JP2003283569A - 電子メールの配信サービスの方法 - Google Patents

電子メールの配信サービスの方法

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JP2003283569A
JP2003283569A JP2002121444A JP2002121444A JP2003283569A JP 2003283569 A JP2003283569 A JP 2003283569A JP 2002121444 A JP2002121444 A JP 2002121444A JP 2002121444 A JP2002121444 A JP 2002121444A JP 2003283569 A JP2003283569 A JP 2003283569A
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Nobuo Kamata
信夫 鎌田
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Soliton Systems KK
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Soliton Systems KK
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    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04LTRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
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    • H04L51/21Monitoring or handling of messages
    • H04L51/214Monitoring or handling of messages using selective forwarding

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  • Computer Networks & Wireless Communication (AREA)
  • Signal Processing (AREA)
  • Information Transfer Between Computers (AREA)
  • Data Exchanges In Wide-Area Networks (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 企業等の組織体を定年退職した人でも、ド
メイン、電子メールのアドレスを変更なく、在職時と同
じメールアドレスを使用できるようにすること。 【解決手段】企業等の組織体のイントラネットサーバシ
ステムに退職者、OBメールサーバをもうけて、本人認
証の機能とメールのリレー、配信をおこなう。企業等の
組織体のサーバシステムの安全確保を目的として、外部
の通信情報ネットワーク上にOBサービスプロバイダー
を設けて、不正侵入の防止と本人認証をおこなって、退
職者の電子メールのサービスをおこなう。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、企業、教育機関、
官庁、団体等に長年勤務して定年退職しても、旧組織の
ドメイン、電子メールアドレスをそのまま継続して使用
可能にするもので、退職後に新たに事業を興したり、新
規ビジネスの創設したりすることを支援しようとするも
のである。旧組織のメールアドレスを使用できるように
すれば、誇りを失う事無く、社会に違和感なく融合でき
て、旧組織の知的資源を活用して新ビジネスの立ち上げ
を促進しやすくするシステムに関する。
【0002】例えば、組織体のイントラネットに退職者
のOBメールサーバを備え、OBへの受発信のサービス
を代行すること、公衆通信網、インターネット上に専用
のOBサービスプロバイダーで管理したり、一般のサー
ビスプロバイダーに委託してOBメールサーバを設置し
たりしてサービスの代行を行なう。
【0003】
【従来の技術】例えば従来、企業、教育機関等を定年退
職すると、従来慣れ親しんだメールアドレスは消滅して
しまう。在任中利用してきた電子メールは、一瞬の間に
世界を駆け巡ってきたから、世界中に知己の人が多くい
る。これらの他の組織、人々との関係が定年ということ
で無くなってしまうのは、寂しい。いや、その人が長年
かけて培ってきた無形資産について、定年ということで
所属する組織体が剥奪してしまっていた。
【0004】退職すると、普通はどこかのインターネッ
トプロバイダーに加入し、新規メールアドレスを得る
が、以前のドメインと全然異なるため、メールをもらっ
た人はその人を判別できないし、その人のステイタスも
無くなっているから、社会から相手にされないという負
の側面が生じている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】このため、永年企業等
の組織体に所属して定年退職する人たちの誇りと尊厳を
維持し、新しい人生の開拓を支援するため、旧組織体の
ドメイン、メールアドレスを定年退職後も従来同様に使
えるよう、企業内のメールサーバシステムの新構築と、
サービスプロバイダーの整備が急務となった。
【0006】
【発明の目的】本発明は、かかる従来例の不都合を改善
し、特に現在、最重要課題である高齢者の社会活動の支
援と、グローバルに地球規模に拡大している情報通信網
を基幹とした、ビジネス活動を促進しようとするもので
ある。
【0007】メールアドレスは、IPV6時代をむか
え、人だけでなく、あらゆる固体のアドレス付けが可能
になった。メールアドレスが世界人類の新しい戸籍とし
て活用される時代が、遠からずやってくる。メールアド
レスを見て、国、所属、職業と履歴まで一瞬でわかるか
ら、信頼関係の向上にも寄与できる。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明のシステム構成は、既存組織体のイントラネ
ットのメールサーバ、インターネットサーバ、ファィヤ
ウォール等のネットワーク機器に個人認証機能を設け、
不正侵入を防ぐ手段を設け、退職者に従来所属していた
組織のドメインと電子メールアドレスを退職後も継続し
て使用する手段を提供する。
【0009】一方、組織体は必ずしも永遠に継続すると
は限らないし、退職者のメールの管理をする組織体のコ
ストや煩わしさから、これらのサービスを外部のサービ
スプロバイダーに委託して管理する。
【0010】サービスプロバイダーは組織体の機密保持
と不正侵入の防止から、退職者プロバイダー(OBプロ
バイダー)と組織内クライアントをサービスするプロバ
イダーに分けて管理してもよい。通信情報網上のサービ
スプロバイダーと組織体のイントラネットは、ファィヤ
ウォールでガードし、かつ専用線で接続すれば、ハッカ
ー、クラッカー等の不貞の輩からの侵入を防止できる。
【0011】 発明者は、これらの方式をSOBS(ソ
ービス・Soliton−OB−Netwok−Sys
tem)方式と名づけた。このSOBS方式のシステム
によって前述した目的を達成しようとするものである。
【0012】
【発明の実施形態】
【第1実施形態】
【0013】以下、本発明の第1実施形態を図1に基づ
いて説明する。図1は第1実施形態のシステム全体構成
図である。本実施形態の説明の前に、本発明の意義につ
いて説明する。
【0014】有名企業、官庁、教育機関、団体等に長く
在職し、普通は、60歳を契機に定年退職する。数年間
の雇用延長はあるものの、遅かれ慣れ親しんだ職場を離
れなければならない。定年退職と同時に、普通の勤め人
は、社内外で在職中に活動してきた様々な委員会、研究
会の肩書きも全てを失う事になる。
【0015】僅かに、所属していた企業、団体等のOB
会、同窓会に名が残る程度であって、社会活動には繋が
らない。定年後、社会活動をするには新入社員同様に零
からスタートしなければならない。いままで培った人
脈、知的活動を含めた無形財産は全てリセットされる。
【0016】定年後も社会と繋がりを保ちつつ新たな活
動を続けるには、いままで所属していた企業のメールア
ドレスのドメイン名をそのまま使ってサービスを受ける
ことも一つの方法である。インターネット上のドメイン
名は二つと、同じ物が存在してはならないものであるか
ら、その人の戸籍、本籍地の代わりとして認定できる優
位性もある。
【0017】定年によって、ドメイン名まで失うことは
実に寂しいものである。ドメイン名とその階層は、ホス
ト名.組織名.組織属性.国コードの4階層を定義す
る。第1階層の国コードはjpが日本を表し、この配下
にはco(企業組織)、ac(教育、学術機関)、go
(政府機関)、or(その他の組織、機関、団体)が管
理され、各組織や機関に対応した組織名、例えばABC
会社といったような名称が第3階層である。
【0018】これらの組織のホスト名、即ち個人の名称
が第4階層で管理されて、ツリー状の階層構造によって
ドメイン名は構成されている。ただし、米国だけがco
m(企業組織)、edu(教育機関)、gov(政府機
関)、mil(軍事機関)のように、第1階層で組織属
性が表現されている。
【0019】本発明は退職前の旧籍をベースにして、既
存組織のサーバ管理の負担無しで継続使用し、定年退職
者、OBの活動を支援しようとするものである。企業組
織、官庁、団体にはOBの組織が存在しているし、定年
退職者は、健康保険をそのまま任意で継続使用できるこ
とができるのが普通である。OBの管理としてメールア
ドレスをこれらの管理にも使用できて、企業組織にとっ
ても都合がよい。
【0020】インターネットにおけるメールサーバは、
SMTP(Simple MailTransfer
Protocol)とPOP(Post Office
Protocol)によってなりたっている。SMTP
はインターネット上でTCP/IPをベースとするメー
ル送信に使われるプロトコルで、POPは、メールサー
バに届いた電子メールをクライアント間とやりとりする
ためのプロトコルである。それぞれをSMTPサーバ、
POPサーバと分けて表現することもある。
【0021】外部のネットワークからメールの送受信を
行なうためには、イントラネットのファィヤウォールに
POPとSMTPを処理させる。これは、コスト的に現
実でないのでファィヤウォールにイントラネット内のP
OP、SMTPサーバに向かってフォワーデングのみを
行なわせる。
【0022】図1の構成は、企業組織等のイントラネッ
ト103とインターネット等の情報通信網101を介し
て、102のOBサービスプロバイダーと接続する。1
02のOBサービスプロバイダーは、103の企業組
織、官庁、団体等より委託された退職者専用のサービス
プロバイダーであって、103とメールのリレーをおこ
なう。
【0023】102は、退職者のメールの送受信を行な
うプロバイダーで、退職者の家庭、オフィス104、1
05と接続して103の中に入っていくことができる。
103の企業組織、団体等のイントラネットは、10
8のWWWサーバとファィヤウォール109を介して1
10、111のメールサーバに接続される。
【0024】110、111は、メールサーバとDNS
(Domain Name System)サーバが一
体となっている。DNSサーバの役割は、ネットワーク
に接続されるコンピュータのIPアドレスを指定して、
相互の通信径路を確立する。WWWサーバ、メールサー
バ、DNSサーバを総称してインターネットサーバとい
う。
【0025】112はデータベース、113はルータで
ネットワークプロトコルに応じてデータの解析を行な
い、適切なネットワークへデータの中継をおこなう。1
10、111にて受信したメールは、イントラネット内
のクライアント宛かOB宛か、認証と照合を行なう。O
B宛のメールであれば106の通信回線、101を介し
て102のOBサービスプロバイダーにリレーされる。
【0026】102のメールサーバは、107の通信回
線を介してOB宅、OB店舗、事務所104,105へ
配信する。119はOB宅、事務所のルータで、118
は家庭内LANを示す。115、115mnはOB宅の
PC(パソコン)、インターネットサーバである。
【0027】104はOB宅の集合住宅、小規模オフィ
スを示す。114はルータで116は比較的大きなLA
Nを示す。OB宅と同様に115のPC又は、インター
ネットサーバを備えている。
【0028】企業組織イントラネット103のインター
ネットサーバ110、111の機能は、メール、DNS
であるが、本人認証を行ない、メールのリレー、転送を
おこなう。メール機能をイントラネット内とOB宅用と
110と111をわけてもよい。
【0029】109のファィヤウォールは、クラッカー
からの不正侵入を防いだり、インターネット網からの特
定のプロトコルを通さないようにするフィルタリングや
109を経由する通信を記録(ロギング)したりする。
【0030】109のファィヤウォールに認証機能をも
たせて、不正侵入を防ぐこと、また、ここで、OBメー
ルか社内クライアントかの振り分けをおこなって、11
0、111のサーバに配信してもよい。
【0031】
【第2実施形態】
【0032】次に、本発明の第2実施形態を図2に基づ
いて説明する。システムの全体構成は、第1実施形態で
示した図1と同一である。103の企業組織イントラネ
ットと101の情報通信網、インターネットとの接続は
サービスプロバイダー201を介して繋がっている。2
01はOBサービスプロバイダー202と接続し、OB
メールとプロバイダーを分けて運用する。
【0033】OBメールと103内向けのメールは20
1のプロバイダーのサーバによって認証し、振り分け
る。従って本実施例では、OBメールは103の中には
入ってこない。205は201と接続する専用線であ
る。機密保持を強固にするために専用線205を用い
る。
【0034】201を使用せず、109のファィヤウォ
ールにて認証をおこない、OBメールは109以降には
いれずに、202にリレー、配信して202のサーバで
再認証してOB宅、OB事務所、店舗に配信してもよ
い。
【0035】203、203mnはOB宅、204はO
Bの集合住宅又は、OBが運営するSOHO(Smal
l Office Home Office)を示す。
このような構成にしておけば、メールアドレスは以前の
ままなので、企業組織、団体を定年退職しても世間に気
がねなく仕事が進められ、かつ事業の効率もあがる。
【0036】
【第3実施形態】
【0037】次に、本発明の第3実施形態につき、図3
に基づいて説明する。システム構成は、第1実施形態で
示した図1、第2実施形態で示した図2に、利便性と安
全性の確保のため、新たな構成要素を加味してある。特
徴は、社内組織のネットワークとOBメールのネットワ
ークを独立してある。
【0038】企業組織内イントラネット103にOBの
メール経路を独立して、ファィヤウォール109とルー
タ113を設けてある。従って、OBメールは全て別径
路で送受信する。301は専用線で302はOBサービ
スプロバイダーである。303、304は他のサービス
プロバイダーで302とは、101の通信情報網、イン
ターネットと接続している。
【0039】303,304は一般のサービスプロバイ
ダーであるが、企業、官庁等を定年退職した人の便宜
上、プロバイダーを自由選択できる。303,304の
プロバイダーはOBメールを選択し、302のOBサー
ビスプロバイダーへ一旦転送する。302で認証をおこ
ない、専用線301を通して103に入って行く。
【0040】退職者の事業を支援するため、企業組織、
団体のデータベース112を使用できる。302と11
0、111または、109において認証を二重に行なえ
ば安全性を高めることが可能である。
【0041】305は、退職者、OBが新たに起こした
企業である。普通は、事業が軌道に乗るまで旧組織の便
宜供与をうけられる。306は退職者、OBが活動する
SOHOを示す。311は、同様に店舖、ショップを示
す。310は、オフィス、店舗内のLANを示す。
【0042】307はプリンター、308はコピー機、
FAXである。本実施形態は、OB、退職者のメール、
ドメインのルートを完全に分離し、既存の組織活動を混
乱させずに、退職者、OBの活動を支援していく構成要
素を提供する。
【0043】
【第4実施形態】
【0044】次に、本発明の第4実施形態につき、図
4、図5に基づいて説明する。図4は、企業、官庁、団
体等組織体のネットワークの構成要素を示す。組織体の
中で退職者、OBと社内のクライアントを分離し、安全
に運用しようとするものである。
【0045】図4において、406は企業、団体等の組
織体のネットワークで、401、402は、インターネ
ットサーバである。401、402は、WWW、DN
S、メールの機能をもっている。 407は構内LAN
を示し、404のブリッジで両者を接続している。40
3は、データベースを示し、企業活動に必要なデータを
格納している。このデータベースは、社内のみに開放す
るものと、OB、退職者に開放するものがある。
【0046】109又は、401、402で認証し、ど
こまでアクセスできるか、判定をおこなう。405n1
〜405mnは、社内のクライアントのサーバ、PCで
ある。404のブリッジに認証機能をもたせ、社内クラ
イアントにアクセスするフィルタリングをしてもよい。
組織体の機密保持と安全性の向上のために必要な構成要
素である。
【0047】図5は、OBサービスプロバイダーとOB
宅、OBのSOHOとの関係、経路を示す図である。5
10はOB宅、OBのSOHO、店舗をしめす。508
はOB宅構内の通信回線、502はハブを示し、509
の通信線により、OB宅、SOHOのクライアントサー
バ、端末機器に接続している。
【0048】503は、OB宅のWWW、DNS、メー
ル機能を持つPC又はサーバである。504,505は
OB宅、SOHOのクライアントPC、サーバの類であ
る。507は多機能電話機、506は、プリンターを示
す。
【0049】OB宅510より発信したメール、URL
(Uniform Resource Locato
r)は、106の通信回線を通し、302のOBサービ
スプロバイダーに配信する。302は、通信網、インタ
ーネット101を介して103の企業組織イントラネッ
トにつながる。
【0050】受信も同様におこなわれる。図5において
は、302のOBプロバイダーにおいて、認証をおこな
い、103へ配信をおこなう。又、103以外の他の組
織、企業、団体、店舗、個人等に受発信を行なう場合
も、302のメールサーバ又は103のOBメールサー
バに履歴、ログイングする。
【0051】先にも説明したように、必ずしも302の
OBサービスプロバイダーを介さなくても103のメー
ルサーバ、110、111によって認証し、OBメール
の管理をおこなえば、302は必要ない。しかし、10
3の組織体の管理コストは、高くなる。運営の経費を退
職者OB会の年会費から徴収することもできる。
【0052】
【第5実施形態】
【0053】図6、図7は第5実施形態を示すフロー図
である。図6は、退職者、OBがメールの受信を行なう
フロー図である。以下、図6に基づき説明する。S60
1は、メールの受信の場面において、OBサービスプロ
バイダー102を介すか、あるいは、組織体のイントラ
ネットのサーバが直接メールを受信する。102を介す
場合は、102で認証を受けた後、103に転送して再
度、認証する。S602は認証のプロセスである。
【0054】S603は、認証の結果、メールリストと
の照合をおこなって、関係ないものであれば、排除す
る。S604はOBメールか、組織体内のメールか、の
照合を行なう。社内メールであれば、S607において
クライアントの照合をおこなってから、社内、組織体の
クライアントに配信する。
【0055】S605は、S604で照合した結果、O
Bメールであるから、OBリストの参照をおこなってか
ら、S606でOBメールサーバ、図1の110、11
1に移し、S607でOBに向けて配信する。
【0056】S607で図1、102のOBサービスプ
ロバイダーを通す場合は、102よりS608のプロセ
スで、OB宅、OBSOHO等に転送する。102を介
さない場合は、直接図1、103からOB宅に配信す
る。
【0057】図7は、OB宅、OBSOHO等から事業
上旧組織の103の知的資源を使用したり、社内のクラ
イアントと連絡をとったり、他の企業、店舗、個人等に
メールを発信したり、URLの閲覧を行なうプロセスで
ある。
【0058】S701は、OB宅、OBSOHOからメ
ール、URLの発信で、S702は、発信の判断を行
う。S703は、OBメールの発信で、OBサービスプ
ロバイダーのサーバが認識する。S704では、OBメ
ールの本人認証をおこない、S705で認証の判定を行
う。
【0059】S706では、本人の認証がおこなわれ、
問題はないのでS706であて先に向けて発信する。S
707では、OBサービスプロバイダーのサーバにメー
ルの履歴が登録される。
【0060】S708は、発信でなく、受信であるか
ら、S709で受信サーバに登録し、OB宅に配信す
る。このプロセスは、先に説明した、図6に従って実行
される。図7の発信のプロセスは、OBサービスプロバ
イダーを使用しているが、旧組織体で直接OBメールの
サービスを行なう場合は、S703、S709のプロセ
スは図1、103のイントラネット内で実行する。
【0061】以上説明した各実施形態によれば、定年退
職者も誇りをもって新しい人生を開拓でき、かつ旧組織
体も少子化に伴い、労働人口の減少を退職者のベテラン
に容易に委ねることもできる。かつ退職者のOB会の管
理、運営もやりやすくなる。
【0062】退職者、OBにとって、従来のメールアド
レスをそのまま使えるという、利便性がある。これだけ
でも社会から隔絶することなしに旧組織体を有効に使
い、新しいビジネスに挑戦できることになる。
【0063】
【発明の効果】本発明は、以上のように構成され、機能
するので、これによると、企業、官庁、団体等を定年退
職しても、以前のメールアドレスをそのまま使用できる
ため、違和感なく社会活動が継続できる。
【0064】企業組織のイントラネットにOB、退職者
のメールサーバを備え、退職者の活動を支援したり、自
社の急を要す業務の委託をベテランのOBに任せられた
り、まさに、一石二鳥である。
【0065】退職者、OB専用のサービスプロバイダー
を通信情報網、インターネット上に設け、サービスを行
なえば、旧組織体と分離し、有効に活用すれば、退職
者、OBの独自性と特徴が発揮でき、新たなビジネスチ
ャンスを促進することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1実施形態を示すシステム構成図。
【図2】第2実施形態を示すシステム構成図。
【図3】第3実施形態を示すシステム構成図。
【図4】第4実施形態の組織体の内部構成を示すシステ
ム構成図。
【図5】第4実施形態の退職者、OB宅内の構成を示す
システム構成図。
【図6】第5実施形態を示すフロー図。
【図7】第6実施形態を示すフロー図。
【符号の説明】
101 通信情報網 102、202、302 OBサービ
スプロバイダー 103、406 企業、団
体、官庁等の組織体のイントラネット 104 マンショ
ン、集合住宅 105、105mn、203、203mn 退職者、O
B宅 106、107 通信回線 108 WWWサー
バ 109 ファイヤウ
ォール 110、111、401、402 WWW、D
NS、メールサーバ 112、403 データベー
ス 113、114、119 ルータ 115、115mn OB宅PC 116、117、407 LAN 118、309、310 小規模LA
N 201、303、304 インターネ
ットサービスプロバイー 205、301 通信専用線 305 小企業 306 SOHO 307、506 プリンター 308 コピー機、
FAX 311 店舗、コン
ビニ 404 ブリッジ 405n1〜405mn クライアン
トPC、端末機器 502 ハブ 503 退職者、O
B宅インターネットサーバ、PC 504 退職者、O
B宅クライアントPC、端末機器 507 多機能電話
機 508、509 通信線 510 退職者、O
B宅内システム

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 定年退職者等が組織を離れても、従来の
    ドメイン、電子メールアドレスをそのまま使用できるよ
    うにしたシステムであって、 旧所属組織体のイントラネット内のサーバに、退職者を
    認識する手段、 現組織のクライアントと退職者を認識してメールをリレ
    ーする手段、 退職者のリストを記憶する手段とリレー先を記憶する記
    憶手段、 を備えたことを特徴とする電子メールの配信サービスの
    方法。
  2. 【請求項2】 組織体のイントラネットの外に、通信情
    報網上に退職者用のサービスプロバイダーを設けて、電
    子メールのリレーと配信をおこなう手段と、 該プロバイダーにて個人認証をおこなって、旧所属の組
    織のイントラネット内に転送する手段と、 組織体のイントラネット資源の使用許諾を与える手段、
    該イントラネットのサーバに使用の履歴を記憶する手
    段、 を備えたこと特徴とする電子メールの配信サービスの方
    法。
  3. 【請求項3】 通信情報網上に現組織体のサービスを行
    なうサービスプロバイダーと退職者のサービスを行うサ
    ービスプロバイダーを設けて、 該組織体のイントラネットと、該サービスプロバイダー
    を専用線で接続する手段、 該サービスプロバイダーにて個人認証を行って、組織体
    のイントラネットに転送する手段、 を備えたこと特徴とする電子メールの配信サービスの方
    法。
  4. 【請求項4】 退職者サービスプロバイダーは個人認証
    の手段と、 退職者への配信手段、 旧組織体のURLへの接続と、該URLは、特定の認証
    を受けたものだけが閲覧できることを可能とする手段、 を備えたこと特徴とする電子メールの配信サービスの方
    法。
  5. 【請求項5】 前記請求項において、退職者は旧組織体
    のイントラネット、 通信情報網上の該サービスプロバイダーにて、認証をう
    けて従来所属していた組織のドメイン、電子メールアド
    レスを継続して使用する手段、 を備えたこと特徴とする電子メールの配信サービスの方
    法。
JP2002121444A 2002-03-20 2002-03-20 電子メールの配信サービスの方法 Pending JP2003283569A (ja)

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