JP2003266183A - 摩擦撹拌接合法 - Google Patents
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Abstract
にすると共に、従来不可能であった材料の組み合わせの
接合を可能にする摩擦撹拌接合法を提供する。 【解決手段】 一方の接合部材1A,1Bは難塑性流動
材料よりなり、その接合面11には結合を補佐するため
の第1と第2の凹部12a,12bが形成されている。
他方の接合部材である中間部材2は塑性流動し易い材料
からなる。両接合部材1A,1B,2が互いに接合前の
状態で組み合わされてセットされた後に、中間部材2上
にツール3のプローブ32を押し当て摩擦撹拌すること
で中間部材の材料を接合部材の凹部にならうように塑性
流動させることで、両者を強固に接合する。
Description
金属や樹脂等の材料からなる接合部材を使用して鉄鋼材
料等の難塑性流動材の接合を行う摩擦撹拌接合法に関す
る。
配置した2個の接合部材を接合する摩擦撹拌接合法は、
固相接合法の一つであり、接合部材の突き合せ部又は重
ね合せ部に回転しているプローブを挿入し、このプロー
ブとの接触部を摩擦熱にて軟化させ撹拌しながら、プロ
ーブを突き合せ部又は重ね合せ部に沿って移動させなが
ら冷却固化し、両者を接合させるものである。即ち、プ
ローブの移動に伴って、軟化撹拌部分がプローブの進行
圧力を受けてプローブの通過溝で受けるように、即ちプ
ローブの進行方向後方へと回り込むように塑性流動した
のち摩擦熱を急速に失って冷却固化される。この現象が
プローブの移動に伴って順次繰り返されていき、最終的
に両接合部材が突き合せ部又は重ね合せ部において接合
一体化される。
あるため、接合部材の材料の種類に制限を受けないと
か、MIG、TIG、レーザ溶接等といった溶融溶接法
と比較して接合時の熱歪みによる変形が少ない等の利点
がある。
2792233号公報による摩擦撹拌溶接方法が知られ
ている。この方法は、同一方向に回転する1本のプロー
ブピンを接合部材の接合部に押し当てて、その接触部の
材料を摩擦熱により塑性流動撹拌させて接合するもので
ある。これは接合部材を溶融させずに固相の状態で拡散
接合させる画期的な接合法である。しかしながら、その
接合部材の材料の適用範囲は、AlやCuなどの低温で
塑性流動し易い材料に限定されており、鉄鋼材料等の難
塑性流動材への適用は制限されている。
鑑みなされたもので、その目的は、鉄鋼材料等の難塑性
流動材料における摩擦撹拌接合を可能にすること、及び
従来の溶接技術では実現不可能であった材料の組み合わ
せの接合を可能にする摩擦撹拌接合法を提供することで
ある。
決するための手段として、特許請求の範囲の各請求項に
記載の摩擦撹拌接合法を提供する。請求項1に記載の摩
擦撹拌接合法は、一方の接合部材が難塑性流動材料で、
他方の接合部材が塑性流動し易い材料からなっていて、
一方の接合部材の接合面には両者の接合を補佐するため
に凹部が形成されており、ツールのプローブを他方の接
合部材側に当接させて、接合部に沿って相対的に移動す
るようにしたものである。これにより、塑性流動し易い
材料の他方の接合部材が、難塑性流動材料の一方の接合
部材の凹部の形状に沿って塑性流動し、両者の強固な接
合が実現できる。また、これにより、従来の技術では実
施できない材料の接合が可能となった。
材料の接合部材の接合面の第1の凹部の断面形状が開放
側が短辺である台形状に形成され、かつ第1の凹部が接
合部に沿って所定の間隔で複数形成されるようにしたも
のであり、また請求項3の摩擦撹拌接合法は、第2の凹
部の形状が一方の接合部材の厚さ方向に断面V字状に形
成したものでありこれにより、3次元のどの方向に応力
が作用しても容易に破断しない、強固な接合を得ること
ができる。
の接合部材が塑性流動し易い材料の接合部材を両側から
挟み込むように配置したものであり、これにより、塑性
流動し易い材料の接合部材を介して、難塑性材料の接合
部材同志を接合することが可能となる。請求項5の摩擦
撹拌接合法は、ツールのプローブを、接合部に近接した
塑性流動し易い材料の接合部材の両側部位に当接して、
接合部に沿って相対移動させるものであり、これによ
り、両者の一層信頼性の高い接合が可能となる。
性流動材料の2枚の重ね合わせた接合部材に、その内側
面に凸部を有する開口部を形成し、塑性流動し易い材料
の接合部材をその開口部に挿入してツールのプローブを
一点で当接し回転させることで、2枚の接合部材を接合
させるものであり、これにより、難塑性流動材料の2枚
の接合部材の点接合を可能にしたものである。請求項7
の摩擦撹拌接合法は、ツールのプローブを一点に固定し
ないで、開口部の周辺に放射状に相対移動させるもので
あり、これにより、開口部の開口面積が或る程度の大き
さを有する場合であっても、難塑性流動材料の2枚の接
合部材を強固に接合させることができる。
状を鼓状とし、塑性流動し易い材料の接合部材の形状を
円柱状と特定したものである。請求項9の摩擦撹拌接合
法は、塑性流動し易い材料の接合部材の体積が、両接合
部材がセットされたときに生じる隙間分の体積だけ増加
されているものであり、これにより、両接合部材が接合
後に、塑性流動し易い材料の接合部材の板厚方向の減少
をなくすことができる。請求項10の摩擦撹拌接合法
は、ツールの横に押さえ板を設置し、軟化した材料が接
合部材の上面から食み出さないようにしたものであり、
これにより、塑性流動し易い材料の接合部材が軟化し
て、接合部材の上面から食み出すことなく、接合部材間
の隙間に効率よく塑性流動し、信頼性のある接合が可能
となる。
施の形態の摩擦撹拌接合法を説明する。図1は、難塑性
流動材料からなる接合部材の継手形状を示しており、図
2及び図3、図1の接合部材の接合面に形成された凹部
の形状を説明する拡大図である。図4は、塑性流動し易
い材料からなる接合部材(中間部材)の斜視図である。
図5は、図1と図4に示された各接合部材を組み合わせ
て、本発明の第1の実施形態の摩擦撹拌接合法により両
部材を線接合する方法を説明する図である。
部材1A,1Bの接合面11には、凹部12a,12b
が形成されている。図2は、この第1の凹部12aの実
施例の拡大図である。第1の凹部12aは図1,2に示
されるように、接合部に沿って所定の間隔で、接合部材
1A,1Bの厚さ方向にその板厚と同じ長さでアリ溝状
に形成されており、その断面形状は、接合面の開放側が
短辺である台形状である。この第1の凹部12aは、図
1に矢印Eで示されるように、応力の作用方向が接合部
と平行に作用する場合に有効である。
に形成される第2の凹部12bの実施例の拡大図であ
る。第2の凹部12bは、接合部材1A,1Bの厚さ方
向に断面V字状に形成され、図1に示される例において
は、接合面11の両端部側に形成されている。この第2
の凹部12bは、接合部材1A,1Bを接合する場合に
おいては、図3に示されるように部材の厚み方向の中央
部が広く、部材の表面部を狭めた形状になるため、矢印
Fで示されるように応力の作用方向が部材の厚み方向
(接合部と直交する方向)に作用する場合に有効であ
る。なお、図1に示される実施例においては、第1の凹
部12aと第2の凹部12bとを一緒に形成している
が、必要に応じ一方の凹部のみを使用してもよいもので
ある。また、図2、図3は第1、第2の凹部12a,1
2bの1つの例を示しているにすぎず、凹部の形状は適
宜変更可能である。
材料からなる接合部材(中間部材)2の1実施例を示し
ている。この場合においては、中間部材2は直方体に形
成されている。
は、図5に示すようにして行われる。即ち、難塑性流動
材料の接合部材1A,1Bが、互いにその接合面11を
対峙する形で、塑性流動し易い材料の中間部材2を挟み
込むようにして配置され、図示されないクランプ部材に
より基台上にクランプされる。ツール3は、円柱状の回
転体31と、この回転体31の端部軸線上に一体に突出
された小径のピン状のプローブ32とを有し、回転体3
1とプローブ32とは一体的に回転するようになってい
る。また、回転体31とプローブ32とは、接合部材で
ある中間部材2よりも硬質でかつ接合時に発生する摩擦
熱に耐えられる耐熱材料によって形成されている。
32を接合部に近接した中間部材2上に押し当て、プロ
ーブ32を回転しながら接合部に沿って接合の進行方向
に移動させる。この場合、ツール3の移動位置として
は、図6に示されるように、中間部材2の中央に沿って
移動させてもよいし、又は中間部材2の両側に偏位させ
て側辺に沿って移動させてもよい。中間部材2の材質に
もよるが、中間部材2の幅が比較的狭いものにおいて
は、中央に沿ったツール3の移動のみで、接合部材1
A,1Bとの接合を行うことが可能であるが、中間部材
2の幅が比較的大きいもの及び信頼性の高い接合を必要
とするものにおいては、中間部材2の左側及び右側の位
置にプローブ32の当接位置を偏位させて側辺に沿って
移動させる方が好適である。
2上をツール3で加圧し回転及び直線的に移動させるこ
とで、中間部材2の材料を接合部材1A,1Bの接合面
の凹部12a,12bにならうように塑性流動させるこ
とで、強固な接合が可能となる。なお、上記説明では、
中間部材2を接合部材1A,1Bで挟持して接合する場
合について説明しているが、単に中間部材と1つの接合
部材を当接させて接合させる場合にも、当然利用可能な
ものである。
撹拌接合法を説明する図である。第1実施形態は、2つ
の接合部材1A,1Bの側面同志を中間部材2を使用し
て線接合するものであるが、第2実施形態は、2つの接
合部材1A,1Bを重ね合わせて中間部材2を使用して
点接合している。図7に示すように、難塑性流動材料の
2枚の接合部材1A,1Bが重ね合わされており、この
重ね合わされた接合部材1A,1Bには、点接合用の開
口部13が形成される。この開口部13の内側面には、
凸部13aが環状に形成されている。即ちこの開口部1
3の形状は、接合部材1A,1Bの表側と裏側の開口面
積が大きく、中央部が狭窄した鼓状をしている。
部材2を示しており、この中間部材2の形状は、開口部
13の狭窄部分を挿通出来る外径をもつ円柱体である。
擦撹拌接合法においては、2枚の重ね合わされた接合部
材1A,1Bに形成された開口部13内に中間部材2が
挿通されてセットされる。第1実施形態と同様にツール
3のプローブ32を中間部材2上に押し当て、プローブ
32を回転させて、中間材料(塑性流動し易い材料)上
を摩擦撹拌させることによって、中間材料を開口部13
の鼓形状にならうように塑性流動させることで、接合部
材1A,1B同志の強固な点接合状態が実現できる。
が小さい、即ち中間材料2の外径が小さいものにあって
は、プローブ32を中間部材2の一点で当接させて回転
させるだけで十分に点接合が可能であるが、中間部材2
の外径が或る程度大きいものや、より信頼性の高い点接
合が必要とされる場合においては、図9に示すようにプ
ローブ32を中間部材2の外周縁(開口部の周辺)に向
けて放射状に移動させることにより、より強固な信頼性
の高い点接合が可能である。
性流動させることによって中間部材2の板厚方向の寸法
が減少するというデメリットが発生するが、その対策法
の一例が図10に示されている。即ち、接合後の中間部
材2の板厚方向寸法の減少をなくすために、中間部材2
の体積を予め多く、例えば、接合部材1A,1Bの板厚
よりも高く、しておく。この増加分の体積は、接合部材
1A,1Bと中間部材2とをセットしたときに、両者の
部材間に生じる隙間g分の体積とすることが好適であ
る。しかしながら、この状態で摩擦撹拌させると図11
に示すように、軟化した中間材料が接合部材1A,1B
の上面から食み出すため、適切な接合ができない。
は、図12及び図13に示すようにツール3の横に軟化
した中間材料を押さえる押さえ板4を設置し、この押さ
え板4を上面から押さえながら摩擦撹拌させることによ
って、軟化した中間材料が接合部材1A,1Bの上面か
らはみ出すことなく、接合部材1A,1Bと中間部材2
との間に形成される隙間gに効率よく塑性流動し、信頼
性のある強固な接合が行えるように改良を加えている。
板4は、ツール3が挿通できる穴41が形成された環状
をしている。この場合においては、ツール3の放射状へ
の移動は制約を受ける。図13の線接合の場合において
は、ツール3の進行方向(移動方向)に開いた馬蹄形の
押さえ板4を使用し、ツール3の移動速度と同一の移動
速度で押さえ板4を移動させることによって、隙間gに
効率よく中間材料を塑性流動させることが可能となり、
信頼性の高い接合が行える。なお、上記実施形態におい
ては、接合部材側を固定し、ツール側を移動させること
で説明しているが、ツール側を固定させ、接合部材側を
移動させるようにしてもよい。要は、両者が相対的に移
動すればよいものである。
合法により、従来では不可能であった鉄鋼材料等の難塑
性流動材料の摩擦撹拌接合が可能となり、更には、従来
では不可能であった材料の組み合わせの接合も可能とな
った。
説明する図である。
ある第1の凹部の拡大図である。
ある第2の凹部の拡大図であり、図1のA部を拡大して
示している。
する図である。
である。
図である。
する図である。
対する対応策を説明する図である。
図である。
ある。
ある。
Claims (10)
- 【請求項1】 両接合部材の接合部近傍に回転するツー
ルのプローブを当接し、プローブとの接触部を摩擦熱で
軟化させ撹拌しながらプローブを当接状態で接合部に沿
って相対的に移動させることにより、接合部を接合する
摩擦撹拌接合法において、 一方の接合部材が難塑性流動材料からなり、他方の接合
部材が塑性流動し易い材料からなると共に、前記一方の
接合部材の接合面には、両者の結合を補佐するように凹
部が形成されており、ツールのプローブが前記他方の接
合部材側に当接して、接合部に沿って相対的に移動する
ことを特徴とする摩擦撹拌接合法。 - 【請求項2】 前記凹部の第1の凹部が、接合部に沿っ
て所定の間隔で複数形成されており、かつ前記第1の凹
部の断面形状が、開放側が短辺である台形状に形成され
ていることを特徴とする請求項1に記載の摩擦撹拌接合
法。 - 【請求項3】 前記凹部の第2の凹部の形状が、前記一
方の接合部材の厚さ方向に断面V字状に形成されている
ことを特徴とする請求項1又は2に記載の摩擦撹拌接合
法。 - 【請求項4】 前記一方の接合部材が、前記他方の接合
部材を両側から挟み込む形で配置されていることを特徴
とする請求項1〜3のいずれか一項に記載の摩擦撹拌接
合法。 - 【請求項5】 前記ツールのプローブを、接合部に近接
した前記他方の接合部材の両側部位に当接して接合部に
沿って相対移動させることを特徴とする請求項4に記載
の摩擦撹拌接合法。 - 【請求項6】 2枚の接合部材を重ね合わせて接合部近
傍に回転するツールのプローブを当接し、プローブとの
接触部を摩擦熱で軟化させ撹拌しながら、2枚の接合部
材を点接合する摩擦撹拌接合法において、 前記2枚の接合部材が難塑性流動材料からなり、この重
ね合わされた前記2枚の接合部材に、その内側面に凸部
を有する開口部を形成し、塑性流動し易い材料からなる
接合部材を前記開口部に挿入して、前記ツールのプロー
ブを前記塑性流動し易い接合部材に一点で当接し回転さ
せる前記2枚の接合部材を点接合させることを特徴とす
る摩擦撹拌接合法。 - 【請求項7】 前記ツールのプローブを一点に固定しな
いで前記開口部の周辺に向けて放射状に相対移動させる
ことを特徴とする請求項6に記載の摩擦撹拌接合法。 - 【請求項8】 前記開口部の形状が、前記2枚の重ね合
わせた接合部材の表側と裏側の開口面積が大きく、中間
部が狭窄した鼓状をしており、前記塑性流動し易い材料
の接合部材の形状が円柱状をしていることを特徴とする
請求項6又は7に記載の摩擦撹拌接合法。 - 【請求項9】 前記塑性流動し易い材料の接合部材の体
積は、前記難塑性流動材の接合部材と前記塑性流動し易
い材料の接合部材とをセットした時に生じる隙間分の体
積を増加されていることを特徴とする請求項1〜8のい
ずれか一項に記載の摩擦撹拌接合法。 - 【請求項10】 前記ツールの横に押さえ板を設置し、
軟化した材料が接合部材の上面から食み出さないように
することを特徴とする請求項9に記載の摩擦撹拌接合
法。
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