JP2003281126A - 文書管理システム - Google Patents

文書管理システム

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JP2003281126A
JP2003281126A JP2002079733A JP2002079733A JP2003281126A JP 2003281126 A JP2003281126 A JP 2003281126A JP 2002079733 A JP2002079733 A JP 2002079733A JP 2002079733 A JP2002079733 A JP 2002079733A JP 2003281126 A JP2003281126 A JP 2003281126A
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JP2002079733A
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Kazushige Asada
一繁 浅田
Tetsuya Ikeda
哲也 池田
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Ricoh Co Ltd
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Ricoh Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 文書管理の効率と信頼性の向上を図ることが
可能な文書管理システムを提供する。 【解決手段】 利用者からの文書データに対する操作を
受け付け、その操作結果を利用者に提示するための文書
データ操作要求入力手段1と、文書データに対する操作
を表に対する操作に変換する文書データ管理手段2と、
文書タイプに対する操作を表に対する操作に変換する文
書タイプ管理手段3と、文書データ管理手段2及び文書
タイプ管理手段3によって変換された文書データ格納表
に基づいて文書データに対する操作をデータベース5に
対して実行するデータベースアクセス手段4とで構成す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、リレーショナルデ
ータベースを利用した文書管理システムに関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】データベース中のデータを構造、形式、
関連、制約などについて記述したものをスキーマ(schem
a)と呼ぶ。商用のデータベース管理システムなどで広く
採用されているリレーショナルデータモデル(関係デー
タモデル、relational Data model)では、データベース
を表(table)の集まりとして表現する。表はいくつかの
列(column)で構成される。また、表の各行はタプル(tup
le)と呼ばれる。こうしたリレーショナルデータモデル
に基づくデータベースは、リレーショナルデータベース
と呼ばれる。特開2000−67073公報「文書管理
装置および文書管理方法」に記載の方法では、構造化さ
れている文書の場合に、そのタグごとにデータを格納す
る表と、列を指定する情報とを別に保持することで、文
書データと表の関係に柔軟性を持たせている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記特
開2000−67073公報「文書管理装置および文書
管理方法」に記載の方法では、決まった文書構造に対応
した表を数種類用意しておき、それら複数の表のうちど
れを使用するかを指定するようになっている。そのた
め、文書構造の異なる文書データにまたがる検索を行う
ことが困難である。また、分散管理されたデータベース
で文書構造の定義を別々に変更することができないた
め、文書データを単一のマシン上で集中管理せざるを得
ない。さらには、一時的にオフラインになったデータベ
ースに含まれる文書構造の定義が変更されると、その
後、そのデータベースをオンラインにしたときに、文書
構造の定義と、データベース中の文書データとの間で不
整合が生じるなどの問題があった。本発明は、これらの
課題を解決し、文書管理の効率の向上と信頼性の向上を
図ることが可能な文書管理システムを提供することを目
的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項1記載の発明は、リレーショナルデータベー
スを利用して文書を管理する文書管理システムであっ
て、利用者からの文書データに対する操作を受け付け、
その操作結果を利用者に提示する文書データ操作要求入
力手段と、文書データに対する操作を表に対する操作に
変換する文書データ管理手段と、文書タイプに対する操
作を表に対する操作に変換する文書タイプ管理手段と、
前記文書データ管理手段及び前記文書タイプ管理手段と
によって変換された文書データ格納表に基づいて文書デ
ータに対する操作をデータベースに対して実行するデー
タベースアクセス手段とを備えたことを特徴とする。ま
た、請求項2記載の発明は、請求項1において、前記文
書データ格納表は文書データを構成する属性の定義を表
すフィールドタイプの情報と、該フィールドタイプの集
合を表す文書タイプの情報とを保持し、前記データベー
スアクセス手段は、前記文書タイプごとに、その要素で
あるフィールドタイプと、文書データを構成する属性値
を保持する列との対応づけに基づいて文書データベース
をアクセスすることを特徴とする。また、請求項3記載
の発明は、請求項1または2において、前記文書データ
格納表は、複数のバージョンを持つ文書タイプについて
の情報を保持し、前記データベースアクセス手段は、各
文書タイプに対応した文書データを一括して操作対象と
して処理することを特徴とする。また、請求項4記載の
発明は、請求項1または2において、前記文書データ格
納表をオフラインにする際に、文書データに対応した文
書タイプ及びフィールドタイプの定義を保存し、再度前
記文書データ格納表をオンラインにする際に、オフライ
ン中に新しいバージョンの文書タイプ及びフィールドタ
イプが作成された場合には、これらを登録することを特
徴とする。また、請求項5記載の発明は、請求項1また
は2において、前記文書データ格納表と、該表に格納さ
れた文書データに対応した文書タイプ及びフィールドタ
イプの定義をバックアップし再度リストアする際、バッ
クアップしたバージョンの文書タイプ及びフィールドタ
イプが定義されていない場合には、それらを定義するこ
とを特徴とする。また、請求項6記載の発明は、請求項
1または2において、文書データを、あるサーバーから
別のサーバーに複製する場合、その文書データに対応し
たバージョンの文書タイプ及びフィールドタイプが複製
先のサーバーに定義されていない場合には、それらを定
義することを特徴とする。
【0005】
【発明の実施の形態】以下、図面により本発明の実施の
形態を詳細に説明する。図1は本発明の実施の形態に係
る文書管理システムのソフトウェア構成を示すブロック
図である。この文書管理システムは、リレーショナルデ
ータベースを利用して文書を管理するシステムである。
文書データ操作要求入力手段1は、 利用者から文書デ
ータに対する操作要求を受け付ける。また、利用者から
文書データに対する操作の処理結果を出力し、利用者に
通知する。文書データ管理手段2は、文書データに対す
る操作を表に対する操作に変換し、その操作を、データ
ベースアクセス手段4を使って実行する。文書タイプ管
理手段3は、文書タイプに対する操作を表に対する操作
に変換し、その操作を、データベースアクセス手段4を
使って実行する。データベースアクセス手段4は、文書
データ及び文書タイプに応じた表を格納したデータベー
ス5にアクセスする。これによれば、文書構造を変更し
た場合でも、複数のバージョンの文書タイプに基づく文
書データを1つの文書データ格納表に格納することがで
きるので、以前のバージョンの文書データを更新した
り、登録しなおしたりする手間が不要となる。
【0006】図2は本発明の実施の形態に係る文書管理
システムのハードウェア構成を示すブロック図である。
端末11は、システムの利用者が文書データの操作要求
を入力したり、操作結果を出力したりするために利用す
る計算機(電子装置)である。一般的には、端末11に
は、操作要求を入力するためのキーボード12及びポイ
ンティングデバイス(例えばマウス)13が装備され
る。また、端末11には、操作要求の処理結果を表示す
るためのディスプレイ14が装備される。また、端末1
1は、CPU15、メモリ16、ハードディスク17を
備え、ソフトウェアによるプログラムが実行可能であ
る。端末11では、図1の文書データ操作要求入力手段
1がプログラムとして実行される。サーバー21は、端
末11から入力された文書データの操作要求を受け取
り、それに応じた問合せ処理を行い、問合せ結果を端末
11に返すための計算機(電子装置)である。端末11
とサーバー21は、通信ネットワーク(後述)31で接
続される。サーバー21は、CPU22、メモリ23、
ハードディスク24、リムーバブルディスク25、テー
プドライブ (デバイス)26を備え、ソフトウェアによ
るプログラムが実行可能である。サーバー21では、図
1の文書データ管理手段2、文書タイプ管理手段3、デ
ータベースアクセス手段4がプログラムとして実行され
る。また、データベース5は、ハードディスク24また
はリムーバブルディスク25である。ただし、メモリの
容量に余裕がある場合には、データベース5の一部また
は全部がメモリにキャッシュされることがある。データ
ベース5のバックアップは、テープドライブ26を使っ
てテープメデイアにデータを保存することで行われる。
通信ネットワーク31は、端末11と各サーバー21を
つなぐための伝送路である。一般的には、ケーブルで実
現され、通信プロトコルには、TCP/IPが使われ
る。ただし、ケーブルに限らず、端末11と各サーバー
21との通信プロトコルが一致すれば、無線LANや放
送波を使ったネットワークでも良い。
【0007】[第1の実施例](請求項1、2) 本発明における文書データ、文書タイプ、フィールドタ
イプの関係を図3に示す。ここでは、文書1、2、3を
文書データとして登録する場合の例を表している。各文
書データは、文書ファイルと書誌事項で構成される。こ
こで文書ファイルとは、文書データの本文を格納するた
めのファイルであり、例えば、ワードプロセッサー、表
計算ソフトウェアなどのプログラムを使って作成され
る。書誌事項は、文書データを検索したり、一覧表示し
たりする際に参照される文書データの属性である。書誌
事項は、フィールドタイプに関連づけられる。この例で
は、文書1と2は、共に文書タイプ「販売実績」を構成す
るフィールドタイプに関連づけられている。一方、文書
3の書誌事項については、文書タイプ「顧客管理」を構成
するフィールドタイプに関連づけられている。文書タイ
プの定義をデータベースに格納するための表、文書タイ
プ定義表を図4に示す。ここで、「販売実績」は1つのバ
ージョンからなり、「顧客管理」は2つのバージョンから
なる。文書タイプ番号が同じでバージョン番号が異なる
文書タイプは、元は同じ文書タイプであったことを表
す。文書タイプは、文書タイプ番号とバージョン番号の
組によって一意に識別される。複数のサーバー21で文
書タイプを登録することを許し、それらの文書タイプが
サーバー21にまたがっても一意性が保てるように、文
書タイプ番号及びバージョン番号を割り当てる。例え
ば、IPアドレスのようなサーバー固有の番号や乱数
を、各番号の一部として用いる。ここでは、説明を簡単
にするために、各番号を単純な整数値で表す。
【0008】フィールドタイプの定義をデータベース5
に格納するための表、フィールドタイプ定義表を図5に
示す。ここで、フィールドタイプ「商品名」は、(文書タ
イプ番号、バージョン番号)が(1、1)である文書タ
イプ、つまり、名前が「販売実績」でバージョン番号が1
である文書タイプの構成要素であることを表し、書誌事
項の値は、文書データ格納表(後述)の列1に格納され
ることを表す。「購入金額」は、(文書タイプ番号、バー
ジョン番号)が(2、1)及び(2、2)である文書タ
イプ、つまり、名前が「顧客管理」でバージョン番号が1
及び2の文書タイプの構成要素であることを表し、書誌
事項の値は、文書データ格納表(後述)の列3に格納さ
れることを表す。フィールドタイプは、文書タイプ番
号、バージョン番号、文書データ列番号の3つ組によっ
て一意に識別される。文書データをデータベースに格納
するための表、文書データ格納表を図6に示す。ここ
で、文書番号が1である文書データは、図3における文
書1に対応する。この文書データは、(文書タイプ番
号、バージョン番号)が(1、1)である文書タイプ、
つまり、名前が「顧客管理」でバージョン番号が1の文書
タイプに基づいて、書誌事項の値が、列1、列2、列3
に格納されることを表す。つまり、列1に「商品名」、列
2に「売上月」、列3に「売上金額」が格納される。同様に
文書番号が3である文書データは、図3における文書1
に対応し、名前が「顧客管理」でバージョン番号が1であ
る文書タイプに基づいて、書誌事項の値が各列に格納さ
れる。文書番号が4である文書データは、名前が「顧客
管理」でバージョン番号が2である文書タイプに基づい
て、書誌事項の値が各列に格納されており、このとき、
列2は無効であり、null(空値)が格納される。いず
れの文書データの場合も、列4は無効であるが、文書タ
イプに新たなフィールドタイプが追加された場合に、列
4が使われる。ただし、列4のデータ型が、フィールド
タイプのデータ型と一致しないときは、列4を使うこと
はできない。フィールドタイプに応じた列値を格納する
列(ここでは列1〜列4)の数は、文書タイプを構成す
るフィールドタイプの上限数に依存する。文書番号は、
複数のサーバー21で文書データを登録することを許
し、文書データがサーバー21にまたがっても一意性が
保てるように割り当てる。例えば、IPアドレスのよう
なサーバー固有の番号や乱数を、文書番号の一部として
用いる。ここでは、説明を簡単にするために、文書番号
を単純な整数値で表す。
【0009】文書タイプ及びフィールドタイプに対する
操作要求の処理手順を、図7〜図12に示す。図7は、
文書タイプを新規に登録するための処理手順を示す図
(S1〜S3)である。図8は、既存の文書タイプに新
たなバージョンを追加する手順を示す図(S11〜S1
6)である。図9は、文書タイプを抹消する手順を示す
図(S21〜S27)である。図10は、文書タイプに
フィールドタイプを追加する手順を示す図(S31〜S
37)である。図11は、新バージョンの文書タイプ
に、旧バージョンの文書タイプを構成するフィールドタ
イプを複製する手順を示す図(S41〜S45)であ
る。図12は、フィールドタイプを抹消する手順を示す
図(S51〜S56)である。
【0010】[第2の実施例](請求項3) 文書データに対する検索操作要求の処理手順を図13乃
至図15に示す。図13は、文書タイプ及びフィールド
タイプに対する条件を指定して、文書データを検索する
手順を示す図(S61〜S68)である。この手順にお
いて、各条件は、文書データ格納表に対する検索条件に
変換される。図14は、文書タイプに対する条件を文書
データ格納表に対する検索条件に変換する手順を示す図
(S71〜S73)である。例えば、名前が「販売実績」
であることが文書タイプに対する条件として指定された
場合には、文書タイプ番号が1であり、バージョン番号
が1であることが、文書データ格納表に対する検索条件
となる。名前が「顧客管理」であることが文書タイプに対
する条件として指定された場合には、文書タイプ番号が
2であり、バージョン番号が1あるいは2であること
が、文書データ格納表に対する検索条件となる。図15
は、フィールドタイプに対する条件を文書データ格納表
に対する検索条件に変換する手順を示す図(S81〜S
83)である。名前が「商品名」であり、その値が「商品
A」であることがフィールドタイプに対する条件として指
定された場合には、文書タイプ番号が1、バージョン番
号が1、列1の値が「商品A」であることが、文書データ
格納表に対する検索条件となる。文書タイプ及びフィー
ルドタイプに対する条件は、それらを一意に定めるもの
でなくてもよい。例えば、名前が「住所」であり、その値
が「東京都」であることをフィールドタイプに対する条件
をとして指定され、該当するフィールドタイプが2つあ
り、各フィールドタイプが、それぞれ、「販売会社リス
ト」、「仕入先リスト」という文書タイプの要素だとする
と、住所が東京都である販売会社または仕入れ先に応じ
た文書データを検索することになる。また、データ型が
文字列であり、値が「パソコン」であることをフィールド
タイプに対する条件として指定することも可能である。
例えば、図6において、列1と列4が文字列型であり、
各列に応じたフィールドタイプが有効な場合には、列1
と列4の値に「パソコン」という文字列が含まれている文
書データを検索することになる。文書データの登録操作
要求の処理手順を図16に示す(S91〜S98)。ま
た、文書データの抹消操作要求の処理手順を図17に示
す(S101〜S108)。図17において、文書タイ
プ、フィールドタイプの条件を、文書データ格納表に対
する条件に変換する処理の手順は、それぞれ、図14、
図15と同じである。前記文書データ格納表は、複数の
バージョンを持つ文書タイプについての情報を保持し、
前記データベースアクセス手段は、各文書タイプに対応
した文書データを一括して操作対象として処理するの
で、複数のバージョンの文書タイプ、異なる種類の文書
タイプに基づく文書データを1つの文書データ格納表に
格納し、それらの文書データを、文書タイプを区別しな
いで検索することができ、利用者による条件の指定が容
易となる。
【0011】[第3の実施例](請求項4) 本発明では、文書データ格納表を一時的にオフラインに
することを可能とする。この処理をアンマウント(unmo
unt)と呼ぶ。文書データ管理表がCD−RWのような
リムーバブルディスク25に記録されている場合、アン
マウントすることで、そのリムーバブルディスク25を
サーバー21から取り外すことが可能である。また、ア
ンマウントの逆操作をマウント(mount)と呼ぶ。アン
マウントは、文書データ格納表をオンラインにし、そこ
に格納された文書データを利用可能とする。アンマウン
ト、マウントの処理手順を図18(S111〜S11
4)、図19(S121〜S125)に示す。各図にお
いて、格納場所とは文書データ格納表を実現しているフ
ァイル群が置かれた、ファイルシステム上のディレクト
リーである。このファイル群には、文書データ格納表の
タプル集合、文書ファイルが格納される。ここでは、説
明を簡単にするために、1つのディレクトリーにそれら
すべてのファイルが置かれているものとする。なお、文
書データ格納表をオフラインにする際に、文書データに
対応した文書タイプ及びフィールドタイプの定義を保存
し、再度前記文書データ格納表をオンラインにする際
に、オフライン中に新しいバージョンの文書タイプ及び
フィールドタイプが作成された場合には、これらを登録
する。これによれば、文書タイプ及びフィールドタイプ
の定義を、それらを参照している文書データが文書管理
システムにオンラインであるか、オフラインであるかに
関わらず変更することができる。また、あるサーバーで
アンマウントしたリムーバブルメディアを、別のサーバ
ーでマウントすることができるので、文書データの持ち
運びが容易となる。
【0012】[第4の実施例](請求項5) 本発明では、ハードディスク24あるいはリムーバブル
ディスク25の故障などの障害に備えて、文書データ格
納表を、テープドライブ26を使ってテープメディアに
保存することを可能とする。この処理をバックアップと
呼ぶ。また、バックアップの逆操作をリストア(restor
e)と呼ぶ。リストアは、文書データ管理表をハードデ
ィスク24またはリムーバブルディスク25に復元す
る。バックアップ、リストアの各処理手順を図20(S
131〜S133)、図21(S141〜S143)に
示す。図20におけるアンマウントは、図18の手順に
よって処理される。図21におけるマウントは、図19
の手順によって処理される。この実施例では、文書デー
タ格納表と、該文書データ格納表に格納された文書デー
タに対応した文書タイプ及びフィールドタイプの定義を
バックアップし再度リストアする際、バックアップした
バージョンの文書タイプ及びフィールドタイプが定義さ
れていない場合には、それらを定義する。これによれ
ば、文書データのバックアップ後、文書タイプ及びフィ
ールドタイプの定義が変更されても、文書データを変更
することなくリストアすることができるので、リストア
に要する時間を短縮することができる。
【0013】[第5の実施例](請求項6) 本発明では、複数のサーバー21間で、文書データを互
いに複製することを可能とする。サーバー21間で文書
データを複製する処理の手順を図22(S151〜S1
54)に示す。文書データを、あるサーバーから別のサ
ーバーに複製する場合、その文書データに対応したバー
ジョンの文書タイプ及びフィールドタイプが複製先のサ
ーバーに定義されていない場合には、それらを定義する
ようにしたので、サーバー間で文書データを容易に複製
することができ、文書データの利用の負荷分散が図ら
れ、なおかつ、あるサーバーで紛失した文書データを別
のサーバーから復元することができ、システム全体の信
頼性が向上する。
【0014】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1、2記載
の発明によれば、文書構造を変更した場合でも、複数の
バージョンの文書タイプに基づく文書データを1つの文
書データ格納表に格納することができるので、以前のバ
ージョンの文書データを更新したり、登録しなおしたり
する手間が不要となる。請求項3記載の発明によれば、
複数のバージョンの文書タイプ、異なる種類の文書タイ
プに基づく文書データを1つの文書データ格納表に格納
し、それらの文書データを、文書タイプを区別しないで
検索することができるので、利用者による条件の指定が
容易となる。請求項4記載の発明によれば、文書タイプ
及びフィールドタイプの定義を、それらを参照している
文書データが文書管理システムにオンラインであるか、
オフラインであるかに関わらず変更することができる。
また、あるサーバーでアンマウントしたリムーバブルメ
ディアを、別のサーバーでマウントすることができるの
で、文書データの持ち運びが容易となる。請求項5記載
の発明によれば、文書データのバックアップ後、文書タ
イプ及びフィールドタイプの定義が変更されても、文書
データを変更することなくリストアすることができるの
で、リストアに要する時間を短縮することができる。請
求項6記載の発明によれば、サーバー間で文書データを
容易に複製することができるので、文書データの利用の
負荷分散が図られ、なおかつ、あるサーバーで紛失した
文書データを別のサーバーから復元することができ、シ
ステム全体の信頼性が向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態に係る文書管理システムの
ソフトウェア構成を示すブロック図。
【図2】本発明の実施の形態に係る文書管理システムの
ハードウェア構成を示すブロック図。
【図3】本発明における文書データ、文書タイプ、フィ
ールドタイプの関係を示す図。
【図4】文書タイプの定義をデータベースに格納するた
めの文書タイプ定義表を示す図。
【図5】フィールドタイプの定義をデータベースに格納
するためのフィールドタイプ定義表を示す図。
【図6】文書データをデータベースに格納するための文
書データ格納表を示す図。
【図7】文書タイプを新規に登録するための処理手順を
示す図。
【図8】既存の文書タイプに新たなバージョンを追加す
る手順を示す図。
【図9】文書タイプを抹消する手順を示す図。
【図10】文書タイプにフィールドタイプを追加する手
順を示す図。
【図11】新バージョンの文書タイプに、旧バージョン
の文書タイプを構成するフィールドタイプを複製する手
順を示す図。
【図12】フィールドタイプを抹消する手順を示す図。
【図13】文書タイプ及びフィールドタイプに対する条
件を指定して、文書データを検索する手順を示す図。
【図14】文書タイプに対する条件を文書データ格納表
に対する検索条件に変換する手順を示す図。
【図15】フィールドタイプに対する条件を文書データ
格納表に対する検索条件に変換する手順を示す図。
【図16】文書データの登録操作要求の処理手順を示す
図。
【図17】文書データの抹消操作要求の処理手順を示す
図。
【図18】アンマウント、マウントの処理手順の第1の
例を示す図。
【図19】アンマウント、マウントの処理手順の第2の
例を示す図。
【図20】バックアップ、リストアの各処理手順の第1
の例を示す図。
【図21】バックアップ、リストアの各処理手順の第2
の例を示す図。
【図22】サーバー間で文書データを複製する処理の手
順を示す図。
【符号の説明】
1 文書データ操作要求入力手段 2 文書データ管理手段 3 文書タイプ管理手段 4 データベースアクセス手段 5 データベース 11 端末 21 サーバー 22 CPU 23 メモリ 24 ハードデイスク 25 リムーバブルディスク 26 テープドライブ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G06F 17/30 180 G06F 17/30 180D 320 320Z

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 リレーショナルデータベースを利用して
    文書を管理する文書管理システムであって、利用者から
    の文書データに対する操作を受け付け、その操作結果を
    利用者に提示する文書データ操作要求入力手段と、文書
    データに対する操作を表に対する操作に変換する文書デ
    ータ管理手段と、文書タイプに対する操作を表に対する
    操作に変換する文書タイプ管理手段と、前記文書データ
    管理手段及び前記文書タイプ管理手段とによって変換さ
    れた文書データ格納表に基づいて文書データに対する操
    作をデータベースに対して実行するデータベースアクセ
    ス手段と、を備えたことを特徴とする文書管理システ
    ム。
  2. 【請求項2】 請求項1において、前記文書データ格納
    表は、文書データを構成する属性の定義を表すフィール
    ドタイプの情報と、該フィールドタイプの集合を表す文
    書タイプの情報とを保持し、前記データベースアクセス
    手段は、前記文書タイプごとに、その要素であるフィー
    ルドタイプと、文書データを構成する属性値を保持する
    列との対応づけに基づいて文書データベースをアクセス
    することを特徴とする文書管理システム。
  3. 【請求項3】 請求項1または2において、前記文書デ
    ータ格納表は、複数のバージョンを持つ文書タイプにつ
    いての情報を保持し、前記データベースアクセス手段
    は、各文書タイプに対応した文書データを一括して操作
    対象として処理することを特徴とする文書管理システ
    ム。
  4. 【請求項4】 請求項1または2において、前記文書デ
    ータ格納表をオフラインにする際に、文書データに対応
    した文書タイプ及びフィールドタイプの定義を保存し、
    再度前記文書データ格納表をオンラインにする際に、オ
    フライン中に新しいバージョンの文書タイプ及びフィー
    ルドタイプが作成された場合には、これらを登録するこ
    とを特徴とする文書管理システム。
  5. 【請求項5】 請求項1または2において、前記文書デ
    ータ格納表と、該表に格納された文書データに対応した
    文書タイプ及びフィールドタイプの定義をバックアップ
    し再度リストアする際、バックアップしたバージョンの
    文書タイプ及びフィールドタイプが定義されていない場
    合には、それらを定義することを特徴とする文書管理シ
    ステム。
  6. 【請求項6】 請求項1または2において、文書データ
    を、あるサーバーから別のサーバーに複製する場合、そ
    の文書データに対応したバージョンの文書タイプ及びフ
    ィールドタイプが複製先のサーバーに定義されていない
    場合には、それらを定義することを特徴とする文書管理
    システム。
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