JP2003271964A - 指紋認証方法及び装置 - Google Patents

指紋認証方法及び装置

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JP2003271964A
JP2003271964A JP2002072909A JP2002072909A JP2003271964A JP 2003271964 A JP2003271964 A JP 2003271964A JP 2002072909 A JP2002072909 A JP 2002072909A JP 2002072909 A JP2002072909 A JP 2002072909A JP 2003271964 A JP2003271964 A JP 2003271964A
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Yoshinori Tawara
良則 田原
Seiji Nakayama
征二 中山
Kazuya Fujii
和也 藤井
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Mitsumi Electric Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】本発明の課題は、認証精度を劣化させることな
く、かつ認証速度の高速化が可能となる指紋認証方法及
び装置を提供することである。 【解決手段】上記課題は、1ライン毎に指紋画像のライ
ンデータを読取るラインセンサで採取された認証側のラ
インデータと、該ラインセンサで採取され、あらかじめ
登録された登録側のラインデータとを比較し、互いのラ
インの一致度合いから本人の認証を行う指紋認証方法に
おいて、前記認証側のラインデータを所定の割合で間引
き、間引いた後に注目される該認証側のラインデータと
の一致度合いの高いラインのラインデータを、前記登録
側のラインデータの所定参照領域から探索して求め、こ
の探索した結果に基づいて、前記認証側のラインデータ
が前記登録側のラインデータに対応する本人か否か識別
することを特徴とする指紋認証方法にて解決される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ラインセンサを用
いた指紋認証装置における指紋認証方法及び装置に係
り、詳しくは、本人認証時の認証時間を短縮させること
ができる指紋認証方法及び装置に関する。
【0002】
【従来の技術】例えば、ラインセンサを用いた指紋認証
装置では、認証時にラインセンサでスキャンして読取ら
れた指紋データ(以下、認証側のラインデータと略記)
と、あらかじめ登録されている指紋データ(以下、登録
側のラインデータと略記)とのラインの一致度合いを比
較照合して本人であるかどうかを識別されるので、認証
時にかかるCPUの処理量は抑えられらたものとなって
いる。また、1対1認証の用途に限ることで、安価なC
PUを採用でき、低コストな指紋認証装置となってい
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上述した指紋認証装置
において、例えば、登録側のラインデータと、認証側の
ラインデータのライン数を半減すれば、比較対象となる
ライン数が半減するため、認証時の認証速度は速くなる
が、認証精度が悪くなってしまうといった問題があっ
た。
【0004】本発明は、上記のような問題点に鑑みてな
されたもので、認証精度を劣化させることなく、かつ認
証速度の高速化が可能となる指紋認証方法及び装置を提
供することである。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、本発明は、請求項1に記載されるように、1ライン
毎に指紋画像のラインデータを読取るラインセンサで採
取された認証側のラインデータと、該ラインセンサで採
取され、あらかじめ登録された登録側のラインデータと
を比較し、互いのラインの一致度合いから本人の認証を
行う指紋認証方法において、前記認証側のラインデータ
を所定の割合で間引き、間引いた後に注目される該認証
側のラインデータとの一致度合いの高いラインのライン
データを、前記登録側のラインデータの所定参照領域か
ら探索して求め、この探索した結果に基づいて、前記認
証側のラインデータが前記登録側のラインデータに対応
する本人か否か識別することを特徴としている。
【0006】このような指紋認証法によれば、認証側の
ラインデータのノイズが少なくなる程度の割合で間引い
て、登録側のラインと比較照合するので、本人認証の認
証速度を向上させつつも認証精度が悪くなるのを防ぐこ
とができる。
【0007】また、上記課題を解決するため、本発明
は、請求項2に記載されるように、1ライン毎に指紋画
像のラインデータを読取るラインセンサで採取された認
証側のラインデータと、該ラインセンサで採取され、あ
らかじめ登録された登録側のラインデータとを比較し、
互いのラインの一致度合いから本人の認証を行う指紋認
証装置において、前記認証側のラインデータを所定の割
合で間引くライン間引き手段と、前記間引き手段によ
り、間引いた後に注目される該認証側のラインデータと
の一致度合いの高いラインのラインデータを、前記登録
側のラインデータの所定参照領域から探索して求めるラ
イン比較手段と、この探索した結果に基づいて、前記認
証側のラインデータが前記登録側のラインデータに対応
する本人か否か識別する本人認証手段とを有することを
特徴としている。
【0008】このような構成によれば、認証側のライン
データのノイズが少なくなる程度の割合で間引いて、登
録側のラインと比較照合するので、本人認証の認証速度
を向上させつつも認証精度が悪くなるのを防ぐことがで
きる指紋認証装置を提供することができる。
【0009】また、本発明は、請求項3に記載されるよ
うに、前記指紋認証装置において、前記ライン間引き手
段は、前記認証側のラインデータのなかで注目された2
つのラインのうち、一方のラインを濃度差に基づいて、
破棄することを特徴としている。
【0010】このような構成によれば、2つのラインの
濃度差に応じて、一方のラインを認証に適していないラ
インと判断し破棄するので、本人認証の際の認証速度を
向上させつつも、認証精度を落とさないで済む。
【0011】また、本発明は、請求項4に記載されるよ
うに、前記指紋認証装置において、前記濃度差が少ない
ラインを低コントラストのラインとして破棄することを
特徴としている。
【0012】このような構成によれば、認証側のライン
データの破棄時、低コントラストのラインを破棄するこ
とで、ノイズの少ないデータを認証側のデータとして残
すことができる。その結果、本人認証の際の、認証精度
を悪くしないで済む。
【0013】また、本発明は、請求項5に記載されるよ
うに、前記指紋認証装置において、前記ライン比較手段
は、前記登録側のラインデータの所定参照領域として、
認証側のラインデータ内で注目されたラインの位置と対
応付けられる位置にあるラインと、そのラインから所定
番目に位置するラインまでのラインを当該認証側の注目
されたラインデータとの比較対象ラインとすることを特
徴としている。
【0014】このような構成によれば、着目した認証側
のラインと比較すべき登録側のラインが制限されるの
で、本人認証の際の認証速度を向上させることができ
る。
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づいて説明する。
【0015】図1は、本発明に係る指紋認証方法が適用
される指紋認証システムの構成例を示す図である。この
指紋認証システムは、ユーザの指紋画像を1ライン毎に
走査して読取るラインセンサを具備した指紋認証装置1
00と、ホストコンピュータ200から構成される。指
紋データ登録装置100は、ラインセンサ101で1ラ
イン毎に読取られ採取された指紋データを所定のメモリ
に保存(=登録)する。メモリに保存された指紋データ
は、通信回線を通じてホストコンピュータ200に送ら
れ、ユーザはホストコンピュータ200上の指示にした
がって登録すべき指紋データの選別が行えるようになっ
ている。また、本例の指紋認証システムでは、認証時に
登録された指紋データとの照合がなされ、その照合で正
当とみなされるユーザに限って当該ホストコンピュータ
200の利用を許可するようになっている。
【0016】図2は、図1に示す指紋認証装置100の
概略構成を示すブロック図である。同図に示す指紋デー
タ登録装置100は、ユーザの指紋画像を1ライン毎に
走査して読取るラインセンサ101と、該ラインセンサ
101が出力するアナログのラインデータをアナログデ
ジタルコンバータするA/D(Analog/Digital conver
tor)102と、ラインセンサ101で読取られた指紋
画像の指の輪郭を抽出する制御部(CPU)103と、
メモリ部120とから構成される。メモリ部120は、
ユーザがラインセンサ101に指を乗せスライドさせた
際に、該ラインセンサ101で読取られた指紋データを
瞬時に記憶するSRAM(static random access memor
y)104と、不揮発性メモリで指紋認証アルゴリズム
等のプログラム及び指紋照合用の指紋データを記憶する
領域を備えたフラッシュメモリ(FROM :flash Rea
d Only Memory)105とに分かれて構成される。
【0017】以上の様に構成された指紋認証装置100
について、図3を用いて、以下に本発明に係る指紋認証
方法にしたがって本人認証される処理手順の一例につい
て説明する。図3は、本発明に係る指紋認証方法にした
がって本人認証される処理手順の一例を示すフローチャ
ートである。今、認証を行おうとしている利用者の指紋
がラインセンサ101で読込まれる(S1)と、制御部
103はラインセンサ101から出力された指紋画像の
ラインデータを256段階のグレイスケール(必ずしも
256段階である必要はなく、2段階であっても、10
24段階であってもよい)で取得し、前処理(S2)を
施す。この前処理(S2)は、指のある部分とない部分
では、ラインセンサ101の出力が大きく異なる(指が
ない点では指からの反射がないため、反射した値が小さ
くなる)という性質を利用して指の輪郭線を抽出すると
共に、1指紋画像のラインデータの各ピクセルを2値化
する。
【0018】上記のようにして前処理(S2)が行われ
ると、認証側のラインデータを削減するための処理が次
ステップ(S3)で行われる。この認証側のラインデー
タ削減処理は、具体的には、図4に示す手順にしたがっ
て行われる。同図に示すように、制御部103は、2値
化後の認証側のラインデータを順次読込み(S11)、
その読込んだラインが2本になった時点(S12でYE
S)で、コントラストの低い一方のラインを破棄(S1
3)する。制御部103は、上記の処理を認証側のライ
ンデータ全てにわたって実行して、データ数を半分に削
減する。なお、上記コントラストを求めるための計算式
は、例えば、以下のような式で計算される。
【0019】
【数1】 上記式において、ラインiのコントラストをLi、ラインi
の左から第j番目のピクセルの濃度をPij、1ラインに含
まれるピクセル数をnとする。なお、K, Lの補助変数を
使って和を求める範囲は、上記式に限定されるものでは
ない。また、上記式も本発明の趣旨を逸脱しない範囲で
種々変形することが可能である。
【0020】上記のようにして半減された認証側のライ
ンデータは、図3に戻って、基準ラインの探索処理(S
3)が行われる。この基準ラインの探索処理(S3)
は、認証側のラインデータから取り出されたあるライン
と最も一致するライン(ライン評価値が最大となるライ
ン)を登録側のラインデータの所定参照領域から探索し
て求める処理で、この処理で得られた登録側の基準ライ
ンは後述する総合評価値を求める際の元となるものであ
る。ここで、基準ラインの探索処理の説明を平易にする
ため、登録側の探索範囲においてライン比較される認証
側のラインデータをA番目のラインデータと仮定する。
したがって、制御部103は、このA番目ラインデータ
と最も一致する登録側のラインを探索し、該A番目のラ
インに対して最大のライン評価値を出力した登録側のラ
インを基準ラインとして決定する。制御部103は、基
準ライン決定後、この基準ラインを元にして計算される
総合評価値を用いて本人判定を行う。次に、この総合評
価値を計算するまでの処理の流れについて説明する。
【0021】制御部103は、まず、上記の基準ライン
を元に認証側の各ライン毎の最大となるライン評価値を
求める処理を行う。例えば、認証側のラインデータか
ら、あるラインデータ(本例では、A番目のラインデー
タと仮定する)が抽出されたものとする。制御部103
は、この抽出されたA番目のラインデータと、最もよく
一致するライン(ライン評価値が最大となるライン)を
登録側に設定された領域(以下、拡張領域という)を探
索して求める。本例では、この探索のことを拡張探索と
定義する。図5は、この拡張探索における認証側ライン
と登録側ラインの比較概念を示す図である。制御部10
3は、認証側のA番目のラインデータを読込むと、登録
側の拡張領域にある該A番目の位置に対応付けられるラ
インのラインデータ(B番目のラインデータ)と、その
次の(B+1番目)のラインデータと、その次(B+2番
目)のラインデータと、その次(B+3番目)のライン
データの4つのラインデータと順次比較していき、最も
よく一致するラインを探し出す。この比較結果から、A
番目のラインデータに対して最大となるライン評価値を
求め、所定のメモリに保存する。
【0022】指紋登録時と認証時とのラインセンサ10
1上の指のスライド速度は必ずしも一致しない。そこ
で、本例では、指紋登録時と認証時とのラインセンサ1
01上の指のスライド速度差を相殺させるための適当な
ライン数を「4」としている。本例のように、登録側の
拡張探索の範囲を4ラインと設定することで、指紋登録
時と認証時におけるラインセンサ101上の指のスライ
ド速度差が倍まで変化しても許容されるようになってい
る。
【0023】制御部103は、上記のような拡張探索で
A番目のラインデータに対する最大のライン評価値を求
めた後、次のライン(A+1番目)に注目し、上記同
様、A+1番目の認証側のラインに対する最大のライン
評価値を登録側の拡張探索によって求める。制御部10
3は、このような処理を、認証側のライン全てにわたっ
て実行し、各ラインに対して求められたライン評価値の
和をとって、ライン数で除算して総合評価値を求める。
制御部103は、この総合評価値があらかじめ定められ
た閾値Tより大きい(S5でYES)ければ、本人と
みなし(指紋認証OK)、そうでなければ(S5でN
O)本人とみなさず指紋認証NGとする。
【0024】上述したように、認証側のラインにおい
て、比較対象となる2本のラインのうちの一方が破棄
(コントラストの低い方が破棄)されるため、認証側の
ラインを、半分に減少させることができる。また、低コ
ントラストのラインを破棄することで、認証側のライン
データとして、比較的ノイズの少ないラインデータが残
るようになるため、認証時のライン数が半減しても認証
精度の悪化を避けることができる。
【0025】本実施形態によれば、仮に認証側のライン
数が200(登録側のラインも認証側のラインに見合う
分のライン数があったものと仮定する)あったものとす
ると、登録側と認証側のラインの比較回数は、 100×4=400回 となるので、認証時の処理負担が減り、結果として認証
時間を高速化することが可能である。なお、上記「4」
は図5に示した登録側の拡張探索時に登録側のラインと
比較されるライン数である。一方、本例で示した認証側
のラインデータ破棄がなければ、登録側と認証側のライ
ンの比較回数は、 200×4=800回 となって、の場合と比較し倍の処理時間がかかること
になる。
【0026】次に、この実施の形態に基づいて実際に実
験を行った結果を示す。
【0027】(実験結果)本実験は、ある特定の人一人
の両手の人差し指、中指、薬指の10個づつのデータ計
60個を使用して、本人拒否率と認証時間を求めたもの
である。
【0028】
【表1】 認証側のコントラストの低いラインを破棄しない場合
は、本人拒否率が31.6%で、認証時間が8.9秒で
あった。このことから、本実施形態によれば、認証側の
コントラストの低いラインを破棄しても、本人拒否率を
ほとんど落とさずに、約40%の高速化が可能である。
【0029】上記実施形態では、認証側のA番目のライ
ンデータに対して、登録側のB、B+1、B+2、B+3
番目の4つのラインデータが比較される形態を示した
が、これ以外にも、例えば、図6に示すような登録側と
認証側の比較であってもよい。この場合、登録側の特定
のラインが白か黒に極端に偏って、縞があまりない場合
等、認証側のラインが連続して当該ラインと一致し、指
紋全体ではなく特定の部分だけが一致して、全体の評価
値が高くなるケースがある。そこで、登録側も常に1ラ
イン進めることにすればよいが、そうすると登録側の方
がゆっくり指を動かした時にうまく認証できないことが
予想される。逆に登録側の前回一致したラインとの一致
は2回までと制限することも考えられる。
【0030】また、上記実施形態では、低コントラスト
ラインの破棄の割合を1/2としたが、本発明はこれに
固定されるものではない。例えば、2/3、3/5、4/
9等であっても勿論よい。
【0031】上記例において、制御部103の演算処理
機能がライン間引き手段、ライン比較手段、本人認証手
段に対応する。
【0032】
【発明の効果】以上説明したことから明らかなように本
発明によれば、認証側のラインデータのノイズが少なく
なる程度の割合で間引いて、登録側のラインと比較照合
するので、本人認証の認証速度を向上させつつも認証精
度が悪くなるのを防ぐことができる
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る指紋認証方法が適用される指紋認
証システムの構成例を示す図である。
【図2】本発明に係る指紋認証装置のブロック図であ
る。
【図3】本発明に係る指紋認証方法にしたがって本人認
証される処理手順の一例を示すフローチャートである。
【図4】認証側ラインデータを破棄する処理の一例を示
すフローチャートである。
【図5】拡張探索における認証側ラインと登録側ライン
の比較概念(その1)を示す図である。
【図6】拡張探索における認証側ラインと登録側ライン
の比較概念(その2)を示す図である。
【符号の説明】
100 指紋認証装置 101 ラインセンサ 102 A/D 103 制御部(CPU) 104 SRAM 105 FROM(フラッシュROM) 120 メモリ部 200 ホストコンピュータ 300 通信回線
フロントページの続き (72)発明者 藤井 和也 福岡県飯塚市大字立岩字帯田1049番地 九 州ミツミ株式会社内 Fターム(参考) 5B043 AA04 BA02 EA04 EA07 FA02 GA03 5J104 AA07 AA16 KA01 KA17

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】1ライン毎に指紋画像のラインデータを読
    取るラインセンサで採取された認証側のラインデータ
    と、該ラインセンサで採取され、あらかじめ登録された
    登録側のラインデータとを比較し、互いのラインの一致
    度合いから本人の認証を行う指紋認証方法において、 前記認証側のラインデータを所定の割合で間引き、間引
    いた後に注目される該認証側のラインデータとの一致度
    合いの高いラインのラインデータを、前記登録側のライ
    ンデータの所定参照領域から探索して求め、この探索し
    た結果に基づいて、前記認証側のラインデータが前記登
    録側のラインデータに対応する本人か否か識別すること
    を特徴とする指紋認証方法。
  2. 【請求項2】1ライン毎に指紋画像のラインデータを読
    取るラインセンサで採取された認証側のラインデータ
    と、該ラインセンサで採取され、あらかじめ登録された
    登録側のラインデータとを比較し、互いのラインの一致
    度合いから本人の認証を行う指紋認証装置において、 前記認証側のラインデータを所定の割合で間引くライン
    間引き手段と、 前記間引き手段により、間引いた後に注目される該認証
    側のラインデータとの一致度合いの高いラインのライン
    データを、前記登録側のラインデータの所定参照領域か
    ら探索して求めるライン比較手段と、この探索した結果
    に基づいて、前記認証側のラインデータが前記登録側の
    ラインデータに対応する本人か否か識別する本人認証手
    段とを有することを特徴とする指紋認証装置。
  3. 【請求項3】請求項2記載の指紋認証装置において、 前記ライン間引き手段は、前記認証側のラインデータの
    なかで注目された2つのラインのうち、一方のラインを
    濃度差に基づいて、破棄することを特徴とする指紋認証
    装置。
  4. 【請求項4】請求項3記載の指紋認証装置において、 前記濃度差が少ないラインを低コントラストのラインと
    して破棄することを特徴とする指紋認証装置。
  5. 【請求項5】請求項1記載の指紋認証装置において、 前記ライン比較手段は、前記登録側のラインデータの所
    定参照領域として、認証側のラインデータ内で注目され
    たラインの位置と対応付けられる位置にあるラインと、
    そのラインから所定番目に位置するラインまでのライン
    を当該認証側の注目されたラインデータとの比較対象ラ
    インとすることを特徴とする指紋認証装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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EP2141633A2 (en) 2008-07-04 2010-01-06 Fujitsu Limited Biometric information reading device and biometric information reading method

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