JP2003283008A - レーザ発振器 - Google Patents
レーザ発振器Info
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Abstract
状異物の収集、除去。 【解決手段】 放電部が光共振器内に配置され、熱交換
器、ブロアを含む循環路中に組み込まれ、この循環路を
使って媒質ガスが高速で流される。ブロアの吐出側の熱
交換器の下流側に旋回/集塵機構が設けられ、ブロアか
ら送り出された媒質ガスは旋回/集塵機構を通って放電
部へ供給される。媒質ガス入口配管11から導入された
塵などの粒子状の異物を含んだ媒質ガスは、旋回部配管
12内を上から下へ旋回しながら移動していく。この
時、媒質ガスに比べ比重の大きい異物は遠心分離され、
スリット15を通して集塵部17に落下して堆積する。
ガスを旋回させる軸を水平方向にとることも出来る。異
物の径に応じてガス圧を変えて異物分離を行なうことも
出来る。
Description
工、医学治療、照明や通信に用いられ、流動する気体を
レーザ媒質とするレーザ発振器に関し、特に媒質ガス中
の塵などの粒子状の異物を分離、収集し、発振器内の光
学部品の汚染を低減する機能を備えたレーザ発振器に関
する。
レーザ媒質とするレーザ発振器の一般的な構成を示した
ものである。同図において、符号1は放電励起用電源
で、放電管2の電極(図示省略)にラジオ周波数領域の
交流電圧を印加する。放電管で構成される放電部2は、
光共振器を構成するリア鏡3及び出力鏡4の間に配置さ
れる。両ミラー3、4は、それぞれ保持機構(図示省
略)によって保持されている。放電部2は、図示されて
いるように、熱交換器5、7及びブロア6を含む循環路
中に組み込まれ、この循環路を使って媒質ガス(レーザ
ガス)8が高速で流される。
し、媒質ガス8が励起されると、光共振器内でレーザ光
が発生する。媒質ガス8は放電によって高温となるが、
ブロア6の手前の熱交換器5で冷却されてブロア6に吸
引される。ブロア6は媒質ガス8を圧力をかけて吐出側
へ送り出す。この過程で圧縮による昇温が起るが、これ
をブロア6の吐出側の熱交換器7で再度冷却し、媒質ガ
ス8の昇温を抑制する。ブロア6から送り出された媒質
ガス8は、熱交換器7を通過後、放電部2に供給され
る。
通するガス中に種々の要因により、塵等の粒子状の異物
の混入が避けられない。例えば、メンテナンス時の塵の
混入や部品の消耗による装置内での発塵などを完全にな
くすことは困難である。そして、一担装置内に混入した
粉塵等の粒子状の異物は、除去されることなく媒質ガス
8と共に共振器内を循環し、リア鏡3、出力鏡4などの
光学部品に付着し、レーザ出力の低下や光学部品の劣化
を引き起こす原因となる。
が低下した場合には、ミラー3、4などの光学部品を取
り外し清掃を行なっているが、光共振器を構成するミラ
ー3、4の再装着時には光軸調整などに、習熟した技術
と多大な時間が要求される。また、出力の大きなレーザ
では、異物が付着したミラー3、4にレーザ光が照射さ
れると局所的な昇温による応力歪で熱破損を起すことも
ある。この場合にも当然ミラーの交換が必要となり、労
力と費用が更にかさむことになる。
であり、ミラー(リア鏡、出力鏡)などの光学部品の汚
染防止が図られた信頼性の高い、また、光学部品の清掃
頻度を低減させることが可能で、保守性の良い、レーザ
発振器を提供することを目的としている。
放電あるいは化学反応により励起されてレーザ光を増幅
する媒質ガス、および該媒質ガスを循環させるガス流路
を備えたレーザ発振器に、前記媒質ガスの流れを旋回さ
せ、旋回時に発生する遠心力により前記媒質ガス中に存
在する塵などの粒子状の異物を分離するための旋回流路
部を前記ガス流路に設け、さらに、前記分離された粒子
状の異物を堆積させて収集する集塵部を前記旋回流路部
の近傍に具備させることで上記課題を解決する。
集の対象となる異物の粒径及び/又は質量に応じて変更
されて良い。また、前記媒質ガスの流れの旋回は、前記
ガス流路に設けられた形状によって引き起こされるよう
にして良い。更に、収集された粒子状の異物の再拡散を
防ぐためのスリットが、前記旋回流路部と前記集塵部の
間に設けられることが好ましい。
レーザなど、流動する気体をレーザ媒質とするレーザ発
振器において、媒質ガスが旋回するようなガス流路を設
け、旋回時に発生する遠心力により、媒質ガス中に存在
する粒子状の異物を分離・収集し、共振器内部への拡散
防止を行なったものである。これにより、光学部品への
異物の付着を防ぐことができ、光学部品の長寿命化が図
れ、また、レーザ出力の低下を防ぐことができる。
の粒子状の異物を含んだ媒質ガスがガス流路中に設けら
れたガス旋回部分に流入し、媒質ガスと粒子状の異物が
共に強制的に旋回運動させられることになる。ここで、
比重差による遠心分離の原理によって、媒質ガスより比
重の大きい粒子状異物は、遠心力で旋回流の外側に分離
される。なお、媒質ガスの出口は粒子状異物が集まらな
い部分(ガス旋回部の旋回軸の近く)に設けられ、そこ
から粒子状異物が分離された媒質ガスが送り出される。
その結果、光共振器内へは粒子状異物が除去された媒質
ガスが供給されることになり、上記従来技術の問題点が
解決する。
明の実施形態について説明する。なお、図1に示した従
来例と共通した要素については、適宜共通した参照符号
を付して図示及び説明を行なう。
態に係るレーザ発振器の全体構成の概略を示した図であ
る。同図の描示から明かなように、本実施形態は、媒質
ガスの循環路中に旋回/集塵機構18A、18Bが設け
られる点を除けば、図1に示した従来構造と基本的に同
様の構造を有している。
管で構成される放電部2が、光共振器を構成するリア鏡
3及び出力鏡4の間に配置される。両ミラー3、4は、
それぞれ保持機構(図示省略)によって保持されてい
る。放電部2は、図示されているように、熱交換器5、
7及びブロア6を含む循環路中に組み込まれ、この循環
路を使って媒質ガス8が高速で流される。
し、媒質ガス8が励起されると、光共振器内でレーザ光
が発生する。放電によって高温となった媒質ガス8はブ
ロア6の手前の熱交換器5で冷却されてブロア6に吸引
される。ブロア6は媒質ガス8を圧力をかけて吐出側へ
送り出す。吐出された媒質ガス8は、熱交換器7で再度
冷却され、放電部2へ供給される。
構造とは異なり、ブロア6の吐出側の熱交換器7の下流
側で分岐した2つの流路中に旋回/集塵機構18A、1
8Bが設けられており、ブロア6から送り出された媒質
ガス8は必ず旋回/集塵機構18A、18Bのいずれか
を通って放電部2へ供給されることである。集塵部18
Aは、図3(a)、(b)に示した概略構造を有してい
る。なお、もう一方の集塵部18Bは、媒質ガス8の出
入口の配置関係から旋回/集塵機構18Aと鏡像関係の
構造を有する点を除けば、作用を含めて実質的に等価な
ので、ここでは旋回/集塵機構18Aについて説明す
る。
/集塵機構の垂直断面が表されている。そして、図3
(a)には図3(b)中のA−Aに沿った水平断面が示
されている。図3(b)において、重力作用の向きを基
準にした上下方向は図面上の上下方向と対応している。
従って、旋回/集塵機構18Aは、媒質ガス8が上から
下へと旋回しながら流れて行くように構成されている。
なお、この点は旋回/集塵機構18Bでも同じである。
された旋回部配管12に、垂直かつ中心軸が一致しない
ように配置されている。そして、旋回部配管12の内側
には、これとほぼ同軸に配置された配管13が設けられ
ている。この内部側に設けられた配管13は、旋回部配
管12の上部に設けられた媒質ガス出口配管14に繋が
っている。配管13は旋回部配管12と同軸で、旋回部
配管12より小径であり、その入口が旋回部配管12の
中心軸付近に開口している。
15が設けられており、分離された異物16の拡散を防
いでいる。スリット15の下側には、集塵部として機能
する空間17が設けられており、この部分に異物が堆積
する。即ち、媒質ガス入口配管11から導入された塵な
どの粒子状の異物を含んだ媒質ガスは、矢印で示したよ
うに、旋回部配管12内を上から下へ旋回しながら移動
していく。この時、媒質ガスに比べ比重の大きい異物は
遠心力で外側に分離され、下部に配置されたスリット1
5を通して集塵部(空間)17に落下して堆積する。
が設けられているため、媒質ガスがかなり高速で流れて
も容易には集塵部(空間)17には吹き込まない。従っ
て、一旦、落下して堆積した異物が再拡散して媒質ガス
中に戻ることは殆どない。このようにして、異物が分
離、除去された媒質ガスは、旋回部配管12の中心軸付
近で開口している配管13に導かれ、放電部2へ向かう
出口配管14に送り出される。ここで、配管13が旋回
部配管12の中心軸付近で開口していることは、旋回運
動により中心軸から遠い部分に集まった異物が、集塵部
(空間)17へ落下する前に配管13に吸い込まれる現
象を抑える上で有利である。
に係るレーザ発振器の全体構成の概略を示した図であ
る。この実施形態では、旋回/集塵機構18がブロア6
の吐出側の熱交換器7の下流側で媒質ガス循環路が分岐
する手前に、図5あるいは図6に概略構造を示した旋回
/集塵機構18が設けられている。それ以外の点につい
ては、図2に示した構造と特に変わりはなく、レーザ発
振の動作等につても同様であるから、これら共通事項に
ついては繰り返し説明を省略する。
旋回/集塵機構の垂直断面が表されている。一方、図5
(a)には図5(b)中のB−Bに沿った水平断面が示
されている。図5(b)において、重力作用の向きを基
準にした上下方向は図面上の上下方向と対応している。
従って、旋回/集塵機構18は、媒質ガス8が水平方向
の軸の周りで旋回しながら流れて行くように構成されて
いる。
された旋回部配管12に、垂直かつ中心軸が一致しない
ように配置されている。そして、旋回部配管12の内側
には、これとほぼ同軸に配置された配管13が設けられ
ている。この内部側に設けられた配管13は、旋回部配
管12の左側に設けられた媒質ガス出口配管14の入口
に繋がっている。
部配管12より小径であり、その入口が旋回部配管12
の中心軸付近に開口している。また、旋回部配管12の
下側には、旋回部配管12の中心軸と平行に延びるスリ
ット15が設けられており、分離された異物16の拡散
を防いでいる。スリット15の下側には、集塵部として
機能する空間17が設けられており、この部分に異物が
堆積する。
た塵などの粒子状の異物を含んだ媒質ガスは、矢印で示
したように、旋回部配管12内をその中心軸の周りで旋
回しながら水平方向(図中、左から右へ)に移動してい
く。この時、媒質ガスに比べ比重の大きい異物16は遠
心力で外側に分離され、下部に配置されたスリット15
を通して集塵部(空間)17に落下して堆積する。
が設けられているため、媒質ガスがかなり高速で流れて
も容易には集塵部(空間)17には吹き込まない。従っ
て、一旦、落下して堆積した異物が再拡散して媒質ガス
中に戻ることは殆どない。このようにして、異物が分
離、除去された媒質ガスは、旋回部配管12の中心軸付
近で開口している配管13内に導かれ、放電部2へ向か
う出口配管14に送り出される。
軸付近で開口していることは、旋回運動により中心軸か
ら遠い部分に集まった異物が、集塵部(空間)17へ落
下する前に配管13に吸い込まれる現象を抑える上で有
利である。
したレーザ発振器で用いられるガス旋回/集塵機構18
の構造の別の例が示されている。図6(b)はガス旋回
/集塵機構の垂直断面を表わし、(a)は垂直断面図
(b)中のC−Cに沿った水平断面を表わしている。
異物を収集する空間を持つ旋回/集塵機構18とその入
口のスリット15の配置態様を除けば、図5(a)、
(b)に示した構造と同じである。
8は、媒質ガス8が水平方向の軸の周りで旋回しながら
流れて行くように構成されている。媒質ガス入口配管1
1は、水平方向に配置された旋回部配管12に、垂直か
つ中心軸が一致しないように配置されている。そして、
旋回部配管12の内側には、これとほぼ同軸に配置され
た配管13が設けられている。この内部側に設けられた
配管13は、旋回部配管12の左側に設けられた媒質ガ
ス出口配管14の入口に繋がっている。配管13は旋回
部配管12と同軸で、旋回部配管12より小径であり、
その入口が旋回部配管12の中心軸付近に開口してい
る。
5の配置態様は、図5(a)、(b)に示した例と異な
っており、旋回部配管12の右端部に集塵部17を提供
する空間(チャンバ)が設けられ、旋回部配管12の右
端上半部に径方向(上下方向)に延びるスリット15が
設けられている。
どの粒子状の異物を含んだ媒質ガスは、矢印で示したよ
うに、旋回部配管12内をその中心軸の周りで旋回しな
がら水平方向(図中、左から右へ)に移動していく。こ
の時、媒質ガスに比べ比重の大きい異物16は遠心力で
外側に分離され、旋回部配管12の右端付近へ到達す
る。ここで、ガス流は配管13へ吸い込まれる直前に方
向転換される。即ち、左から右への運動量成分を持った
状態から、水平方向の運動量成分を持たない状態を経て
右から左への運動量成分を持った状態に急変する。この
過程で、異物は媒質ガスより比重が大きく、従って慣性
が大きいため、そのかなりの部分が媒質ガス流から分離
され、スリット15を通り、集塵部17へ飛び込むこと
になる。
ト15の存在により、一旦、集塵部17へ入った異物1
6は堆積し、容易には集塵部17外へは再拡散しない。
このようにして、異物が分離、除去された媒質ガスは、
旋回部配管12の中心軸付近で開口している配管13内
に導かれ、放電部2へ向かう出口配管14に送り出され
る。
配管12の中心軸付近で開口していることは、旋回運動
により中心軸から遠い部分に集まった異物が、集塵部1
7へ侵入する前に配管13に吸い込まれる現象を抑える
上で有利である。
整について説明しておく。周知のように、ブロア6には
媒質ガス流の送り出し圧力調節機能(例えば圧力調節ダ
イアルによる調整、コントロールパネル上のキー操作
等)がついていることが通例である。その詳細は周知故
に詳しくは説明しないが、異物の径を考慮して媒質ガス
流の送り出し圧力調節を行なうことも好ましいことであ
る。この調整は、レーザ発振停止中(例えばその日の運
転サイクルの開始時前)に行なうことが出来る。
質ガスの流速は大きくなり、径の大きな、あるいは重い
異物の分離が効果的に行なわれる。一方、径の小さな、
あるいは軽い異物の分離を効果的に行なうには、比較的
低い送り出し圧力で媒質ガス圧を流せば良い。従って、
例えば3段階の送り出しの媒質ガス圧を設定し、それぞ
れ所定時間の異物分離のための運転(レーザ発振なし)
を行なうことで、種々の径や質量の異物を効果的に排除
出来る。
ス流路中に、媒質ガスが旋回する流路を設けることによ
り、媒質ガスに含まれた塵などの粒子状の異物を分離・
収集することが可能となる。従って、装置内部のミラー
等の光学部品に付着する塵などの粒子状の異物の量を大
幅に低減することが可能なる。その結果、レーザパワー
の低下、ミラーなどの光学部品の損傷を防止することが
可能となり、信頼性の高い、また、光学部品の清掃頻度
が少なくで済む保守性の良いレーザ発振器が提供され
る。
るレーザ発振器の一般的な構成を示したものである。
振器の全体構成の概略を示した図である。
器で用いられるガス旋回/集塵機構の構造の一つの例に
ついて説明する断面図で、(b)はガス旋回/集塵機構
の垂直断面を表わし、(a)は垂直断面図(b)中のA
−Aに沿った水平断面を表わしている。
器の全体構成の概略を示した図である。
器で用いられるガス旋回/集塵機構の構造の一つの例に
ついて説明する断面図で、(b)はガス旋回/集塵機構
の垂直断面を表わし、(a)は垂直断面図(b)中のB
−Bに沿った水平断面を表わしている。
器で用いられるガス旋回/集塵機構の構造の別の例につ
いて説明する断面図で、(b)はガス旋回/集塵機構の
垂直断面を表わし、(a)は垂直断面図(b)中のC−
Cに沿った水平断面を表わしている。
Claims (4)
- 【請求項1】 光源、熱源、放電あるいは化学反応によ
り励起されてレーザ光を増幅する媒質ガス、および該媒
質ガスを循環させるガス流路を備えたレーザ発振器にお
いて、 前記媒質ガスの流れを旋回させ、旋回時に発生する遠心
力により前記媒質ガス中に存在する塵などの粒子状の異
物を分離するための旋回流路部を前記ガス流路に設け、 さらに前記分離された粒子状の異物を堆積させて収集す
る集塵部を前記旋回流路部の近傍に備えたことを特徴と
するレーザ発振器。 - 【請求項2】 分離、収集の対象となる異物の粒径及び
/又は質量に応じて、前記媒質ガスの圧力を変更するこ
とを特徴とする、請求項1に記載のレーザ発振器。 - 【請求項3】 前記媒質ガスの流れの旋回は、前記ガス
流路に設けられた形状で引き起こされることを特徴とす
る、請求項1に記載のレーザ発振器。 - 【請求項4】 収集された粒子状の異物の再拡散を防ぐ
ためのスリットを、前記旋回流路部と前記集塵部の間に
備えたことを特徴とする、請求項1に記載のレーザ発振
器。
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Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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EP (1) | EP1347543B1 (ja) |
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DE (1) | DE60309528T2 (ja) |
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