JP2003281157A - 人物検索システム、人物追跡システム、人物検索方法および人物追跡方法 - Google Patents

人物検索システム、人物追跡システム、人物検索方法および人物追跡方法

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JP2003281157A
JP2003281157A JP2002077093A JP2002077093A JP2003281157A JP 2003281157 A JP2003281157 A JP 2003281157A JP 2002077093 A JP2002077093 A JP 2002077093A JP 2002077093 A JP2002077093 A JP 2002077093A JP 2003281157 A JP2003281157 A JP 2003281157A
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biometric
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Toshio Sato
俊雄 佐藤
Akio Okazaki
彰夫 岡崎
Yasuhisa Akiyama
泰央 阿生山
Kazuyoshi Takagi
一圭 高木
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Abstract

(57)【要約】 【課題】多数地点での大量の生体情報に対して効率よく
人物の検索および追跡を行なうことができる人物検索シ
ステム、人物追跡システム、人物検索方法および人物追
跡方法を提供する。 【解決手段】画像入力部102で人物の顔画像を入力
し、この入力された顔画像から人物を識別するための特
徴量を顔特徴抽出部105で抽出する。また、検索した
い人物の顔画像をそれに検索の重要性を表わす情報を付
加してあらかじめ記憶している辞書データ記憶部125
に記憶されている顔画像のうち、検索の重要性の高い情
報が付与されている顔画像だけを辞書データ記憶部10
9に記憶する。そして、顔認識部106において、顔特
徴抽出部105により抽出された特徴量と辞書データ記
憶部109に記憶されている顔画像とを照合して両者の
類似度を計算し、その結果をデータ表示部107に出力
する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、たとえば、人物の
顔画像や指紋画像などの生体情報を用いてデータベース
から特定人物を検索したり追跡したりする人物検索シス
テム、人物追跡システム、人物検索方法および人物追跡
方法に関する。
【0002】
【従来の技術】たとえば、人物の顔画像の特徴を用い
て、データベースから特定人物を検索する方法として、
米国特許第5,450,504号に開示されているもの
が知られている。また、人物の顔画像を使って人物の居
所を管理する装置として、特開2001−45471号
公報に開示されているものが知られている。これらで
は、あらかじめ登録されている人物の顔画像を辞書とし
て、複数の場所で捕えた顔画像と照合することで人物の
居場所を把握し、表示を行なっている。さらに、同様な
システムとして、顔認識をする代りに場所ごとでIDカ
ードを読取り、人物の居場所を把握する装置も知られて
いる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】米国特許第5,45
0,504号もしくは特開2001−45471号公報
の方法では、登録した辞書を1箇所に保有していること
から、多数地点の大人数に対して人物を特定する場合に
は処理時間がかかり、実時間での照合動作が困難であ
る。
【0004】また、顔画像が取得できない場所が存在す
れば、その人物の行動を特定できないという問題があ
り、そのようなデータを抽出する必要がある。さらに、
IDカードによる人物の居場所を把握するシステムで
は、他人のIDカードを利用することで他人になりすま
すことが可能になってしまうという問題がある。また、
特開2001−45471号公報では、複数の部屋にお
ける人物の存在を顔画像により示す方法も提示されてい
るが、ここでは人物の存在に関する情報は画面に表現で
きるが、移動に関する情報を画面に表現することができ
ないという問題がある。
【0005】そこで、本発明は、多数地点での大量の生
体情報に対して効率よく人物の検索および追跡を行なう
ことができる人物検索システム、人物追跡システム、人
物検索方法および人物追跡方法を提供することを目的と
する。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明の人物検索システ
ムは、人物の生体情報を入力する生体情報入力手段と、
この生体情報入力手段により入力された生体情報から人
物を識別するための特徴量を抽出する特徴抽出手段と、
検索したい人物の生体情報をそれに検索の重要性を表わ
す情報を付加してあらかじめ記憶している第1の記憶手
段と、この第1の記憶手段に記憶されている生体情報の
うち、検索の重要性の高い情報が付与されている生体情
報だけを記憶する第2の記憶手段と、前記特徴抽出手段
により抽出された特徴量と前記第2の記憶手段に記憶さ
れている生体情報とを照合して両者の類似度を計算する
認識手段とを具備している。
【0007】また、本発明の人物検索システムは、人物
の個人情報を入力する情報入力手段と、人物の生体情報
を入力する生体情報入力手段と、この生体情報入力手段
により入力された生体情報から人物を識別するための特
徴量を抽出する特徴抽出手段と、前記情報入力手段によ
り入力された個人情報、前記生体情報入力手段により入
力された生体情報、前記特徴抽出手段により抽出された
特徴量、当該生体情報が入力された日時を示す日時情
報、および、当該生体情報が入力された場所を示す場所
情報をそれぞれ記憶する第1の記憶手段と、この第1の
記憶手段に記憶されている情報から、少なくとも2つの
異なる場所における一定時間内の情報を抽出する第1の
情報抽出手段と、この第1の情報抽出手段により抽出さ
れた異なる場所の情報を対応付ける情報処理手段と、前
記第1の情報抽出手段により抽出され異なる場所の情報
に対して前記情報処理手段により対応付けができなかっ
た情報を抽出する第2の情報抽出手段と、この第2の情
報抽出手段により抽出された情報を出力する出力手段と
を具備している。
【0008】さらに、本発明の人物追跡システムは、人
物の個人情報を入力する情報入力手段と、人物の生体情
報を入力する生体情報入力手段と、この生体情報入力手
段により入力された生体情報から人物を識別するための
特徴量を抽出する特徴抽出手段と、前記情報入力手段に
より入力された個人情報、前記生体情報入力手段により
入力された生体情報、前記特徴抽出手段により抽出され
た特徴量、当該生体情報が入力された日時を示す日時情
報、および、当該生体情報が入力された場所を示す場所
情報をそれぞれ記憶する記憶手段と、この記憶手段に記
憶されている情報から同一の個人情報を持つ情報の組を
抽出する情報抽出手段と、この情報抽出手段により抽出
された情報の組に対して特徴量同士の類似度を計算し、
一定値以下の類似度をとる情報を前記記憶手段内の情報
から抽出する情報処理手段と、この情報処理手段により
抽出された情報を出力する出力手段とを具備している。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て図面を参照して説明する。なお、以下の説明では、人
物の生体情報として顔画像を用いた場合について述べる
が、顔画像に限らず、指紋や虹彩など、他の生体情報を
用いても同様に実施できる。まず、第1の実施の形態に
ついて説明する。図1は、第1の実施の形態に係る人物
検索システムの構成を概略的に示すものである。この人
物検索システムは、大別して、個人に関するデータを収
集および少数の特定人物を検索する複数のデータ収集端
末装置11,12、および、これらとLANなどの通信
回線13を介して接続され、特定人物を検索する解析部
14により構成されている。
【0010】データ収集端末装置11,12は、たとえ
ば、接客用カウンタなどに設置されるもので、人物のI
D番号などを入力するID読取部(識別情報入力手段)
101、人物の顔画像を入力する画像入力部(生体情報
入力手段)102、入力された顔画像を記憶する顔画像
記憶部103、入力された画像から顔領域を検出する顔
領域検出部104、検出された顔領域から顔の特徴量
(以降、特徴情報ともいう)を抽出する顔特徴抽出部
(特徴抽出手段)105、入力された顔画像を認識する
顔認識部(認識手段)106、入力された顔画像などを
表示するデータ表示部(出力手段)107、各種処理や
全体的な制御を行なうデータ制御部108、検索したい
特定人物に関する辞書データなどを記憶している辞書デ
ータ記憶部(記憶手段)109、および、解析部14と
通信を行なうデータ通信部110から構成されている。
【0011】解析部14は、たとえば、情報処理センタ
などに設置されるもので、データ収集端末装置11,1
2と通信を行なうデータ通信部121、各種収集データ
などを記憶するデータ蓄積部(記憶手段)122、各種
処理を行なうデータ処理部(情報抽出手段、情報処理手
段)123、入力されたデータなどを表示するデータ表
示部(出力手段)124、検索したい人物に関する辞書
データなどを記憶している辞書データ記憶部(記憶手
段)125、入力された顔画像を認識する顔認識部(認
識手段)126、および、人物の個人情報を入力する情
報入力部(情報入力手段)127から構成されている。
【0012】以下、各部について詳細に説明する。デー
タ収集端末装置11,12は、それぞれ異なる場所に設
置されるもので、それぞれの場所で人物を特定する識別
情報としてのID番号および顔画像に関する特徴情報を
収集する。データ収集端末装置11,12は、たとえ
ば、図2および図3に示すような接客用カウンタの構造
であり、その前に直立している人物Pの情報を収集する
ようになっている。
【0013】ID読取部101は、人物Pに関する詳細
な情報を入力するもので、簡単な構成では、あらかじめ
発行されている磁気カードによるIDカード、ICチッ
プを埋め込んだICカードによるIDカード、バーコー
ドまたは2次元コードが印刷されているカードまたは冊
子、文字または数字が印刷されているカードまたは冊子
などの情報記録媒体を利用する。たとえば、図3の例で
は、人物Pに対面する位置で受付操作者が、人物Pから
IDカードを受取り、ID読取部101に挿入セットす
ることにより、ID番号などを入力する。この場合、人
物Pが直接ID読取部101を操作する形態でも実現可
能である。
【0014】画像入力部102は、たとえば、ビデオカ
メラを用いて、人物Pに対して顔画像を含む画像データ
を入力し、顔画像記憶部103および顔領域検出部10
4に画像データを出力する。これは、たとえば、図4に
示すように、横方向に512画素、縦方向に512画素
のデジタル濃淡画像データとして出力する。顔画像記憶
部103は、画像入力部102から出力される画像デー
タを記憶し、データ制御部108に送る。
【0015】顔領域検出部104は、画像入力部102
により入力された図4の形態の画像データから、顔パタ
ーンを検出して切出す。この処理は、たとえば、図5に
示すフローチャートのような処理手順で実行される。以
下、図5の処理手順について説明する。まず、サイズs
やy,x座標などの初期化を行なう(ステップ301〜
303)。次に、あらかじめ用意されたサイズの異なる
複数の標準顔パターンgs(i,j)を用いて、入力画
像f(x,y)内の局所領域との相関Ms(x,y)
を、座標(x,y)をずらしながら下記数1にしたがっ
て計算する(ステップ304)。ここで、サイズの異な
る標準顔パターンgs(i,j)は、決められたサイズ
であらかじめ収集した顔パターンを平均するなどして作
成される。
【0016】
【数1】 次に、求めた相関Ms(x,y)が一定の閾値THR以
上であれば(ステップ305)、顔パターンを検出した
ものとして、その結果を出力する(ステップ306)。
この画像探索を、図6に模式的に示すように、標準顔パ
ターンgs(i,j)のサイズsを変更しながら実施す
る。図5のステップ307〜312がその処理である。
【0017】これにより、サイズsの画像パターンに対
して、一定の画像サイズに正規化した顔パターンrc
(i,j)が出力される。ここで、添え字「c」は、与
えられたID情報に対する識別子である。この顔パター
ンrc(i,j)は、顔認識における基準データ(基準
の特徴量)となる。
【0018】なお、図6において、符号401,40
3,405は入力画像全体を示し、符号402,40
4,406は標準顔パターンgs(i,j)を示してい
る。
【0019】顔特徴抽出部105は、顔領域検出部10
4から出力される検出された位置の画像パターンについ
て、大きさおよび輝度値の正規化を行なう。たとえば、
横15画素、縦15画素、輝度値の最高値が「25
5」、輝度値の最低値が「0」になるような画像変換を
施す。さらに、顔特徴抽出部105は、連続して収集さ
れる画像データから抽出した特徴をまとめて特徴情報と
することもできる。この特徴情報は、データ制御部10
8および顔認識部106に送られる。
【0020】辞書データ記憶部109は、検索したい特
定人物について、あらかじめ上記同様の特徴情報を作成
した辞書データを保持しており、人物Pの顔画像との類
似度を計算できるようにする。辞書データ記憶部109
は、実際には、たとえば、図7に示すようなデータ構造
をとる。図7の例では、1人の人物の辞書データとし
て、ID番号、顔画像、顔画像の特徴情報、個人情報、
および、検索の重要度を表わす重要度情報がそれぞれ格
納されている。
【0021】顔認識部106は、顔特徴抽出部105で
抽出された人物Pの顔画像の特徴情報(特徴パターン)
と、辞書データ記憶部109に記憶されている顔画像の
特徴情報(辞書パターン)との類似度を、図8に示すフ
ローチャートのような処理手順で計算する。以下、図8
の処理手順について説明する。まず、カテゴリcの初期
設定を行なった後(ステップ601)、辞書データ記憶
部109に記憶されているカテゴリcの辞書パターンr
c(i,j)と、顔特徴抽出部105で抽出された特徴
パターンh(x,y)との類似度Simc(x,y)
を、下記数2のように相関を求めることで計算する(ス
テップ602)。これを全てのカテゴリcに対して行な
うことにより、最大の類似度Simc(x,y)を答え
として出力する(ステップ603〜606)。
【0022】
【数2】 データ制御部108は、ID読取部101で入力された
ID番号、顔画像記憶部103から出力される画像デー
タ、顔特徴抽出部105から出力される顔画像の特徴情
報、および、顔認識部109から出力される類似度情報
を受信し、データ表示部107およびデータ通信部11
0に出力する。この際に、受付けた日時情報および場所
情報をも同時に出力する。
【0023】データ表示部107は、データ制御部10
8を経由して受信するID読取部101から出力される
ID番号、顔画像記憶部103から出力される画像デー
タ、顔認識部109から出力される類似度情報を画面に
表示する。たとえば、図9に示すように、入力されたI
D番号901および顔画像データ902と、辞書データ
記憶部109に記憶されている特定人物のID番号90
3,904,905、顔画像906,907,908、
および、それぞれの類似度情報909,910,911
を表示し、入力された人物Pが特定者リスト内の人物で
あることを確認しやすくなっている。
【0024】データ通信部121は、データ収集端末装
置11,12から送られるID番号、画像データ、顔画
像の特徴情報、類似度情報、日時情報、場所情報などを
受信する。データ蓄積部122は、データ通信部121
で受信したID番号、画像データ、顔画像の特徴情報、
類似度情報、日時情報、場所情報などのデータを記憶す
る。データ蓄積部122に記憶されているデータ構造の
例を図10に示す。図10の例では、全システムで固有
な管理番号、日時情報、場所情報、個人のID番号、名
前情報、顔画像、顔画像の特徴情報、類似度情報、個人
情報、探索したい度合いを示す重要度情報を含む。この
うち、類似度情報は、データ収集端末装置11,12で
求められた辞書データのID番号と類似度との組データ
が多数記憶されており、個人情報については、住所や性
別、国籍など、人物Pに関する様々な情報を収めること
ができる。
【0025】データ処理部123は、データ蓄積部12
2に記憶されているID番号、画像データ、顔画像の特
徴情報、類似度情報、日時情報、場所情報、個人情報を
分析して、特定人物の検索を行なう。また、データ処理
部123は、データ蓄積部122から顔画像の特徴情報
を読取り、顔認識部126に送る。顔認識部126は、
データ処理部123から送られた顔画像の特徴情報と、
辞書データ記憶部125に記憶されている検索対象の顔
画像の特徴情報との類似度を計算する。
【0026】辞書データ蓄積部125は、図7に示した
ようなデータ構造をとるが、データ収集端末装置11,
12における辞書データ記憶部109に比べてカテゴリ
数を多く含んでおり、大量数の辞書データとの類似度を
計算できるようにしている。図7における重要度情報
は、あらかじめ与えられるか、情報入力部127から指
示データが入力された場合に、データ処理部123から
データ蓄積部122へ書き込む。たとえば、数値「1」
が高い重要度を示し、数値「0」が低い重要度を示す。
【0027】辞書データ蓄積部125に記憶されている
データのうち、重要度「1」のカテゴリーデータは、デ
ータ処理部123によりデータ通信部121を経由し
て、データ収集端末装置11,12の辞書データ記憶部
109に送られる。これにより、大量の検索データのう
ち、重要度の高いデータだけをデータ収集端末装置1
1,12に置いておくことで、高速に重要度の高い人物
だけをデータ収集端末装置11,12で照合し、重要度
の低いデータは解析部14に置いておき、重要度の低い
人物は解析部14にてオフラインで検索することで、重
要度に合せた最適な人物検索を実施することができる。
【0028】顔認識部126は、データ処理部123か
ら送られる顔画像の特徴情報と、辞書データ記憶部12
5から出力される辞書データとの類似度を、図8に示し
たフローチャートの流れにより求め、全てのカテゴリに
対する類似度を計算する。この類似度情報に対して、デ
ータ処理部123により、大きい順に並べ替えられ、そ
の結果はデータ表示部124に送られる。
【0029】データ表示部124は、ID番号、画像デ
ータ、類似度情報を画面に表示し、データ収集端末装置
11,12から送られてくるそれぞれの情報に対して、
辞書データ記憶部125に記憶されている人物の顔画像
の特徴情報との類似度の高い順に表示する。たとえば、
図11に示すように、データ収集端末装置11,12か
ら送られて、データ蓄積部122に記憶されている入力
されたID番号1101および顔画像1102と、辞書
データ記憶部125に記憶されている特定人物のID番
号1103、複数の顔画像1104、および、それぞれ
の類似度情報1105を表示し、入力された人物Pが特
定者リスト内の人物であることを確認しやすくなってい
る。
【0030】また、データ処理部123は、データ蓄積
部122に記憶されているデータを、情報入力部127
を用いて選択することにより、辞書データ記憶部125
に追加登録することもできる。これにより、他の入力手
段を用いることなく検索に必要な辞書データを充足する
ことができる。
【0031】このように、第1の実施の形態によれば、
検索対象の辞書データに検索の重要性を表わす重要度情
報を付加することで、重要性の高い検索対象はデータ収
集端末装置11,12で高速に、重要性の低い検索対象
は情報処理センタに設置された解析部14で大量に検索
することができる。したがって、重要度にあわせた最適
な人物の検索を効率よく行なうことができる。
【0032】次に、第2の実施の形態について説明す
る。図12は、第2の実施の形態に係る人物検索システ
ムの構成を概略的に示すものである。この人物検索シス
テムは、大別して、個人に関するデータを収集する複数
のデータ収集端末装置11,12、および、これらとL
ANなどの通信回線13を介して接続され、異常な行動
をとった人物を検索する解析部15により構成されてい
る。なお、データ収集端末装置11,12の構成につい
ては、前述した第1の実施の形態と同様であるので説明
を省略する。
【0033】解析部15は、たとえば、情報処理センタ
などに設置され、データ収集端末装置11,12で収集
したデータの選択および対応づけを行ない、対応しない
データの抽出と表示を行なうもので、データ通信部12
1、データ蓄積部122、各種処理を行なうデータ処理
部1202、入力されたデータなどを表示するデータ表
示部(出力手段)1203、および、情報入力部127
から構成されている。
【0034】なお、解析部15のデータ通信部121、
データ蓄積部122、および、情報入力部127は、前
述した第1の実施の形態と同様であるので説明を省略
し、第1の実施の形態と異なるデータ処理部1202お
よびデータ表示部1203についてだけ説明する。
【0035】データ処理部1202は、データ蓄積部1
22に記憶されているID番号、日時情報、場所情報、
名前情報を分析して、複数のデータ収集端末装置11,
12で収集した人物Pのデータについて対応関係を求
め、対応関係の取れない人物を抽出し、その結果をデー
タ表示部1203に表示する。すなわち、データ処理部
1202は、たとえば、図13に示すフローチャートの
ような処理手順を実行する。
【0036】以下、図13の処理手順について説明す
る。まず、データ蓄積部122に記憶されているデータ
から、場所L1において時間t1以降かつ時間t2以前に
収集されたデータを抽出する(ステップ1301)。次
に、場所L1とは別の場所である場所L2において時間
(t1+t3)以降かつ時間(t2+t4)以前のデータを
抽出する(ステップ1302)。次に、異なる場所とし
て抽出された各データについて、名前情報を表わすテキ
スト情報の一致によるデータの対応付けを行なう(ステ
ップ1303)。次に、ステップ1303の処理の結果
から、対応付けができないデータを抽出し(ステップ1
304)、その抽出結果をデータ表示部1203に表示
する。
【0037】なお、データ処理部1202は、図13に
示す名前情報による対応付けによる方法でなく、顔画像
の特徴情報間の類似度による対応付けによる方法でもデ
ータを抽出することができる。この方法による抽出処理
を図14のフローチャートに示す。
【0038】以下、図14の処理手順について説明す
る。まず、データ蓄積部122に記憶されているデータ
から、場所L1において時間t1以降かつ時間t2以前に
収集されたデータを抽出する(ステップ1401)。次
に、場所L1とは別の場所である場所L2において時間
(t1+t3)以降かつ時間(t2+t4)以前のデータを
抽出する(ステップ1402)。次に、異なる場所とし
て抽出された各データについて、顔画像の特徴情報間の
類似度を計算し、計算した類似度が一定値S1以下であ
るデータの対応付けを行なう(1403)。次に、ステ
ップ1403の処理の結果から、対応付けができないデ
ータを抽出し(ステップ1404)、その抽出結果をデ
ータ表示部1203に表示する。データ表示部1203
は、たとえば、図15に示すように、対応のついたデー
タ1501と、対応のつかないデータ1502とを、そ
れぞれ日時情報、顔画像、個人のID番号、名前情報な
どとともに表示する。
【0039】このように、第2の実施の形態によれば、
一定時間の間に異なる場所を通過した人物に対して名前
情報もしくは顔画像の特徴情報により対応付けて、正常
にデータ収集端末装置11,12を通過しないような異
常な行動を取った人物を抽出することができる。
【0040】次に、第3の実施の形態について説明す
る。第3の実施の形態に係るシステム構成は、前述した
第2の実施の形態と同様な構成であるが、データ収集端
末装置11,12で個人に関するデータを収集し、解析
部15にて異常な行動をとった人物を検索する。なお、
データ処理部1202およびデータ表示部1203の動
作が多少異なり、それ以外の部分は第2の実施の形態と
同様であるので説明を省略し、以下、異なる部分につい
てだけ説明する。
【0041】データ処理部1202は、データ蓄積部1
22に記憶されている名前情報、顔画像の特徴情報、日
時情報、場所情報を分析して、異なる場所に設置された
データ収集端末装置11,12でとらえた人物Pの名前
情報と顔画像の特徴情報との対応関係から途中で入れ替
わるような不正を検出し、その結果をデータ表示部12
03に表示する。すなわち、データ処理部1202は、
たとえば、図16に示すフローチャートのような処理手
順を実行する。
【0042】以下、図16の処理手順について説明す
る。まず、データ蓄積部122に記憶されているデータ
から異なる場所で名前情報が同じデータの組を抽出し
(1601)、そのデータの組の収集時間が一定値t5
以上であるデータの組を抽出する(1602)。次に、
抽出したデータの組に対して、顔画像の特徴情報間の類
似度を計算し、計算した類似度が一定値S2以下である
データの組を抽出し(1603)、その結果をデータ表
示部1203に表示する(1604)。
【0043】なお、データ処理部1202は、図16に
示す名前情報による組の抽出方法でなく、ID番号を用
いた抽出でも実施可能である。この方法による抽出処理
を図17のフローチャートに示す。以下、図17の処理
手順について説明する。まず、データ蓄積部122に記
憶されているデータから異なる場所でID番号が同じデ
ータの組を抽出し(1701)、そのデータの組の収集
時間が一定値t5以上であるデータの組を抽出する(1
702)。次に、抽出したデータの組に対して、顔画像
の特徴情報間の類似度を計算し、計算した類似度が一定
値S2以下であるデータの組を抽出し(1703)、そ
の結果をデータ表示部1203に表示する(160
4)。データ表示部1203は、たとえば、図18に示
すように、名前情報もしくはID番号で対応付けされた
データについて類似度の低いデータを、日時情報、顔画
像、個人のID番号、名前情報などとともに表示する。
【0044】このように、第3の実施の形態によれば、
一定時間の間に異なる場所を通過した人物に対して名前
情報もしくは顔画像の特徴情報により対応付けて、別人
として成りすまし行動を取った人物を抽出することがで
きる。
【0045】次に、第4の実施の形態について説明す
る。第4の実施の形態に係るシステム構成は、前述した
第2の実施の形態と同様な構成であるが、データ収集端
末装置11,12で個人に関するデータを収集し、解析
部15にて異常な行動をとった人物を検索する。なお、
データ処理部1202およびデータ表示部1203の動
作が多少異なり、それ以外の部分は第2の実施の形態と
同様であるので説明を省略し、以下、異なる部分につい
てだけ説明する。
【0046】データ処理部1202は、データ蓄積部1
22に記憶されている名前情報、顔画像の特徴情報、日
時情報、場所情報を分析して、異なる場所に設置された
データ収集端末装置11,12でとらえた人物Pの名前
情報と顔画像の特徴情報により対応付けを行ない、時間
と場所を変えた人物Pの行動パターンを表現する。すな
わち、データ処理部1202は、たとえば、図19に示
すフローチャートのような処理手順を実行する。
【0047】以下、図19の処理手順について説明す
る。まず、データ蓄積部122に記憶されているデータ
から名前情報が同じデータの組を全て抽出し(190
1)、そのデータの全ての組合わせに対して、顔画像の
特徴情報間の類似度を計算し、計算した類似度が一定値
S2以下であるデータの組を抽出する(1902)。次
に、抽出したデータを時間の古い順に並べ替えて(19
03)、その結果を場所情報とともにデータ表示部12
03に表示する(1904)。
【0048】なお、データ処理部1202は、図19に
示す名前情報による組の抽出方法でなく、ID番号を用
いた抽出でも実施可能である。この方法による抽出処理
を図20のフローチャートに示す。以下、図20の処理
手順について説明する。まず、データ蓄積部122に記
憶されているデータからID番号が同じデータの組を全
て抽出し(2001)、そのデータの全ての組合わせに
対して、顔画像の特徴情報間の類似度を計算し、計算し
た類似度が一定値S2以下であるデータの組を抽出する
(2002)。次に、抽出したデータを時間の古い順に
並べ替えて(2003)、その結果を場所情報とともに
データ表示部1203に表示する(2004)。データ
表示部1203は、たとえば、図21に示すように、場
所情報を空間的に表現した上に、矢印で時間関係を示し
ながら、日時情報、顔画像、個人のID番号、名前情報
などとともに表示する。
【0049】このように、第4の実施の形態によれば、
一定時間の間に異なる場所を通過した人物に対して名前
情報もしくは個人のID番号により対応付けて、人物の
行動パターンを抽出して表示することができる。
【0050】次に、第5の実施の形態について説明す
る。第5の実施の形態に係るシステム構成は、前述した
第2の実施の形態と同様な構成であるが、データ収集端
末装置11,12で個人に関するデータを収集し、解析
部15にて異常な行動をとった人物を検索する。なお、
データ処理部1202およびデータ表示部1203の動
作が多少異なり、それ以外の部分は第2の実施の形態と
同様であるので説明を省略し、以下、異なる部分につい
てだけ説明する。
【0051】データ処理部1202は、データ蓄積部1
22に記憶されている名前情報、顔画像の特徴情報、日
時情報、場所情報を分析して、異なる場所に設置された
データ収集端末装置11,12でとらえた人物Pのデー
タについて、名前情報と顔画像の特徴情報により対応付
けを行ない、時間と場所に基づいて行動パターンを検証
する。すなわち、データ処理部1202は、たとえば、
図22に示すフローチャートのような処理手順を実行す
る。
【0052】以下、図22の処理手順について説明す
る。まず、データ蓄積部122に記憶されているデータ
から名前情報が同じデータの組を全て抽出し(220
1)、抽出したデータの全ての組合わせに対して、顔画
像の特徴情報間の類似度を計算し、計算した類似度が一
定値S2以下であるデータの組を抽出する(220
2)。次に、抽出したデータを時間の古い順に並べ替え
て移動ルートを検証し、異状な行動を検出する(220
3)。これは、たとえば、一定時間内に出発地点に戻っ
た場合を検出する。次に、その結果を場所情報とともに
データ表示部1203に表示する(2204)。
【0053】なお、データ処理部1202は、図22に
示す名前情報による組の抽出方法でなく、ID番号を用
いた抽出でも実施可能である。この方法による抽出処理
を図23のフローチャートに示す。以下、図23の処理
手順について説明する。まず、データ蓄積部122に記
憶されているデータからID番号が同じデータの組を全
て抽出し(2301)、抽出したデータの全ての組合わ
せに対して、顔画像の特徴情報間の類似度を計算し、計
算した類似度が一定値S2以下であるデータの組を抽出
する(2302)。次に、抽出したデータを時間の古い
順に並べ替えて移動ルートを検証し、異状な行動を検出
する(2303)。これは、たとえば、一定時間内に出
発地点に戻った場合を検出する。次に、その結果を場所
情報とともにデータ表示部1203に表示する(230
4)。
【0054】データ表示部1203は、たとえば、図2
4に示すように、場所情報を空間的に表現した上に、矢
印で時間関係を示しながら、日時情報、顔画像、個人の
ID番号、名前情報などとともに表示し、異常なルート
を記号「?」のように表示する。
【0055】このように、第5の実施の形態によれば、
一定時間の間に異なる場所を通過した人物に対して名前
情報もしくは個人のID番号により対応付けて、人物の
行動パターンを抽出し、異常な行動パターンを抽出して
表示することができる。
【0056】なお、前記実施の形態では、人物の生体情
報として顔画像を用いた場合について説明したが、本発
明はこれに限定されるものでなく、たとえば、指紋、手
形、網膜、虹彩、音声などの他の生体情報を用いても同
様に適用できる。
【0057】
【発明の効果】以上詳述したように本発明によれば、多
数地点での大量の生体情報に対して効率よく人物の検索
および追跡を行なうことができる人物検索システム、人
物追跡システム、人物検索方法および人物追跡方法を提
供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態に係る人物検索シス
テムの構成を概略的に示すブロック図。
【図2】データ収集端末装置の外観を示す人物の背後か
ら見た模式図。
【図3】データ収集端末装置の外観を示す人物の正面か
ら見た模式図。
【図4】画像入力部が出力する画像データの形態の一例
を示す図。
【図5】顔領域検出部が実行する処理手順を示すフロー
チャート。
【図6】顔領域検出部が行なう顔パターン検索を説明す
る図。
【図7】辞書データ記憶部が記憶するデータの例を示す
図。
【図8】顔認識部が実行する処理手順を示すフローチャ
ート。
【図9】データ表示部が表示する画面の例を示す図。
【図10】データ蓄積部が記憶するデータの例を示す
図。
【図11】データ表示部が表示する画面の例を示す図。
【図12】本発明の第2、第3、第4および第5の実施
の形態に係る人物検索システムおよび人物追跡システム
の構成を概略的に示すブロック図。
【図13】第2の実施の形態におけるデータ処理部が行
なう処理手順の例を示すフローチャート。
【図14】第2の実施の形態におけるデータ処理部が行
なう別の処理手順の例を示すフローチャート。
【図15】第2の実施の形態におけるデータ表示部が出
力する画面の例を示す図。
【図16】第3の実施の形態におけるデータ処理部が行
なう処理手順の例を示すフローチャート。
【図17】第3の実施の形態におけるデータ処理部が行
なう別の処理手順の例を示すフローチャート。
【図18】第3の実施の形態におけるデータ表示部が出
力する画面の例を示す図。
【図19】第4の実施の形態におけるデータ処理部が行
なう処理手順の例を示すフローチャート。
【図20】第4の実施の形態におけるデータ処理部が行
なう別の処理手順の例を示すフローチャート。
【図21】第4の実施の形態におけるデータ表示部が出
力する画面の例を示す図。
【図22】第5の実施の形態におけるデータ処理部が行
なう処理手順の例を示すフローチャート。
【図23】第5の実施の形態におけるデータ処理部が行
なう別の処理手順の例を示すフローチャート。
【図24】第5の実施の形態におけるデータ表示部が出
力する画面の例を示す図。
【符号の説明】
11,12…データ収集端末装置、13…通信回線、1
4…解析部、101…ID読取部(識別情報入力手
段)、102…画像入力部(生体情報入力手段)、10
3…顔画像記憶部、104…顔領域検出部、105…顔
特徴抽出部(特徴抽出手段)、106…顔認識部(認識
手段)、107…データ表示部(出力手段)、108…
データ制御部、109…辞書データ記憶部(記憶手
段)、110…データ通信部、121…データ通信部、
122…データ蓄積部(記憶手段)、123…データ処
理部(情報抽出手段、情報処理手段)、124…データ
表示部(出力手段)、125…辞書データ記憶部(記憶
手段)、126…顔認識部(認識手段)、127…情報
入力部(情報入力手段)、P…人物。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 阿生山 泰央 神奈川県川崎市幸区柳町70番地 株式会社 東芝柳町事業所内 (72)発明者 高木 一圭 神奈川県川崎市幸区柳町70番地 株式会社 東芝柳町事業所内 Fターム(参考) 5B057 BA02 CA12 CA16 DA06 DB02 DC01 DC36 5B075 ND06 PQ46 PR06 QM08 UU40 5L096 BA02 BA18 FA00 HA07 JA11 KA01

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 人物の生体情報を入力する生体情報入力
    手段と、 この生体情報入力手段により入力された生体情報から人
    物を識別するための特徴量を抽出する特徴抽出手段と、 検索したい人物の生体情報をそれに検索の重要性を表わ
    す情報を付加してあらかじめ記憶している第1の記憶手
    段と、 この第1の記憶手段に記憶されている生体情報のうち、
    検索の重要性の高い情報が付与されている生体情報だけ
    を記憶する第2の記憶手段と、 前記特徴抽出手段により抽出された特徴量と前記第2の
    記憶手段に記憶されている生体情報とを照合して両者の
    類似度を計算する認識手段と、 を具備したことを特徴とする人物検索システム。
  2. 【請求項2】 人物の識別情報を入力する識別情報入力
    手段と、 この識別情報入力手段により入力された識別情報、前記
    生体情報入力手段により入力された生体情報、および、
    前記特徴抽出手段により抽出された特徴量をそれぞれ記
    憶する第3の記憶手段をさらに具備したことを特徴とす
    る請求項1記載の人物検索システム。
  3. 【請求項3】 人物の個人情報を入力する情報入力手段
    と、 この情報入力手段により入力された個人情報、前記生体
    情報入力手段により入力された生体情報、および、前記
    特徴抽出手段により抽出された特徴量をそれぞれ記憶す
    る第3の記憶手段をさらに具備したことを特徴とする請
    求項1記載の人物検索システム。
  4. 【請求項4】 人物の個人情報を入力する情報入力手段
    と、 人物の生体情報を入力する生体情報入力手段と、 この生体情報入力手段により入力された生体情報から人
    物を識別するための特徴量を抽出する特徴抽出手段と、 前記情報入力手段により入力された個人情報、前記生体
    情報入力手段により入力された生体情報、前記特徴抽出
    手段により抽出された特徴量、当該生体情報が入力され
    た日時を示す日時情報、および、当該生体情報が入力さ
    れた場所を示す場所情報をそれぞれ記憶する第1の記憶
    手段と、 この第1の記憶手段に記憶されている情報から、少なく
    とも2つの異なる場所における一定時間内の情報を抽出
    する第1の情報抽出手段と、 この第1の情報抽出手段により抽出された異なる場所の
    情報を対応付ける情報処理手段と、 前記第1の情報抽出手段により抽出された異なる場所の
    情報に対して前記情報処理手段により対応付けができな
    かった情報を抽出する第2の情報抽出手段と、 この第2の情報抽出手段により抽出された情報を出力す
    る出力手段と、 を具備したことを特徴とする人物検索システム。
  5. 【請求項5】 人物の個人情報を入力する情報入力手段
    と、 人物の生体情報を入力する生体情報入力手段と、 この生体情報入力手段により入力された生体情報から人
    物を識別するための特徴量を抽出する特徴抽出手段と、 前記情報入力手段により入力された個人情報、前記生体
    情報入力手段により入力された生体情報、前記特徴抽出
    手段により抽出された特徴量、当該生体情報が入力され
    た日時を示す日時情報、および、当該生体情報が入力さ
    れた場所を示す場所情報をそれぞれ記憶する記憶手段
    と、 この記憶手段に記憶されている情報から、少なくとも2
    つの異なる場所における同一の個人情報を持つ情報の組
    で、それら同一の個人情報の収集時間の差が一定値以上
    の情報の組を抽出する第1の情報抽出手段と、 この第1の情報抽出手段により抽出された情報の組に対
    して特徴量同士の類似度の計算を行なう情報処理手段
    と、 この情報処理手段により計算された類似度を用いて、一
    定値以下の類似度をとる情報を前記記憶手段内の情報か
    ら抽出する第2の情報抽出手段と、 この第2の情報抽出手段により抽出された情報を出力す
    る出力手段と、 を具備したことを特徴とする人物検索システム。
  6. 【請求項6】 人物の個人情報を入力する情報入力手段
    と、 人物の生体情報を入力する生体情報入力手段と、 この生体情報入力手段により入力された生体情報から人
    物を識別するための特徴量を抽出する特徴抽出手段と、 前記情報入力手段により入力された個人情報、前記生体
    情報入力手段により入力された生体情報、前記特徴抽出
    手段により抽出された特徴量、当該生体情報が入力され
    た日時を示す日時情報、および、当該生体情報が入力さ
    れた場所を示す場所情報をそれぞれ記憶する記憶手段
    と、 この記憶手段に記憶されている情報から同一の個人情報
    を持つ情報の組を抽出する情報抽出手段と、 この情報抽出手段により抽出された情報の組に対して特
    徴量同士の類似度を計算し、一定値以下の類似度をとる
    情報を前記記憶手段内の情報から抽出する情報処理手段
    と、 この情報処理手段により抽出された情報を出力する出力
    手段と、 を具備したことを特徴とする人物追跡システム。
  7. 【請求項7】 人物の個人情報を入力する情報入力手段
    と、 人物の生体情報を入力する生体情報入力手段と、 この生体情報入力手段により入力された生体情報から人
    物を識別するための特徴量を抽出する特徴抽出手段と、 前記情報入力手段により入力された個人情報、前記生体
    情報入力手段により入力された生体情報、前記特徴抽出
    手段により抽出された特徴量、当該生体情報が入力され
    た日時を示す日時情報、および、当該生体情報が入力さ
    れた場所を示す場所情報をそれぞれ記憶する記憶手段
    と、 この記憶手段に記憶されている情報から同一の個人情報
    を持つ情報の組を抽出する情報抽出手段と、 この情報抽出手段により抽出された情報の組に対して特
    徴量同士の類似度を計算し、一定値以下の類似度をとる
    情報を前記記憶手段内の情報から抽出する情報処理手段
    と、 この情報処理手段により抽出された情報を日時の順番に
    並べて場所情報の推移を検査する情報検査手段と、 この情報検査手段の検査結果を出力する出力手段と、 を具備したことを特徴とする人物追跡システム。
  8. 【請求項8】 前記人物の生体情報は人物の顔画像であ
    ることを特徴とする請求項1〜請求項7のうちいずれか
    1つに記載の人物検索システム。
  9. 【請求項9】 前記人物の個人情報は人物の氏名や識別
    番号などであることを特徴とする請求項3〜請求項7の
    うちいずれか1つに記載の人物検索システム。
  10. 【請求項10】 人物の生体情報を入力する生体情報入
    力ステップと、 この生体情報入力ステップにより入力された生体情報か
    ら人物を識別するための特徴量を抽出する特徴抽出ステ
    ップと、 検索したい人物の生体情報をそれに検索の重要性を表わ
    す情報を付加してあらかじめ記憶している第1の記憶手
    段に記憶されている生体情報のうち、検索の重要性の高
    い情報が付与されている生体情報だけを第2の記憶手段
    に記憶する記憶ステップと、 前記特徴抽出ステップにより抽出された特徴量と前記第
    2の記憶手段に記憶されている生体情報とを照合して両
    者の類似度を計算する認識ステップと、 を具備したことを特徴とする人物検索方法。
  11. 【請求項11】 人物の個人情報を入力する情報入力ス
    テップと、 人物の生体情報を入力する生体情報入力ステップと、 この生体情報入力ステップにより入力された生体情報か
    ら人物を識別するための特徴量を抽出する特徴抽出ステ
    ップと、 前記情報入力ステップにより入力された個人情報、前記
    生体情報入力ステップにより入力された生体情報、前記
    特徴抽出ステップにより抽出された特徴量、当該生体情
    報が入力された日時を示す日時情報、および、当該生体
    情報が入力された場所を示す場所情報を第1の記憶手段
    にそれぞれ記憶する記憶ステップと、 前記第1の記憶手段に記憶されている情報から、少なく
    とも2つの異なる場所における一定時間内の情報を抽出
    する第1の情報抽出ステップと、 この第1の情報抽出ステップにより抽出された異なる場
    所の情報を対応付ける情報処理ステップと、 前記第1の情報抽出ステップにより抽出された異なる場
    所の情報に対して前記情報処理ステップにより対応付け
    ができなかった情報を抽出する第2の情報抽出ステップ
    と、 この第2の情報抽出ステップにより抽出された情報を出
    力する出力ステップと、 を具備したことを特徴とする人物検索方法。
  12. 【請求項12】 人物の個人情報を入力する情報入力ス
    テップと、 人物の生体情報を入力する生体情報入力ステップと、 この生体情報入力ステップにより入力された生体情報か
    ら人物を識別するための特徴量を抽出する特徴抽出ステ
    ップと、 前記情報入力ステップにより入力された個人情報、前記
    生体情報入力ステップにより入力された生体情報、前記
    特徴抽出ステップにより抽出された特徴量、当該生体情
    報が入力された日時を示す日時情報、および、当該生体
    情報が入力された場所を示す場所情報を記憶手段にそれ
    ぞれ記憶する記憶ステップと、 前記記憶手段に記憶されている情報から同一の個人情報
    を持つ情報の組を抽出する情報抽出ステップと、 この情報抽出ステップにより抽出された情報の組に対し
    て特徴量同士の類似度を計算し、一定値以下の類似度を
    とる情報を前記記憶手段内の情報から抽出する情報処理
    ステップと、 この情報処理ステップにより抽出された情報を出力する
    出力ステップと、 を具備したことを特徴とする人物追跡方法。
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