JP2003275030A - 脚折り畳み式テーブルおよび座卓 - Google Patents

脚折り畳み式テーブルおよび座卓

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JP2003275030A
JP2003275030A JP2002123245A JP2002123245A JP2003275030A JP 2003275030 A JP2003275030 A JP 2003275030A JP 2002123245 A JP2002123245 A JP 2002123245A JP 2002123245 A JP2002123245 A JP 2002123245A JP 2003275030 A JP2003275030 A JP 2003275030A
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JP
Japan
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leg
top plate
connecting rod
legs
hole
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JP2002123245A
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English (en)
Inventor
Kazuo Ito
和夫 伊藤
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Yamada Industry Co Ltd
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Yamada Industry Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 収納時の全体厚みを薄くすることができる脚
折り畳み式テーブルおよび座卓を提供する。 【解決手段】 天板縁部の形状を、天板表面側から裏面
側に向かってテーブル外側から内側に向かう傾斜形状と
し、且つ脚2の断面形状を略直角三角形とすることによ
り、脚折り畳み時には脚2が天板縁部に天板1とほぼ一
体的に収まり、収納時の全体厚みを薄くする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、会議室、集会所、
家庭等で用いる脚折り畳み式テーブルおよび座卓に関す
る。
【0002】
【従来の技術】脚折り畳み式テーブル・座卓は、その収
納、配置が便利な点により会議室、集会所等多人数が集
合する場所において、あるいは家庭用として利用されて
いる。従来の脚折り畳み式テーブル・座卓は、天板の裏
面にその長手方向に固着した補強材と、該補強材の端部
に脚基部を回動可能に枢着した脚を有し、使用時には天
板裏面の補強材と脚との間にリンク式のステーを架設
し、該ステーを突っ張らせることによって脚を起立固定
し、また収納時には前述ステーを折り畳むことで脚の起
立固定を解除し、脚が天板と水平になるまで回動させ、
脚を折り畳む。
【0003】このようにして脚が折り畳まれたテーブル
・座卓は、脚に付設された緩衝材を介して複数台が段積
みされ収納される。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
脚折り畳み式テーブル・座卓は、脚の折り畳み時には天
板、補強材、脚の各部材が重ねられた状態となるため、
脚折り畳み時における総厚さは、緩衝材を含めた各部材
の厚さの総和となり、一般的には約90mm強である。
このため段積みした場合、仮に15段積み重ねると13
50mmを超える高さとなり、積み上げ、積み下ろし時
に危険を伴う。また、収納効率の観点からも総厚さはで
きるだけ薄いことが切望されている。
【0005】そこで本発明は、脚折り畳み時の総厚さを
薄くすることができる脚折り畳み式テーブル・座卓を提
供し、上記の問題を解決するものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
めに請求項1記載の発明は、天板裏面側の縁部、少なく
とも二辺の縁部を天板表面側から裏面側へテーブルの内
方に向かって傾斜させ、天板縁部の裏面側コーナー部を
切除したような形状とし、断面形状が略直角三角形の脚
を、脚の折り畳み時に天板縁部の傾斜と脚の斜辺が対向
する向きに回動可能に枢着し、且つ枢着軸を天板厚さ方
向内側に配置する。以上の構成により、従来のように脚
折り畳み時に天板と脚が積み重なるのではなく、脚が前
述の天板裏面側縁部の切除されたコーナー部分に収ま
り、収納時の総厚さを薄くする。
【0007】請求項2記載の発明は、前述の発明に好適
に用いる天板として、傾斜部を含む天板縁部はポリウレ
タン発泡樹脂による一体成形とし、成形の容易性と、天
板本体と縁部の一体感を得られる天板とする。
【0008】請求項3記載の発明は、上記の請求項1記
載の発明において、脚を使用状態と収納状態に起倒可能
に回動し、且つ各々の状態にロックおよびロック解除す
る機構について、左右一対の脚を断面正方形の角パイプ
または角材製の連結杆にて連結し、該連結杆の外接円と
同径の穴を有する脚保持部材にて回動可能に枢支し、且
つ連結杆の略中央部には弾性付勢されたロック部材が嵌
挿され、該ロック部材は連結杆の外接円より若干大きい
円と連結杆の外形と同寸法の四角とを組み合わせてなる
鍵穴形状の貫通穴を有する略直方体形状からなり、更に
これら一連の機構部を天板内に収容し、またロック部材
の一部が天板裏面から突出しロック解除の操作部とす
る。
【0009】付勢力によってロック部材の鍵穴形状の方
形部が、左右の脚を連結している連結杆と凹凸係合し、
脚を使用位置あるいは折り畳み位置にて固定保持する。
天板裏面から突出している操作部を付勢力に抗して押し
込むことにより、連結杆を係止しているロック部材の鍵
穴形状の方形部が待避し、ロック解除され、脚が回動可
能になる。この状態で脚を回動し、折り畳み位置あるい
は使用位置に達すると、再び弾性付勢されているロック
部材の鍵穴形の方形部が連結杆に凹凸係合し固定保持さ
れる。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、本発明を座卓に適用した場
合の実施例を、図1乃至図4を参照して説明する。本例
の座卓は、天板1の短辺側の両側端部に、左右一対の脚
2、2が一体に回動するように枢支すると共に、使用時
及び収納時においては固定保持するロック機構を内蔵し
た機構部3を固着してなる。
【0011】天板1は長方形状をなす天板本体11と、
天板本体11の外周部に取着する縁部12からなり、天
板本体11はフラッシュ構造と呼ばれる積層形態をな
し、天板表面側からメラミン樹脂化粧板(厚さ1m
m)、中密度繊維板(MDF)(厚さ2.5mm)、芯
材(厚さ29mm)、MDF(厚さ2.5mm)の順に
積層し、各層を接着している。芯材は外周を単板積層材
(LVL)によりロ字形に組み、内部にはペーパーコア
を充填してなる。従来品の天板厚(約25mm〜30m
m)に対して本実施例においては35mmと増厚し、更
に芯材にLVLを使用することによって、従来品にあっ
た天板裏面の補強材を廃止しながらも必要な強度を確保
している。
【0012】天板縁部12はポリウレタン発泡樹脂製
で、天板本体11の全周に亘って一体成型し、天板長手
部分12aは天板裏面側を天板外側から内側に向かって
45度の角度をなす傾斜状に形成すると共に、天板本体
裏面より約5mm突出させ、脚折り畳み時に後述する横
架材23との干渉を避ける切り欠きを設け、天板短手部
分12bは厚さ約3mmの薄板状としている。
【0013】機構部3は、左右一対の脚2、2を使用位
置と折り畳み位置との間において回動可能に枢支すると
共に、使用位置および折り畳み位置において固定保持す
る機能を有する。機構部3は、脚保持部材31と、左右
の脚を同期して回動および固定保持する連結杆32と該
連結杆32の両側に取着される脚取付部材33、および
板バネ35により弾性付勢されたロック部材34を備え
てなる。
【0014】詳述すると、脚保持部材31はアルミダイ
キャスト製の断面D字形状で、天板裏面側の略中央部に
ロック部材33の操作部突出穴31aが、また連結杆3
2の外接円と同寸法の貫通穴31bが形成され、更に天
板裏面側には該機構部を天板に取着する舌部31c、お
よび天板表面側には脚部を覆い隠す舌部31dが形成さ
れ、更に天板への取付用ビス穴31eが形成される。連
結杆32は正方形の断面を有する中空の鋼管であり、両
端にアルミダイキャスト製の脚取付部材33を取着す
る。ロック部材34はアルミダイキャスト製の略直方体
形状で、下面には操作部となる突出部34aを有し、且
つ連結杆32の外接円と同寸法の円と、連結杆32の外
形と同寸法の四角とを組み合わせてなる鍵穴形状の貫通
穴34bが形成され、側面にはガタつきを防止しつつス
ムーズな摺動を可能にするためにリブが設けられ、更に
上面には板バネ35を止着してなる。また、ロック部材
34の突出部34aには、操作時の触感を考慮して、樹
脂製のカバーを嵌着することも考えられる。
【0015】機構部3は前述の各部材により、脚保持部
材31の操作部突出穴31aに、板バネ35により弾性
付勢されたロック部材34を付勢力に抗して、操作部3
4aが脚保持部材31から突出する向きに挿入し、脚保
持部材31の貫通穴31bとロック部材34の鍵穴34
bの円形部がほぼ同一線上に並んだ状態で連結杆32を
挿通させ、該連結杆32の両端に脚取付部材33を取着
し、天板1の短手側縁部にビス穴31eにおいて螺着す
る。
【0016】脚2は断面直角二等辺三角形状の脚パイプ
21の下端にアジャスター22を圧入してなり、更に左
右一対の脚2、2を横架材23にて連結している。
【0017】詳述すると、脚パイプ21は、直角を挟む
二隣辺長が39mmの直角二等辺三角形の断面を有する
中空のアルミ押し出し型材からなり、上部には前述の脚
取付部材33取着用のビス穴が形成され、下端には雌ね
じが形成された樹脂製のアジャスターナット22aを圧
入し、且つ雄ねじが形成された高さ調節用のアジャスタ
ーボルト22bを螺装している。アジャスターナット2
2aは、座卓の段積み収納時に緩衝材となるクッション
部22cを有している。更に左右一対の脚2、2は、脚
パイプの下端部に横架材23を溶接等の手段により固着
し連結している。各々の脚は、脚立設時には直角を挟む
二隣辺が天板の長辺および短辺と沿い、脚折り畳み時に
は脚の斜辺が天板縁部の傾斜面と対向する向きに、前述
の脚取付部材33の脚取付部33aに嵌挿し、ビス24
により止着する。
【0018】次に本実施例の取扱い方法を説明する。脚
2が使用位置にある時、機構部3内では左右の脚を連結
している連結杆32に、弾性付勢されたロック部材34
の鍵穴形状の貫通穴34b中の方形部が凹凸係合し、そ
の係合状態は板バネ35の付勢力によって維持され、連
結杆32の回動を係止することで脚2を起立状態に固定
保持する。この固定保持を解除するには、ロック部材3
4の操作部34aを板バネ35の付勢力に抗して押下す
ることにより、鍵穴形状の貫通穴34b中の方形部の係
合による連結杆32の係止が解除され、該貫通穴34b
中の円形部内で連結杆32は回動可能となり、脚2が回
動する。この状態で脚2を折り畳み位置まで回動する
と、脚2の回動に伴い連結杆32が回動し、連結杆32
の角度がロック部材34の鍵穴形状の貫通穴34b中の
方形部の角度と一致した時、板バネ35の付勢力によっ
てロック部材34が連結杆32に凹凸係合し、連結杆3
2の回動を係止することで脚2を倒伏状態で固定保持す
る。本実施例においては、脚2の折り畳み時における総
厚さは49mmを達成し、従来品の90mm超と比して
約半減している。
【0019】
【発明の効果】本発明は、以上説明したような形態で実
施され、以下に記載するような効果を奏する。すなわ
ち、従来は脚折り畳み時に天板、補強材、脚を垂直方向
に重ねていたが、本発明によれば、天板裏面側の縁部を
天板内方に向けて傾斜させ、天板縁部の裏面側コーナー
部を切除したような形状とし、且つ脚の形状を略直角三
角形状とすることにより、脚の折り畳み時に脚が前述の
天板裏面側縁部の切除されたコーナー部分に収まり、収
納時の総厚さが薄くなる折り畳み式テーブルおよび座卓
を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例を示す、天板裏面から見た斜視
【図2】本発明の実施例を示す側断面図
【図3】本発明の実施例の機構部3を示す、天板裏面か
ら見た分解斜視図
【図4】本発明の実施例を示す、天板裏面から見た脚折
り畳み時の斜視図
【符号の説明】
1…天板 2…脚 3…機構部 11…天板本体 12…天板縁部 21…脚パイプ 22…アジャスター 23…横架材 31…脚保持部材 32…連結杆 33…脚取付部材 34…ロック部材 35…板バネ

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】天板と、該天板に回動可能に取り付けた脚
    を、使用位置または収納位置において選択的に固定保持
    し得る、脚折り畳み式テーブルおよび座卓であって、 天板の四辺の縁部の内、少なくとも二辺において、天板
    表面側から裏面側へテーブル内方に向かう傾斜形状と
    し、且つ断面形状が略直角三角形状の脚を、脚折り畳み
    時に脚の斜辺が天板縁部の傾斜と対向する向きに配設す
    ると共に脚斜辺と天板縁部傾斜の角度が略一致し、更に
    脚の回動中心が天板厚さ内に位置することを特徴とする
    脚折り畳み式テーブルまたは座卓。
  2. 【請求項2】前記天板は、傾斜を含む縁部がポリウレタ
    ン発泡樹脂一体成形により形成されている請求項1記載
    の脚折り畳み式テーブルまたは座卓。
  3. 【請求項3】請求項1記載の脚折り畳み式テーブルまた
    は座卓において、左右の脚を断面正方形の連結杆で連結
    すると共に、該連結杆の外接円と同径の穴が形成された
    脚保持部材で枢支し、連結杆の略中央部には、連結杆の
    外接円より小さくないほぼ同径の円と連結杆の外形と同
    寸法の四角とを連ねた鍵穴形状の貫通穴を有する略直方
    体形状のロック部材を嵌挿し、該ロック部材は摺動可能
    に配設されると共に弾性付勢され、付勢力により鍵穴形
    状の貫通穴中の方形部が連結杆に凹凸係合し、付勢力に
    抗する操作により鍵穴形状の貫通穴中の円形部で連結杆
    が回動し得るように構成してなることを特徴とする脚の
    ロック装置を備えた脚折り畳み式テーブルまたは座卓。
JP2002123245A 2002-03-20 2002-03-20 脚折り畳み式テーブルおよび座卓 Pending JP2003275030A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101870975B1 (ko) * 2017-03-31 2018-06-25 조귀현 휴대용 테이블

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