JP2003283579A - パケット記憶回路及びパケット記憶装置 - Google Patents

パケット記憶回路及びパケット記憶装置

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JP2003283579A
JP2003283579A JP2002086509A JP2002086509A JP2003283579A JP 2003283579 A JP2003283579 A JP 2003283579A JP 2002086509 A JP2002086509 A JP 2002086509A JP 2002086509 A JP2002086509 A JP 2002086509A JP 2003283579 A JP2003283579 A JP 2003283579A
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JP2002086509A
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Mikito Sugiura
幹人 杉浦
Takahiro Aoyama
恭弘 青山
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 キューのオーバーフローによるパケットの喪
失の確率が低いパケット記憶回路及びパケット記憶装置
を提供する。 【解決手段】 書込エリア更新手段85は、所定の量の
データが書き込まれた記憶エリア311を検知し、その
記憶エリアを指すエリア情報を保持した書込エリア保持
手段83に未使用エリア格納手段86が格納した未使用
エリア情報を新たに保持させ、書込エリア保持手段に対
応するキュー4に記憶エリアを追加する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、複数のキューに記
憶した受信パケットを送信パケットとして送信するパケ
ット記憶回路及びパケット記憶装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の装置として、図11に示
すような特開平9−18482号公報に記載の構成のも
のが知られている。図11に示す装置には、N本の受信
回線#1〜#Nから同時にデータが受信され、N本のデ
ータ送信回線#1〜#Nのいずれかからデータが送信さ
れるようになっている。この装置は、受信回線#1〜#
Nに対応して、N個の記憶装置11100(i)(i=
1〜N)と、N個の書き込みアドレス生成装置1120
0(i)と読み出しアドレス生成装置11300とで構
成されていて、データ受信回線#iはそれぞれ、記憶装
置11100(i)に接続されている。
【0003】書き込みアドレス生成装置11200
(i)はそれぞれ、記憶装置11100(i)に対応し
て設けられ、受信回線#iからのデータを対応の記憶装
置11100(i)に書き込む際のアドレスの生成を行
う。書き込みアドレス生成装置11200(i)で生成
された書き込みアドレスは、対応の記憶装置11100
(i)と読み出しアドレス生成装置11300に転送さ
れる。記憶装置11100(i)では、受信回線#iを
介して受信されたデータが、対応の書き込みアドレス生
成装置11200(i)で生成された書き込みアドレス
に基づいて保持される。
【0004】読み出しアドレス生成装置11300で
は、あらかじめ決められた手順にしたがって、書き込み
アドレス生成装置11200(i)から受信され、保持
されている書き込みアドレスから1つの読み出しアドレ
スを選択し、それを読み出しアドレスとして送信する。
読み出しアドレス生成装置11300から送信された読
み出しアドレスは、読み出すデータが記憶されている記
憶装置11100(i)に転送されると、その記憶装置
11100(i)に対応の書き込みアドレス生成装置1
1200(i)へも読み出しアドレスが転送され、ここ
でその読み出しアドレスは、データを書き込む時の空き
アドレスとして保持される。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上述したように、従来
の装置は、記憶装置11100(i)を各受信回線#i
に対応して設けた構成であるので、例えば記憶装置11
100(1)に空きアドレスがなくなると、他の記憶装
置11100(2)〜(N)に充分な空きアドレスがあ
っても、記憶装置11100(1)にオーバーフローが
発生しパケットを喪失する。
【0006】また、データ受信回線#iは、記憶装置1
1100(i)を介してデータ送信回線#iに接続され
ていて、データ受信回線#iが受信したパケットはデー
タ送信回線#iから送信されるので、複数方向から受信
したパケットを、パケットに搭載されたMACアドレス
やIPに応じた方向に送信するパケット交換器にこの構
成の装置を使用し、パケットの方向を変更させる手段を
データ受信回線#1〜#Nと記憶装置11100(i)
との間に設けると、同一のデータ送信回線から送信すべ
き複数のパケットが複数のデータ受信回線で同時に受信
された場合に、それらのパケットのうちいずれか1つし
か記憶装置に記憶させることができない。
【0007】また、パケットの方向を変更させる手段を
記憶装置11100(i)とデータ送信回線#1〜#N
との間に設けてパケット交換器を設けた場合、例えば記
憶装置11100(j)(j=2〜N)がデータ送信回
線#3〜#Nから送信すべきパケットを記憶していて、
記憶装置11100(1)がデータ送信回線#1から送
信すべきパケットとデータ送信回線#2から送信すべき
パケットとを記憶していた場合に、記憶装置11100
(1)は記憶したパケットをデータ送信回線#1、#2
の両方へ同時に送り出すことができないので、データ送
信回線#1とデータ送信回線#2のいずれかが空き状態
となり、パケット交換器のスループットが低下する。
【0008】よって本発明は、上述した従来の問題点に
鑑み、パケット記憶装置内に受信パケットを構成するデ
ータが書き込み可能な空き領域があるときにその領域に
データを書き込んでパケットの喪失を防ぐことができる
パケット記憶回路及びパケット記憶装置を提供すること
を目的とする。本発明はまた、複数の方向から同時にパ
ケットを受信可能で、複数の方向へ同時にパケットを送
信可能なスループットの高いパケット記憶回路及びパケ
ット記憶装置を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の発明の
パケット記憶回路は上記目的を達成するために、受信パ
ケットを構成するデータの所定の量を書き込み可能な複
数の記憶エリアをそれぞれ備えた複数のキューと、前記
キューのデータが書き込まれていない記憶エリアを指す
複数の未使用エリア情報を格納可能な未使用エリア格納
手段と、前記未使用エリア格納手段に格納された未使用
エリア情報に基づいて、前記キューの未使用エリアに受
信パケットを構成するデータを書き込んで記憶させるデ
ータ書込手段と、前記キューが記憶したデータを読み出
して出力させるとともに、読み出したエリアを未使用エ
リア情報として前記未使用エリア格納手段に格納するデ
ータ読出手段とを、備えた構成とした。
【0010】請求項2に記載の発明は、請求項1に記載
のパケット記憶回路において、前記データ書込手段は、
前記複数のキューの各々に対応して設けられ、データを
書き込むべき記憶エリアを指すエリア情報を保持する複
数の書込エリア保持手段と、前記所定の量のデータが書
き込まれた前記記憶エリアを指すエリア情報を保持した
前記書込エリア保持手段に前記未使用エリア格納手段が
格納したエリア情報を新たに保持させる書込エリア更新
手段と、受信パケット別にパケットを記憶させる前記キ
ューを指定し、前記キューに対応する前記書込エリア保
持手段が保持したエリア情報が指す記憶エリアにそのデ
ータが書き込まれるように書込キューを指定する書込キ
ュー指定手段と、前記書込キュー指定手段により指定さ
れたキューの記憶エリアに前記データを書き込む書込回
路とを有し、前記データ読出手段は、前記複数のキュー
の各々に対応して設けられ、データを読み出すべき記憶
エリアを指すエリア情報を保持する複数の読出エリア保
持手段と、前記キューが出力すべきデータにより構成さ
れる送信パケット別にパケットを出力させるキューを指
定し、前記キューに対応する前記読出エリア保持手段に
保持されたエリア情報が指す記憶エリアから前記データ
が読み出されるように読出キューを指定する読出キュー
指定手段と、前記読出キュー指定手段により指定された
キューのデータを読み出して出力させる読出回路と、前
記複数の書込エリア保持手段の各々が前記エリア情報を
保持した順序を判別可能に記憶した保持順序記憶手段
と、前記所定の量のデータを出力した前記記憶エリアを
指す前記エリア情報を保持した前記読出エリア保持手段
に対応する前記書込エリア保持手段がそのエリア情報の
次に保持したエリア情報を前記保持順序記憶手段の記憶
に従い検知し、検知したエリア情報を前記読出エリア保
持手段に新たに保持させる読出エリア更新手段とを有
し、前記未使用エリア格納手段は、前記所定の量のデー
タを出力した前記記憶エリアを指す前記エリア情報を未
使用エリアとして格納する構成とした。
【0011】請求項1、2に記載のパケット記憶回路に
よれば、複数のキューに受信パケットを記憶でき、キュ
ーに記憶したパケットを送信パケットとして送信でき
る。また、データが書き込まれていない記憶エリアがあ
ればそのキューに記憶エリアを追加できるので、キュー
のオーバーフローによるパケットの喪失の確率が低いパ
ケット記憶装置を提供することができる。また、複数の
キューからデータを確実に読み出すことができ、さら
に、キューに追加された記憶エリア順に確実にデータを
読み出すことができる。また、出力したデータを並べ替
える格別の手段を必要とせずに確実に送信パケットを構
成して送信することができるうえに、データを出力し終
えた記憶エリアをキューに追加し、すぐにデータを書き
込むことができ、オーバーフローによるパケットの喪失
の確率がさらに低いパケット記憶装置を提供することが
できる。
【0012】請求項3に記載の発明は、請求項1又は2
に記載のパケット記憶回路と、パケットを受信する複数
の受信ポートを備え、前記受信ポートを介して受信した
パケットを構成するデータを前記キューに出力するパケ
ット受信部と、複数の送信ポートを備え、前記キューか
ら読み出されたデータから送信パケットを構成して前記
送信ポートを介して送信するパケット送信部とを備えた
パケット記憶装置であって、前記複数のキューの各々
は、前記複数の受信ポート及び送信ポートのいずれかに
対応し、前記書込キュー指定手段は、前記パケット受信
部が出力するデータにより構成された受信パケット別に
受信した受信ポートに対応する書込キューを指定し、前
記読出キュー指定手段は、前記キューが出力すべきデー
タにより構成される送信パケット別にパケットを送信す
べき前記送信ポートに対応する読出キューを指定する構
成とした。
【0013】請求項3に記載の発明によれば、受信ポー
ト別に設けた複数のキューのいずれかに確実にパケット
を記憶させるようになっているため、複数の方向からの
パケットを受信し、複数の受信ポート毎に設けたQoS
別のキューにパケットを記憶させる柔軟なサービスに対
応可能なパケット記憶装置を提供することができる。ま
た、送信ポート別に設けた複数のキューのいずれかから
確実にパケットを出力させることができるうえに、受信
パケットを送信すべき出力ポートに対応するキューを指
定することによりパケット記憶手段をパケットスイッチ
として使用することが可能であり、複数の受信ポートと
送信ポートとに対応して設けたQoS別のキューにパケ
ットを記憶させ、そのパケットを送信させるさらに柔軟
なサービスに対応可能なパケット記憶装置を提供するこ
とができる。
【0014】請求項4に記載の発明は、請求項3に記載
のパケット記憶装置において、前記パケット受信部が、
前記受信ポート順にデータを出力し、前記書込キュー指
定手段が、受信ポート順にその受信ポートに対応する書
込キューを指定する構成とした。請求項4に記載の発明
によれば、受信パケットを記憶すべきキューに確実に記
憶させることができるうえに、パケット受信部は出力す
るデータを受信した受信ポートを判別するための付加情
報や信号を書込キュー指定手段に送るための格別の手段
を必要とせず、さらに書込キュー指定手段もまたパケッ
ト受信部が出力するデータを受信した受信ポートを判別
するための格別な手段を必要としない安価なパケット記
憶装置を提供することができる。
【0015】請求項5に記載の発明は、請求項3又は4
に記載のパケット記憶装置において、前記読出キュー指
定手段は、送信ポート順に対応する読出キューを指定
し、前記パケット送信部は、前記キューが前記送信ポー
ト順に出力したデータから各送信ポート別に送信パケッ
トを構成させて送信する構成とした。請求項5に記載の
構成によれば、送信ポート順にデータを読み出して、そ
の送信ポート順に読み出したデータから各送信ポート別
に送信パケットを構成させて送信することができる。
【0016】請求項6に記載の発明は、請求項3から5
のいずれか1つに記載のパケット記憶装置において、前
記複数のキューの各々が記憶しているパケットの数を示
すパケット数情報を前記キュー別に保持するパケット数
保持手段をさらに備え、前記読出キュー指定手段が、前
記パケット数情報に応じて、パケットを記憶している読
出キューを指定する構成とした。請求項6に記載の構成
によれば、パケットを記憶しているキューをパケット数
情報に応じて指定することができる。
【0017】請求項7に記載の発明は、請求項3から6
のいずれか1つに記載のパケット記憶装置において、前
記書込キュー指定手段がさらに、指定した書込キューに
記憶させるパケットのデータ量を示すパケット長情報を
パケット別に書き込んで前記書込キューに記憶させるパ
ケット長情報書込手段を持ち、前記読出キュー指定手段
がさらに、指定した読出キューから前記パケット長情報
を読み出し、前記パケット長情報が示すデータ量が前記
読出キューから読み出されるように前記読出キュー指定
手段に前記読出回路を制御させるパケット長情報読出手
段を持つ構成とした。請求項7に記載の構成によれば、
送信ポートからパケットを途切れることなく出力するこ
とができる。
【0018】請求項8に記載の発明は、請求項3から7
のいずれか1つに記載のパケット記憶装置において、前
記書込エリア保持手段が、自己が保持した前記エリア情
報とそのエリア情報が指す前記記憶エリアに書き込んだ
データ量とに応じて、当該記憶エリアと当該記憶エリア
のデータを記憶させるべきアドレスとを示す書込アドレ
ス情報を生成し、前記書込キュー指定手段が、自己が指
定した書込キューに対応する前記書込エリア保持手段が
生成した書込アドレス情報が示す前記記憶エリアのアド
レスにデータを記憶させるように前記書込回路を制御す
る構成とした。請求項8に記載の構成によれば、指定し
たキューに対応する書込エリア保持手段が生成した書込
アドレス情報が示す記憶エリアのアドレスにデータを記
憶させることができる。
【0019】請求項9に記載の発明は、請求項8に記載
のパケット記憶装置において、前記書込エリア保持手段
が、書込エリア情報を保持する書込保持手段と、前記書
込エリア情報が指す前記記憶エリアに書き込んだデータ
量を計測する書込量計測手段とを有し、前記書込エリア
更新手段が、前記書込量計測手段が前記所定のデータ量
を計測するとその書込量計測手段を持つ前記書込エリア
保持手段の書込保持手段に未使用エリア格納手段が格納
したエリア情報を新たに保持させる構成とした。請求項
9に記載の構成によれば、確実に書込アドレス情報を生
成することができ、そのうえ、記憶エリアがオーバーフ
ローする前に確実にその書込保持手段に未使用エリア格
納手段が格納したエリア情報を新たに保持させることが
できる。
【0020】請求項10に記載の発明は、請求項3から
9のいずれか1つに記載のパケット記憶装置において、
前記読出エリア保持手段が、保持した読出エリア情報と
そのエリア情報が指す記憶エリアから読み出したデータ
量とに応じ、当該記憶エリアと当該記憶エリアのデータ
を読み出すべきアドレスとを示す読出アドレス情報を生
成し、前記読出キュー指定手段が、自己が指定した読出
キューに対応する前記読出エリア保持手段が生成した読
出アドレス情報が示す記憶エリアのアドレスからデータ
が読み出されるように前記読出回路を制御する構成とし
た。請求項10に記載の構成によれば、指定したキュー
に対応する読出エリア保持手段が生成した読出アドレス
情報が示す記憶エリアのアドレスからデータを確実に読
み出すことができる。
【0021】請求項11に記載の発明は、請求項10に
記載のパケット記憶装置において、前記読出エリア保持
手段が、読出エリア情報を保持する読出保持手段と、前
記読出エリア情報が指す記憶エリアから読み出したデー
タ量を計測する読出量計測手段を持ち、前記読出エリア
更新手段が、前記読出量計測手段が前記所定のデータ量
を計測すると前記読出量計測手段を持つ前記読出エリア
保持手段の読出保持手段に前記保持順序記憶手段の記憶
に従い検知した新たなエリア情報を保持させる構成とし
た。請求項11に記載の構成によれば、確実に読出アド
レス情報を生成することができ、また、すぐに読出保持
手段に検知したエリア情報を新たに保持させることがで
きる。
【0022】請求項12に記載の発明は、請求項3から
11のいずれか1つに記載のパケット記憶装置におい
て、前記書込キュー指定手段が、前記複数の受信ポート
のそれぞれに対応する書込キューを保持する複数の書込
キュー保持手段と、前記受信ポートが受信したパケット
を記憶させる書込キューを受信ポート別に決定し、受信
ポートに対応する前記書込キュー保持手段に前記決定し
たキューを示す受信キュー情報を保持させる書込キュー
決定手段と、前記書込キュー保持手段が保持した受信キ
ュー情報が示す前記書込キューに対応する前記書込エリ
ア保持手段が生成する書込アドレス情報が示す記憶エリ
アのアドレスにデータが書き込まれるように前記書込回
路を制御するための書込制御情報を生成する書込制御手
段とを持つ構成とした。請求項12に記載の構成によれ
ば、受信パケットを受信した受信ポートに対応するキュ
ーに確実に記憶させることができる。
【0023】請求項13に記載の発明は、請求項3から
12のいずれか1つに記載のパケット記憶装置におい
て、前記読出キュー指定手段が、前記複数の送信ポート
のそれぞれに対応する読出キューを保持する複数の読出
キュー保持手段と、前記送信ポートが送信するパケット
のデータを出力させる読出キューを送信ポート別に決定
し、その送信ポートに対応する前記読出キュー保持手段
に前記決定したキューを示す送信キュー情報を保持させ
る読出キュー決定手段と、前記読出キュー保持手段が保
持した送信キュー情報が示すキューに対応する前記読出
エリア保持手段に保持されたエリア情報が指す記憶エリ
アからデータが読み出されるように前記読出回路を制御
するための読出制御情報を生成する読出制御手段とを持
つ構成とした。請求項13に記載の構成によれば、キュ
ーに記憶したパケットを確実にそのキューに対応する送
信ポートから送信させることができる。
【0024】請求項14に記載の発明は、請求項12又
は13に記載のパケット記憶装置において、前記書込制
御手段が、前記書込キュー保持手段を対応する前記受信
ポート順に選択する書込選択手段を備え、前記書込選択
手段が選択した前記書込キュー保持手段に保持された受
信キュー情報に応じ書込制御情報を書込回路に送る構成
とした。請求項14に記載の構成によれば、パケット受
信部が受信ポート順に出力するデータを確実に受信キュ
ー情報が示すキューに書き込むことができる。
【0025】請求項15に記載の発明は、請求項13又
は14に記載のパケット記憶装置において、前記読出制
御手段が、前記読出回路を制御する前記読出キュー保持
手段を対応する前記送信ポート順に選択する読出選択手
段を備え、前記読出選択手段が選択した前記読出キュー
保持手段に保持された前記送信キュー情報に応じ読出制
御情報を前記読出回路に送る構成とした。請求項15に
記載の構成によれば、読出キュー保持手段に保持された
送信キュー情報が示すキューから確実に送信ポート順に
データを読み出すことができる。
【0026】請求項16に記載の発明は、請求項12か
ら15のいずれか1つに記載のパケット記憶装置におい
て、前記パケット受信部が、パケットを受信している受
信ポートを前記データ書込手段に通知するための受信通
知信号を生成し、前記書込制御手段は、前記受信通知信
号が通知する受信ポートに対応する前記書込キュー保持
手段が保持している受信キュー情報が示すキューにデー
タが書き込まれるように前記書込回路を制御する構成と
した。請求項16に記載の構成によれば、書込制御手段
が、パケット受信部が出力するデータの有無を確実に検
知できるうえに、受信通知信号が通知する受信ポートに
対応する書込キュー保持手段が保持している受信キュー
情報によりデータを書き込むべきキューを確実に判別で
き、そのキューにデータを書き込むことができる。
【0027】請求項17に記載の発明は、請求項16に
記載のパケット記憶装置において、前記パケット長情報
書込手段が、受信パケットのデータ量を計測する複数の
受信パケット長計測手段を備え、前記複数の受信パケッ
ト長計測手段の各々が、前記複数の受信ポートの各々に
対応し、前記受信通知信号に基づき当該受信パケット長
計測手段に対応する前記受信ポ―トが受信する受信パケ
ットのデータ量を計測して前記パケット長情報を生成す
る構成とした。請求項17に記載の構成によれば、パケ
ットを途切れることなく確実に送信ポートから送信でき
る。
【0028】請求項18に記載の発明は、請求項13か
ら17のいずれか1つに記載のパケット記憶装置におい
て、パケット長情報読出手段が、前記読出キュー保持手
段が保持する送信キュー情報が示す読出キューから前記
パケット長情報を読み出し、前記読出キューが出力した
データ量とパケット長情報が示すデータ量とに応じて前
記読出キューに残っている送信中のパケットのデータ量
を計測する複数の送信パケット長計測手段を前記複数の
読出キュー保持手段の各々に対応して備え、前記読出キ
ュー決定手段は、前記送信パケット長計測手段が計測し
たデータ量に応じパケット長情報が示すデータ量が読み
出されたキューを示す前記送信キュー情報を保持した前
記読出キュー保持手段に新たな前記送信キュー情報を保
持させる構成とした。請求項18に記載の構成によれ
ば、複数のキューから同時にそれらのデータ量を計測し
ながらパケットを読み出すことができ、また、パケット
を出力し終えたキューを示す送信キュー情報を保持した
読出キュー保持手段に新たな送信キュー情報を保持させ
ることができる。
【0029】請求項19に記載の発明は、請求項13か
ら18のいずれか1つに記載のパケット記憶装置におい
て、前記パケット数保持手段が、各々のキュー別に各キ
ューがそれぞれ記憶したパケット数を計測して生成した
パケット数情報を保持する複数のパケット数計測手段を
有し、前記書込キュー決定手段が、前記受信ポート別に
決定した受信パケットを記憶させる書込キューの前記パ
ケット数計測手段が保持するパケット数情報が示すパケ
ット数を増加させ、前記読出キュー決定手段が、前記送
信ポートが送信するパケットのデータを出力させる読出
キューを各送信ポートに対応する前記キューのパケット
数計測手段が保持したパケット数情報に応じて決定し、
前記決定した読出キューの前記パケット数計測手段が保
持するパケット数情報が示すパケット数を減少させる構
成とした。請求項19に記載の構成によれば、各パケッ
ト数計測手段が保持するパケット数情報を正確に保つこ
とができる。
【0030】請求項20に記載の発明は、請求項19に
記載のパケット記憶装置において、前記読出キュー決定
手段が、前記読出キュー保持手段に保持させた読出キュ
ー情報が示す読出キューに対応する前記送信パケット長
計測手段が計測するキューに残っている送信中のパケッ
トのデータ量に応じ、送信パケットを送信すべき送信ポ
ートを前記パケット送信部に通知するための送信通知信
号を生成し、前記パケット送信部が、前記送信通知信号
に応じ通知された送信ポートから送信パケットを構成し
て送信する構成とした。請求項20に記載の構成によれ
ば、各送信ポートを構成するデータが読み出されている
かを送信ポート毎に確実にパケット送信部に通知でき、
また、データの読み出しが終了すると確実に送信ポート
からの送信パケットの送信を終了できる。
【0031】請求項21に記載の発明は、請求項3から
20のいずれか1つに記載のパケット記憶装置におい
て、前記読出エリア更新手段が、前記所定の量のデータ
を出力した記憶エリアを指す読出エリア情報を未使用エ
リア格納手段に送り、前記未使用エリア格納手段が、前
記読出エリア情報を未使用エリアとして格納する構成と
した。請求項21に記載の構成によれば、未使用エリア
情報を確実に未使用エリア格納手段に格納することがで
きる。
【0032】請求項22に記載の発明は、請求項3から
21のいずれか1つに記載のパケット記憶装置におい
て、前記保持順序記憶手段が、前記複数の記憶エリアの
各エリア情報をそれぞれ記憶する複数のエリア記憶手段
を有し、前記書込エリア更新手段が、前記所定の量のデ
ータが書き込まれた前記記憶エリアに対応する前記エリ
ア記憶手段に、前記書込エリア保持手段に次に保持させ
るエリア情報を記憶させ、前記読出エリア更新手段が、
前記所定の量のデータを出力した記憶エリアを指すエリ
ア情報を保持した前記読出エリア保持手段に、その記憶
エリアに対応する前記エリア記憶手段が記憶した前記エ
リア情報を新たに保持させる構成とした。請求項22に
記載の構成によれば、キューに対して追加された記憶エ
リアに順にデータを確実に読み出すことができる。
【0033】請求項23に記載の発明は、請求項22に
記載のパケット記憶装置において、前記未使用エリア格
納手段が、前記未使用エリア格納手段が格納可能なエリ
ア情報の数を変更可能に指定する記憶エリア数指定手段
を持つ構成とした。請求項23に記載の構成によれば、
パケット記憶装置に要求されるスループットに応じてキ
ューの記憶容量を決め、その記憶容量に応じてエリア情
報の数の上限を記憶エリア数指定手段に設定できる。
【0034】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の実
施の形態について説明する。図1は、本発明に係わるパ
ケット記憶回路及びパケット記憶装置の一実施形態を示
すブロック図、図2(a)は図1の各記憶エリアと未使
用エリア格納手段との関係を示す説明図、図2(b)は
図1の保持順序記憶手段のアドレスとデータの関係を示
す説明図、図3は図1の記憶出力手段の詳細な構成例を
示すブロック図、図4は図1の書込エリア保持手段と、
書込エリア更新手段と未使用エリア格納手段との詳細な
構成例を示すブロック図、図5は図1の書込キュー指定
手段の詳細な構成例を示すブロック図、図6は図1の読
出エリア保持手段と、読出エリア更新手段と保持順序記
憶手段との詳細な構成例を示すブロック図、図7は図1
の読出キュー指定手段の詳細な構成例を示すブロック
図、図8は図1のパケット数保持手段の詳細な構成例を
示すブロック図、図9は図1中のパケット受信部がデー
タを出力する様子を示すタイミング図、図10は図1中
の記憶出力部がデータを出力する様子を示すタイミング
図である。
【0035】<<概略説明>>図1は、複数のキューに
記憶した受信パケットを送信パケットとして送信するパ
ケット記憶装置を示し、このパケット記憶装置は、受信
パケットを構成するデータを出力するパケット受信部2
と、パケット受信部2が出力するデータを記憶し、記憶
したデータを出力する記憶出力部(パケット記憶回路)
3と、記憶出力部3が出力したデータから送信パケット
を構成させて送信するパケット送信部7とを有する。記
憶出力部3は、メモリ(記憶手段)31と、データ書込
手段32と、データ読出手段33と、パケット数保持手
段91を備えている。
【0036】<記憶手段31>記憶手段31はパケット
受信部2が受信したパケットを記憶する複数のキュー4
を有し、各キュー4は所定の量のデータを書き込み可能
な複数の記憶エリア311を有する。データ書込手段3
2はパケット受信部2が出力するデータを、未使用エリ
ア格納手段86が格納した未使用エリア情報に基づいて
記憶手段31に書き込んで記憶させ、データ読出手段3
3は記憶手段31が記憶したデータを読み出してパケッ
ト送信部7に出力させるとともに、読み出したエリアを
未使用エリア情報として未使用エリア格納手段86に格
納する。
【0037】<データ書込手段32>データ書込手段3
2は、複数の書込エリア保持手段83と、書込回路81
と、書込キュー指定手段84と、書込エリア更新手段8
5と未使用エリア格納手段86を有する。複数の書込エ
リア保持手段83の各々はそれぞれ複数のキュー4の各
々に対応し、データを書き込むべき記憶エリア311を
指す書込エリア情報を保持する。書込キュー指定手段8
4はパケット受信部2が出力するデータにより構成され
る受信パケット別にパケットを記憶させる書込キュー4
を指定し、書込キュー4に対応する書込エリア保持手段
83が保持したエリア情報が指す記憶エリア311にデ
ータが書き込まれるように書込回路81を制御する。
【0038】書込回路81は書込キュー指定手段84の
指定に基づいて複数の記憶エリア311のいずれかにデ
ータを書き込む。未使用エリア格納手段86はデータが
書き込まれていない記憶エリア311を指す未使用エリ
ア情報を複数格納可能である。書込エリア更新手段85
は所定の量のデータが書き込まれた記憶エリア311を
指す書込エリア情報を保持した書込エリア保持手段83
に、未使用エリア格納手段86が格納した未使用エリア
情報を新たに保持させる。
【0039】この構成によれば、受信パケットを構成す
るデータをパケット受信部2が出力し、記憶出力部3の
データ書込手段32がそのデータを記憶手段31に書き
込んで記憶させるようになっている。また、記憶手段3
1は、所定の量のデータを書き込み可能な複数の記憶エ
リア311とそれら記憶エリア311を複数備え、パケ
ット受信部2が受信パケットを記憶する複数のキュー4
とを持つ構成なので、複数のキューに受信パケットを記
憶できるようになっている。さらに、記憶出力部3の記
憶手段31が記憶したデータをデータ読出手段33が読
み出して出力させ、パケット送信部7がそのデータから
送信パケットを構成させて送信するようになっているの
で、キュー4に記憶したパケットを送信パケットとして
送信できるようになっている。
【0040】さらに、データ書込手段32では、複数の
書込エリア保持手段83が複数のキュー4が各々に対応
し、データを書き込むべき記憶エリア311を指す書込
エリア情報を保持しているので、複数のキュー4に確実
にデータが書き込まれるようになっている。加えてデー
タ書込手段32は、書込キュー指定手段84がパケット
を記憶させるキュー4をパケット受信部2が出力するデ
ータにより構成される受信パケット別にその指定をして
そのキュー4に対応する書込エリア保持手段83が保持
したエリア情報が指す記憶エリア311にそのデータが
書き込まれるように書込回路81を制御し、未使用エリ
ア格納手段86がデータが書き込まれていない記憶エリ
ア311を指す未使用エリア情報を複数格納していて、
書込エリア更新手段85が所定の量のデータが書き込ま
れた記憶エリア311を検知し、その記憶エリア311
を指すエリア情報を保持した書込エリア保持手段83に
未使用エリア格納手段86が格納した未使用エリア情報
を新たに保持させるようになっているので、データが書
き込まれていない記憶エリア311が記憶手段31にあ
れば、オーバーフローさせることなくキュー4に記憶エ
リア311を追加してパケットを記憶させることができ
る。
【0041】<データ読出手段33>データ読出手段3
3は、読出回路82と、複数の読出エリア保持手段87
と、読出キュー指定手段88と、保持順序記憶手段90
と、読出エリア更新手段89と有する。読出回路82は
複数の記憶エリア311のいずれかに書き込んだデータ
を読み出して出力させる。複数の読出エリア保持手段8
7の各々は、それぞれ複数のキュー4の各々に対応し、
データを読み出すべき記憶エリア311を指す読出エリ
ア情報を保持する。読出キュー指定手段88は記憶出力
部3が出力すべきデータにより構成される送信パケット
別にそのパケットを出力させる読出キュー4を指定し、
その読出キュー4に対応する読出エリア保持手段87に
保持された読出エリア情報が指す記憶エリア311から
データが読み出されるように読出回路82を制御する。
【0042】保持順序記憶手段90は保持順序記憶手段
90の記憶に従い、複数の書込エリア保持手段83の各
々が書込エリア情報を保持した順序を判別可能に記憶す
る。読出エリア更新手段89は所定の量のデータを出力
した記憶エリア311を指す読出エリア情報を保持した
読出エリア保持手段87に対応する書込エリア保持手段
83が書込エリア情報の次に保持した書込エリア情報を
検知し、検知した書込エリア情報を当該読出エリア保持
手段87に新たに保持させる。未使用エリア格納手段8
6は、所定の量のデータを出力した記憶エリア311を
指す未使用エリア情報を格納する。
【0043】この構成によれば、データ読出手段33
は、複数のキュー4の各々に対応した複数の読出エリア
保持手段87がデータを読み出すべき記憶エリア311
を指す読出エリア情報を保持しているので複数のキュー
4からデータを確実に読み出せるようになっている。さ
らに、データ読出手段33は、読出キュー指定手段88
が記憶出力部3が出力すべきデータにより構成される送
信パケット別にそのパケットを出力させる読出キュー4
を指定し、その読出キュー4に対応する読出エリア保持
手段87に保持された読出エリア情報が指す記憶エリア
311からそのデータが読み出されるように読出回路8
2を制御し、保持順序記憶手段90が複数の書込エリア
保持手段83の各々が書込エリア情報を保持した順序を
判別可能に記憶していて、読出エリア更新手段89が所
定の量のデータを出力した記憶エリア311を検知し、
その記憶エリア311を指す読出エリア情報を保持した
読出エリア保持手段87に対応する書込エリア保持手段
83がその書込エリア情報の次に保持した書込エリア情
報を保持順序記憶手段90の記憶に従い検知し、検知し
たその書込エリア情報をその読出エリア保持手段87に
新たに保持させるので、キュー4に追加された記憶エリ
ア311順に確実にデータが読み出せるようになってい
る。また、パケット送信部7は、記憶出力部3が出力し
た読出データを並べ替える格別の手段を必要とせずに確
実に送信パケットを構成して送信することができるうえ
に、未使用エリア格納手段86が所定の量のデータを出
力した記憶エリア311を指す未使用エリア情報を格納
するので、データを出力し終えた記憶エリア311をキ
ュー4に追加してすぐにデータを書き込むことができ
る。
【0044】<パケット受信部2>パケット受信部2は
パケットを受信する複数の受信ポート1を備え、複数の
キュー4の各々は、複数の受信ポート1のいずれかに対
応していて、書込キュー指定手段84は、パケット受信
部2が出力するデータにより構成された受信パケット別
に受信した受信ポート1に対応するキュー4を指定す
る。
【0045】この構成によれば、パケットを受信する複
数の受信ポート1をパケット受信部2が備えているの
で、複数の方向からのパケットを受信することができ、
複数のキュー4の各々は、複数の受信ポート1のいずれ
かに対応していて、パケット受信部2が出力するデータ
により構成された受信パケット別に書込キュー指定手段
84が受信ポート1に対応する書込キュー4を指定する
ようになっているので、受信ポート1別に設けた複数の
キュー4のいずれかに確実にパケットを記憶させること
ができる。
【0046】<パケット送信部7>パケット送信部7
は、パケットを送信する複数の送信ポート6を備え、複
数のキュー4の各々は、複数の送信ポート6のいずれか
に対応し、読出キュー指定手段88は、記憶出力部3が
出力すべきデータにより構成される送信パケット別にパ
ケットを送信すべき送信ポート6に対応する読出キュー
4を指定する。
【0047】この構成によれば、パケットを送信する複
数の送信ポート6をパケット送信部7が備えていて、複
数の方向へパケットを送信することができ、複数のキュ
ー4の各々は、複数の送信ポート6のいずれかに対応し
ていて、記憶出力部3が出力すべきデータにより構成さ
れる送信パケット別に読出キュー指定手段88が送信ポ
ート6に対応する読出キュー4を指定するようになって
いるので、送信ポート6別に設けた複数のキュー4のい
ずれかから確実にパケットを出力させることができ、書
込キュー指定手段84が受信パケットを送信すべき出力
ポート6に対応する書込キュー4を指定することによ
り、パケットスイッチとして使用することが可能であ
る。
【0048】パケット受信部2は、受信ポート1順にデ
ータを出力し、書込キュー指定手段84は、受信ポート
1順に受信ポート1に対応する書込キュー4を指定す
る。パケット受信部2が受信ポート1順にデータを出力
し、書込キュー指定手段84もまた対応する受信ポート
1順にその受信ポート1に対応する書込キュー4を指定
するようになっているので、受信パケットを記憶すべき
キュー4に記憶させることができる。
【0049】読出キュー指定手段88は、送信ポート6
順に対応する読出キュー4を指定し、パケット送信部7
は、記憶出力部3が送信ポート6順に出力したデータか
ら各送信ポート6別に送信パケットを構成させて送信す
る。この構成によれば、読出キュー指定手段88が送信
ポート6順に対応する読出キュー4を指定するので、記
憶出力部3は送信ポート6順にデータを出力し、パケッ
ト送信部7は、その送信ポート6順に出力されたデータ
から各送信ポート6別に送信パケットを構成させて送信
することができる。
【0050】記憶出力部3は、複数のキュー4の各々が
記憶しているパケットの数を示すパケット数情報をキュ
ー4別に保持するパケット数保持手段91をさらに備
え、読出キュー指定手段88は、パケット数情報に応じ
パケットを記憶している読出キュー4を指定する。この
構成によれば、記憶出力部3に備えたパケット数保持手
段91は、複数のキュー4の各々が記憶しているパケッ
トの数を示すパケット数情報をキュー別に保持するの
で、読出キュー指定手段88がこのパケット数情報に応
じてパケットを記憶している読出キュー4を確実に指定
できる。
【0051】また、書込キュー指定手段84は図5に詳
しく示すようにパケット長情報書込手段847を有し、
パケット長情報書込手段847は指定した書込キュー4
に記憶させるパケットのデータ量を示すパケット長情報
をパケット別に書き込んで書込キュー4に記憶させる。
また、読出キュー指定手段88は図7に詳しく示すよう
にパケット長情報読出手段887を有し、パケット長情
報読出手段887は指定した読出キュー4からパケット
長情報を読み出し、パケット長情報が示すデータ量が読
出キュー4から読み出されるように読出キュー指定手段
88に読出回路82を制御させる。
【0052】この構成によれば、パケット長情報書込手
段847は、書込キュー指定手段84が指定した書込キ
ュー4に記憶させるパケットのデータ量を示すパケット
長情報をパケット別に書き込んで書込キュー4に記憶さ
せるようになっていて、読出キュー指定手段88が持つ
パケット長情報読出手段887は、指定した読出キュー
4からパケット長情報を読み出して、そのパケット長情
報が示すデータ量がその読出キュー4から読み出される
ように読出キュー指定手段88に読出回路82を制御さ
せるので、パケットを途切れることなく確実に送信ポー
ト6から出力させることができる。
【0053】また、書込エリア保持手段83は図4に詳
しく示すように、自己が保持したエリア情報とそのエリ
ア情報が指す記憶エリア311に書き込んだデータ量と
に応じ、当該記憶エリア311と当該記憶エリア311
のデータを記憶させるべきアドレスとを示す書込アドレ
ス情報846を生成して書込キュー指定手段84に出力
する。書込キュー指定手段84は図5に詳しく示すよう
に、自己が指定した書込キュー4に対応する書込エリア
保持手段83が生成した書込アドレス情報846が示す
記憶エリア311のアドレスにデータを記憶させるよう
に書込回路81を制御する。
【0054】この構成によれば、書込エリア保持手段8
3は、保持したエリア情報が指す記憶エリア311とそ
の記憶エリア311内のデータを記憶させるべきアドレ
スとを示す書込アドレス情報846をそのエリア情報と
その記憶エリア311に書き込んだデータ量とに応じて
生成するので、書込キュー指定手段84は、指定した書
込キュー4に対応する書込エリア保持手段83が生成し
た書込アドレス情報846が示す記憶エリア311のア
ドレスにデータを記憶させるように確実に書込回路81
を制御することができる。
【0055】また、書込エリア保持手段83は図4に詳
しく示すように、書込エリア情報を保持する書込保持手
段(レジスタ)831と、その書込エリア情報が指す記
憶エリア311に書き込んだデータ量を計測する書込量
計測手段(カウンタ)833とを有する。また、書込エ
リア更新手段85は図4に詳しく示すように、書込量計
測手段833が所定のデータ量を計測すると、その書込
量計測手段833を持つ書込エリア保持手段83の書込
保持手段831に未使用エリア格納手段86が格納した
エリア情報を新たに保持させる。
【0056】この構成によれば、書込エリア保持手段8
3は、書込保持手段831が保持したエリア情報が指す
記憶エリア311に書き込んだデータ量を書込量計測手
段833が計測するので確実に書込アドレス情報846
を生成することができ、そのうえ、書込エリア更新手段
85は、所定のデータ量を計測した書込量計測手段83
3を持つ書込エリア保持手段83を検知し、その書込エ
リア保持手段の書込保持手段831に保持したエリア情
報が指す記憶エリア311がオーバーフローする前に確
実にその書込保持手段831に未使用エリア格納手段8
6が格納したエリア情報を新たに保持させることができ
る。
【0057】また、図6に示すように読出エリア保持手
段87は、保持した読出エリア情報とその読出エリア情
報が指す記憶エリア311から読み出したデータ量とに
応じ、当該記憶エリア311と当該記憶エリア311の
データを読み出すべきアドレスとを示す読出アドレス情
報886を生成して読出キュー指定手段88に出力す
る。図7に示すように読出キュー指定手段88は、指定
した読出キュー4に対応する読出エリア保持手段87が
生成した読出アドレス情報886が示す記憶エリア31
1のアドレスからデータが読み出されるように読出回路
82を制御する。
【0058】この構成によれば、読出エリア保持手段8
7は、保持したエリア情報が指す記憶エリア311とそ
の記憶エリア311内のデータを読み出すべきアドレス
とを示す読出アドレス情報886をそのエリア情報とそ
の記憶エリア311から読み出したデータ量とに応じて
生成するので、読出キュー指定手段88は、指定した読
出キュー4に対応する読出エリア保持手段87が生成し
た読出アドレス情報886が示す記憶エリア311のア
ドレスからデータが読み出されるように確実に読出回路
82を制御することができる。
【0059】また、図6に示すように読出エリア保持手
段87は、読出エリア情報を保持する読出保持手段(レ
ジスタ)871と、読出エリア情報が指す記憶エリア3
11から読み出したデータ量を計測する読出量計測手段
(カウンタ)873を持ち、読出エリア更新手段89
は、読出量計測手段873が所定のデータ量を計測する
と、保持順序記憶手段90(RAM)の記憶に従い、読
出量計測手段873を持つ読出エリア保持手段87の読
出保持手段871に検知した新たな読出エリア情報を保
持させる。
【0060】この構成によれば、読出エリア保持手段8
7は、読出保持手段871が保持した読出エリア情報が
指す記憶エリア311から読み出したデータ量を読出量
計測手段873が計測するので確実に読出アドレス情報
886を生成することができ、読出エリア更新手段89
は、所定のデータ量を計測した読出量計測手段873を
持つ読出エリア保持手段87を検知し、その読出エリア
保持手段87の読出保持手段871に保持したエリア情
報が指す記憶エリア311からすべてのデータが読み出
されるとすぐにその読出保持手段871に保持順序記憶
手段90の記憶に従い、検知した読出エリア情報を新た
に保持させることができる。
【0061】また、図5に示すように書込キュー指定手
段84は、複数の受信ポート1の各々に対応する複数の
書込キュー保持手段(レジスタ)841と、受信ポート
1が受信したパケットを記憶させるキュー4を受信ポー
ト1別に決定し、その受信ポート1に対応する書込キュ
ー保持手段841に、決定した書込キュー4を示す受信
キュー情報を保持させる書込キュー決定手段842と、
書込キュー保持手段841が保持した受信キュー情報が
示す書込キュー4に対応する書込エリア保持手段83が
生成する書込アドレス情報846が示す前記記憶エリア
311のアドレスにデータが書き込まれるように書込回
路81を制御するための書込制御情報8454を生成す
る書込制御手段845とを持つ。
【0062】この構成によれば、書込キュー指定手段8
4は、複数の書込キュー保持手段841が複数の受信ポ
ート1の各々に対応していて、書込キュー決定手段84
2が受信ポート1で受信したパケットを記憶させる書込
キュー4を受信ポート1別に決定して、その受信ポート
1に対応する書込キュー保持手段841に決定した書込
キュー4を示す受信キュー情報を保持させ、書込制御手
段845が書込キュー保持手段841に保持した受信キ
ュー情報が示す書込キュー4に対応する書込エリア保持
手段83が生成する書込アドレス情報846が示す記憶
エリア311のアドレスにデータが書き込まれるように
書込制御情報8454を生成して書込回路81を制御す
るので、確実に受信パケットを受信した受信ポート1に
対応する書込キュー4に記憶させることができる。
【0063】また、図7に示すように読出キュー指定手
段88は、複数の送信ポート6の各々に対応する複数の
読出キュー保持手段(レジスタ)881と、送信ポート
6が送信するパケットのデータを出力させる読出キュー
4を送信ポート6別に決定し、その送信ポート6に対応
する読出キュー保持手段881に、決定した読出キュー
4を示す送信キュー情報を保持させる読出キュー決定手
段882と、読出キュー保持手段881が保持した送信
キュー情報が示す読出キュー4に対応する読出エリア保
持手段87に保持されたエリア情報が指す記憶エリア3
11からデータが読み出されるように読出回路82を制
御するための読出制御情報8854を生成する読出制御
手段885とを持つ。
【0064】この構成によれば、読出キュー指定手段8
8は、複数の読出キュー保持手段881が複数の送信ポ
ート6の各々に対応していて、読出キュー決定手段88
2が送信ポート6が送信するパケットのデータを出力さ
せる読出キュー4を送信ポート6別に決定してその送信
ポート6に対応する読出キュー保持手段881に決定し
た読出キュー4を示す送信キュー情報を保持させ、読出
制御手段885が読出キュー保持手段881が保持した
送信キュー情報が示す読出キュー4に対応する読出エリ
ア保持手段87に保持されたエリア情報が指す記憶エリ
ア311からデータが読み出されるように読出制御情報
8854を生成して読出回路82を制御するので、確実
にキュー4に記憶したパケットをそのキュー4に対応す
る送信ポート1から送信させることができる。
【0065】また、図5に示すように書込制御手段84
5は、書込キュー保持手段841を対応する受信ポート
1順に選択する書込選択手段(セレクタ)8452を備
え、書込選択手段8452が選択した書込キュー保持手
段841に保持された受信キュー情報に応じ書込制御情
報8454を書込回路81に送る。この構成によれば、
書込制御手段845は、書込選択手段8452が書込キ
ュー保持手段841を対応する受信ポート1順に選択し
た書込キュー保持手段841に保持された受信キュー情
報に応じ書込制御情報8454を書込回路81に送るの
で、書込回路81はパケット受信部2が受信ポート1順
に出力するデータを確実に書込キュー保持手段841に
保持された受信キュー情報が示すキュー4に書き込むこ
とができる。
【0066】また、図7に示すように読出制御手段88
5は、読出回路82を制御する読出キュー保持手段88
1を対応する送信ポート6順に選択する読出選択手段
(セレクタ)8852を備え、読出選択手段8852が
選択した読出キュー保持手段881に保持された送信キ
ュー情報に応じ読出制御情報8854を読出回路82に
送る。
【0067】この構成によれば、読出制御手段885
は、読出選択手段8852が読出回路82を制御する読
出キュー保持手段881を対応する送信ポート順に選択
した読出キュー保持手段881に保持された送信キュー
情報に応じ読出制御情報8854を読出回路82に送る
ので、読出回路82は読出キュー保持手段881に保持
された送信キュー情報が示すキュー4から確実に送信ポ
ート6順にデータを読み出すことができる。
【0068】また、図5に示すようにパケット受信部2
は、パケットを受信している受信ポート1をデータ書込
手段32に通知するための受信通知信号849を生成し
て書込制御手段845に送り、書込制御手段845は受
信通知信号849が通知する受信ポート1に対応する書
込キュー保持手段841が保持している受信キュー情報
が示すキュー4にデータが書き込まれるように書込回路
81を制御する。
【0069】この構成によれば、パケット受信部2は、
受信通知信号849を生成してパケットを受信している
受信ポート1をデータ書込手段32に通知するので、書
込制御手段845は、パケット受信部2が出力するデー
タの有無を確実に検知できるうえに受信通知信号849
が通知する受信ポート1に対応する書込キュー保持手段
841が保持している受信キュー情報によりデータを書
き込むべきキュー4を確実に判別でき、そのキュー4に
データが書き込まれるように書込回路81を制御でき
る。
【0070】また、図5に示すようにパケット長情報書
込手段847は、受信パケットのデータ量を計測する複
数の受信パケット長計測手段8471を備え、複数の受
信パケット長計測手段8471の各々は、複数の受信ポ
ート1の各々に対応し、受信通知信号849に基づき当
該受信パケット長計測手段8471に対応する受信ポ―
ト1が受信する受信パケットのデータ量を計測してパケ
ット長情報を生成する。
【0071】この構成によれば、パケット長情報書込手
段847は、受信通知信号849に基づき対応する受信
ポ―ト1が受信する受信パケットのデータ量を計測する
複数の受信ポート1の各々に対応した複数の受信パケッ
ト長計測手段8471を備えているので、パケット長情
報書込手段847は、複数の受信ポートが同時にパケッ
トを受信しても確実にそれら全てのパケット長情報を生
成してそのパケット長情報をパケット別に書き込んでキ
ュー4に記憶させることができる。また、読出キュー指
定手段88が持つパケット長情報読出手段887が指定
したキュー4からパケット長情報を読み出して、そのパ
ケット長情報が示すデータ量がそのキュー4から読み出
されるように読出キュー指定手段88に読出回路82を
制御させることができるので、パケットを途切れること
なく確実に送信ポート6から送信できる。
【0072】また、図7に示すようにパケット長情報読
出手段887は、読出キュー保持手段881が保持する
送信キュー情報が示すキュー4からパケット長情報を読
み出し、キュー4が出力したデータ量とパケット長情報
が示すデータ量とに応じキュー4に残っている送信中の
パケットのデータ量を計測する複数の送信パケット長計
測手段8871を複数の読出キュー保持手段881の各
々に対応し備え、読出キュー決定手段882は、送信パ
ケット長計測手段8871が計測したデータ量に応じパ
ケット長情報が示すデータ量が読み出されたキュー4を
示す送信キュー情報を保持した読出キュー保持手段88
1に新たな前記送信キュー情報を保持させる。
【0073】この構成によれば、複数の読出キュー保持
手段881の各々に対応した複数の送信パケット長計測
手段8871は、対応する読出キュー保持手段881に
保持された送信キュー情報が示すキュー4からパケット
長情報を読み出してそのキュー4が出力したデータ量と
そのパケット長情報が示すデータ量とに応じそのキュー
4に残っている送信中のパケットのデータ量を計測する
ので、パケット記憶装置は、複数のキュー4から同時に
それらのデータ量を計測しながらパケットを読み出すこ
とができ、読出キュー決定手段882は、それらのデー
タ量に応じてパケット長情報が示すデータ量が読み出さ
れて送信中のパケットを出力し終えたキュー4を示す前
記送信キュー情報を保持した読出キュー保持手段881
に新たな送信キュー情報を保持させることができる。
【0074】また、図8に示すようにパケット数保持手
段91は、キュー4が記憶したパケット数を計測して生
成したパケット数情報を保持するパケット数計測手段
(カウンタ)991を各々のキュー4別に複数有し、書
込キュー決定手段842は、受信ポート1別に決定した
受信パケットを記憶させるキュー4のパケット数計測手
段991が保持するパケット数情報が示すパケット数を
増加させ、読出キュー決定手段882は、前記送信ポー
ト6が送信するパケットのデータを出力させるキュー4
を送信ポート6に対応するキュー4のパケット数計測手
段991が保持したパケット数情報に応じて決定し、決
定したキュー4のパケット数計測手段991が保持する
パケット数情報が示すパケット数を減少させる。
【0075】この構成によれば、パケット数保持手段9
1は、各々のキュー4別にパケット数計測手段991を
有するので、各々キュー4が記憶したパケット数をキュ
ー4別に計測できるようになっていて、読出キュー決定
手段882は、送信ポート6が送信するパケットのデー
タを出力させるキュー4を、その送信ポート6に対応す
るキュー4のパケット数計測手段991が保持したパケ
ット数情報に応じて決定し、決定したキュー4のパケッ
ト数計測手段991が保持するパケット数情報が示すパ
ケット数を減少させ、書込キュー決定手段842は、受
信ポート1別に決定した受信パケットを記憶させるキュ
ー4のパケット数計測手段991が保持するパケット数
情報が示すパケット数を増加させて、各パケット数計測
手段991が保持するパケット数情報を正確に保つよう
になっている。
【0076】また、図7に示すように読出キュー決定手
段882は、読出キュー保持手段881に保持させた読
出キュー情報が示すキュー4に対応する送信パケット長
計測手段8871が計測するキュー4に残っている送信
中のパケットのデータ量に応じ、送信パケットを送信す
べき送信ポート6をパケット送信部7に通知するための
送信通知信号889を生成してパケット送信部7に送
り、パケット送信部7は送信通知信号889に応じ通知
された送信ポート6から送信パケットを構成させて送信
する。
【0077】この構成によれば、送信パケットを送信す
べき送信ポート6をパケット送信部7に通知するための
送信通知信号889を、読出キュー決定手段882が読
出キュー保持手段881に保持させた読出キュー情報が
示すキュー4に対応する送信パケット長計測手段887
1が計測するそのキュー4に残っている送信中のパケッ
トのデータ量に応じて生成するので、各送信ポート6を
構成するデータが記憶出力部3から出力されているかを
送信ポート6毎に確実にパケット送信部7に通知でき、
パケット送信部7は通知された送信ポート6から送信パ
ケットを送信し、送信中の送信パケットを構成するデー
タの出力を記憶出力部3が終了すると確実に送信ポート
6からの送信パケットの送信を終了できる。
【0078】また、図1に示すように読出エリア更新手
段89は、所定の量のデータを出力した記憶エリア31
1を指すエリア情報を未使用エリア格納手段86に送
り、未使用エリア格納手段86はこのエリア情報を未使
用エリアとして格納する。この構成によれば、読出エリ
ア更新手段89が、所定の量のデータを出力した記憶エ
リア311を指すエリア情報を未使用エリア格納手段8
6に送るので、未使用エリア格納手段86は未使用エリ
ア情報を確実に格納できる。
【0079】また、図1に示す保持順序記憶手段90
は、記憶エリア311の各々のエリア情報を記憶する複
数のエリア記憶手段を有し、書込エリア更新手段85
は、所定の量のデータが書き込まれた記憶エリア311
に対応する保持順序記憶手段90のエリア記憶手段に、
記憶エリア311を指すエリア情報を保持した書込エリ
ア保持手段83に次に保持させるエリア情報を記憶さ
せ、読出エリア更新手段89は、所定の量のデータを出
力した記憶エリア311を指すエリア情報を保持した読
出エリア保持手段87に、記憶エリア311に対応する
保持順序記憶手段90のエリア記憶手段が記憶したエリ
ア情報を新たに保持させる。
【0080】この構成によれば、記憶エリア311の各
々に対応する複数のエリア記憶手段が保持順序記憶手段
90に設けられていて、記憶エリア311に所定の量の
データが書き込まれると、書込エリア更新手段85は、
その記憶エリア311に対応するエリア記憶手段に、そ
の記憶エリア311を指すエリア情報を保持した書込エ
リア保持手段83に次に保持させるエリア情報を記憶さ
せ、読出エリア更新手段89は、記憶エリア311が所
定の量のデータを出力するとその記憶エリア311に対
応するエリア記憶手段が記憶したエリア情報をその記憶
エリア311を指すエリア情報を保持した読出エリア保
持手段87に新たに保持させるので、キュー4に追加さ
れた記憶エリア311順に確実にデータを読み出すこと
ができる。
【0081】また、図4に示すように未使用エリア格納
手段86は、格納可能なエリア情報の数を変更可能に指
定する記憶エリア数指定手段866を持つ。この構成に
よれば、未使用エリア格納手段86に格納可能な未使用
エリア情報の数を変更可能に指定する記憶エリア数指定
手段866を持っているので、パケット記憶装置に要求
されるスループットに応じてRAM861の記憶容量を
決め、その記憶容量に応じてエリア情報の数の上限を記
憶エリア数指定手段866に設定できる。
【0082】<<具体例の詳細な説明>>本発明による
パケット処理装置は、図1に示すように、パケット受信
部2と記憶出力部3とパケット送信部7とを具備してい
る。パケット受信部2は受信パケットを受信ポート1を
介して受信し、受信パケットを構成するデータを受信バ
ス21に出力し、記憶出力部3がそのデータを記憶する
ようになっている。記憶出力部3は記憶したデータを送
信バス71に出力し、パケット送信部7がそのデータか
ら送信パケットを構成してその送信パケットを送信ポー
ト6を介して送信する。
【0083】記憶出力部3は、パケット受信部2が出力
するデータをメモリ(記憶手段)31に書き込んで記憶
させるデータ書込手段32と、メモリ31が記憶したデ
ータを読み出して出力させるデータ読出手段33と、図
3に示すRAM315とバス調停回路314とを有する
記憶手段31を備えていて、RAM315内の複数の記
憶エリア311を結合して複数の論理的なキュー4を構
成し、それらのキュー4各々にパケットを記憶する。
【0084】図2(a)に示すように、キュー#1を構
成する記憶エリア#203、332に書き込み可能な所
定の量のデータが書き込まれると、未使用エリア格納手
段86が格納している未使用エリア情報に基づき、デー
タが書き込まれていない記憶エリア#987がキュー#
1に追加される。またキュー#0を構成する記憶エリア
#100に書き込まれたデータが全て読み出されると、
記憶エリア#100を示すエリア情報#100が未使用
エリア格納手段86に格納され、記憶エリア#100は
キュー#0から削除され、データが書き込まれていない
記憶エリア311として扱われる。
【0085】図1に示す書込エリア保持手段83は、各
々のキュー4に対応し設けられていて、対応するキュー
4のデータを書き込むべき記憶エリア311を指すエリ
ア情報を保持するようになっている。例えば、図2
(a)に示すキュー#0に対応する書込エリア保持手段
83が保持するエリア情報は、記憶エリア#264を指
し、キュー#1に対応する書込エリア保持手段83が保
持するエリア情報は、記憶エリア#987を指し、キュ
ー#2に対応する書込エリア保持手段83が保持するエ
リア情報は、記憶エリア#1943を指している。
【0086】図1に示す書込キュー指定手段84は、パ
ケット受信部2が出力するデータにより構成される受信
パケット別にそのパケットを記憶させるキュー4を指定
し、そのキュー4に対応する書込エリア保持手段83が
保持したエリア情報が指す記憶エリア311にその受信
パケットを構成するデータが書き込まれるように書込回
路81を制御するので、例えば、書込キュー指定手段8
4にQoS別にキュー4を指定させることにより、Qo
S別のキューイングが可能となる。
【0087】また、書込エリア更新手段85は、各々の
書込エリア保持手段83が保持したエリア情報が指す記
憶エリア311に書き込まれたデータの量を検知でき、
検知したデータの量が記憶エリア311に書き込み可能
な所定の量に至ると、前述の未使用エリア格納手段86
に格納された未使用エリア情報をその書込エリア保持手
段83に新たに保持させる。上述の通り、書込キュー指
定手段84は、その新たなエリア情報が指す記憶エリア
311にデータが書き込まれるように書込回路81を制
御するので、データが書き込まれていない新たな記憶エ
リア311がキュー4に追加される。
【0088】図4に書込エリア保持手段83と、書込エ
リア更新手段85と未使用エリア格納手段86との詳細
を示す。書込エリア保持手段83は、保持した書込エリ
ア情報とそのエリア情報が指す記憶エリア311に書き
込んだデータ量とに応じ、データを記憶させるべきRA
M315内のアドレスを示す書込アドレス情報846を
生成する。図中のレジスタ831は、書込エリア更新手
段85が保持させるエリア情報を保持する書込保持手段
として働き、カウンタ833は、上述のレジスタ831
が保持したエリア情報が指す記憶エリア311に書き込
んだデータ量を計測する書込量計測手段として働く。
【0089】書込キュー指定手段84は、データを書き
込むキュー4を指定する毎にその書込キュー4に対応す
る書込エリア保持手段83に書込通知信号832を送る
ようになっていて、カウンタ833はその書込通知信号
832を数えて記憶エリア311に書き込まれたデータ
量を計測する。
【0090】書込エリア更新手段85は、カウンタ83
3が計測したデータ量が所定の値となると、記憶エリア
311に書き込み可能な所定の量のデータが書き込まれ
たと判断し、そのカウンタ833を持つ書込エリア保持
手段83のレジスタ831に新たなエリア情報を保持さ
せる。複数の書込更新回路851は、書込エリア保持手
段83の各々に対応して書込エリア更新手段85として
働き、対応する書込エリア保持手段83のカウンタ83
3のカウント値が所定の値になると、未使用エリア読出
信号904を出力し、未使用エリア格納手段86にエリ
ア情報を図中の未使用エリア記憶用データバス864に
出力させ、その書込エリア保持手段83のレジスタ83
1にそのエリア情報を新たなエリア情報として保持させ
る。
【0091】書込エリア更新手段85は、レジスタ83
1に新たにエリア情報を保持させると、そのレジスタ8
31を有する書込エリア保持手段83のカウンタ833
をリセットする。リセットされたカウンタ833は、新
たなエリア情報が指す記憶エリア311に書き込まれる
データの量の計測を開始する。
【0092】データ読出手段33が有する読出エリア更
新手段89(図6参照)は、所定の量のデータを出力し
た記憶エリア311を指すエリア情報を未使用エリア格
納手段86に送り、未使用エリア格納手段86はそのエ
リア情報が指す記憶エリア311を指すエリア情報を未
使用エリアとして格納するようになっている。図4中の
RAM861とデータ読出手段33に接続されたバス9
07から所定の量のデータを出力した記憶エリア311
を指すエリア情報を受け取りRAM861に書き込む未
使用エリア書込回路862と、上述の未使用エリア読出
信号904に応じRAM861からエリア情報を読み出
して未使用エリア記憶用データバス864出力させる未
使用エリア読出回路863とが未使用エリア格納手段8
6として働くように構成されている。
【0093】未使用エリア書込回路862は、未使用エ
リア読出回路863がエリア情報をRAM861から読
み出した空きアドレスにエリア情報を書き込むようにな
っている。パケット記憶装置の起動時には、全ての記憶
エリア311にデータが書き込まれていないので、RA
M861には全ての記憶エリア311を指すエリア情報
が格納されている。未使用エリア読出回路863は未使
用エリア読出信号904に応じRAM861のアドレス
$00から順にエリア情報を読み出して未使用エリア格
納手段86に格納させるエリア情報の数の上限までエリ
ア情報を読み出すと、再度アドレス$00からエリア情
報を読み出すようになっていて、同様に未使用エリア書
込回路862もバス907から受け取ったエリア情報を
アドレス$00から順にRAM861に書き込み、未使
用エリア格納手段86に格納させるエリア情報の数の上
限までエリア情報を書き込むと再度アドレス$00から
順にRAM861にエリア情報を書き込むようになって
いる。
【0094】また、図4中の記憶エリア数指定手段86
6は、未使用エリア格納手段86に格納させるエリア情
報の数の上限を未使用エリア読出回路863と未使用エ
リア書込回路862に指定するようになっていて、パケ
ット記憶装置に要求されるスループットに応じてRAM
315の記憶容量を決め、その記憶容量に応じてエリア
情報の数の上限を記憶エリア数指定手段866に設定で
きるようになっている。
【0095】さらに書込エリア更新手段85は、保持順
序記憶手段90が複数の書込エリア保持手段83の各々
がエリア情報を保持した順序を判別可能に記憶させるた
めの保持順序書込回路911を持っている。
【0096】図5に書込キュー指定手段84の詳細を示
す。書込キュー指定手段84は、指定するキュー4に対
応する前述の書込エリア保持手段83が生成した書込ア
ドレス情報846が示す記憶エリア311のアドレスに
データを記憶させるように書込回路81を制御するよう
になっている。複数のキュー4の各々は、パケット受信
部2が備える複数の受信ポート1のいずれかに対応し、
書込キュー指定手段84は、パケット受信部2が出力す
るデータを受信した受信ポート1に対応するキュー4を
指定し、受信パケットがキュー4に記憶されるように書
込回路81を制御する。
【0097】図9に示すとおり、パケット受信部2は、
データを受信ポート1順に出力するようになっていて、
パケットを受信している受信ポート1をデータ書込手段
32に通知するための受信通知信号849を生成するよ
うになっている。図9は、8個の受信ポート1a〜1h
を備えたパケット受信部2が8パラレルの受信バス21
−1〜21−8に受信パケットを構成するデータを受信
ポート順に出力する例を示し、図9中のタイムスロット
Aで各受信ポート1a〜1hが受信したデータ1Aa〜
1Ahは、タイムスロットCで受信バス21に受信ポー
ト1a〜1h順にデータ1Aa〜1Ahの順序で出力さ
れ、同様にタイムスロットB、Cで各受信ポート1a〜
1hが受信したデータ1Ba〜1Bh、1Ca〜1Ch
は、タイムスロットD、Eで受信バス21に受信ポート
順にデータ1Ba〜1Bh、1Ca〜1Chの順序で出
力される。
【0098】また、パケット受信部2は、受信ポート1
a〜1hの各々に対応した受信通知信号849a〜84
9hを生成してパケットを受信している受信ポート1を
データ書込手段32に通知するようになっている。図9
の例では、タイムスロットCで受信ポート1cがパケッ
トの受信を開始するので、パケット受信部2は、タイム
スロットCから受信通知信号849cの生成を開始され
ている。またタイムスロットBで受信ポート1dがパケ
ットの受信を終了するので、パケット受信部2は、タイ
ムスロットBで受信通知信号849dの生成を終了して
いる。
【0099】書込キュー指定手段84が対応する受信ポ
ート1順にその受信ポート1に対応するキュー4を指定
するので、パケット受信部2が出力するデータを受信し
た受信ポート1を判別するための付加情報や信号を必要
とせず、パケット記憶装置は、受信ポート別に設けたキ
ュー4にパケットをキューイングできる。
【0100】図5において、書込キュー保持手段として
の複数の各レジスタ841は、複数の受信ポート1の各
々に対応していて、書込キュー決定手段842は、各受
信ポート1が受信したパケットを記憶させるキュー4を
各受信ポート1別に決定し、それら受信ポート1に対応
するレジスタ841にそのキュー4を示す受信キュー情
報を保持させる。
【0101】書込制御手段845は、パケット受信部2
を制御するための書込制御情報8454を書込回路81
に送る。図5中のセレクタ8451と書込選択手段とし
てのセレクタ8452とセレクタ8455とが書込制御
手段845として働く。セレクタ8452はパケット受
信部2が生成する受信通知信号849に基づきパケット
を受信した受信ポート1を検知し、その受信ポート1で
受信したパケットを構成するデータをパケット受信部2
が出力するとき、その受信ポート1に対応するレジスタ
841を選択しそのレジスタ841が保持している受信
キュー情報をセレクタ8451へ送る。パケット受信部
2は、受信ポート1で受信したパケットを構成するデー
タを受信ポート順に出力するので、セレクタ8452も
同様に、書込キュー保持手段841を対応する受信ポー
ト1順に選択する。セレクタ8451はセレクタ845
2が送る受信キュー情報が示すキュー4に対応する書込
エリア保持手段83が生成する書込アドレス情報846
をセレクタ8455に送る。
【0102】図2(a)に示すとおり、キュー#2が記
憶しているパケット#1〜#3の各先頭データの前のア
ドレスにはパケット長情報がパケット長書込手段847
により書き込まれるようになっている。セレクタ845
5は、セレクタ8451が送る書込アドレス情報846
を書込回路81とパケット長情報書込手段847のいず
れかに振りわけて送るようになっていて、パケット長情
報書込手段847にはパケット長情報をキュー4に記憶
させるための書込アドレス情報846をパケット長アド
レス情報8456として送り、書込回路81にはパケッ
トをキュー4に記憶させるための書込アドレス情報84
6を書込制御情報8454として送る。
【0103】パケット長情報書込手段847は、その書
込制御情報8454が示す記憶エリア311のアドレス
にパケット長情報を書き込むようになっていて、書込回
路81は、その書込制御情報8454が示す記憶エリア
311のアドレスにパケットを構成するデータを書き込
むようになっている。また、パケット長情報書込手段8
47は、受信ポート1の各々に対応した複数の受信パケ
ット長計測手段8471を備えていて、セレクタ845
5は、パケット長アドレス情報8456を受信ポート1
別に振り分けて対応する受信パケット長計測手段847
1に送るようになっている。また、図5中の書込通知信
号生成回路8453は、セレクタ8452が送る受信キ
ュー情報が示すキュー4に対応する書込エリア保持手段
83に書込通知信号832を送る。
【0104】図3に示すとおり、記憶手段31が有する
RAM315は、Address(アドレス)312とData
(データ)311とWrite(ライト)信号313がデー
タ書込手段32に印加されていて、バス調停回路314
を介さず直にデータが書き込みできる構成であり、図5
に示すパケット長書込手段847は、それらAddress3
12とData311とWrite信号313を介して、パケッ
トのデータ量を示すパケット長情報を書込キュー決定手
段842が決定したキュー4にパケット別に書き込んで
記憶させるようになっている。図3のRAM315中、
「Write」はWrite信号入力端子、「Read」はRead(リー
ド)信号入力端子である。
【0105】図5における受信パケット長計測手段84
71は、受信ポート1の各々に対応していて、受信通知
信号849に基づき対応する受信ポート1が受信する受
信パケットのデータ量を計測してパケット長情報を生成
するようになっている。受信パケット長計測手段847
1は、受信通知信号849により対応する受信ポート1
がパケットを受信していることを検知すると、書込制御
手段845が送るパケット長アドレス情報8456を記
憶し、対応する受信ポート1がパケットを受信して続け
ているとき内部に設けたカウンタをカウントアップさせ
てパケット長情報を生成する。
【0106】また、そのパケットの受信が完了しパケッ
トの末尾のデータが書き込まれると、受信パケット長計
測手段8471は、上述の記憶したパケット長アドレス
情報8456が示す記憶エリア311のアドレスにAddr
ess312とData311とWrite信号313を介し生成し
たパケット長情報をRAM315に書き込み、さらに、
そのパケットを受信した受信ポート1に対応する書込キ
ュー保持手段としてのレジスタ841にその受信ポート
1に対応するキュー4のいずれかを示す送信キュー情報
を保持させる。
【0107】また、図1中のパケット数保持手段91
は、キュー4の各々が記憶しているパケットの数を示す
パケット数情報を前記キュー別に保持するようになって
いて、図8に示すように、各々のキュー4に対応した複
数のパケット数計測手段としてのカウンタ911を有す
る構成である。
【0108】カウンタ911は、対応するキュー4が記
憶したパケット数を計測して生成したパケット数情報を
保持するようになっている。書込キュー決定手段842
は、受信パケットを記憶させるキュー4を決定してレジ
スタ841に受信キュー情報を保持させると、そのキュ
ー4に対応するカウンタ991にパケット数増加信号8
421を送り、そのレジスタ991が保持したパケット
数情報が示すパケット数を増加させる。
【0109】図1に示す読出エリア保持手段87は、各
々のキュー4に対応し設けられていて、対応するキュー
4のデータを読み出すべき記憶エリア311を指すエリ
ア情報を保持するようになっている。例えば、図2
(a)に示すキュー#0に対応する読出エリア保持手段
87が保持するエリア情報は、記憶エリア#100を指
し、キュー#1に対応する読出エリア保持手段87が保
持するエリア情報は、記憶エリア#203を指し、キュ
ー#2に対応する読出エリア保持手段87が保持するエ
リア情報は、記憶エリア#11を指している。
【0110】図1に示す読出キュー指定手段88は、記
憶出力部3が出力すべきデータにより構成される送信パ
ケット別にそのパケットを出力させるキュー4を指定
し、そのキュー4に対応する読出エリア保持手段87が
保持したエリア情報が指す記憶エリア311からその送
信パケットを構成するデータが読み出されるように読出
回路82を制御するので、例えば単位時間内に出力でき
るデータの量をキュー4別に定めてそのデータの量を出
力していないキュー4を優先的に指定してデータを出力
させることにより、キュー4別に帯域制御をすることが
可能となる。
【0111】また、読出エリア更新手段89は、各々の
読出エリア保持手段87が保持したエリア情報が指す記
憶エリア311から読み出したデータの量を検知でき、
検知したデータの量が記憶エリア311から読み出し可
能な所定の量に至ると、その記憶エリア311を指すエ
リア情報を保持した読出エリア保持手段87に対応する
書込エリア保持手段83がそのエリア情報の次に保持し
たエリア情報を保持順序記憶手段90の記憶に従い検知
し、検知したそのエリア情報をその読出エリア保持手段
87に新たに保持させる。
【0112】上述の通り、読出キュー指定手段88は、
その新たなエリア情報が指す記憶エリア311からデー
タが読み出されるように読出回路82を制御し、さらに
所定の量のデータを読み出し終えた記憶エリア311を
指すエリア情報は未使用エリア格納手段86に格納され
るので、その読出エリア保持手段87に対応するキュー
4からは、所定の量のデータを読み出し終えた記憶エリ
ア311が削除される。
【0113】図6に読出エリア保持手段87と読出エリ
ア更新手段89と保持順序記憶手段90との詳細を示
す。読出エリア保持手段87は、保持したエリア情報と
そのエリア情報が指す記憶エリア311から読み出した
データ量とに応じ、データを読み出すべきRAM315
内のアドレスを示す読出アドレス情報886を生成す
る。図6中のレジスタ871は、読出エリア更新手段8
9が保持させるエリア情報を保持する読出保持手段とし
て働き、カウンタ873は、上述のレジスタ871が保
持したエリア情報が指す記憶エリア311から読み出し
たデータ量を計測する読出量計測手段として働く。
【0114】読出キュー指定手段88は、データを読み
出すべきキュー4を指定する毎にそのキュー4に対応す
る読出エリア保持手段87に読出通知信号872を送る
ようになっていて、上述のカウンタ873はその読出通
知信号872を数えて記憶エリア311から読み出され
たデータ量を計測する。
【0115】読出エリア更新手段89は、カウンタ87
3が計測したデータ量が所定の値となると、記憶エリア
311から読み出し可能な所定の量のデータが読み出さ
れたと判断し、そのカウンタ873を持つ読出エリア保
持手段87のレジスタ871に新たなエリア情報を保持
させる。
【0116】図6中の複数の読出更新回路891は、読
出エリア保持手段87の各々に対応して読出エリア更新
手段89として働く。読出更新回路891は、対応する
読出エリア保持手段87のカウンタ873のカウント値
が所定の値になると、保持順序読出信号903を出力す
るとともに、対応する読出エリア保持手段87のレジス
タ871に保持したエリア情報を図6中の保持順序記憶
RAM用アドレスバス902に出力し、保持順序記憶手
段としてのRAM90にその読出エリア保持手段87の
レジスタ871に新たに保持させるべきエリア情報を図
中の保持順序記憶RAM用データバス901に出力させ
る。
【0117】読出更新回路891は、レジスタ871に
そのエリア情報を新たに保持させると、そのレジスタ8
71を有する読出エリア保持手段87のカウンタ873
をリセットする。リセットされたカウンタ873は、新
たなエリア情報が指す記憶エリア311から読み出され
るデータの量の計測を開始する。
【0118】RAM90は、前述の書込エリア保持手段
83の各々がエリア情報を保持した順序を判別可能に記
憶できるようになっている。RAM90のアドレスの各
々は、記憶エリア311の各々に対応するエリア記憶手
段として働くようになっていて、図4に示す書込エリア
更新手段85が持つ保持順序書込回路911は、所定の
量のデータが書き込まれた記憶エリア311に対応する
RAM90のアドレスに、その記憶エリア311を指す
エリア情報を保持した前記書込エリア保持手段83に次
に保持させるエリア情報を記憶させるようになってい
る。
【0119】書込更新回路851は、未使用エリア読出
信号904を出力し書込エリア保持手段83に新たなエ
リア情報を保持させるとき、その書込エリア保持手段8
3が新たなそのエリア情報の前に保持していたエリア情
報を保持順序書込回路911に送る。
【0120】保持順序書込回路911は、未使用エリア
読出信号904と、書込更新回路851が送る上述のエ
リア情報と、書込エリア保持手段83に新たに保持させ
るために未使用エリア格納手段が未使用エリア記憶用デ
ータバス864に出力するエリア情報とを受けて、RA
M90に接続された図6中の保持順序記憶RAM用アド
レスバス902に書込更新回路851が送るエリア情報
が指す記憶エリア311に対応するRAM90のアドレ
スを出力するとともに、保持順序記憶RAM用データバ
ス901に未使用エリア格納手段86に出力したエリア
情報書込エリア通知バス905と保持順序書込信号60
5とを出力し、RAM90にその書込エリア保持手段8
3に対応するキュー4に記憶エリアが追加された順序を
記憶させるようになっている。
【0121】上述の構成により、記憶エリア311の各
々に対応するRAM90の各アドレスは、対応する記憶
エリア311の次にその記憶エリア311を構成するキ
ュー4に追加された記憶エリア311を指すエリア情報
を記憶できる。例えば図2(b)に示すように、前述の
キュー#0を構成する記憶エリア#100の次に記憶エ
リア#156が追加されているので、RAM90のアド
レス$100が指すデータ領域にはエリア情報#156
が記憶されている。
【0122】上述の通り、RAM90は、記憶エリア3
11の各々に対応するアドレスを複数有し、書込エリア
更新手段85は、所定の量のデータが書き込まれた記憶
エリア311に対応するRAM90内のアドレスに、そ
の記憶エリア311を指すエリア情報を保持した書込エ
リア保持手段83に次に保持させるエリア情報を記憶さ
せるようになっていて、読出エリア更新手段89は、所
定の量のデータを出力した記憶エリア311を指すエリ
ア情報を保持したエリア保持手段83に、その記憶エリ
ア311に対応するRAM90内のアドレスに記憶した
エリア情報を新たに保持させる構成である。
【0123】図7に読出キュー指定手段84の詳細を示
す。読出キュー指定手段88は、指定するキュー4に対
応する前述の読出エリア保持手段87が生成した読出ア
ドレス情報886が示す記憶エリア311のアドレスか
らデータが出力されるように読出回路82を制御するよ
うになっている。複数のキュー4の各々は、パケット送
信部7が備える複数の送信ポート6のいずれかに対応
し、読出キュー指定手段88は、記憶出力部3が出力す
べきデータにより構成される送信パケット別に送信すべ
き送信ポート6に対応するキュー4を指定し、送信ポー
ト6別に送信パケットがキュー4から出力されるように
読出回路82を制御する。
【0124】また、読出キュー指定手段88は、キュー
4を対応する送信ポート順に指定するので、図10に示
すとおり、記憶出力部3は、データを送信ポート順に出
力する。図10は、8個の送信ポート6a〜6hを備え
たパケット送信部7が8パラレルの送信バス71−1〜
71−8より送信ポート順に受けたデータから構成した
送信パケットを送信する例を示し、図10中のタイムス
ロットAで各送信バス71−1〜71−8より送信ポー
ト順に受けたデータ6Aa〜6Ahは、タイムスロット
Cで各送信ポート6a〜6hから送信され、同様にタイ
ムスロットB・Cで各送信バス71−1〜71−8より
送信ポート順に受けたデータ6Ba〜6Bh、6Ba〜
6Bhは、タイムスロットD、Eで各送信ポート6a〜
6hから送信される。
【0125】また、後述の読出キュー決定手段882
は、送信パケットを送信すべき送信ポート6をパケット
送信部7に通知するための送信通知信号889a〜88
9hを各送信ポート6a〜6hに対応して生成するよう
になっている。また記憶出力部3は、送信バス71−1
〜71−8に送信パケットを構成するデータのほかに送
信パケットのデータ量を示す後述のパケット長情報を出
力するようになっていて、パケット送信部7は、送信通
知信号889a〜889hに基づき送信パケットを構成
するデータとパケット長情報とを判別して送信パケット
を構成するデータのみを送信するようになっている。
【0126】図10の例では、タイムスロットAで送信
バス71に出力されたデータ6Aeはパケット長情報で
あり、読出キュー決定手段882は、Lレベルの送信通
知信号889eを生成しパケット送信部7に送信ポート
6eからデータ6Aeの送信を指示しないので、パケッ
ト送信部7は、タイムスロットCではデータ6Aeを送
信ポート6eから送信しない。読出キュー決定手段88
2は、タイムスロットBからHレベルの送信通知信号8
89eの生成を開始するので、パケット送信部7は、そ
のHレベルの送信通知信号889eに応じてタイムスロ
ットDからデータ6Beを送信ポート6eから送信し始
める。
【0127】同様にデータ6Ag、6Bgはパケット長
情報であり、読出キュー決定手段882は、タイムスロ
ットA、BではLレベルの送信通知信号889gを生成
し、パケット送信部7に送信ポート6gからデータ6A
g、6Bgの送信を指示しないので、パケット送信部7
は、タイムスロットC、Dではデータ6Ag、6Bgを
送信ポート6gから送信しない。読出キュー決定手段8
82は、タイムスロットCからHレベルの送信通知信号
889gの生成を開始するので、パケット送信部7は、
そのHレベルの送信通知信号889gに応じてタイムス
ロットEからデータ6Cgを送信ポート6gから送信し
始める。
【0128】また、記憶出力部3は、タイムスロットA
で送信ポート6cから送信すべきデータの出力を終了す
るので、読出キュー決定手段882は、タイムスロット
AでHレベルの送信通知信号889gの生成を終了して
タイムスロットBからはLレベルの送信通知信号889
gの生成を開始するので、パケット送信部7は、タイム
スロットCで送信ポート6cからデータ6Acを送信し
た後、タイムスロットDからはデータを送信しない。
【0129】パケット送信部7は、送信ポート6順に受
け取ったデータから各送信ポート6別に送信パケットを
構成させて送信するようになっているので、記憶出力部
3が出力するデータを送信すべき送信ポート6を判別す
るための付加情報や信号を必要とせずに、パケット記憶
装置は、送信ポート6別に設けたキュー4にキューイン
グされたパケット対応する送信ポート6から送信でき
る。
【0130】読出キュー保持手段としての複数の各レジ
スタ881は、複数の送信ポート6の各々に対応してい
て、読出キュー決定手段882は、各送信ポート6から
送信されるべきパケットを記憶しているキュー4を各送
信ポート6別に決定し、それら送信ポート6に対応する
レジスタ881にそのキュー4を示す送信キュー情報を
保持させる。
【0131】読出制御手段885は、パケット送信部7
を制御するための読出制御情報8854を読出回路82
に送る。図7中のセレクタ8851と読出選択手段とし
てのセレクタ8852とセレクタ8855とが読出制御
手段885として働く。セレクタ8852は読出キュー
決定手段882が生成しパケット送信部7に送る送信通
知信号889に基づきパケットを送信する送信ポート6
を検知し、その送信ポート6で送信するパケットを構成
するデータをパケット送信部2に入力するとき、その送
信ポート6に対応するレジスタ881を選択しそのレジ
スタ881が保持している送信キュー情報をセレクタ8
851へ送る。セレクタ8852は、読出キュー保持手
段881を対応する送信ポート6順に選択するので、パ
ケット送信部7も同様に、送信ポート6順に入力される
データからパケットを構成し対応する送信ポート6から
送信する。
【0132】読出キュー決定手段882は、送信ポート
6が送信するパケットのデータを出力させるキュー4を
送信ポート6別に決定し、パケットを出力させる送信ポ
ート6を示す送信通知信号889をパケット送信部7に
送るようになっている。
【0133】セレクタ8851はセレクタ8852が送
る送信キュー情報が示すキュー4に対応する読出エリア
保持手段87が生成する読出アドレス情報846を読出
制御情報8854として読出回路82に送る。また図7
中の読出通知信号生成回路8853は、セレクタ885
2が送る送信キュー情報が示すキュー4に対応する読出
エリア保持手段87に読出通知信号872を送る。
【0134】各キュー4が記憶しているパケットの各先
頭データの前のアドレスにはパケット長情報が書き込ま
れている。図3に示すとおり、記憶手段31が有するR
AM315は、Data311がデータ読出手段33に接続
されていてバス調停回路314を介さず直にデータが監
視できる構成であり、図7に示すパケット長読出手段8
87は、Data311を介してパケットのデータ量を示す
パケット長情報を読出キュー決定手段882が決定した
キュー4からパケット別に読み出すようになっている。
【0135】送信パケット長計測手段8871は、送信
ポート6の各々に対応していて、その送信ポート6に対
応するキュー4から読み出したパケット長情報と送信通
知信号889に基づきそのキュー4に残っている送信中
の送信パケットのデータ量を計測して読出キュー決定手
段882に通知するようになっている。
【0136】送信パケット長計測手段8871は、送信
通知信号889により対応する送信ポート6がパケット
を送信していることを検知すると、その送信パケットを
出力しているキュー4から読み出したパケット長情報を
内部に設けたカウンタにセットし、その送信パケットが
キュー4に残っている間、そのカウンタをカウントダウ
ンさせてそのキュー4に残っている送信中の送信パケッ
トのデータ量を計測するようになっている
【0137】また、そのパケットの送信が完了し、パケ
ットの末尾のデータが読み出され、送信パケット長計測
手段8471の内部のカウンタの示す値が0となると、
読出キュー決定手段882は、その送信パケット長計測
手段8471に対応する送信ポート6がパケットの送信
を完了したと判断し、パケット数保持手段91のその送
信ポート6に対応するキュー4に対応するカウンタ91
1が保持している値に応じて、パケットを記憶している
キュー4を検知しそのキュー4を示す送信キュー情報を
その送信ポート6に対応する読出キュー保持手段として
のレジスタ881に保持させ、そのキュー4に対応する
カウンタ991にパケット数減少信号8421を送り、
そのレジスタ991が保持したパケット数情報が示すパ
ケット数を減少させる。
【0138】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1、2に記
載の発明によれば、複数のキューに受信パケットを記憶
でき、キューに記憶したパケットを送信パケットとして
送信できる。また、データが書き込まれていない記憶エ
リアがあればそのキューに記憶エリアを追加できるの
で、キューのオーバーフローによるパケットの喪失の確
率が低いパケット記憶装置を提供することができる。ま
た、複数のキューからデータを確実に読み出すことがで
き、さらに、キューに追加された記憶エリア順に確実に
データを読み出すことができる。また、出力したデータ
を並べ替える格別の手段を必要とせずに確実に送信パケ
ットを構成して送信することができるうえに、データを
出力し終えた記憶エリアをキューに追加し、すぐにデー
タを書き込むことができ、オーバーフローによるパケッ
トの喪失の確率がさらに低いパケット記憶装置を提供す
ることができる。
【0139】請求項3に記載の発明によれば、受信ポー
ト別に設けた複数のキューのいずれかに確実にパケット
を記憶させるようになっているため、複数の方向からの
パケットを受信し、複数の受信ポート毎に設けたQoS
別のキューにパケットを記憶させる柔軟なサービスに対
応可能なパケット記憶装置を提供することができる。ま
た、送信ポート別に設けた複数のキューのいずれかから
確実にパケットを出力させることができるうえに、受信
パケットを送信すべき出力ポートに対応するキューを指
定することによりパケット記憶手段をパケットスイッチ
として使用することが可能であり、複数の受信ポートと
送信ポートとに対応して設けたQoS別のキューにパケ
ットを記憶させ、そのパケットを送信させるさらに柔軟
なサービスに対応可能なパケット記憶装置を提供するこ
とができる。
【0140】請求項4に記載の発明によれば、受信パケ
ットを記憶すべきキューに確実に記憶させることができ
るうえに、パケット受信部は出力するデータを受信した
受信ポートを判別するための付加情報や信号を書込キュ
ー指定手段に送るための格別の手段を必要とせず、さら
に書込キュー指定手段もまたパケット受信部が出力する
データを受信した受信ポートを判別するための格別な手
段を必要としない安価なパケット記憶装置を提供するこ
とができる。
【0141】請求項5に記載の構成によれば、送信ポー
ト順にデータを読み出して、その送信ポート順に読み出
したデータから各送信ポート別に送信パケットを構成さ
せて送信することができる。請求項6に記載の構成によ
れば、パケットを記憶しているキューをパケット数情報
に応じて指定することができる。請求項7に記載の構成
によれば、送信ポートからパケットを途切れることなく
出力することができる。請求項8に記載の構成によれ
ば、指定したキューに対応する書込エリア保持手段が生
成した書込アドレス情報が示す記憶エリアのアドレスに
データを記憶させることができる。
【0142】請求項9に記載の構成によれば、確実に書
込アドレス情報を生成することができ、そのうえ、記憶
エリアがオーバーフローする前に確実にその書込保持手
段に未使用エリア格納手段が格納したエリア情報を新た
に保持させることができる。請求項10に記載の構成に
よれば、指定したキューに対応する読出エリア保持手段
が生成した読出アドレス情報が示す記憶エリアのアドレ
スからデータを確実に読み出すことができる。請求項1
1に記載の構成によれば、確実に読出アドレス情報を生
成することができ、また、すぐに読出保持手段に検知し
たエリア情報を新たに保持させることができる。
【0143】請求項12に記載の構成によれば、受信パ
ケットを受信した受信ポートに対応するキューに確実に
記憶させることができる。請求項13に記載の構成によ
れば、キューに記憶したパケットを確実にそのキューに
対応する送信ポートから送信させることができる。請求
項14に記載の構成によれば、パケット受信部が受信ポ
ート順に出力するデータを確実に受信キュー情報が示す
キューに書き込むことができる。請求項15に記載の構
成によれば、読出キュー保持手段に保持された送信キュ
ー情報が示すキューから確実に送信ポート順にデータを
読み出すことができる。請求項16に記載の構成によれ
ば、書込制御手段が、パケット受信部が出力するデータ
の有無を確実に検知できるうえに、受信通知信号が通知
する受信ポートに対応する書込キュー保持手段が保持し
ている受信キュー情報によりデータを書き込むべきキュ
ーを確実に判別でき、そのキューにデータを書き込むこ
とができる。
【0144】請求項17に記載の構成によれば、パケッ
トを途切れることなく確実に送信ポートから送信でき
る。請求項18に記載の構成によれば、複数のキューか
ら同時にそれらのデータ量を計測しながらパケットを読
み出すことができ、また、パケットを出力し終えたキュ
ーを示す送信キュー情報を保持した読出キュー保持手段
に新たな送信キュー情報を保持させることができる。請
求項19に記載の構成によれば、各パケット数計測手段
が保持するパケット数情報を正確に保つことができる。
請求項20に記載の構成によれば、各送信ポートを構成
するデータが読み出されているかを送信ポート毎に確実
にパケット送信部に通知でき、また、データの読み出し
が終了すると確実に送信ポートからの送信パケットの送
信を終了できる。
【0145】請求項21に記載の構成によれば、未使用
エリア情報を確実に未使用エリア格納手段に格納するこ
とができる。請求項22に記載の構成によれば、キュー
に対して追加された記憶エリアに順にデータを確実に読
み出すことができる。請求項23に記載の構成によれ
ば、パケット記憶装置に要求されるスループットに応じ
てキューの記憶容量を決め、その記憶容量に応じてエリ
ア情報の数の上限を記憶エリア数指定手段に設定でき
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるパケット記憶回路及びパケット記
憶装置の実施の形態の基本構成を示すブロック図
【図2】(a)図1中の各記憶エリアと未使用エリア格
納手段との関係を示す説明図 (b)図1中の保持順序記憶手段のアドレスとデータの
関係を示す説明図
【図3】図1中の記憶手段の構成例を示すブロック図
【図4】図1中の書込エリア保持手段と、書込エリア更
新手段と未使用エリア格納手段との構成例を示すブロッ
ク図
【図5】図1中の書込キュー指定手段の構成例を示すブ
ロック図
【図6】図1中の読出エリア保持手段と読出エリア更新
手段と保持順序記憶手段との構成例を示すブロック図
【図7】図1中の読出キュー指定手段の構成例を示すブ
ロック図
【図8】図1中のパケット数保持手段の構成例を示すブ
ロック図
【図9】図1中のパケット受信部2がデータを出力する
様子を示すタイミング図
【図10】図1中の記憶出力部3がデータを出力する様
子を示すタイミング図
【図11】従来の装置を示すブロック図
【符号の説明】
1 受信ポート 2 パケット受信部 3 記憶出力部 4 キュー 6 送信ポート 7 パケット送信部 31 記憶手段 32 データ書込手段 33 データ読出手段 81 書込回路 82 読出回路 83 書込エリア保持手段 84 書込キュー指定手段 85 書込エリア更新手段 86 未使用エリア格納手段 87 読出エリア保持手段 88 読出キュー指定手段 89 読出エリア更新手段 90 保持順序記憶手段(RAM) 91 パケット数保持手段 311 記憶エリア 831 書込保持手段(レジスタ) 833 書込量計測手段(カウンタ) 841 書込キュー保持手段(レジスタ) 842 書込キュー決定手段 845 書込制御手段 846 書込アドレス情報 847 パケット長情報書込手段 849 受信通知信号 866 記憶エリア数指定手段 871 読出保持手段(レジスタ) 873 読出量計測手段(カウンタ) 881 読出キュー保持手段(レジスタ) 882 読出キュー決定手段 885 読出制御手段 886 読出アドレス情報 887 パケット長情報読出手段 889 送信通知信号 991 パケット数計測手段(カウンタ) 8471 受信パケット長計測手段 8452 書込選択手段 8454 書込制御情報 8852 読出選択手段 8854 読出制御情報 8871 送信パケット長計測手段

Claims (23)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 受信パケットを構成するデータの所定の
    量を書き込み可能な複数の記憶エリアをそれぞれ備えた
    複数のキューと、 前記キューのデータが書き込まれていない記憶エリアを
    指す複数の未使用エリア情報を格納可能な未使用エリア
    格納手段と、 前記未使用エリア格納手段に格納された未使用エリア情
    報に基づいて、前記キューの未使用エリアに受信パケッ
    トを構成するデータを書き込んで記憶させるデータ書込
    手段と、 前記キューが記憶したデータを読み出して出力させると
    ともに、読み出したエリアを未使用エリア情報として前
    記未使用エリア格納手段に格納するデータ読出手段と
    を、 備えたパケット記憶回路。
  2. 【請求項2】 前記データ書込手段は、 前記複数のキューの各々に対応して設けられ、データを
    書き込むべき記憶エリアを指すエリア情報を保持する複
    数の書込エリア保持手段と、 前記所定の量のデータが書き込まれた前記記憶エリアを
    指すエリア情報を保持した前記書込エリア保持手段に前
    記未使用エリア格納手段が格納したエリア情報を新たに
    保持させる書込エリア更新手段と、 受信パケット別にパケットを記憶させる前記キューを指
    定し、前記キューに対応する前記書込エリア保持手段が
    保持したエリア情報が指す記憶エリアにそのデータが書
    き込まれるように書込キューを指定する書込キュー指定
    手段と、 前記書込キュー指定手段により指定されたキューの記憶
    エリアに前記データを書き込む書込回路とを有し、 前記データ読出手段は、 前記複数のキューの各々に対応して設けられ、データを
    読み出すべき記憶エリアを指すエリア情報を保持する複
    数の読出エリア保持手段と、 前記キューが出力すべきデータにより構成される送信パ
    ケット別にパケットを出力させるキューを指定し、前記
    キューに対応する前記読出エリア保持手段に保持された
    エリア情報が指す記憶エリアから前記データが読み出さ
    れるように読出キューを指定する読出キュー指定手段
    と、 前記読出キュー指定手段により指定されたキューのデー
    タを読み出して出力させる読出回路と、 前記複数の書込エリア保持手段の各々が前記エリア情報
    を保持した順序を判別可能に記憶した保持順序記憶手段
    と、 前記所定の量のデータを出力した前記記憶エリアを指す
    前記エリア情報を保持した前記読出エリア保持手段に対
    応する前記書込エリア保持手段がそのエリア情報の次に
    保持したエリア情報を前記保持順序記憶手段の記憶に従
    い検知し、検知したエリア情報を前記読出エリア保持手
    段に新たに保持させる読出エリア更新手段とを有し、 前記未使用エリア格納手段は、前記所定の量のデータを
    出力した前記記憶エリアを指す前記エリア情報を未使用
    エリアとして格納するよう構成されている請求項1に記
    載のパケット記憶回路。
  3. 【請求項3】 請求項1又は2に記載のパケット記憶回
    路と、パケットを受信する複数の受信ポートを備え、前
    記受信ポートを介して受信したパケットを構成するデー
    タを前記キューに出力するパケット受信部と、複数の送
    信ポートを備え、前記キューから読み出されたデータか
    ら送信パケットを構成して前記送信ポートを介して送信
    するパケット送信部とを備えたパケット記憶装置であっ
    て、 前記複数のキューの各々は、前記複数の受信ポート及び
    送信ポートのいずれかに対応し、 前記書込キュー指定手段は、前記パケット受信部が出力
    するデータにより構成された受信パケット別に受信した
    受信ポートに対応する書込キューを指定し、 前記読出キュー指定手段は、前記キューが出力すべきデ
    ータにより構成される送信パケット別にパケットを送信
    すべき前記送信ポートに対応する読出キューを指定する
    よう構成されているパケット記憶装置。
  4. 【請求項4】 前記パケット受信部は、前記受信ポート
    順にデータを出力し、 前記書込キュー指定手段は、受信ポート順にその受信ポ
    ートに対応する書込キューを指定するよう構成されてい
    る請求項3に記載のパケット記憶装置。
  5. 【請求項5】 前記読出キュー指定手段は、送信ポート
    順に対応する読出キューを指定し、 前記パケット送信部は、前記キューが前記送信ポート順
    に出力したデータから各送信ポート別に送信パケットを
    構成させて送信するよう構成されている請求項2又は3
    に記載のパケット記憶装置。
  6. 【請求項6】 前記複数のキューの各々が記憶している
    パケットの数を示すパケット数情報を前記キュー別に保
    持するパケット数保持手段をさらに備え、 前記読出キュー指定手段は、前記パケット数情報に応じ
    て、パケットを記憶している読出キューを指定するよう
    構成されている請求項3から5のいずれか1つに記載の
    パケット記憶装置。
  7. 【請求項7】 前記書込キュー指定手段はさらに、指定
    した書込キューに記憶させるパケットのデータ量を示す
    パケット長情報をパケット別に書き込んで前記書込キュ
    ーに記憶させるパケット長情報書込手段を持ち、 前記読出キュー指定手段はさらに、指定した読出キュー
    から前記パケット長情報を読み出し、前記パケット長情
    報が示すデータ量が前記読出キューから読み出されるよ
    うに前記読出キュー指定手段に前記読出回路を制御させ
    るパケット長情報読出手段を持つよう構成されている請
    求項3から6のいずれか1つに記載のパケット記憶装
    置。
  8. 【請求項8】 前記書込エリア保持手段は、自己が保持
    した前記エリア情報とそのエリア情報が指す前記記憶エ
    リアに書き込んだデータ量とに応じて、当該記憶エリア
    と当該記憶エリアのデータを記憶させるべきアドレスと
    を示す書込アドレス情報を生成し、 前記書込キュー指定手段は、自己が指定した書込キュー
    に対応する前記書込エリア保持手段が生成した書込アド
    レス情報が示す前記記憶エリアのアドレスにデータを記
    憶させるように前記書込回路を制御するよう構成されて
    いる請求項3から7のいずれか1つに記載のパケット記
    憶装置。
  9. 【請求項9】 前記書込エリア保持手段は、 書込エリア情報を保持する書込保持手段と、 前記書込エリア情報が指す前記記憶エリアに書き込んだ
    データ量を計測する書込量計測手段とを有し、 前記書込エリア更新手段は、前記書込量計測手段が前記
    所定のデータ量を計測するとその書込量計測手段を持つ
    前記書込エリア保持手段の書込保持手段に未使用エリア
    格納手段が格納したエリア情報を新たに保持させるよう
    構成されている請求項8に記載のパケット記憶装置。
  10. 【請求項10】 前記読出エリア保持手段は、保持した
    読出エリア情報とそのエリア情報が指す記憶エリアから
    読み出したデータ量とに応じ、当該記憶エリアと当該記
    憶エリアのデータを読み出すべきアドレスとを示す読出
    アドレス情報を生成し、 前記読出キュー指定手段は、自己が指定した読出キュー
    に対応する前記読出エリア保持手段が生成した読出アド
    レス情報が示す記憶エリアのアドレスからデータが読み
    出されるように前記読出回路を制御するよう構成されて
    いる請求項3から9のいずれか1つに記載のパケット記
    憶装置。
  11. 【請求項11】 前記読出エリア保持手段は、 読出エリア情報を保持する読出保持手段と、 前記読出エリア情報が指す記憶エリアから読み出したデ
    ータ量を計測する読出量計測手段を持ち、 前記読出エリア更新手段は、前記読出量計測手段が前記
    所定のデータ量を計測すると前記読出量計測手段を持つ
    前記読出エリア保持手段の読出保持手段に前記保持順序
    記憶手段の記憶に従い検知した新たなエリア情報を保持
    させるよう構成されている請求項10に記載のパケット
    記憶装置。
  12. 【請求項12】 前記書込キュー指定手段は、 前記複数の受信ポートのそれぞれに対応する書込キュー
    を保持する複数の書込キュー保持手段と、 前記受信ポートが受信したパケットを記憶させる書込キ
    ューを受信ポート別に決定し、受信ポートに対応する前
    記書込キュー保持手段に前記決定したキューを示す受信
    キュー情報を保持させる書込キュー決定手段と、 前記書込キュー保持手段が保持した受信キュー情報が示
    す前記書込キューに対応する前記書込エリア保持手段が
    生成する書込アドレス情報が示す記憶エリアのアドレス
    にデータが書き込まれるように前記書込回路を制御する
    ための書込制御情報を生成する書込制御手段とを持つよ
    う構成されている請求項3から11のいずれか1つに記
    載のパケット記憶装置。
  13. 【請求項13】 前記読出キュー指定手段は、 前記複数の送信ポートのそれぞれに対応する読出キュー
    を保持する複数の読出キュー保持手段と、 前記送信ポートが送信するパケットのデータを出力させ
    る読出キューを送信ポート別に決定し、その送信ポート
    に対応する前記読出キュー保持手段に前記決定したキュ
    ーを示す送信キュー情報を保持させる読出キュー決定手
    段と、 前記読出キュー保持手段が保持した送信キュー情報が示
    すキューに対応する前記読出エリア保持手段に保持され
    たエリア情報が指す記憶エリアからデータが読み出され
    るように前記読出回路を制御するための読出制御情報を
    生成する読出制御手段とを持つよう構成されている請求
    項3から12のいずれか1つに記載のパケット記憶装
    置。
  14. 【請求項14】 前記書込制御手段は、前記書込キュー
    保持手段を対応する前記受信ポート順に選択する書込選
    択手段を備え、 前記書込選択手段が選択した前記書込キュー保持手段に
    保持された受信キュー情報に応じ書込制御情報を書込回
    路に送るよう構成されている請求項12又は13に記載
    のパケット記憶装置。
  15. 【請求項15】 前記読出制御手段は、前記読出回路を
    制御する前記読出キュー保持手段を対応する前記送信ポ
    ート順に選択する読出選択手段を備え、 前記読出選択手段が選択した前記読出キュー保持手段に
    保持された前記送信キュー情報に応じ読出制御情報を前
    記読出回路に送るよう構成されている請求項13又は1
    4に記載のパケット記憶装置。
  16. 【請求項16】 前記パケット受信部は、パケットを受
    信している受信ポートを前記データ書込手段に通知する
    ための受信通知信号を生成し、 前記書込制御手段は、前記受信通知信号が通知する受信
    ポートに対応する前記書込キュー保持手段が保持してい
    る受信キュー情報が示すキューにデータが書き込まれる
    ように前記書込回路を制御するよう構成されている請求
    項12から15のいずれか1つに記載のパケット記憶装
    置。
  17. 【請求項17】 前記パケット長情報書込手段は、 受信パケットのデータ量を計測する複数の受信パケット
    長計測手段を備え、 前記複数の受信パケット長計測手段の各々は、 前記複数の受信ポートの各々に対応し、前記受信通知信
    号に基づき当該受信パケット長計測手段に対応する前記
    受信ポ―トが受信する受信パケットのデータ量を計測し
    て前記パケット長情報を生成するよう構成されている請
    求項16に記載のパケット記憶装置。
  18. 【請求項18】 パケット長情報読出手段は、 前記読出キュー保持手段が保持する送信キュー情報が示
    す読出キューから前記パケット長情報を読み出し、前記
    読出キューが出力したデータ量とパケット長情報が示す
    データ量とに応じて前記読出キューに残っている送信中
    のパケットのデータ量を計測する複数の送信パケット長
    計測手段を前記複数の読出キュー保持手段の各々に対応
    して備え、 前記読出キュー決定手段は、前記送信パケット長計測手
    段が計測したデータ量に応じパケット長情報が示すデー
    タ量が読み出されたキューを示す前記送信キュー情報を
    保持した前記読出キュー保持手段に新たな前記送信キュ
    ー情報を保持させるよう構成されている請求項13から
    17のいずれか1つに記載のパケット記憶装置。
  19. 【請求項19】 前記パケット数保持手段は、各々のキ
    ュー別に各キューがそれぞれ記憶したパケット数を計測
    して生成したパケット数情報を保持する複数のパケット
    数計測手段を有し、 前記書込キュー決定手段は、前記受信ポート別に決定し
    た受信パケットを記憶させる書込キューの前記パケット
    数計測手段が保持するパケット数情報が示すパケット数
    を増加させ、 前記読出キュー決定手段は、前記送信ポートが送信する
    パケットのデータを出力させる読出キューを各送信ポー
    トに対応する前記キューのパケット数計測手段が保持し
    たパケット数情報に応じて決定し、前記決定した読出キ
    ューの前記パケット数計測手段が保持するパケット数情
    報が示すパケット数を減少させるよう構成されている請
    求項13から18のいずれか1つに記載のパケット記憶
    装置。
  20. 【請求項20】 前記読出キュー決定手段は、前記読出
    キュー保持手段に保持させた読出キュー情報が示す読出
    キューに対応する前記送信パケット長計測手段が計測す
    るキューに残っている送信中のパケットのデータ量に応
    じ、送信パケットを送信すべき送信ポートを前記パケッ
    ト送信部に通知するための送信通知信号を生成し、 前記パケット送信部は、前記送信通知信号に応じ通知さ
    れた送信ポートから送信パケットを構成して送信するよ
    う構成されている請求項19に記載のパケット記憶装
    置。
  21. 【請求項21】 前記読出エリア更新手段は、前記所定
    の量のデータを出力した記憶エリアを指す読出エリア情
    報を未使用エリア格納手段に送り、 前記未使用エリア格納手段は、前記読出エリア情報を未
    使用エリアとして格納するよう構成されている請求項3
    から20のいずれか1つに記載のパケット記憶装置。
  22. 【請求項22】 前記保持順序記憶手段は、前記複数の
    記憶エリアの各エリア情報をそれぞれ記憶する複数のエ
    リア記憶手段を有し、 前記書込エリア更新手段は、前記所定の量のデータが書
    き込まれた前記記憶エリアに対応する前記エリア記憶手
    段に、前記書込エリア保持手段に次に保持させるエリア
    情報を記憶させ、 前記読出エリア更新手段は、前記所定の量のデータを出
    力した記憶エリアを指すエリア情報を保持した前記読出
    エリア保持手段に、その記憶エリアに対応する前記エリ
    ア記憶手段が記憶した前記エリア情報を新たに保持させ
    るよう構成されている請求項3から21のいずれか1つ
    に記載のパケット記憶装置。
  23. 【請求項23】 前記未使用エリア格納手段は、前記未
    使用エリア格納手段が格納可能なエリア情報の数を変更
    可能に指定する記憶エリア数指定手段を持つよう構成さ
    れている請求項22に記載のパケット記憶装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2009260535A (ja) * 2008-04-15 2009-11-05 Fujitsu Ltd パケット転送装置およびパケット破棄方法

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