JP2003272068A - 体調検知方法、装置、プログラム、および該プログラムを記録した記録媒体 - Google Patents
体調検知方法、装置、プログラム、および該プログラムを記録した記録媒体Info
- Publication number
- JP2003272068A JP2003272068A JP2002070385A JP2002070385A JP2003272068A JP 2003272068 A JP2003272068 A JP 2003272068A JP 2002070385 A JP2002070385 A JP 2002070385A JP 2002070385 A JP2002070385 A JP 2002070385A JP 2003272068 A JP2003272068 A JP 2003272068A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- physical condition
- living
- index
- log
- individual
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Emergency Alarm Devices (AREA)
- Alarm Systems (AREA)
- Medical Treatment And Welfare Office Work (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 独居高齢者の家庭内事故の発生をできるだけ
未然に防止する。 【解決手段】 入力装置2から入力された家庭内生活動
作の指標(発生回数、所要時間、開始時刻)は入力部5
を経てログ保存部6に保存される。体調定義部7はログ
保存部6から家庭内生活動作の指標を読み込み、設定値
とのずれに従いカテゴリー値に分け得点化し、さらに各
得点に重み付けをして線形和を求めることで体調を定義
する。定義された体調は出力部8により出力装置3に出
力され、利用者に知らせる。
未然に防止する。 【解決手段】 入力装置2から入力された家庭内生活動
作の指標(発生回数、所要時間、開始時刻)は入力部5
を経てログ保存部6に保存される。体調定義部7はログ
保存部6から家庭内生活動作の指標を読み込み、設定値
とのずれに従いカテゴリー値に分け得点化し、さらに各
得点に重み付けをして線形和を求めることで体調を定義
する。定義された体調は出力部8により出力装置3に出
力され、利用者に知らせる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、高齢者の家庭内生
活における体調を検知する方法および装置に関するもの
である。
活における体調を検知する方法および装置に関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】近年、家庭内事故の死亡者数で高齢者の
占める割合は大きい。さらに、独居高齢者の増加が見込
まれることから、今後、独居高齢者の家庭内事故の増加
が予想される。このような背景を受けて、独居高齢者宅
の浴室やトイレなどにセンサを取り付け、独居高齢者の
在室時間を計測し、予め設定された時間を超えると異常
を通知するシステム(特開平6―89392号、特開平
6―258454号)が提案されている。
占める割合は大きい。さらに、独居高齢者の増加が見込
まれることから、今後、独居高齢者の家庭内事故の増加
が予想される。このような背景を受けて、独居高齢者宅
の浴室やトイレなどにセンサを取り付け、独居高齢者の
在室時間を計測し、予め設定された時間を超えると異常
を通知するシステム(特開平6―89392号、特開平
6―258454号)が提案されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記のよう
な、高齢者の浴室やトイレの在室時間が予め設定された
時間を超えると異常を通知するシステムは、事故発生後
の通知であり、家族が同居していることが前提であると
考えられる。そのため、家族が遠隔地に住んでいる場合
は死亡につながる可能性が高くなると思われる。
な、高齢者の浴室やトイレの在室時間が予め設定された
時間を超えると異常を通知するシステムは、事故発生後
の通知であり、家族が同居していることが前提であると
考えられる。そのため、家族が遠隔地に住んでいる場合
は死亡につながる可能性が高くなると思われる。
【0004】本発明の目的は、独居高齢者の家庭内事故
の発生をできるだけ未然に防止できる体調検知方法およ
び装置を提供することにある。
の発生をできるだけ未然に防止できる体調検知方法およ
び装置を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明の第1の態様で
は、利用者が入力した、該利用者の各生活動作の指標
(発生回数、所要時間、開始時刻)を、過去の統計値あ
るいは予め手入力された基準値に基づいて得点化し、各
得点を重み付けして総合評価値を求め、該総合評価値を
体調を表す指標値として利用者に知らせるものである。
は、利用者が入力した、該利用者の各生活動作の指標
(発生回数、所要時間、開始時刻)を、過去の統計値あ
るいは予め手入力された基準値に基づいて得点化し、各
得点を重み付けして総合評価値を求め、該総合評価値を
体調を表す指標値として利用者に知らせるものである。
【0006】本発明の第2の態様では、家庭内に設置さ
れた各種センサで利用者の家庭内各生活動作を検知し、
各生活動作の発生回数、所要時間、開始時刻をカウント
し、カウントした値を各生活動作の指標として保存す
る。以下、第1の態様と同様にして総合評価値を求め、
利用者に知らせる。
れた各種センサで利用者の家庭内各生活動作を検知し、
各生活動作の発生回数、所要時間、開始時刻をカウント
し、カウントした値を各生活動作の指標として保存す
る。以下、第1の態様と同様にして総合評価値を求め、
利用者に知らせる。
【0007】高齢者の普段の家庭内生活動作(睡眠、入
浴、排泄、食事、くつろぎ、廊下の歩行)から体調を検
知することにより、家庭内事故を未然に防止する確率が
高くなる。
浴、排泄、食事、くつろぎ、廊下の歩行)から体調を検
知することにより、家庭内事故を未然に防止する確率が
高くなる。
【0008】
【発明の実施の形態】次に、本発明の実施の形態につい
て図面を参照して説明する。
て図面を参照して説明する。
【0009】図1は本発明の一実施形態の体調検知シス
テムの構成図である。
テムの構成図である。
【0010】本実施形態の体調検知システムは体調検知
装置1と入力装置2と出力装置3を有し、ネットワーク
4に接続されている。
装置1と入力装置2と出力装置3を有し、ネットワーク
4に接続されている。
【0011】入力装置2は家庭内各生活動作(睡眠、入
浴、排泄、食事、くつろぎ、廊下の歩行等)の指標(発
生回数、所要時間、開始時刻)を入力するためのキーボ
ード、マウス等からなる。出力装置3はディスプレイま
たはプリンタである。
浴、排泄、食事、くつろぎ、廊下の歩行等)の指標(発
生回数、所要時間、開始時刻)を入力するためのキーボ
ード、マウス等からなる。出力装置3はディスプレイま
たはプリンタである。
【0012】体調検知装置1はCPU、メモリからなり、
入力部5とログ保存部6と体調定義部7と出力部8と送
信部9を有する。
入力部5とログ保存部6と体調定義部7と出力部8と送
信部9を有する。
【0013】入力部5は入力装置2から入力された家庭
内各生活動作の指標(発生回数、所要時間、開始時刻)
を受け取ると、それらをログ保存部6へ渡す。ログ保存
部6では、入力部5から渡された指標(発生回数、所要
時間、開始時刻)をログとして保存する。体調定義部7
では、ログ保存部6から読み込んだ指標(発生回数、所
要時間、開始時刻)を元に体調の定義を行い、その定義
結果(体調得点)をログ保存部6へ渡す。ログ保存部6
では、体調定義部7から渡された定義結果(体調得点)
をログとして保存する。出力部8はログ保存部6から渡
された定義結果(体調得点)を出力装置3に渡す。送信
部9は、ログ保存部6から渡された定義結果(体調得
点)をネットワーク4に出力する。
内各生活動作の指標(発生回数、所要時間、開始時刻)
を受け取ると、それらをログ保存部6へ渡す。ログ保存
部6では、入力部5から渡された指標(発生回数、所要
時間、開始時刻)をログとして保存する。体調定義部7
では、ログ保存部6から読み込んだ指標(発生回数、所
要時間、開始時刻)を元に体調の定義を行い、その定義
結果(体調得点)をログ保存部6へ渡す。ログ保存部6
では、体調定義部7から渡された定義結果(体調得点)
をログとして保存する。出力部8はログ保存部6から渡
された定義結果(体調得点)を出力装置3に渡す。送信
部9は、ログ保存部6から渡された定義結果(体調得
点)をネットワーク4に出力する。
【0014】図2は体調定義部7で行う、家庭内生活動
作(睡眠、入浴、排泄、食事、くつろぎ、廊下の歩行)
の指標(発生回数、所要時間、開始時刻)から体調を定
義する手順を示すフローチャートである。まず、ログ保
存部6から家庭内生活動作の各指標を読み込む(ステッ
プ21)。そして、その指標の入力値と設定値(過去の
各指標の平均値、もしくは、予め手入力した値)とのず
れに従いカテゴリー分類を表1および図3のように行い
C1〜C6のカテゴリー値に分ける(ステップ22)。
作(睡眠、入浴、排泄、食事、くつろぎ、廊下の歩行)
の指標(発生回数、所要時間、開始時刻)から体調を定
義する手順を示すフローチャートである。まず、ログ保
存部6から家庭内生活動作の各指標を読み込む(ステッ
プ21)。そして、その指標の入力値と設定値(過去の
各指標の平均値、もしくは、予め手入力した値)とのず
れに従いカテゴリー分類を表1および図3のように行い
C1〜C6のカテゴリー値に分ける(ステップ22)。
【0015】
【表1】
【0016】ここで、表1のJは家庭内各生活動作の各
指標の入力値、Mは各指標の設定値、dは標準値である。
そして、カテゴリー値C1〜C6を表2のようなカテゴ
リー値と生活得点の対応表に基づき1〜3に得点化する
(ステップ23)。ただし、表1、表2は入浴を例に挙
げた対応表であり、他の家庭内各生活動作(睡眠、排
泄、食事、くつろぎ、廊下の歩行)も同様にカテゴリー
値を設定すれば、同じように得点化できる。
指標の入力値、Mは各指標の設定値、dは標準値である。
そして、カテゴリー値C1〜C6を表2のようなカテゴ
リー値と生活得点の対応表に基づき1〜3に得点化する
(ステップ23)。ただし、表1、表2は入浴を例に挙
げた対応表であり、他の家庭内各生活動作(睡眠、排
泄、食事、くつろぎ、廊下の歩行)も同様にカテゴリー
値を設定すれば、同じように得点化できる。
【0017】
【表2】
【0018】最後に、生活得点に重み付けを行い線形和
を求めることで体調を定義するが、その重み付けを行う
係数wについて説明する。まず、生活動作により体調へ
の影響度が異なると考えられることから、影響度による
重み付け係数wを設定する。また、人間が急激な温度変
化に対応できるのは5℃以内と言われており、部屋間の
温度差が大きい場合は体調への影響が大きいと考えられ
ることから、部屋間の温度差による重み付け係数kを設
定する。例えば、入浴よりも睡眠の方が体調への影響度
が大きいと考える場合は、睡眠の重み付け係数wの値を
大きく設定する。また、重み付け係数kについては、入
浴の開始時刻より所要時間の方が温度差による体調への
影響が大きいと考える場合には、入浴の所要時間の重み
付け係数kの値を大きく設定する。
を求めることで体調を定義するが、その重み付けを行う
係数wについて説明する。まず、生活動作により体調へ
の影響度が異なると考えられることから、影響度による
重み付け係数wを設定する。また、人間が急激な温度変
化に対応できるのは5℃以内と言われており、部屋間の
温度差が大きい場合は体調への影響が大きいと考えられ
ることから、部屋間の温度差による重み付け係数kを設
定する。例えば、入浴よりも睡眠の方が体調への影響度
が大きいと考える場合は、睡眠の重み付け係数wの値を
大きく設定する。また、重み付け係数kについては、入
浴の開始時刻より所要時間の方が温度差による体調への
影響が大きいと考える場合には、入浴の所要時間の重み
付け係数kの値を大きく設定する。
【0019】以上より、生活得点に上記の係数wで重み
付けを行い、それらの総和(体調得点)を求めること
で、(1)式のように体調を定義する(ステップ2
4)。最後に、ステップ24で定義した体調得点をログ
に出力する(ステップ25)。
付けを行い、それらの総和(体調得点)を求めること
で、(1)式のように体調を定義する(ステップ2
4)。最後に、ステップ24で定義した体調得点をログ
に出力する(ステップ25)。
【0020】
【数1】
【0021】ここで、体調得点は、値が大きいほど体調
不良を示す。つまり、その得点が高いほど「注意」や
「警告」となる。そのため、得点に応じて「注意」や
「警告」を喚起するように、出力部8にその原因となっ
た生活動作の回数、所要時間、開始時刻を表示し、生活
の改善を利用者に促す。
不良を示す。つまり、その得点が高いほど「注意」や
「警告」となる。そのため、得点に応じて「注意」や
「警告」を喚起するように、出力部8にその原因となっ
た生活動作の回数、所要時間、開始時刻を表示し、生活
の改善を利用者に促す。
【0022】図4は本発明の第2の実施形態の体調検知
システムの構成図である。
システムの構成図である。
【0023】本実施形態の体調検知システムは体調検知
装置11とセンサ121, 122, ・・・,12nと出力装
置13を有し、ネットワーク14に接続されている。
装置11とセンサ121, 122, ・・・,12nと出力装
置13を有し、ネットワーク14に接続されている。
【0024】センサ121〜12nは表3に示すように、
家庭内各生活動作(睡眠、入浴、排泄、食事、くつろ
ぎ、廊下の歩行)を検知するためのセンサである。出力
装置12はディスプレイまたはプリンタである。ただ
し、表3は睡眠、入浴、くつろぎなどを検知する際のセ
ンサ例であり、他の家庭内生活動作も同様なセンサの設
置で検知できる。
家庭内各生活動作(睡眠、入浴、排泄、食事、くつろ
ぎ、廊下の歩行)を検知するためのセンサである。出力
装置12はディスプレイまたはプリンタである。ただ
し、表3は睡眠、入浴、くつろぎなどを検知する際のセ
ンサ例であり、他の家庭内生活動作も同様なセンサの設
置で検知できる。
【0025】
【表3】
【0026】体調検知装置17はCPU、メモリからな
り、入力部15とログ保存部16と体調定義部17と出
力部18と送信部19と生活動作定義部20を有する。
り、入力部15とログ保存部16と体調定義部17と出
力部18と送信部19と生活動作定義部20を有する。
【0027】入力部15は各センサ121〜12nからの
信号を受け取ると、これらをログ保存部16へ渡す。ロ
グ保存部16は、入力部15から渡された信号をログと
して保存する。生活動作定義部20は、ログ保存部16
から読み込んだセンサ信号のログから家庭内各生活動作
(睡眠、入浴、排泄、食事、くつろぎ、廊下の歩行)を
定義し、家庭内各生活動作の指標(発生回数、所要時
間、開始時刻)をカウントする。そして、カウントした
家庭内生活動作の指標をログ保存部16へ渡す。ログ保
存部16は、生活動作定義部20から渡された指標(発
生回数、所要時間、開始時刻)をログとして保存する。
体調定義部17、出力部18、送信部19の処理はそれ
ぞれ第1の実施形態の体調定義部7、出力部8、送信部
9の処理と同様である。
信号を受け取ると、これらをログ保存部16へ渡す。ロ
グ保存部16は、入力部15から渡された信号をログと
して保存する。生活動作定義部20は、ログ保存部16
から読み込んだセンサ信号のログから家庭内各生活動作
(睡眠、入浴、排泄、食事、くつろぎ、廊下の歩行)を
定義し、家庭内各生活動作の指標(発生回数、所要時
間、開始時刻)をカウントする。そして、カウントした
家庭内生活動作の指標をログ保存部16へ渡す。ログ保
存部16は、生活動作定義部20から渡された指標(発
生回数、所要時間、開始時刻)をログとして保存する。
体調定義部17、出力部18、送信部19の処理はそれ
ぞれ第1の実施形態の体調定義部7、出力部8、送信部
9の処理と同様である。
【0028】図5は生活動作定義部20で行う、各セン
サ121〜12nの信号から家庭内各生活動作(睡眠、入
浴、排泄、食事、くつろぎ、廊下の歩行)を定義、およ
び指標(発生回数、所要時間、開始時刻)をカウントす
る手順を示すフローチャートである。
サ121〜12nの信号から家庭内各生活動作(睡眠、入
浴、排泄、食事、くつろぎ、廊下の歩行)を定義、およ
び指標(発生回数、所要時間、開始時刻)をカウントす
る手順を示すフローチャートである。
【0029】まず、各センサ121〜12nの信号入力
(ステップ31)から表4のような生活動作開始/終了
判定表に基づき、家庭内各生活動作(睡眠、入浴、排
泄、食事、くつろぎ、廊下の歩行)を定義する(ステッ
プ32)。ただし、表4は入浴を例に挙げた生活動作開
始/終了判定表であり、他の家庭内各生活動作(睡眠、
排泄、食事、くつろぎ、廊下の歩行)も同様に設定すれ
ば、開始/終了を判定できる。
(ステップ31)から表4のような生活動作開始/終了
判定表に基づき、家庭内各生活動作(睡眠、入浴、排
泄、食事、くつろぎ、廊下の歩行)を定義する(ステッ
プ32)。ただし、表4は入浴を例に挙げた生活動作開
始/終了判定表であり、他の家庭内各生活動作(睡眠、
排泄、食事、くつろぎ、廊下の歩行)も同様に設定すれ
ば、開始/終了を判定できる。
【0030】
【表4】
【0031】そして、ステップ32で定義した家庭内各
生活動作の指標(発生回数、所要時間、開始時刻)をカ
ウントし(ステップ33)、その指標をログに出力する
(ステップ34)。これ以降の体調定義の処理は、第1
の実施形態と同様である。
生活動作の指標(発生回数、所要時間、開始時刻)をカ
ウントし(ステップ33)、その指標をログに出力する
(ステップ34)。これ以降の体調定義の処理は、第1
の実施形態と同様である。
【0032】本発明の主旨は、生活動作の回数、所要時
間、開始時刻を得点化し、重み付けによる総合評価値か
ら体調を定義することである。実施形態では、 1. 図3や表1によるカテゴリー分類 2. 表2に示すカテゴリーから生活得点への変換 3. 生活得点の重み付けによる体調得点の算出 で説明してきた。
間、開始時刻を得点化し、重み付けによる総合評価値か
ら体調を定義することである。実施形態では、 1. 図3や表1によるカテゴリー分類 2. 表2に示すカテゴリーから生活得点への変換 3. 生活得点の重み付けによる体調得点の算出 で説明してきた。
【0033】しかし、上記主旨からして、下記のような
処理であってもかまわない。
処理であってもかまわない。
【0034】1. カテゴリーは6段階に限定されるも
のではないし、段数を同じにする必然性はない。例え
ば、入浴の発生回数は3段階、入浴の所要時間は4段階
としてもよい。
のではないし、段数を同じにする必然性はない。例え
ば、入浴の発生回数は3段階、入浴の所要時間は4段階
としてもよい。
【0035】2. 生活得点も3段階に限定されるもの
ではないし、段数を同じする必然性はない。例えば、入
浴の発生回数は3段階、入浴の所要時間は4段階として
もよい。また、得点の値も1から3に限定されるもので
はない。ただし、生活得点は重み付けと関係があり、同
じ水準の値として求めることが望ましい。
ではないし、段数を同じする必然性はない。例えば、入
浴の発生回数は3段階、入浴の所要時間は4段階として
もよい。また、得点の値も1から3に限定されるもので
はない。ただし、生活得点は重み付けと関係があり、同
じ水準の値として求めることが望ましい。
【0036】3. カテゴリーを設けることが必須では
ない。主旨は、入力値(入浴の所要時間など)から生活
得点を決めることである。よって、生活得点=関数f
(入力値)のように関数fを定めて、入力値から生活得
点を求められればよい。
ない。主旨は、入力値(入浴の所要時間など)から生活
得点を決めることである。よって、生活得点=関数f
(入力値)のように関数fを定めて、入力値から生活得
点を求められればよい。
【0037】なお、以上説明した体調検知装置1、11
は専用のハードウェアにより実現されるもの以外に、そ
の機能を実現するためのプログラムを、コンピュータを
読み取り可能な記録媒体に記録して、この記録媒体に記
録されたプログラムをコンピュータシステムに読み込ま
せ、実行するものであってもよい。コンピュータ読み取
り可能な記録媒体とは、フロッピー(登録商標)ディス
ク、光磁気ディスク、CD―ROM等の記録媒体、コンピュ
ータシステムに内蔵されるハードディスク装置等の記憶
装置を指す。さらに、コンピュータ読み取り可能な記録
媒体は、インターネットを介してプログラムを送信する
場合のように、短時間の間、動的にプログラムを保持す
るもの(伝送媒体もしくは伝送波)、その場合のサーバ
となるコンピュータシステム内部の揮発性メモリのよう
に、一定時間プログラムを保持しているものも含む。
は専用のハードウェアにより実現されるもの以外に、そ
の機能を実現するためのプログラムを、コンピュータを
読み取り可能な記録媒体に記録して、この記録媒体に記
録されたプログラムをコンピュータシステムに読み込ま
せ、実行するものであってもよい。コンピュータ読み取
り可能な記録媒体とは、フロッピー(登録商標)ディス
ク、光磁気ディスク、CD―ROM等の記録媒体、コンピュ
ータシステムに内蔵されるハードディスク装置等の記憶
装置を指す。さらに、コンピュータ読み取り可能な記録
媒体は、インターネットを介してプログラムを送信する
場合のように、短時間の間、動的にプログラムを保持す
るもの(伝送媒体もしくは伝送波)、その場合のサーバ
となるコンピュータシステム内部の揮発性メモリのよう
に、一定時間プログラムを保持しているものも含む。
【0038】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、発
生回数、所要時間、開始時刻を指標として家庭内各生活
動作(睡眠、入浴、排泄、食事、くつろぎ、廊下の歩
行)を得点化し、それらを重み付けして総合評価値を求
めることで体調を定義することにより、高齢者の普段の
家庭内動作から体調を検知することができ、家庭内事故
を未然に防止する確率が高くなる。
生回数、所要時間、開始時刻を指標として家庭内各生活
動作(睡眠、入浴、排泄、食事、くつろぎ、廊下の歩
行)を得点化し、それらを重み付けして総合評価値を求
めることで体調を定義することにより、高齢者の普段の
家庭内動作から体調を検知することができ、家庭内事故
を未然に防止する確率が高くなる。
【図1】本発明の第1の実施形態の体調検知システムの
構成例を示すブロック図である。
構成例を示すブロック図である。
【図2】第1の実施の形態における体調定義の手順を示
すフローチャートである。
すフローチャートである。
【図3】第1の実施の形態におけるカテゴリー分類図で
ある。
ある。
【図4】本発明の第2の実施形態の体調検知システムの
構成例を示すブロック図である。
構成例を示すブロック図である。
【図5】第2の実施の形態における生活動作定義の手順
を示すフローチャートである。
を示すフローチャートである。
1、11 体調検知装置
2 入力装置
3、13 出力装置
4、14 ネットワーク
5、15 入力部
6、16 ログ保存部
7、17 体調定義部
8、18 出力部
9、19 送信部
121〜12n センサ
20 生活動作定義部
21〜25、31〜34 ステップ
─────────────────────────────────────────────────────
フロントページの続き
(72)発明者 藤野 雄一
東京都千代田区大手町二丁目3番1号 日
本電信電話株式会社内
Fターム(参考) 5C086 AA22 BA04 CA12 CA19 CA25
CB15 CB20 CB24 DA08 DA26
EA40 EA41 EA45 FA06
5C087 AA09 AA24 AA25 BB12 BB74
DD03 DD24 EE16 EE19 FF01
FF04 FF19 GG09 GG11 GG19
GG31 GG70
Claims (7)
- 【請求項1】 特定の個人の家庭内生活動作から該個人
の体調を検知する体調検知方法であって、 各生活動作の発生回数、所要時間、開始時刻を入力する
ステップと、 入力された各生活動作の発生回数、所要時間、開始時刻
をログとして保存するステップと、 前記保存されている、各生活動作の発生回数、所要時
間、開始時を読み込み、これらのデータを、過去の統計
値あるいは予め手入力された基準値に基づいて得点化
し、各得点の重み付けによる総合評価値を求め、該総合
評価値を前記個人の体調を表す指標値とするステップ
と、 前記指標値を出力装置に出力するステップを有する体調
検知方法。 - 【請求項2】 特定の個人の家庭内生活動作から該個人
の体調を検知する体調検知方法であって、 各生活動作を検知する複数のセンサからの信号を入力す
るステップと、 入力されたセンサ信号を保存するステップと、 前記保存されているセンサ信号のログを読み込み、各生
活動作の発生回数、所要時間、開始時刻をカウントし、
カウントした値を各生活動作の指標として保存するステ
ップと、 前記保存されている、各生活動作の指標を読み込み、こ
れらのデータを、過去の統計値あるいは予め手入力され
た基準値に基づいて得点化し、各得点の重み付けによる
総合評価値を求め、該総合評価値を前記個人の体調を表
す指標値とするステップと、 前記指標値を出力装置に出力するステップを有する体調
検知方法。 - 【請求項3】 特定の個人の家庭内生活動作から該個人
の体調を検知する体調検知装置であって、 各生活動作の発生回数、所要時間、開始時刻ログとして
保存するログ保存手段と、 各生活動作の発生回数、所要時間、開始時刻を外部から
入力し、前記ログ保存手段に渡す入力手段と、 前記ログ保存手段に保存されている、各生活動作の発生
回数、所要時間、開始時を読み込み、これらのデータ
を、過去の統計値あるいは予め手入力された基準値に基
づいて得点化し、各得点の重み付けによる総合評価値を
求め、該総合評価値を前記個人の体調を表す指標値とす
る体調定義手段と、 前記指標値を外部の出力装置に出力する出力手段を有す
る体調検知装置。 - 【請求項4】 特定の個人の家庭内生活動作から該個人
の体調を検知する体調検知装置であって、 各生活動作を検知する複数のセンサからの信号を入力す
る入力手段と、 前記入力手段に入力されたセンサ信号を保存するログ保
存手段と、 前記ログ保存手段からセンサ信号のログを読み込み、各
生活動作の発生回数、所要時間、開始時刻をカウント
し、カウントした値を各生活動作の指標として前記ログ
保存手段に保存する生活動作定義手段と、 前記ログ保存手段に保存されている、各生活動作の指標
を読み込み、これらのデータを、過去の統計値あるいは
予め手入力された基準値に基づいて得点化し、各得点の
重み付けによる総合評価値を求め、該総合評価値を前記
個人の体調を表す指標値とする体調定義手段と、 前記指標値を外部の出力装置に出力する出力手段を有す
る体調検知装置。 - 【請求項5】 前記体調を表す指標値をネットワークに
送信する送信手段をさらに有する、請求項3または4に
記載の体調検知装置。 - 【請求項6】 請求項1または2に記載の体調検知方法
をコンピュータに実行させるための体調検知プログラ
ム。 - 【請求項7】 請求項6に記載の体調検知プログラムを
記録した記録媒体。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002070385A JP2003272068A (ja) | 2002-03-14 | 2002-03-14 | 体調検知方法、装置、プログラム、および該プログラムを記録した記録媒体 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002070385A JP2003272068A (ja) | 2002-03-14 | 2002-03-14 | 体調検知方法、装置、プログラム、および該プログラムを記録した記録媒体 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2003272068A true JP2003272068A (ja) | 2003-09-26 |
Family
ID=29200969
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2002070385A Pending JP2003272068A (ja) | 2002-03-14 | 2002-03-14 | 体調検知方法、装置、プログラム、および該プログラムを記録した記録媒体 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2003272068A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN104965996A (zh) * | 2015-07-23 | 2015-10-07 | 济南工程职业技术学院 | 基于贝叶斯公式的年长者生活状态监测推理方法 |
CN116138770A (zh) * | 2023-02-28 | 2023-05-23 | 上海松椿果健康科技有限公司 | 一种居家老人活力指数的评估系统 |
JP7517694B2 (ja) | 2021-01-22 | 2024-07-17 | 学校法人北里研究所 | 活動量計測装置、活動量計測方法およびプログラム |
-
2002
- 2002-03-14 JP JP2002070385A patent/JP2003272068A/ja active Pending
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN104965996A (zh) * | 2015-07-23 | 2015-10-07 | 济南工程职业技术学院 | 基于贝叶斯公式的年长者生活状态监测推理方法 |
JP7517694B2 (ja) | 2021-01-22 | 2024-07-17 | 学校法人北里研究所 | 活動量計測装置、活動量計測方法およびプログラム |
CN116138770A (zh) * | 2023-02-28 | 2023-05-23 | 上海松椿果健康科技有限公司 | 一种居家老人活力指数的评估系统 |
CN116138770B (zh) * | 2023-02-28 | 2023-11-14 | 上海松椿果健康科技有限公司 | 一种居家老人活力指数的评估系统 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US10595767B2 (en) | Apparatus and method for recognizing symptoms of dementia and providing dementia patient management service | |
AU2009305056B2 (en) | Fall detection system | |
US9176932B2 (en) | Method for detecting falls and a fall detector | |
TWI384423B (zh) | 以聲音事件為基礎之緊急通報方法與系統以及行為軌跡建立方法 | |
JP4185846B2 (ja) | 活動状態判断装置、見守り支援システム、及び活動状態判断方法 | |
US20120245479A1 (en) | Physiology Monitoring and Alerting System and Process | |
US7009497B2 (en) | Method of distinguishing the presence of a single versus multiple persons | |
GB2483139A (en) | Determining and notification of an event from received plural sensor data | |
US10438473B2 (en) | Activity monitor | |
JP2020135132A (ja) | 情報処理装置、情報処理方法及びプログラム | |
JP2007114830A (ja) | 非日常性通知装置および非日常性通知システム | |
JP4058310B2 (ja) | 睡眠状態判定装置及び就寝モニタリングシステム | |
JP2019155071A (ja) | 事象予測システム、センサ信号処理システム、事象予測方法及びプログラム | |
CN114098655B (zh) | 一种智能睡眠风险监测方法及系统 | |
JPWO2018151004A1 (ja) | 異変通知システムおよび異変通知方法 | |
EP3234828A1 (en) | Device, system and method for assessing the ability of a person to carry out one or more activities | |
CN113327680A (zh) | 患病风险预警方法、装置、设备及存储介质 | |
EP2644096B1 (en) | Apnea episode determination device | |
Amir et al. | Real-time threshold-based fall detection system using wearable IoT | |
JP2003272068A (ja) | 体調検知方法、装置、プログラム、および該プログラムを記録した記録媒体 | |
WO2020003715A1 (ja) | レポート出力プログラム、レポート出力方法およびレポート出力装置 | |
JP6920986B2 (ja) | 住宅内事故リスク予測報知システム | |
JP6183839B2 (ja) | 行動予測システム、行動予測装置、行動予測方法、行動予測プログラム及び行動予測プログラムを記録した記録媒体 | |
JP6556783B2 (ja) | 異常通報システム及びプログラム | |
JPWO2017170831A1 (ja) | 健康状態推定システム、健康状態推定装置、健康状態推定方法、およびプログラム |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
RD04 | Notification of resignation of power of attorney |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7424 Effective date: 20050610 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20060314 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20060322 |
|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20060719 |