JP2003275820A - 光学式安全装置、光軸合わせ用治具並びに光軸合わせ装置及び方法 - Google Patents

光学式安全装置、光軸合わせ用治具並びに光軸合わせ装置及び方法

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JP2003275820A
JP2003275820A JP2002082209A JP2002082209A JP2003275820A JP 2003275820 A JP2003275820 A JP 2003275820A JP 2002082209 A JP2002082209 A JP 2002082209A JP 2002082209 A JP2002082209 A JP 2002082209A JP 2003275820 A JP2003275820 A JP 2003275820A
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light
projector
light receiver
punch
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Hiroshi Miyazawa
寛 宮澤
Takanori Okubo
孝則 大久保
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Amada Co Ltd
Amada Engineering Center Co Ltd
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Amada Co Ltd
Amada Engineering Center Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 光学式安全装置の光軸合わせにおいて、作業
者を重労働から解放すると共に、光軸合わせを容易・迅
速に行い、熟練度に左右されることが無いようにするこ
とにより、段取り作業の効率を向上させる。 【解決手段】 ラム20の両側部に、移動機構10、1
1を介して取り付けられた投光器7と受光器8により構
成された光学式安全装置を有する曲げ加工装置におい
て、製品情報に基づいて、曲げ順を決定する曲げ順決定
手段3Bと、該曲げ順に基づいて、金型情報を決定する
金型決定手段3Cと、該金型情報に基づいて、投光器
7、受光器8をパンチP下方の所定位置Hに位置決め制
御する投光器・受光器駆動制御手段3Dを有する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、光学式安全装置の
光軸合わせにおいて、作業者を重労働から解放すると共
に、光軸合わせを容易・迅速に行い、熟練度に左右され
ることが無いようにすることにより、段取り作業の効率
を向上させるようにした光学式安全装置、光軸合わせ用
治具並びに光軸合わせ装置及び方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、プレスブレーキのような曲げ
加工装置には(図13(A))、作業者の安全を図るた
めに光学式安全装置が設置されている。
【0003】即ち、図13(A)において、パンチPを
装着した上部テーブル50の一方の側面には、例えばレ
ーザ光Lを投光する投光器52が、他方の側面には、こ
のレーザ光Lを受光する受光器53がそれぞれ設けられ
ている。
【0004】この構成により、下部テーブル51上に装
着したダイD上にワークWを載せて、例えばラムである
上部テーブル50を下降させれば、パンチPとダイDの
協働によりワークWに所定の曲げ加工が施される。
【0005】そして、ワークW上面から(図13
(B))12.5mmの位置に設定したミュートポイン
トMPまで上記ラム50が(図13(A))下降する間
に、作業者の手などの身体の一部やワークWなどによ
り、前記レーザ光Lが遮光された場合には、ラム50を
非常停止させることにより、作業者の安全を確保してい
る。
【0006】ところが、ラム50は、非常停止信号が出
てから停止するまでは一定の距離が必要であり、そのた
めに、パンチP(図13(B))下端からほぼ9mmの
位置にレーザ光Lが配置されるように、上記投光器52
と受光器53を位置決めしている。
【0007】この場合、レーザ光Lは、図示するように
分割可能であり、パンチP下端直下の幅狭のドット状レ
ーザ光をセンタ光線L2、パンチP下端前後の幅広の線
状レーザ光をフロント光線L1とリア光線L3としてい
る。
【0008】この光線パターンは、変更可能であり、曲
げ加工前のワークWの形状により、変えている。
【0009】例えば、曲げ加工前のワークWの前後にフ
ランジF1、F2がある場合には、ラム50が下降して
来ると、該ラム50が前記ミュートポイントMPに到達
する前にフロント光線L1とリア光線L3が遮光されて
しまうので、センタ光線L2のみを使用する。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】
【0011】前記図13に示す光学式安全装置におい
て、作業者は、光軸合わせという段取り作業を行わなけ
ればならず、そのために、光軸合わせ用治具であるアジ
ャスタプレート54を使用する(図14)。
【0012】図14において、アジャスタプレート54
の中央上部には、パンチ当接用のマーク55が、また上
面から9mmの位置には、レーザ光投光用の枠56がそ
れぞれ設けられている。
【0013】作業者は、このようなアジャスタプレート
54を手に持ち、先ず、ラム50の長手方向A位置にお
いて(図13(A))、上記マーク55(図14)をパ
ンチPの下端に当接させ、レーザ光Lが枠56内に投光
されるように、投光器52を上下(Z軸)方向と前後
(Y軸)方向と角度(θ)方向に位置決めする。
【0014】次に、作業者は、ラム50の長手方向B位
置において(図13(A))、同様に、上記マーク55
(図14)をパンチPの下端に当接させ、レーザ光Lが
枠56内に投光されるように、投光器52を前記各方向
に位置決めする。
【0015】しかし、作業者が、曲げ加工ごとに、この
ようなアジャスタプレート54を(図14)手に持っ
て、A位置と(図13(A))B位置で光軸合わせを行
うことは、重労働であり、到底煩に耐えない。
【0016】また、前記A位置において、レーザ光Lが
枠56内(図14)に投光されたとしても、B位置にお
いては、レーザ光Lが枠56から外れることがあり、そ
の場合には、光軸合わせに時間がかかり、面倒である。
【0017】更に、このような作業者の目視による光軸
合わせは、その作業者の熟練の度合いに左右され、段取
り作業の効率が明らかに低下し、ひいては、曲げ加工全
体の効率が低下する。
【0018】本発明の目的は、光学式安全装置の光軸合
わせにおいて、作業者を重労働から解放すると共に、光
軸合わせを容易・迅速に行い、熟練度に左右されること
が無いようにすることにより、段取り作業の効率を向上
させる。
【0019】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明は、 第1発明として(図4)、 ラム20の両側部に、移動機構10、11を介して取り
付けられた投光器7と受光器8により構成された光学式
安全装置を有する曲げ加工装置において、製品情報に基
づいて、曲げ順を決定する曲げ順決定手段3Bと、該曲
げ順に基づいて、金型情報を決定する金型決定手段3C
と、該金型情報に基づいて、投光器7、受光器8をパン
チP下方の所定位置Hに位置決め制御する投光器・受光
器駆動制御手段3Dを有することを特徴とする光学式安
全装置、 第2発明として(図5〜図9)、 ラム20の両側部に、移動機構10、11を介して取り
付けられた投光器7と受光器8により構成された光学式
安全装置を有する曲げ加工装置において、パンチPの下
端に着脱自在であって、パンチP下端に対応する位置か
ら下方の所定位置Hに、所定形状のスリット17、18
が形成され、投光器7からの光線Lが該スリット17、
18を貫通して受光器8に受光されるように光軸合わせ
を行うことを特徴とする光軸合わせ用治具12、13、 第3発明として(図10)、 上記光軸合わせ用治具12、13を有する光軸合わせ装
置であって、製品情報に基づいて、曲げ順を決定する曲
げ順決定手段3Bと、該曲げ順に基づいて、金型情報を
決定する金型決定手段3Cと、パンチP下端に装着した
光軸合わせ用治具12、13と、投光器7からの光線L
が光軸合わせ用治具12、13のスリット17、18を
貫通して受光器8に受光されるように、上記金型情報に
基づいて、投光器7、受光器8を移動させる投光器・受
光器駆動制御手段3Dを有することを特徴とする光軸合
わせ装置、 第4発明として(図11〜図12)、 上記光軸合わせ用治具12、13を使用する光軸合わせ
方法であって、(1)パンチP下端に光軸合わせ用治具
12、13を装着し、(2)投光器7から光線Lを投光
し、(3)該投光した光線Lが、光軸合わせ用治具1
2、13のスリット17、18を貫通して受光器8に受
光されるように、投光器7、受光器8の位置を調整する
ことを特徴とする光軸合わせ方法という技術的手段を講
じている。
【0020】従って、本発明の構成によれば、第1発
明、第2発明、第3発明、第4発明により、光学式安全
装置の光軸合わせにおいて、作業者を重労働から解放す
ると共に、光軸合わせを容易・迅速に行い、熟練度に左
右されることが無いようにすることにより、段取り作業
の効率を向上させることが可能となる。
【0021】
【発明の実施の形態】以下、本発明を、実施の形態によ
り添付図面を参照して説明する。図1は、本発明の実施
形態を示す全体図である。
【0022】図1に示す曲げ加工装置1としては、例え
ば下降式プレスブレーキがあり、該プレスブレーキ1
は、油圧シリンダ5で上下動する上部テーブル20と、
その直下の下部テーブル21を有し、上部テーブル20
にはパンチPが、下部テーブル21にはダイDがそれぞ
れ装着されている。
【0023】この構成により、油圧シリンダ5を駆動
し、ラムである上部テーブル20を下降させれば、パン
チPとダイDの協働によりワークWに所定の曲げ加工が
行われる。
【0024】また、上記ラム20の両側部には、移動機
構10、11を介して投光器7と受光器8がそれぞれ取
り付けられ、該投光器7と受光器8により光学式安全装
置が構成されている。
【0025】この場合、投光器7は、例えばレーザ発振
器9に接続され、該投光器7は、レーザ光のような光線
Lを投光する。
【0026】上記移動機構10、11は、いずれも同じ
であり、図2には、投光器7側の移動機構10が示され
ている。
【0027】上記投光器7は、角度調整ブロック10A
を介してL字型のアーム10Cに支持され、押し引きボ
ルト10Bにより、該投光器7は、角度θの方向に旋回
されてその角度方向の位置決めが行われる。
【0028】上記アーム10Cは、後述するヒンジ10
Kの回動板10Hに敷設されたZ軸ガイド10Qに滑り
結合すると共に、同様に回動板10Hに回転自在に取り
付けられたボールねじ10Eにナット10Dを介して螺
合し、該ボールねじ10Eは、サーボモータMに結合し
ている。
【0029】この構成により、サーボモータMを駆動す
れば、回転するボールねじ10Eによりアーム10Cが
上下動し、それに伴って、投光器7は、上下方向(Z軸
方向)に位置決めされる。この場合、アーム10Cの上
下方向の限界は、原点リミットスイッチ10Gとリバー
スリミットスイッチ10Fにより、それぞれ検出される
ようになっている。
【0030】更に、前記ヒンジ10Kのラム20に対す
る取付板10Jには、シリンダ10Pが設けられ、該シ
リンダ10Pのピストンロッドには、ラック10Nが形
成され、該ラック10Nは、ヒンジ10Kの外周に形成
されたピニオン10Mと噛み合っている。
【0031】この構成により、シリンダ10Pを作動
し、アーム10Cを開いて(図3(A))投光器7をラ
ム20の後方に退避させた状態で、金型P、Dを取り付
けた後、アーム10Cを閉じれば(図3(B))投光器
7を前後方向(Y軸方向)に位置決めすることができ
る。この場合、アーム10Cの開閉動作は、リミットス
イッチ10Lにより検出される。
【0032】このように、移動機構10(11)を介し
て、投光器7(受光器8)は、上下方向(Z軸方向)と
前後方向(Y軸方向)と角度方向(θ方向)に位置決め
自在となっている。
【0033】また、ラム20の(図1)前面には、前記
アーム10Cを開閉させるために作業者が操作するアー
ム開閉スイッチ4と、光軸合わせが完了した場合に点灯
する光軸合わせ完了表示灯6、例えばLEDがそれぞれ
設けられている。
【0034】このような光学式安全装置を有する曲げ加
工装置1の制御装置は、図1に示すように、上位NC装
置2と下位NC装置3により構成され、製品情報、例え
ばCAD(Computer Aided Design)情報を上位NC装置
2から下位NC装置3に入力し、該下位NC装置3の制
御により、所定の動作が行われる。
【0035】下位NC装置3は、CPU3Aと、曲げ順
決定手段3Bと、金型決定手段3Cと、投光器・受光器
駆動制御手段3Dと、入出力手段3Eと、光軸合わせ完
了表示灯駆動制御手段3Fと、曲げ加工制御手段3Gに
より構成されている。
【0036】CPU3Aは、所定の動作手順(例えば図
4、図10、図11、図12など)に従って、曲げ順決
定手段3B、金型決定手段3Cなど図1の装置全体を統
括制御する。
【0037】曲げ順決定手段3Bは、CAD情報に基づ
いて、曲げ順を決定し、金型決定手段3Cは、曲げ順に
基づいて、金型情報を決定する。
【0038】決定された金型情報の中には、金型P、D
の形状、金型レイアウト、金型P、Dの寸法、即ちパン
チハイト、ダイハイト、金型耐圧、パンチPの先端R、
V幅、肩Rなどが含まれ、これらに基づいて、D値、L
値が演算される。
【0039】投光器・受光器駆動制御手段3Dは、レー
ザ発振器9を作動して投光器7から光線Lを投光させる
と共に、上記金型決定手段3Cにより決定された金型情
報に基づき、前記前記移動機構10、11を(図2、図
3)介して投光器7と受光器8を移動位置決めさせる。
【0040】この投光器・受光器駆動制御手段3Dの動
作は、後述するように、金型情報だけで光軸合わせを行
う場合と(例えば図4の第1発明)、金型情報の他に光
軸合わせ用治具12、13を用いて光軸合わせを行う場
合とで(例えば図10の第3発明、図11、図12の第
4発明)異なる。
【0041】入出力手段3Eは、上記上位NC装置2と
の間のインターフェース機能を有すると共に、テンキ
ー、マウスなどの入力手段と、液晶画面などの出力手段
により構成され、作業者は加工プログラムや加工データ
を入力し、画面上で確認することができる。
【0042】光軸合わせ完了表示灯駆動制御手段3F
は、投光器7からの光線Lが受光器8に受光された場合
に(例えば図10のステップ207のYES)、LED
6を駆動してそれを点灯し、作業者に対して光軸合わせ
が完了したことを知らせる。
【0043】曲げ加工制御手段3Gは、光軸合わせ完了
後、作業者がフットペダル(図示省略)を踏んだとき
に、油圧シリンダ5を作動して上部テーブル20を下降
させ、パンチPとダイDでワークWに曲げ加工を行うな
ど加工制御を行う。
【0044】(1)第1発明について。 第1発明は、金型情報に基づいて、投光器7と受光器8
をパンチP下方の所定位置Hに位置決めすることによ
り、光軸合わせを行う。
【0045】この場合、第1発明は、曲げ順決定手段3
Bと(図1)、金型決定手段3Cと、投光器・受光器駆
動制御手段3Dにより構成されている。
【0046】即ち、作業者は、アーム開閉スイッチ4
(図1)を「開」にしアーム10Cを開いた状態で(図
3(A))、金型決定手段3Cにより決定される金型情
報に基づいて、所定の金型P、Dをラム20、下部テー
ブル21に取り付けた後(図4のステップ104)、ア
ーム開閉スイッチ4を「閉」にしアーム10Cを閉じれ
ば(図3(B))、投光器7と受光器8は、前後方向
(Y軸方向)に位置決めされる。
【0047】また、作業者は、角度調整ブロック10A
の(図2)押し引きボルト10Bで投光器7と受光器8
の角度θ方向の位置決めを行う。
【0048】この状態で、上記決定された金型情報のパ
ンチハイト、ダイハイトに基づいて、投光器・受光器駆
動制御手段3Dを介して投光器7と受光器8をパンチP
下方の所定位置H(=9mm)へ位置決めすれば、投光
器7から投光された光線Lは、受光器8に受光され、光
軸合わせが行われる。
【0049】このように、予め投光器7の前後方向と角
度方向の位置を、受光器8と一致するように組み付けて
おけば、投光器・受光器駆動制御手段3Dにより前記サ
ーボモータMを(図2)駆動することにより、金型P、
D変更(パンチハイト、ダイハイト変更)に伴う投光器
7と受光器8の上下方向の位置を一致させれば(図4の
ステップ105)、光軸合わせは完了する(図4のステ
ップ106)。
【0050】以下、上記構成を有する第1発明の動作
を、図4に基づいて説明する。
【0051】図4のステップ101において、製品情報
を入力し、ステップ102において、曲げ順を決定し、
ステップ103において、金型情報を決定し、ステップ
104において、金型P、Dを取り付ける。
【0052】即ち、CPU3Aは(図1)、上位NC装
置2から入出力手段3Eを介して製品情報が入力される
と、曲げ順決定手段3Bを制御して、先ず、曲げ順を決
定させ、次に、その曲げ順に基づいて、金型決定手段3
Cを制御して金型情報を決定させる。
【0053】上記金型情報の決定後、作業者が、アーム
開閉スイッチ4の(図1)投光器7用スイッチ4Aと受
光器8用スイッチ4Bを共に「開」にすると、CPU3
Aは(図1)、投光器・受光器駆動制御手段3Dを制御
して、シリンダ10Pを(図3(A))を引き込むこと
により、アーム10Cを開き、投光器7と受光器8をラ
ム20の後方に退避させる。
【0054】この状態で、作業者は、前記金型情報に基
づいて、所定の金型P、Dをラム20、下部テーブル2
1に取り付ける。
【0055】その後、作業者が、アーム開閉スイッチ4
の(図1)投光器7用スイッチ4Aと受光器8用スイッ
チ4Bを共に「閉」にすると、CPU3Aは(図1)、
投光器・受光器駆動制御手段3Dを制御して、シリンダ
10Pを(図3(B))を押し出すことにより、アーム
10Cを閉じ、金型原点設定、芯合わせを行う。この場
合、投光器7から受光器8へ光線Lを投光させておけ
ば、金型原点設定、芯合わせを行う間の作業者のミスか
ら生じる刃間への手の挿入を検知することができる。
【0056】次いで、図4のステップ105において、
サーボモータMを駆動し、投光器7と受光器8をパンチ
P下方の所定位置Hに位置決めすれば、ステップ106
において、光軸合わせが完了する。
【0057】即ち、作業者が所定の金型P、Dをラム2
0に取り付けたのち、CPU3Aは(図1)、サーボモ
ータMを駆動し、パンチハイト、ダイハイトに基づい
て、投光器7と受光器8を所定位置H=9mmに位置決
めすれば、投光器7から投光された光線Lは、受光器8
に受光されることにより、光軸合わせが完了する。
【0058】(2)第2発明について。 第2発明は、パンチP下端に(図7)着脱自在な光軸合
わせ用治具12、13、即ちアジャスタプレート12、
13である。
【0059】このうち、一方のアジャスタプレート12
は(図5)、例えば矩形状の平板により形成され、その
上面、即ちパンチP下端に対応する位置から下方の所定
位置H=9mmには、スリット17が設けられている。
【0060】このスリット17の幅は(Y軸方向)、光
線Lの全幅(図13(B))に等しい。
【0061】また、アジャスタプレート12の上部に
は、V字型部材が取り付けられていて、その内面は、パ
ンチP先端角度と同一の角度を有するV字型の取付面1
4となっており、該V字型取付面14には、マグネット
15、16が設けられている。
【0062】他方のアジャスタプレート13は(図
6)、同様に、例えば矩形状の平板により形成され、そ
の上面、即ちパンチP下端に対応する位置から下方の所
定位置H=9mmには、スリット18が形成されてい
る。
【0063】このスリット18の幅は(Y軸方向)、光
線Lのうちのセンタ光線L2の幅(図13(B))に等
しい。
【0064】スリット18は、中心線Cから後方にほぼ
1mm程度オフセットしており、光線LとワークWのフ
ランジFとの干渉を回避している。
【0065】また、上記スリット18の前後両面には、
従来どおり、光線Lの投光を確認するための枠19が設
けられている。
【0066】更に、アジャスタプレート13の上部に
は、同様に、V字型部材が取り付けられていて、その内
面は、パンチP先端角度と同一の角度を有するV字型の
取付面14となっており、該V字型取付面14には、マ
グネット15、16が設けられている。
【0067】上記構成により、図7に示すように、パン
チP下端の長手方向において、投光器7側にアジャスタ
プレート12を、受光器8側にアジャスタプレート13
を、前記マグネット15、16を介して装着する。
【0068】この状態で投光器7から光線Lを投光すれ
ば、投光器7と受光器8が所定位置に位置決めされてい
る場合には、全光線Lがアジャストプレート12のスリ
ット17を貫通してアジャストプレート13に当接した
後、センタ光線L2のみがアジャストプレート13のス
リット18を貫通して受光器8に受光され、光軸合わせ
が完了する。
【0069】しかし、実際には、図8(A)に示すよう
に、投光器7からの光線Lがアジャスタプレート12の
スリット17を貫通できず、投光器7の上下方向(Z軸
方向)の位置が異なっている場合かある。
【0070】また、図8(B)に示すように、投光器7
からの光線Lがアジャスタプレート12のスリット17
を貫通するが、アジャスタプレート13を貫通せず、投
光器7が傾斜している場合がある。
【0071】このような場合には、投光器7(受光器
8)の上下方向と前後方向と角度方向の位置調整を行う
ことにより、図8(C)に示すように、投光器7からの
光線Lが、アジャスタプレート12、13を貫通し、セ
ンタ光線L2のみが受光器8に受光されるようになる。
【0072】この場合、投光器7から(図9)投光され
る光線Lをセンタ光線L2のみとし、幅狭のスリット1
8が形成されたアジャスタプレート13を、前記マグネ
ット15、16を介して、パンチP下端中央部に装着
し、センタ光線L2が受光器8に受光されるように、投
光器7(受光器8)の位置を調整することによっても、
光軸合わせを行うこともできる。
【0073】(3)第3発明について。 第3発明は、既述した光軸合わせ用治具12、13を有
する光軸合わせ装置でである。
【0074】この第3発明は、曲げ順決定手段3Bと
(図1)、金型決定手段3Cと、パンチP(図7)下端
に装着した光軸合わせ用治具12、13と、投光器・受
光器駆動制御手段3Dにより構成されている。
【0075】この場合、光軸合わせ用治具であるアジャ
スタプレート12、13は(図7)、パンチP下端の長
手方向の所定位置に装着されている。
【0076】即ち、製品情報を入力すると(図10のス
テップ201)、曲げ順決定手段3Bにより曲げ順が決
定され(図10のステップ202)、更に、該曲げ順に
基づいて、手動又は自動にて金型を決定する金型決定手
段3Cにより、金型情報が決定される(図10のステッ
プ203)。
【0077】従って、作業者は、この決定された金型情
報に基づいて、所定の金型P、Dを、ラム20、下部テ
ーブル21に取り付けた後(図10のステップ20
4)、パンチP下端に、前記したように、アジャスタプ
レート12、13を装着する(図10のステップ20
5)。
【0078】例えば、投光器7から投光される光線Lを
(図7)、フロント光線L1とセンタ光線L2とリア光
線L3により構成した場合には、投光器7側に、スリッ
ト17が形成されたアジャスタプレート12を、受光器
8側に、スリット18が形成されたアジャスタプレート
13をそれぞれ装着しておく。
【0079】また、投光器7から投光される光線Lを
(図9)、センタ光線L2のみで構成した場合には、パ
ンチP下端中央部に、スリット18が形成されたアジャ
スタプレート13をそれぞれ装着しておく。
【0080】この状態で、投光器7からの光線Lが、ア
ジャスタプレート12、13の(図7)スリット17、
18を貫通して受光器8で受光されるように、投光器7
と受光器8を位置決めする(図10のステップ20
6)。
【0081】例えば、投光器7又は受光器8の上下方向
(Z軸方向)の位置が不具合であって(図8(A))光
線Lが受光されない場合には、投光器・受光器駆動制御
手段3Dを介してサーボモータMを(図3)駆動するこ
とにより、投光器7又は受光器8を上下動させる。この
場合、受光器8の受光領域は、上下40mmほどであ
り、通常は投光器7を上下動させれば光軸合わせは完了
するが、それでも光軸が合わないときには、投光器7の
角度位置不良、又は受光器8の位置不良であって、調整
作業を行うこととなる。
【0082】そして、光線Lが受光されない場合には、
このような動作が繰り返され(図10のステップ207
のNO→ステップ206)、受光された場合には(図1
0のステップ207のYES)、光軸合わせ完了表示灯
駆動制御手段3F(図1)を介してLED6を点灯して
(図10のステップ208)作業者に知らせ,これによ
り、光軸合わせは完了する(図10のステップ20
9)。
【0083】以下、上記構成を有する第3発明の動作
を、図10に基づいて説明する。
【0084】図10のステップ201において、製品情
報を入力し、ステップ202において、曲げ順を決定
し、ステップ203において、金型情報を決定し、ステ
ップ204において、金型P、Dを取り付け、ステップ
205において、アジャスタプレート12、13を装着
する。
【0085】即ち、CPU3Aは(図1)、上位NC装
置2から入出力手段3Eを介して製品情報が入力される
と、曲げ順決定手段3Bを制御して、先ず、曲げ順を決
定させ、次に、その曲げ順に基づいて、金型決定手段3
Cを制御して金型情報を決定させる。
【0086】上記金型情報の決定後、CPU3Aが(図
1)、投光器・受光器駆動制御手段3Dを制御して、ア
ーム10Cを開くと、作業者が、前記金型情報に基づい
て、所定の金型P、Dをラム20、下部テーブル21に
取り付け、その後、CPU3Aが、再度投光器・受光器
駆動制御手段3Dを制御し、アーム10Cを閉じ、その
とき、作業者は、パンチP下端の長手方向の所定位置
に、アジャスタプレート12、13を装着する。
【0087】次いで、図10のステップ206におい
て、光線Lがアジャスタプレート12、13を貫通して
受光されるように、投光器7と受光器8を位置決めし、
ステップ207において、光線Lが受光されたか否かを
判断し、受光されない場合には(NO)、ステップ20
6に戻って同じ動作を繰り返し、受光された場合には
(YES)、ステップ208において、LED6を点灯
し、ステップ209において、光軸合わせを完了する。
【0088】即ち、CPU3Aは(図1)、投光器・受
光器駆動制御手段3Dを制御してレーザ発振器9を作動
し、投光器7(図7)からレーザ光線Lを投光させる
と、その光線Lは受光器8に向かって直進し、この光線
Lが受光器8で受光されるまで、投光器・受光器駆動制
御手段3Dを制御して、例えばサーボモータMを駆動
し、投光器7、受光器8を上下動させる。
【0089】そして、光線Lが受光器8で受光される
と、CPU3Aは、光軸合わせ完了表示灯駆動制御手段
3Fを制御して、LED6を点灯することにより、作業
者に光軸合わせの完了を知らせ、これにより光軸合わせ
は完了する。
【0090】(4)第4発明について。 第4発明は、光軸合わせ用治具12、13を使用する光
軸合わせ方法である。
【0091】この第4発明は、手動による光軸合わせ方
法と(図11)、自動による光軸合わせ方法とが(図1
2)ある。
【0092】(4)−A 手動による光軸合わせ方法
(図11)。 手動による光軸合わせ方法の場合には、サーボモータM
の(図2)代わりにハンドル22を手動で回転させて、
投光器7、受光器8を上下方向に位置決めし、ラック1
0Nとピニオン10Mの代わりにヒンジ10Kを手動で
回転させて、投光器7、受光器8を前後方向に位置決め
するものとする。
【0093】図11のステップ301において、アジャ
スタプレート12、13を装着し、ステップ302にお
いて、光線Lを投光し、ステップ303において、光線
Lが投光器7側のアジャスタプレート12のスリット1
7を貫通したか否かを判断し、貫通しない場合には(N
O)、ステップ306において、ハンドル22を回転さ
せ、投光器7を上下動した後、ステップ303に戻り、
貫通した場合には(YES)、ステップ304に進む。
【0094】即ち、既述したように(図7)、パンチP
下端の長手方向に所定位置に、マグネット15、16を
介してアジャスタプレート12、13を装着し、レーザ
発振器9を(図1)作動して、投光器7からレーザ光線
Lを投光し、その光線Lが、投光器7側のアジャスタプ
レート12のスリット17を貫通したか否かを判断す
る。
【0095】そして、貫通しない場合には、前記したよ
うに、図8(A)に該当し、作業者が、ハンドル22を
(図2)回転させて投光器7を上下動させる。
【0096】投光器7を上下動させて、光線Lが、投光
器7側のアジャスタプレート12のスリット17を貫通
した場合には、今度は、ステップ304において、光線
Lが、受光器8側のアジャスタプレート13の枠19に
入っているか否かを判断し、入っていない場合には(N
O)、ステップ308において、押し引きボルト10B
を回転させ、投光器7の角度を調整した後、ステップ3
03に戻って、ステップ304を経由し、同じ動作を繰
り返し、入っている場合には(YES)、ステップ30
5に進む。
【0097】即ち、光線Lが、アジャスタプレート12
のスリット17を貫通したが(図8(A))、受光器8
側のアジャスタプレート13の枠19に入っていない場
合には、既述したように、図8(B)に該当しており、
傾斜しているので、作業者は、押し引きボルト10Bを
(図2)回転させ、投光器7の角度を調整する。
【0098】投光器7の角度調整後、再度、ステップ3
03と304で同じ動作を行い、共にYESであれば、
ステップ305において、LED6が点灯したか否かを
判断し、点灯しない場合には(NO)、ステップ309
において、受光器8の前後位置を調整した後、ステップ
305に戻って同じ動作を繰り返し、点灯した場合には
(YES)、ステップ306において、光軸合わせが完
了する。
【0099】即ち、光線Lが、投光器7側のアジャスタ
プレート12のスリット17を貫通し(図11のステッ
プ303のYES)、しかも、受光器8側のアジャスタ
プレート13の枠19に入っているにもかかわらず(図
11のステップ304のYES)、LED6が点灯して
いない場合は(図11のステップ305のNO)、受光
器8が前後方向(Y軸方向)にづれており、そのため、
光線Lが受光器8側で受光されていないことになる。
【0100】従って、作業者は、受光器8側のヒンジ1
0Kを(図2)手動で回転することにより、受光器8の
前後位置を調整し、光線Lが受光されるようにする。ま
た、受光器8を角度調整ブロック10A(図2)に対し
てあり溝結合させた場合には、受光器8を手動で前後方
向に移動させれば、該受光器8の前後位置を調整でき
る。
【0101】その後、LED6が点灯すれば(図11の
ステップ305のYES)、光線Lが受光器8で受光さ
れたことになり、光軸合わせが完了したことになり、全
ての動作を終了する(END)。
【0102】(4)−B 自動による光軸合わせ方法
(図12)。 図12のステップ401において、アジャスタプレート
12、13を装着し、ステップ402において、光線L
を投光し、ステップ403において、投光器7を高速下
降(上昇)させ、ステップ404において、LED6が
点灯したか否かを判断する。
【0103】即ち、既述したように(図7)、パンチP
下端の長手方向に所定位置に、マグネット15、16を
介してアジャスタプレート12、13を装着し、レーザ
発振器9を(図1)作動して、投光器7からレーザ光線
Lを投光し、サーボモータM(図2)を駆動してその光
線Lを投光する投光器7を高速で下降(上昇)させる。
【0104】そして、高速下降(上昇)する投光器7か
ら投光される光線Lが(図7)、アジャスタプレート1
2、13のスリット17、18を貫通して受光器8で受
光された場合には、LED6が点灯し、受光されない場
合には、LED6が点灯しない。
【0105】図12のステップ404において、LED
6が点灯した場合には(YES)、ステップ405にお
いて、投光器7を停止させ、ステップ406において、
投光器7を低速上昇(下降)させ、ステップ407にお
いて、再度LED6が点灯したか否かを判断し、点灯し
た場合には(YES)、ステップ408において、投光
器7を停止させ、ステップ409において、光軸合わせ
を完了する。
【0106】即ち、LED6が点灯し、光線Lが受光器
8側で受光された時点では、既述したように、投光器7
は高速で下降(上昇)しており、そのため、投光器7
は、アジャスタプレート12、13の位置をオーバーラ
ンし通過してしまう。
【0107】そこで、LED6が点灯した場合には、投
光器7を一旦停止させ、今度は、逆方向に、投光器7を
低速で上昇(下降)させ、再度LED6が点灯した場合
には、光線Lが受光器8側で受光されたことから、低速
上昇(下降)する投光器7を停止させ、その時点で、光
軸合わせが完了する。
【0108】しかし、図12のステップ404におい
て、LED6が点灯しない場合には(NO)、ステップ
410において、投光器7を下限(上限)で停止させた
後、高速で上昇(下降)させ、ステップ404に戻っ
て、再度LED6が点灯したか否かを判断し、点灯した
場合には(YES)、ステップ405に進む。
【0109】即ち、LED6が点灯しない場合には、光
線Lが受光器8側で受光されないことであり、そのこと
は、高速で下降(上昇)する投光器7が、当初は、アジ
ャスタプレート12、13よりも下方(上方)に位置し
ていたことになる。
【0110】従って、下方(上方)に位置していた投光
器7が、高速で下降(上昇)すれば、該投光器7から投
光される光線Lがアジャスタプレート12、13を貫通
することなく、該投光器7は、下限(上限)に到達し、
図2(B)のリバースリミットスイッチ10F(原点リ
ミットスイッチ10G)がオンして停止する。
【0111】その後、投光器7を、それまでとは逆方向
に、高速で上昇(下降)させ、再度LED6が点灯した
か否かを判断し、点灯すれば,光線Lがアジャスタプレ
ート12、13を貫通して受光器8側で受光されたこと
になるので、ステップ405デ投光器7を停止させ、以
降は、ステップ406から409まで、既述したのと同
じ動作が行われる。
【0112】また、ステップ407において、LED6
が点灯したか否かの判断を行い、それでも、点灯しない
場合には(NO)、投光器7を上限(下限)で停止させ
た後、手動に切り替える。
【0113】即ち、ステップ407における判断は、前
回のステップ404における判断に続いて少なくとも2
度目のLED6点灯有無の判断であり、投光器7は、ス
テップ406において、低速で上昇(下降)している。
【0114】従って、少なくとも2度目の判断でLED
6が点灯しない場合には、低速で上昇(下降)している
投光器7から投光される光線Lがアジャスタプレート1
2、13を貫通することなく、該投光器7は、上限(下
限)に到達し、リバースリミットスイッチ10F(原点
リミットスイッチ10G)がオンして停止する。
【0115】そして、この場合には、調整不良であると
見做し、自動による光軸合わせは、不可能であることか
ら、手動に切り替える。
【0116】
【発明の効果】上記のとおり、本発明によれば、光学式
安全装置の光軸合わせにおいて、作業者を重労働から解
放すると共に、光軸合わせを容易・迅速に行い、熟練度
に左右されることが無いようにすることにより、段取り
作業の効率を向上させるという効果を奏することとなっ
た。
【0117】
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態を示す全体図である。
【図2】本発明による投光器7(受光器8)の移動機構
10(11)を示す図である。
【図3】図3におけるアーム10Cの開閉状態を示す図
である。
【図4】第1発明の動作を説明をするためのフローチャ
ートである。
【図5】第2発明を構成する一方の光軸合わせ用治具1
2を示す図である。
【図6】第2発明を構成する他方の光軸合わせ用治具1
3を示す図である。
【図7】第2発明による光軸合わせ用治具12、13の
パンチP装着状態を示す図である。
【図8】第2発明の動作説明図である。
【図9】第2発明による光軸合わせ用治具13のパンチ
P装着状態の他の実施形態を示す図である。
【図10】第3発明の動作を説明のためのフローチャー
トである。
【図11】第4発明の手動による動作を説明のためのフ
ローチャートである。
【図12】第4発明の自動による動作を説明するための
フローチャートである。
【図13】従来技術の構成説明図である。
【図14】従来技術の課題説明図である。
【符号の説明】
1 曲げ加工装置 2 上位NC装置2 3 下位NC装置 3A CPU 3B 曲げ順決定手段 3C 金型決定手段 3D 投光器・受光器駆動制御手段 3E 入出力手段 3F 光軸合わせ完了表示灯駆動制御手段 3G 曲げ加工制御手段 4 アーム開閉スイッチ 5 油圧シリンダ 6 光軸合わせ完了表示灯 7 投光器 8 受光器 9 レーザ発振器 10、11 投光器7と受光器8の移動機構 12、13 光軸合わせ用治具 14 V字型取付面 15、16 マグネット 17、18 スリット 19 枠 20 上部テーブル 21 下部テーブル 22 ハンドル D ダイ H 所定位置 L 光線 L1 フロント光線 L2 センタ光線 L3 リア光線 P パンチ W ワーク
フロントページの続き Fターム(参考) 3C011 AA15 AA16 4E063 AA01 BA07 LA01 LA19 LA20 4E088 KK07

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ラムの両側部に、移動機構を介して取り
    付けられた投光器と受光器により構成された光学式安全
    装置を有する曲げ加工装置において、 製品情報に基づいて、曲げ順を決定する曲げ順決定手段
    と、 該曲げ順に基づいて、金型情報を決定する金型決定手段
    と、 該金型情報に基づいて、投光器、受光器をパンチ下方の
    所定位置に位置決め制御する投光器・受光器駆動制御手
    段を有することを特徴とする光学式安全装置。
  2. 【請求項2】 ラムの両側部に、移動機構を介して取り
    付けられた投光器と受光器により構成された光学式安全
    装置を有する曲げ加工装置において、 パンチの下端に着脱自在であって、パンチ下端に対応す
    る位置から下方の所定位置に、所定形状のスリットが形
    成され、投光器からの光線が該スリットを貫通して受光
    器に受光されるように光軸合わせを行うことを特徴とす
    る光軸合わせ用治具。
  3. 【請求項3】 上記パンチ先端角度と同一の角度のV字
    型取付面を有し、該V字型取付面に、マグネットが設け
    られている請求項2記載の光軸合わせ用治具。
  4. 【請求項4】 上記請求項2記載の光軸合わせ用治具を
    有する光軸合わせ装置であって、 製品情報に基づいて、曲げ順を決定する曲げ順決定手段
    と、 該曲げ順に基づいて、金型情報を決定する金型決定手段
    と、 パンチ下端に装着した光軸合わせ用治具と、 投光器からの光線が光軸合わせ用治具のスリットを貫通
    して受光器に受光されるように、上記金型情報に基づい
    て、投光器、受光器を位置決め制御する投光器・受光器
    駆動制御手段を有することを特徴とする光軸合わせ装
    置。
  5. 【請求項5】 上記受光器が光線を受光したときに、光
    軸合わせ完了表示灯を点灯する光軸合わせ完了表示灯駆
    動制御手段を設けた請求項4記載の光軸合わせ装置。
  6. 【請求項6】 上記請求項2記載の光軸合わせ用治具を
    使用する光軸合わせ方法であって、(1)パンチ下端に
    光軸合わせ用治具を装着し、(2)投光器から光線を投
    光し、(3)該投光した光線が、光軸合わせ用治具のス
    リットを貫通して受光器に受光されるように、投光器、
    受光器の位置を調整することを特徴とする光軸合わせ方
    法。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP1748246A3 (de) * 2005-07-30 2008-02-13 Fiessler Elektronik GmbH & Co. KG Schutzeinrichtung für Maschinen, wie Abkantpressen, Schneidemaschinen, Stanzmaschinen oder dergleichen
JP2014097530A (ja) * 2012-10-15 2014-05-29 Amada Co Ltd 曲げ加工装置
CN103920830A (zh) * 2014-04-04 2014-07-16 马鞍山市兴隆铸造有限公司 一种红外线安全冲压机
JP6004295B1 (ja) * 2015-04-10 2016-10-05 株式会社吉野機械製作所 プレス機械の安全装置

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