JP2003264468A - ビタビ復号装置 - Google Patents

ビタビ復号装置

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JP2003264468A
JP2003264468A JP2002066593A JP2002066593A JP2003264468A JP 2003264468 A JP2003264468 A JP 2003264468A JP 2002066593 A JP2002066593 A JP 2002066593A JP 2002066593 A JP2002066593 A JP 2002066593A JP 2003264468 A JP2003264468 A JP 2003264468A
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Masahiko Kishino
雅彦 岸野
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Sharp Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 通信システムにおいて、わずかな回路追加に
よりブラインドレートディテクション処理の効率を向上
させる。 【解決手段】 オールゼロ検出部17には、トレースバ
ック処理部15の出力データを入力する。オールゼロ検
出部17では、全てのデータが0であることを明示する
信号DZを出力する。例えば、復号結果がオールゼロで
あればDZ=0、オールゼロ以外の場合にはDZ=1の
ように出力する。ビタビ復号結果がデータオールゼロに
おいては特殊な処理を行う場合において、データDZを
用いて誤り検出処理内容を切り替えることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、畳み込み符号を受
信して誤り訂正を行う誤り訂正回路を含む受信回路を有
するビタビ復号装置に関わり、特に誤り特性良化の手法
ならびに誤り訂正回路の構成に関するものである。
【0002】
【従来の技術】畳み込み符号を復号する復号方式の一つ
として、ビタビアルゴリズムに基づき最尤復号するビタ
ビ復号方式がよく知られている。ビタビ復号方式という
のは、畳み込み符号に対する最尤復号方式であって、ビ
タビアルゴリズムに基づき、送信側エンコーダで生成さ
れ得る符号系列の中から、受信された符号系列に最も近
い系列を選択することで、受信した符号系列に誤りがあ
る場合でも正しく復号することができる復号方式であ
る。
【0003】このビタビ復号方式は、通話路に生じるラ
ンダム誤りに対する訂正能力が高く、軟判定復調方式と
組み合わせると、特に大きな符号化利得を得ることがで
きる。このため、移動体通信システム等においては、誤
り訂正符号として畳み込み符号が用いられており、その
復号にビタビ復号装置が用いられている。ビタビアルゴ
リズムについては、例えば文献(山本−加藤著「TDM
A通信」、電子情報通信学会編集112項〜134項)
に詳しい。
【0004】まず、このビタビアルゴリズムについて、
簡単に説明する。例えば生成多項式が、 G1(D)=1+D2 G2(D)=1+D+D2 で与えられる符号化率=1/2、拘束長K=3の畳み込
み符号を考える。このような符号を発生する符号器は、
図12に示すように、シフトレジスタをなすレジスタ1
01A,101Bと、モジュロ2の加算器102A,1
02B,102Cとにより構成される。
【0005】この符号器における内部状態(b1,b
2)としては、内部状態(00)、内部状態(01)、
内部状態(10)、内部状態(11)の4つの内部状態
がある。そして、入力が与えられた時、遷移できる内部
状態は常に2通りである。図13には、内部状態の遷移
図を示す。すなわち、内部状態(00)の場合、入力が
0のときには内部状態(00)に遷移し、入力が1のと
きには内部状態(01)に遷移する。実線のブランチは
入力0による遷移を示し、破線のブランチは入力1によ
る遷移を示す。また、ブランチに沿って書いてある数字
は、そのブランチの遷移が起きたときに出力される符号
(G1,G2)である。
【0006】内部状態(01)の場合、入力が0のとき
には内部状態(10)に遷移し、入力が1のときには内
部状態(11)に遷移する。内部状態(10)の場合、
入力が0のときには内部状態(00)に遷移し、入力が
1のときには内部状態(01)に遷移する。内部状態
(11)の場合、入力が0のときには内部状態(10)
に遷移し、入力が1のときには内部状態(11)に遷移
する。
【0007】このような内部状態の遷移をトレリス線図
で示すと、図14に示すようになる。図14からわかる
ように、各状態では必ず2つのパスが合流する。ビタビ
復号アルゴリズムは、各内部状態における2つのパスの
うち、最尤のパスを選択し、所定長まで生き残りパスの
選択を行ったら、各内部状態で選択したパスのうち最尤
のものを検出することで、受信符号を復号するものであ
る。最尤のパスの選択には、合流するパスそれぞれの持
つ確からしさ情報を使用する。
【0008】硬判定ビタビアルゴリズムであれば、各パ
スビット系列と受信ビット列とのハミング距離を合算し
てパスの確からしさを示す。軟判定ビタビアルゴリズム
であれば、各パスビット系列と受信ビット列とのユーク
リッド距離の二乗を合算してパスの確からしさを示す。
【0009】以下の説明では、このパスの確からしさを
示すための値をパスメトリックと称する。また、各受信
単位時間毎のパスの確からしさを示すための値をブラン
チメトリックと称する。パスメトリックは、ある内部状
態に遷移する確からしさの合計と言い換えることができ
る。また、ブランチメトリックは、ある内部状態から次
の内部状態に遷移する場合の各ビットの確からしさの合
計と言い換えることができる。
【0010】軟判定処理における演算について説明す
る。硬判定処理が、"0"と"1"の2値信号を使用するの
に対し、軟判定処理は多値信号として判別する手法であ
る。多値信号の例を図15に示す。図15では、3ビッ
トでの判定を行う8値軟判定を示している。軟判定受信
レベルによる情報ビットの確からしさについての一欄を
図16に示す。1ビットのみを考えた場合、情報ビット
が"0"の場合、受信レベルが3であればブランチメトリ
ックは0であり、受信レベルが−4であればブランチメ
トリックは7となる。一方、情報ビットが"1"の場合、
受信レベルが3であればブランチメトリックは7であ
り、受信レベルが−4であればブランチメトリックは0
となる。メトリック値は、確からしさを示す値であり、
この場合では値が小さいほど確からしいことを示してい
る。
【0011】軟判定メトリック処理例を図17に示す。
図17の中で線上にある数値はブランチメトリックを示
している。時刻0内部状態00から、時刻1内部状態0
0に遷移する場合のブランチメトリックについて説明す
る。最初のビット"0"に対する確からしさが3であるこ
とと、2番目のビット"0"に対する確からしさが4であ
ることから、メトリック3+4=7となる。
【0012】同様に全てのパスについて、ブランチメト
リックを計算できる。図17中で各時刻における内部状
態位置にある斜線がけした数値はパスメトリックを示し
ている。時点7状態00におけるパスメトリックについ
て述べる。時点7状態00に合流するパスは、時点6状
態00または時点6状態10からのパスとなる。時点6
状態00からのパスに関しては、時点6状態00におけ
るパスメトリックが34であることと、時点6状態00
から時点7状態00へのブランチメトリックが3である
ことから、パスの確からしさは37となる。時点6状態
10からのパスに関しては、時点6状態10におけるパ
スメトリックが29であることと、時点6状態10から
時点7状態00へのブランチメトリックが11であるこ
とから、パスの確からしさは40となる。従って、時点
7状態00におけるパスメトリックは37となり、時点
6状態00から時点7状態00へのパスを選択したこと
になる。図17中×印で示してあるのは、合流により却
下されたパスを示している。復号結果は、図18で示す
ように、生き残ったパスを矢印で示している方向すなわ
ち受信データと逆方向に進むことにより得ることができ
る。
【0013】このようなビタビアルゴリズムに基づいて
畳み込み符号を復号するビタビ復号装置の代表的な構成
例を図19に示す。このビタビ復号装置は、パスメトリ
ック値に基づいて、受信信号の符号に対しビタビ復号処
理を行って復号データを出力する復号処理部10と、復
号処理部10の復号出力DTを格納する復号結果格納部
16とから構成される。復号処理部10は、受信系列と
各ブランチとの間のメトリックを計算するブランチメト
リック計算部11と、生き残りパスを選択して生き残り
パスのパスメトリックを計算するACS部12と、各内
部状態でのパスメトリックの値をそれぞれ記憶するパス
メトリックメモリ13と、ACS部12が選択したパス
の推定情報を記憶するパスメモリ14と、選択したパス
の推定情報をパスメモリ14から読み出して過去の状態
遷移を探索し復号データを出力するトレースバック処理
部15とから構成される。ビタビ復号装置は、CPUあ
るいはDSP等の外部制御系により制御されている。
【0014】次に、ビタビ復号の処理手順についてのフ
ローチャートを図20に示す。外部制御系が所定のフレ
ーム処理が完了したかを確認し(ステップS31)、処
理が完了していなければ、受信したデータをビタビ復号
装置に読み込む(ステップS32)。ブランチメトリッ
ク計算部11が、情報データ単位で全状態についてのブ
ランチメトリック演算を実施する(ステップS33)。
続いてACS部12が、生き残りパスを各状態ごとに推
定して選択し、生き残りパスのパスメトリック演算を実
施する。演算結果であるパスメトリック値をパスメトリ
ックメモリに記憶するとともに、選択したパス情報をパ
スメモリ14に記憶する(ステップS34)。全状態に
ついての演算が終了したかを確認し(ステップS3
5)、終了していなければステップS33に戻る。終了
していれば、ステップS31に戻り、フレームの処理が
完了すれば、トレースバック処理をトレースバック処理
部15において実施し、結果を復号結果格納部16に格
納する(ステップS36)。
【0015】次に、WCDMAにおいては、通信におい
て情報ビット数が動的に変化することが想定されてい
る。例えば、同一の無線チャネルに多数の論理チャネル
がマルチプレクスされている構成がある。図21にはW
CDMAダウンリンク復号の処理手順を示す。
【0016】拡散スペクトル変調の無線データ(PhCH#
1,PhCH#1,…)を、対応する物理チャネルにマッピング
し(ステップS41)、インターリーブ処理を行う(ス
テップS42)。続いて、2つの物理チャネルにデータ
を分割して割り当て(ステップS43)、処理チェーン
61,62…に振り分ける(ステップS44)。処理チ
ェーン61では、まず無線フレームごとに分割し(ステ
ップS45)、インターリーブ処理を行う(ステップS
46)。そして、各フレームのレートマッチングを行っ
た後(ステップS47)、エラー訂正処理を行って(ス
テップS48)、情報データ列の連結を行う(ステップ
S49)。この連結したデータにCRCを付加して(ス
テップS50)、情報データ(TrCH#1)を生成する。同
様に、他の処理チェーン62…でも同様の処理を行い、
情報データを生成する。
【0017】このように、動的な情報ビット設定をする
ことにより、通信状態を変更する。全体でのデータ数の
少ない場合、条件によっては通信のレートを下げること
も可能となる。また、WCDMAのチャネルコーディン
グに関する仕様3GTS25.212では、誤り訂正後
のデータを用いることにより、データレートを定める手
法を用いている。すなわち、誤り訂正処理は、決められ
たデータレートの誤り訂正をする用途に加え、異なるデ
ータレートでは復号できないことを用いてデータレート
を決定することが可能である。
【0018】
【発明が解決しようとする課題】通信における入力デー
タの無い場合、ビタビ復号への入力データは雑音レベル
のみで、通常の信号時と比較して極端に入力レベルが小
さくなる場合がある。例えば図22に示すように、信号
なしの雑音レベルにおいて、3ビット軟判定入力値が
0、−1である場合、軟判定ビタビの入力データとして
は、{0,−1,−1,−1,0,0,−1,0,…}
のように数値が小さくなる。雑音レベルのみ入力の場合
で、0と−1の範囲内で判定基準レベルが若干でも”
0”の方に向いていると、{0,0,1,0,0,−
1,0,0…}のように、0の割合が増加する一方、逆
に1以上の値が発生する可能性がある。したがって、信
号無しの状態でありながら、信号があるかのようなデー
タ値をとることになる。
【0019】また、図23に示すように、信号なしの雑
音レベルにおいて、3ビット軟判定入力値が1、0、−
1の範囲内にある場合がある。このとき信号のセンター
が理想より若干0側にずれていると、ビタビ復号によっ
て復号結果の1フレーム内のデータ値がオール0となる
ことがある。従来技術で示したW−CDMAの通信方式
では、誤り検出方式であるCRC(Cyclic Redundancy
Check Code)判定にて、数種類の無線状態から正しい無
線状態を決定する。このようなW−CDMAで定めるチ
ャネルコーディングにおける復号手順における誤り検出
手法をブラインドレートディテクションと呼ぶ。さて処
理フレームの復号結果がオール0であれば、CRCのあ
る位置に限らずCRC判定で正常データとの判定にな
る。すなわち、本来データの無い状態にも関わらず、正
常にオール0のデータが送られていると判断してしま
う。この判断に従って以降の処理を行った場合は、シス
テム的な誤動作につながることもありえる。
【0020】本発明の目的は、通信システムにおいて、
わずかな回路追加によりブラインドレートディテクショ
ン処理の効率を向上するビタビ復号装置を提供すること
である。
【0021】
【課題を解決するための手段】第1の発明は、畳み込み
符号で送られた受信信号の符号より最尤復号を行うビタ
ビ復号装置において、パスメトリック値に基づいて、受
信信号の符号に対しビタビ復号処理を行ってトレースバ
ック処理にて復号データを出力する復号処理手段と、前
記復号データに基づいて、信号がない状態であるオール
ゼロを検出するオールゼロ検出手段とを設けることを特
徴とする。
【0022】第2の発明は、第1の発明のビタビ復号装
置において、オールゼロが検出された場合のみ、CRC
判定計算を省略することを特徴とする。
【0023】第3の発明は、畳み込み符号で送られた受
信信号の符号より最尤復号を行うビタビ復号装置におい
て、パスメトリック値に基づいて、受信信号の符号に対
しビタビ復号処理を行ってトレースバック処理にて復号
データを出力する復号処理手段と、特定パターンのデー
タ値を格納する特定パターン格納手段と、前記復号デー
タが前記特定パターンのデータ値に一致するかを検出す
る特定パターン検出手段とを設けることを特徴とする。
【0024】第4の発明は、第3の発明のビタビ復号装
置において、前記特定パターンのデータ値のうち処理対
象のデータ値を決定する処理対象データを格納する処理
対象データ格納手段を設け、前記特定パターン検出手段
は、前記特定パターンのデータ値うちから前記処理対象
データに基づいて処理データ値を決定して検出処理を行
うことを特徴とする。
【0025】第5の発明は、畳み込み符号で送られた受
信信号の符号より最尤復号を行うビタビ復号装置におい
て、パスメトリック値に基づいて、受信信号の符号に対
しビタビ復号処理を行ってトレースバック処理にて復号
データを出力する復号処理手段と、受信信号レベルの絶
対値の平均値を求める信号レベル平均演算手段とを設け
ることを特徴とする。
【0026】第6の発明は、畳み込み符号で送られた受
信信号の符号より最尤復号を行うビタビ復号装置におい
て、パスメトリック値に基づいて、受信信号の符号に対
しビタビ復号処理を行ってトレースバック処理にて復号
データを出力する復号処理手段と、受信信号レベルを判
定する信号レベル判定処理部とを設けることを特徴とす
る。
【0027】第7の発明は、第1の発明のビタビ復号装
置において、受信信号レベルの絶対値の平均値を求める
手段、あるいは受信信号レベルを判定する信号レベル判
定処理部を更に設けることを特徴とする。
【0028】第8の発明は、第1、2又は7の発明のビ
タビ復号装置において、前記検出手段は、前記復号手段
がトレースバックにより復号データを求める時に、1ビ
ット毎のゼロ判定を繰り返し、データゼロを検出するこ
とを特徴とする。
【0029】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て、図面を参照しながら説明する。本実施形態であるビ
タビ復号装置の図には、図19の従来のビタビ復号装置
と同一部分に同一符号を付す。
【0030】<第1実施形態>図1は、本発明に係るビ
タビ復号装置の第1実施形態を示すブロック図である。
第1実施形態は、従来技術の説明で述べた図19のビタ
ビ復号装置に、オールゼロ検出部17を加えた構成であ
る。オールゼロ検出部17には、トレースバック処理部
15の出力データを入力する。オールゼロ検出部17
は、全てのデータが0であることを明示する信号DZを
出力する。例えば、復号結果がオールゼロであればDZ
=0、オールゼロ以外の場合にはDZ=1のように出力
する。
【0031】オールゼロ検出部17は、全データの論理
和等、論理回路組み合わせによって実現できる。通信シ
ステムで、ビタビ復号結果がデータオールゼロにおいて
は特殊な処理を行う場合において、データDZを用いて
誤り検出処理内容を切り替えることができる。
【0032】図2は、第1実施形態のビタビ復号装置の
処理手順を示すフローチャートである。これは、CRC
判定に適応した復号処理の場合であり、以下の手順とな
る。まず、CPUあるいはDSP等の外部制御系によ
り、ビタビ演算用のデータを処理するための設定を行う
(ステップS1)。このビタビ演算の設定後、ビタビ復
号演算を開始する(ステップS2)。そして、ブランチ
メトリック計算部11に入力されたデータが従来技術で
説明したように各部で処理されて、トレースバック処理
部15から復号データDTとして出力される。図1にお
けるオールゼロ検出部17は、復号データDTに基づい
てオールゼロの検出を行い、検出結果DZを出力する。
【0033】外部制御系は、オールゼロ検出部17の出
力DZを確認する(ステップS3)。オールゼロであれ
ば、CRC演算を実施しないで、CRC=0の処理へ進
む。オールゼロでない場合には、CRC演算を実施して
(ステップS4)、CRCによるデータ判定を実施する
(ステップS5)。このように、オールゼロ検出部17
の検出結果がオールゼロの場合は、信号のデータ値がオ
ールゼロ、すなわち信号がない状態の場合がある。しか
し、CRC判定ではこれらを判別できないため、CRC
判定を行わず、別の誤り検出処理を行う。このため、復
号結果がオールゼロの場合でもデータが正しいものと判
定することがなく、ブラインドレートディテクション処
理の効率を向上することができる。
【0034】<第2実施形態>図3は、本発明に係るビ
タビ復号装置の第2実施形態を示すブロック図である。
第2実施形態が、従来技術の説明で述べた図19のビタ
ビ復号装置に、特定パターン格納部21と特定パターン
検出部22とを加えた構成である。
【0035】特定パターン格納部21は、上記のように
処理フレームのデータがオールゼロ等の特定パターンを
定めるデータDDを格納する。特定パターン格納部21
に格納するデータDDは、予め設定されており、CPU
あるいはDSP等の外部制御系あるいは、メモリ等の記
憶手段によって供給される。
【0036】特定パターン検出部22は、特定パターン
格納部21に格納されている特定パターンデータに基づ
いて、トレースバック処理部15の出力データの中から
特定パターンを検出する。そして、特定パターン検出部
22では、復号データDTが特定パターンのデータ値に
一致するか否かを明示する信号DEを出力する。例え
ば、完全に一致すればDE=0、不一致の場合にはDE
=1のように示す。特定パターン検出部22は、一致を
検出する論理回路の組み合わせによって実現する。
【0037】こうして、通信システムでデータオールゼ
ロや他の特定パターン(例えば任意のビット列、オール
1等)で処理内容が異なる場合において、データDEを
用いて処理内容を切り替えることができる。こうして、
ブラインドレートディテクション処理において問題を発
生しやすい条件について、効果的に問題回避が可能とな
る。
【0038】<第3実施形態>図4は、本発明に係るビ
タビ復号装置の第3実施形態を示すブロック図である。
第3実施形態は、第2実施形態の構成にマスクパターン
格納部23を加えたものである。マスクパターン格納部
23は、特定パターンのデータ値のうち処理対象のデー
タ値を決定する処理対象データを格納してあり、特定パ
ターン検出を行う上で処理対象となるデータの場所を決
定する。
【0039】特定パターン格納部21に格納するデータ
DD、及びマスクパターン格納部23に格納するデータ
DMは、CPUあるいはDSP等の外部制御系あるい
は、メモリ等の記憶手段によって供給される。マスクパ
ターン格納部23に格納されるデータは、例えばデータ
のヘッド部を処理することを指定するとする。特定パタ
ーン格納部21に格納するデータDDは、データのヘッ
ド部の特定パターンを示す。特定パターン検出部22で
は、データのヘッド部の値が同一値に一致するか否かを
明示する信号DEを出力する。例えば、復号結果が完全
に同一値に一致すればDE=0、不一致の場合にはDE
=1のように示す。
【0040】通信システムで特定部分についてデータの
判定ができる場合、例えばヘッダ部分のビットは全て1
である場合等で条件が異なる場合、本対応によって処理
内容を切り替えることができる。例えば、ヘッダ状態が
正しくない場合、CRC演算をするまでもなく、データ
列として正しくない。ブラインドレートディテクション
では、複合後にCRC演算が必要だが、あらかじめ定ま
っている状態を判定すればCRC演算もスキップするこ
とが可能となり、ブラインドレートディテクションを効
率的に適用できる。
【0041】<第4実施形態>図5は、本発明に係るビ
タビ復号装置の第4実施形態を示すブロック図である。
第4実施形態は、従来技術の説明で述べた図19のビタ
ビ復号装置に、データ平均演算部31を加えた構成であ
る。ビタビ演算用の軟判定入力データDIを、ブランチ
メトリック計算部11に入力するのと並行し、データ平
均演算部31にも入力する。データ平均演算部31にお
いては、求めたデータの絶対値の平均値DAを保有し、
CPUあるいはDSP等の外部制御系に渡す。データ平
均演算部31は、平均値を求める論理回路により実現す
る。なお、図15に示す3ビット軟判定の例では、0.
5ほどマイナス側に中心がずれているとすると、外部制
御系は、(入力データ+0.5)の絶対値とする処理を
行う。
【0042】こうして、入力データDI列の平均入力レ
ベルを演算し、その出力データDAは、受信信号の信号
レベルを示し、これに基づいてノイズか受信信号か判定
することが可能となる。
【0043】<第5実施形態>図6には、本発明に係る
ビタビ復号装置の第5実施形態を示すブロック図であ
る。第4実施形態は、従来技術の説明で述べた図19の
ビタビ復号装置に、データレベル判定部32を加えた構
成である。ビタビ演算用の軟判定入力データDIを、ブ
ランチメトリック計算部11に入力するのと並行し、デ
ータレベル判定部32にも入力する。データレベル判定
部32においては、求めたデータレベル推定値DLを保
有し、CPUあるいはDSP等の外部制御系に渡す。
【0044】データレベル判定部32を構成する回路構
成例を図7に示す。データレベル判定部32は、入力デ
ータ格納メモリ33と、絶対値検出回路34と、論理和
回路35と、レベル格納レジスタ36とから構成され
る。まず、入力データ格納メモリ33からの入力データ
DIは、図8の論理を持つ絶対値検出回路34を経てデ
ータDJとなり、レベル格納レジスタ36に格納され
る。レベル格納レジスタ36は初期化により0とする。
その後、絶対値検出回路34を出力したDJとレベル格
納レジスタ36の出力値DLとを論理和回路35により
論理和をとり、レベル格納レジスタ36の値をアップデ
ートする。データレベル判定部32が全入力データにつ
いてデータレベルを確認した時点で、外部制御系がDL
により入力データのレベルを判定する。
【0045】こうして、入力データDI列の入力レベル
の判定処理を行い、その出力データDLは、受信信号の
信号レベルを示し、これに基づいてノイズか受信信号か
判定することが可能となる。
【0046】<第6実施形態>図9には、本発明に係る
ビタビ復号装置の第6実施形態を示すブロック図であ
る。第6実施形態は、従来技術の説明で述べた図19の
ビタビ復号装置に、データ平均演算部31とオールゼロ
検出部17を加えた構成である。まず、トレースバック
処理部15の出力データを新たに設ける機能ブロックで
あるオールゼロ検出部17に入力する。オールゼロ検出
部17では、全てのデータが0であることを明示する信
号DZを出力する。例えば、復号結果がオールゼロであ
ればDZ=0、オールゼロ以外の場合にはDZ=1のよ
うに示す。また、ビタビ演算用の軟判定入力データDI
について、ブランチメトリック計算部11に入力するの
と並行し、データ平均演算部31にも入力する。データ
平均演算部31においては、求めたデータの絶対値の平
均値DAを保有し、CPUあるいはDSP等の外部制御
系に渡す。通信システムで、データオールゼロが特殊な
場合において、データDZを用いて処理内容を切り替え
ることができる。
【0047】図10は、この第6実施形態のビタビ復号
装置と外部制御系との処理手順を示すフローチャートで
ある。まず、CPUあるいはDSP等の外部制御系によ
り、ビタビ演算用のデータを設定する(ステップS1
1)。ビタビ演算を開始する設定により、ビタビ復号を
開始する(ステップS12)。ここで、図9におけるオ
ールゼロ検出部17は、オールゼロの検出をする。ま
た、図9におけるデータ平均演算部31は、入力データ
の絶対値平均の検出をする。
【0048】外部制御系は、データ平均演算部31の出
力DAを確認し(ステップS13)、DAが雑音レベル
であればデータ無しの場合の処理へと進む。DAが雑音
レベルになければ、外部制御系はオールゼロ検出部17
の出力DZを確認する(ステップS14)。オールゼロ
であれば、外部制御系はCRC演算を実施しないで、C
RC=0時の処理へ進む。オールゼロでない場合には、
外部制御系はCRC演算を実施して(ステップS1
5)、CRCによるデータ判定を実施する(ステップS
16)。CRC判定がOKの場合には、CRC OKの
場合の処理手順に進む。CRC判定がNGの場合には、
CRC NGの場合の処理手順に進む。
【0049】<第7実施形態>図11は、第7実施形態
のビタビ復号装置におけるトレースバック処理部15と
オールゼロ検出部17の構成を示すブロック図である。
ビタビ復号装置の基本構成は、第6実施形態と同じであ
る。トレースバック処理部15は、トレースバックのた
めのアドレスを指定するためのアドレスレジスタ(カウ
ンタ)41と、各内部情報でのトレースバック情報を更
新して格納するトレースバックレジスタ42と、アドレ
スレジスタ41とトレースバックレジスタ42の出力に
基づいてアドレスを決定するためのマルチプレクサ43
と、トレースバックのためのパス情報を格納したパスメ
モリ44と、パスメモリ44の出力とトレースバックレ
ジスタ42の出力とのデータから該当するパス情報(ビ
ットデータ)を選択するためのビットセレクタ45によ
り構成される。オールゼロ検出部17は、論理和回路4
6とオールゼロの状態を格納するための0レジスタ47
によって構成される。
【0050】データ復号の初期時、アドレスカウンタ4
1は最終アドレスのオフセットとする。トレースバック
レジスタ42は0、0レジスタ47は0となっている。
最初のトレースバック処理において、パスメモリ44か
らのデータについてビットセレクタ45を介して、選択
したパス情報DTではデータ0あるいはデータ1を得
る。この情報DTではトレースバック情報としてトレー
スバックレジスタ42の更新を行う。一方で、この情報
DTでは論理和回路46を介し、0レジスタ47の更新
を実施する。
【0051】次のデータについては、該当するパスメモ
リ領域が前方に移動するので、アドレスカウンタ41を
デクリメントする。アドレスカウンタ41と更新したト
レースバックレジスタ42のメモリアクセス該当部分と
でパスメモリアドレスを作成し、パスメモリ44からビ
ットセレクタ45を介して、選択したパス情報DTはデ
ータ0あるいはデータ1を得る。ここでビットセレクタ
45は、トレースバックレジスタ42の下位部分により
指定される。この情報DTではトレースバック情報とし
て再度トレースバックレジスタ42の更新を行う。一方
で、この情報DTでは論理和回路46を介し再度0レジ
スタ47の更新を実施する。
【0052】以下、データのある限り同様の処理を繰り
返すことにより、ビタビ復号が完了する時点で、0レジ
スタ47の値がオールゼロを示すデータDZとなる。
【0053】以上の説明は、実施例を示したものであ
り、本案の制限的な意味合いを持つものではない。従っ
て、実施例の変更,訂正,改良等行った場合でも、本発
明の神髄及び適用有効範囲内に含まれることを意図す
る。
【0054】
【発明の効果】本発明によれば、WCDMA等を用いる
通信システムにおいて、わずかな回路追加によりブライ
ンドレートディテクション処理の効率を向上することが
できる。すなわち、オールゼロ検出手段によりオールゼ
ロを検出してCRC演算を省略したり、特定パターン検
出手段の検出結果により問題を回避する処理に切り替え
たりして、ブラインドレートディテクション処理の効率
を向上する。あるいは、受信信号のレベル平均演算手段
や信号レベル判定手段により、入力された信号がノイズ
か信号かを判断して、ブラインドレートディテクション
処理の効率を向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るビタビ復号装置の第1実施形態を
示すブロック図である。
【図2】第1実施形態のビタビ復号装置の処理手順を示
すフローチャートである。
【図3】本発明に係るビタビ復号装置の第2実施形態を
示すブロック図である。
【図4】本発明に係るビタビ復号装置の第3実施形態を
示すブロック図である。
【図5】本発明に係るビタビ復号装置の第4実施形態を
示すブロック図である。
【図6】本発明に係るビタビ復号装置の第5実施形態を
示すブロック図である。
【図7】データレベル判定部を構成するブロック図であ
る。
【図8】受信ビット精度を3ビットとした場合のレベル
判定データを示す図である。
【図9】本発明に係るビタビ復号装置の第6実施形態を
示すブロック図である。
【図10】第6実施形態のビタビ復号装置と外部制御系
との処理手順を示すフローチャートである。
【図11】第7実施形態のビタビ復号装置におけるトレ
ースバック処理部15とオールゼロ検出部17の構成を
示すブロック図である。
【図12】従来の畳み込み符号器を示すブロック図であ
る。
【図13】従来の畳み込み符号器における4つの内部状
態の遷移を示す説明図である。
【図14】従来の畳み込み符号器における内部状態の遷
移を示すトレリス線図である。
【図15】軟判定処理における多値信号の例を示す説明
図である。
【図16】軟判定受信レベルによる情報ビットの確から
しさについての一欄を示す説明図である。
【図17】軟判定処理における内部状態の遷移を示すト
レリス線図である。
【図18】軟判定処理における復号処理を示すトレリス
線図である。
【図19】従来のビタビ復号装置の一例を示すブロック
図である。
【図20】従来のビタビ復号装置の復号処理を示すフロ
ーチャートである。
【図21】WCDMAダウンリンク復号の処理手順を示
すフローチャートである。
【図22】信号に対する軟判定入力値の一例を示すグラ
フである。
【図23】信号に対する軟判定入力値の他の例を示すグ
ラフである。
【符号の説明】
10 復号処理部 11 ブランチメトリック計算部 12 ACS部 13 パスメトリックメモリ 14 パスメモリ 15 トレースバック処理部 16 復号結果格納部 17 オールゼロ検出部 21 特定パターン格納部 22 特定パターン検出部 23 マスクパターン格納部 31 データ平均演算部 32 データレベル判定部 33 入力データ格納メモリ 34 絶対値検出回路 35 論理和回路 36 レベル格納レジスタ 41 アドレスレジスタ 42 トレースバックレジスタ 43 マルチプレクサ 44 パスメモリ 45 ビットセレクタ 46 論理和回路 47 レジスタ 61,62 処理チェーン
フロントページの続き Fターム(参考) 5B001 AA04 AA10 AB03 AC02 AC03 AD06 AE07 5J065 AA01 AB05 AC02 AD04 AD10 AE07 AF02 AG05 AH06 AH12 AH21 AH23 5K014 AA01 BA06 BA10 GA02 HA10

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 畳み込み符号で送られた受信信号の符号
    より最尤復号を行うビタビ復号装置において、 パスメトリック値に基づいて、受信信号の符号に対しビ
    タビ復号処理を行ってトレースバック処理にて復号デー
    タを出力する復号処理手段と、 前記復号データに基づいて、信号がない状態であるオー
    ルゼロを検出するオールゼロ検出手段とを設けることを
    特徴とするビタビ復号装置。
  2. 【請求項2】 オールゼロが検出された場合のみ、CR
    C判定計算を省略することを特徴とする請求項1記載の
    ビタビ復号装置。
  3. 【請求項3】 畳み込み符号で送られた受信信号の符号
    より最尤復号を行うビタビ復号装置において、 パスメトリック値に基づいて、受信信号の符号に対しビ
    タビ復号処理を行ってトレースバック処理にて復号デー
    タを出力する復号処理手段と、 特定パターンのデータ値を格納する特定パターン格納手
    段と、 前記復号データが前記特定パターンのデータ値に一致す
    るかを検出する特定パターン検出手段とを設けることを
    特徴とするビタビ復号装置。
  4. 【請求項4】 前記特定パターンのデータ値のうち処理
    対象のデータ値を決定する処理対象データを格納する処
    理対象データ格納手段を設け、 前記特定パターン検出手段は、前記特定パターンのデー
    タ値うちから前記処理対象データに基づいて処理データ
    値を決定して検出処理を行うことを特徴とする請求項3
    記載のビタビ復号装置。
  5. 【請求項5】 畳み込み符号で送られた受信信号の符号
    より最尤復号を行うビタビ復号装置において、 パスメトリック値に基づいて、受信信号の符号に対しビ
    タビ復号処理を行ってトレースバック処理にて復号デー
    タを出力する復号処理手段と、 受信信号レベルの絶対値の平均値を求める信号レベル平
    均演算手段とを設けることを特徴とするビタビ復号装
    置。
  6. 【請求項6】 畳み込み符号で送られた受信信号の符号
    より最尤復号を行うビタビ復号装置において、 パスメトリック値に基づいて、受信信号の符号に対しビ
    タビ復号処理を行ってトレースバック処理にて復号デー
    タを出力する復号処理手段と、 受信信号レベルを判定する信号レベル判定処理部とを設
    けることを特徴とするビタビ復号装置。
  7. 【請求項7】 受信信号レベルの絶対値の平均値を求め
    る手段、あるいは受信信号レベルを判定する信号レベル
    判定処理部を更に設けることを特徴とする請求項1記載
    のビタビ復号装置。
  8. 【請求項8】 前記検出手段は、前記復号手段がトレー
    スバックにより復号データを求める時に、1ビット毎の
    ゼロ判定を繰り返し、データゼロを検出する請求項1、
    2又は7記載のビタビ復号装置。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN100388631C (zh) * 2003-12-22 2008-05-14 普天信息技术研究院 一种移动通信中信道编码的快速计算方法
JP2011516004A (ja) * 2008-03-28 2011-05-19 クゥアルコム・インコーポレイテッド モデム復号器の性能を向上させるための復調ビットマップを用いたllrのゼロ化

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