JP2003275681A - 振動アクチュエータの駆動方法と携帯機器 - Google Patents

振動アクチュエータの駆動方法と携帯機器

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JP2003275681A
JP2003275681A JP2002082982A JP2002082982A JP2003275681A JP 2003275681 A JP2003275681 A JP 2003275681A JP 2002082982 A JP2002082982 A JP 2002082982A JP 2002082982 A JP2002082982 A JP 2002082982A JP 2003275681 A JP2003275681 A JP 2003275681A
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vibration
melody
vibration actuator
vibration output
actuator
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JP2002082982A
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Yoshiyuki Abe
善幸 阿部
Yoshiyuki Majima
良行 馬島
Yuji Inao
裕二 稲生
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Tokin Corp
Faith Inc
Original Assignee
Faith Inc
NEC Tokin Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 バイブレーション出力の振幅を大きくするこ
となく、呼び出し機能を高めること。 【解決手段】 バイブレーション出力の機能をもつ振動
アクチュエータ(10)の駆動に当たり、バイブレーシ
ョン出力にメロディパターンをもたせる。メロディパタ
ーンにしたがってバイブレーション出力の周波数を10
0Hz〜250Hzの範囲で変動させることは好まし
い。また振動アクチュエータを呼び出し可能な携帯機器
に搭載し、メロディパターンを複数用意し、これらの複
数のメロディパターンを携帯機器を呼び出す相手方に割
り当てることも好ましい。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、バイブレーション
出力の機能をもつ振動アクチュエータの駆動方法及びこ
の駆動方法を実施する携帯機器に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、バイブレーション機能を備えてい
る機器としては、振動をもって状態を伝達する手法を使
用している機器や、バイブレーション機能を備えた携帯
電話、バイブレーション機能を備えたPDA携帯端末、
及びバイブレーション機能を備えた玩具等がある。
【0003】例えば携帯電話等の携帯機器においては、
着信時の呼び出しを行うためにバイブレーション機能を
使用することがある。その場合、使用者に感知可能なバ
イブレーション出力を生成できるように設計された振動
アクチュエータが携帯機器に搭載される。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
携帯機器に搭載されている振動アクチュエータは、バイ
ブレーション出力の周波数が単一であるため、使用者に
は単純な一定の振動を伝達するのみである。そのような
一定の振動を受けるのみでは、使用者が呼び出しを認識
し易くはない。このため、従来の振動アクチュエータは
呼び出し機能が不十分になりがちであるる。
【0005】かといって、バイブレーション出力の振幅
を大きくすると、消費電力が大きくなってしまう。
【0006】それ故に本発明の課題は、バイブレーショ
ン出力の振幅を大きくすることなく、呼び出し機能を高
める振動アクチュエータの駆動方法を提供することにあ
る。
【0007】本発明の他の課題は、上述の駆動方法を実
施した携帯機器を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明によれば、バイブ
レーション出力の機能をもつ振動アクチュエータの駆動
方法であって、前記バイブレーション出力にメロディパ
ターンをもたせることを特徴とする振動アクチュエータ
の駆動方法が得られる。
【0009】前記駆動方法において、前記メロディパタ
ーンにしたがって前記バイブレーション出力の周波数を
100Hz〜250Hzの範囲で変動させてもよい。
【0010】前記駆動方法において、前記振動アクチュ
エータは呼び出し可能な携帯機器に搭載されたものであ
り、前記メロディパターンを複数用意し、これらの複数
のメロディパターンを前記携帯機器を呼び出す相手方に
割り当ててもよい。
【0011】前記駆動方法において、前記携帯機器は携
帯電話又は移動端末であり、前記バイブレーション出力
は着信時の呼び出しを行うためのものであってもよい。
【0012】本発明によれば、バイブレーション出力の
機能をもつ振動アクチュエータを備えた携帯機器におい
て、前記バイブレーション出力にメロディパターンをも
たせたことを特徴とする携帯機器が得られる。
【0013】前記携帯機器において、前記メロディパタ
ーンにしたがって前記バイブレーション出力の周波数を
100Hz〜250Hzの範囲で変動させる手段を備え
てもよい。
【0014】前記携帯機器において、前記メロディパタ
ーンを複数備え、これらの複数のメロディパターンを前
記携帯機器を呼び出す相手方に割り当ててもよい。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て図面を参照しながら説明する。
【0016】図1は本発明の実施の形態による振動アク
チュエータの駆動制御回路を備えた携帯機器の要部を示
すブロック図である。
【0017】図1に示すように、携帯機器は、送受信を
行うための送受信部20と、振動機能と発音機能とを有
するマルチモードデバイスである振動アクチュエータ1
0と、振動アクチュエータ10に与える信号を電力増幅
する為の電力増幅器50と、メロディ信号を生成する順
序処理器30と、順序処理器30に対して命令を発行
し、処理する為の中央演算処理器40とを備えて構成さ
れる。
【0018】振動アクチュエータの駆動制御部は、順序
処理器30と、中央演算処理器40と、増幅器50とを
備えて構成される。
【0019】図2は振動アクチュエータの構成を示す断
面図である。図2に示すように、振動アクチュエータ1
0はヨーク1、永久磁石2、プレート3で構成される磁
気回路は、振動伝達部4に固定した円弧状の螺旋形板ば
ねのサスペンション5で柔軟に支持されている。このサ
スペンション5は磁気回路のヨーク1の外周部及び振動
伝達部4に夫々固定されている。
【0020】振動体6の径方向の任意の位置に設けた振
動体U字形部7に接着剤等により固着されたコイル8
は、磁気回路の空隙に配置されており、図示しないコイ
ル線は振動体面上をくの字形、U字形、蛇腹型もしくは
各々を組み合わせた形状で這わせて、振動体4の任意の
位置に点上にした接着剤等の弾性剤で貼り付けられて、
図示しない端子板に半田付けされている。コイル8は、
整列巻きされたコイルを使用している。
【0021】振動体6は、サスペンション5と同様、振
動伝達部4に固定され、コイル8に駆動電流を流すと、
磁気回路あるいはコイル8は軸方向を上下に移動を繰り
返して起こし、振動伝達部は低周波においては、固定
部、高周波においては弾性体と化して振動体4の一部と
なって振動し、振動モードで磁気回路と振動体4に固着
したコイル8は、互いに作用して逆位相で動作を行い外
部に振動を伝えるような構造である。
【0022】尚、符号11は磁気回路の中心穴を貫通さ
せて嵌入した中心軸である。
【0023】図3は順序処理器30の構成を示すブロッ
ク図である。図4は中央演算処理器40の構成を示すブ
ロック図である。また、図5は電力増幅器50を示す回
路図である。
【0024】図3に示すように、順序処理器30は、携
帯機器の他の回路と接続するためのインターフェース3
1と、呼び出し音となるメロディデータを蓄える第1の
メモリ32と、メロディデータをディジタル信号である
可聴音データに変換するシーケンサー33と、この可聴
音データをアナログ信号に変換するディジタル−アナロ
グ(D/A)変換器34とを備え、出力部35は、電力
増幅器50に接続されている。
【0025】まず、順序処理器30は、送受信部20か
らの着信信号によって、中央演算処理器からの命令に基
づき、第1のメモリ32に蓄積されたメロディデータの
うちで、シーケンサー33もしくは中央演算処理器40
の演算器42を介して周波数の低い音符信号として用意
されたメロディデータを作成し、この周波数の低い音符
信号はビブラートと呼ばれる音符の横揺れやビッチベン
ドと呼ばれる音程の微妙な可変によって、その周波数範
囲をランダムに変化させる事を可能とするものである。
【0026】順序処理器30で作成されたメロディデー
タは、電力増幅器50を経由して図2に示す振動アクチ
ュエータ10、即ち、マルチモードデバイスヘと伝達さ
れる。これの応じて、振動アクチュエータ10からメロ
ディ出力とバイブレーション出力とが得られ、音と振動
とにより携帯機器の呼び出しが実行される。
【0027】このとき、バイブレーション出力は、周波
数の低い音符信号として用意されたメロディデータに応
じて生成されるので、所定のメロディパターンをもつこ
とになる。これによれば、使用者に対して感度の高い呼
び出しを実現できる。なお、呼び出しにおいては、バイ
ブレーション出力として100Hz〜250Hzの周波
数範囲で変動する振動を使用するのが適切である。
【0028】なお、メロディパターンを多数又は複数用
意し、これらの複数のメロディパターンを携帯機器を呼
び出す相手方に予め割り当てておき、バイブレーション
出力に含まれたメロディパターンによって相手方が誰か
を特定できるようにすることは好ましい。
【0029】また、図4に示す中央演算処理器40は、
各回路部に接続するためのインターフェース41と、演
算器42と、各種の動作プログラムを蓄積した第2のメ
モリとを備え、各回路部の動作を制御する。
【0030】この技術によりメロデイデータとバイブレ
ーションデータを別々に管理する必要が無くなり、メモ
リ容量の削減、それに伴う消費電力の削減、プログラム
作成工数の削減、管理工数の削減、相対的な低コスト化
が可能となるのである。
【0031】なお、本発明は携帯電話やPDA携帯端末
等に限らず、バイブレーション機能を備えた玩具等にお
いても実施可能である。
【0032】
【発明の効果】以上説明したように、本発明では、振動
アクチュエータのバイブレーション出力にメロディパタ
ーンをもたせたので、利用者に対して感度の高い呼び出
しを行うことが可能になる。
【0033】また本発明によれば、幅広い鮪囲での振動
の利用が可能となり、その応用分野は携帯機器だけで無
く、医療、車両等にも普及が可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態による携帯機器の構成を示
すブロック図である。
【図2】図1の振動アクチュエータの構造図である。
【図3】図1の順序処理器の構成を示すブロック図であ
る。
【図4】図1の中央演算処理器の構成を示すブロック図
である。
【図5】図1の電力増幅器を示す回路図である。
【符号の説明】 1 ヨーク 2 永久磁石 3 プレート 4 振動伝達部 5 サスペンション 6 振動体 7 振動体U字形部 8 コイル 10 振動アクチュエータ 11 中心軸 20 送受信部 30 順序処理器 31 インターフェース 32 メロディデータ(第1のメモリ) 33 シーケンサー 34 ディジタル−アナログ(D/A)変換器 35 電力増幅器 40 中央演算処理器 41 インターフェース 42 演算器 43 第2のメモリ 50 電力増幅器
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 馬島 良行 東京都港区浜松町一丁目18番16号 株式会 社フェイス内 (72)発明者 稲生 裕二 東京都港区浜松町一丁目18番16号 株式会 社フェイス内 Fターム(参考) 5D107 AA05 AA20 BB08 CC10 CD01 CD10 FF10 5K011 EA00 EA01 GA03 HA00 JA01 5K027 AA11 EE15 FF03 FF21 FF26 5K067 AA34 BB04 FF25 FF28 FF31 GG11

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 バイブレーション出力の機能をもつ振動
    アクチュエータの駆動方法であって、前記バイブレーシ
    ョン出力にメロディパターンをもたせることを特徴とす
    る振動アクチュエータの駆動方法。
  2. 【請求項2】 前記メロディパターンにしたがって前記
    バイブレーション出力の周波数を100Hz〜250H
    zの範囲で変動させる請求項1に記載の振動アクチュエ
    ータの駆動方法。
  3. 【請求項3】 前記振動アクチュエータは呼び出し可能
    な携帯機器に搭載されたものであり、前記メロディパタ
    ーンを複数用意し、これらの複数のメロディパターンを
    前記携帯機器を呼び出す相手方に割り当てる請求項1又
    は2に記載の振動アクチュエータの駆動方法。
  4. 【請求項4】 前記携帯機器は携帯電話又は移動端末で
    あり、前記バイブレーション出力は着信時の呼び出しを
    行うためのものである請求項1から3のいずれかに記載
    の振動アクチュエータの駆動方法。
  5. 【請求項5】 バイブレーション出力の機能をもつ振動
    アクチュエータを備えた携帯機器において、前記バイブ
    レーション出力にメロディパターンをもたせたことを特
    徴とする携帯機器。
  6. 【請求項6】 前記メロディパターンにしたがって前記
    バイブレーション出力の周波数を100Hz〜250H
    zの範囲で変動させる手段を備えた請求項5に記載の携
    帯機器。
  7. 【請求項7】 前記メロディパターンを複数備え、これ
    らの複数のメロディパターンを前記携帯機器を呼び出す
    相手方に割り当てた請求項5又は6に記載の携帯機器。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US11198154B2 (en) 2017-02-23 2021-12-14 Samsung Electronics Co., Ltd. Method and apparatus for providing vibration in electronic device

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