JP2003272187A - フォーカス制御装置及び光ディスク原盤露光装置 - Google Patents

フォーカス制御装置及び光ディスク原盤露光装置

Info

Publication number
JP2003272187A
JP2003272187A JP2002077460A JP2002077460A JP2003272187A JP 2003272187 A JP2003272187 A JP 2003272187A JP 2002077460 A JP2002077460 A JP 2002077460A JP 2002077460 A JP2002077460 A JP 2002077460A JP 2003272187 A JP2003272187 A JP 2003272187A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
objective lens
focus
light
target object
detecting
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2002077460A
Other languages
English (en)
Inventor
Masashi Yanagi
柳  雅士
Nobuo Kimura
信夫 木村
Tetsuo Ando
哲生 安藤
Hidekazu Nakamoto
英和 中元
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Hitachi Ltd filed Critical Hitachi Ltd
Priority to JP2002077460A priority Critical patent/JP2003272187A/ja
Publication of JP2003272187A publication Critical patent/JP2003272187A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Lens Barrels (AREA)
  • Automatic Focus Adjustment (AREA)
  • Optical Recording Or Reproduction (AREA)
  • Manufacturing Optical Record Carriers (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】色消しでない対物レンズを使用した場合、記録
光を平行光で対物レンズに入射させたときの合焦点に、
フォーカス光の合焦点を合わせるにはフォーカス光を対
物レンズに平行光でない状態で入射する必要がある。そ
のため、原盤の位置の変動に追従するための対物レンズ
の上下動作でフォーカス光の光路長が変化し、フォーカ
ス光の合焦点が変化してフォーカス精度が悪化するとい
う問題点があった。 【解決手段】対物レンズの上下の変位量を検出すること
で、フォーカス光の光路長の変化を検出し、この変化分
を補正する働きを追加する構成とする。 【効果】フォーカス状態を維持するのに必要な分だけ対
物レンズを駆動することで、フォーカス精度の向上を図
ることが可能となる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、フォーカス制御方
法および装置と、それを用いた原盤露光装置に係り、特
に光ディスク等の原盤を作成するための原盤露光装置に
好適なフォーカス制御方法および装置と、それを用いた
原盤露光装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】原盤露光装置では原盤と対物レンズの間
隔を一定に保つフォーカス制御装置が用いられている。
フォーカス制御用のフォーカス光で原盤が露光されない
ように、記録光の波長とフォーカス光の波長は異なる。
従来、原盤露光用の対物レンズは色消しレンズと呼ばれ
る、波長の違いで合焦位置が変わらないレンズが使用さ
れていた。そのため、フォーカス光も記録光も平行光で
対物レンズに入射することが可能で、原盤の位置の変動
に追従するための対物レンズの上下動により、光路長が
変化することでフォーカス精度が悪化することはなかっ
た。
【0003】上記従来技術に関連するものとしては、例
えば、特開平7−73491号公報が挙げられる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記従来技術では対物
レンズに色消しレンズが使用されていたので、記録光で
ある露光用レーザ光の波長とフォーカス光であるフォー
カス用レーザ光との波長が異なっていても、波長による
焦点距離の差はなかった。しかしながら、次世代用の深
紫外域の波長のように対物レンズとして、まだ色消しレ
ンズが存在しない波長域のものがある。対物レンズが色
消しレンズで無い場合、記録光を平行光で対物レンズに
入射させたときの合焦点にフォーカス光の合焦点を合わ
せるには、波長の違いによる屈折分を考慮し、フォーカ
ス光を対物レンズに平行光でない状態で入射させる必要
がある。そのため、原盤の位置の変動に追従するための
対物レンズの上下動作でフォーカス光の光路長が変化し
た際に、フォーカス光の合焦点が変化してフォーカス精
度が悪化するという問題点がある。すなわち後述する図
1に示した構成のように、対物レンズ3に市販の深紫外
域波長(250nm付近)の対物レンズを使用し、凸レ
ンズ12(焦点距離f=2.0mm )と対物レンズ3間の
距離を150mmとした時、原盤4が1μm下降し、これ
に追従させて対物レンズ3が1μm下降した時、すなわ
ち光路長が1μm伸びた時、フォーカス光と記録光の合
焦点は約40nmずれる。原盤4の平坦度は仕様上10
μm程度であるため、記録光の合焦点とフォーカス光の
合焦点は、最大400nm程度のずれが生じることにな
る。これは深紫外域の波長の記録光の焦点深度と同程度
であり、フォーカス精度に影響してしまう。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記の問題点を解決する
ために、本発明は、対物レンズの上下の変位量を検出す
ることで、フォーカス光の光路長の変化を検出し、この
変化分を補正する働きを追加することでフォーカス精度
の向上を図るものである。
【0006】上記目的は、対物レンズの上下の変位量を
検出し、フォーカス光の光路長の変化を検出して、フォ
ーカス状態を維持するのに必要な分だけ対物レンズを駆
動するフォーカス制御方法とすることにより、達成され
る。
【0007】また、上記目的は、フォーカス光を使用す
るフォーカス制御装置において、フォーカス光の光路長
変化を検出する手段と、該検出した変化量に基づいて対
物レンズの位置を補正する手段とを具備したフォーカス
制御装置とすることにより、達成される。
【0008】さらに、上記目的は、フォーカス光の光路
長の変化を検出する手段と、該検出した変化量に基づい
て対物レンズの位置を補正する手段とを具備するフォー
カス制御装置を有した原盤露光装置とすることにより、
達成される。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係るフォーカス制
御装置の実施の形態を図面に従って説明する。図1は本
発明のフォーカス制御装置の構成を示す図である。この
フォーカス制御装置は、光学部と制御部の2つに大別さ
れる。光学部は原盤(被照射体)4に照射するフォーカ
ス光2を発生させる光源1と、このフォーカス光2を原
盤4に収束照射する対物レンズ3と、原盤4からの反射
光5を受光検出して2つの出力A,B(6a,6b)を
出力する二分割受光素子6からなる。また、制御部は二
分割受光素子6からの出力A,B(6a,6b)から演
算により対物レンズ制御信号8を得る制御演算部7と対
物レンズ制御信号8により対物レンズ3を駆動するドラ
イバ回路9および対物レンズ駆動部40から構成され
る。対物レンズ3は原盤4の上方に配置され、対物レン
ズ駆動部40の駆動により原盤4に対して垂直なZ方向
に移動する構成とされている。対物レンズ駆動部40
は、通常レンズホルダ42、およびレンズホルダ42を
支持する板バネ43,コイル44,マグネット45で構
成される。対物レンズ制御信号8はドライバ回路9でコ
イル44を駆動するコイル電流に変換され、コイル44
に流れる電流を変化させることでレンズホルダ42およ
びレンズホルダ内に格納された対物レンズ3をZ方向に
(上下に)変位させる。
【0010】フォーカス制御系では、光源1から照射さ
れたフォーカス光2は、対物レンズ3に入射し、対物レ
ンズ3で屈折した後に原盤4で反射され、再び対物レン
ズ3で屈折して反射光5となり二分割受光素子6に入射
する。二分割受光素子6の2つの出力A,B(6a,6
b)は対物レンズ3と原盤4の距離に応じて変化するた
め、この出力値A,Bを制御演算部7に入力して、対物
レンズ3の移動量を計算し、対物レンズ制御信号8をド
ライバ回路9を介して対物レンズ駆動部40に与えるこ
とで対物レンズ3の原盤4に対するフォーカス状態を制
御している。具体的な一例としてスキュー方式では二分
割受光素子の差信号A−Bを用いる。差信号A−Bは図
3に示すように、S字カーブと呼ばれる特性を示す。対
物レンズ3と原盤4の距離が対物レンズ3の合焦距離に
近い領域では、対物レンズ3と原盤4の距離が対物レン
ズ3の合焦距離に一致した時、差信号は0になり、レン
ズ間距離がこの合焦距離より短い時は正、長い時は負の
値を取る。これにより差信号A−Bの極性および大きさ
を検出し、差信号A−Bが常に0になるように、対物レ
ンズ制御信号8をドライバ回路9を介して対物レンズ駆
動部40に与えることで、対物レンズ3の原盤4に対す
るフォーカス状態を制御することができる。
【0011】こうして、制御系は、出力A,Bの差が0
となるような負帰還制御を行い、図3のようなS字カー
ブ特性に従った引き込み動作がなされ、制御系に外乱が
無い場合には、制御系の動作点はS字カーブの中心点
(原点)に引き込まれ、制御系の動作は安定化される。
【0012】光源1から生成されたフォーカス光2は凹
レンズ11と凸レンズ12の組み合わせで平行光でない
状態に調整されて、対物レンズ3に入射させる。これは
対物レンズ3が色消しレンズでないため記録光16とフ
ォーカス光2を共に平行光で入射すると互いと合焦点が
一致しないためである。一例として、市販の257nm
用の対物レンズでは257nmの記録光を平行光で入射
した時の合焦点に波長650nmのフォーカス光の合焦
点を一致させるためにはフォーカス光の入射ビーム径を
3.3mm とした時、5.5 度の入射角をつける必要があ
る。このようにフォーカス光2は平行光でない状態で対
物レンズ3に入射するため、対物レンズの上下動でフォ
ーカス光2および反射光5の光路長が変化し、光路長の
変化分、反射光5の位置が変化し、二分割受光素子6の
出力が変化する。その結果、制御演算部7の出力の対物
レンズ制御信号8に影響し、対物レンズ駆動部40でフ
ォーカス状態を維持するのに必要な分に加えて光路長の
変化分も対物レンズを駆動してしまい、フォーカス精度
を悪化させてしまう。
【0013】すなわち、フォーカス光2は非平行光なの
で、原盤4の上下方向の移動に従って対物レンズ3が移
動すると凸レンズ12と対物レンズ3との距離が変化
し、フォーカス光の焦点位置が変化する。図4(a),
(b),(c)に示すように、凸レンズ12と対物レン
ズ3との距離に従って、入射距離a,a′,a″が変化
するので結像距離b,b′,b″も変化する。図4
(a)を基準とすれば、図4(b)では凸レンズ12と
対物レンズ3との距離が短くなり、入射距離a′は長く
なり、結像距離b′も長くなる。図4(c)では、これ
とは逆に、入射距離a″,結像距離b″ともに短くな
る。
【0014】図1に戻るに、記録光16は、フォーカス
系とは異なる系から入射され、凸レンズ12と対物レン
ズ3との中間に設けられたハーフミラー17で原盤4方
向に反射され、原盤4のレジスト層を露光する。
【0015】ここで、記録光は平行光であるため、対物
レンズ3の上下方向の移動があっても結像距離は変化し
ない。従って、図4(a)の状態においてはフォーカス
光の結像距離と記録光の結像距離がともにbに一致して
いるが、図4(b)では、フォーカス光の結像距離b′
は記録光の結像距離bよりも長くなり、図4(c)では
フォーカス光の結像距離b″は記録光の結像距離bより
短くなる。この関係を図5に示す。
【0016】そこで、この対物レンズの変位量を対物レ
ンズ変位検出部50で検出しAF補正部13でフォーカ
ス光2の光路長の変化分を検出し、この光路長の変化分
が対物レンズ制御信号8におよぼす量を演算し、補正信
号14を制御演算部7に入力することにより対物レンズ
制御信号8にフォーカス状態を保つのに必要な適正な信
号を出力することでフォーカス精度の向上を図るもので
ある。
【0017】対物レンズ変位検出部50はレーザ変位計
52とレーザ変位計からの測定用レーザ光の方向を変化
させるミラー53から構成される。対物レンズ変位信号
51は、対物レンズ3とレーザ変位計52との距離に対
応した電圧を出力する。
【0018】図2に制御演算部7及びAF補正部13の
一実施例の概略構成図を示す。制御演算部7では、二分
割受光素子の出力A,B(6a,6b)は減算器23に
より差信号(A−B)24を生成する。差信号24を増
幅器25で増幅しこれに、オフセット設定器21の出力
及びAF補正部13の出力である補正信号14をオフセ
ット加減算器26で加減算し、これを増幅器27で増幅
して対物レンズ制御信号8を生成する。増幅器27はゲ
イン設定器22で増幅度を設定可能である。対物レンズ
制御信号8から二分割受光素子6の出力A,B(6a,
6b)間は、図1に示す駆動系および光学系を介してフ
ィードバックループを構成しており、ゲイン設定器22
はこのループゲインを設定している。またオフセット設
定器21は差信号24上の動作点をシフトすることで記
録光とフォーカス光の合焦点をずらす働きをする。この
オフセット設定により記録光とフォーカス光2の合焦点
の微調整が可能になる。通常このオフセット設定器21
の出力は直流で常に一定値で使用する。
【0019】AF補正部13では対物レンズ変位信号5
1をローパスフィルター31で高周波分を除去し、この
信号から直流分減算器で、ある一定の直流分を除去し対
物レンズ変位信号51の低周波成分(0〜200Hz)
のみを抽出する。
【0020】対物レンズの変位はボイスコイルの駆動に
よってなされるので、高周波成分は含まれず、対物レン
ズ変位信号51の高周波成分はノイズ分と考えられるた
めローパスフィルター31によってこれを除去する。次
に、AF補正に必要な信号は、図4(a)の状態から、
対物レンズがどれだけ変位したかであるため、対物レン
ズ変位信号51からこの状態での直流分を引いた信号を
得るため、直流分減算器32で、この直流分を減じる。
なお図4(a)の状態での直流分の値は実験により得る
ことができる。これらの演算により、記録光の合焦点付
近での対物レンズの変位量、すなわちフォーカス光の光
路長の変化量を得ることができる。
【0021】すなわち、対物レンズ変位信号51の低周
波成分は対物レンズの合焦点付近での上下の変位量を表
している。対物レンズの変位量とフォーカス光の光路長
(凸レンズ12と対物レンズ3との距離)の変化分は等
しいので、この低周波成分を増幅器33で適切な感度に
増幅することでAF補正信号14を生成することができ
る。この補正信号14を制御演算部7のオフセット加減
算器26に入力することによりフィードバックループを
構成している。増幅器33については、光路長の変化分
と補正量は実験結果から直線関係となっているため、補
正量は適切なゲインをもつ増幅器で得ることができる。
【0022】すなわち、低周波成分をフィードバックル
ープの外乱として加えることにより、図3に示すSカー
ブ上で、動作点を原点からずれた位置に移動させること
ができ、この結果、対物レンズ3の位置にオフセットが
もたらされ、図4(b)の場合は下側に移動し、図4
(c)の場合は上側に移動して、原盤4と対物レンズ3
との距離はbに維持される。
【0023】なお、本実施例で増幅器33を使用した直
線近似の例であるが、これに限定したものではなく光路
長の変化分を対物レンズの駆動量に変換する手段があれ
ばよい。
【0024】それ故、本発明は図1に示すスキュー方式
のオートフォーカスに限られるものではなく、非点収差
方式や、ナイフエッジ方式のオートフォーカスにも適用
可能である。
【0025】ここで図1の対物レンズ駆動部40および
対物レンズ変位検出部50の構造の一例を図6に示す。
【0026】図6において、対物レンズ駆動部40は、
レンズホルダ42,板バネ43,コイル44,マグネッ
ト45より構成されている。対物レンズ3を接着したレ
ンズホルダ42は、原盤4に垂直なZ方向に可動するよ
うZ方向の2箇所(A面とB面、B面は図を略す)で各
々3枚の板バネ43で保持されており、コイル44に流
す電流に応じて対物レンズ3及びレンズホルダ42はZ
方向に駆動される。
【0027】レンズホルダ42はボイスコイル41によ
り原盤4に垂直なZ方向に駆動される。レーザ変位計5
2は分解能0.1μm ,作動距離10mm程度のものが市
販されている。対物レンズ3には上方から記録光16及
びフォーカス光2が入射するため、対物レンズ3の上方
はそれらの光学部品が設置されることが多い。また対物
レンズ3上方をコンパクトに設計するため、本実施例は
レーザ変位計52はレーザの照射方向を横方向に設置し
ている。この場合、検出部のレンズホルダ端面C部には
ミラー53を介して破線のようレーザ変位計の測定用レ
ーザは照射される。レーザ変位計52はミラー53を介
してレンズホルダ42の上端部に入射するレーザ光を発
生するレーザ光と、レンズホルダ42の上端部で反射し
た反射レーザ光を受光する光電変換素子を有する。この
レーザ光はレンズホルダ42の移動方向に対して斜め方
向で入射してレンズホルダ42の上端部でさらに斜め方
向に反射するように進行路が定められているので、レン
ズホルダ42の上下位置により光電変換素子に受光され
る受光量が異なるため、光電変換素子が発生する電気信
号もレンズホルダ42の上下位置に応じたものとなる。
このようなレーザ変位計52は、例えばキーエンス社製
のCCDレーザ変位センサLK−3100がある。
【0028】
【発明の効果】以上のように、本発明によると、対物レ
ンズ駆動部40でフォーカス状態を維持するのに必要な
分に加えて、光路長の変化分も対物レンズを駆動し、フ
ォーカス精度が悪化していたのを、対物レンズ変位検出
部50で対物レンズの変位、すなわちフォーカス光2お
よび反射光5の光路長の変化分を検出し、この光路長の
変化分が対物レンズ制御信号8におよぼす量を、AF補
正部13で演算し、補正信号14を制御演算部7に入力
し光路長の変化分が対物レンズ制御信号8に及ぼす量を
減じることにより、対物レンズ制御信号8にフォーカス
状態を保つのに必要な適正な信号を出力することでフォ
ーカス状態を維持するのに必要な分だけ対物レンズを駆
動することで、フォーカス精度の向上を図ることが可能
となる。
【0029】以上、本発明の実施例によれば、色消しの
対物レンズを用いることなく、精度の良いフォーカス制
御を行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のフォーカス制御装置の一例を示す概略
構成図である。
【図2】図1に示したフォーカス制御装置の制御演算部
及びAF補正部の一例を示す概略図である。
【図3】図1の制御演算部で処理される差信号の波形図
である。
【図4】図1で用いられる非平行フォーカス光の、対物
レンズと凸レンズとの距離に応じた焦点距離の変化を示
す図である。
【図5】対物レンズと凸レンズとの距離に応じた平行記
録光と非平行フォーカス光との焦点距離の関係を示す図
である。
【図6】対物レンズ駆動部および対物レンズ変位検出部
の一例を示す図である。
【符号の説明】
1…光源、2…フォーカス光、3…対物レンズ、4…原
盤、5…反射光、6…二分割受光素子、6a…出力A、
6b…出力B、7…制御演算部、8…対物レンズ制御信
号、9…ドライバ回路、11…凹レンズ、12…凸レン
ズ、13…AF補正部、14…補正信号、16…記録
光、17…ハーフミラー、21…オフセット設定器、2
2…ゲイン設定器、23…減算器、24…差信号、2
5,27,33…増幅器、26…オフセット加減算器、
31…ローパスフィルター、32…直流分減算器、40
…対物レンズ駆動部、42…レンズホルダ、43…板バ
ネ、44…コイル、45…マグネット、50…対物レン
ズ変位検出部、51…対物レンズ変位信号、52…レー
ザ変位計、53…ミラー。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 安藤 哲生 山口県下松市大字東豊井794番地 株式会 社日立製作所笠戸事業所内 (72)発明者 中元 英和 山口県下松市大字東豊井794番地 株式会 社日立製作所笠戸事業所内 Fターム(参考) 2H044 DA01 DC02 2H051 AA14 BB27 5D118 AA13 AA21 BA01 BB09 CA11 CA22 CD02 CF03 CG03 CG07 CG17 CG26 DC03 EA01 5D121 BB21 BB38

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】可動の対物レンズと、 上記対物レンズを挟んで目標物と反対側に設けられ、上
    記対物レンズを通過して所定位置で結像する平行光を発
    生する平行光発生手段と、 上記対物レンズを挟んで目標物と反対側に設けられ、上
    記対物レンズを通過して所定位置で結像する非平行のフ
    ォーカス光を発生するフォーカス光発生手段と、 上記目標物上での上記フォーカス光の結像状態を検出す
    るフォーカス検出手段と、 このフォーカス検出手段からの検出結果に応じて上記対
    物レンズの位置を制御する自動フォーカス制御手段と、 上記対物レンズの位置を検出する位置検出手段と、 この位置検出手段からの検出信号により上記対物レンズ
    の位置を制御する位置制御手段とからなるフォーカス制
    御装置。
  2. 【請求項2】請求項1記載のフォーカス制御装置におい
    て、上記位置検出手段は上記からの検出信号が上記自動
    フォーカス制御手段に供給されるフォーカス制御装置。
  3. 【請求項3】可動の対物レンズと、 上記対物レンズを挟んで目標物と反対側に設けられ、上
    記対物レンズを通過して所定位置で結像する平行光を発
    生する平行光発生器と、 上記対物レンズを挟んで目標物と反対側に設けられ、上
    記対物レンズを通過して所定位置で結像する非平行のフ
    ォーカス光を発生するフォーカス光発生器と、 上記目標物上での上記フォーカス光の結像状態を検出す
    るフォーカス検出器と、 このフォーカス検出器からの検出信号に応じて上記対物
    レンズの位置を制御する駆動器と、 上記対物レンズの位置を検出する位置検出器と、 この位置検出器からの検出信号を上記駆動器に供給する
    経路とからなるフォーカス制御装置。
  4. 【請求項4】請求項3記載のフォーカス制御装置におい
    て、上記駆動器は上記対物レンズを支持し、上記対物レ
    ンズとともに移動する支持部材を有し、 上記位置検出手段は、上記支持部材に向かってレーザ光
    を照射するレーザ光源と、上記支持部材で反射されたレ
    ーザ光の反射光を受光し、受光量に応じた電気信号を発
    生する光電変換部と、上記電気信号からその直流分と高
    周波成分とを除くフィルタとを有するフォーカス制御装
    置。
  5. 【請求項5】請求項1〜4記載のフォーカス制御装置を
    具備する光ディスク原盤露光装置。
  6. 【請求項6】可動の対物レンズを挟んで目標物と反対側
    に設けられ、上記対物レンズを通過して所定位置で結像
    する平行光を発生する平行光発生ステップと、 上記対物レンズを挟んで目標物と反対側に設けられ、上
    記対物レンズを通過して所定位置で結像する非平行のフ
    ォーカス光を発生するフォーカス光発生ステップと、 上記目標物上での上記フォーカス光の結像状態を検出す
    るフォーカス検出ステップと、 このフォーカス検出ステップからの検出結果に応じて上
    記対物レンズの位置を制御する自動フォーカス制御ステ
    ップと、 上記対物レンズの位置を検出する位置検出ステップと、 この位置検出ステップからの検出信号により上記対物レ
    ンズの位置を制御する位置制御ステップとからなるフォ
    ーカス制御方法。
JP2002077460A 2002-03-20 2002-03-20 フォーカス制御装置及び光ディスク原盤露光装置 Pending JP2003272187A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2002077460A JP2003272187A (ja) 2002-03-20 2002-03-20 フォーカス制御装置及び光ディスク原盤露光装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2002077460A JP2003272187A (ja) 2002-03-20 2002-03-20 フォーカス制御装置及び光ディスク原盤露光装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2003272187A true JP2003272187A (ja) 2003-09-26

Family

ID=29205731

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2002077460A Pending JP2003272187A (ja) 2002-03-20 2002-03-20 フォーカス制御装置及び光ディスク原盤露光装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2003272187A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7605979B2 (en) 2005-04-19 2009-10-20 Koninklijke Philips Electronics N.V. Device for directing radiation to a layer, apparatus with such device and method using such apparatus
JP2011022562A (ja) * 2009-06-18 2011-02-03 Sanyo Electric Co Ltd フォーカス制御回路

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7605979B2 (en) 2005-04-19 2009-10-20 Koninklijke Philips Electronics N.V. Device for directing radiation to a layer, apparatus with such device and method using such apparatus
JP2011022562A (ja) * 2009-06-18 2011-02-03 Sanyo Electric Co Ltd フォーカス制御回路

Similar Documents

Publication Publication Date Title
KR20090025983A (ko) 노이즈에 둔감한 제어 시스템 및 제어 방법
EP1083553A2 (en) Optical recording apparatus, optical recording/reproducing method
KR20090027589A (ko) 광학 픽업 장치, 광 기록/재생 장치 및 갭-제어 방법
US6728171B2 (en) Arrangements for correction of focusing light beam, and system using the same
KR20090071493A (ko) 광학 픽업 장치, 광 기록 재생 장치 및 갭 제어 방법
JP2010003399A (ja) 光ディスク装置、光ディスク装置の起動方法及び制御回路
JP2003272187A (ja) フォーカス制御装置及び光ディスク原盤露光装置
JP2008146739A (ja) 光記録再生方法、光記録再生装置、及び光ヘッド
KR100258414B1 (ko) 외란 예측기를 갖는 광 픽업 유니트의 서보 시스템
WO2012127831A1 (ja) 光情報装置及びそのギャップ制御方法
US6882605B1 (en) Focusing method, method of detecting focal point deviation, method of forming master of data storage medium, focusing control unit, unit for detecting focal point deviation, and unit for forming master of data storage medium
JP4573329B2 (ja) 光ディスク装置
JP3506373B2 (ja) 焦点制御方法と情報記録媒体原盤作成方法と焦点制御装置と情報記録媒体原盤作成装置
JP2020190618A (ja) 露光装置および露光方法
JP4496536B2 (ja) 光記録媒体の記録再生装置
JP2009037714A (ja) 光ディスク装置
JP2008269719A (ja) フォーカスサーボ制御方法および光ディスク装置
JP3041121B2 (ja) フォーカスサーボ装置
JPWO2008117502A1 (ja) 光ディスク駆動装置
JP2008217885A (ja) 光ピックアップにおける受光素子基板の位置調整方法およびその装置
JPH09147375A (ja) フォーカスオフセット自動調節装置
JPS63152030A (ja) 光デイスクのトラツキング制御方法
JP2009238329A (ja) 光ディスク装置及びその制御方法
JPH09297923A (ja) 光ディスク装置
JP2007026610A (ja) 光ディスク装置