JP2003278510A - 円筒カムによる強制開閉動弁機構 - Google Patents

円筒カムによる強制開閉動弁機構

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JP2003278510A
JP2003278510A JP2002123248A JP2002123248A JP2003278510A JP 2003278510 A JP2003278510 A JP 2003278510A JP 2002123248 A JP2002123248 A JP 2002123248A JP 2002123248 A JP2002123248 A JP 2002123248A JP 2003278510 A JP2003278510 A JP 2003278510A
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valve
external support
rotating body
internal rotating
sphere
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Nobutoshi Ishiguro
延利 石黒
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Abstract

(57)【要約】 【目的】バルブスプリングを用いず単純な構造でバルブ
を強制的に開閉する動弁機構を提供することを目的とす
る。 【構成】カム溝(3)が刻まれた内部回転体(1)にバ
ルブ(5)を連結する。バルブ(5)が連結された内部
回転体(1)を外部支柱(2)に装入する。球体(4)
を外部支柱(2)に装入し球体(4)の一部を内部回転
体(1)のカム溝(3)に噛み合わせる。自在に回転で
きる状態で球体(4)を外部支柱(2)に固定する。動
弁機構に以上のような仕組みが組み込まれていることを
特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】 【0001】 【産業上の利用分野】この発明は、動弁機構において円
筒カムを使ってバルブを強制的に開閉させる仕組みに関
するものである。 【0002】 【従来の技術】従来は動弁機構においてバルブの開閉の
多くは板カムとバルブスプリングとの相互作用で行われ
てきた。つまり板カムのカム形状に従ってバルブを押し
開きバルブスプリングの反発力によってバルブを閉じて
いた。しかしこの仕組みではバルブスプリング使用によ
る次のような問題点があった。 (イ)板カムがバルブを押し開くときには同時にバルブ
スプリングへも強く加圧する必要があった。そしてバル
ブスプリングへの加圧は回転運動をしている板カムに対
しての抵抗となって機械的な力の損失が生じた。 (ロ)バルブの開閉が高速で行われる場合バルブスプリ
ングの能力がバルブの開閉速度に追従できなくなるとバ
ルブスプリングが起こす異常作動により振動や騒音が生
じたりバルブの開閉が正確に制御されなくなることがあ
った。また従来には動弁機構においてバルブを押し開く
板カムとバルブを閉じる板カムとの組み合わせによる相
互作用でバルブスプリングを使わずにバルブの開閉を制
御する仕組みも存在したがこの仕組みでは動弁機構全体
の構造が複雑になるという問題点があった。 【0003】 【発明の解決しようとする課題】この発明は上記した問
題点を解決するためにバルブスプリングを用いず簡単な
構造でバルブを開閉する仕組みを提供することを目的と
する。 【0004】 【課題を解決するための手段】これを図面について説明
すればカム溝(3)が刻まれた内部回転体(1)にバル
ブ(5)を連結する。バルブ(5)の連結された内部回
転体(1)を外部支柱(2)に装入する。球体(4)を
外部支柱(2)に装入して球体(4)の一部を内部回転
体(1)のカム溝(3)に噛み合わせる。自在に回転で
きる状態で球体(4)を外部支柱(2)に固定する。こ
の発明は以上のような仕組みを組み込んだ動弁機構であ
る。 【0005】 【作用】外部支柱(2)を動かないように固定し内部回
転体(1)に回転を与えれば球体(4)の一部とカム溝
(3)とが噛み合っているため内部回転体(1)は回転
しながらカム溝(3)の形状に従って定期的に直線的な
反復運動を起こす。それにより内部回転体(1)に連結
されているバルブ(5)も同様に定期的に直線的な反復
運動を起こすことになる。そのバルブ(5)の直線的な
反復運動が動弁機構内でのバルブの開閉運動となる。 【0006】 【実施例】以下本発明の実施例について説明する。 (イ)カム溝(3)が刻まれた内部回転体(1)にバル
ブ(5)を連結する。 (ロ)バルブ(5)が連結された内部回転体(1)を外
部支柱(2)に装入する。 (ハ)外部支柱(2)を動かないように台座(10)に
固定する。 (ニ)外部支柱(2)の球体装入口(8)から球体
(4)を装入する。 (ホ)球体(4)の一部を内部回転体(1)のカム溝
(3)に噛み合わせる。 (ヘ)球体固定ネジ(9)で球体装入口(8)をふさぎ
自在に回転できる状態で球体(4)を外部支柱(2)に
固定する。 本発明は以上のような仕組みを組み込んだ動弁機構であ
る。これを機能させるためにまず内部回転体(1)にお
いてバルブ(5)の連結面とは反対の面に駆動軸(6)
を装入する。次に駆動用歯車(7)を使って駆動軸
(6)に回転を与える。すると内部回転体(1)は外部
支柱(2)の内面で回転しながらカム溝(3)の形状に
従って定期的に直線的な反復運動を起こす。それに伴っ
て内部回転体(1)に連結されているバルブ(5)も定
期的にバルブ開閉運動を行うこととなる。外部支柱
(2)は内部回転体(1)の回転運動と直線的な反復運
動を支えるため動かないよう台座(10)に固定されて
いなければならないが、外部支柱(2)の台座への固定
位置はそのままにして外部支柱(2)を内部回転体
(1)の回転方向に対して任意に同じ回転方向にずらし
たり又は逆回転方向にずらしたりすることができるよう
にしておけばバルブ開閉のタイミングを任意に連続的に
変化させることができるようになる。駆動用歯車(7)
の代わりにベルトやチェーンなどを使っても駆動軸
(6)に回転を与えることができる。 【0007】 【発明の効果】この発明は前記のように構成されるので
次のような効果が生まれる。 (イ)バルブの開閉運動を正確に制御できる。 (ロ)動弁機構内の機械的な力の損失を減少させること
ができる。 (ハ)従来のバルブ強制開閉機構と比べ構造が簡単であ
る。
【図面の簡単な説明】 【図1】本発明の分解斜視図である。 【図2】本発明を台座(10)に固定した状態での断面
図である。 【図3】内部回転体(1)の円筒部表面の展開図であ
る。 【符号の説明】 1内部回転体 2外部支柱 3カム溝 4球体 5バルブ 6駆動軸 7駆動用歯車 8球体装入口 9球体固定ネ
ジ 10台座

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 【請求項1】(イ)カム溝(3)が刻まれた内部回転体
    (1)にバルブ(5)を連結する。 (ロ)バルブ(5)が連結された内部回転体(1)を外
    部支柱(2)に装入する。 (ハ)球体(4)を外部支柱(2)に装入して球体
    (4)の一部を内部回転体(1)のカム溝(3)に噛み
    合わせる。 (ニ)球体(4)を自在に回転できる状態で外部支柱
    (2)に固定する。 以上のような仕組みを組み込んだ動弁機構
JP2002123248A 2002-03-20 2002-03-20 円筒カムによる強制開閉動弁機構 Pending JP2003278510A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006029538A (ja) * 2004-07-21 2006-02-02 Nakagawa Electric Ind Co Ltd モータ駆動式排水弁
JP2010535982A (ja) * 2007-08-13 2010-11-25 ヒュットリン,ヘルベルト 回転ピストン機械

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