JP2003265682A - ドットマトリクス表示器およびこれを用いた遊技機 - Google Patents
ドットマトリクス表示器およびこれを用いた遊技機Info
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 制御機構が単純で低コストでありながら多様
な情報を表示することができるドットマトリクス表示器
を提供する。 【解決手段】 回転可能に軸支されたリール２と、該リ
ール２を回転駆動するための駆動手段（例えば、ステッ
ピングモータ）と、リール２の外周面において、その回
転方向に対して略垂直方向に並列して配設された複数個
のＬＥＤ４ａ〜４ｈとを備える。ＬＥＤ制御手段（例え
ばマイクロコンピュータ）により、各ＬＥＤ４ａ〜４ｈ
の点灯および消灯をリール２の回転に同期させて個別に
制御する。
な情報を表示することができるドットマトリクス表示器
を提供する。 【解決手段】 回転可能に軸支されたリール２と、該リ
ール２を回転駆動するための駆動手段（例えば、ステッ
ピングモータ）と、リール２の外周面において、その回
転方向に対して略垂直方向に並列して配設された複数個
のＬＥＤ４ａ〜４ｈとを備える。ＬＥＤ制御手段（例え
ばマイクロコンピュータ）により、各ＬＥＤ４ａ〜４ｈ
の点灯および消灯をリール２の回転に同期させて個別に
制御する。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、ドットマトリクス
表示器およびこれを用いた遊技機に関する。
表示器およびこれを用いた遊技機に関する。
【０００２】
【従来の技術】従来より、各種の案内表示等を行なうた
めのドットマトリクス表示器が種々開発されている。従
来のドットマトリクス表示器は、複数個のＬＥＤをマト
リクス状に配設し、各ＬＥＤの点灯および消灯を個別に
制御することにより、文字、数字および図柄等を表示す
るようになっている。
めのドットマトリクス表示器が種々開発されている。従
来のドットマトリクス表示器は、複数個のＬＥＤをマト
リクス状に配設し、各ＬＥＤの点灯および消灯を個別に
制御することにより、文字、数字および図柄等を表示す
るようになっている。
【０００３】また、従来のスロットマシン、パチンコ機
等の遊技機には、上述したドットマトリクス表示器を用
いて、文字、数字および図柄等を表示できるようにした
ものがある。
等の遊技機には、上述したドットマトリクス表示器を用
いて、文字、数字および図柄等を表示できるようにした
ものがある。
【０００４】さらに、従来のスロットマシンには、遊技
者に対して、入賞態様が構成されることを告知するとと
もに、各種の演出を行なうための告知リールを備えたも
のがある。この告知リールは、その外周表面に、文字、
数字、および図形等が描かれており、告知リールの回転
が停止した際に停止表示される文字等により告知を行う
ようになっている。
者に対して、入賞態様が構成されることを告知するとと
もに、各種の演出を行なうための告知リールを備えたも
のがある。この告知リールは、その外周表面に、文字、
数字、および図形等が描かれており、告知リールの回転
が停止した際に停止表示される文字等により告知を行う
ようになっている。
【０００５】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
ドットマトリクス表示器は、表示する情報量を増やそう
とした場合に、より多くのＬＥＤを搭載しなければなら
ず、その制御機構が複雑となりコストの上昇を招くとい
う問題があった。このような不都合は、ドットマトリク
ス表示器を採用した遊技機においても同様であり、さら
に、遊技機は限られた領域内にドットマトリクス表示器
を配設する必要があるため、大型のドットマトリクス表
示器を採用することができないという制約があった。
ドットマトリクス表示器は、表示する情報量を増やそう
とした場合に、より多くのＬＥＤを搭載しなければなら
ず、その制御機構が複雑となりコストの上昇を招くとい
う問題があった。このような不都合は、ドットマトリク
ス表示器を採用した遊技機においても同様であり、さら
に、遊技機は限られた領域内にドットマトリクス表示器
を配設する必要があるため、大型のドットマトリクス表
示器を採用することができないという制約があった。
【０００６】また、スロットマシンに採用されている告
知リールは、その外周表面に描かれた文字、数字あるい
は図柄等のみしか表示することができず、表示する情報
が限られてしまうという問題があった。
知リールは、その外周表面に描かれた文字、数字あるい
は図柄等のみしか表示することができず、表示する情報
が限られてしまうという問題があった。
【０００７】本発明は、上述した事情に鑑み提案された
もので、制御機構が単純で低コストでありながら多様な
情報を表示することができるドットマトリクス表示器お
よびこれを用いた遊技機を提供することを目的とする。
もので、制御機構が単純で低コストでありながら多様な
情報を表示することができるドットマトリクス表示器お
よびこれを用いた遊技機を提供することを目的とする。
【０００８】
【課題を解決するための手段】本発明に係るドットマト
リクス表示器およびこれを用いた遊技機は、上述した目
的を達成するため、以下の特徴点を備えている。すなわ
ち、本発明に係るドットマトリクス表示器は、回転可能
に軸支されたリールと、該リールを回転駆動するための
駆動手段と、前記リールの外周面において、その回転方
向に対して略垂直方向に並列して配設された複数個のＬ
ＥＤと、前記各ＬＥＤの点灯および消灯を前記リールの
回転に同期させて個別に制御するためのＬＥＤ制御手段
とを備えたことを特徴とするものである。
リクス表示器およびこれを用いた遊技機は、上述した目
的を達成するため、以下の特徴点を備えている。すなわ
ち、本発明に係るドットマトリクス表示器は、回転可能
に軸支されたリールと、該リールを回転駆動するための
駆動手段と、前記リールの外周面において、その回転方
向に対して略垂直方向に並列して配設された複数個のＬ
ＥＤと、前記各ＬＥＤの点灯および消灯を前記リールの
回転に同期させて個別に制御するためのＬＥＤ制御手段
とを備えたことを特徴とするものである。
【０００９】また、本発明に係る遊技機は、遊技に必要
な複数種類の図柄を可変表示するための可変表示手段
と、前記図柄の可変表示を開始させるための開始手段
と、遊技者の操作に応じて可変表示中の前記図柄を停止
させるための停止手段と、前記可変表示手段における前
記図柄の停止表示態様が所定の入賞態様を構成した場合
に遊技者に利益を付与するための利益付与手段と、遊技
者に対して遊技状況を告知するための告知手段とを備え
た遊技機であって、前記告知手段は、回転可能に軸支さ
れたリールと、該リールを回転駆動するための駆動手段
と、前記リールの外周面において、その回転方向に対し
て略垂直方向に並列して配設された複数個のＬＥＤと、
前記各ＬＥＤの点灯および消灯を前記リールの回転に同
期させて個別に制御するためのＬＥＤ制御手段とを備え
て構成することを特徴とするものである。
な複数種類の図柄を可変表示するための可変表示手段
と、前記図柄の可変表示を開始させるための開始手段
と、遊技者の操作に応じて可変表示中の前記図柄を停止
させるための停止手段と、前記可変表示手段における前
記図柄の停止表示態様が所定の入賞態様を構成した場合
に遊技者に利益を付与するための利益付与手段と、遊技
者に対して遊技状況を告知するための告知手段とを備え
た遊技機であって、前記告知手段は、回転可能に軸支さ
れたリールと、該リールを回転駆動するための駆動手段
と、前記リールの外周面において、その回転方向に対し
て略垂直方向に並列して配設された複数個のＬＥＤと、
前記各ＬＥＤの点灯および消灯を前記リールの回転に同
期させて個別に制御するためのＬＥＤ制御手段とを備え
て構成することを特徴とするものである。
【００１０】なお、リールの回転方向に対して略垂直方
向に並列するとは、リールの回転軸方向に一致させて並
列する場合の他、リールの回転方向に徐々に位相をずら
して並列する場合をも含むものである。
向に並列するとは、リールの回転軸方向に一致させて並
列する場合の他、リールの回転方向に徐々に位相をずら
して並列する場合をも含むものである。
【００１１】このような構成からなるドットマトリクス
表示器では、各ＬＥＤの点灯および消灯をリールの回転
に同期させて個別に制御することにより、点灯している
ＬＥＤの残像効果を用いて、文字、数字あるいは図柄等
を表示することができる。
表示器では、各ＬＥＤの点灯および消灯をリールの回転
に同期させて個別に制御することにより、点灯している
ＬＥＤの残像効果を用いて、文字、数字あるいは図柄等
を表示することができる。
【００１２】また、このような構成からなるドットマト
リクス表示器を遊技機の告知手段として用いることによ
り、多様な情報を表示することができる。
リクス表示器を遊技機の告知手段として用いることによ
り、多様な情報を表示することができる。
【００１３】
【発明の実施の形態】＜ドットマトリクス表示器＞図１
〜図３に、本発明の実施形態に係るドットマトリクス表
示器を示す。図１はドットマトリクス表示器の構成を示
すもので、（ａ）はドットマトリクス表示器の斜視図、
（ｂ）はドットマトリクス表示器による表示例を示す模
式図である。また、図２は、ドットマトリクス表示器の
駆動制御を説明するための斜視図である。さらに、図３
は、本体側通信基板の構成を示すもので、（ａ）は本体
側通信基板の一部を断面とした正面図、（ｂ）は本体側
通信基板の底面図である。
〜図３に、本発明の実施形態に係るドットマトリクス表
示器を示す。図１はドットマトリクス表示器の構成を示
すもので、（ａ）はドットマトリクス表示器の斜視図、
（ｂ）はドットマトリクス表示器による表示例を示す模
式図である。また、図２は、ドットマトリクス表示器の
駆動制御を説明するための斜視図である。さらに、図３
は、本体側通信基板の構成を示すもので、（ａ）は本体
側通信基板の一部を断面とした正面図、（ｂ）は本体側
通信基板の底面図である。
【００１４】本発明の実施形態に係るドットマトリクス
表示器１は、図２および図３（ａ），（ｂ）に示すよう
に、回転可能に軸支されたリール２と、リール２を回転
駆動するためのステッピングモータ３と、リール２の外
周面において、その回転方向に対して略垂直方向に並列
して配設された複数個のＬＥＤ４と、各ＬＥＤ４の点灯
および消灯をリール２の回転に同期させて個別に制御す
るためのＬＥＤ制御装置５とを備えて構成されている。
なお、ＬＥＤ制御装置５は、リール２とは別体に構成さ
れており、無線通信によりドットマトリクス表示器１を
制御するようになっている。また、各ＬＥＤ４は、駆動
回路等を備えたＬＥＤ基板６上に配設されている。この
ＬＥＤ４は、１色のみを発光するＬＥＤに限られず、２
色、あるいは３色を発光することができるＬＥＤとする
ことができ、例えば２色発光ＬＥＤを用いた場合には、
文字等を赤、緑の２色で表現することができる。
表示器１は、図２および図３（ａ），（ｂ）に示すよう
に、回転可能に軸支されたリール２と、リール２を回転
駆動するためのステッピングモータ３と、リール２の外
周面において、その回転方向に対して略垂直方向に並列
して配設された複数個のＬＥＤ４と、各ＬＥＤ４の点灯
および消灯をリール２の回転に同期させて個別に制御す
るためのＬＥＤ制御装置５とを備えて構成されている。
なお、ＬＥＤ制御装置５は、リール２とは別体に構成さ
れており、無線通信によりドットマトリクス表示器１を
制御するようになっている。また、各ＬＥＤ４は、駆動
回路等を備えたＬＥＤ基板６上に配設されている。この
ＬＥＤ４は、１色のみを発光するＬＥＤに限られず、２
色、あるいは３色を発光することができるＬＥＤとする
ことができ、例えば２色発光ＬＥＤを用いた場合には、
文字等を赤、緑の２色で表現することができる。
【００１５】リール２は、縦方向に配された回転軸を中
心として回転するようになっており、その上面には、図
２および図３（ａ），（ｂ）に示すように、ＬＥＤ基板
６に対して電源を供給するとともに、ＬＥＤ制御装置５
との間における無線通信を行うための本体側通信基板７
が設けられている。
心として回転するようになっており、その上面には、図
２および図３（ａ），（ｂ）に示すように、ＬＥＤ基板
６に対して電源を供給するとともに、ＬＥＤ制御装置５
との間における無線通信を行うための本体側通信基板７
が設けられている。
【００１６】上述したように、ＬＥＤ制御装置５は、リ
ール２とは別体に構成されており、リール２を収容する
筐体（図示せず）の適宜箇所に配設されている。このＬ
ＥＤ制御装置５は、詳細には図示しないが、ＣＰＵ、Ｒ
ＯＭ、ＲＡＭ等の機能を有したマイクロコンピュータ等
により構成され、ＲＯＭ等に記憶されたプログラムに従
ってＣＰＵ等が動作することにより、ＬＥＤ４の点灯お
よび消灯を制御するようになっている。
ール２とは別体に構成されており、リール２を収容する
筐体（図示せず）の適宜箇所に配設されている。このＬ
ＥＤ制御装置５は、詳細には図示しないが、ＣＰＵ、Ｒ
ＯＭ、ＲＡＭ等の機能を有したマイクロコンピュータ等
により構成され、ＲＯＭ等に記憶されたプログラムに従
ってＣＰＵ等が動作することにより、ＬＥＤ４の点灯お
よび消灯を制御するようになっている。
【００１７】さらに、筐体内には、本体側通信基板７と
対向する位置に、本体側通信基板７との間で無線通信を
行うための筐体側通信基板８が配設されており、筐体側
通信基板８にはＬＥＤ制御装置５が接続されている。本
体側通信基板７と筐体側通信基板８とは、ＩｒＤＡ、Ｂ
ｌｅｕｔｏｏｔｈ等の規格を用いて無線通信が行われる
が、ＬＥＤ制御装置５等に対してノイズを与えないもの
であれば、どのような規格をも採用可能である。なお、
図示しないが、本体側通信基板７および筐体側通信基板
８には、両者の間で通信を行うための通信回路が搭載さ
れている。
対向する位置に、本体側通信基板７との間で無線通信を
行うための筐体側通信基板８が配設されており、筐体側
通信基板８にはＬＥＤ制御装置５が接続されている。本
体側通信基板７と筐体側通信基板８とは、ＩｒＤＡ、Ｂ
ｌｅｕｔｏｏｔｈ等の規格を用いて無線通信が行われる
が、ＬＥＤ制御装置５等に対してノイズを与えないもの
であれば、どのような規格をも採用可能である。なお、
図示しないが、本体側通信基板７および筐体側通信基板
８には、両者の間で通信を行うための通信回路が搭載さ
れている。
【００１８】本体側通信基板７の上面には、図２に示す
ように、筐体側通信基板８との間で無線通信を行うため
の受信部９が設けられている。これに対して、筐体側通
信基板８の下面には、本体側通信基板７との間で無線通
信を行うための送信部１０が設けられている。この受信
部９および送信部１０は、例えば赤外線通信を行う場合
には赤外線受光部および赤外線送信部により構成され
る。
ように、筐体側通信基板８との間で無線通信を行うため
の受信部９が設けられている。これに対して、筐体側通
信基板８の下面には、本体側通信基板７との間で無線通
信を行うための送信部１０が設けられている。この受信
部９および送信部１０は、例えば赤外線通信を行う場合
には赤外線受光部および赤外線送信部により構成され
る。
【００１９】本体側通信基板７の下面には、図３
（ａ），（ｂ）に示すように、リール２の回転軸を中心
として同心円状に配置された内外２つの電源パターン１
１ａ，１１ｂが設けられている。なお、内側の電源パタ
ーン１１ａが＋電極用の電源パターンとなっており、外
側の電源パターン１１ｂが−電極用の電源パターンとな
っている。
（ａ），（ｂ）に示すように、リール２の回転軸を中心
として同心円状に配置された内外２つの電源パターン１
１ａ，１１ｂが設けられている。なお、内側の電源パタ
ーン１１ａが＋電極用の電源パターンとなっており、外
側の電源パターン１１ｂが−電極用の電源パターンとな
っている。
【００２０】リール２の内部には、図３（ａ）に示すよ
うに、リール２を回転させるためのステッピングモータ
３が配設されるとともに、電源パターン１１ａ，１１ｂ
に対して電源を供給するための電源端子１２ａ，１２ｂ
が、内外２つの電源パターン１１ａ，１１ｂにそれぞれ
接触するようにして配設されている。電源端子１２ａ，
１２ｂは、図示しないが、筐体内の適宜箇所に配置され
た電源に接続されており、電源パターン１１ａ，１１ｂ
を介して各ＬＥＤ４に電源を供給する。
うに、リール２を回転させるためのステッピングモータ
３が配設されるとともに、電源パターン１１ａ，１１ｂ
に対して電源を供給するための電源端子１２ａ，１２ｂ
が、内外２つの電源パターン１１ａ，１１ｂにそれぞれ
接触するようにして配設されている。電源端子１２ａ，
１２ｂは、図示しないが、筐体内の適宜箇所に配置され
た電源に接続されており、電源パターン１１ａ，１１ｂ
を介して各ＬＥＤ４に電源を供給する。
【００２１】ＬＥＤ基板６には、ＬＥＤ制御装置５から
の制御信号が、筐体側通信基板８および本体側通信基板
７を介して供給され、リール２の回転に同期して各ＬＥ
Ｄ４の点灯および消灯が制御される。なお、ＬＥＤ４の
駆動制御方式は、ダイナミック駆動方式、あるいはスタ
ティック駆動方式のいずれであってもよいが、少ないポ
ート数で各ＬＥＤ４の点灯および消灯を制御するために
はダイナミック駆動方式を採用することが好ましい。
の制御信号が、筐体側通信基板８および本体側通信基板
７を介して供給され、リール２の回転に同期して各ＬＥ
Ｄ４の点灯および消灯が制御される。なお、ＬＥＤ４の
駆動制御方式は、ダイナミック駆動方式、あるいはスタ
ティック駆動方式のいずれであってもよいが、少ないポ
ート数で各ＬＥＤ４の点灯および消灯を制御するために
はダイナミック駆動方式を採用することが好ましい。
【００２２】＜ドットマトリクス表示器における表示＞
上述したように、リール２は、ステッピングモータ３に
より回転が制御されている。そして、ＬＥＤ制御装置５
では、リール２の回転に同期させて各ＬＥＤ４の点灯お
よび消灯を制御するようになっている。
上述したように、リール２は、ステッピングモータ３に
より回転が制御されている。そして、ＬＥＤ制御装置５
では、リール２の回転に同期させて各ＬＥＤ４の点灯お
よび消灯を制御するようになっている。
【００２３】図１（ａ），（ｂ）に示す例では、ＬＥＤ
基板６に対して８個のＬＥＤ４ａ〜４ｈが縦方向に並設
されており、ＬＥＤ表示範囲において各ＬＥＤ４ａ〜４
ｈが点灯あるいは消灯するように制御する。リール２
は、ステッピングモータ３の駆動により、図１（ａ）に
おいて矢印で示す方向に回転しており、点灯したＬＥＤ
４ａ〜４ｈに対する残像効果により、文字、図形等を表
示することができる。
基板６に対して８個のＬＥＤ４ａ〜４ｈが縦方向に並設
されており、ＬＥＤ表示範囲において各ＬＥＤ４ａ〜４
ｈが点灯あるいは消灯するように制御する。リール２
は、ステッピングモータ３の駆動により、図１（ａ）に
おいて矢印で示す方向に回転しており、点灯したＬＥＤ
４ａ〜４ｈに対する残像効果により、文字、図形等を表
示することができる。
【００２４】図１（ｂ）を用いて、文字の表示例を説明
する。なお、図１（ｂ）において、ＬＥＤ４ａ〜４ｈ
は、リール２の回転に伴って左側から右側へ移動し、ｔ
秒毎にその点灯状態が変化するようになっている。
する。なお、図１（ｂ）において、ＬＥＤ４ａ〜４ｈ
は、リール２の回転に伴って左側から右側へ移動し、ｔ
秒毎にその点灯状態が変化するようになっている。
【００２５】図１（ｂ）に示す例では、リール２の回転
に伴い、ＬＥＤ表示範囲内にＬＥＤ４ａ〜４ｈが回転し
てくると、各ＬＥＤ４ａ〜４ｈを、４ａ〜４ｅ、４ａ〜
４ｆ、４ａ〜４ｇ、４ｆ〜４ｈ、４ｇおよび４ｈ、４ｆ
〜４ｈ、４ａ〜４ｇ、４ａ〜４ｆ、４ａ〜４ｅの順に組
み合わせて点灯させる。これにより、点灯したＬＥＤ４
ａ〜４ｈに対する残像効果により、「Ｖ」の字を表現す
ることができる。
に伴い、ＬＥＤ表示範囲内にＬＥＤ４ａ〜４ｈが回転し
てくると、各ＬＥＤ４ａ〜４ｈを、４ａ〜４ｅ、４ａ〜
４ｆ、４ａ〜４ｇ、４ｆ〜４ｈ、４ｇおよび４ｈ、４ｆ
〜４ｈ、４ａ〜４ｇ、４ａ〜４ｆ、４ａ〜４ｅの順に組
み合わせて点灯させる。これにより、点灯したＬＥＤ４
ａ〜４ｈに対する残像効果により、「Ｖ」の字を表現す
ることができる。
【００２６】上述した例では、「Ｖ」の字を表現する場
合を説明したが、リール２の回転に同期させて各ＬＥＤ
４ａ〜４ｈの点灯および消灯を適宜制御することによ
り、他の文字や図形を表現することができる。
合を説明したが、リール２の回転に同期させて各ＬＥＤ
４ａ〜４ｈの点灯および消灯を適宜制御することによ
り、他の文字や図形を表現することができる。
【００２７】なお、本実施例ではＬＥＤ４を１列に配置
しているが、ＬＥＤ４を２列あるいは３列以上に配置す
ることにより、より鮮明な残像とすることができ、ま
た、リール２の高速回転にも対応することができる。
しているが、ＬＥＤ４を２列あるいは３列以上に配置す
ることにより、より鮮明な残像とすることができ、ま
た、リール２の高速回転にも対応することができる。
【００２８】＜スロットマシン＞図４は、本発明の実施
形態に係るスロットマシン２１を示すもので、（ａ）は
スロットマシン２１の正面図、（ｂ）はスロットマシン
２１の斜視図である。本発明の実施形態に係るスロット
マシン２１は、ビッグボーナスの発生予告およびその他
の演出表示を行うための告知リール２２を備えており、
この告知リール２２として前記ドットマトリクス表示器
１を適用したものである。このスロットマシン２１は、
図４（ａ），（ｂ）に示すように、前面に開閉可能な前
面扉２３を有する遊技機筐体２４を備えている。前面扉
２３の上部のほぼ中央には、告知窓２５が設けられてお
り、告知窓２５には、遊技機筐体２４の内部に配置した
告知リール２２の外周表面が臨んでいる。
形態に係るスロットマシン２１を示すもので、（ａ）は
スロットマシン２１の正面図、（ｂ）はスロットマシン
２１の斜視図である。本発明の実施形態に係るスロット
マシン２１は、ビッグボーナスの発生予告およびその他
の演出表示を行うための告知リール２２を備えており、
この告知リール２２として前記ドットマトリクス表示器
１を適用したものである。このスロットマシン２１は、
図４（ａ），（ｂ）に示すように、前面に開閉可能な前
面扉２３を有する遊技機筐体２４を備えている。前面扉
２３の上部のほぼ中央には、告知窓２５が設けられてお
り、告知窓２５には、遊技機筐体２４の内部に配置した
告知リール２２の外周表面が臨んでいる。
【００２９】また、告知リール２２の下方に位置する前
面扉２３には、ほぼ中央より上部に、表示窓２６が設け
られており、表示窓２６には、遊技機筐体２４の内部に
配置した３個の遊技用リール２７の外周表面がそれぞれ
臨んでいる。また、表示窓２６の周辺には、各表示窓２
６を横断して、有効となる入賞ラインを表示するための
入賞ライン表示２８が施されている。この入賞ライン表
示２８は、横３本と、この横線と交差する斜め２本の合
計５本からなっている。また、各入賞ライン表示２８の
左端側には、有効となる入賞ラインを表示するための有
効ライン表示ランプ２９が設けられている。
面扉２３には、ほぼ中央より上部に、表示窓２６が設け
られており、表示窓２６には、遊技機筐体２４の内部に
配置した３個の遊技用リール２７の外周表面がそれぞれ
臨んでいる。また、表示窓２６の周辺には、各表示窓２
６を横断して、有効となる入賞ラインを表示するための
入賞ライン表示２８が施されている。この入賞ライン表
示２８は、横３本と、この横線と交差する斜め２本の合
計５本からなっている。また、各入賞ライン表示２８の
左端側には、有効となる入賞ラインを表示するための有
効ライン表示ランプ２９が設けられている。
【００３０】また、入賞ライン表示２８の右端側には、
リプレイ表示、入賞表示等の各種の表示を行うための複
数の表示部３０が設けられている。
リプレイ表示、入賞表示等の各種の表示を行うための複
数の表示部３０が設けられている。
【００３１】さらに、表示窓２６の下方には、遊技に供
する遊技メダルを１枚ずつ投入するためのメダル投入口
３１、クレジットされた範囲内で遊技に供する遊技メダ
ルを１枚ずつ投入するためのベットスイッチ３２、遊技
者が獲得した遊技メダルをクレジットするか払い出すか
を切り替えるためのＣ／Ｐスイッチ３３、遊技メダルの
投入を条件として各遊技用リール２７の回転を開始させ
るためのスタートスイッチ３４、および各遊技用リール
２７に個別に対応して各遊技用リール２７の回転を停止
させるための３個のストップスイッチ３５が設けられて
いる。
する遊技メダルを１枚ずつ投入するためのメダル投入口
３１、クレジットされた範囲内で遊技に供する遊技メダ
ルを１枚ずつ投入するためのベットスイッチ３２、遊技
者が獲得した遊技メダルをクレジットするか払い出すか
を切り替えるためのＣ／Ｐスイッチ３３、遊技メダルの
投入を条件として各遊技用リール２７の回転を開始させ
るためのスタートスイッチ３４、および各遊技用リール
２７に個別に対応して各遊技用リール２７の回転を停止
させるための３個のストップスイッチ３５が設けられて
いる。
【００３２】また、前面扉２３の下部には、賞として払
い出された遊技メダルを受け入れるためのメダル受皿３
６が設けられており、メダル受皿３６に臨むようにし
て、メダル払出口３７が設けられている。さらに、図示
しないが、遊技機筐体２４内には、メダル払出口３７に
連通する位置に、賞としての遊技メダルを払い出すため
のホッパが配設されれている。
い出された遊技メダルを受け入れるためのメダル受皿３
６が設けられており、メダル受皿３６に臨むようにし
て、メダル払出口３７が設けられている。さらに、図示
しないが、遊技機筐体２４内には、メダル払出口３７に
連通する位置に、賞としての遊技メダルを払い出すため
のホッパが配設されれている。
【００３３】なお、上述したスロットマシン２１では、
遊技用リール２７が可変表示手段として機能し、スター
トスイッチ３４が開始手段として機能し、ストップスイ
ッチ３５が停止手段として機能し、ホッパが利益付与手
段として機能する。
遊技用リール２７が可変表示手段として機能し、スター
トスイッチ３４が開始手段として機能し、ストップスイ
ッチ３５が停止手段として機能し、ホッパが利益付与手
段として機能する。
【００３４】＜告知リール＞告知リール２２は、上述し
たようにビッグボーナスの発生予告および各種の演出表
示を行うための装置で、前記ドットマトリクス表示器１
により構成されている。告知リール２２を構成するドッ
トマトリクス表示器１は、スロットマシン２１を制御す
るための制御装置（図示せず）により制御される。特
に、制御装置を２つに分割し、賞態様の構成等のように
遊技の主要部分に関する制御を行うための主制御基板
と、それ以外の演出等に関する制御を行うためのサブ制
御基板により構成した場合には、サブ制御基板をＬＥＤ
制御装置として機能させて、ＬＥＤの点灯および消灯を
制御する。
たようにビッグボーナスの発生予告および各種の演出表
示を行うための装置で、前記ドットマトリクス表示器１
により構成されている。告知リール２２を構成するドッ
トマトリクス表示器１は、スロットマシン２１を制御す
るための制御装置（図示せず）により制御される。特
に、制御装置を２つに分割し、賞態様の構成等のように
遊技の主要部分に関する制御を行うための主制御基板
と、それ以外の演出等に関する制御を行うためのサブ制
御基板により構成した場合には、サブ制御基板をＬＥＤ
制御装置として機能させて、ＬＥＤの点灯および消灯を
制御する。
【００３５】すなわち、サブ制御基板の制御に基づき、
告知リール２２の回転に同期させて各ＬＥＤを点灯ある
いは消灯させることにより、告知窓２５内に文字、図形
等を表示することができる。例えば、告知窓２５内に
「Ｖ」の字を表示することにより、ビッグボーナスが発
生することを予告することができ、また、他の文字や図
形を表示することにより、ビッグボーナスが発生するこ
とへの信頼度等を表示することができる。
告知リール２２の回転に同期させて各ＬＥＤを点灯ある
いは消灯させることにより、告知窓２５内に文字、図形
等を表示することができる。例えば、告知窓２５内に
「Ｖ」の字を表示することにより、ビッグボーナスが発
生することを予告することができ、また、他の文字や図
形を表示することにより、ビッグボーナスが発生するこ
とへの信頼度等を表示することができる。
【００３６】
【発明の効果】以上説明したように、本発明に係るドッ
トマトリクス表示器は、回転可能なリールの外周面に複
数個のＬＥＤを並設し、リールの回転に同期させて各Ｌ
ＥＤの点灯および消灯を制御しているため、点灯してい
るＬＥＤの残像効果を用いて、文字、数字あるいは図柄
等を表示することができる。
トマトリクス表示器は、回転可能なリールの外周面に複
数個のＬＥＤを並設し、リールの回転に同期させて各Ｌ
ＥＤの点灯および消灯を制御しているため、点灯してい
るＬＥＤの残像効果を用いて、文字、数字あるいは図柄
等を表示することができる。
【００３７】すなわち、本発明に係るドットマトリクス
表示器によれば、使用するＬＥＤの数を増やすことなく
多様な情報を表示することができるため、制御機構が単
純なものとなり、製造コストを低減することができる。
表示器によれば、使用するＬＥＤの数を増やすことなく
多様な情報を表示することができるため、制御機構が単
純なものとなり、製造コストを低減することができる。
【００３８】また、本発明に係る遊技機によれば、上述
したドットマトリクス表示器を搭載していることから、
告知手段の構造および制御機構を単純なものとして、製
造コストを低減することができる。
したドットマトリクス表示器を搭載していることから、
告知手段の構造および制御機構を単純なものとして、製
造コストを低減することができる。
【図１】ドットマトリクス表示器の構成を示す斜視図
（ａ）、およびドットマトリクス表示器による表示例を
示す模式図（ｂ）
（ａ）、およびドットマトリクス表示器による表示例を
示す模式図（ｂ）
【図２】ドットマトリクス表示器の駆動制御を説明する
ための斜視図
ための斜視図
【図３】本体側通信基板の一部を断面とした正面図
（ａ）、および底面図（ｂ）
（ａ）、および底面図（ｂ）
【図４】スロットマシンの正面図（ａ）、および斜視図
（ｂ）
（ｂ）
１ ドットマトリクス表示器
２ リール
３ ステッピングモータ
４ ＬＥＤ
５ ＬＥＤ制御装置
６ ＬＥＤ基板
７ 本体側通信基板
８ 筐体側通信基板
９ 受信部
１０ 送信部
１１ａ ＋電極用電源パターン
１１ｂ −電極用電源パターン
１２ａ ＋電極用電源端子
１２ｂ −電極用電源端子
２１ スロットマシン
２２ 告知リール
２３ 前面扉
２４ 遊技機筐体
２５ 告知窓
２６ 表示窓
２７ 遊技用リール
２８ 入賞ライン表示
２９ 有効ライン表示ランプ
３０ 表示部
３１ メダル投入口
３２ ベットスイッチ
３３ Ｃ／Ｐスイッチ
３４ スタートスイッチ
３５ ストップスイッチ
３６ メダル受皿
３７ メダル払出口
Claims (2)
- 【請求項１】 回転可能に軸支されたリールと、 該リールを回転駆動するための駆動手段と、 前記リールの外周面において、その回転方向に対して略
垂直方向に並列して配設された複数個のＬＥＤと、 前記各ＬＥＤの点灯および消灯を前記リールの回転に同
期させて個別に制御するためのＬＥＤ制御手段とを備え
たことを特徴とするドットマトリクス表示器。 - 【請求項２】 遊技に必要な複数種類の図柄を可変表示
するための可変表示手段と、前記図柄の可変表示を開始
させるための開始手段と、遊技者の操作に応じて可変表
示中の前記図柄を停止させるための停止手段と、前記可
変表示手段における前記図柄の停止表示態様が所定の入
賞態様を構成した場合に遊技者に利益を付与するための
利益付与手段と、遊技者に対して遊技状況を告知するた
めの告知手段とを備えた遊技機であって、 前記告知手段は、 回転可能に軸支されたリールと、 該リールを回転駆動するための駆動手段と、 前記リールの外周面において、その回転方向に対して略
垂直方向に並列して配設された複数個のＬＥＤと、 前記各ＬＥＤの点灯および消灯を前記リールの回転に同
期させて個別に制御するためのＬＥＤ制御手段とを備え
て構成することを特徴とする遊技機。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2002073759A JP2003265682A (ja) | 2002-03-18 | 2002-03-18 | ドットマトリクス表示器およびこれを用いた遊技機 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2002073759A JP2003265682A (ja) | 2002-03-18 | 2002-03-18 | ドットマトリクス表示器およびこれを用いた遊技機 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2003265682A true JP2003265682A (ja) | 2003-09-24 |
Family
ID=29203335
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2002073759A Pending JP2003265682A (ja) | 2002-03-18 | 2002-03-18 | ドットマトリクス表示器およびこれを用いた遊技機 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2003265682A (ja) |
Cited By (10)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2007209409A (ja) * | 2006-02-07 | 2007-08-23 | Samii Kk | 回転図柄表示装置及びそれを搭載した遊技機 |
| WO2010056468A2 (en) * | 2008-10-30 | 2010-05-20 | Bally Gaming, Inc. | Configurable displays used, for example in gaming machines |
| US8052519B2 (en) | 2006-06-08 | 2011-11-08 | Bally Gaming, Inc. | Systems, methods and articles to facilitate lockout of selectable odds/advantage in playing card games |
| US8251803B2 (en) | 2008-04-30 | 2012-08-28 | Bally Gaming, Inc. | Overlapping progressive jackpots |
| US8444477B2 (en) | 2004-09-08 | 2013-05-21 | Igt | Symbol display device for game machine |
| US8734245B2 (en) | 2007-11-02 | 2014-05-27 | Bally Gaming, Inc. | Game related systems, methods, and articles that combine virtual and physical elements |
| US9101820B2 (en) | 2006-11-09 | 2015-08-11 | Bally Gaming, Inc. | System, method and apparatus to produce decks for and operate games played with playing cards |
| US9406194B2 (en) | 2008-04-30 | 2016-08-02 | Bally Gaming, Inc. | Method and system for dynamically awarding bonus points |
| JP6069550B1 (ja) * | 2016-01-29 | 2017-02-01 | 山佐株式会社 | 遊技機 |
| GB2567956A (en) * | 2017-09-12 | 2019-05-01 | Gamesman Ltd | Illuminated rotatable reels for entertainment machines |
-
2002
- 2002-03-18 JP JP2002073759A patent/JP2003265682A/ja active Pending
Cited By (16)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US8444477B2 (en) | 2004-09-08 | 2013-05-21 | Igt | Symbol display device for game machine |
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| US8920236B2 (en) | 2007-11-02 | 2014-12-30 | Bally Gaming, Inc. | Game related systems, methods, and articles that combine virtual and physical elements |
| US9613487B2 (en) | 2007-11-02 | 2017-04-04 | Bally Gaming, Inc. | Game related systems, methods, and articles that combine virtual and physical elements |
| US8734245B2 (en) | 2007-11-02 | 2014-05-27 | Bally Gaming, Inc. | Game related systems, methods, and articles that combine virtual and physical elements |
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| WO2010056468A3 (en) * | 2008-10-30 | 2010-07-29 | Bally Gaming, Inc. | Configurable displays used, for example in gaming machines |
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| JP6069550B1 (ja) * | 2016-01-29 | 2017-02-01 | 山佐株式会社 | 遊技機 |
| JP2017131513A (ja) * | 2016-01-29 | 2017-08-03 | 山佐株式会社 | 遊技機 |
| GB2567956A (en) * | 2017-09-12 | 2019-05-01 | Gamesman Ltd | Illuminated rotatable reels for entertainment machines |
| US10328359B2 (en) | 2017-09-12 | 2019-06-25 | Gamesman Limited | Illuminated rotatable reels for entertainment machines |
| GB2567956B (en) * | 2017-09-12 | 2022-04-27 | Gamesman Ltd | Illuminated rotatable reels for entertainment machines |
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