の接続状態を通話中にしてIP端
末4−1の接続状態を保留中にする。この後、MG2が
端末1からオンフック信号または特殊文字の乗ったPB
信号を受信すると、IP端末4−2からIP4−1に切
り替えて通話状態にし、MGC3は、接続先状態情報3
03に対して、IP端末4−1の接続状態を通話中にし
てIP端末4−2の接続状態を保留中にする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、公衆加入電話網に
接続された複数の電話端末とIP網に接続された複数の
IP端末との間でゲートウェイを介して音声通信を行う
インターネット電話方式および方法に関し、特に、電話
端末とIP端末との通話中に他のIP端末に切り替える
インターネット電話方式および方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、公衆加入電話網(PSTN)側に
接続された端末とIP(Internet Proto
col)網に接続されたIP端末との通話を行う場合、
ゲートウェイを介して1対1の通話を行っている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来技
術のPSTNとIP網との通話では、通話中に、他のI
P端末に電話をかける場合には、一端電話を切断してか
ら他のIP端末に電話をかけなければならないという問
題点がある。つまり、PSTN側端末を利用している使
用者がIP網側端末との通話中に、別のIP網側端末と
通話をしたいときには、該当するIP網側端末数の分の
電話回線が物理的に必要であるという問題点がある。
【0004】本発明の目的は、上記問題点を鑑み、PS
TN側1台の端末に対して複数台のIP端末が通話でき
るようにすることにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、本発明の第1のインターネット電話方式は、公衆
加入電話網に接続された複数の電話端末とIP網に接続
された複数のIP端末との間でゲートウェイを介して音
声通信を行うインターネット電話方式であって、前記電
話端末と前記IP端末との通話中に前記通話中の電話端
末からプッシュボタン信号を受信すると前記プッシュボ
タン信号から前記IP端末の電話番号を抽出する抽出手
段と、前記抽出したIP端末に対して呼接続を行い前記
通話中のIP端末から前記抽出したIP端末に切り替え
る第1の切替手段と、を有することを特徴としている。
【0006】更に、上記第1のインターネット電話方式
において、前記電話端末と前記IP端末との通話中に前
記通話中の電話端末から切替を示す特殊文字の乗ったプ
ッシュボタン信号を受信すると前記第1の切替手段で切
り替えたIP端末から元のIP端末に切り替える第2の
切替手段と、を有することを特徴としている。
【0007】更に、上記第1のインターネット電話方式
において、前記電話端末と前記IP端末との通話中に前
記通話中の電話端末からオンフック信号を受信すると前
記第1の切替手段で切り替えたIP端末から元のIP端
末に切り替える第2の切替手段と、を有することを特徴
としている。
【0008】また、本発明の第2のインターネット電話
方式は、公衆加入電話網に接続された複数の電話端末と
IP網に接続された複数のIP端末との間でゲートウェ
イを介して音声通信を行うインターネット電話方式であ
って、前記電話端末と複数の前記IP端末と間を呼接続
する前記ゲートウェイと、前記ゲートウェイを制御する
前記ゲートウェイの制御装置と、を備え、前記ゲートウ
ェイは、前記電話端末と前記IP端末との通話中に前記
通話中の電話端末からプッシュボタン信号を受信すると
前記プッシュボタン信号から前記IP端末の電話番号を
抽出する抽出手段と、前記抽出したIP端末に対して呼
接続を行い前記通話中のIP端末から前記抽出したIP
端末に切り替えて通話状態にする切替手段と、を有し、
前記制御装置は、前記電話端末から呼接続を行った複数
の前記IP端末と間の接続情報を前記電話端末毎に管理
する管理手段を有することを特徴としている。
【0009】更に、上記の第2のインターネット電話方
式において、前記接続情報は、接続先のIPアドレスと
接続先の電話番号とを含む端末識別番号と,通話中か保
留中かを示す接続状態とを含み、前記管理手段は、前記
切替手段で切り替えたIP端末の前記端末識別番号を登
録すると共に前記切替手段で切り替えたIP端末の前記
接続状態を通話中に設定して前記通話中のIP端末の前
記接続状態を保留中に設定することを特徴としている。
【0010】また、本発明の第3のインターネット電話
方式は、公衆加入電話網に接続された複数の電話端末と
IP網に接続された複数のIP端末との間でゲートウェ
イを介して音声通信を行うインターネット電話方式であ
って、前記電話端末と複数の前記IP端末との間を呼接
続する前記ゲートウェイと、接続先の前記IP端末のI
Pアドレスと接続先の前記IP端末の電話番号とを含む
端末識別番号と,通話中か保留中かを示す前記IP端末
の接続状態とを含む接続情報を前記電話端末毎に管理す
る前記ゲートウェイの制御装置と、を備え、前記ゲート
ウェイは、前記電話端末と前記IP端末との通話中に前
記通話中の電話端末からプッシュボタン信号を受信する
と前記プッシュボタン信号から前記IP端末の電話番号
を抽出する抽出手段と、前記抽出手段で抽出したIP端
末に対して呼接続を行い前記通話中のIP端末から前記
抽出手段で抽出したIP端末に切り替えて通話状態にす
る第1の切替手段と、前記電話端末と前記IP端末との
通話中に前記通話中の電話端末からオンフック信号また
は切替を示す特殊文字の乗ったプッシュボタン信号のい
ずれかを受信すると前記接続情報を基に前記第1の切替
手段で切り替えたIP端末から元のIP端末に切り替え
る第2の切替手段と、を有し、前記制御装置は、前記第
1の切替手段で切り替えたIP端末の前記端末識別番号
を登録すると共に前記第1の切替手段で切り替えたIP
端末の前記接続状態を通話中に設定して前記通話中のI
P端末の前記接続状態を保留中に設定する第1の管理手
段と、前記第2の切替手段で切り替えたIP端末の前記
接続状態を通話中に設定して前記第1の切替手段で切り
替えたIP端末の前記接続状態を保留中に設定する第2
の管理手段と、を有することを特徴としている。
【0011】また、本発明の第1のインターネット電話
方法は、公衆加入電話網に接続された複数の電話端末と
IP網に接続された複数のIP端末との間でゲートウェ
イを介して音声通信を行うインターネット電話方法であ
って、前記電話端末と前記IP端末との通話中に前記通
話中の電話端末からプッシュボタン信号を受信すると前
記プッシュボタン信号から前記IP端末の電話番号を抽
出し、前記抽出したIP端末に対して呼接続を行い前記
通話中のIP端末から前記抽出したIP端末に切り替え
ることを特徴としている。
【0012】更に、上記の第1のインターネット電話方
法において、前記電話端末と前記IP端末との通話中に
前記通話中の電話端末から切替を示す特殊文字の乗った
プッシュボタン信号を受信すると前記抽出したIP端末
から元のIP端末に切り替えることを特徴としている。
【0013】更に、上記の第1のインターネット電話方
法において、前記電話端末と前記IP端末との通話中に
前記通話中の電話端末からオンフック信号を受信すると
前記抽出したIP端末から元のIP端末に切り替えるこ
とを特徴としている。
【0014】また、本発明の第2のインターネット電話
方法は、公衆加入電話網に接続された複数の電話端末と
IP網に接続された複数のIP端末との間でゲートウェ
イを介して音声通信を行うインターネット電話方法であ
って、前記電話端末と複数の前記IP端末との間を呼接
続する前記ゲートウェイと、接続先の前記IP端末のI
Pアドレスと接続先の前記IP端末の電話番号とを含む
端末識別番号と,通話中か保留中かを示す前記IP端末
の接続状態とを含む接続情報を前記電話端末毎に管理す
る前記ゲートウェイの制御装置と、を準備し、前記ゲー
トウェイは、前記電話端末と前記IP端末との通話中に
前記通話中の電話端末からプッシュボタン信号を受信す
ると前記プッシュボタン信号から前記IP端末の電話番
号を抽出し、前記抽出したIP端末に対して呼接続を行
い前記通話中のIP端末から前記抽出したIP端末に切
り替えて通話状態にし、前記制御装置は、前記切り替え
たIP端末の前記端末識別番号を登録すると共に前記切
り替えたIP端末の前記接続状態を通話中に設定して前
記通話中のIP端末の前記接続状態を保留中に設定する
ことを特徴としている。
【0015】また、本発明の第3のインターネット電話
方法は、公衆加入電話網に接続された複数の電話端末と
IP網に接続された複数のIP端末との間でゲートウェ
イを介して音声通信を行うインターネット電話方法であ
って、前記電話端末と複数の前記IP端末との間を呼接
続する前記ゲートウェイと、接続先の前記IP端末のI
Pアドレスと接続先の前記IP端末の電話番号とを含む
端末識別番号と,通話中か保留中かを示す前記IP端末
の接続状態とを含む接続情報を前記電話端末毎に管理す
る前記ゲートウェイの制御装置と、を準備し、前記ゲー
トウェイが前記電話端末と前記IP端末との通話中に前
記通話中の電話端末から前記IP端末の電話番号の乗っ
たプッシュボタン信号を受信すると前記プッシュボタン
信号から前記IP端末の電話番号を抽出し、前記ゲート
ウェイが前記抽出したIP端末に対して呼接続を行い前
記通話中のIP端末から前記抽出したIP端末に切り替
えて通話状態にし、前記制御装置が前記切り替えたIP
端末の前記端末識別番号を登録すると共に前記切り替え
たIP端末の前記接続状態を通話中に設定して前記通話
中のIP端末の前記接続状態を保留中に設定し、前記ゲ
ートウェイが前記電話端末と前記IP端末との通話中に
前記通話中の電話端末からオンフック信号または切替を
示す特殊文字の乗ったプッシュボタン信号のいずれかを
受信すると前記接続情報を基に前記切り替えたIP端末
から元のIP端末に切り替え、前記元のIP端末の前記
接続状態を通話中に設定して前記切り替えたIP端末の
前記接続状態を保留中に設定することを特徴としてい
る。
【0016】
【発明の実施の形態】次に、本発明の第1の実施の形態
について、図面を参照して説明する。
【0017】図1を参照すると、本第1の実施の形態で
あるシステムの構成例を示しており、そのシステムは、
公衆加入電話網であるPSTN910と、IP(Int
ernet Protocol)のネットワークである
IP網920と、複数の公衆加入電話網対応の電話端末
である端末1と、複数のインターネット端末であるIP
端末4(例では、IP端末4−1,4−2)と、IP端
末4と端末1との間で音声データ等のプロトコル変換を
行うメディアゲートウェイであるMG2と、MG2を制
御してIP端末4と端末1と間の接続情報を管理するM
GC3とから構成される。なお、PSTN910には端
末1とMG2とMGC3とが接続され、IP網920に
はMG2とMGC3とIP端末4とが接続されている。
【0018】図1のMG2は、呼接続の制御を行う呼接
続部202と、接続先を切り替える制御を行う接続先切
替部203と、MGC3との通信を行う通信部201と
から構成される。
【0019】図1の呼接続部202は、端末1とIP端
末4との間で呼接続されると、PSTN910からの音
声(この場合、アナログ信号)をディジタル化し、その
ディジタル化した音声データをパケットに乗せて、IP
網920に接続されているIP端末4に送信すると共
に、IP網920からの音声データの乗ったパケットを
受信すると、アナログ変換し、アナログ化した音声をP
STN910に接続されている端末1に送信する手段を
有する。また、呼接続部202は、接続先切替部203
の指示により、切り替えるIP端末4に対してパケット
による呼接続を行うことでIP端末4の切替を行う手段
を有する。この場合のIP網920に流れるパケット
は、VoIP(Voice over IP)プロトコ
ルの基で使用されるUDPパケットにより、データのや
り取りが行われる。
【0020】図1の接続先切替部203は、PSTN9
10からのPB信号を呼接続部202を介して受信して
相手先電話番号を抽出した場合にはMGC3に相手先電
話番号の正当性を確認すると共に呼接続部202に対し
て相手先の電話番号に接続させて通話させる手段と、P
B信号から相手先電話番号を抽出する手段と、通話中に
切替を示す特殊文字の乗ったPB信号(接続先切替通
知)を受信するとMGC3が管理している接続先状態情
報303を基に、呼接続部202に対して元の相手先の
IP端末4に切り替える(元の接続に戻す)手段と、通
話中にオンフック信号(接続先切り替え通知)を受信す
るとMGC3が管理している接続先状態情報303を基
に、呼接続部202に対して元の相手先のIP端末4に
切り替える(元の接続に戻す)手段とを有する。
【0021】図1のMGC3は、PSTN910からI
P網920方向またはIP網920からPSTN910
方向への接続状態を管理する。そのMGC3は、MG
2、PSTN910、またはIP網920との通信を行
う通信部301と、現在の端末間の接続状態を管理する
接続状態管理部302と、その接続状態を保存しておく
接続先状態情報303とから構成される。
【0022】図2を参照すると、接続先状態情報303
の構成例を示しており、図示していないメモリ(例え
ば、RAM)内のエリアにテーブルとして割り当てられ
ている。接続先状態情報303は、PSTN910に収
容されている端末1とIP端末4との間で呼接続された
場合にPSTN910側の端末毎に管理できるように、
その端末1(PSTN910側)の端末識別番号と、接
続先1の端末識別番号と、接続先1の接続状態(通話
中、保留中、または未接続を示す)と、接続先2の端末
識別番号と、接続先2の接続状態(通話中、保留中、ま
たは未接続を示す)と、・・・接続先N(N=正の整数
を示す)の端末識別番号と、接続先Nの接続状態(通話
中、保留中、または未接続を示す)とから構成されてい
る。端末1が切断されると、接続先状態情報303に登
録されている切断された端末1の接続情報が、接続状態
管理部302により削除される。なお、接続先1は、最
初に接続したIP網側の相手の情報であり、接続先2以
降は、通話中の相手と違う相手を呼び出した呼出相手の
情報である。また、接続先状態情報303のPSTN側
端末識別番号は端末1の電話番号を示し、接続先1およ
び接続先2の端末識別番号はIP網920の接続先IP
アドレス、IP端末4の電話番号等を含む情報を示す。
【0023】図1の接続状態管理部302は、PB信号
に相手先電話番号が乗っていた場合にはMG2で切り替
えたIP端末4の端末識別番号を登録すると共にMG2
で切り替えたIP端末4の接続状態を通話中に設定して
通話中のIP端末4の接続状態を保留中に設定する手段
と、PB信号に特殊文字が乗っていた場合にはMG2で
元に戻したIP端末4の接続状態を通話中に設定してそ
の他のIP端末4の接続状態を保留中に設定する手段と
を有する。
【0024】なお、本発明で説明するMG2向けの発呼
は、PSTN910側から行われ、これを実施する端末
を図1では端末1とし、端末1からの呼が最終的に着信
するIP側の端末をIP端末4−1、IP端末4−2と
している。
【0025】以上、実施の形態の構成例を述べたが、図
1の通信部201および通信部301は、当業者にとっ
てよく知られており、また本発明とは直接関係しないの
で、その詳細な構成は省略する。
【0026】また、上記実施の形態の構成例では、図1
上の表記の便宜上、PSTN910、MG2、IP網9
20は全て1つずつの構成となっているが、それぞれ数
に制限はなく、1つのPSTN(または複数PSTN)
から複数(または1つの)MGを介し、1つ(または複
数)のIP網というネットワーク構成が可能である。
【0027】次に、図1〜図4を参照して、本発明の第
1の実施の形態の動作について説明する。
【0028】図1のMG2とMGC3とが接続中の呼か
ら、新規呼へ切り替える際の動作を、図3のフローチャ
ートを中心に説明する。
【0029】先ず、端末1の通話者からIP端末4−1
に電話をかけたために、MGC3の接続状態管理部30
2が通信部301を介して相手先の電話番号を受信する
と、MG2の呼接続部202に対して、端末1とIP端
末4−1と間で通信パスを設定させており、更に、その
接続情報として、接続先状態情報303のPSTN側端
末識別番号欄に端末1の電話番号を設定し、接続先1の
端末識別番号欄にIP端末4−1のIPアドレスと電話
番号を設定し、その接続状態欄に「通話中」を設定する
ことで管理している。
【0030】今、PSTN910側の端末1とIP網9
20側のIP端末4−1とが通話中の状態で、端末1が
IP端末4−2へ発呼(この場合、端末1の通話者が新
たなる切替先の電話番号をダイヤルする)を行うと、M
G2の呼接続部202は、端末1からPSTN910を
介してPB信号(プッシュボタン信号)を受信し、接続
先切替部203に制御を渡す(図3のステップP1)。
【0031】制御を渡された接続先切替部203は、受
信したPB信号から相手先電話番号(端末1で押したキ
ーの値)を抽出し、通信部201を介してMGC3に相
手先電話番号の正当性のチェックを依頼する(ステップ
P2)。この場合の相手先電話番号は、IP端末4−2
とする。
【0032】通信部301を介して受信したチェックの
依頼を受けたMGC3の接続状態管理部302は、その
PB信号より得られた相手先電話番号が正しいか否か
(相手先電話番号が存在するかどうか)を判定する。こ
の場合、接続状態管理部302は、通信部301を介し
て、IP網920に接続されていてIP電話番号を管理
している図示していないサーバ(サーバ内のデータベー
スにIP電話番号、IPアドレス等が登録されている)
にアクセスすることにより、相手先電話番号の存在の有
無を確認する。この場合、サーバは、相手先電話番号の
存在の確認が取れた場合には、MGC3に対してその結
果と相手先のIPアドレスを送信する。
【0033】接続状態管理部302は、電話番号の正当
性の確認が終わると、確認した結果と相手先のIPアド
レスをMG2に返信する。なお、IP電話番号を管理し
ているサーバをIP網920上に設けたが、MGC3が
データベースとして直接管理するようにしても良いし、
別の通信網を利用してサーバをアクセスするようにして
も良い。
【0034】通信部201を介して受信した結果から判
定が正しい場合(相手先電話番号が存在する場合)に
は、MG2の接続切替部203は、呼接続部202に対
してIP端末4−2への切替を指示する。切替の指示を
受け取った呼接続部202は、IP端末4−2に対して
IP網920を介して呼設定を行うことによりIP端末
4−2への切替を行う(ステップP3)。この場合、呼
設定として送信されるパケットには、相手先のIPアド
レス、電話番号(IP端末4−2の電話番号)と、送信
元のIPアドレス(MG2のIPアドレス)、電話番号
(端末1の電話番号)が設定される。
【0035】更に、呼接続部202は、IP端末4−2
が応答するかどうかで切り替えたかどうかを判断する
(ステップP4)。やがて、IP端末4−2が応答する
と、MG2の呼接続部202は、通信部201を介して
IP端末4−2に正常に切り替えたことを示す応答メッ
セージを接続先切替部203に返信する。接続先切替部
203は、通信部301を介して端末1の接続先がIP
端末4−1からIP端末4−2に切り替えたことを通信
部201を介して通知する。通知を受け取ったMGC3
の接続状態管理部302は、今まで通話中であった接続
先状態情報303の接続先1の接続状態欄に「保留中」
に設定し、切り替えた接続先2の端末識別番号欄にIP
端末4−2の端末識別番号(IPアドレスと電話番号)
を、接続状態欄に「通話中」を設定する。すなわち、端
末1とIP端末4−2と間で通信パスが設定され、音声
データがMG2の呼接続部202を介して流れることに
なる(ステップP5)。
【0036】ステップP2の判定において、もし端末1
から入力された相手先の電話番号が誤っている場合に
は、接続先切替は行わず、現在通話中の回線がそのまま
使用される。また、ステップP4のMG2からの応答メ
ッセージ結果が異常だった場合にも、同様に接続先切替
の処理は行わず、現在通話中の回線がそのまま使用され
る。
【0037】このように図3の手順を踏むことにより、
PSTN910側の端末1は、2台以上のIP網920
側のIP端末4と接続できることになる。IP網920
側のIP端末4が3台以上の場合における接続先状態情
報303には、上記で説明したように接続先2、接続先
3、接続先4、・・・と順に増えていくことになり、M
GC3は、接続の状態を管理することができる。なお、
通話に使用できる回線はPSTN910側が1端末に対
して一つであるため、三者同時、四者同時などの通話が
出来るわけではなく、あくまで二者の通話で相手先を切
り替える機能を提供する。
【0038】次に、相手先が二者(図1を例に考えれば
IP端末4−1、およびIP端末4−2に対して、PS
TN側から端末1が発呼しているイメージ)の場合の、
接続先の切替には図4に示すフローチャートを用いて説
明を行う。
【0039】図3の手順により端末1は、2つのIP端
末4との接続状態にあり、うち一方の端末4(例えば4
−2)と通話している場合(もう一方の端末4−1は保
留中)に、MG2の接続先切替部203は、呼接続部2
02を介して端末1からPB信号を受信すると、受信し
たPB信号から特定記号(例えば、#、*等の特殊記
号)を抽出して接続先切替通知と判断する。すなわち、
接続先切替通知を示す特殊文字の乗ったPB信号を、P
STN910および通信部301を介してMG2の接続
先切替部203が受信すると(図4のステップP1
1)、通信部201を介してMGC3に切り替える接続
先情報を依頼する。依頼を受けた通信部301を介して
受信したMGC3の接続状態管理部302は、接続先状
態情報303を検索することにより保留中のIP端末4
−1への切替を示す接続先情報(端末識別番号を含む)
をMG2に対して通知する(ステップP12)。
【0040】通信部201を介して接続先情報を受けた
接続先切替部203は、呼接続部202に対してIP端
末4−1への切替を指示する。切替の指示を受けた呼接
続部202は、IP端末4−1に対して呼設定を行うこ
とによりIP端末4−1への切替を行い、相手先である
IP端末4−1が応答すると、正常に切り替えたと判断
し、その結果である応答メッセージを接続先切替部20
3に返信する。接続先切替部203は、通信部201を
介して端末1の接続先がIP端末4−2からIP端末4
−1に切り替えたことを通知する。なお、相手先である
IP端末4−1が応答しない場合には異常と判断し、そ
の結果を応答メッセージに載せて、接続先切替部203
に通知する。正常に接続先を切り替えることが出来たか
否かを、接続先切替部203は、呼接続部202からの
応答メッセージにて判定し(ステップP13)、その結
果が正常であった場合には、接続先のIP端末4が現在
通話中のIP端末4−2から、先に接続してあった端末
4−1に切り替わったということになるため(この時、
今まで通話していた方のIP端末4−2は保留中状態と
なる)、接続先が切り替わった旨の接続情報を通信部2
01を介して通知する。すると、接続状態管理部302
は、通信部301を介して受信した接続情報を基に、接
続先状態情報303の接続先1(この場合、IP端末4
−1に該当)の接続状態を「通話中」に設定し、接続先
2(この場合、IP端末4−2に該当)の接続状態を
「保留中」に設定する(ステップP14)。
【0041】なお、ステップP13において、呼接続部
202における接続先切替部203への応答時に結果が
異常だった場合には、接続先切替は行われず、現在通話
中の回線がそのまま使用される。
【0042】なお、ステップP12において、接続先が
2台以上ある場合(接続先状態情報303に接続先が2
台以上登録されている)には、接続状態管理部302
は、ローテーション(例えば、通話中の右側の接続先N
で、通話中の一番右側であれば接続先1に戻る)を行う
ことで、接続先を選択する。
【0043】上記のステップP11において、通話中に
受信したPB信号に切替を示す特定記号が乗っていると
接続先切替通知と判断したが、端末1とIP端末4−2
との通話中に端末1からオンフック信号(受話器を一端
置く、電話を切るボタンを1回押す等の動作により発生
する信号)を受信した場合に、接続先切替通知として判
断しても良い。すなわち、MG2の接続先切替部203
は、端末1からPSTN910、呼接続部202を介し
てオンフック信号を受信すると、接続先切替通知と判断
して、通信部201を介してMGC3に切り替える接続
先情報を依頼する。以降の動作については、上記の説明
と同じなので説明を省略する。
【0044】次に、本発明の第2の実施の形態につい
て、図面を参照して説明する。
【0045】図5を参照すると、本第2の実施の形態で
あるシステムの構成例を示しており、そのシステムは、
公衆加入電話網であるPSTN910と、IPのネット
ワークであるIP網920,930と、複数の公衆加入
電話網対応の電話端末である端末1と、複数のインター
ネット端末であるIP端末4(例では、IP端末4−
1,4−2)と、IP端末4と端末1と間で音声データ
等のプロトコル変換を行うメディアゲートウェイである
複数のMG2と、複数のMG2を制御するMGC3とか
ら構成される。なお、PSTN910には端末1とMG
2とMGC3とが接続され、IP網920にはMG2と
IP端末4とが接続されている。
【0046】そのMGC3およびMG2内の構成は、第
1の実施の形態例と同じであるが、PSTN910と複
数のIP網をつなぐネットワークの構成を工夫してい
る。すなわち、図5を参照すると、1つのPSTN91
0に対し、複数のIP網(図中ではIP網920、IP
網930)との接続に着目した図である。IP網92
0、IP網930が全く別のネットワークであり、PS
TN910との間で本発明を実現するためには、異なる
IP網毎に接点として1つ以上のMG2が存在し、それ
らのMG2をMGC3が一括管理することにより、実現
している。
【0047】PSTN910側からの初期接続が図中の
いずれかのMG2に対して行われ、更に、その端末1と
IP端末4とが通話中(接続中)の状態でPSTN91
0側収容の端末1が、図中のIP網のいずれかに対して
発信した際、その接続先状態情報はMGC3にて管理さ
れることになり、本発明の実現を可能とする。
【0048】次に、図5を参照して、第2の実施の形態
の動作について説明する。
【0049】PSTN910側の端末1がIP網920
に収容されているIP網920の側端末4−1と通話中
の状態の時に、別のネットワークであるIP網930に
収容されているIP端末4−2に対して接続切り替えを
行う場合を例に挙げて説明する。
【0050】MG2は、端末1からのPB信号(IP端
末4−2の電話番号が載っている)を受信すると、第1
の実施の形態と同じように、IP端末4−2に接続する
旨の通知(IP端末4−2の相手先電話番号の正当性の
チェックの依頼)をMGC3に対して行い、その通知の
応答が正常であった場合には、接続先をIP端末4−2
に切り替え、MGC3内の接続先状態情報303の接続
先1であるIP端末4−1側の接続状態欄に「保留中」
を、接続先2の端末識別番号欄にIP端末4−2を、接
続先2の接続状態欄に「通話中」を、それぞれ設定す
る。
【0051】接続先端末の切り替えも同様に、MG2
は、PSTN側の端末1からの接続先切替通知(オンフ
ック信号または「#」、「*」等の特殊文字が載ったP
B信号のいずれか)を受信すると、第1の実施の形態と
同様に、IP端末4−2に接続する旨の通知(IP端末
4−2の相手先電話番号の正当性のチェックの依頼)を
MGC3に対して行い、その通知の応答が正常であった
場合には、接続先をIP端末4−1に切り替え、MGC
3内の接続先状態情報303の接続先2であるIP端末
4−2側の接続状態欄に「保留中」を、接続先1である
IP端末4−1側の接続状態欄に「通話中」を、それぞ
れ設定する。すなわち、通話中だったIP端末4が保留
中状態となり(3台以上と接続している場合は、これか
ら通話しようとしている端末以外全て保留状態とな
る)、保留中状態だった端末が通話中となる。
【0052】上記で説明したように、MG2がPB信号
を基にIP端末4を切り替えるようにしているため、P
STN側とIP網側の接続が論理的に行われ、PSTN
910側の端末1とIP網920,930側のIP端末
4との1対複数通話が可能になることができる。すなわ
ち、相手先のIP端末4の電話番号がPB信号に乗って
いれば、MG2が新たなるIP端末4にパケットによる
呼接続することで切り替えるようにしているため、特定
の物理的な回線を新たに設けることなく通話ができるこ
とになり、切替を示す特殊文字がPB信号に乗っていれ
ば、MG2が元のIP端末4にパケットによる呼接続す
ることにより切り替えるようにしているため、特定の物
理的な回線を新たに設けることなく通話ができる。
【0053】また、MG2が通話中に電話番号の乗った
PB信号を受信するたびに、MGC3が接続先のIP端
末4の端末識別番号(IPアドレスと電話番号)とその
接続状態を含む接続先情報をPSTN910側の端末1
毎に管理しているため、複数の通話ができると共に、端
末1の利用者は、任意のIP端末4に接続して通話する
ことができる。
【0054】
【発明の効果】以上説明したように、本発明は、メディ
アゲートウェイがPSTN側の電話端末からIP端末の
電話番号の乗ったPB信号を基に通話中のIP端末を別
のIP端末に切り替えるようにしているため、特定の物
理的な回線を新たに設けることなく、1台のPSTN側
の端末が複数台のIP網側のIP端末との接続ができる
という効果がある。
【0055】また、本発明は、メディアゲートウェイが
通話中に電話番号の乗ったPB信号を受信するたびに、
メディアゲートウェイ制御装置が接続先のIP端末の端
末識別番号(IPアドレスと電話番号)とその接続状態
を含む接続先情報をPSTN側の電話端末毎に管理して
いるため、電話端末の利用者は、任意のIP端末に接続
ができるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1の実施の形態のシステム構成を示すブロッ
ク図である。
【図2】図1のMGCの接続先状態情報の構成を示す構
成図である。
【図3】図1のMGがPSTN側端末から電話番号の載
ったPB信号受信時における動作を示すフローチャート
である。
【図4】図1のMGがPSTN側端末から接続先切替通
知を受信した場合における動作を示すフローチャートで
ある。
【図5】第2の実施の形態のシステム構成を示すブロッ
ク図である。
【符号の説明】
1 端末 2 MG 3 MGC 4 IP端末 201,301 通信部 202 呼接続部 203 接続先切替部 302 接続状態管理部 303 接続先状態情報 910 PSTN 920,930 IP網
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 藤井 克之 東京都港区芝五丁目7番1号 日本電気株 式会社内 (72)発明者 東 一彦 東京都港区三田一丁目4番28号 日本電気 通信システム株式会社内 Fターム(参考) 5K015 AB02 HA09 KA01 KA07 5K024 AA22 AA23 DD01 EE01 5K030 GA17 GA19 HA01 HA08 HB01 HD05 HD09 JT01 KA05 KA19 LB02 MA04 5K051 BB01 CC01 CC02 GG03 GG06 JJ02

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 公衆加入電話網に接続された複数の電話
    端末とIP網に接続された複数のIP端末との間でゲー
    トウェイを介して音声通信を行うインターネット電話方
    式であって、前記電話端末と前記IP端末との通話中に
    前記通話中の電話端末からプッシュボタン信号を受信す
    ると前記プッシュボタン信号から前記IP端末の電話番
    号を抽出する抽出手段と、前記抽出したIP端末に対し
    て呼接続を行い前記通話中のIP端末から前記抽出した
    IP端末に切り替える第1の切替手段と、を有すること
    を特徴とするインターネット電話方式。
  2. 【請求項2】 前記電話端末と前記IP端末との通話中
    に前記通話中の電話端末から切替を示す特殊文字の乗っ
    たプッシュボタン信号を受信した場合に前記第1の切替
    手段で切り替えたIP端末から元のIP端末に切り替え
    る第2の切替手段と、を有することを特徴とする請求項
    1記載のインターネット電話方式。
  3. 【請求項3】 前記電話端末と前記IP端末との通話中
    に前記通話中の電話端末からオンフック信号を受信する
    と前記第1の切替手段で切り替えたIP端末から元のI
    P端末に切り替える第3の切替手段と、を有することを
    特徴とする請求項1または2記載のインターネット電話
    方式。
  4. 【請求項4】 公衆加入電話網に接続された複数の電話
    端末とIP網に接続された複数のIP端末との間でゲー
    トウェイを介して音声通信を行うインターネット電話方
    式であって、前記電話端末と複数の前記IP端末との間
    を呼接続する前記ゲートウェイと、前記ゲートウェイを
    制御する前記ゲートウェイの制御装置と、を備え、前記
    ゲートウェイは、前記電話端末と前記IP端末との通話
    中に前記通話中の電話端末からプッシュボタン信号を受
    信すると前記プッシュボタン信号から前記IP端末の電
    話番号を抽出する抽出手段と、前記抽出したIP端末に
    対して呼接続を行い前記通話中のIP端末から前記抽出
    したIP端末に切り替えて通話状態にする切替手段と、
    を有し、前記制御装置は、前記電話端末から呼接続を行
    った複数の前記IP端末と間の接続情報を前記電話端末
    毎に管理する管理手段を有することを特徴とするインタ
    ーネット電話方式。
  5. 【請求項5】 前記接続情報は、接続先のIPアドレス
    と接続先の電話番号とを含む端末識別番号と,通話中か
    保留中かを示す接続状態とを含み、前記管理手段は、前
    記切替手段で切り替えたIP端末の前記端末識別番号を
    登録すると共に前記切替手段で切り替えたIP端末の前
    記接続状態を通話中に設定して前記通話中のIP端末の
    前記接続状態を保留中に設定することを特徴とする請求
    項4記載のインターネット電話方式。
  6. 【請求項6】 公衆加入電話網に接続された複数の電話
    端末とIP網に接続された複数のIP端末との間でゲー
    トウェイを介して音声通信を行うインターネット電話方
    式であって、前記電話端末と複数の前記IP端末との間
    を呼接続する前記ゲートウェイと、接続先の前記IP端
    末のIPアドレスと接続先の前記IP端末の電話番号と
    を含む端末識別番号と,通話中か保留中かを示す前記I
    P端末の接続状態とを含む接続情報を前記電話端末毎に
    管理する前記ゲートウェイの制御装置と、を備え、前記
    ゲートウェイは、前記電話端末と前記IP端末との通話
    中に前記通話中の電話端末からプッシュボタン信号を受
    信すると前記プッシュボタン信号から前記IP端末の電
    話番号を抽出する抽出手段と、前記抽出手段で抽出した
    IP端末に対して呼接続を行い前記通話中のIP端末か
    ら前記抽出手段で抽出したIP端末に切り替えて通話状
    態にする第1の切替手段と、前記電話端末と前記IP端
    末との通話中に前記通話中の電話端末からオンフック信
    号または切替を示す特殊文字の乗ったプッシュボタン信
    号のいずれかを受信すると前記接続情報を基に前記第1
    の切替手段で切り替えたIP端末から元のIP端末に切
    り替える第2の切替手段と、を有し、前記制御装置は、
    前記第1の切替手段で切り替えたIP端末の前記端末識
    別番号を登録すると共に前記第1の切替手段で切り替え
    たIP端末の前記接続状態を通話中に設定して前記通話
    中のIP端末の前記接続状態を保留中に設定する第1の
    管理手段と、前記第2の切替手段で切り替えたIP端末
    の前記接続状態を通話中に設定して前記第1の切替手段
    で切り替えたIP端末の前記接続状態を保留中に設定す
    る第2の管理手段と、を有することを特徴とするインタ
    ーネット電話方式。
  7. 【請求項7】 公衆加入電話網に接続された複数の電話
    端末とIP網に接続された複数のIP端末との間でゲー
    トウェイを介して音声通信を行うインターネット電話方
    法であって、前記電話端末と前記IP端末との通話中に
    前記通話中の電話端末からプッシュボタン信号を受信す
    ると前記プッシュボタン信号から前記IP端末の電話番
    号を抽出し、前記抽出したIP端末に対して呼接続を行
    い前記通話中のIP端末から前記抽出したIP端末に切
    り替えることを特徴とするインターネット電話方法。
  8. 【請求項8】 前記電話端末と前記IP端末との通話中
    に前記通話中の電話端末から切替を示す特殊文字の乗っ
    たプッシュボタン信号を受信すると前記抽出したIP端
    末から元のIP端末に切り替えることを特徴とする請求
    項6記載のインターネット電話方法。
  9. 【請求項9】 前記電話端末と前記IP端末との通話中
    に前記通話中の電話端末からオンフック信号を受信する
    と前記抽出したIP端末から元のIP端末に切り替える
    ことを特徴とする請求項7または8記載のインターネッ
    ト電話方法。
  10. 【請求項10】 公衆加入電話網に接続された複数の電
    話端末とIP網に接続された複数のIP端末との間でゲ
    ートウェイを介して音声通信を行うインターネット電話
    方法であって、前記電話端末と複数の前記IP端末との
    間を呼接続する前記ゲートウェイと、接続先の前記IP
    端末のIPアドレスと接続先の前記IP端末の電話番号
    とを含む端末識別番号と,通話中か保留中かを示す前記
    IP端末の接続状態とを含む接続情報を前記電話端末毎
    に管理する前記ゲートウェイの制御装置と、を準備し、
    前記ゲートウェイは、前記電話端末と前記IP端末との
    通話中に前記通話中の電話端末からプッシュボタン信号
    を受信すると前記プッシュボタン信号から前記IP端末
    の電話番号を抽出し、前記抽出したIP端末に対して呼
    接続を行い前記通話中のIP端末から前記抽出したIP
    端末に切り替えて通話状態にし、前記制御装置は、前記
    切り替えたIP端末の前記端末識別番号を登録すると共
    に前記切り替えたIP端末の前記接続状態を通話中に設
    定して前記通話中のIP端末の前記接続状態を保留中に
    設定することを特徴とするインターネット電話方法。
  11. 【請求項11】 公衆加入電話網に接続された複数の電
    話端末とIP網に接続された複数のIP端末との間でゲ
    ートウェイを介して音声通信を行うインターネット電話
    方法であって、前記電話端末と複数の前記IP端末との
    間を呼接続する前記ゲートウェイと、接続先の前記IP
    端末のIPアドレスと接続先の前記IP端末の電話番号
    とを含む端末識別番号と,通話中か保留中かを示す前記
    IP端末の接続状態とを含む接続情報を前記電話端末毎
    に管理する前記ゲートウェイの制御装置と、を準備し、
    前記ゲートウェイが前記電話端末と前記IP端末との通
    話中に前記通話中の電話端末から前記IP端末の電話番
    号の乗ったプッシュボタン信号を受信すると前記プッシ
    ュボタン信号から前記IP端末の電話番号を抽出し、前
    記ゲートウェイが前記抽出したIP端末に対して呼接続
    を行い前記通話中のIP端末から前記抽出したIP端末
    に切り替えて通話状態にし、前記制御装置が前記切り替
    えたIP端末の前記端末識別番号を登録すると共に前記
    切り替えたIP端末の前記接続状態を通話中に設定して
    前記通話中のIP端末の前記接続状態を保留中に設定
    し、前記ゲートウェイが前記電話端末と前記IP端末と
    の通話中に前記通話中の電話端末からオンフック信号ま
    たは切替を示す特殊文字の乗ったプッシュボタン信号の
    いずれかを受信すると前記接続情報を基に前記切り替え
    たIP端末から元のIP端末に切り替え、前記元のIP
    端末の前記接続状態を通話中に設定して前記切り替えた
    IP端末の前記接続状態を保留中に設定することを特徴
    とするインターネット電話方法。
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JP2016506136A (ja) * 2012-12-05 2016-02-25 ヴィバー メディア エスアーエールエル Ottネットワークにおける呼の着信

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