JP2003269313A - 水車又はポンプ水車のキャビテーション壊食回避運転方法及びキャビテーション壊食量推定方法並びにそのプログラム - Google Patents
水車又はポンプ水車のキャビテーション壊食回避運転方法及びキャビテーション壊食量推定方法並びにそのプログラムInfo
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Abstract
ン壊食の発生を回避する運転方法及びキャビテーション
壊食量の推定方法並びにそのプログラムを提供する。 【解決手段】 水車の実機、相似模型又は類似模型を使
用した衝撃試験に基き、各運転状態におけるキャビテー
ション強さIのデータベースを作成しておく。このデー
タベースを使用して、水車の運転状態におけるキャビテ
ーション強さを評価することが可能となる。従って、水
車のキャビテーション壊食量を推定し、キャビテーショ
ン壊食を回避しつつ水車を運転することが可能となる。
Description
食回避運転装置、並びにキャビテーション壊食量推定方
法及びプログラムに係り、特に、水車又はポンプ水車に
おけるキャビテーション壊食の発生を回避することので
きるキャビテーション壊食回避運転方法及び水車及びポ
ンプ水車に発生するキャビテーション壊食量の推定方法
並びにそのプログラムに関する。
キャビテーションにより翼表面に壊食が発生することは
周知である。
と、翼を孔が貫通し、水力機械としての機能が損なわれ
てしまう。
に評価する方法の開発が望まれていたが、米国EPRI
(Electric Power Research Institute)により水力機
械の1つであるポンプに対して、ポンプの実機、相似模
型又は類似模型による実験で得られるキャビテーション
長さに基づいて、ポンプのキャビテーション壊食量を定
量的に評価する方法が提案されている。
法にあっては実機、相似模型又は類似模型による実験に
よりキャビテーション長さを測定することが必要である
だけでなく、ポンプと同じく水力機械である水車(ポン
プ水車を含む)のキャビテーション壊食の定量的な評価
方法は確立していない。
し高さ(水車出口の水位)、落差及び水流量に関しては
制限が存在するものの、キャビテーション壊食回避のた
めの明確な制限は存在せず、例えば経験的に水車効率が
低下し始める臨界キャビテーション係数σc の約1.4
倍をプラントキャビテーション係数σp と規定して水車
運転の目安としていた。
キャビテーション壊食を定量的に評価して水車寿命を延
長すること、及びそれまでのキャビテーション壊食量に
基づいて補修計画を立案することは不可能であった。
って、水車及びポンプ水車のキャビテーション壊食の発
生を回避することのできる運転方法及びキャビテーショ
ン壊食量の推定方法並びにそのプログラムを提供するこ
とを目的とする。
はポンプ水車のキャビテーション壊食回避運転方法は、
水車又はポンプ水車の実際の運転状態における状態量を
取得する運転状態量取得段階と、運転状態量の関数であ
るキャビテーション強さ関数を使用して運転状態量取得
段階で取得された運転状態量に対応するキャビテーショ
ン強さを算出するキャビテーション強さ算出段階と、キ
ャビテーション強さ算出段階で算出されたキャビテーシ
ョン強さが正であるときには、キャビテーション強さを
零以下とする新運転状態量を決定する新運転状態量決定
段階を有する。
運転状態に対応してキャビテーション強さが算出され、
キャビテーション強さが特定レベル以上であればキャビ
テーション強さを特定レベル以下とする新たな運転状態
が決定される。
ャビテーション壊食量推定方法は、水車又はポンプ水車
の実際の運転状態における状態量を取得する運転状態量
取得段階と、運転状態の予め定められたキャビテーショ
ン強さ関数を使用して運転状態量取得段階で取得された
運転状態量に対応するキャビテーション強さを算出する
キャビテーション強さ算出段階と、キャビテーション強
さ算出段階で算出されたキャビテーション強さに基づい
てキャビテーション壊食速度を算出するキャビテーショ
ン壊食速度算出段階と、キャビテーション壊食速度算出
段階で算出されたキャビテーション壊食速度に評価時間
を乗算してキャビテーション壊食量を算出するキャビテ
ーション壊食量算出段階と、キャビテーション壊食量算
出段階で算出されたキャビテーション壊食量を前評価時
間までの積算壊食量に加算して積算壊食量を更新する積
算壊食量更新段階を有する。
運転状態に対応してキャビテーション強さが算出され、
キャビテーション強さに基き壊食量が評価される。
あって、高所にある貯水池11に貯水されている水は水
圧管路12によって発電所に導かれる。
弁13を介して水車(又はポンプ水車)15に導かれ、
ガイドベーン14を通過後、水車ランナ18を回転駆動
する。そして、水車からの放水は吸出し管16を介して
放水池17に導かれる。なお水車ランナ18に供給され
る水量はガイドベーン14により制御される。
キャビテーション壊食の定量的評価に使用するデータベ
ースを作成するために、実機、相似模型又は類似模型を
使用して衝撃圧試験を行う。
って、センサ21は水車15のランナ又は流水部表面に
加わる衝撃圧の圧力を検出するものであって、ランナ表
面又は流水部に設置される衝撃圧力センサである。なお
センサとしてはランナが回転する水路中に挿入された水
中マイクロフォンあるいはランナ表面に設置されたAE
(アコースティック・エミッション)センサも使用する
ことができる。
は、HPF(ハイ・パス・フィルタ)22を介して波高
弁別器23及び計数器24に導かれ、所定時間(例えば
60秒)内に検出される衝撃パルスの高さ及び数を計測
する。
フであって、横軸は衝撃パルスの高さ(デシベル)を、
縦軸は60秒間に計測された衝撃パルス数を表す。
ーション強さIを[数4]で定義する。即ち、パルス高
さが例えば50デシベル以上の衝撃においてキャビテー
ション壊食が発生するものとして50〜70デシベルの
範囲をJの帯域に区分し、各区分jのパルス高さPj の
自乗とパルス発生回数kj の積算値をj(1≦j≦J)
について加算してキャビテーション強さIとする。キャ
ビテーション壊食発生の下限値(パルス高さ)は材料に
より相異し、実験的、経験的に決定する。
施することにより、キャビテーション強さIの等高線を
水車の特性曲線上に描くことが可能となる。
描いた水車の特性曲線であって、横軸は単位回転速度n
11を、縦軸は単位流量Q11を表す。なおパラメータはガ
イドベーン開度βである。
定(例えば0.07)の場合の特性曲線であって、例え
ばキャビテーション係数σ=0.05、0.07及び
0.09のそれぞれについて特性曲線を作成することが
できる。
及びキャビテーション係数σは[数5]で定義される。
速度n11、単位流量Q11、及びキャビテーション係数σ
の関数として[数6]で表わすことができる。なお、水
車のガイドベーン開度β及び単位回転速度n11が定まる
と単位流量Q11が決定される。
度を零以下としてキャビテーション壊食を回避するよう
に水車の運転方法をガイドすることが可能となる。
ガイドプログラムのフローチャートであって、例えばプ
ログラム記録メディア(例えばCD−ROM)に記録さ
れたプログラムをパーソナルコンピュータ(PC)にイ
ンストールすることにより、実行可能となる。また、サ
ーバに記憶されているプログラムを通信網(例えば、イ
ンターネット)を介してPCに直接ダウンロードしても
よい。
速度n、流量Q、及び吸出し高さH s 、大気圧Ha 、水
温tを読み込む。なお、流量Qの代わりにガイドベーン
開度βを読み込んでもよい。これらの値は、センサによ
る計測値をオンラインで読み取ってもよいし、キーボー
ド等の入力装置から入力してもよい。なお、キャビテー
ション係数を算出するための水の飽和蒸気圧力は吸出し
高さHs 、大気圧Ha及び水温tから決定される。代表
寸法Dは吸出し管出口面積を算出するために必要であり
水車によって定まる一定値であると考えられ、キーボー
ド等の入力装置から初期に入力することが一般的であ
る。
単位回転速度n11、単位流量Q11及びキャビテーション
係数σを算出し、ステップ52において[数6]を使用
してキャビテーション強さIを算出する。
さIが許容限度X以上であり、有害レベルのキャビテー
ション壊食が発生しているかを判定する。
テップ54に進みガイドベーン開度βを予め定められた
一定量Δβ増加して、ステップ52に戻る。
ャビテーション壊食を回避できるガイドベーン開度βを
出力してこのルーチンを終了する。
水車の特性曲線を使用して、高キャビテーション強さ領
域を回避しつつ水車を起動することも可能となる。
動起動曲線(破線)と本発明に係るキャビテーション壊
食回避起動曲線(実線)を比較したものである。
ートであり、図8はキャビテーション壊食回避起動方法
のフローチャートである。なお、水車の停止状態におい
ては、入口弁13及びガイドベーン14はともに全閉状
態にある。
13を全開とし、ガイドベーン14に全落差がかかった
状態となる。
14を微開して水車を起動し、定格回転速度まで昇速す
ることにより、運転点は原点Oから点Aに移動する。
に到達したと判定されたときは、ステップ73において
水車により駆動される発電機(図示せず)を電力系統に
併入する。その後ステップ74でガイドベーン14の開
度を増加して、発電機の出力を所定の発電量にまで増加
することにより、運転点は点Aから点Bに移動する。
高線との交点をCとすると、運転点がO→A→Cと移動
する間はキャビテーション強さIが正であるので、キャ
ビテーション壊食が発生することは防止できない。
動方法にあっては、ステップ81において、入口弁13
を微開とする。即ち、この起動方法では全落差の所定割
合を入口弁13に、残りをガイドベーン14にかける。
水車を起動して回転速度を定格回転速度まで昇速して、
運転点を原点Oから運転点A’に移動させる。
後、ステップ84でガイドベーン14の開度を増加して
運転点をA’からDに移動させる。
等高線との交点をC’とすると、AC≧A’C’とな
り、キャビテーション強さIが正である領域を運転曲線
が通過する距離は従来の起動方法に比較して短くなるた
め、キャビテーション壊食量が低減される。
したが、[数6]を使用して水車の運転に伴うキャビテ
ーション壊食量を予測することも可能である。
ラムのフローチャートであって、例えばプログラム記録
メディア(例えばCD−ROM)に記録されたプログラ
ムをパーソナルコンピュータ(PC)にインストールす
ることにより、実行可能となる。また、サーバに記憶さ
れているプログラムを通信網(例えば、インターネッ
ト)を介してPCにダウンロードしてもよい。
速度n、流量Q、吸出し高さHs 、大気圧Ha 及び水温
tを読み込む。なお、流量Qの代わりにガイドベーン開
度βを読み込んでもよい。これらの値は、センサによる
計測値をオンラインで読み取ってもよいし、キーボード
等の入力装置から入力してもよい。
単位回転速度n11、単位流量Q11を算出し、ステップ9
2において[数6]を使用してキャビテーション強さI
を算出する。
出するが、壊食速度vはキャビテーション強さIに比例
し、ランナの材料の耐キャビテーション強さ代表値Mに
反比例する値であって、[数7]で定義される。
乗じて評価時間内の壊食量iを算出し、ステップ95で
前評価時間までの積算壊食量it に今回の評価時間にお
ける壊食量iを加算して積算壊食量it を更新してこの
ルーチンを終了する。
又は類似模型による衝撃試験に基いてキャビテーション
壊食量のデータベースを作成しているので、仕様、特に
比速度ns が異なる水車については改めて衝撃試験を実
行することが必要となり、経済的負担が増大する。
を比速度ns を考慮して一般化することにより、実際に
衝撃試験を実施していない水車についても一般化データ
ベースを使用してキャビテーション壊食量を評価するこ
とが可能となる。
水車のランナ形状を表すパラメータである。
ローチャートであって、ステップ100で衝撃試験に基
いて作成されたデータベースの比速度ns を設定する。
単位流量Q11をそれぞれ最高効率点における単位回転速
度n11ηmax及び単位流量Q11ηmaxで正規化して、比単
位速度n11 * 及び比単位流量Q11 *を算出する。さら
に、キャビテーション係数σを臨界キャビテーション係
数σc で正規化して比キャビテーション係数σ* を算出
する。
強さI及び比速度ns から[数9]に基いて一般化キャ
ビテーション強さI* を算出する。但し、[数9]は比
速度ns に対する一般化式の一例である。
て処理が完了したかを判定し、否定判定されたときはス
テップ100に戻って次の比速度ns について処理を実
行する。
ステップ104に進みばらつきの修正を行う。
n11 * 、比単位流量Q11 * 及び比キャビテーション係数
σ* が同値であれば本来は比速度ns に係らず一般化キ
ャビテーション強さI* は同値となるはずであるが、実
際には多少のばらつきが発生する。そこでばらつきの平
均値又は中央値を改めて一般化キャビテーション強さI
* に設定してばらつきを修正する。
実際の適用にあたっては、比キャビテーション係数σ*
が“1”のデータを使用して一般化キャビテーション強
さI * を求め、[数10]を使用してキャビテーション
係数の補正を行う方法が有効である。
験データを使用して一般化キャビテーション強さを作成
しておけば、未試験の比速度200の水車についても特
定の運転状態におけるキャビテーション強さを推定する
ことが可能となる。
キャビテーション壊食回避運転方法によれば、キャビテ
ーション強さが特定レベル以下となる運転条件を探索し
ながら水車又はポンプ水車を運転することによりキャビ
テーション壊食を大幅に低減することが可能となる。
ャビテーション壊食量推定方法によれば、その運転状態
におけるキャビテーション強さを算出することによりキ
ャビテーション壊食量を評価し、補修時期を確実に把握
することが可能となる。
けでなく、既設プラントに対しても適用可能であること
はいうまでもない。
の特性曲線である。
グラムのフローチャートである。
ャートである。
ーチャートである。
ートである。
Claims (18)
- 【請求項1】 水車又はポンプ水車の実際の運転状態に
おける状態量を取得する運転状態量取得段階と、 運転状態量の関数であるキャビテーション強さ関数を使
用して前記運転状態量取得段階で取得された運転状態量
に対応するキャビテーション強さを算出するキャビテー
ション強さ算出段階と、 前記キャビテーション強さ算出段階で算出されたキャビ
テーション強さが正であるときには、キャビテーション
強さを特定レベル以下とする新運転状態量を決定する新
運転状態量決定段階を有する水車又はポンプ水車のキャ
ビテーション壊食回避運転方法。 - 【請求項2】 前記キャビテーション強さ関数が、水車
又はポンプ水車の実機、相似模型又は類似模型を使用し
た試験に基いて決定される請求項1に記載の水車又はポ
ンプ水車のキャビテーション壊食回避運転方法。 - 【請求項3】 前記キャビテーション強さ関数が、前記
水車又はポンプ水車の実機、相似模型又は類似模型のラ
ンナ又は流水部表面に加わる衝撃力の時間波形に基づい
て決定される請求項2に記載の水車又はポンプ水車のキ
ャビテーション壊食回避運転方法。 - 【請求項4】 前記キャビテーション強さ関数が、衝撃
力の大きさ及び回数に基づいて[数1]により決定され
る請求項3に記載の水車又はポンプ水車のキャビテーシ
ョン壊食回避運転方法。 【数1】 - 【請求項5】 前記水車又はポンプ水車の実機、相似模
型又は類似模型のランナ又は流水部表面に加わる衝撃力
の大きさを水中マイクロフォンで検出される水中雑音に
基づき推定する請求項3又は4に記載の水車又はポンプ
水車のキャビテーション壊食回避運転方法。 - 【請求項6】 前記水車又はポンプ水車の実機、相似模
型又は類似模型のランナに加わる衝撃力の大きさを外殻
構造表面に取り付けたAEセンサで検出されるAE雑音
に基づき推定する請求項3又は4に記載の水車又はポン
プ水車のキャビテーション壊食回避運転方法。 - 【請求項7】 前記キャビテーション強さ関数が、複数
の水車又はポンプ水車の試験データを比速度で修正した
一般化キャビテーション関数である請求項1に記載の水
車又はポンプ水車のキャビテーション壊食回避運転方
法。 - 【請求項8】 前記新運転状態量決定段階が、水車又は
ポンプ水車によって駆動される発電機が併入されている
ときに、キャビテーション強さを特定レベル以下とする
ガイドベーン開度を決定するものである請求項1から7
のいずれか一項に記載の水車又はポンプ水車のキャビテ
ーション壊食回避運転方法。 - 【請求項9】 前記新運転状態量決定段階が、 前記水車又はポンプ水車の昇速中は、前記キャビテーシ
ョン強さ算出段階で算出されたキャビテーション強さを
低減する入口弁開度を決定する入口弁開度決定段階と、 前記水車又はポンプ水車が定格回転数に到達して発電機
併入後は、前記キャビテーション強さ算出段階で算出さ
れたキャビテーション強さを低減するガイドベーン開度
を決定するガイドベーン開度決定段階と、 前記入口弁開度決定段階で決定された入口弁開度を保持
した状態で前記キャビテーション強さ算出段階で算出さ
れたキャビテーション強さが特定レベル以下となるまで
は前記ガイドベーン開度を増加することにより発電機出
力を増加する第一の発電機出力増加段階と、 前記第一の発電機出力増加段階の完了後、前記入口弁を
全開とした後は、前記ガイドベーンの開度を増加するこ
とにより発電機出力を増加する第二の発電機出力増加段
階を有する請求項8に記載の水車又はポンプ水車のキャ
ビテーション壊食回避運転方法。 - 【請求項10】 水車又はポンプ水車の実際の運転状態
における状態量を取得する運転状態取得段階と、 運転状態量の関数であるキャビテーション強さ関数を使
用して前記運転状態量取得段階で取得された運転状態量
に対応するキャビテーション強さを算出するキャビテー
ション強さ算出段階と、 前記キャビテーション強さ算出段階で算出されたキャビ
テーション強さに基づいてキャビテーション壊食速度を
算出するキャビテーション壊食速度算出段階と、 前記キャビテーション壊食速度算出段階で算出されたキ
ャビテーション壊食速度に評価時間を乗算してキャビテ
ーション壊食量を算出するキャビテーション壊食量算出
段階と、 前記キャビテーション壊食量算出段階で算出されたキャ
ビテーション壊食量を前評価時間までの積算壊食量に加
算して積算壊食量を更新する積算壊食量更新段階を有す
る水車又はポンプ水車のキャビテーション壊食量推定方
法。 - 【請求項11】 前記キャビテーション強さ関数が、水
車又はポンプ水車の実機、相似模型又は類似模型を使用
した試験に基いて決定される請求項10に記載の水車又
はポンプ水車のキャビテーション壊食量推定方法。 - 【請求項12】 キャビテーション強さ関数が、所定時
間内に前記水車又はポンプ水車のランナ又は流水部表面
に加わる衝撃力の大きさ及び回数に基づいて決定される
請求項11に記載の水車又はポンプ水車のキャビテーシ
ョン壊食量推定方法。 - 【請求項13】 キャビテーション強さ関数が、[数
2]に基づいて決定される請求項11に記載の水車又は
ポンプ水車のキャビテーション壊食量推定方法。 【数2】 - 【請求項14】 水車又はポンプ水車の実機、相似模型
又は類似模型のランナに加わる衝撃力の大きさを水中マ
イクロフォンで検出される水中雑音に基づき推定する請
求項12又は13に記載の水車又はポンプ水車のキャビ
テーション壊食量推定方法。 - 【請求項15】 水車又はポンプ水車の実機、相似模型
又は類似模型のランナに加わる衝撃力の大きさをランナ
に取り付けたAEセンサで検出されるAE雑音に基づき
推定する請求項12又は13に記載の水車又はポンプ水
車のキャビテーション壊食量推定方法。 - 【請求項16】 前記キャビテーション強さ関数が、複
数の水車又はポンプ水車の試験データを比速度で修正し
た一般化キャビテーション関数である請求項10に記載
の水車又はポンプ水車のキャビテーション壊食量推定方
法。 - 【請求項17】 前記キャビテーション壊食速度算出段
階が、[数3]に基づいてキャビテーション壊食速度を
算出する請求項10から16のいずれか一項に記載の水
車又はポンプ水車のキャビテーション壊食量推定方法。 【数3】 - 【請求項18】 請求項1から17のいずれか一項に記
載の方法を実行するコンピュータプログラム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002072599A JP2003269313A (ja) | 2002-03-15 | 2002-03-15 | 水車又はポンプ水車のキャビテーション壊食回避運転方法及びキャビテーション壊食量推定方法並びにそのプログラム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002072599A JP2003269313A (ja) | 2002-03-15 | 2002-03-15 | 水車又はポンプ水車のキャビテーション壊食回避運転方法及びキャビテーション壊食量推定方法並びにそのプログラム |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2003269313A true JP2003269313A (ja) | 2003-09-25 |
Family
ID=29202553
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2002072599A Pending JP2003269313A (ja) | 2002-03-15 | 2002-03-15 | 水車又はポンプ水車のキャビテーション壊食回避運転方法及びキャビテーション壊食量推定方法並びにそのプログラム |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP2003269313A (ja) |
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