JP2003263393A - 端末装置 - Google Patents

端末装置

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JP2003263393A
JP2003263393A JP2002061881A JP2002061881A JP2003263393A JP 2003263393 A JP2003263393 A JP 2003263393A JP 2002061881 A JP2002061881 A JP 2002061881A JP 2002061881 A JP2002061881 A JP 2002061881A JP 2003263393 A JP2003263393 A JP 2003263393A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 メールを受信する端末装置で、受信メールの
添付情報に関する自動実行処理における安全性を高め
る。 【解決手段】 メールを受信する端末装置では、自動実
行指定内容記憶手段6がメールアドレスとメールの添付
情報に関する自動実行処理を実行するか否かについて指
定するフラグデータとを対応付けて記憶し、自動実行制
御手段4が受信したメールから抽出される送信者のメー
ルアドレスと自動実行指定内容記憶手段6に記憶された
メールアドレス及びフラグデータに基づいて当該受信メ
ールの添付情報に関する自動実行処理の実行を制御す
る。

Description

【発明の詳細な説明】 【0001】 【発明の属する技術分野】本発明は、メールを受信する
端末装置に関し、特に、受信メールの添付情報に関する
自動実行処理における安全性を高める端末装置に関す
る。 【0002】 【従来の技術】例えば無線携帯電話端末装置などの端末
装置では電子メールなどのメールを送信することや受信
することが行われている。また、メールには、ファイル
を添付することや、画像を取得するためのURL(Unif
orm Resource Locator)などのアドレスを添付すること
が行われている。 【0003】無線携帯電話端末装置などの設定における
メールの添付ファイルや画像取得の扱いとしては、メー
ルの開封時に自動実行を行うか或いは自動実行を行わな
いかを選択的に設定することが行われている。ここで、
自動実行としては、例えば、添付ファイルを再生するこ
とや画像を取得することが無線携帯電話端末装置などに
より自動的に実行される。 【0004】具体的には、ユーザは、自動実行を望む場
合には、自動実行を行うように無線携帯電話端末装置な
どに設定を行う。これに対して、ユーザは、例えばメー
ルの開封と同時に添付ファイルに係るメロディを鳴らし
てしまうなどの処理を自動的に実行してしまったり或い
はアクセスしたくないインターネットのサイトに勝手に
アクセスしてしまったりなどということが無いようにす
ることを望む場合には、自動実行を行わないように無線
携帯電話端末装置などに設定を行う。 【0005】ここで、従来技術の例として、特開200
1−147871号公報に記載の「電子メールシステム
および電子メール再生方法」や、特開2000−285
047号公報に記載の「携帯情報端末装置、情報処理方
法及び媒体」では、電子メールに添付されたファイル
(添付ファイル)を自動的に再生することが行われる。
なお、後述する本発明と比較すると、これらの文献には
例えばメールアドレスに基づいて受信メールの添付ファ
イルの再生などを制御することについては記載されてお
らず、本発明とは相違する。 【0006】 【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
ような従来の無線携帯電話端末装置などでは、メールの
添付ファイルや画像取得などの自動実行に関して、安全
性が不十分であるといった不具合があり、このような点
でユーザの使い勝手を向上させることが必要であった。 【0007】具体的には、例えば、自動実行を行うこと
が設定されているときには、知らない者からの迷惑メー
ルやいたずらメールに添付されているファイルを不用意
に実行してしまうことや、知らないサイトに勝手にアク
セスしてしまうことなどが発生してしまって問題であ
る。一方、自動実行を行わないことが設定されていると
きには、例えば信頼している人からのメールに添付され
た情報についても、メールを開封して、添付ファイルな
どを選択して、当該添付ファイルなどを実行する、とい
う手順を実現するための操作がユーザにとって必要とな
ってしまって面倒である。 【0008】また、自動実行を行わないことが設定され
ている場合において、例えばメールを開封した時にカー
ソルが当該メールの添付ファイルやアクセス先アドレス
(アンカー)に当たっていて他の操作と同じボタンの押
下などでこれらを実行してしまうような状態があると、
いくら自動実行を行わない設定であるとは言っても、ユ
ーザの操作の慢性化などによって間違って実行されてし
まうことが発生してしまって望ましくない。 【0009】本発明は、このような従来の課題を解決す
るためになされたもので、受信メールの添付情報に関す
る自動実行処理における安全性を高めることができる端
末装置を提供することを目的とする。 【0010】 【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明に係る端末装置では、メールを受信する機能
を有し、次のようにして、受信メールの添付情報に関す
る自動実行処理の実行を制御する。すなわち、自動実行
指定内容記憶手段がメールアドレスとメールの添付情報
に関する自動実行処理を実行するか否かについて指定す
るフラグデータとを対応付けて記憶し、自動実行制御手
段が受信したメールから抽出される送信者のメールアド
レスと自動実行指定内容記憶手段に記憶されたメールア
ドレス及びフラグデータに基づいて当該受信メールの添
付情報に関する自動実行処理の実行を制御する。 【0011】従って、受信したメールから抽出される送
信者のメールアドレスに基づいて当該受信メールの添付
情報に関する自動実行処理を実行するか否かが制御され
るため、例えば自動実行処理を実行することがユーザに
より設定されたメールアドレスからのメールについての
み自動実行処理を実行することにより、自動実行処理に
おける安全性を高めることができ、このような点でユー
ザの使い勝手を向上させることができる。 【0012】ここで、端末装置としては、例えば携帯電
話装置やパーソナルコンピュータなどの種々な装置に適
用されてもよい。また、端末装置によりメールを受信す
る機能としては、例えば無線により受信する機能が用い
られてもよく、或いは、有線により受信する機能が用い
られてもよい。 【0013】また、メールとしては、例えばインターネ
ットを介して通信される電子メールや、同じ機種の携帯
電話装置などの間で通信されるメールなどの種々なメー
ルが用いられてもよい。また、メールアドレスとして
は、種々なアドレスが用いられてもよい。また、メール
の添付情報としては、例えばメールに添付されたファイ
ル(添付ファイル)や、メールに添付されたURLなど
のアドレス(添付アドレス)などの種々な情報が用いら
れてもよい。なお、メールの添付情報は、例えばメール
とは別体で添付されてもよく、或いは、メール中に一体
化されて添付されてもよい。 【0014】また、メールの添付ファイルとしては、例
えばテキストや音声や画像などの種々な情報を有するフ
ァイルが用いられてもよい。また、メールの添付情報に
関する自動実行処理としては、例えば、メールの添付フ
ァイルを再生する処理や、メールの添付アドレスへアク
セスする処理や、メールの添付アドレスへアクセスして
所定の画像などの情報を取得する処理などの種々な処理
が用いられてもよい。自動実行処理では、このような処
理が、例えばユーザの操作により直接的に指示されなく
とも、メールの開封などを契機として端末装置により自
動的に実行される。 【0015】なお、添付ファイルを再生する処理として
は、例えば添付ファイルが有するテキストや画像の情報
を画面に表示出力する処理や、添付ファイルが有する音
声の情報をスピーカから音声出力する処理などが用いら
れる。 【0016】また、フラグデータとしては、種々なデー
タが用いられてもよく、例えば自動実行処理を実行する
ことを指定するデータや或いは自動実行処理を非実行と
すること(つまり、実行しないこと)を指定するデータ
が用いられ、また、例えば自動実行処理を実行するか否
かについては設定されていない状態を指定するようなデ
ータが用いられてもよい。また、自動実行指定内容記憶
手段としては、例えば情報を記憶するメモリを用いて構
成される。 【0017】また、受信したメールから抽出される送信
者のメールアドレスとしては、種々なメールアドレスが
用いられてもよく、例えば受信したメールを当該受信者
宛に送信した者のメールアドレスを用いることができ、
また、例えば受信したメールが何回か転送(送信)され
ているような場合には、最初の送信者のメールアドレス
や或いは他のいずれかの転送者(送信者)のメールアド
レスを用いることもできる。 【0018】また、受信したメールから送信者のメール
アドレスを抽出する仕方としては、種々な仕方が用いら
れてもよく、例えばメールを構成するデータの中で送信
者のメールアドレス或いは転送者のメールアドレスを含
むことが設定されている位置からメールアドレスを抽出
する仕方や、或いは、例えば電子メールのメールアドレ
スに含まれる“@”を含む文字列部分を検索してメール
アドレスとして抽出する仕方などを用いることができ
る。 【0019】また、自動実行制御手段は、例えば、受信
したメールから抽出される送信者のメールアドレスと一
致するメールアドレスが自動実行指定内容記憶手段に記
憶されており且つ当該メールアドレスに対応付けられて
自動実行処理を実行することを指定するフラグデータが
当該自動実行指定内容記憶手段に記憶されている場合に
当該受信メールの添付情報に関する自動実行処理を実行
する。そして、自動実行制御手段は、他の場合には自動
実行処理を非実行とする(つまり、実行しない)態様に
より、自動実行処理の実行を制御する。ここで、他の場
合としては、受信したメールから抽出される送信者のメ
ールアドレスと一致するメールアドレスが自動実行指定
内容記憶手段に記憶されていない場合や、或いは、記憶
されていても自動実行処理を非実行とすることを指定す
るフラグデータが対応付けられて自動実行指定内容記憶
手段に記憶されている場合がある。 【0020】また、自動実行制御手段は、例えば、添付
情報を有するメールが受信されたときや、又は、添付情
報を有するメールが初めて開封されたとき或いは開封後
に再び表示されたときなどに、自動実行処理の実行を制
御する。ここで、メールが開封されたときとしては、例
えばユーザの操作によりメールの内容が表示されるよう
に指示されたときなどが用いられる。 【0021】以下で、メールの添付情報に関する自動実
行処理の実行の制御に関して、他の構成例を示す。一例
として、メールを受信する端末装置において、メールア
ドレスについてメールの添付情報に関する自動実行処理
を実行するか否かについての指定内容を管理する自動実
行指定内容管理手段と、自動実行指定内容管理手段によ
り管理される指定内容に基づいて受信したメールから抽
出される送信者のメールアドレスについてメールの添付
情報に関する自動実行処理を実行することが指定されて
いる場合に当該受信メールの添付情報に関する自動実行
処理を実行する自動実行制御手段と、を備えた。 【0022】ここで、自動実行指定内容管理手段により
自動実行処理を実行するか否かについての指定内容を管
理する仕方としては、種々な仕方が用いられてもよい。
具体例として、自動実行指定内容管理手段は、メールア
ドレスを記憶するメールアドレス記憶手段を有し、当該
メールアドレス記憶手段に記憶されたメールアドレスに
ついてメールの添付情報に関する自動実行処理を実行す
ることが指定されたとして管理する。そして、自動実行
制御手段は、受信したメールから抽出される送信者のメ
ールアドレスと一致するメールアドレスが自動実行指定
内容管理手段のメールアドレス記憶手段に記憶されてい
る場合に当該受信メールの添付情報に関する自動実行処
理を実行する。なお、メールアドレス記憶手段として
は、例えば情報を記憶するメモリを用いて構成される。 【0023】また、以下で、メールの添付情報に関する
実行処理の実行を制御する端末装置の構成例を示す。一
例として、受信したメールの添付情報に関する実行処理
を実行する機能を有する端末装置において、ユーザによ
り操作可能な複数のキーと、複数のキー操作の中からラ
ンダムに選択されたキー操作をユーザに対して報知して
当該報知したキー操作がユーザにより行われた場合に受
信メールの添付情報に関する実行処理を実行する実行制
御手段と、を備えた。また、このような端末装置におい
て、更に、情報を表示する表示手段を備えた。 【0024】従って、このような端末装置では、受信し
たメールの添付情報に関する実行処理の実行をユーザに
より指示するためのキー操作がランダムに選択されるた
め、例えばユーザの操作の慢性化などによって間違って
実行処理が実行されてしまうようなことを防止すること
ができ、これにより、受信メールの添付情報に関する実
行処理における安全性を高めることができる。 【0025】ここで、キーとしては、種々なものが用い
られてもよく、例えばボタン状のキーやスティック状の
キーなどを用いることができる。また、複数のキーの数
としては、種々な数が用いられてもよい。また、キー操
作としては、種々な操作が用いられてもよく、例えば1
つのキーの押下などの1回の操作が用いられてもよく、
或いは、1つのキーの複数回の操作や、複数のキーの操
作の組み合わせなどが用いられてもよい。 【0026】また、複数のキー操作の中から1つのキー
操作をランダムに選択する仕方としては、例えば一般的
な仕方として擬似乱数を用いて選択する仕方などを用い
ることができる。また、選択されたキー操作をユーザに
対して報知する仕方としては、例えば表示手段による表
示を用いて報知する仕方や、選択されたキー操作に対応
するキーを発光させることにより報知する仕方や、音声
出力を用いて報知する仕方などの種々な仕方を用いるこ
とができる。また、表示手段としては、例えば液晶の画
面などの種々なものを用いて構成することができる。 【0027】また、メールの添付情報に関する実行処理
としては、例えば、メールの添付ファイルを再生する処
理や、メールの添付アドレスへアクセスする処理や、メ
ールの添付アドレスへアクセスして所定の画像などの情
報を取得する処理などの種々な処理が用いられてもよ
い。実行処理(非自動実行処理)では、このような処理
が、例えばユーザの操作により直接的に指示されたこと
に応じて、端末装置により実行される。 【0028】また、一構成例として、実行制御手段は、
複数のキー操作の中からランダムにキー操作を選択する
キー操作選択手段と、キー操作選択手段により選択され
たキー操作をユーザに対して報知するキー操作報知手段
と、キー操作報知手段により報知されたキー操作がユー
ザにより行われた場合に受信メールの添付情報に関する
実行処理を実行する実行手段とを用いて構成される。 【0029】ここで、キー操作選択手段は、例えば、添
付情報を有するメールが受信されたときや、又は、添付
情報を有するメールが初めて開封されたとき或いは開封
後に再び表示されたときなどに、キー操作の選択を行
う。 【0030】また、このようにメールの添付情報に関す
る実行処理に係るキー操作をランダムに選択する構成を
本発明に係るメールの添付情報に関する自動実行処理の
実行を制御する構成と組み合わせることも可能である。
一例として、本発明に係る端末装置では、メールの添付
情報に関する自動実行処理を非実行とすることが指定さ
れている送信者のメールアドレスが抽出された受信メー
ルについて、複数のキー操作の中からランダムに選択さ
れたキー操作をユーザに対して報知して当該報知したキ
ー操作がユーザにより行われた場合に当該受信メールの
添付情報に関する実行処理を実行する実行制御手段(非
自動実行制御手段)を備える。なお、端末装置には、例
えば、ユーザにより操作可能な複数のキーや、情報を表
示する表示手段が備えられる。 【0031】従って、このような端末装置では、例え
ば、受信したメールの添付情報に関して、自動実行処理
を実行することが指定されている場合には当該自動実行
処理を実行する一方、自動実行処理を実行することが指
定されていない場合にはランダムに選択されたキー操作
をユーザに対して報知して、当該報知したキー操作がユ
ーザにより行われたときには当該受信メールの添付情報
に関する実行処理を実行し、また、当該キー操作がユー
ザにより行われなかったときには当該実行処理を実行し
ない、といった制御が実現される。 【0032】また、以上に示したような端末装置は、例
えば移動体通信システムなどの種々な通信システムに適
用することが可能である。一例として、以上のような端
末装置は、携帯型の無線端末装置として構成され、更に
具体的な例として、携帯電話システムや簡易型携帯電話
システム(PHS:Personal Handy phone System)な
どで用いられる携帯電話装置として構成される。 【0033】 【発明の実施の形態】本発明に係る実施例を図面を参照
して説明する。図1には、本発明を適用した携帯無線端
末装置として携帯電話装置の構成例を示してあり、本例
の携帯電話装置には、アンテナ1と、無線部2と、ベー
スバンド信号処理部3と、タイマ21を有する制御部4
と、ROM(Read Only Memory)5と、RAM(Random
Access Memory)6と、キー入力部7と、選択キー部8
と、表示部9と、音声処理部10と、マイク11と、ス
ピーカ12と、リンガ13とが備えられている。 【0034】アンテナ1は、無線信号の送受信を行う。
無線部2は、送信データを無線信号へ変換してアンテナ
1へ出力し、また、アンテナ1により受信した無線信号
をデータへ変換する。ベースバンド信号処理部3は、送
信対象となる音声データを特定のデータ列へ変換して無
線部2へ出力し、無線部2からの受信データ列を音声デ
ータへ変換する。 【0035】制御部4は、例えばプログラムコードに基
づいて処理を行い、装置全体や電気回路全体の制御など
を行う。また、タイマ21は、時間を計時する機能を有
している。ROM5は、携帯電話装置を動作させるため
のプログラムコードや携帯電話装置に固有な電話番号
(本例の携帯電話装置の電話番号)などを記憶する。R
AM6は、キー入力による設定条件や電話帳データや受
信データなどを記憶する。 【0036】キー入力部7は、ユーザにより操作可能な
例えばボタン状の複数のキーから構成されている。選択
キー部8は、ユーザにより操作可能な例えばスティック
状の選択キーから構成されている。ここで、本例の携帯
電話装置の所有者(ユーザ)は、キー入力部7や選択キ
ー部8を操作することにより、データを携帯電話装置へ
入力することなどができる。表示部9は、電話番号など
のデータを画面に表示する。 【0037】音声処理部10は、マイク11から入力さ
れる音声の電気信号(音声電気信号)や、スピーカ12
へ出力する音声電気信号を処理する。マイク11は、音
響信号(音声)を音声電気信号へ変換して音声処理部1
0へ出力する。スピーカ12は、音声処理部10から入
力される音声電気信号を音響信号へ変換して出力する。
ここで、ユーザは、音声をマイク11から携帯電話装置
へ入力することや、スピーカ12から出力される音声を
聞くことができる。リンガ13は、呼び出し音などを発
生する。 【0038】図2には、本例の携帯電話装置に記憶され
るアドレス帳の内容の一例を示してあり、本例のアドレ
ス帳では、識別番号(“メモリNo.”)と、“名前”
と、“電話番号”と、“メールアドレス”と、メールの
添付ファイルに関する自動実行処理を実行するか否かの
指定内容(“添付ファイル自動実行”)と、メールの添
付メロディに関する自動実行処理を実行するか否かの指
定内容(“メロディ自動実行”)と、メールの添付アド
レスに関する画像を自動的に取得する自動実行処理を実
行するか否かの指定内容(“画像自動取得”)などが対
応付けられて格納されている。 【0039】一例として、同図に示したアドレス帳で
は、メモリNo.“1”と、“川田太郎”という名前
と、“090XXXXYYYY”という電話番号と、
“taro@do.ne.jp”というメールアドレス
と、添付ファイル自動実行を“する”という指定内容
と、メロディ自動実行を“しない”という指定内容と、
画像自動取得を“する”という指定内容などが対応付け
られている。 【0040】なお、本例では、メールに添付されたメロ
ディ情報のファイルについては添付メロディと言い、メ
ールに添付された画像取得のためのURLなどのアドレ
ス情報については添付アドレスと言い、メールに添付さ
れたテキスト情報などの他の情報のファイルについては
添付ファイルと言う。 【0041】本例のアドレス帳では、各メールアドレス
に対して、添付ファイルや添付メロディや添付アドレス
のそれぞれに関して自動実行を行うかどうかを設定する
ことができ、当該アドレス帳は当該設定内容を保存す
る。なお、本例では、安全性を高めるために、デフォル
ト(初期状態)においてはいずれの自動実行処理につい
ても実行しない状態とし、ユーザがキーを操作して設定
を変更することで自動実行が有効となるようにする。ま
た、本例では、アドレス帳に格納されていない送信元
(メールアドレス)から受信されるメールに関しては全
てについて自動実行を行わない設定とする。 【0042】ここで、本例のアドレス帳では、添付ファ
イル自動実行やメロディ自動実行や画像自動取得につい
ての設定値として、自動実行処理を実行することを指定
する“する”というフラグデータと、自動実行処理を非
実行とする(つまり、実行しない)ことを指定する“し
ない”というフラグデータとの2つを用いたが、他の構
成例として、“標準”というフラグデータも設けて、ア
ドレス帳内の各メールアドレスに対する全ての自動実行
処理についてのデフォルトにおける設定値を“標準”と
し、添付ファイルや添付メロディや画像自動取得のそれ
ぞれについてデフォルトである“標準”に対して“す
る”や“しない”というフラグデータを設定することが
できるような構成とすることもできる。 【0043】また、他の構成例として、アドレス帳内の
各メールアドレス毎にフラグを設けるのではなく、アド
レス帳に含まれているメールアドレスについては“標
準”というフラグデータが設定されているとみなし、含
まれていないメールアドレスについては“しない”とい
うフラグデータが設定されているとみなすような構成と
することもできる。 【0044】図3には、本例の携帯電話装置によりメー
ルの開封時に行われる動作のフローチャートの一例を示
してある。本例の携帯電話装置では、受信したメールを
開封する時に(ステップS1)、当該メールの送信元メ
ールアドレスがアドレス帳に存在するものであれば(ス
テップS2)、添付ファイル、添付メロディ、添付アド
レスに関する各フラグデータを一時的にメモリ(例え
ば、RAM6)に記憶する(ステップS3)。そして、
当該メールに添付ファイルがある場合には(ステップS
4)、添付ファイル用のフラグを確認して当該フラグが
自動実行を“する”という設定であれば(ステップS
5)、添付ファイルに関する自動実行を行う(ステップ
S6)。 【0045】また、添付メロディや添付アドレスに関し
ても同様な動作を行う。具体的には、当該メールに添付
メロディがある場合には(ステップS7)、添付メロデ
ィ用のフラグを確認して当該フラグが自動実行を“す
る”という設定であれば(ステップS8)、添付メロデ
ィに関する自動実行を行う(ステップS9)。また、当
該メールに添付アドレスがある場合には(ステップS1
0)、添付アドレス用のフラグを確認して当該フラグが
自動実行を“する”という設定であれば(ステップS1
1)、添付アドレスに関する自動実行を行う(ステップ
S12)。そして、当該メールの本文などの内容を表示
する(ステップS13)。 【0046】なお、添付ファイルに関する実行処理とし
ては例えば添付ファイルが有するテキストの内容を表示
することが行われ、添付メロディに関する実行処理とし
ては例えば添付メロディが有するメロディを鳴らすこと
が行われ、添付アドレスに関する実行処理としては例え
ば添付アドレスが有するアドレスに対してアクセスして
当該アドレスのサイトから画像を取得することが行われ
る。 【0047】図4には、本例の携帯電話装置により、自
動実行を行わない設定状態において、メールの開封後に
行われる動作のフローチャートの一例を示してある。本
例では、本例の携帯電話装置が、メールのそれぞれの添
付データに関して自動実行を行わなかったときにおい
て、ユーザの手動により添付データの実行処理が選択さ
れたことに応じて当該実行処理を実行する場合を示す。
この場合には、実行処理を指示するための実行ボタンと
しては、例えば通常使用されているボタンでは無く、テ
ンキーを、それもランダム関数により決められた数字の
テンキーを用いることとし、そして、本例の携帯電話装
置は、当該数字のテンキーを点滅表示させたり当該数字
を表示部9に表示させたりして、ユーザが当該数字に対
応したテンキーを押すことに応じて実行処理を実行す
る。 【0048】具体的には、本例の携帯電話装置では、受
信したメールを表示したときに(ステップS21)、添
付ファイルがある場合には(ステップS22)、実行処
理を指示するためのキーボタン(実行ボタン)をランダ
ムに決定してユーザに対して報知し(ステップS2
3)、報知した実行ボタンがユーザにより押下されたら
(ステップS24)、当該添付ファイルに関する実行処
理を実行する(ステップS25)。なお、例えば報知し
た実行ボタン以外のキーボタンが押下された場合や或い
は例えば報知した実行ボタンが所定の時間内に押下され
なかった場合などには、本例の携帯電話装置は、当該添
付ファイルに関する実行処理を実行しない。 【0049】また、添付メロディや添付アドレスに関し
ても同様な動作を行う。具体的には、当該メールに添付
メロディがある場合には(ステップS26)、実行処理
を指示するためのキーボタン(実行ボタン)をランダム
に決定してユーザに対して報知し(ステップS27)、
報知した実行ボタンがユーザにより押下されたら(ステ
ップS28)、当該添付メロディに関する実行処理を実
行する(ステップS29)。また、当該メールに添付ア
ドレスがある場合には(ステップS30)、実行処理を
指示するためのキーボタン(実行ボタン)をランダムに
決定してユーザに対して報知し(ステップS31)、報
知した実行ボタンがユーザにより押下されたら(ステッ
プS32)、当該添付アドレスに関する実行処理を実行
する(ステップS33)。 【0050】次に、本発明を、電子メール(Eメール)
を受信する携帯電話装置に適用した場合における動作の
一例を示す。ここで、電子メールとは、SMTP(Simp
le Mail Transfer Protocol)にしたがってネットワー
ク上を配送されるメールである。電子メールは、例えば
特開2000−285047号公報の図などに記載され
ているように、配送に関する情報などを格納するメール
ヘッダや、利用者が文章を記述するメール本体(ボデ
ィ)から構成され、これらの構造はRFC(Request Fo
r Comments)822などで規定されている。 【0051】本例では、電子メール(本例において、以
下では単にメールと言う)は本例の携帯電話装置により
受信されて、RAM6に記憶される。RAM6には複数
のメールを記憶することができ、また、これらのメール
の個々の受信時刻や開封状況などを記憶するテーブルも
備えている。利用者(ユーザ)がRAM6に記憶されて
いる或る一つのメールを開封する操作を行うと、制御部
4はそのメールの開封状況を確認して、例えば、初めて
開くメールであれば上記図3に示した処理を行い、開封
済みのメールであれば上記図4に示した処理を行う。或
いは、例えばメールを受信した時点で上記図3に示した
処理を行う。 【0052】本例における上記図3に示した処理の手順
を説明する。まず、制御部4は「メールを開封しますか
?」といったメッセージを表示部9に表示させ、利用者
はキー入力部7を用いて“開封する”という指示或いは
“開封しない”という指示を選択する(ステップS
1)。メールを開封する場合には、制御部4は、RAM
6が記憶しているアドレス帳から現在のメールの送信者
のメールアドレスに一致するものを検索し(ステップS
2)、一致するメールアドレスがあるときには、アドレ
ス帳にある添付ファイル用などのフラグのデータを取得
する(ステップS3)。 【0053】そして、制御部4は、メールヘッダにある
Content−Typeフィールドを検索する。Co
ntent−Typeフィールドはメールにさまざまな
形式のファイルを添付して受信側でそれを実行すること
ができるようにするためにRFC2045などで規定さ
れたフィールドであり、コンテンツタイプを示すもので
ある。Content−Typeフィールドは、添付さ
れたファイルが無くてテキストデータだけで構成された
メールでは“Content−Type:text/p
lain;”から始まる行になっているが、添付された
ファイルがあるメールでは“Content−Typ
e:multipart/”から始まる行になっている
ので、これにより、制御部4は添付されたファイルの有
無を判断する。 【0054】メールに添付されたファイルがある場合に
は、制御部4は、更に、Content−Typeフィ
ールドの次の行にあるboundaryパラメータの先
頭に“――”(2つのハイフン)を追加した文字列から
始まる行をメール本体から探す。この行は、メール本来
の文章と添付されたファイルが結合されてできたメール
本体において、メール本来の文章と添付されたファイル
との間の境目や或いは添付されたファイル同士の間の境
目を示すものであり、この行の直後に、個々の添付され
たファイルのためのサブヘッダがあり、その後に添付さ
れたファイルが続く構造になっている。サブヘッダに
は、通常、Content−Typeフィールドを含ん
でおり、制御部4は当該Content−Typeフィ
ールドの値を取得する。 【0055】次に、制御部4は、取得したConten
t−Typeフィールドの値により、メロディファイル
やURL以外のメディアタイプであり且つ本例の携帯電
話装置により再生することができるものである例えばテ
キストデータ等であるかどうかを判断する(ステップS
4)。具体的には、Content−Typeフィール
ドはテキストデータであれば“Content−Typ
e:text/plain;”となっており転送メール
であれば“Content−Type:Message
/Rfc822;”などとなっているので、これらのメ
ディアタイプのものを「添付テキストファイル等」と判
断する。 【0056】そして、メールに「添付テキストファイル
等」が添付されていると判断された場合には、制御部4
は、上記の処理(ステップS3)において取得した添付
テキストファイル等の自動実行フラグ(“添付ファイル
自動実行”)が“する”に相当するときには(ステップ
S5)、添付テキストファイル等の自動実行を行う(ス
テップS6)。 【0057】また、メロディファイルについても、同様
に、制御部4は、上記の処理(ステップS3)において
取得したフィールドが“Content−Type:A
udio;”で始まる場合には、メロディファイルが添
付されていると判断して(ステップS7)、更に、メロ
ディファイルの自動再生フラグ(“メロディ自動実
行”)が“する”に相当するときには(ステップS
8)、メロディファイルの自動実行を開始する(ステッ
プS9) 【0058】また、添付アドレスによる画像取得につい
ては、制御部4は、上記の処理(ステップS3)におい
て取得したフィールドが“Content−Type:
message/external−body;acc
ess−type=URL;”で始まり且つ以降の行に
例えば“URL=http://www.a−bcde
fghi.com/images/rogo_h.jp
g”のように記載されるURLが本例の携帯電話装置に
より表示可能な形式の画像ファイルの所在を示すもので
あれば、画像取得のためのURLの記載があると判断し
て(ステップS10)、更に、画像自動取得フラグ
(“画像自動取得”)が“する”に相当するときには
(ステップS11)、画像自動取得を開始する(ステッ
プS12)。 【0059】そして、制御部4は、メール本来の文章を
表示部9に表示し(ステップS13)、画像の自動取得
が行われた場合には当該取得した画像も表示部9に表示
する。以上のように、上記図3に示したステップS2以
降の各ステップの処理では、利用者によるキー操作を必
要とせず、当該各ステップの処理は本例の携帯電話装置
により自動的に行われる。 【0060】本例における上記図4に示した処理の手順
を説明する。この処理は、メールが開封済みである場合
に行われる。まず、制御部4は、メール本来の文章を表
示して(ステップS21)、上記図3に示したステップ
S4の処理と同様に「添付テキストファイル等」がメー
ルに添付されているかどうかを判断し(ステップS2
2)、添付されているときにはランダム関数を用いて例
えば0から9までの間で整数の擬似乱数を算出する(ス
テップS23)。 【0061】次に、制御部4は、例えば図5に示すよう
なダイアログボックスを表示部9に表示することにより
算出した乱数の値(図5で示した例では、1)を示すと
ともに、キー入力部7にある当該乱数の値に対応するキ
ーを点滅表示させ、利用者からの操作を待機する。そし
て、利用者が当該乱数の値と一致するキーを押下すると
(ステップS24)、制御部4は添付テキストファイル
等の実行を行い(ステップS25)、一方、利用者がそ
れ以外のキーを押下すると、制御部4は例えば添付ファ
イルの実行を希望しないと判断して次の処理(ステップ
S26)へ移行することや或いは例えば当該キー操作を
無効と判断して次のキー操作を待機することを行う。ま
た、添付メロディや添付アドレスについても、添付ファ
イルと同様な処理が行われる(ステップS26〜ステッ
プS33)。 【0062】なお、本例において、上記図3に示したス
テップS2の処理などで用いられるメールの送信者のメ
ールアドレスとしては、例えばメールヘッダのFrom
フィールドに記述されたメールアドレスに限られなくと
もよい。一例として、添付されたファイルがあるメール
であり当該添付されたファイルのサブヘッダのCont
ent−Typeフィールドが“Content−Ty
pe:Message/Rfc822;”である場合に
は、当該添付されたファイルを転送メールであるとみな
して、当該添付されたファイルから転送メールのメール
ヘッダに含まれるFromフィールドを抽出して、そこ
に記述されたメールアドレスを送信者のメールアドレス
として併せて用いるような構成とすることもできる。こ
のような構成では、例えば、利用者が携帯電話装置のメ
ールアドレスA1のほかに別のメールアドレスA2を所
有していて、メールアドレスA3から送信されたメール
をメールアドレスA2で一旦受信した後にメールアドレ
スA1へ転送しているような場合においても、当該携帯
電話装置では、本来の送信者のメールアドレスがメール
アドレスA2ではなくメールアドレスA3であると判断
することができる。 【0063】以上のように、本例の携帯電話装置では、
メールにファイルなどを添付することを可能とする携帯
電話サービスにおいて、受信したメールの開封時におけ
る添付ファイルの自動再生や画像の自動取得などの自動
実行処理を制限して実行することが行われる。具体的に
は、本例の携帯電話装置では、受信したメールの添付フ
ァイルなどに関する実行処理を自動的に実行する機能に
関して、メールアドレスと添付ファイルなどの自動実行
に係るフラグデータとを格納するメモリ6や、受信した
メールの送信者のメールアドレスと当該メモリ6に格納
されているメールアドレスとフラグデータに基づいて当
該受信したメールの添付ファイルなどの自動実行を制御
する制御部4を備えた構成において、メモリ6に格納さ
れた少なくとも1つのメールアドレスと受信したメール
の送信者のメールアドレスとが一致して且つそのフラグ
データが自動実行を行うように設定されている場合に、
当該受信したメールの添付ファイルなどの自動実行を行
う。 【0064】また、本例の携帯電話装置では、受信した
メールの開封時に添付ファイルなどの自動実行を行わな
い状態において、例えば添付ファイルを再生する際やイ
ンターネット上の任意のサイトに画像取得を目的として
アクセスする際などには、このような実行処理を特別な
キー操作に応じて実行することが行われる。具体的に
は、本例の携帯電話装置では、受信したメールの添付フ
ァイルなどの実行を行う機能に関して、複数のキーから
成るキー入力部7や、文字や画像を表示する表示部9
や、擬似乱数を算出して当該擬似乱数に対応する情報を
少なくとも表示部9かキー入力部7に表示して当該擬似
乱数に対応するキーが押下されたときに当該添付ファイ
ルなどに関する実行処理を実行する制御部4を備えた構
成において、ランダムに選択されたキー操作が利用者に
より行われた場合に受信メールの添付ファイルなどの実
行を行う。 【0065】このように、本例の携帯電話装置では、例
えば受信したメールの送信者が信頼できる送信相手であ
るか或いは信頼できない(例えば、知らない)送信相手
であるかを判断して、信頼できる送信相手からの受信メ
ールの添付ファイルなどについてはその実行を自動的に
行うようにし、それ以外の受信メールの添付ファイルな
どについてはその実行を行うかどうかを利用者により選
択させるようにする。また、本例の携帯電話装置では、
受信メールの添付ファイルなどの自動実行が行われない
場合においては、当該添付ファイルなどの実行時に実行
を指示するためのキーがランダムに変化することによ
り、実行の確認を利用者により確実に行わせることがで
きる。 【0066】すなわち、受信したメールの添付ファイル
などの自動実行を行う機能を有した携帯電話装置におい
て、例えば従来では自動実行を行うか否か(“する”或
いは“しない”)の設定しかできなかったのに対して、
本例の携帯電話装置では、メールの発信者に応じて自動
実行を行うか否かを制御することができ、また、メール
の発信者が信頼できないような相手である場合には、当
該メールの添付ファイルなどの実行の指示をランダムに
変化する実行キーの押下により行うようにした。 【0067】従って、本例の携帯電話装置では、例えば
メールに静止画像や動画像やメロディなどの添付を可能
とする携帯電話サービスにおいて、受信したメールの添
付ファイルなどの実行に関して携帯電話装置での安全性
を高めることができる。具体的には、本例の携帯電話装
置では、受信したメールの添付ファイルの再生や画像の
自動選択などといった危険を伴う可能性がある動作に関
して制限をかけることができ、この点で安全性を向上さ
せることができる。また、本例の携帯電話装置では、信
頼している人からのメールに関しては添付されたメロデ
ィや画像などを当該メールを開封した時などに自動的に
実行して表示などすることができるため、例えば従来と
比べて、このような自動実行の効果を損なうことが無い
と言える。 【0068】なお、本例では、メールアドレスとメール
の添付情報に関するフラグデータを対応付けて格納する
アドレス帳を記憶するRAM6の機能により自動実行指
定内容記憶手段が構成されており、受信したメールの送
信者のメールアドレスやアドレス帳の内容に基づいてメ
ールの添付情報に関する自動実行処理の実行を制御する
制御部4の機能により自動実行制御手段が構成されてい
る。 【0069】また、本例では、表示部9の機能により表
示手段が構成されており、メールの添付情報に関する実
行処理の実行を制御する制御部4の機能により実行制御
手段が構成されている。また、本例におけるメールの添
付情報に関する実行処理では、制御部4がランダムなキ
ー操作を選択する機能によりキー操作選択手段が構成さ
れており、制御部4が表示部9やキー入力部7に当該選
択したキー操作を表示する機能によりキー操作報知手段
が構成されており、制御部4が当該報知したキー操作が
行われることに応じてメールの添付情報に関する実行処
理を実行する機能により実行手段が構成されている。 【0070】ここで、本発明に係る端末装置などの構成
としては、必ずしも以上に示したものに限られず、種々
な構成が用いられてもよい。なお、本発明は、例えば本
発明に係る処理を実行する方法や、このような方法を実
現するためのプログラムなどとして提供することも可能
である。また、本発明の適用分野としては、必ずしも以
上に示したものに限られず、本発明は、種々な分野に適
用することが可能なものである。 【0071】また、本発明に係る端末装置などにおいて
行われる各種の処理としては、例えばプロセッサやメモ
リ等を備えたハードウエア資源においてプロセッサがR
OM(Read Only Memory)に格納された制御プログラム
を実行することにより制御される構成が用いられてもよ
く、また、例えば当該処理を実行するための各機能手段
が独立したハードウエア回路として構成されてもよい。
また、本発明は上記の制御プログラムを格納したフロッ
ピー(登録商標)ディスクやCD(Compact Disc)−R
OM等のコンピュータにより読み取り可能な記録媒体や
当該プログラム(自体)として把握することもでき、当
該制御プログラムを記録媒体からコンピュータに入力し
てプロセッサに実行させることにより、本発明に係る処
理を遂行させることができる。 【0072】 【発明の効果】以上説明したように、本発明に係る端末
装置では、メールを受信する機能を有した構成におい
て、メールアドレスとメールの添付情報に関する自動実
行処理を実行するか否かについて指定するフラグデータ
とを対応付けて記憶し、受信したメールから抽出される
送信者のメールアドレスと当該記憶されたメールアドレ
ス及びフラグデータに基づいて当該受信メールの添付情
報に関する自動実行処理の実行を制御するようにしたた
め、例えば自動実行処理を実行することがユーザにより
設定されたメールアドレスからのメールについてのみ自
動実行処理が実行されることにより、自動実行処理にお
ける安全性を高めることができる。
【図面の簡単な説明】 【図1】 本発明の一実施例に係る携帯電話装置の構成
例を示す図である。 【図2】 アドレス帳の内容の一例を示す図である。 【図3】 メールの開封時に行われる処理の手順の一例
を示す図である。 【図4】 自動実行を行わない設定状態においてメール
の開封後に行われる処理の手順の一例を示す図である。 【図5】 表示部に表示されるダイアログボックスの一
例を示す図である。 【符号の説明】 1・・アンテナ、 2・・無線部、 3・・ベースバン
ド信号処理部、4・・制御部、 5・・ROM、 6・
・RAM、 7・・キー入力部、8・・選択キー部、
9・・表示部、 10・・音声処理部、11・・マイ
ク、 12・・スピーカ、 13・・リンガ、 21・
・タイマ、

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 【請求項1】 メールを受信する端末装置において、 メールアドレスとメールの添付情報に関する自動実行処
    理を実行するか否かについて指定するフラグデータとを
    対応付けて記憶する自動実行指定内容記憶手段と、 受信したメールから抽出される送信者のメールアドレス
    と自動実行指定内容記憶手段に記憶されたメールアドレ
    ス及びフラグデータに基づいて当該受信メールの添付情
    報に関する自動実行処理の実行を制御する自動実行制御
    手段と、 を備えたことを特徴とする端末装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008072333A (ja) * 2006-09-13 2008-03-27 Softbank Mobile Corp メディア変換メッセージシステム
JP2011259260A (ja) * 2010-06-10 2011-12-22 Nec Corp 通信端末、通信システム、通信方法、および、コンピュータ・プログラム

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JP2011259260A (ja) * 2010-06-10 2011-12-22 Nec Corp 通信端末、通信システム、通信方法、および、コンピュータ・プログラム

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