JP2003269338A - ポンプユニット及び容器 - Google Patents

ポンプユニット及び容器

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JP2003269338A JP2002072646A JP2002072646A JP2003269338A JP 2003269338 A JP2003269338 A JP 2003269338A JP 2002072646 A JP2002072646 A JP 2002072646A JP 2002072646 A JP2002072646 A JP 2002072646A JP 2003269338 A JP2003269338 A JP 2003269338A
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    • B05SPRAYING OR ATOMISING IN GENERAL; APPLYING FLUENT MATERIALS TO SURFACES, IN GENERAL
    • B05BSPRAYING APPARATUS; ATOMISING APPARATUS; NOZZLES
    • B05B11/00Single-unit hand-held apparatus in which flow of contents is produced by the muscular force of the operator at the moment of use
    • B05B11/01Single-unit hand-held apparatus in which flow of contents is produced by the muscular force of the operator at the moment of use characterised by the means producing the flow
    • B05B11/10Pump arrangements for transferring the contents from the container to a pump chamber by a sucking effect and forcing the contents out through the dispensing nozzle
    • B05B11/1028Pumps having a pumping chamber with a deformable wall
    • B05B11/1035Pumps having a pumping chamber with a deformable wall the pumping chamber being a bellow

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  • Containers And Packaging Bodies Having A Special Means To Remove Contents (AREA)
  • Closures For Containers (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 移送時などの非使用時において液の流出を防
止することができ、しかもベローズの長期間に亘る圧縮
に起因して操作性が低下するのを防止した、ポンプユニ
ット及び容器を提供する。 【解決手段】 容器本体Yに挿入され容器本体Y内の溶
液を容器本体Y外に吸い出すポンプユニットである。容
器本体Y内に挿入される吸い込みパイプ63と、この吸
い込みパイプ63の上部に連通接続した延び方向に復帰
可能な蛇腹状のベローズ64と、ベローズ64の上部に
接続してベローズ64を伸縮させ、吸い込みパイプ63
を介して容器本体Y内の液をピストンヘッドPより容器
本体Y外に吸い出すピストン部とを備えてなる。ピスト
ン部が、このピストン部によるベローズ64の圧縮をな
させることなくピストンヘッドPが容器本体Y側に被着
可能となるよう、伸縮可能に形成されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば、家庭で使
用される洗髪剤等のポンプ式容器に用いられるポンプユ
ニット及び容器に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、例えば家庭で使用される洗髪剤や
洗剤等を収容するための容器として、ポンプ式の容器が
使用されている。このポンプ式の容器は、容器本体とこ
の容器本体に着脱可能に挿入されるポンプユニットとか
ら構成されている。ポンプユニットは、通常ピストン部
を押圧すると、ピストン部が復帰して液を容器本体から
吸い上げ、次にピストン部を押すとピストン部の吐出口
から液を出すようになっている。
【0003】この種のポンプユニットとしては、例え
ば、特開平10−101115号公報、特開平10−2
11947号公報に示されているように、ピストン部を
押圧すると縮小する蛇腹管が手を離すと再び伸張する復
帰動作を利用して液を蛇腹管内に吸い上げ、更にピスト
ン部を押圧することで蛇腹管を縮小させて蛇腹管内の液
を吐出口から出すものがある。そして、このようなピス
トンの押圧動作、復帰動作に応じて蛇腹管内に液を導
き、あるいは、蛇腹管内から液を吐出するために、蛇腹
管の上流側と下流側とには吸い込み弁と吐出弁とが設け
られている。
【0004】しかしながら、前記従来のポンプユニット
においては、容器が転倒した場合に、吸い込み弁や吐出
弁が開いてしまうと吐出口から液が外部に流れ出てしま
うという問題がある。このような問題を解決するため従
来では、吸い込み弁と吐出弁との少なくとも一方を、ス
リット部を設けた板状の弁として構成し、容器転倒時に
おいて流れ出ようとする液をスリット部で最小限に食い
止めるようにしている。
【0005】図12は、このように少なくとも一方の弁
を、スリット部を設けた板状の弁として構成したポンプ
ユニットの一例を示す図であり、図12において符号Y
は、液状の洗髪剤が収容される容器本体である。この容
器本体Yは合成樹脂で成形され筒上の上部開口部10に
は雄ねじ部11が形成されている。この上部開口部10
の雄ねじ部11には、これに螺合する雌ねじ部12を備
えた合成樹脂製のキャップ13が着脱自在に取り付けら
れ、このキャップ13によりポンプユニットVUが取り
付けられている。
【0006】このポンプユニットVUは容器本体Yの上
部開口部10に容器本体Y内部に向かって取り付けられ
る合成樹脂のケース14と、このケース14に装着され
る合成樹脂製のガイド部材15と、容器本体Y内に挿入
される合成樹脂製のベローズユニット16と、このベロ
ーズユニット16に装着される合成樹脂製のピストン部
とを備えている。前記ケース14は容器本体Yの上部開
口部10の周囲に係止するフランジ部17を有する筒状
の部材で、底部に開口部18を備えている。そして、こ
のケース14の上部内周面には雌ねじ部19が形成さ
れ、ここにガイド部材15が螺合している。
【0007】このガイド部材15は、前記ケース14の
雌ねじ部19に螺合する雄ねじ部20と、この雄ねじ部
20の内側に、ピストン部の吸い出しパイプ21を摺動
自在に挿入する保持部22をそなえている。雄ねじ部2
0と保持部22とは上部で一体となり互いに離反する方
向に付勢されている。また、保持部22及び雄ねじ部2
0の上部は側方に延出して下方に屈曲形成されて前記キ
ャップ13の上面にフランジ部23を延出し、このフラ
ンジ部23により前記キャップ13の抜け方向の移動を
阻止するようになっている。そして、このガイド部材1
5の外周にはロック用ねじ部24が形成され、ピストン
部に設けられたキャップ状の押圧部雌ねじ部26に螺合
して、ピストン部を保管位置でロックするようになって
いる。
【0008】前記ベローズユニット16は、図13に示
すように、前記容器本体Yに挿入され容器本体Yの内部
の溶液を容器本体Y外に吸い出すものである。前記ベロ
ーズユニット16には、容器本体内に挿入され、下端の
吸い込み端32が斜めにカットされた吸い込みパイプ27
が設けられ、この吸い込みパイプ27の上部に、延び方
向に復帰可能な蛇腹状のベローズ28が吸い込みパイプ
27に連通接続されている。前記ベローズ28は、延び
の方向、つまり内部の体積が増加する方向に復帰可能な
合成樹脂製部材で、所定のバネ定数を備え、内部が溶液
収納部となっている。
【0009】また、ベローズ28の上部に前記ピストン
の吸い出しパイプ21が接続される接続部29が一体成
形され、前記ベローズ28の上流、つまり吸い込みパイ
プ27とベローズ28との間に、容器本体Yからベロー
ズ28内への溶液の流入のみを許容する弁Bが設けら
れ、一方、ベローズ28の下流、つまりベローズ28と
接続部29との間にベローズ28内からピストン部の吸
い出しパイプ21側への溶液の流出のみを許容する逆止
弁Gが設けられている。そして、この逆止弁Gの下流に
後述するスリットプレート29が設けられている。
【0010】前記弁Bは吸い込みパイプ27とベローズ
28とに一体成形された弁室30を備え、逆止弁Gは上
記吸い出しパイプ21の接続部29とベローズ28とに
一体成形された弁室31を備え、各弁室30、31内に
は、吸い込みパイプ27の吸い込み端32あるいは上記
吸い出しパイプ21の接続部29の端部から挿入可能な
弁体33が挿入されている。ここで、この弁体33は合
成樹脂製からなる球形の部材であるが、各開口部Kを閉
塞できれば、おわん型や、半球状等であってもよく、そ
の形状は限定されるものではない。
【0011】ここで、図14に示すように、弁Bの吸い
込みパイプ27と開口部Kとの間には突条34が形成さ
れ、吸い込みパイプ27の吸い込み端32から挿入され
る弁体33をある程度の力で挿入しないと押し込めず、
かつ、弁体33の抜けを防止するようになっている。そ
して図13に示すようにこれら弁B又は逆止弁Gには、
その下流であって弁室30、31内に弁体33の浮き上
がり防止用の突起部35が形成されるものである。この
突起部35も弁B、逆止弁Gを形成する場合に同時成形
されるものである。なお、弁体33の浮き上がりを防止
できれば、この突起部35に代えて弁室30、31自体
の断面形状を弁体33が浮き上がらないような形状、例
えば、楕円、四角形、三角形等の異形断面にすることも
可能である。
【0012】ここで、弁Bとベローズ28下部との境界
部分には前記ケース14の開口部18(図12に示す)
に係止するくびれ部36が形成され、前記ケース14に
対してベローズ28、つまりベローズユニット16を係
止してベローズ28が圧縮された場合に、これを下側か
ら支持できるようになっている。一方、前記逆止弁Gと
吸い出しパイプ21の接続部29との境界部分には段差
部37が形成され、この段差部37が前述したガイド部
材15の保持部22の下端に係止して、延び方向に変移
するベローズ28の上方部の移動を阻止するストッパー
として機能している。このように構成された吸い込みパ
イプ27、弁B、ベローズ28、逆止弁G、接続部29
等が、ブロー成形により一体で成形され、各弁体33が
弁B及び逆止弁Gの弁室30、31に押し込まれて、ベ
ローズユニット16が構成されている。
【0013】図15に示すように、前記吸い出しパイプ
21の接続部29の端部には、接続部29の端部と吸い
出しパイプ21の差込部38に形成された段差部Dとの
間に、スリットプレート(プレート)39が介装されて
いる。なお、このスリットプレート39を接続部29に
対して取り付ける場合には、そのまま挿入するだけでも
よいが、接着、溶着、熱かしめ等様々な方法でこれを取
り付けることができる。
【0014】上記スリットプレート39は、接続部29
と吸い出しパイプ21とでその周囲を挟持され弾性力を
有する薄板状の部材で、中央寄りの薄肉部40には図1
6に示すように一字状のスリット(絞り部)Sが形成さ
れている。前記薄肉部40は周囲からアール部Rにより
漸次薄く形成され、部品の性質上繰り返し荷重にたいし
ても応力集中が起きないようになっている。このスリッ
トSで分断された2つの部分S1,S2が溶液の圧力に
より、鎖線で示すように弾性変形して撓むことができる
ようになっており、溶液の圧力が上記2つの部分S1、
S2の弾性力を上回ったときに溶液を一気に吐出するよ
うになっている。また、この2つの部分S1、S2の弾
性力は容器本体Bが倒れ、弁Bと逆止弁Gが開いたとき
には撓まず、溶液がスリットSから流れ出るのを防止で
きる程度に、薄肉部40の板厚、スリットSの長さが設
定されている。
【0015】そして、図12に示すように構成されたベ
ローズユニット16の上部の接続部29に、ガイド部材
15に対して摺動自在なL字形状のピストン部の吸い出
しパイプ21の差込部38が外側から圧入され、このピ
ストンがベローズユニット16に取り付けられポンプユ
ニットVUが組み立てられている。ここで吸い出しパイ
プ21の屈曲部には、前述したキャップ状の押圧部25
が形成され、押圧部25において屈曲する吸い出しパイ
プ21の水平に延びる端末42がやや斜め下方へ屈曲
し、吐出端43で開口している。この押圧部25と吸い
出しパイプ21とで構成されたピストン部の押圧部25
を押圧することで、下部がケース14に規制されたベロ
ーズ28を押し縮め容器本体Y内の溶液を吸い出すので
ある。
【0016】上記例の作用を説明する。図12に示すよ
うに、ベローズ28内に溶液がない状態では、ピストン
部の押圧部25を下側に押すと、図17に示すようにベ
ローズ28が圧縮されるのにともない、ベローズ28内
の空気が押し出されるので、弁Bの弁体33は開口部K
を閉じるるが、中の空気を吐き出そうと逆止弁Gの弁体
33は開口部Kを開き、空気をピストン部の吸い出しパ
イプ21から吐き出す。そして、ピストン部の押圧部2
5をはなすと、ベローズ28は延び方向に復帰しようと
するのでベローズ28内は負圧になる。すると、逆止弁
Gの弁体33は図12中鎖線に示すように開口部Kを開
いて容器本体Yからベローズ28内へと溶液を吸い込
み、ベローズ28内に満たされる(図12の状態)。
【0017】次に、図18に示すように再度ピストン部
の押圧部25を押すとベローズ28内の溶液は、弁Bの
弁体33が開口部Kを閉塞することにより容器本体Y側
への移動を阻止されるため、圧縮されるベローズ28に
より溶液は逆止弁Gの弁体33を押し上げ開口部Kを開
いて押し出される。そして、押し出されたピストン部内
の溶液は、弁Bにより容器本体Yへは逆流せずピストン
部の吸い出しパイプ21を経て、吐出端43から外へ押
し出される。
【0018】ここで、図18に示すように、溶液が逆止
弁Gを開いて吸い出しパイプ21から出ようとするとき
には、スリットプレート39の部分において、スリット
Sで分断された2つの部分S1、S2がスリットSの開
口面積を拡大する方向に圧力を受ける。そして、溶液の
圧力が上記各部分S1、S2の弾力性を上回った場合
に、上記2つの部分S1、S2が同図に示すように弾性
変形して溶液を一気に吐出することが可能になるため、
溶液を一度にすばやく吸い出すことができる。また、こ
のポンプユニットVUを取り付けた容器が倒れた場合に
弁Bと逆止弁Gが開いても、このスリットプレート39
により溶液の外部への流出を阻止することができるメリ
ットがある。なお容器が転倒してない場合に、ベローズ
28内の圧力が上昇することが原因で、ベローズ28内
の溶液が押し出されようとしても、スリットプレート3
9によりこれを防止できるため、容器が転倒していない
状態での吐出端43からの溶液の流出も防止できる。
【0019】したがって、溶液が吸い出しパイプ21の
端部42の吐出端43で流出を起すことがなく、使用し
易いというメリットがある。また、容器転倒時を考慮し
て、このスリットプレートSで分断された2つの部分S
1、S2の弾性力をスリットプレート39の薄肉部40
の板厚やスリットSの長さで調整することが可能となる
ため、設計の自由度が高い。
【0020】ここで、図19は、容器の使用前での移送
時などにおける保存状態を示すものであり、この保存状
態では、前述したようにピストン部の押圧部25の雌ね
じ部26をガイド部材15のロック用ねじ部24に螺合
するため、このときピストン部の押し込みストロークは
最大となる。そして、このように保管時においては、こ
れ以上ピストン部は押し込まれることがないため、ピス
トン部の押圧による溶液の流出がなく、またこのような
保管状態で容器が転倒した場合にも、前述したようにス
リットプレート39によって溶液の流出が防止されたも
のとなっている。
【0021】
【発明が解決しようとする課題】ところで、このような
容器では、前記の保存時として、例えば製品の出荷時な
どにおける移送時などでは、梱包上のロスがないよう
に、図19に示したようにピストン部を押し下げた状態
で梱包するのが普通である。しかしながら、このように
ピストン部を長時間押し下げ、ベローズ28を圧縮させ
た状態のままでいると、ベローズ28がへたってしまう
ことにより、使用時、ピストン部によるベローズ28の
圧縮を解除しても、ベローズ28が充分に復帰せず、そ
の結果溶液を充分吸い込むことができず、操作性が著し
く低下してしまうといった不都合を生じてしまうことが
ある。
【0022】本発明は前記事情に鑑みてなされたもの
で、その目的とするところは、移送時などの非使用時に
おいて液の流出を防止することができ、しかもベローズ
の長期間に亘る圧縮に起因して操作性が低下するのを防
止した、ポンプユニット及び容器を提供することにあ
る。
【0023】
【課題を解決するための手段】本発明のポンプユニット
では、容器本体に挿入され容器本体内の溶液を容器本体
外に吸い出すポンプユニットにおいて、容器本体内に挿
入される吸い込みパイプと、この吸い込みパイプの上部
に連通接続した延び方向に復帰可能な蛇腹状のベローズ
と、ベローズの上部に接続してベローズを伸縮させ、前
記吸い込みパイプを介して容器本体内の液をピストンヘ
ッドより容器本体外に吸い出すピストン部とを備えてな
り、前記ピストン部が、該ピストン部によるベローズの
圧縮をなさせることなく前記ピストンヘッドが容器本体
側に被着可能となるよう、伸縮可能に形成されているこ
とを前記課題の解決手段とした。
【0024】このポンプユニットによれば、ピストン部
が、該ピストン部によるベローズの圧縮をなさせること
なくピストンヘッドが容器本体側に被着可能となるよ
う、伸縮可能に形成されているので、移送時などの非使
用時において、ピストン部を、ベローズの圧縮をなさせ
ることなく縮めてピストンヘッドを容器本体側に被着さ
せることにより、液の流出が防止され、またベローズの
長期間に亘る圧縮に起因して操作性が低下するのも防止
される。
【0025】また、このポンプユニットにおいては、前
記ピストン部が、ベローズの上部に連通接続する吸い出
しパイプと、この吸い出しパイプに対して移動可能に挿
通してこれに連通するプランジャーと、このプランジャ
ーに連通接続するピストンヘッドとを備えてなり、前記
吸い出しパイプとプランジャーとの間に、ベローズの圧
縮をなさせることなくピストンヘッドが容器本体側に被
着する状態においてこれら吸い出しパイプとプランジャ
ーとの相対的な移動を停止させる、固定機構が設けられ
ているのが好ましい。
【0026】このようにすれば、固定機構によって吸い
出しパイプとプランジャーとの相対的な移動が確実に停
止し、ベローズの圧縮をなさせることなくピストンヘッ
ドが容器本体側に被着するようになるので、容器本体内
の液の流出が確実に防止され、またベローズの長期間に
亘る圧縮に起因して操作性が低下するのも確実に防止さ
れる。
【0027】本発明の容器では、前記ポンプユニットを
備えたことを前記課題の解決手段とした。この容器によ
れば、前記ポンプユニットを備えたことにより、液の流
出が防止され、またベローズの長期間に亘る圧縮に起因
して操作性が低下するのも防止されたものとなる。
【0028】
【発明の実施の形態】以下、本発明を詳しく説明する。
図1及び図2は本発明のポンプユニット及び容器を示す
もので、これらの図において符号Yは液状の洗髪剤が収
容された容器本体である。この容器本体Yは合成樹脂で
成形され筒上の上部開口部50には雄ねじ部51が形成
されている。この上部開口部50の雄ねじ部51には、
これに螺合する雌ねじ部52を備えた合成樹脂製のキャ
ップ53が着脱自在に取り付けられ、このキャップ53
によりポンプニットVUが取り付けられている。
【0029】このポンプユニットVUは容器本体Yの上
部開口部50に容器本体Y内部に向かって取り付けられ
る合成樹脂製ケース54と、このケース54に装着され
る合成樹脂製のガイド部材55と、容器本体Y内に挿入
される合成樹脂製のベローズユニット56と、このベロ
ーズユニット56に装着される合成樹脂製のピストン部
とを備えている。なお、ピストン部は、ピストンヘッド
Pと、このピストンヘッドPと一体に形成されてこれに
連通接続するプランジャー66と、このプランジャー6
6を移動可能に挿通させてこれに連通する吸い出しパイ
プ61とからなっている。前記ケース54は容器本体Y
の上部開口部50の周囲に係止するフランジ部57を有
する筒状の部材で、底部に開口部58を備えている。そ
して、このケース54の上部内周面には雌ねじ部59が
形成され、ここにガイド部材55が螺合している。
【0030】このガイド部材55は、前記ケース54の
雌ねじ部59に螺合する雄ねじ部60と、この雄ねじ部
60の内側に、ピストン部の吸い出しパイプ61を摺動
自在に挿入する保持部62を備えている。雄ねじ部60
と保持部62とは上部で一体となり互いに離反する方向
に付勢されている。
【0031】前記ベローズユニット56は、前記容器本
体Yに挿入され容器本体Yの内部の溶液を容器本体Y外
に吸い出すものである。前記ベローズユニット56に
は、容器本体Y内に挿入され、下端の吸い込み端が斜め
にカットされた吸い込みパイプ63が設けられ、この吸
い込みパイプ63の上部に、延び方向に復帰可能な蛇腹
状のベローズ64が吸い込みパイプ63に連通接続され
ている。前記ベローズ64は、延びの方向、つまり内部
の体積が増加する方向に復帰可能な合成樹脂製部材で、
所定のバネ定数を備え、内部が溶液収納部となってい
る。
【0032】また、ベローズ64の上部に前記ピストン
部の吸い出しパイプ61が接続される接続部65が一体
成形され、前記ベローズ64の上流、つまり吸い込みパ
イプ63とベローズ64との間に、容器本体Yからベロ
ーズ64内への溶液の流入のみを許容する弁Bが設けら
れ、一方、ベローズ64の下流、つまりベローズ64と
接続部65との間にベローズ64内からピストン部の吸
い出しパイプ61側への溶液の流出のみを許容する逆止
弁Gが設けられている。なお、この実施形態では、図1
2〜図19に示した例における球状の弁体33に代え
て、円錐状の弁体33’を用いているが、弁体の形状が
相違しても弁の本質的な機能に変わるところがないのは
云うまでもない。
【0033】前記ガイド部材55の保持部62に挿入さ
れる前記吸い出しパイプ61は、その中央部は拡開され
その下端が前記ベローズ64の接続部65に接続され、
この吸い出しパイプ61内を摺動するプランジャー66
が吸い出しパイプ61内に摺動自在(移動可能)に挿入
されている。前記吸い出しパイプ61の上方部の内側に
は、図2、図3に示すように溝61aが形成されてい
る。また前記プランジャー66の下端には膨出部66a
が形成されている。このプランジャー66の膨出部66
aは、前記吸い出しパイプ61に形成されている溝61
aに嵌合したり、嵌合状態から離れることができるもの
である。
【0034】そして、容器を例えば製品の出荷時などに
おける移送時などにおいて梱包する場合、図4に示すよ
うに、前記ピストンヘッドPを押し下げると、このピス
トンヘッドPと一体のプランジャー66が前記吸い出し
パイプ61内を摺動しながら下方へ移動する。この時、
プランジャー66の下端に形成されている膨出部66a
は、図4に示すように、プランジャー66を縮径させる
ように弾性変形し、前記吸い出しパイプ61に形成され
た溝61aを乗り越えることができる。この溝61aを
乗り越えた前記プランジャー66は、図4に示すように
前記吸い出しパイプ61内の下側に形成された別の溝ま
たは係合部(図示せず)に係合し、これによって吸い出
しパイプ61内に格納される。ここで、このようなプラ
ンジャー66の下端に形成されている膨出部66aと、
吸い出しパイプ61内の下側に形成された溝または係合
部とにより、本発明における固定機構が構成されてい
る。
【0035】このように、吸い出しパイプ61内にプラ
ンジャー66を収納した状態で各部品を組み立てること
により、ベローズ64を圧縮してこれを収縮させること
なく、ピストンヘッドPを容器の口すなわち容器本体側
に螺合(被着)させることにより、ピストンヘッドPを
押し下げた状態に固定することができる。その結果全体
の長さが短くなって上方への突出量が減少するため、梱
包上の収容効率のロスを阻止することができる。また、
このようにプランジャー66が吸い出しパイプ61内に
押し込まれることにことにより、ピストンヘッドPを押
し下げた分がこの押し込み長さに吸収され、これによっ
てベローズ64の変形が防止される。したがって、ベロ
ーズ64は弾性変形状態で維持されることにより、その
弾性力が損なわれることがなく、その結果、ベローズ6
4の復帰に支障が生じることが確実に防止される。
【0036】また容器を使用するときは、図2に示すよ
うに、ピストンヘッドPを引き上げると、このピストン
ヘッドPと一体のプランジャー66が前記吸い出しパイ
プ61内を上方へ摺動する。このプランジャー66の上
方への摺動により、プランジャー66の膨出部66a
は、前記吸い出しパイプ61の内側に形成された溝61
aに弾性的に入り込み、膨出部66aが溝61aと嵌合
する。この嵌合した状態でピストンヘッドPを押圧すれ
ば、プランジャー66、吸い出しパイプ61が一体に下
がってベローズ64を圧縮することができる。この使用
状態では、プランジャー66を押し下げても通常のポン
プとして使用する場合の圧縮により生じるベローズ64
のばね力に打ち勝つような嵌合状態にしておけば、この
嵌合状態が外れることはない。
【0037】なお、図4に示すように吸い出しパイプ6
1内にプランジャー66を予め収容しておくのではな
く、吸い出しパイプ61とプランジャー66とを一旦嵌
合状態(通常のポンプの使用が可能な状態)にした後、
梱包のためにプランジャー66を吸い出しパイプ61内
へ押し込もうとする場合、通常の吸い出し動作より大き
なストロークでベローズ64を圧縮することととし、こ
の圧縮によりベローズ64に生じる弾性力(ポンプとし
て使用する場合より大きな力)によって前記嵌合状態が
外れるように膨出部66aと溝61aとの嵌合状態を設
定するようにしてもよい。このような方式においても、
前述の場合と同様に、プランジャー66が吸い出しパイ
プ61内に図12に示す如く収納され、したがって、ベ
ローズ64を圧縮することなく、ピストンヘッドPを容
器の口に固定して、梱包効率を高めることができる。
【0038】また、本発明における固定機構としては、
前述したようなプランジャー66の下端に形成されてい
る膨出部66aと、吸い出しパイプ61内の下側に形成
された溝または係合部との無理嵌め方式に代えて、種々
の構成を採用することが可能である。例えば、プランジ
ャー66と吸い出しパイプ61とのうちの一方に凸部を
形成し、他方に凹部または切欠を形成し、プランジャー
66および吸い出しパイプ61を相対的に回動させるこ
とにより、前記凸部を凹部または切欠に係合させ、これ
によってプランジャー66と吸い出しパイプ61との相
対的な移動を停止させる回動方式を採用してもよい。
【0039】また、プランジャー66と吸い出しパイプ
61とのうちの一方に雄ねじを形成し、他方に雌ねじを
形成し、これらを螺合させることにより、その伸縮を可
能にすると同時に、プランジャー66と吸い出しパイプ
61との相対的な移動を停止させる螺子方式を採用して
もよい。なお、この場合の相対的な移動の停止とは、回
転力を与えない状態において移動が停止されていること
を意味している。すなわち、人為的でない通常の外力で
はプランジャー66と吸い出しパイプ61との間に回転
力が与えられないことから、ねじによる螺着状態は本発
明においては部材間(プランジャー66と吸い出しパイ
プ61との間)の移動が停止されているものとする。こ
のような回転方式、あるいは螺子方式を固定機構として
採用した場合、この固定機構によってピストンヘッドP
を容器の口(容器本体側)に被着した状態で固定するこ
とも可能となる。その場合には、ピストンヘッドPにね
じ部を形成し、このピストンヘッドPを螺合によって容
器の口(容器本体側)に固定する必要がなくなることか
ら、ピストンヘッドPへのねじ部の形成は不要となる。
【0040】図5に示すものは、横断面がC形をなすカ
ラーを使用し、このC形カラーを使用時に嵌め込み、梱
包時には取り外すようにしたものである。図6はこのC
形カラーの説明図で、C形カラー67は、円筒形をな
し、前記プランジャー66を外側から覆合し易くするた
めに、円筒の一部は切断され切断部67aが形成された
C形状で弾性をもたせている。
【0041】図5に示すように、この容器を使用すると
きには、前記プランジャー66をC形カラー67で覆合
しながら、このC形カラー67を前記吸い出しパイプ6
1と前記ピストンヘッドPとの間に嵌合させる。この嵌
合した状態でピストンヘッドPを押圧すると、C型カラ
ー67が存在するため、前記プランジャー66、吸い出
しパイプ61が互いに摺動することができない。したが
って、ピストンヘッドPを押し下げることにより、吸い
出しパイプ61が押し下げられてベローズ64(図1参
照)を圧縮することができる。これに対して、この容器
を梱包する場合は、図7に示すように、前記プランジャ
ー66からC形カラー67を取り離せば、プランジャー
66は吸い出しパイプ61内を摺動して下方へ降下し前
記吸い出しパイプ61内に格納される。そして、この状
態でキャップ53を容器の口にねじ込むことにより、格納
状態で固定することができる。
【0042】図8に示されたものは、T形ストッパーを
使用したもので、このT形ストッパーを使用時にはピス
トンヘッドP内のシリンダー部70へ挿入されて嵌合
し、梱包時にはピストンヘッドPから離脱するようにし
たものである。図9はこのT形ストッパーをピストンヘ
ッドPに取り付けた状態における説明図で、T形ストッ
パー68は、前記ピストンヘッドPの頂面上に位置する
円盤68aと、この円盤68aの中央部から垂下されて
設けられている溶液流入空間68bとを有している。こ
の溶液流入空間68bの上部に溶液流出口68cが形成
され、容器本体Yから溶液流入空間68bを上昇してき
た溶液はこの溶液流出口68cを経てピストンヘッドP
の開口部42aに連通されて、外部に突出される。
【0043】また溶液流入空間68bの下方表面を嵌合
突起68dが取巻いて設けられている。この嵌合突起6
8dは、図10に示すように、前記ピストンヘッドPに
形成されている嵌合溝69に圧入的に係合することによ
り、T形ストッパー68が前記ピストンヘッドPから抜
けるのを防止している。さらに前記円盤68a下面に突
起68eが突設され、この突起68eが前記ピストンヘ
ッドPとT形ストッパー68とを回転方向へ互いに位置
決めすべく係合している。すなわち、この突起68eを
ピストンの上面の凹部へはめ込むことにより、両者が連
結されるとともに、内部の溶液流入空間68bの溶液流
出口68cと開口部42aとを相対的に位置決めして、
溶液が流通することができる。また、容器を梱包する場
合には、前記T形ストッパー68をピストンヘッドPか
ら取り外せば良い。すなわち、T形ストッパーを外せ
ば、図11に示すように、前記吸い出しパイプ61がシ
リンダー70内に収容され、したがって、吸い出しパイ
プ61が押し下げられてベローズ64を圧縮することが
ない。
【0044】そして容器使用時においては、このような
構成のT形ストッパー68を、図8に示すように、前記
ピストンヘッドPのシリンダー70へ挿入し、T形スト
ッパー68の溶液流入管68bの下端を前記吸い出しパ
イプ61の上端に載置させた状態で、T形ストッパー6
8の円盤68aを下方へ押圧すれば、吸い出しパイプ6
1を介してベローズ64を圧縮することができる。
【0045】
【発明の効果】以上説明したように本発明のポンプユニ
ットによれば、ピストン部が、該ピストン部によるベロ
ーズの圧縮をなさせることなくピストンヘッドが容器本
体側に被着可能となるよう、伸縮可能に形成されている
ので、移送時などの非使用時において、ピストン部を、
ベローズの圧縮をなさせることなく縮めてピストンヘッ
ドを容器本体側に被着させることにより、液の流出を防
止することができ、またベローズの長期間に亘る圧縮に
起因して操作性が低下するのも防止することができる。
【0046】本発明の容器によれば、前記ポンプユニッ
トを備えたことにより、液の流出を防止することがで
き、またベローズの長期間に亘る圧縮に起因して操作性
が低下するのも防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の容器の一実施形態例を示す図であ
り、ポンプユニットを装着した全体断面図である。
【図2】 図1に示したポンプユニットの容器の使用時
の断面図である。
【図3】 図2における一部断面説明図である。
【図4】 図1に示したポンプユニットの容器の梱包時
の断面図である。
【図5】 ポンプユニットの容器の他の例の使用時の断
面図である。
【図6】 C形カラーの斜視図である。
【図7】 図5に示した容器の梱包時の断面図である。
【図8】 ポンプユニットの容器の他の例の使用時の断
面図である。
【図9】 T形ストッパーの斜視図である。
【図10】 図8に示した容器の一部断面図である。
【図11】 図8に示した容器の梱包時の断面図であ
る。
【図12】 従来の容器の一例の全体断面図である。
【図13】 図12に示した容器のベローズユニットの
全体断面図である。
【図14】 図12に示した容器の弁の弁室の拡大断面
図である。
【図15】 図12に示した容器のスリットプレート付
近の断面図である。
【図16】 図12に示した容器のスリットプレートの
スリットの形状を示す説明図である。
【図17】 図12に示した容器のピストン部下降時の
全体断面図である。
【図18】 図12に示した容器の溶液吐出時の全体断
面図である。
【図19】 図12に示した容器の保管時における全体
断面図である。
【符号の説明】
61…吸い出しパイプ、61a…溝、63…吸い込みパ
イプ、64…ベローズ、66…プランジャー、66a…
膨出部、Y…容器本体、P…ピストンヘッド
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 3E014 PA01 PB03 PC03 PD11 PE08 PF10 3E084 AA04 AB01 BA02 DA01 DB12 LC01 LC06 LD23 LD25 LD26 3H077 AA01 BB03 CC03 CC07 DD04 EE23 EE26 FF43

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 容器本体に挿入され容器本体内の溶液を
    容器本体外に吸い出すポンプユニットにおいて、 容器本体内に挿入される吸い込みパイプと、 この吸い込みパイプの上部に連通接続した延び方向に復
    帰可能な蛇腹状のベローズと、 ベローズの上部に接続してベローズを伸縮させ、前記吸
    い込みパイプを介して容器本体内の液をピストンヘッド
    より容器本体外に吸い出すピストン部とを備えてなり、 前記ピストン部が、該ピストン部によるベローズの圧縮
    をなさせることなく前記ピストンヘッドが容器本体側に
    被着可能となるよう、伸縮可能に形成されていることを
    特徴とするポンプユニット。
  2. 【請求項2】 前記ピストン部は、ベローズの上部に連
    通接続する吸い出しパイプと、この吸い出しパイプに対
    して移動可能に挿通してこれに連通するプランジャー
    と、このプランジャーに連通接続するピストンヘッドと
    を備えてなり、 前記吸い出しパイプとプランジャーとの間には、ベロー
    ズの圧縮をなさせることなくピストンヘッドが容器本体
    側に被着する状態においてこれら吸い出しパイプとプラ
    ンジャーとの相対的な移動を停止させる、固定機構が設
    けられていることを特徴とする請求項1記載のポンプユ
    ニット。
  3. 【請求項3】 前記請求項1又は2に記載のポンプユニ
    ットを備えたことを特徴とする容器。
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WO2023248617A1 (ja) * 2022-06-21 2023-12-28 株式会社パックプラス プッシュポンプおよび包装容器

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