JP2003264630A - 公衆回線データ通信装置および同装置の制御方法 - Google Patents

公衆回線データ通信装置および同装置の制御方法

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JP2003264630A
JP2003264630A JP2002065975A JP2002065975A JP2003264630A JP 2003264630 A JP2003264630 A JP 2003264630A JP 2002065975 A JP2002065975 A JP 2002065975A JP 2002065975 A JP2002065975 A JP 2002065975A JP 2003264630 A JP2003264630 A JP 2003264630A
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public
telephone line
regular
public telephone
data communication
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JP2002065975A
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Mamoru Hiraga
守 平賀
Tomoyuki Kurashige
知行 倉重
Kazuhide Maniwa
一秀 摩庭
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Hitachi Advanced Digital Inc
Original Assignee
Hitachi Advanced Digital Inc
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 発呼者の公衆電話番号を判定するか、直送
型メールの着信により、あらかじめ定められた公衆電話
番号に発呼して接続し、コールバック機能を実現する公
衆回線データ通信装置を提供し、ユーザー装置側への回
線利用に伴う課金を皆無とする。 【解決手段】 本発明は、遠隔操作装置側に発呼者の公
衆電話番号を自動的に判定する機能、ないし直送型メー
ル着信機能を持たせ、あらかじめ定められた公衆電話番
号に発呼して接続し、コールバック機能を実現する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明が属する技術分野】本発明は公衆回線網を用いた
データ通信装置に係り、特にユーザー装置から遠隔操作
されユーザー装置からの要求により公衆回線網へのデジ
タルデータの送出を行なう装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、広域ネットワーク(WAN)回線を
利用したデジタルデータの転送が、ごく一般的に行われ
るようになってきたが、このWAN回線インフラの中核を
なすものは、有線ないし無線の公衆電話回線であって、
通常の音声通話同様、一般的に発呼者から時間当たりの
回線利用料を徴収して運営されている。
【0003】一方で、公衆電話回線上に配置され、ユー
ザーに画像、音声などをデータ化して伝送する装置も多
数発売されているが、このような装置は多くの場合、遠
隔地にいるユーザーからの発呼を着信し、発呼者が正規
のユーザーであるか否かを、あらかじめ定められた通信
手順にのっとったパスワードの交換などで確認したのち
にデータ通信を開始する。
【0004】このような遠隔操作を前提としたデータ通
信装置と通信しようとする場合、通信に関わる課金を接
続要求したユーザー側(発呼者)とするか、あるいは装
置側(着信者)とするかは重要な問題である。
【0005】一般には接続要求したユーザー側(発呼
者)に課金するシステムとなっている場合が多く、また
この場合は不正な接続についても、一般的に間違い電話
をした送信側に課金されることと同様に、不正接続者側
に課金されるため、特に不都合な問題は生じない。この
ような技術を利用した通信端末装置および自動応答ない
し自動発信方法として特開2001-168972号公報などがあ
る。
【0006】しかし、なんらかの理由で、課金を装置側
(着信者)としたい場合には、接続方法に対して、なん
らかの手順を踏む必要がある。
【0007】この一例として、音声通話の場合には、一
般にコレクトコールと呼ばれるサービスがある。このサ
ービスは着信側に課金させたいユーザーがコレクトコー
ルセンターに電話をし、オペレータとの会話によって課
金を着信者としたい旨を伝え、オペレータが着信者側に
発呼会話して、通話に対して着信者側に課金される旨を
伝え、着信者側がこれを承認することで、両者の会話が
可能になる。
【0008】しかし、データ通信の場合、このようなサ
ービスは存在せず、多くの場合に用いられる手段が、コ
ールバックとよばれる手法である。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】上記したデータ通信機
器におけるコールバックは、おおむね以下の手順にて行
われる。 1)ユーザ−装置側が発呼 2)遠隔装置側が着信 3)ユーザ−装置側がコールバック処理を命令 4)ユーザ−装置側が回線切断 5)遠隔装置側が発呼 6)データ通信開始
【0010】しかしここにおける問題は、上記手順2)
〜4)の着信から切断にいたる間の課金は、依然ユーザ
ー装置側になされる点である。
【0011】さらに、上記問題点に鑑みて、よく用いら
れる手法に「RINGコールバック」というものが有
る。これは、公衆電話回線でのデータ通信装置として一
般的なモデム装置の標準コマンド系列であるところの
「ATコマンド」における着呼信号データが「RIN
G」というキャラクター列であるところから来る呼称で
ある。
【0012】すなわち「ATコマンド」では発呼者が着
信者に対して回線を開くように要求する場合、あたかも
音声通話機がリン、リンと鳴るように、着信側のデータ
通信装置に「RING」というキャラクター列が送ら
れ、この状態では一切の課金は発生しない。着信側で
は、音声通話で受話器をとる行為にあたることとして、
モデムに対して「ATA」というキャラクター列を送出
し、これにより発呼者と着信者間の回線が成立し、この
回線が成立した時点から課金が開始される。
【0013】「RINGコールバック」では、このよう
な一般的モデムの持つ特徴を利用するもので、あらかじ
めユーザ−装置装置側と遠隔装置側で、「RING」の
回数などを設定しておき、これに一致した回数で「RI
NG」が終了した場合、ただちに遠隔装置側からユーザ
−装置装置側に発呼するようにするものである。
【0014】しかしこの方法の問題点は、いわゆる間違
い電話に対しても発呼する可能性が残る点にある。その
確立を下げるために「RING」の回数を多く設定する
ことが一般的に行われるが、そうした場合、実際の通信
開始に時間がかかってしまう。
【0015】本発明は、このような背景の下になされた
ものであり、その第一の目的は、公衆電話回線にて接続
要求のあった正規ユーザーを接続することなく自動的に
認識し、正規ユーザーが指定登録した電話番号宛てに発
呼し直して所定の情報を配信する、正規ユーザーが接続
要求する過程において課金されない所謂コールバック機
能を有するデータ通信装置を提供することにある。
【0016】また第二の目的は、正規ユーザー以外から
誤って接続要求された場合には所定情報を記録した後に
自ら回線を切断し、また復帰する自己防御機能を有する
データ通信装置を提供することにある。
【0017】また第三の目的は、公衆電話回線にて接続
要求のあった正規ユーザーからの電子メールに対応して
自動的に接続要求者の登録した電話番号宛てに所定の情
報を配信する、正規ユーザーが接続要求する過程におい
て無料もしくは基本通話料金よりも低い課金の範囲で利
用できるメール配信サービスを利用したコールバック機
能を有するデータ通信装置を提供することにある。
【0018】
【課題を解決するための手段】前記の目的を達成するた
めに、公衆電話回線網を介してユーザー装置から遠隔操
作され、該ユーザー装置からの要求により該公衆電話回
線網へのデジタルデータの送出を行なう公衆回線データ
通信装置であって、該公衆電話回線網を経由した接続要
求に対して、接続要求者の公衆電話回線番号を着信に先
立って認識する手段と、自らを遠隔操作する権限を有す
る正規ユーザーからの着呼番号としての正規公衆回線電
話番号を少なくとも1個以上登録保存する手段と、自ら
が前記正規ユーザーへ発呼する場合の発呼番号として、
前記正規公衆電話回線番号に対応する正規発呼電話回線
番号を少なくとも1個以上登録保存する手段と、前記認
識した接続要求者の電話回線番号が前記登録保存した正
規公衆電話回線番号と一致すると判定した場合、着信す
ることなく接続要求者が発呼を終了した後に該接続要求
者に宛てて、該登録保存した正規発呼回線番号に対して
自動的に接続要求を行なう手段を設けたことを特徴とし
ている。
【0019】また請求項2記載の発明は、請求項1記載
の公衆回線データ通信装置であって、発呼者が該発呼者
の公衆電話回線番号を通知した場合、該発呼者の公衆電
話回線番号と発呼のなされた時刻情報とを記録保存し、
また発呼者が該発呼者の公衆電話回線番号を通知しない
場合、該発呼のなされた時刻情報と発呼番号が非通知で
あったことを記録保存する手段を備えたことを特徴とし
ている。
【0020】また請求項3記載の発明は、請求項1およ
び2記載の公衆回線データ通信装置であって、発呼者の
公衆電話回線番号が、登録保存した該正規公衆電話回線
番号と一致しない場合、および発呼者が該発呼者の公衆
回線電話番号を通知しない場合において、自らを公衆回
線網から切断し、一定時間経過後に再度自動的に公衆回
線網に接続する手段を設けたことを特徴としている。
【0021】また請求項4記載の発明は、公衆電話回線
網を介してユーザー装置から遠隔操作され、該ユーザー
装置からの要求により該公衆電話回線網へのデジタルデ
ータの送出を行なう公衆回線データ通信方法であって、
該公衆電話回線網を経由した接続要求に対して、接続要
求者の公衆電話回線番号を着信に先立って認識するステ
ップと、自らを遠隔操作する権限を有する正規ユーザー
からの着呼番号としての正規公衆回線電話番号を少なく
とも1個以上登録保存するステップと、自らが前記正規
ユーザーへ発呼する場合の発呼番号として、前記正規公
衆電話回線番号に対応する正規発呼電話回線番号を少な
くとも1個以上登録保存するステップと、前記認識した
接続要求者の電話回線番号が前記登録保存した正規公衆
電話回線番号と一致すると判定した場合、着信すること
なく接続要求者が発呼を終了した後に該接続要求者に宛
てて、該登録保存した正規発呼回線番号に対して自動的
に接続要求を行なうステップと、発呼者が該発呼者の公
衆電話回線番号を通知した場合、該発呼者の公衆電話回
線番号と発呼のなされた時刻情報とを記録保存し、また
発呼者が該発呼者の公衆電話回線番号を通知しない場
合、該発呼のなされた時刻情報と発呼番号が非通知であ
ったことを記録保存するステップと、発呼者の公衆電話
回線番号が、登録保存した該正規公衆電話回線番号と一
致しない場合、および発呼者が該発呼者の公衆回線電話
番号を通知しない場合において、自らを公衆回線網から
切断し、一定時間経過後に再度自動的に公衆回線網に接
続するステップとを設けたことを特徴としている。
【0022】また請求項5記載の発明は、請求項4記載
の制御方法を行なうことを特徴とする公衆回線データ通
信装置である。
【0023】また請求項6記載の発明は、請求項1から
3および5記載の公衆回線データ通信装置であって、カ
メラ装置あるいは外部カメラ装置と接続するための手段
を設け、映像信号をデジタルデータ化該公衆回線網上に
送出する手段を設けたことを特徴としている。
【0024】また請求項7記載の発明は、公衆電話回線
網を介してユーザー装置から遠隔操作され、該ユーザー
装置からの要求により該公衆電話回線網へのデジタルデ
ータの送出を行なう公衆回線データ通信装置であって、
該公衆電話回線網のキャリアサービス業者が、該キャリ
アサービスの範囲において提供する、公衆電話回線番号
を送受信アドレスとする直送型メールサービスによる電
子メールを着信する手段と、該着信メールを解読する手
段と、自らを遠隔操作する権限を有する正規ユーザーか
らのメールアドレスとしての正規公衆回線電話番号を少
なくとも1個以上登録保存する手段と、自らが該正規ユ
ーザーへ発呼する場合の発呼番号として、前記正規公衆
電話回線番号に対応する正規発呼電話回線番号を少なく
とも1個以上登録保存する手段と、該正規ユーザーから
の該電子メールによる接続要求に対して、該登録保存し
た正規発呼回線番号に対して自動的に接続要求を行なう
手段を設けたことを特徴としている。
【0025】また請求項8記載の発明は、公衆電話回線
網を介してユーザー装置から遠隔操作され、該ユーザー
装置からの要求により該公衆電話回線網へのデジタルデ
ータの送出を行なう公衆回線データ通信装置の制御方法
であって、該公衆電話回線網のキャリアサービス業者
が、該キャリアサービスの範囲において提供する、公衆
電話回線番号を送受信アドレスとする直送型メールサー
ビスによる電子メールを着信するステップと、該着信メ
ールを解読するステップと、自らを遠隔操作する権限を
有する正規ユーザーからのメールアドレスとしての正規
公衆回線電話番号を少なくとも1個以上登録保存するス
テップと、自らが該正規ユーザーへ発呼する場合の発呼
番号として、前記正規公衆電話回線番号に対応する正規
発呼電話回線番号を少なくとも1個以上登録保存するス
テップと、該正規ユーザーからの該電子メールによる接
続要求に対して、該登録保存した正規発呼回線番号に対
して自動的に接続要求を行なうステップを設けたことを
特徴とする公衆回線データ通信装置の制御方法である。
【0026】また請求項9記載の発明は、請求項8記載
の制御方法を行なうことを特徴とする公衆回線データ通
信装置である。
【0027】また請求項10記載の発明は、請求項7お
よび9記載の公衆回線データ通信装置であって、カメラ
装置あるいは外部カメラ装置と接続するための手段を設
け、映像信号をデジタルデータ化該公衆回線網上に送出
する手段を設けたことを特徴としている。
【0028】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施形態につい
て、図1および図2を用いて説明する。
【0029】図1は本実施例の公衆回線データ通信装置
装置と、公衆電話回線、さらに公衆回線データ通信装置
装置を遠隔操作するユーザー装置との接続を示した構成
図である。同図において101はカメラ装置、102は
公衆回線データ伝送装置、103は信号処理プロセッ
サ、104はモデム装置、105は公衆電話回線網、1
06は正規ユーザー装置、107は不正ユーザー装置で
ある。
【0030】本図において信号処理プロセッサ:103
は例えば1チップマイコンLSIであり、CPU、フラ
ッシュROM、RAM、データ伝送制御回路、メモリ・
アクセス制御回路、モデム装置104やカメラ装置10
1等の外部機器とのインターフェイス回路、バスライ
ン、各種計時ないしタイマ回路、バス制御回路およびそ
の他各種制御回路ないしDSP等信号処理回路やA−D
コンバータ等を必要に応じて含むデバイスで構成するこ
とができる。また同様に前記CPU以下の各回路等を個
別デバイスないし一部集合したデバイスを組合せて構成
することにより実現できる。
【0031】信号処理プロセッサ:103はモデム装
置:104と接続され、モデム装置が公衆電話回線網に
対し受信ないし発信するための制御や両者相互間で受信
ないし送信するデータ通信のための制御等を行なう。例
えばモデム装置が外部からの電話回線接続要求を受けて
着呼した場合、着呼データより接続要求者の発呼電話番
号情報を抜出して信号処理プロセッサへ送出するように
制御するなど各種コマンド制御のもと双方で通信する。
すなわち信号処理プロセッサとモデム装置は以下で説明
する電話受信、切断および送信に係る動作ならびに情報
の登録保存を行なう手段ないし方法を含むものである。
【0032】図2は、図1の信号処理プロセッサ:10
3が本発明の公衆回線データ伝送装置を実現するために
信号処理プロセッサ内部の上記各部位ならびにモデム装
置:104を制御する処理フローを示すものであり、以
下順に説明する。
【0033】まず正規ユーザー:106、あるいは不正
ユーザー:107が発呼し、公衆回線データ伝送装置:
102が着呼する(ステップS201)。
【0034】次に発呼者の公衆電話番号が通達されてい
るか否かを判定する(ステップS202)。発呼者の公
衆電話番号が通達されている場合はステップS203
へ、発呼者の公衆電話番号が通達されていない場合はス
テップS209へと各々移行する。
【0035】なお、ステップS202の結果に基づき、
該当処理が発生した時刻の情報とともに発呼者の公衆回
線電話番号の有無および発呼者の公衆回線電話番号があ
る場合は当該発呼者の電話番号を記録する工程を設ける
ことができる。本工程により正規ユーザーは本発明のデ
ータ通信装置に対して発呼された記録を遡ってそれぞれ
発生時刻と共に正規ユーザーからのアクセスかその他か
らのアクセスかについて確認することができる。
【0036】次に発呼者の公衆電話番号が、あらかじめ
登録された正規ユーザー装置:106の公衆電話番号と
一致するか否かを判定する(ステップS203)。一致
する場合はステップS204へ、一致しない場合はステ
ップS209へと各々移行する。
【0037】次に発呼者からの発呼が終了したことを確
認する(ステップS204)。もし終了していない場合
は再度ステップS204の判定を行なう。終了したこと
を確認した場合、ステップS205へ移行する。
【0038】次に発呼者が正規ユーザーであると確認さ
れたため、あらかじめ登録された公衆回線電話番号に発
呼する(ステップS205)。この発呼番号は、正規ユ
ーザー:106の公衆電話番号そのものでもよいし、第
3者の公衆電話番号でも良い。
【0039】回線が成立し、この時点より、装置:10
2側への課金が開始される(ステップS206)。
【0040】データ通信が開始され、本実施形態ではカ
メラ装置:101からの画像データなどが送信される
(ステップS207)。
【0041】もし発呼者番号通達がなされていない(S
202でNo)、ないし発呼者番号があらかじめ登録さ
れた番号と異なる場合(S203でNo)、発呼があら
かじめ定めた一定時間ないし回数を超えてなされるまで
待機する(ステップS209)。一定時間ないし回数を
超えた場合、ステップS210へ移行する。
【0042】発呼があらかじめ定めた一定時間ないし回
数を超えてなされた場合、モデム装置:104の電源を
切るなどして、自らを公衆電話回線網から隠蔽する(ス
テップS210)。
【0043】モデム装置:104の電源切断などによる
公衆電話回線網からの隠蔽時間が、あらかじめ定めた一
定時間を超えるまで待機する(ステップS211)。一
定時間を超えた場合、ステップS212へ移行する。
【0044】モデム装置:104の電源再投入および初
期化などにより、自らを公衆電話回線網に復帰させる
(ステップS212)。
【0045】上記装置構成、および処理フローによれ
ば、不要な時間を必要とすることなく、かつユーザー装
置側への課金がなされない状態で、事実上のコールバッ
クを実現できると同時に、不正な発呼に対する自己防御
を実現することができる。
【0046】なお、本実施例は有線の公衆電話回線網の
みならず、セルラー電話やPHSなどの無線公衆電話回
線網においてもまったく同様に適用可能である。
【0047】図5に正規ユーザー登録保存の一例と図6
に着呼情報登録保存の一例を示す。
【0048】ステップS203およびステップS205
では、図5のように信号処理プロセッサないしモデム装
置の記憶部位(図示せず)において例えば正規ユーザー
について電話番号登録テーブルを設け、着信される電話
番号とこれに対応する発呼電話番号とを各々一組にして
登録保存しておいても良い。図5の例では、正規ユーザ
ーが電話番号OOO-AAAA-BBBBを用いて本発明
のデータ通信装置に接続要求した場合、もしくは電話番
号OOO-CCCC-DDDDを用いて同装置に接続要求
した場合において、同装置は電話番号OOO-AAAA-
BBBBに対し発呼を行なうものである。また同様に、
正規ユーザーが電話番号OOO-EEEE-BBBBを用
いて本発明のデータ通信装置に接続要求した場合、同装
置は電話番号OOO-FFFF-BBBBに対し発呼を行
なうものである。
【0049】またステップS202では、図5のように
信号処理プロセッサないしモデム装置の記憶部位(図示
せず)において例えば着呼情報について登録テーブルを
設け、着信された時刻および着信情報から得られた電話
番号情報とを各々一組にして登録保存しておいても良
い。ここで着信情報から電話番号情報が得られない場
合、図6、No.2のように非通知である旨を示す文字ない
し数字情報を該当する時刻情報とともに登録保存する。
【0050】以下に本発明の別の実施形態を、図3、図
4を用いて説明する。本実施例公衆回線網は、公衆電話
回線網のキャリアサービス業者が、該キャリアサービス
の範囲内において、公衆電話回線番号を送受信アドレス
とする直送型メールサービスを提供するものであるとす
る。
【0051】図3は本実施例の公衆回線データ通信装置
装置と、公衆電話回線、さらに公衆回線データ通信装置
装置を遠隔操作するユーザー装置との接続を示した構成
図である。同図において301はカメラ装置、302は
公衆回線データ伝送装置、303は信号処理プロセッ
サ、304はモデム装置、305は公衆電話回線網、3
06は正規ユーザー装置、307は不正ユーザー装置、
308は直送型メールサーバーである。
【0052】なお本発明では特にインターネットを介し
た電子メールである所謂eメールを用いることなく、公
衆電話回線網のキャリアサービス業者が、キャリアサー
ビスの範囲内において提供する、公衆電話回線番号を送
受信アドレスとする直送型メールサービスによる電子メ
ールを利用することを特徴とする。
【0053】本メールサービスは特に携帯電話市場で一
般的なもので、たとえばNTT−docomo社の提供
する「ショートメール」(登録商標)、au社の提供す
る「Cメール」(登録商標)、DDI-pocket社
の提供する「Pメール」(登録商標)等がある。
【0054】これら「直送型」のメールサービスは、 1)公衆電話回線キャリヤが、自社サービスの契約者に
限定して提供するサービスである。 2)インターネットメール(eメール)が、受信者がサ
ーバーに受け取りに行くことによって成立するサービス
であるのに対し、メールサーバーが受信者に強制的にメ
ールを送信するサービスである。 3)インターネットメール(eメール)が、たとえばab
cd@efghijk.comのようないわゆるインターネットアドレ
スを用いて配信されるのに対し、受信者の公衆電話番号
をアドレスとして用いる。などの特徴をもち、以上にお
いてメールの発行から受信にいたる時間遅延がeメール
よりはるかに小さいという特徴があり、かつメール発信
による課金が発生しないか、あるいは通話の基本料金よ
りも低課金であるサービスが提供されている場合が多
く、本発明の目的とするコールバック接続要求に用いる
にあたって適切な手段となる。
【0055】なお信号処理プロセッサ:303は、第一
の実施形態における信号処理プロセッサ:103で示し
たように1チップマイコンLSI等により構成すること
ができる。また同様に信号処理プロセッサとモデム装置
は以下で説明する電話ないし直送型メールの受信、切断
および送信に係る動作ならびに情報の登録保存を行なう
手段ないし方法を含むものである。
【0056】図4は、図3の信号処理プロセッサ:30
3における処理フローを示すものであり、以下順に説明
する。
【0057】先ず正規ユーザー:306、あるいは不正
ユーザー:307が、公衆回線データ伝送装置:302
に対してメールを発行し、同メールは、メールサーバ
ー:308によって、公衆電話回線:305を経由し
て、公衆回線データ伝送装置:302に転送され着信す
る(ステップS401)。
【0058】次に受信メールの解析を行なう(ステップ
S402)。ここでの解析はたとえば、発信者の公衆電
話番号が、あらかじめ登録された番号と一致するか、あ
るいはメール内容があらかじめ定められた正規ユーザー
を識別する内容に符合するかなど、いくつかの判定を復
号させることが望ましい。
【0059】上記ステップS402での解析結果によ
り、受信メールが正規ユーザーからの接続要求であるか
否かを判定する(ステップS403)。正規ユーザーか
らの接続要求であると判定した場合はステップS404
へ、そうでない場合はステップS407(処理終了)へ
と移行する。
【0060】メール発信者が正規ユーザーであると確認
された場合、あらかじめ登録された公衆回線電話番号に
発呼する(ステップS404)。この発呼番号は、正規
ユーザー:306の公衆電話番号そのものでもよいし、
第3者の公衆電話番号でも良い。前述の図5:正規ユー
ザー登録テーブルのように、正規ユーザーごとに少なく
とも1つ登録した公衆電話番号宛てに発呼される
【0061】この結果回線が成立し、この時点より、装
置:302側への課金が開始される(ステップS40
5)。
【0062】よってデータ通信が開始され、本実施例で
はカメラ装置:301からの画像データなどが送信され
る(ステップS406)。
【0063】上記装置構成、および処理フローによれ
ば、不要な時間を必要とすることなく、かつユーザー装
置側への課金がなされない、あるいはメール発報にとも
なう金額のみが課金される状態で、事実上のコールバッ
クを実現できると同時に、不正な発呼、ないしメールに
対する自己防御を実現することができる。
【0064】なお、本実施例は有線の公衆電話回線網の
みならず、セルラー電話やPHSなどの無線公衆電話回
線網においてもまったく同様に適用可能である。
【0065】
【発明の効果】本発明によれば、公衆電話回線を利用し
たデジタルデータ送信装置間の通信において、不要な時
間遅延を必要とすることなく、かつユーザー装置側への
課金がなされない、あるいはメール発報にともなう金額
のみが課金される状態で、事実上のコールバックを実現
できる。
【0066】また同時に、不正な発呼、ないしメールに
対する自己防御を実現することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】公衆回線データ通信装置と公衆回線との接続を
示した構成図
【図2】図1の装置における処理フロー
【図3】公衆回線データ通信装置と公衆回線との接続を
示した他の構成図
【図4】図3の装置における処理フロー
【図5】正規ユーザー登録保存の一例
【図6】着呼情報登録保存の一例
【符号の説明】
101:カメラ装置 102:公衆回線データ伝送装置 103:信号処理プロセッサ 104:モデム装置 105:公衆電話回線網 106:正規ユーザー装置 107:不正ユーザー装置 301:カメラ装置 302:公衆回線データ伝送装置 303:信号処理プロセッサ 304:モデム装置 305:公衆電話回線網 306:正規ユーザー装置 307:不正ユーザー装置 308:直送型メールサーバー
フロントページの続き Fターム(参考) 5K027 AA00 BB09 EE13 HH14 HH23 KK02 5K036 AA00 BB11 BB18 DD25 DD46 EE13 JJ05 KK09 5K101 KK03 LL01 MM05 MM07 NN06 NN18 NN25 PP03 RR12 RR17 RR22 UU18

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】公衆電話回線網を介してユーザー装置から
    遠隔操作され、該ユーザー装置からの要求により該公衆
    電話回線網へのデジタルデータの送出を行なう公衆回線
    データ通信装置であって、 該公衆電話回線網を経由した接続要求に対して、接続要
    求者の公衆電話回線番号を着信に先立って認識する手段
    と、 自らを遠隔操作する権限を有する正規ユーザーからの着
    呼番号としての正規公衆回線電話番号を少なくとも1個
    以上登録保存する手段と、 自らが前記正規ユーザーへ発呼する場合の発呼番号とし
    て、前記正規公衆電話回線番号に対応する正規発呼電話
    回線番号を少なくとも1個以上登録保存する手段と、 前記認識した接続要求者の電話回線番号が前記登録保存
    した正規公衆電話回線番号と一致すると判定した場合、
    着信することなく接続要求者が発呼を終了した後に該接
    続要求者に宛てて、該登録保存した正規発呼回線番号に
    対して自動的に接続要求を行なう手段を設けたことを特
    徴とする公衆回線データ通信装置。
  2. 【請求項2】請求項1記載の公衆回線データ通信装置で
    あって、 発呼者が該発呼者の公衆電話回線番号を通知した場合、
    該発呼者の公衆電話回線番号と発呼のなされた時刻情報
    とを記録保存し、また発呼者が該発呼者の公衆電話回線
    番号を通知しない場合、該発呼のなされた時刻情報と発
    呼番号が非通知であったことを記録保存する手段を備え
    たことを特徴とする公衆回線データ通信装置。
  3. 【請求項3】請求項1および2記載の公衆回線データ通
    信装置であって、 発呼者の公衆電話回線番号が、登録保存した該正規公衆
    電話回線番号と一致しない場合、および発呼者が該発呼
    者の公衆回線電話番号を通知しない場合において、自ら
    を公衆回線網から切断し、一定時間経過後に再度自動的
    に公衆回線網に接続する手段を設けたことを特徴とする
    公衆回線データ通信装置。
  4. 【請求項4】公衆電話回線網を介してユーザー装置から
    遠隔操作され、該ユーザー装置からの要求により該公衆
    電話回線網へのデジタルデータの送出を行なう公衆回線
    データ通信装置の制御方法であって、 該公衆電話回線網を経由した接続要求に対して、接続要
    求者の公衆電話回線番号を着信に先立って認識するステ
    ップと、 自らを遠隔操作する権限を有する正規ユーザーからの着
    呼番号としての正規公衆回線電話番号を少なくとも1個
    以上登録保存するステップと、 自らが前記正規ユーザーへ発呼する場合の発呼番号とし
    て、前記正規公衆電話回線番号に対応する正規発呼電話
    回線番号を少なくとも1個以上登録保存するステップ
    と、 前記認識した接続要求者の電話回線番号が前記登録保存
    した正規公衆電話回線番号と一致すると判定した場合、
    着信することなく接続要求者が発呼を終了した後に該接
    続要求者に宛てて、該登録保存した正規発呼回線番号に
    対して自動的に接続要求を行なうステップと、 発呼者が該発呼者の公衆電話回線番号を通知した場合、
    該発呼者の公衆電話回線番号と発呼のなされた時刻情報
    とを記録保存し、また発呼者が該発呼者の公衆電話回線
    番号を通知しない場合、該発呼のなされた時刻情報と発
    呼番号が非通知であったことを記録保存するステップ
    と、 発呼者の公衆電話回線番号が、登録保存した該正規公衆
    電話回線番号と一致しない場合、および発呼者が該発呼
    者の公衆回線電話番号を通知しない場合において、自ら
    を公衆回線網から切断し、一定時間経過後に再度自動的
    に公衆回線網に接続するステップとを設けたことを特徴
    とする公衆回線データ通信装置の制御方法。
  5. 【請求項5】請求項4記載の公衆回線データ通信装置の
    制御方法を行なうことを特徴とする公衆回線データ通信
    装置。
  6. 【請求項6】請求項1から3および5記載の公衆回線デ
    ータ通信装置であって、 カメラ装置あるいは外部カメラ装置と接続するための手
    段を設け、映像信号をデジタルデータ化該公衆回線網上
    に送出する手段を設けたことを特徴とする公衆回線デー
    タ通信装置。
  7. 【請求項7】公衆電話回線網を介してユーザー装置から
    遠隔操作され、該ユーザー装置からの要求により該公衆
    電話回線網へのデジタルデータの送出を行なう公衆回線
    データ通信装置であって、 該公衆電話回線網のキャリアサービス業者が、該キャリ
    アサービスの範囲において提供する、公衆電話回線番号
    を送受信アドレスとする直送型メールサービスによる電
    子メールを着信する手段と、 該着信メールを解読する手段と、 自らを遠隔操作する権限を有する正規ユーザーからのメ
    ールアドレスとしての正規公衆回線電話番号を少なくと
    も1個以上登録保存する手段と、 自らが該正規ユーザーへ発呼する場合の発呼番号とし
    て、前記正規公衆電話回線番号に対応する正規発呼電話
    回線番号を少なくとも1個以上登録保存する手段と、 該正規ユーザーからの該電子メールによる接続要求に対
    して、該登録保存した正規発呼回線番号に対して自動的
    に接続要求を行なう手段を設けたことを特徴とする公衆
    回線データ通信装置。
  8. 【請求項8】公衆電話回線網を介してユーザー装置から
    遠隔操作され、該ユーザー装置からの要求により該公衆
    電話回線網へのデジタルデータの送出を行なう公衆回線
    データ通信装置の制御方法であって、 該公衆電話回線網のキャリアサービス業者が、該キャリ
    アサービスの範囲において提供する、公衆電話回線番号
    を送受信アドレスとする直送型メールサービスによる電
    子メールを着信するステップと、 該着信メールを解読するステップと、 自らを遠隔操作する権限を有する正規ユーザーからのメ
    ールアドレスとしての正規公衆回線電話番号を少なくと
    も1個以上登録保存するステップと、 自らが該正規ユーザーへ発呼する場合の発呼番号とし
    て、前記正規公衆電話回線番号に対応する正規発呼電話
    回線番号を少なくとも1個以上登録保存するステップ
    と、 該正規ユーザーからの該電子メールによる接続要求に対
    して、該登録保存した正規発呼回線番号に対して自動的
    に接続要求を行なうステップを設けたことを特徴とする
    公衆回線データ通信装置の制御方法。
  9. 【請求項9】請求項8記載の公衆回線データ通信装置の
    制御方法を行なうことを特徴とする公衆回線データ通信
    装置。
  10. 【請求項10】請求項7および9記載の公衆回線データ
    通信装置であって、 カメラ装置あるいは外部カメラ装置と接続するための手
    段を設け、映像信号をデジタルデータ化該公衆回線網上
    に送出する手段を設けたことを特徴とする公衆回線デー
    タ通信装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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