JP2003274558A - 系統切換装置 - Google Patents

系統切換装置

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JP2003274558A
JP2003274558A JP2002070079A JP2002070079A JP2003274558A JP 2003274558 A JP2003274558 A JP 2003274558A JP 2002070079 A JP2002070079 A JP 2002070079A JP 2002070079 A JP2002070079 A JP 2002070079A JP 2003274558 A JP2003274558 A JP 2003274558A
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breaker
input
maintenance bypass
circuit breaker
mechanical interlock
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JP2002070079A
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Shigeyuki Nakabayashi
重幸 中林
Takashi Shida
孝 志田
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Toshiba Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 誤操作による系統間短絡を防止することが可
能な系統切換装置を提供する。 【解決手段】 切換スイッチの入力側に設けられた入力
しゃ断器(A系)5、(B系)7と、保守バイパス回路
に設けられた保守バイパスしゃ断器(A系)6、(B
系)8とを有する系統切換装置において、一つのメカニ
カルインターロックメカニカルインターロック10を設
け、その形状を、通常は保守バイパスしゃ断器6、8の
投入を制限するとともに、その取付け位置を変えて、A
系の保守バイパスしゃ断器6を投入するとき、B系のし
ゃ断器7、8の投入を制限し、B系の保守バイパスしゃ
断器8を投入するとき、A系のしゃ断器5、6の投入を
制限するような形状とする。これにより、誤操作による
系統間短絡を防止できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば無瞬断系統
切換装置などの系統切換装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の切換スイッチ、入力しゃ断器、保
守バイパスしゃ断器を有する無瞬断系統切換装置におい
ては、しゃ断器のそれぞれにメカニカルインターロック
を具備した構成となっている。
【0003】この無瞬断系統切換装置の従来例を、図1
及び図14にて説明する。図1及び図14において、1
は入力(A系)端子、2は入力(B系)端子、3は出力
端子、4は系統を切り換える切換スイッチ、5は入力
(A系)端子と切換スイッチ4との間に設けられた入力
しゃ断器(A系)、6は入力(A系)端子1と出力端子
3との間の保守バイパス回路に設けられた保守バイパス
しゃ断器(A系)、7は入力(B系)端子2と切換スイ
ッチ4との間に設けられた入力しゃ断器(B系)、8は
入力(B系)端子2と出力端子3との間の保守バイパス
回路に設けられた保守バイパスしゃ断器(B系)、9は
切換スイッチ4と出力端子3との間に設けられた出力し
ゃ断器、10AはメカニカルインターロックA、10B
はメカニカルインターロックB、10Cはメカニカルイ
ンターロックC、10Dはメカニカルインターロック
D、15は入力しゃ断器(A系)ハンドル、16は保守
バイパスしゃ断器(A系)ハンドル、17は入力しゃ断
器(B系)ハンドル、18は保守バイパスしゃ断器(B
系)ハンドルである。
【0004】切換スイッチ4に故障等が発生し、入力し
ゃ断器(A系)5、または入力しゃ断器(B系)7から
電源を供給できなくなった場合、保守バイパスしゃ断器
(A系)6または、保守バイパスしゃ断器(B系)8よ
り出力端子3を介して、負荷側に電源を供給する必要が
ある。そのときに、保守バイパスしゃ断器(A系)6ま
たは、保守バイパスしゃ断器(B系)8を投入するため
に、メカニカルインターロックA 10A、メカニカル
インターロックB 10B、メカニカルインターロック
C 10C、メカニカルインターロックD 10Dを各
々解除し、系統間短絡が起こらないような手順を理解し
た上で、保守バイパスしゃ断器(A系)6または、保守
バイパスしゃ断器(B系)8を投入するような構造にな
っている。
【0005】系統間短絡の発生は、たとえば、保守バイ
パスしゃ断器(A系)6を投入する場合、入力しゃ断器
(B系)7をしゃ断しないと、切換スイッチ4を介して
入力(A系)と入力(B系)の間で、短絡が発生する。
また、保守バイパスしゃ断器(B系)8をしゃ断しない
と、同様に、短絡が発生する。
【0006】保守バイパスしゃ断器(B系)8を投入す
る場合は、入力しゃ断器(A系)5をしゃ断しないと、
切換スイッチ4を介して入力(A系)と入力(B系)の
間で、短絡が発生する。また、保守バイパスしゃ断器
(A系)6をしゃ断しないと同様に、短絡が発生する。
【0007】なお、入力の2系統については、(A
系)、(B系)と言う名称にしたが、これに限定しな
い。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】上述のように、従来の
装置では、系統間短絡が起こらない手順を理解し、複数
のメカニカルインターロックを解除する必要があり、誤
操作をした場合、負荷側に電源を供給できなくなるばか
りか、装置に致命的影響を与える問題があった。
【0009】本発明は、この様な問題を解決するために
為されたもので、誤操作による系統間短絡を防止する一
つのメカニカルインターロックを具備した系統切換装置
を提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成する為、
本発明は、系統を切り換える切換スイッチと、この切換
スイッチの入力側に系統毎に設けられたしゃ断器と、保
守バイパス回路に設けられた保守用のしゃ断器とを有す
る系統切換装置において、複数のしゃ断器の投入を制限
する一つのメカニカルインターロックを具備し、メカニ
カルインターロックの形状を、ある系統の保守用のしゃ
断器を投入するとき、他の系統のしゃ断器の投入を制限
するような形状としたことことを特徴とする。
【0011】このような構成により、誤操作による系統
間短絡を防止することができる。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の実
施形態について詳細に説明する。なお、以下の図におい
て、同符号は同一部分または対応部分を示す。
【0013】(第1の実施形態)図1、図2〜図4、図
8、及び図9を用いて、本発明の第1の実施形態として
の無瞬断系統切換装置について説明する。この実施形態
においては、系統を切り換える切換スイッチと、この切
換スイッチの入力側に系統毎に設けられたしゃ断器と、
保守バイパス回路に設けられた保守用のしゃ断器とを有
する系統切換装置において、ある系統の保守用のしゃ断
器を投入するとき、他の系統のしゃ断器の投入を制限す
るような形状を有する一つのメカニカルインターロック
を具備し、しゃ断器を2列に配列している。
【0014】すなわち、図1、図2〜図4に示すよう
に、入力しゃ断器(A系)5、保守バイパスしゃ断器
(A系)6、入力しゃ断器(B系)7、保守バイパスし
ゃ断器(B系)8、出力しゃ断器9を2列に配列し、所
定形状の一枚のプレートからなるメカニカルインターロ
ック10で各しゃ断器の投入を制限する構成としてい
る。
【0015】図8は、入力しゃ断器(A系)5の断面を
例にとり、インターロックが解除された状態を説明した
図で、入力しゃ断器(A系)ハンドル15を投入するこ
とができる。図9は、インターロックが操作された状態
を説明した図で、入力しゃ断器(A系)ハンドル15を
投入することができない。
【0016】通常は、図2のように、メカニカルインタ
ーロック10を中央の位置に取付け、例えばネジ20な
どで固定する。入力しゃ断器(A系)5、入力しゃ断器
(B系)7は、図8の様な状態であるから、投入するこ
とができる。保守バイパスしゃ断器(A系)6、保守バ
イパスしゃ断器(B系)8は、図9の様な状態であるか
ら、投入ができない。
【0017】保守バイパスしゃ断器(A系)6を投入す
る場合は、図3のように、入力しゃ断器(B系)7、及
び保守バイパスしゃ断器(B系)8をしゃ断しなけれ
ば、メカニカルインターロック10が取付かない構造と
している。即ち、保守バイパスしゃ断器(A系)6を投
入する場合は、図2のような位置にあるメカニカルイン
ターロック10を、図3のように、右寄りの位置に移動
させて取付ける必要があり、この場合、保守バイパスし
ゃ断器(B系)8はしゃ断されているが、投入されてい
る入力しゃ断器(B系)7のハンドル17を下に動かし
て入力しゃ断器(B系)7をしゃ断した上で、ネジ20
を外し、メカニカルインターロック10を右寄りの位置
に移動させてネジ20で固定する。このように、メカニ
カルインターロック10を右寄りの位置に取付けると
き、入力しゃ断器(B系)7、及び保守バイパスしゃ断
器(B系)8はしゃ断されていることになる。そして、
メカニカルインターロック10をこのように右寄りの位
置に取付けたとき、保守バイパスしゃ断器(A系)6の
インターロックが解除されるので、保守バイパスしゃ断
器(A系)6を投入することが可能となる。
【0018】また、保守バイパスしゃ断器(B系)8を
投入する場合は、図4のように、入力しゃ断器(A系)
5、保守バイパスしゃ断器(A系)6をしゃ断しなけれ
ば、メカニカルインターロック10が取付かない構造と
している。即ち、保守バイパスしゃ断器(B系)8を投
入する場合は、図2のような位置にあるメカニカルイン
ターロック10を、図4のように、左寄りの位置に移動
させて取付ける必要があり、この場合、保守バイパスし
ゃ断器(A系)6はしゃ断されているが、投入されてい
る入力しゃ断器(A系)5のハンドル15を下に動かし
て入力しゃ断器(A系)5をしゃ断した上で、ネジ20
を外し、メカニカルインターロック10を左寄りの位置
に移動させてネジ20で固定する。このように、メカニ
カルインターロック10を左寄りの位置に取付けると
き、入力しゃ断器(A系)5、及び保守バイパスしゃ断
器(A系)6はしゃ断されていることになる。そして、
メカニカルインターロック10をこのように左寄りの位
置に取付けたとき、保守バイパスしゃ断器(B系)8の
インターロックが解除されるので、保守バイパスしゃ断
器(B系)8を投入することが可能となる。
【0019】この実施形態においては、複数のしゃ断器
の投入を制限する一つのメカニカルインターロックを設
け、その形状を、通常は保守用のしゃ断器の投入を制限
し、その取付け位置を変えて、ある系統の保守バイパス
しゃ断器を投入するとき、他の系統のしゃ断器の投入を
制限するような形状としたので、誤操作による系統間短
絡を防止することができる。
【0020】なお、しゃ断器の配置は、上述のように縦
置き2列とする代わりに、図12の様に、横置き2列に
しても同様である。さらに、しゃ断器の配置順は、図2
〜図4、図12の配置に限定はしない。また、インター
ロックの形状は、図2〜図4、図12の様には、限定し
ない。入力の2系統については、(A系)、(B系)と
言う名称にしたが、これに限定しない。
【0021】(第2の実施形態)次に、図1、図5〜図
7、図8、及び図9を用いて、本発明の第2の実施形態
としての無瞬断系統切換装置について説明する。この実
施形態においては、系統を切り換える切換スイッチと、
この切換スイッチの入力側に系統毎に設けられたしゃ断
器と、保守バイパス回路に設けられた保守用のしゃ断器
とを有する系統切換装置において、ある系統の保守用の
しゃ断器を投入するとき、他の系統のしゃ断器の投入を
制限するような形状を有する一つのメカニカルインター
ロックを具備し、しゃ断器を1列に配列している。
【0022】すなわち、図1、図5〜図7に示すよう
に、入力しゃ断器(A系)5、保守バイパスしゃ断器
(A系)6、入力しゃ断器(B系)7、保守バイパスし
ゃ断器(B系)8、出力しゃ断器9を1列に配列し、所
定形状の一枚のプレートからなるメカニカルインターロ
ック10で各しゃ断器の投入を制限する構成としてい
る。
【0023】図8、図9は、第1の実施形態で説明した
通りである。
【0024】通常は、図5のようにメカニカルインター
ロック10を中央の位置に取付け、例えばネジ20など
で固定する。入力しゃ断器(A系)5、入力しゃ断器
(B系)7は、図8の様な状態であるから、投入するこ
とができる。保守バイパスしゃ断器(A系)6、保守バ
イパスしゃ断器(B系)8は、図9の様な状態であるか
ら、投入ができない。
【0025】保守バイパスしゃ断器(A系)6を投入す
る場合は、図6のように入力しゃ断器(B系)7、及び
保守バイパスしゃ断器(B系)8をしゃ断しなければ、
メカニカルインターロック10が取付かない構造として
いる。即ち、保守バイパスしゃ断器(A系)6を投入す
る場合は、図5のような位置にあるメカニカルインター
ロック10を、図6のように、下寄りの位置に移動させ
て取付ける必要があり、この場合、保守バイパスしゃ断
器(B系)8はしゃ断されているが、投入されている入
力しゃ断器(B系)7のハンドル17を右に動かして入
力しゃ断器(B系)7をしゃ断した上で、ネジ20を外
し、メカニカルインターロック10を下寄りの位置に移
動させてネジ20で固定する。このように、メカニカル
インターロック10を下寄りの位置に取付けるとき、入
力しゃ断器(B系)7、及び保守バイパスしゃ断器(B
系)8はしゃ断されていることになる。そして、メカニ
カルインターロック10をこのように下寄りの位置に取
付けたとき、保守バイパスしゃ断器(A系)6のインタ
ーロックが解除されるので、保守バイパスしゃ断器(A
系)6を投入することが可能となる。
【0026】また、保守バイパスしゃ断器(B系)8を
投入する場合は、図7のように、入力しゃ断器(A系)
5、保守バイパスしゃ断器(A系)6をしゃ断しなけれ
ば、メカニカルインターロック10が取付かない構造と
している。即ち、保守バイパスしゃ断器(B系)8を投
入する場合は、図5のような位置にあるメカニカルイン
ターロック10を、図7のように、上寄りの位置に移動
させて取付ける必要があり、この場合、保守バイパスし
ゃ断器(A系)6はしゃ断されているが、投入されてい
る入力しゃ断器(A系)5のハンドル15を右に動かし
て入力しゃ断器(A系)5をしゃ断した上で、ネジ20
を外し、メカニカルインターロック10を上寄りの位置
に移動させてネジ20で固定する。このように、メカニ
カルインターロック10を上寄りの位置に取付けると
き、入力しゃ断器(A系)5、及び保守バイパスしゃ断
器(A系)6はしゃ断されていることになる。そして、
メカニカルインターロック10をこのように上寄りの位
置に取付けたとき、保守バイパスしゃ断器(B系)8の
インターロックが解除されるので、保守バイパスしゃ断
器(B系)8を投入することが可能となる。
【0027】この実施形態においては、複数のしゃ断器
の投入を制限する一つのメカニカルインターロックを設
け、その形状を、通常は保守用のしゃ断器の投入を制限
し、その取付け位置を変えて、ある系統の保守バイパス
しゃ断器を投入するとき、他の系統のしゃ断器の投入を
制限するような形状としたので、誤操作による系統間短
絡を防止することができる。
【0028】なお、しゃ断器の配置は、上述のように縦
置き1列とする代わりに、図13の様に、横置き1列に
しても同様である。さらに、しゃ断器の配置順は、図5
〜図7、図13の配置に限定はしない。また、インター
ロックの形状は、図5〜図7、図13の様には、限定し
ない。入力の2系統については、(A系)、(B系)と
言う名称にしたが、これに限定しない。
【0029】(第3の実施形態)次に、図10を用い
て、本発明の第3の実施形態としての無瞬断系統切換装
置について説明する。
【0030】この第3の実施形態は、第1の実施形態に
おけるメカニカルインターロック10を、ネジ20を着
脱して取付け位置を変える代わりに、スライドレールを
用いて左右にスライドさせるようにしたものである。即
ち、図10に示すように、メカニカルインターロック1
0を構成するプレートに、左右にスライドするためのス
ライドレール11を取付けたものである。
【0031】通常は、図2のような位置にメカニカルイ
ンターロック10を固定する。入力しゃ断器(A系)
5、入力しゃ断器(B系)7は図8の様な状態であるか
ら、投入することができる。保守バイパスしゃ断器(A
系)6、保守バイパスしゃ断器(B系)8は、図9の様
な状態であるから、投入ができない。保守バイパスしゃ
断器(A系)6を投入する場合は、図3のように、入力
しゃ断器(B系)7、及び保守バイパスしゃ断器(B
系)8をしゃ断しなければ、メカニカルインターロック
10をスライドできない構造としている。また、保守バ
イパスしゃ断器(B系)8を投入する場合は、図4のよ
うに、入力しゃ断器(A系)5、保守バイパスしゃ断器
(A系)6をしゃ断しなければ、メカニカルインターロ
ック10をスライドできない構造としている。
【0032】この実施形態によれば、第1の実施形態の
場合と同様に、誤操作による系統間短絡を防止すること
ができる。また、この実施形態においては、メカニカル
インターロック10をスライド式としているので、左右
に簡単に移動させることができる。
【0033】なお、しゃ断器の配置を、図12の様に横
置き2列にした場合にも適用して、同様に実施すること
ができる。さらに、しゃ断器の配置順は、図2〜図4、
図12の配置に限定はしない。また、インターロックの
形状は、図2〜図4、図12の様には、限定しない。入
力の2系統については、(A系)、(B系)と言う名称
にしたが、これに限定しない。
【0034】(第4の実施形態)次に、図11を用い
て、本発明の第4の実施形態としての無瞬断系統切換装
置について説明する。
【0035】この第4の実施形態は、第2の実施形態に
おけるメカニカルインターロック10を、ネジ20を着
脱して取付け位置を変える代わりに、スライドレールを
用いて上下にスライドさせるようにしたものである。即
ち、図11に示すように、メカニカルインターロック1
0を構成するプレートに、上下にスライドするためのス
ライドレール11を取付けたものである。
【0036】通常は、図5のような位置にメカニカルイ
ンターロック10を固定する。入力しゃ断器(A系)
5、入力しゃ断器(B系)7は図8の様な状態であるか
ら、投入することができる。保守バイパスしゃ断器(A
系)6、保守バイパスしゃ断器(B系)8は、図9の様
な状態であるから、投入ができない。保守バイパスしゃ
断器(A系)6を投入する場合は、図6のように、入力
しゃ断器(B系)7、及び保守バイパスしゃ断器(B
系)8をしゃ断しなければ、メカニカルインターロック
10をスライドできない構造としている。また、保守バ
イパスしゃ断器(B系)8を投入する場合は、図7のよ
うに、入力しゃ断器(A系)5、保守バイパスしゃ断器
(A系)6をしゃ断しなければ、メカニカルインターロ
ック10をスライドできない構造としている。
【0037】この実施形態によれば、第2の実施形態の
場合と同様に、誤操作による系統間短絡を防止すること
ができる。また、この実施形態においては、メカニカル
インターロック10をスライド式としているので、上下
に簡単に移動させることができる。
【0038】なお、しゃ断器の配置を、図13の様に横
置き1列にした場合にも適用して、同様に実施すること
ができる。さらに、しゃ断器の配置順は、図5〜図7、
図13の配置に限定はしない。また、インターロックの
形状は、図5〜図7、図13の様には、限定しない。入
力の2系統については、(A系)、(B系)と言う名称
にしたが、これに限定しない。
【0039】(その他の実施形態)本発明は、上述の実
施形態に限らず、図1に示す出力しゃ断器9が、並列に
複数のしゃ断器で構成される場合、あるいは直列に複数
のしゃ断器で構成される場合にも適用して、同様に実施
することができる。また、出力しゃ断器9が、装置外に
取付けられている場合にも適用して、同様に実施するこ
とができる。
【0040】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の系統切換
装置によれば、誤操作による系統間短絡を防止すること
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の各実施形態及び従来例の無瞬断系統
切換装置の単線結線図。
【図2】 本発明の第1の実施形態の主要部の構成を示
す図。
【図3】 本発明の第1の実施形態の操作を説明するた
めの図。
【図4】 本発明の第1の実施形態の操作を説明するた
めの図。
【図5】 本発明の第2の実施形態の主要部の構成を示
す図。
【図6】 本発明の第2の実施形態の操作を説明するた
めの図。
【図7】 本発明の第2の実施形態の操作を説明するた
めの図。
【図8】 本発明の各実施形態における遮断器のインタ
ーロックが解除された状態を示す図。
【図9】 本発明の各実施形態における遮断器のインタ
ーロックが操作された状態を示す図。
【図10】本発明の第3の実施形態の主要部の構成を示
す図。
【図11】本発明の第4の実施形態の主要部の構成を示
す図。
【図12】本発明の第1の実施形態の主要部の他の構成
を示す図。
【図13】本発明の第2の実施形態の主要部の他の構成
を示す図。
【図14】従来例の構成を示す図。
【符号の説明】
1…入力(A系)端子 2…入力(B系)端子 3…出力端子 4…切換スイッチ 5…入力しゃ断器(A系) 6…保守バイパスしゃ断器(A系) 7…入力しゃ断器(B系) 8…保守バイパスしゃ断器(B系) 9…出力しゃ断器 10…メカニカルインターロック 11…スライドレール 15…入力しゃ断器(A系)ハンドル 16…保守バイパスしゃ断器(A系)ハンドル 17…入力しゃ断器(B系)ハンドル 18…保守バイパスしゃ断器(B系)ハンドル 19…出力しゃ断器ハンドル 20…ネジ

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】系統を切り換える切換スイッチと、この切
    換スイッチの入力側に系統毎に設けられたしゃ断器と、
    保守バイパス回路に設けられた保守用のしゃ断器とを有
    する系統切換装置において、複数のしゃ断器の投入を制
    限する一つのメカニカルインターロックを具備し、前記
    メカニカルインターロックの形状を、ある系統の保守用
    のしゃ断器を投入するとき、他の系統のしゃ断器の投入
    を制限するような形状としたことを特徴とする系統切換
    装置。
  2. 【請求項2】前記メカニカルインターロックをスライド
    式にしたことを特徴とする請求項1に記載の系統切換装
    置。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009171760A (ja) * 2008-01-17 2009-07-30 Fuji Electric Systems Co Ltd 無停電電源装置
JP2019216596A (ja) * 2013-07-18 2019-12-19 アイネット・レジストリー、 エルエルシーAiNET Registry, LLC 効率的な電力供給及びバックアップのためのシステム及び方法

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